JPH11143645A - ビデオサーバ装置 - Google Patents

ビデオサーバ装置

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JPH11143645A
JPH11143645A JP9311728A JP31172897A JPH11143645A JP H11143645 A JPH11143645 A JP H11143645A JP 9311728 A JP9311728 A JP 9311728A JP 31172897 A JP31172897 A JP 31172897A JP H11143645 A JPH11143645 A JP H11143645A
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JP
Japan
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unit area
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Pending
Application number
JP9311728A
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English (en)
Inventor
Takemasa Maehashi
健雅 前橋
Hideaki Harumoto
英明 春元
Nobuyuki Enoki
信行 榎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して接続された複数の
端末に動画データ等のデータを配信するためのビデオサ
ーバ装置に関するものである。 【解決手段】 記憶メディア22とキャッシュメモリ2
1とにより構成された記憶手段2からインタフェースを
介して、各端末9に対応してデータを一時記憶する先読
みバッファ3へデータ転送を行う際に、所定量のデータ
が上記記憶メディア22より上記キャッシュメモリ21
に先読みされた状態で上記記憶手段2に対してデータ転
送を要求する転送制御手段6を備える。よって、複数回
に分けて行われるデータ転送がデータを転送する先読み
バッファ毎の単位領域で連続することになるので、デー
タが上記記憶メディア22より上記キャッシュメモリ2
1に先読みされた状態でデータ転送を要求することがで
きることになり、上記記憶手段2から上記先読みバッフ
ァ3へのデータ転送速度の低下を防止するができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークを介して
接続された複数の端末に動画データ等のデータを配信す
るためのビデオサーバ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオサーバ装置では、記憶手段
として記憶メディアの搬出ができない記憶装置が使用さ
れており、例えば複数のハードディスクで構成されたRA
IDが使用されることが多かった。この場合、動画データ
等のデータは小容量単位に上記RAIDを構成する各ハード
ディスクにストライピングされて記憶されており、ネッ
トワークを介して接続された各端末には全て同じRAIDに
記憶されたデータを配信していた。
【0003】上記端末からデータ配信要求があれば、端
末毎あるいは転送するファイル毎に設定された一定の周
期で、上記RAIDからデータバスを介してデータを先読み
バッファに一旦転送し、この先読みバッファから上記端
末へデータを配信する。
【0004】このとき、上記RAIDでは、該RAIDを構成す
る各ハードディスクからは小容量単位で読み出し、上記
各ハードディスクに分割して記憶されていたデータをま
とめて一つのデータとして先読みバッファに格納するこ
とで、データの転送性能を向上させていた。
【0005】これら従来技術は、ハードディスクに代表
されるような記憶メディアが搬出できない記憶装置を用
いることを前提にしており、ハードディスクの特性に適
した方法であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記記
憶手段としてDVD装置に代表されるような記憶メディ
アの交換ができる可搬記憶装置が用いられる場合、該可
搬記憶装置に装着する記憶メディアの可搬性を生かすた
めに、データは各記憶メディアにストライプされること
なく、1つの記憶メディアに記憶されることが多い。
【0007】また、上記可搬記憶装置は、一般的にハー
ドディスクに比べてアクセス速度が遅いため、該可搬記
憶装置内部に設けられているデータを一時記憶するキャ
ッシュメモリに必要とするデータがない場合には、デー
タを記憶メディアより上記キャッシュメモリに読み込む
時間が余計にかかり、データ転送速度が遅くなるという
特性を持っている。
【0008】ここで、上記ビデオサーバ装置の記憶手段
として上記可搬記憶装置を用いた場合において、該可搬
記憶装置から上記先読みバッファへのデータの転送につ
いて、以下図5〜7に基づいて説明する。
【0009】ネットワークに接続された各端末9に対応
して設けられた先読みバッファ3は、該先読みバッファ
3の領域を所定数に分割(図6の例では4分割)した領
域(以下、単位領域という)を単位として入出力を行っ
ている。尚、上記可搬記憶装置では規格によって、記憶
メディア22から単位時間当たりに読み出すことができ
るデータ量を示した最大ビットレートが規定されてお
り、この最大ビットレートでデータを配信し続けたと
き、上記端末9が上記単位領域1つ分のデータを消費す
る時間を、基本サイクルと定義する。
【0010】上記端末9にデータを最大ビットレートで
配信している場合、上記基本サイクルごとに、上記先読
みバッファ3のデータがネットワークインタフェースカ
ード(NIC)7、ネットワークHUB8、ネットワー
クを介して上記端末9に配信され、上記先読みバッファ
3の単位領域の1つに空きができる。データバス4のイ
ンタフェースとしてSCSIが使用されている場合、上
記単位領域に空きができると、SCSI制御部5が上記
記憶手段2に対して次のデータの転送を要求する。この
データ転送では、SCSIの規格によって所定の転送デ
ータサイズが決まっており、この転送データサイズが上
記単位領域より小さいので、上記単位領域にはデータが
上記転送データサイズ分ずつ複数回に分けて上記記憶手
段2内の上記キャッシュメモリ21より上記単位領域に
転送される。また、上記単位領域にデータが転送される
と、上記キャッシュメモリ21には新たなデータが上記
記憶メディア22から順次先読みされる。この上記記憶
メディア22から上記キャッシュメモリ21へのデータ
の読み込み速度は、上記キャッシュメモリ21から上記
単位領域への転送速度に比べて遅い。また、上記SCS
Iでは、複数の上記記憶手段2に対しての読み出し要求
を受けている場合の転送順序はランダムである。
【0011】例えば、図5に示す端末9−1に記憶手段
2−1のデータが、端末9−2に記憶手段2−2のデー
タが配信されているとし、上記キャッシュメモリ21の
容量が上記単位領域の容量と同じで上記SCSIの転送
データサイズの4倍であり、上記転送データサイズに相
当する上記キャッシュメモリ21の領域をA、B、C、
Dとする。ここで、先読みバッファ3−1および先読み
バッファ3−2へのデータの転送要求があった場合、上
記各キャッシュメモリ21−1、21−2から上記各先
読みバッファ3−1、3−2の単位領域へのデータ転送
は、図7に示すように上記転送データサイズ分ずつ複数
回に分けて、上記記憶手段2−1のキャッシュメモリ2
1−1から先読みバッファ3−1へのデータ転送と上
記記憶手段2−2のキャッシュメモリ21−2から先読
みバッファ3−2へのデータ転送とがランダムな順序
で行われる。
【0012】よって、図7のように基本サイクルT1
おいて上記キャッシュメモリ21−1のA領域から先読
みバッファ3−1へのデータ転送Aの後にデータ転送
A、B、C、D、B、C、D、という順
序で行われる場合もある。この場合には基本サイクルT
1 の6番目に上記キャッシュメモリ21−1のB領域の
データが転送されており、次の基本サイクルT2 では上
記キャッシュメモリ21−1のB領域に対するデータ転
送の要求が3番目にされたとすれば、この要求があった
時点では上記キャッシュメモリ21−1のB領域にはま
だ記憶メディア22−1よりデータが読み込まれていな
い。そのため、上記記憶メディア22−1より上記キャ
ッシュメモリ21−1のB領域にデータが読み込まれる
まで待つことになり、この間、この上記記憶手段2−1
から先読みバッファ3−1への読み込み処理でデータバ
スが占有される。このことによって、この後の上記記憶
手段2−2に対するデータ転送の要求も上記キャッシュ
メモリ21−1のB領域に対するデータ転送が終わるま
で待つことになる。よって、以上のような場合には実質
の転送速度が遅くなるという問題が生じていた。
【0013】また、新たに他の端末よりデータの配信要
求があった場合、あるいはデータを配信中の端末側で配
信中のデータをスキップさせた場合に、それぞれに対応
した先読みバッファ3へのデータ転送においては、記憶
手段2のキャッシュメモリ21にはそれぞれ必要なデー
タが読み込まれていないため、記憶手段2内の記憶メデ
ィア10からデータを直接あるいはキャッシュメモリ2
1に読み出しながら、先読みバッファ3に転送すること
になる。よって、この転送速度は記憶手段2内の記憶メ
ディア22からデータを読み出す速度とほぼ等価にな
る。例えば、記憶手段2が等倍速のDVDドライブ、デ
ータバス4がSCSI−2の場合で具体的な数値を挙げ
ると、キャッシュメモリ21から読み出した場合は最大
約40Mbpsの転送速度で転送出来るが、記憶メディア22
から読み出した場合は10.08Mbps 、約1/4 に低下する。
よって、そのまま配信すると配信中の他の端末へのデー
タ転送に影響が出るという問題があった。
【0014】本発明は上記の事情に鑑みて提案されたも
のであって、上記記憶手段から上記先読みバッファへの
データ転送速度の低下を防止するビデオサーバ装置を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために以下の手段を採用している。すなわち、デー
タを記憶する記憶メディア22と該各記憶メディア22
に対応して設けられたキャッシュメモリ21とにより構
成された複数の記憶手段2と、該記憶手段2に記憶され
たデータをインタフェースを介して、ネットワークに接
続された各端末9に対応して一時記憶する先読みバッフ
ァ3と、該先読みバッファ3のデータの上記各端末9へ
の配信を制御する先読みバッファ制御手段10とを備え
たビデオサーバ装置1において、上記記憶手段2から上
記先読みバッファ3へのデータ転送に際して、所定量の
データが上記記憶メディア22より上記キャッシュメモ
リ21に先読みされた状態で上記記憶手段2に対してデ
ータ転送を要求する転送制御手段6を備えるという構成
を採用している。
【0016】また、上記転送制御手段6が、上記先読み
バッファ3の所定サイズを一単位として、特定の先読み
バッファ3の一単位領域が空になったことを検出する検
出部62と、該検出部62より上記一単位領域が空であ
るとの通知を受け、該通知を通知順に保持する制御部6
1とを備えた構成としている。
【0017】また、上記検出部62が上記一単位領域へ
のデータ転送を検出する機能を備え、該検出部62が特
定の先読みバッファ3の一単位領域へのデータ転送終了
を検出したときに、上記制御部61に保持された通知順
に基づいて当該または他の特定の先読みバッファ3の一
単位領域へのデータ転送を上記インタフェースに要求す
る。
【0018】したがって、複数回に分けて行われるデー
タ転送がデータを転送する先読みバッファ毎の単位領域
単位で連続することになるので、1つの単位領域へのデ
ータ転送が開始されてから終了されるまでの時間が短縮
する。これにより、次のタイムスロットで読み出すデー
タを上記記憶メディア22より上記キャッシュメモリ2
1に、遅れずに先読みすることができる。このため、実
質の転送速度の低下を防ぐことができる。
【0019】また、上記検出部62が上記記憶手段2か
らデータ転送中である上記一単位領域に書き込まれたデ
ータ量を検出して一単位領域の容量限度になったとき、
一単位領域のデータ転送終了とする構成、あるいは上記
制御部61よりデータ転送の要求を受けた上記インタフ
ェースから上記記憶手段2に送られる転送指示信号に含
まれる転送条件の中の転送データ長を上記検出部62が
読み込み、複数の転送指示信号の該転送データ長の合計
が上記一単位領域の容量限度になったとき、上記一単位
領域のデータ転送終了とする構成とすることができる。
【0020】また、特定の端末9より特定の記憶手段2
に対して新たなデータ転送が要求された時に、上記転送
制御手段6が目的とする記憶手段2に仮のデータ転送、
あるいは上記所定量より小さいサイズ分だけのデータ転
送を要求したのち、上記所定量のデータが上記記憶メデ
ィア22より上記キャッシュメモリ21に先読みされる
時間経過後に、上記記憶手段2にデータ転送を要求する
という手段も採用している。
【0021】また、上記データを配信中の端末より上記
データのスキップを要求された時、上記先読みバッファ
制御手段10は上記先読みバッファ3の配信中の一単位
領域だけは配信を継続し、上記転送制御手段6は上記記
憶手段2から上記先読みバッファの他の一単位領域へデ
ータ転送の中止を要求したのち、スキップ先のデータの
転送が要求されたものとして扱うという手段も採用して
いる。
【0022】よって、特定の端末9より新たにデータの
配信要求があった場合、あるいはデータを配信中の端末
9側で配信中のデータをスキップさせた場合に、上記キ
ャッシュメモリ21にデータを先読みさせてから、先読
みバッファ3へデータを転送する手段を用いることで、
記憶手段2から先読みバッファ3へのデータ転送速度が
低下することを防ぐことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態の全体
システム構成図であり、図2は記憶手段2から先読みバ
ッファ3へのデータ転送を示す説明図であり、図3はデ
ータ転送時のフロー図であり、以下図面に基づいて説明
する。なお、図5に示した構成と同様の部分については
説明を省略し、符号もそのまま用いる。
【0024】ここで、ビデオサーバ装置1より、端末9
−1が記憶手段2−1の動画データ等のデータを、端末
9−2が記憶手段2−1の動画データ等のデータを配信
されているものとする。
【0025】端末9−1及び、端末9−2に最大ビット
レートで配信している場合、上記基本サイクルごとに、
各先読みバッファ3−1、3−2のデータがネットワー
クを介して各端末9−1、9−2に配信され、各先読み
バッファ3−1、3−2の単位領域の1つに空きができ
る。このとき、転送制御手段6の検出部62が上記各先
読みバッファ3−1、3−2の各単位領域に1つの空き
を検出(本実施例では上記先読みバッファ3−1が上記
先読みバッファ3−2より先に単位領域の1つに空きが
生じたとする)し、上記転送制御手段6の制御部61に
対して通知する(S1)。よって該制御部61は、まず
上記先読みバッファ3−1の単位領域の1つが空きであ
るとの通知を受け、次いで上記先読みバッファ3−2の
単位領域の1つが空きであるとの通知を受けることにな
り、上記検出部62からのこの通知順に基づいてSCS
I制御部5に記憶手段2−1から上記先読みバッファ3
−1へのデータ転送を要求する(S2)。なお、上記制
御部61は、上記においてなされた上記検出部62から
の上記先読みバッファ3−2の単位領域の1つが空きで
あるとの通知に基づく上記記憶手段2−2から上記先読
みバッファ3−2へのデータ転送の要求をこの時点では
行わずに上記通知を保持しておく。
【0026】次に上記SCSI制御部5により上記先読
みバッファ3−1の単位領域にデータが上記SCSIの
転送データサイズ分ずつ複数回に分けて上記キャッシュ
メモリ21−1より上記単位領域に転送され、上記検出
部62は上記先読みバッファ3−1のデータが転送され
ている単位領域のデータ量を検出して、該単位領域が転
送されたデータで容量限度になったとき、上記制御部6
1に対して上記単位領域1つ分のデータ転送の終了を通
知する(S3〜S5)。
【0027】この検出部62からの終了通知により、上
記において保持された該検出部62からの上記先読みバ
ッファ3−2の単位領域の1つが空きであるとの通知に
基づいて上記制御部61は上記SCSI制御部5に記憶
手段2−2から上記先読みバッファ3−2へのデータ転
送を要求する(S6)。次に上記と同様に上記先読みバ
ッファ3−2の単位領域にはデータが転送され、上記検
出部62は上記先読みバッファ3−2のデータが転送さ
れている単位領域のデータ量を検出して、該単位領域が
転送されたデータで容量限度になったとき、上記制御部
61に対して上記単位領域1つ分のデータ転送の終了を
通知する(S7〜S9)。
【0028】以上のように上記制御部61は、各記憶手
段2から各単位領域へのデータの転送要求を1つの単位
領域の転送が終了してから上記SCSI制御部5に対し
て行うため、複数回に分けての転送がデータを転送する
先読みバッファ毎の単位領域で連続することになる。こ
のため、図2に示すように、記憶手段2−1から先読み
バッファ3−1への転送中に記憶手段2−2から先読み
バッファ3−2へのデータ転送が割り込まれないため、
従来例で見られたような次の基本サイクルで、記憶手段
内2−1のキャッシュメモリ21−1に先読みデータが
なくなり、先読みバッファ3−1へのデータ転送速度が
低下するという問題が起きない。
【0029】次に、上記転送制御手段が他の構成である
場合について、以下説明する。ここでも、上記実施例と
同様にビデオサーバ装置1より、端末9−1が記憶手段
2−1のデータを、端末9−2が記憶手段2−1のデー
タを配信されているものとする。図4は、この場合のデ
ータ転送時のフロー図である。
【0030】上記実施例と同様に各先読みバッファ3−
1、3−2の単位領域の1つに空きができると上記検出
部62が検出(上記と同様に上記先読みバッファ3−1
が上記先読みバッファ3−2より先に単位領域の1つに
空きが生じたとする)し、上記制御部61に対して通知
する(S11)。該制御部61は、上記検出部62から
の通知順に基づいてSCSI制御部5に記憶手段2−1
から上記先読みバッファ3−1へのデータ転送を要求す
る(S12)。なお、ここでも上記実施例と同様に上記
制御部61は、上記においてなされた上記検出部62か
らの上記先読みバッファ3−2の単位領域の1つが空き
であるとの通知に基づく上記記憶手段2−2から上記先
読みバッファ3−2へのデータ転送の要求をこの時点で
は行わずに上記通知を保持しておく。
【0031】次に上記SCSI制御部5により上記先読
みバッファ3−1の単位領域にはデータが上記SCSI
の転送データサイズ分ずつ複数回に分けて上記キャッシ
ュメモリ21−1より上記単位領域に転送される。この
際の上記SCSI制御部5から記憶手段2−2に送られ
る転送指示信号(転送コマンド)に含まれる転送条件の
中の転送データ長を上記検出部62で読み込み、複数回
の転送における上記転送データ長を合計してこの合計が
上記単位領域の容量と同じになったとき、上記制御部6
1に対して上記単位領域1つ分のデータ転送の終了を通
知する(S13〜S16)。
【0032】この検出部62からの終了通知により、上
記において保持された該検出部62からの上記先読みバ
ッファ3−2の単位領域の1つが空きであるとの通知に
基づいて上記制御部61はSCSI制御部5に記憶手段
2−2から上記先読みバッファ3−2へのデータ転送を
要求する(S17)。次に上記同様に上記先読みバッフ
ァ3−2の単位領域にはデータが転送され、上記転送デ
ータ長の合計が上記単位領域の容量と同じまたはそれ以
上になったとき、上記検出部62が上記制御部61に対
して上記単位領域1つ分のデータ転送の終了を通知する
(S18〜S21)。
【0033】次にデータ配信中に、新たに他の端末より
データの配信要求があった場合の上記記憶手段2から先
読みバッファ3へのデータの転送について、以下説明す
る。ここで、ビデオサーバ装置1より端末9−1のみが
データの配信を受けており、端末9−2が新たに記憶手
段2−2のデータの配信を上記ビデオサーバ装置1に要
求したものとする。上記端末9−2より配信要求を受け
た先読みバッファ制御手段10は、先読みバッファ3−
2を割り当てたことを上記検出部62に通知し、該検出
部62は先読みバッファ3−2が空きであることを上記
制御部61に対して通知する。このとき、先読みバッフ
ァ3−2の全ての単位領域に対してデータ転送を行うこ
とになるが、まず先読みバッファの1つめの単位領域に
データを転送するときに、上記制御部61は記憶手段2
−2から上記先読みバッファ3−2への上記SCSIの
転送データサイズでの1回のデータ転送だけをSCSI
制御部5に要求する。この後、上記制御部61は上記単
位領域へのデータ転送の要求を1基本サイクル以上の時
間だけ中断する。この中断している間に、上記記憶手段
2−2内のキャッシュメモリ21−2に記憶メディア2
2−2より先読みされたデータが蓄積される。上記中断
の後、上記SCSI制御部5に記憶手段2−2から上記
先読みバッファ3−2へのデータ転送を要求し、上記実
施例と同様の制御でデータ転送を行なう。このようにす
ることで、上記記憶手段2−2から先読みバッファ3−
2へのデータ転送の転送開始時において、データバスを
占有する時間を抑えることができ、他の端末へのデータ
転送を妨げることがない。
【0034】次に、端末側で配信中のデータをスキップ
させた場合に、先読みバッファから要求されたデータが
記憶手段内のキャッシュメモリに読み込まれていない場
合の処理について説明する。
【0035】端末9−1で配信中の記憶手段2−1より
のデータをスキップさせた場合に、上記端末9−1より
スキップの要求を受けた先読みバッファ制御手段10
は、先読みバッファ3−1にはスキップ先のデータがな
いため、スキップの要求があった時点で単位領域1つ分
だけスキップ前の先読みデータを上記端末9−1に配信
する。同時に、上記先読みバッファ制御手段10は、上
記検出部62にスキップの要求を通知し、該検出部62
は先読みバッファ3−1の上記1つ分の単位領域以外の
他の単位領域をデータの先読み可能な状態として扱い、
上記制御部61に対してスキップ先のデータの転送を要
求する。上記制御部61は、この時点で上記記憶手段2
−1より先読みバッファ3−1の上記他の単位領域への
データ転送が行なわれていれば、このデータ転送の中止
を要求したのち、スキップ先のデータを上記他の単位領
域へ転送すること要求する。
【0036】なお、このときのデータ転送は、上記実施
例と同様に上記制御部61は記憶手段2−1から上記先
読みバッファ3−1への上記SCSIの転送データサイ
ズでの1回のデータ転送だけをSCSI制御部5に要求
し、上記単位領域へのデータ転送の要求を1基本サイク
ル以上の時間だけ中断する。この中断している間に、上
記記憶手段2−1内のキャッシュメモリ21−1に記憶
メディア22−1より先読みされたデータが蓄積され
る。上記中断の後、上記SCSI制御部5に記憶手段2
−1から先読みバッファ3−1へのデータ転送を要求
し、上記実施例と同様の制御でデータ転送を行なう。
【0037】上記のように、スキップの要求があった時
点で単位領域1つ分だけスキップ前の先読みデータを上
記端末9−1に配信しているので、この間に上記先読み
バッファ3−1にはスキップ先のデータが蓄積されるこ
とになる。
【0038】従って、端末側で配信中のデータをスキッ
プさせた場合に、画像が止まったように見えることな
く、再生動画がスムーズに変わったように見せ、あたか
もデータ転送が高速に行なわれたように見せることがで
きる。従って、このように記憶手段の性能を最大限に引
き出した上で、カバーしきれない点を、データ配信をう
まく制御して、転送速度が遅いという感じをオペレータ
に与えないというメリットが出る。
【0039】なお、上記の2つの実施例では1基本サイ
クル以上の中断の前に、上記SCSIの転送データサイ
ズでの1回のデータ転送だけをSCSI制御部5に要求
しているが、これに代えて仮のデータ転送をSCSI制
御部5に要求することも可能である。これは、上記転送
データサイズでの1回のデータ転送または仮のデータ転
送の要求によって、上記記憶メディア22から上記キャ
ッシュメモリ21へのデータの先読みを行うためであ
る。
【0040】また、上記各実施例では、上記記憶手段2
−1〜2−Nを上記サーバ1に内臓された構成としてい
るが、上記サーバ1に内臓された構成でなくても良い。
また、上記記憶手段2−1〜2−Nは、複数のドライブ
が内蔵され記憶メディアの交換が自由にできるチェンジ
ャのようなものであっても構わない。
【0041】また、上記データバス4のインタフェース
は上記SCSIでなくてもよく、例えばATAPI等の
インタフェースでもよい。なお、この場合上記SCSI
制御部5は使用される上記データバス4のインタフェー
スに応じた制御部に置き換わる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るビデオサー
バ装置では、記憶手段のキャッシュメモリから先読みバ
ッファの単位領域へのデータ転送に際して、複数回に分
けて行われるデータ転送がデータを転送する先読みバッ
ファ毎の単位領域で連続することになるので、データが
上記記憶メディアより上記キャッシュメモリに先読みさ
れた状態でデータ転送を要求することができることにな
り、上記記憶手段から上記先読みバッファへのデータ転
送速度の低下を防止するができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体システム構成図であ
る。
【図2】本発明のデータ転送を示す説明図である。
【図3】本発明のデータ転送時のフロー図である。
【図4】本発明の他の実施例のデータ転送時のフロー図
である。
【図5】従来例の全体システム構成図である。
【図6】先読みバッファの構成図である。
【図7】従来例のデータ転送を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ビデオサーバ装置 2−1〜2−N 記憶手段 21−1〜21−N キャッシュメモリ 22−1〜22−N 記憶メディア 3−1〜3−N 先読みバッファ 4 データバス 5 SCSI制御部 6 転送制御手段 61 制御部 62 検出部 7 ネットワークインターフェースカ
ード(NIC) 8 ネットワークHUB 9−1〜9−N 端末 10 先読みバッファ制御部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記憶する記憶メディアと該各記
    憶メディアに対応して設けられたキャッシュメモリとに
    より構成された複数の記憶手段と、該記憶手段に記憶さ
    れたデータをインタフェースを介して、ネットワークに
    接続された各端末に対応して一時記憶する先読みバッフ
    ァと、該先読みバッファのデータの上記各端末への配信
    を制御する先読みバッファ制御手段とを備えたビデオサ
    ーバ装置において、 上記記憶手段から上記先読みバッファへのデータ転送に
    際して、所定量のデータが上記記憶メディアより上記キ
    ャッシュメモリに先読みされた状態で上記記憶手段に対
    してデータ転送を要求する転送制御手段を備えたことを
    特徴とするビデオサーバ装置。
  2. 【請求項2】 上記転送制御手段が、上記先読みバッフ
    ァの所定サイズを一単位として、特定の先読みバッファ
    の一単位領域が空になったことを検出する検出部と、該
    検出部より上記一単位領域が空であるとの通知を受け、
    該通知を通知順に保持する制御部とを備えた請求項1に
    記載のビデオサーバ装置。
  3. 【請求項3】 上記検出部が上記一単位領域へのデータ
    転送を検出する機能を備え、該検出部が特定の先読みバ
    ッファの一単位領域へのデータ転送終了を検出したとき
    に、上記制御部に保持された通知順に基づいて当該また
    は他の特定の先読みバッファの一単位領域へのデータ転
    送を上記インタフェースに要求する請求項2に記載のビ
    デオサーバ装置。
  4. 【請求項4】 上記検出部が上記記憶手段からデータ転
    送中である上記一単位領域に書き込まれたデータ量を検
    出して該一単位領域の容量限度になったとき、上記一単
    位領域のデータ転送終了とする請求項3に記載のビデオ
    サーバ装置。
  5. 【請求項5】 上記制御部よりデータ転送の要求を受け
    た上記インタフェースから上記記憶手段に送られる転送
    指示信号に含まれる転送条件の中の転送データ長を上記
    検出部が読み込み、複数の転送指示信号の該転送データ
    長の合計が上記一単位領域の容量限度になったとき、上
    記一単位領域のデータ転送終了とする請求項3に記載の
    ビデオサーバ装置。
  6. 【請求項6】 特定の端末より特定の記憶手段に対して
    新たなデータ転送が要求された時に、上記転送制御手段
    が目的とする記憶手段に仮のデータ転送を要求したの
    ち、上記所定量のデータが上記記憶メディアより上記キ
    ャッシュメモリに先読みされる時間経過後に、上記記憶
    手段にデータ転送を要求する請求項1乃至請求項5に記
    載のビデオサーバ装置。
  7. 【請求項7】 特定の端末より特定の記憶手段に対して
    新たなデータ転送が要求された時に、上記転送制御手段
    が目的とする記憶手段に上記所定量より小さいサイズ分
    だけのデータ転送を要求したのち、上記所定量のデータ
    が上記記憶メディアより上記キャッシュメモリに先読み
    される時間経過後に、上記記憶手段にデータ転送を要求
    する請求項1乃至請求項5に記載のビデオサーバ装置。
  8. 【請求項8】 上記データを配信中の端末より上記デー
    タのスキップを要求された時、上記先読みバッファ制御
    手段は上記先読みバッファの配信中の一単位領域だけは
    配信を継続し、上記転送制御手段は上記記憶手段から上
    記先読みバッファの他の一単位領域へデータ転送の中止
    を要求したのち、スキップ先のデータの転送が要求され
    たものとして扱う請求項6または請求項7に記載のビデ
    オサーバ装置。
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