JPH11143721A - 情報機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントローラのプログラムデータの書き換え
を低コスト、かつオペレータに対する作業負荷を低減す
るようにする。 【解決手段】 メインコントローラ２２は、インターフ
ェイス１８を介して接続されたメモリユニット１６か
ら、プログラムデータの種類、バージョン情報、プログ
ラムデータサイズ、プログラムデータの圧縮方法などの
データ管理情報を読み出す。また、メインコントローラ
２２は、シリアルインターフェイス３４，３６，３８な
どを介してアプリケーションコントローラ２４，２６，
２８の能力やプログラムデータのバージョン情報を取得
する。そして、メインコントローラ２２は、メモリユニ
ット１６より古いバージョンのプログラムを使用してい
るコントローラが有る場合は、プログラムデータの書換
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、情報機器に係り、
さらに詳しくは、着脱可能なメモリユニットとデータ交
換を行うメインコントローラとアプリケーションコント
ローラとの間で画像データバスとシリアルインターフェ
イスを介してデータを授受する情報機器に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来より、プログラムデータが格納され
るプログラム格納メモリをそれぞれ有するメインコント
ローラとアプリケーションコントローラとを備えた情報
機器として、デジタル複写機などがある。例えば、デジ
タル複写機には、原稿画像データを取り込むスキャナユ
ニット、画像データを印字出力するプロッタユニット、
デジタル複写機全体を制御するメインコントローラ、デ
ジタル複写機の操作を行う操作部、公衆回線（ＰＳＴ
Ｎ）等に接続されファクシミリデータの送受信を行うフ
ァクシミリコントローラ、パーソナル・コンピュータ
（以下、ＰＣという）等に接続され、作成された印字デ
ータを前記プロッタユニットに印字出力するためのプリ
ントデータの授受を制御するプリンタコントローラ、Ｐ
Ｃ等に接続され、前記スキャナユニットから取り込まれ
た画像データを利用して編集等に用いるためのスキャナ
データの授受を制御するスキャナコントローラなどを備
えている。上記メインコントローラやアプリケーション
コントローラ内のプログラム格納メモリとしては、例え
ば、フラッシュＲＯＭ（Flash Read Only Memory）など
のようにプログラムデータが書き換え可能な不揮発性メ
モリ、あるいは、プログラムデータの書き換え不可能な
読み出し専用メモリなどで構成されていた。そして、従
来のデジタル複写機において、メインコントローラやア
プリケーションコントローラのプログラムデータを書き
換える場合は、各コントローラ毎にＩＣ（Integrated C
ircuit）カードのようなメモリユニットが着脱可能なイ
ンターフェイスが設けられ、各コントローラ毎の専用メ
モリユニットを接続することにより行われていた。上記
のような、従来の情報機器（デジタル複写機）として
は、例えば、特開平５−３２４３０５号公報などに記載
されているものなどがある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報機器にあっては、コントローラの機能に
よってプログラムデータを変更するためだけにインター
フェイスを設けなくてはならず、その上、複数のコント
ローラのプログラムデータを変更する場合、複数のメモ
リユニットを用意しなくてはならないことから、高コス
トになるという不都合があった。また、その場合、各コ
ントローラ毎にプログラムデータを書き換えるオペレー
ションを行わなくてはならず、オペレータに対する作業
負荷が多くなるという不都合があった。本発明は、かか
る従来技術の有する不都合に鑑みてなされたもので、請
求項１に記載の発明の目的は、コントローラのプログラ
ムデータの書き換えが低コストかつオペレータに対する
作業負荷が低くて済む情報機器を提供することにある。
請求項２に記載の発明の目的は、不要なプログラム変更
を無くして、プログラム変更時間を短縮することが可能
な情報機器を提供することにある。請求項３に記載の発
明の目的は、コントローラの機能に応じて適切な経路を
選択してプログラムデータの書き換えを行うことができ
る情報機器を提供することにある。請求項４に記載の発
明の目的は、プログラム格納メモリが読み出し専用メモ
リであって、新規プログラムデータに書き換える必要の
ある場合に、オペレータにメモリの交換を促すことがで
きる情報機器を提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、プログラムデータが格納された着脱可能なメモリユ
ニットとの間でデータ交換を行うインターフェイスを備
え、機器全体を制御するメインコントローラと、外部機
器と接続されてデータの授受を制御するアプリケーショ
ンコントローラとを有し、前記メインコントローラと前
記アプリケーションコントローラとの間で画像データバ
スとシリアルインターフェイスの少なくとも一方を用い
てデータを授受する情報機器において、前記アプリケー
ションコントローラにプログラムデータの書き換えが可
能な不揮発性メモリから成るプログラム格納メモリと、
前記メインコントローラに前記メモリユニットと前記不
揮発性メモリから成るプログラム格納メモリとの間でプ
ログラムデータの書き換えを行うプログラム書換手段
と、を備え、前記プログラム書換手段で前記プログラム
格納メモリのプログラムデータを書き換える際に、前記
画像データバスと前記シリアルインターフェイスの少な
くとも一方を用いることを特徴とする。この発明によれ
ば、メインコントローラのプログラム書換手段によりア
プリケーションコントローラのプログラム格納メモリと
メインコントローラとの間でプログラムデータを書き換
える際に、画像データバスとシリアルインターフェイス
の少なくとも一方を用いるようにしたため、低コストか
つオペレータに対する作業負荷を低くすることができ
る。請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の情報機
器において、前記メインコントローラには、前記プログ
ラム格納メモリに格納されているプログラムデータのバ
ージョン情報と前記メモリユニットに格納されているプ
ログラムデータのバージョン情報とを比較するバージョ
ン情報比較手段を備え、前記バージョン情報比較手段の
比較結果に基づいて前記メモリユニットに格納されてい
るプログラムデータのバージョンが前記プログラム格納
メモリに格納されているプログラムデータのバージョン
よりも新しい場合にのみ前記プログラム書換手段でプロ
グラムデータの書き換えを行うことを特徴とする。この
発明によれば、メインコントローラのバージョン情報比
較手段によりプログラム格納メモリに格納されているプ
ログラムデータのバージョン情報とメモリユニットに格
納されているプログラムデータのバージョン情報とが比
較され、プログラム書換手段によりメモリユニットに格
納されているプログラムデータがプログラム格納メモリ
に格納されているプログラムデータのバージョンを更新
している場合にのみプログラムデータを書き換えるよう
にしたため、不必要なプログラムデータの書き換えを防
止して、プログラムデータの書き換え時間を短縮するこ
とができる。

【０００５】請求項３に記載の発明は、請求項１に記載
の情報機器において、前記メインコントローラには、前
記アプリケーションコントローラの機能を判別するコン
トローラ判別手段と、前記コントローラ判別手段の判別
結果に基づいて前記画像データバスと前記シリアルイン
ターフェイスの何れかの経路を用いるかを決定する経路
決定手段と、を備え、前記経路決定手段で決定された経
路を用いて前記プログラム書換手段によりプログラムデ
ータの書き換えを行うことを特徴とする。この発明によ
れば、メインコントローラのコントローラ判別手段によ
りアプリケーションコントローラの機能が判別され、経
路決定手段によりコントローラ判別手段の判別結果に基
づいて画像データバスとシリアルインターフェイスの何
れかの経路を用いるかが決定され、プログラム書換手段
により経路決定手段で決定された経路を用いてプログラ
ムデータを書き換えるようにしたため、コントローラの
機能に応じて適切な経路を選択してプログラムデータを
書き換えることができる。請求項４に記載の発明は、請
求項１に記載の情報機器において、前記メインコントロ
ーラには、前記アプリケーションコントローラのプログ
ラム格納メモリとして読み出し専用メモリが用いられて
いることを検出するメモリ情報検出手段と、前記プログ
ラム格納メモリに格納されているプログラムデータのバ
ージョン情報と前記メモリユニットに格納されているプ
ログラムデータのバージョン情報とを比較するバージョ
ン情報比較手段と、前記バージョン情報比較手段の比較
結果に基づいて前記メモリユニットに格納されているプ
ログラムデータのバージョンが前記プログラム格納メモ
リに格納されているプログラムデータのバージョンより
も新しい場合にオペレータにその旨を通知する通知手段
と、を備えることを特徴とする。この発明によれば、メ
インコントローラのメモリ情報検出手段によりアプリケ
ーションコントローラのプログラム格納メモリとして読
み出し専用メモリが用いられていることが検出される
と、バージョン情報比較手段によりプログラム格納メモ
リに格納されているプログラムデータのバージョン情報
とメモリユニットに格納されているプログラムデータの
バージョン情報とが比較され、通知手段によりメモリユ
ニットに格納されているプログラムデータがプログラム
格納メモリに格納されているプログラムデータを更新し
たものである場合にオペレータにその旨を通知するよう
にしたため、プログラム格納メモリが読み出し専用メモ
リであっても、新規プログラムデータに書き換える必要
のある場合、オペレータにメモリの交換を促すことがで
きる。

【０００６】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１及び図２に基づいて説明する。図１には、本実施の形
態に係る情報機器の概略構成を説明するブロック図が示
されており、図２には、図１のメインコントローラ２２
及びアプリケーションコントローラ２４（２６，２８）
の内部構成の詳細を説明するブロック図が示されてい
る。本実施の形態に係る情報機器は、デジタル複写機１
０として実施したものである。このデジタル複写機１０
は、図１において、原稿画像データを取り込むスキャナ
ユニット１２、画像データを印字出力するプロッタユニ
ット１４、各コントローラのプログラム格納メモリに格
納されたプログラムデータを新規なバージョンのデータ
に更新する際に、インターフェイス１８を介して着脱可
能に接続するメモリユニット１６、オペレータがデジタ
ル複写機１０を操作するための操作部２０、デジタル複
写機１０全体の動作を制御するメインコントローラ２
２、公衆回線（ＰＳＴＮ）と接続されファクシミリデー
タを送受信するファクシミリコントローラ２４、ＰＣ４
０に接続されＰＣ４０で作成された印字データ等をプロ
ッタユニット１４に印字出力するためのプリントデータ
の授受を制御するプリンタコントローラ２６、ＰＣ４２
に接続されスキャナユニット１２から取り込まれた画像
データを利用して編集等に用いるスキャナデータの授受
を制御するスキャナコントローラ２８などを備えてい
る。上記ファクシミリコントローラ２４、プリンタコン
トローラ２６、スキャンコントローラ２８は、ここでは
アプリケーションコントローラと総称する。

【０００７】また、上記アプリケーションコントローラ
とメインコントローラ２２との間には、画像データ（イ
メージデータ）を送受する画像データバス（イメージデ
ータバス）３０，３２とともに、シリアルインターフェ
イス３４，３６，３８が設けられている。さらに、本実
施の形態のメインコントローラ２２内には、プログラム
格納メモリに格納されているプログラムデータのバージ
ョン情報とメモリユニットに格納されているプログラム
データのバージョン情報とを比較するバージョン情報比
較部２２ａ、アプリケーションコントローラのプログラ
ム格納メモリとして読み出し専用メモリが用いられてい
ることを検出するメモリ情報検出部２２ｂ、バージョン
情報比較部２２ａの比較結果に基づいてメモリユニット
１６に格納されているプログラムデータのバージョンが
プログラム格納メモリに格納されているプログラムデー
タのバージョンよりも新しい場合に、オペレータに対し
てその旨をアラームや操作部２０にメッセージ表示を行
うなどして通知する通知部２２ｃ、メモリユニットと不
揮発性メモリから成るプログラム格納メモリとの間でプ
ログラムデータの書き換えを行うプログラム書換部２０
ｄ、アプリケーションコントローラの機能を判別するコ
ントローラ判別部２０ｅ、コントローラ判別部２０ｅの
判別結果に基づいて画像データバスとシリアルインター
フェイスの何れかの経路を用いるかを決定する経路決定
部２０ｆなどで構成されている。

【０００８】また、図２に示されるメインコントローラ
２２は、ＣＰＵ２２０、ＲＡＭ２２２、プログラム格納
メモリ（ＲＯＭ）２２４、画像データインターフェイス
２２６、シリアルインターフェイス２２８，２３０、ス
キャナインターフェイス制御部２３２、画像処理部２３
４、プロッタインターフェイス制御部２３６、入出力部
２３８などにより構成されている。さらに、図２に示さ
れるアプリケーションコントローラ（２４，２６，２
８）は、ＣＰＵ２４０、ＲＡＭ２４２、プログラム格納
メモリ（ＲＯＭ）２４４、ＭＯＤＥＭ２４６、符号、復
号化制御部２４８、画像データインターフェイス２５
０、シリアルインターフェイス２５２などにより構成さ
れている。

【０００９】このように構成された本実施の形態に係る
デジタル複写機１０の動作について、以下説明する。ま
ず、メモリユニット１６がインターフェイス１８を介し
てメインコントローラ２２に接続された場合、オペレー
タによる操作、あるいは、不図示のセンサにより接続状
態が検出されると、メインコントローラ２２は、プログ
ラムデータの変更モードに移行する。ここで、メインコ
ントローラ２２のＣＰＵ２２０は、メモリユニット１６
に格納されているプログラムの種類、バージョン情報、
プログラムデータのサイズ、プログラムデータの圧縮方
式などのデータ管理情報をメモリユニット１６から読み
出す。また、メインコントローラ２２のＣＰＵ２２０
は、シリアルインターフェイス２５２，２２８を介して
システムを構成しているアプリケーションコントローラ
２４，２６，２８のそれぞれの能力と、それらアプリケ
ーションコントローラのプログラム格納メモリ２４４に
格納されているプログラムデータのバージョン情報とを
取得する。そこで、メインコントローラ２２のＣＰＵ２
２０は、上記メモリユニット（ＩＣカード）１６に格納
されているよりも古いバージョンのプログラムデータを
使用しているアプリケーションコントローラ２４，２
６，２８を検出した場合は、シリアルインターフェイス
２２８，２５２を介してアプリケーションコントローラ
２４，２６，２８に対して、プログラムデータの転送経
路、データサイズ、圧縮方式などの情報を通知した後、
プログラムデータの転送が行われる。この時、メモリユ
ニット１６に格納されている圧縮データ形式のデータを
展開する能力が無い場合は、メインコントローラ２２に
おいて、コントローラが受け取ることのできる圧縮方式
にデータを変換してから、データ転送が行われる。ま
た、アプリケーションコントローラ２４，２６，２８側
のプログラムデータのバージョンが古い場合であって、
かつ、プログラム格納メモリとしてＵＶＥＰＲＯＭのよ
うなプログラムデータの書き換えのできない読み出し専
用のメモリを使用していることが判明した場合、すなわ
ち、バージョン情報比較部２２ａ及びメモリ情報検出部
２２ｂでこれらを検出した場合は、ＣＰＵ２２０が入出
力部２３８を介して操作部２０上の表示部（図示しな
い）にその旨のメッセージを表示して（通知部２２
ｃ）、オペレータにプログラム格納メモリの交換が促さ
れる。

【００１０】さらに、プログラムデータの変更を行うア
プリケーションコントローラ２４，２６，２８において
は、メインコントローラ２２から送られてきたプログラ
ムデータをメインコントローラ２２から通知された情報
に基づいてＲＡＭ２４２上に展開し、メインコントロー
ラ２２から送られてきたプログラムデータの情報と、実
際に展開されたプログラムデータとが一致した場合にの
み、書き換えを行うプログラム部分を除いて、プログラ
ム格納メモリのデータの書き換えが行われる。これによ
り、書き換えの途中で電源が切られてしまった場合であ
っても、電源再投入後に再度プログラム変更を行うこと
により、システムダウンを防止することが可能となる。
また、メインコントローラ２２のプログラム格納メモリ
２２４のプログラムデータの書き換えは、メモリユニッ
ト１６より直接プログラムデータを読み出すことによ
り、上記したアプリケーションコントローラ２４，２
６，２８の場合と同様にしてプログラムデータの書き換
えが行われる。

【００１１】以上述べたように処理することにより、上
記デジタル複写機１０における全てのコントローラ（ア
プリケーションコントローラ、メインコントローラ）の
プログラム格納メモリ内のプログラムデータを変更する
ことができる。従って、メモリユニット１６に対するイ
ンターフェイスは、１ヶ所あれば良く、メインコントロ
ーラ２２を介して画像データバス３０，３２、あるい
は、シリアルインターフェイス３４，３６，３８などを
用いて行うことから低コスト化できるとともに、オペレ
ータの作業負荷が低減され、また、不要なプログラムの
変更を行わないようにしたため、プログラム変更時間を
短縮することができる。なお、上記アプリケーションコ
ントローラにおけるプログラムデータの書き換え動作に
ついては、ファクシミリコントローラ２４、プリンタコ
ントローラ２６、スキャナコントローラ２８をまとめて
説明したが、その内の何れか１つ、あるいは、２つにつ
いて行うものであっても良い。

【００１２】

【発明の効果】以上説明したように、請求項１に記載の
発明によれば、コントローラのプログラムデータの書き
換えを低コスト、かつオペレータに対する作業負荷を低
くすることができる。請求項２に記載の発明によれば、
不要なプログラムの変更を無くして、プログラムの変更
時間を短縮することができる。請求項３に記載の発明に
よれば、コントローラの機能に応じて適切な経路を選択
してプログラムデータの書き換えを行うことができる。
請求項４に記載の発明によれば、コントローラのプログ
ラム格納メモリが読み出し専用メモリであって、新規プ
ログラムデータに書き換える必要のある場合には、オペ
レータにメモリの交換を促すようにすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本実施の形態に係る情報機器の概略構成を説明
するブロック図である。

【図２】図１のメインコントローラ及びアプリケーショ
ンコントローラの内部構成の詳細を説明するブロック図
である。

【符号の説明】

１０ デジタル複写機、１２ スキャナユニット、
１４ プロッタユニット、１６ メモリユニット、
１８ インターフェイス、２０ 操作部、２２
メインコントローラ、２２ａ バージョン情報比較
部、２２ｂ メモリ情報検出部、２２ｃ 通知部、
２２ｄ プログラム書換部、２２ｅ コントローラ
判別部、２２ｆ 経路決定部、２４ ファクシミリ
コントローラ、２６ プリンタコントローラ、２８
スキャナコントローラ、３０，３２画像データバス、
３４，３６，３８ シリアルインターフェイス

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 プログラムデータが格納された着脱可能
   なメモリユニットとの間でデータ交換を行うインターフ
   ェイスを備え、機器全体を制御するメインコントローラ
   と、外部機器と接続されてデータの授受を制御するアプ
   リケーションコントローラとを有し、前記メインコント
   ローラと前記アプリケーションコントローラとの間で画
   像データバスとシリアルインターフェイスの少なくとも
   一方を用いてデータを授受する情報機器において、 前記アプリケーションコントローラにプログラムデータ
   の書き換えが可能な不揮発性メモリから成るプログラム
   格納メモリと、 前記メインコントローラに前記メモリユニットと前記不
   揮発性メモリから成るプログラム格納メモリとの間でプ
   ログラムデータの書き換えを行うプログラム書換手段
   と、を備え、 前記プログラム書換手段で前記プログラム格納メモリの
   プログラムデータを書き換える際に、前記画像データバ
   スと前記シリアルインターフェイスの少なくとも一方を
   用いることを特徴とする情報機器。
2. 【請求項２】 前記メインコントローラには、 前記プログラム格納メモリに格納されているプログラム
   データのバージョン情報と前記メモリユニットに格納さ
   れているプログラムデータのバージョン情報とを比較す
   るバージョン情報比較手段を備え、 前記バージョン情報比較手段の比較結果に基づいて前記
   メモリユニットに格納されているプログラムデータのバ
   ージョンが前記プログラム格納メモリに格納されている
   プログラムデータのバージョンよりも新しい場合にのみ
   前記プログラム書換手段でプログラムデータの書き換え
   を行うことを特徴とする請求項１に記載の情報機器。
3. 【請求項３】 前記メインコントローラには、 前記アプリケーションコントローラの機能を判別するコ
   ントローラ判別手段と、 前記コントローラ判別手段の判別結果に基づいて前記画
   像データバスと前記シリアルインターフェイスの何れか
   の経路を用いるかを決定する経路決定手段と、を備え、 前記経路決定手段で決定された経路を用いて前記プログ
   ラム書換手段によりプログラムデータの書き換えを行う
   ことを特徴とする請求項１に記載の情報機器。
4. 【請求項４】 前記メインコントローラには、 前記アプリケーションコントローラのプログラム格納メ
   モリとして読み出し専用メモリが用いられていることを
   検出するメモリ情報検出手段と、 前記プログラム格納メモリに格納されているプログラム
   データのバージョン情報と前記メモリユニットに格納さ
   れているプログラムデータのバージョン情報とを比較す
   るバージョン情報比較手段と、 前記バージョン情報比較手段の比較結果に基づいて前記
   メモリユニットに格納されているプログラムデータのバ
   ージョンが前記プログラム格納メモリに格納されている
   プログラムデータのバージョンよりも新しい場合にオペ
   レータにその旨を通知する通知手段と、を備えることを
   特徴とする請求項１に記載の情報機器。