JPH11143543A - 位置決め装置 - Google Patents

位置決め装置

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Publication number
JPH11143543A
JPH11143543A JP31894497A JP31894497A JPH11143543A JP H11143543 A JPH11143543 A JP H11143543A JP 31894497 A JP31894497 A JP 31894497A JP 31894497 A JP31894497 A JP 31894497A JP H11143543 A JPH11143543 A JP H11143543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball screw
linear
moving side
scale
linear actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31894497A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Furukawa
洋 古川
Yoshikazu Nomura
義和 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP31894497A priority Critical patent/JPH11143543A/ja
Publication of JPH11143543A publication Critical patent/JPH11143543A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 位置決めを、ボールねじを用いるオープン型
制御で行う場合がある。そのときは、高価な高精度等級
のボールねじが必要になる。また、リニアスケールを用
いるクローズド型制御の場合は、高価なリニアスケール
が必要で、さらに、それを機械に取り付け、調整する必
要もある。 【解決手段】 リニアアクチュエータの非移動側(ボー
ルねじ42等)に、リニアスケールの目盛に相当するマ
ーク50を書き込む。また、リニアアクチュエータの移
動側(ボールねじナット44等)に、マーク50を読み
取るヘッド52を取り付ける。こうすると、リニアアク
チュエータ自体で、クローズド制御が可能になり、リニ
アスケールが不要になる。したがって、価格が安くな
る。また、高精度で高価なボールねじを使う必要もなく
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リニアアクチュ
エータによる直線変位の、位置決め装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図3に、リニアアクチュエータに、ボー
ルねじ18を用いる、従来のオープン型位置決め制御の
例を示す。12はベース、14はガイドレールで、その
上をテーブル16(移動対象)が、図で左右に移動す
る。ボールねじ18は、例えばテーブル16を貫通し、
ボールねじナット20はテーブル16に内蔵固定されて
いる。22はサーボモータである。
【0003】外部からの指令に基づいて、サーボモータ
22が必要角度だけ回転し、ボールねじナット20(テ
ーブル16)を所定位置まで移動させる。
【0004】図4に、リニアアクチュエータに、リニア
モータ26を用いる、従来のクローズド型位置決め制御
の例を示す。24は例えば工作機械のベッドで、その上
にリニアモータ26の固定側(一次側)28が固定され
る。リニアモータ26の移動側(二次側)30に、例え
ばテーブル32(移動対象)が固定され、図で左右に移
動する。テーブル32の位置決め用に、リニアスケール
34が用いられる。リニアスケール34の基板36はベ
ッド24に固定される。360は目盛を示す。リニアス
ケール34の読み取りヘッド38は、テーブル32に取
り付けられる。
【0005】指令値として移動量が与えられ、制御装置
40が所要の指令を出す。これを受けて、リニアモータ
26の移動側30(テーブル32)が、移動を開始す
る。読み取りヘッド38が目盛360を読み取り、制御
装置40にフィードバックする。制御装置40で、指令
値と移動位置との差がなくなるまで誤差信号を送り続け
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】(1)図3のオープン
型では、ボールねじの精度が、位置決め精度に影響す
る。そのため、高価な高精度等級のものが必要になる。
なお、ボールねじを使用するセミクローズド型制御の場
合も同様である。 (2)図4のクローズド型では、高価なリニアスケール
を使用しなければならない。さらに、それを機械に取り
付け、かつ調整する必要もある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、図1,図2を参考にして述べると、リニアアクチュ
エータの非移動側に、リニアスケールの目盛に相当する
マーク50を書き込み、前記リニアアクチュエータの移
動側に、前記マークを読み取るヘッド52を取り付ける
こと、を特徴とする、
【0008】リニアアクチュエータの「非移動側」とい
うのは、次の意味である。すなわち、リニアアクチュエ
ータが移動させる対象物(工作機械のテーブル等)の移
動方向(例えばx方向)には移動しない側、ということ
である。固定側と言わないのは、上記のように、ボール
ねじを用いる場合、ボールねじは、その場で回転し(し
かし、x方向には移動はしない)、固定ではないからで
ある。
【0009】リニアアクチュエータに、ボールねじを用
いる場合は(図1)、請求項2に記載のように、ボール
ねじ42が、非移動側で、ボールねじナット44が、移
動側である。
【0010】また、リニアアクチュエータに、リニアモ
ータ56を用いる場合は(図2)、モータの固定側58
が、非移動側で、モータの移動側60が、移動側であ
る。
【0011】他に、例えばシリノイド(電動シンリダ)
を用いる場合は(図示せず)、シリンダチューブが非移
動側で、ピストンロッドが移動側となる。
【0012】また、「リニアスケールの目盛に相当する
マーク」というのは、磁気式スケールや光学式スケール
等の基板に設けられている、位置検出のための目盛に相
当するもの、という意味である。
【0013】リニアアクチュエータの非移動側に、リニ
アスケールの目盛に相当するマーク50を書き込み、前
記リニアアクチュエータの移動側に、マークを50読み
取るヘッド52を取り付けると、それ自体でクローズド
制御が可能になり、精密位置決めのために、別途、リニ
アスケールを設ける必要がなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態1】図1の場合で、請求項2に対応
する。42はボールねじ、44はボールねじナット、4
6はサーボモータである。ボールねじナット44に、テ
ーブル48等が固定される。ここまでは、従来と同じで
あるが、ボールねじ42に、あまり高精度のものを用い
る必要はない。
【0015】ボールねじ42の外側面に、マーク50を
書き込む。これが、上記のように、リニアスケールの目
盛に相当する。なお、マーク50の書き込みは、レーザ
や印刷などで行う。ボールねじナット44(又はテーブ
ル48)に、読み取りヘッド52を固定する。
【0016】指令値として移動量が与えられ、制御装置
54が指令を出す。これを受けて、サーボモータ46が
回転し、ボールねじナット44とテーブル48が移動を
開始する。読み取りヘッド52がボールねじ42上のマ
ーク50を読み取り、制御装置54にフィードバックす
る。制御装置54で、指令値と移動位置との差がなくな
るまで誤差信号を送り続ける。行き過ぎれば、逆方向の
速度指令を出し、訂正する。
【0017】
【発明の実施の形態2】図2の場合で、請求項3に対応
する。55は例えば工作機械のベッドで、その上にリニ
アモータ56の固定側58が固定される。リニアモータ
56の移動側60に、テーブル62(移動対象)が取り
付けられ、図で左右に移動する。
【0018】リニアモータ56の固定側58に、リニア
スケールの目盛に相当するマーク50を書き込む。リニ
アモータ56の移動側60(又はテーブル62)に、読
み取りヘッド52を固定する。
【0019】指令値として移動量が与えられ、制御装置
54が、リニアモータ56に指令を出す。これを受け
て、リニアモータ56の移動側60(テーブル62)が
移動を開始する。読み取りヘッド52が、リニアモータ
56の固定側58上のマーク50を読み取り、制御装置
54にフィードバックする。制御装置54で、指令値と
移動位置との差がなくなるまで誤差信号を送り続ける。
【0020】
【発明の効果】精密位置決めのために、別途に位置検出
用のリニアスケールを必要としないので、次の効果があ
る。 価格が安くなる。 リニアスケールを、取り付けたり、調整したりする必
要がない。 高精度で高価なボールねじを使用しないで済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態1の説明図。
【図2】本願発明の実施形態2の説明図。
【図3】従来技術の説明図。
【図4】別の従来技術の説明図。
【符号の説明】
12 ベース 14 ガイドレール 16 テーブル 18 ボールねじ 20 ボールねじナット 22 サーボモータ 24 工作機械のベッド 26 リニアモータ 28 固定側 30 移動側 32 工作機械のテーブル 34 リニアスケール 36 基板 360 目盛 38 読み取りヘッド 40 制御装置 42 ボールねじ 44 ボールねじナット 46 サーボモータ 48 テーブル 50 マーク 52 読み取りヘッド 54 制御装置 55 ベッド 56 リニアモータ 58 固定側 60 移動側 62 テーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアアクチュエータの非移動側に、リ
    ニアスケールの目盛に相当するマークを書き込み、前記
    リニアアクチュエータの移動側に、前記マークを読み取
    るヘッドを取り付けることを特徴とする、位置決め装
    置。
  2. 【請求項2】 リニアアクチュエータの非移動側が、ボ
    ールねじで、移動側がボールねじナットであることを特
    徴とする、第1項記載の位置決め装置。
  3. 【請求項3】 リニアアクチュエータの非移動側が、リ
    ニアモータの固定側で、移動側が当該リニアモータの移
    動側であることを特徴とする、第1項記載の位置決め装
    置。
JP31894497A 1997-11-05 1997-11-05 位置決め装置 Pending JPH11143543A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31894497A JPH11143543A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 位置決め装置

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JP31894497A JPH11143543A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11143543A true JPH11143543A (ja) 1999-05-28

Family

ID=18104741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31894497A Pending JPH11143543A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 位置決め装置

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JP (1) JPH11143543A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196939A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Hiwin Mikrosystem Corp 位置測定フィードバック用コードレス伝送システム

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