JPH11143259A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH11143259A
JPH11143259A JP9304198A JP30419897A JPH11143259A JP H11143259 A JPH11143259 A JP H11143259A JP 9304198 A JP9304198 A JP 9304198A JP 30419897 A JP30419897 A JP 30419897A JP H11143259 A JPH11143259 A JP H11143259A
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JP
Japan
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hot air
printing paper
fixing device
recording medium
support member
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Pending
Application number
JP9304198A
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English (en)
Inventor
Hisanobu Matsuzoe
久宣 松添
Koji Uda
孝司 右田
Yukinori Hara
幸範 原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to CN98123850A priority patent/CN1115607C/zh
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字用紙の先端部が定着装置に突入する際の
印字用紙の先端部の浮き上がりやばたつきの発生を解消
した定着装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 溶融可能なトナー2が付着した印字用紙
3を支持する複数の貫通孔22が設けられた支持部材2
3と、支持部材23の印字用紙3を支持する面に対向し
て設けられた印字用紙3に熱風を吹き付ける熱風手段4
とを備えた構成とし、支持部材23に吹き付ける熱風の
内の相当量を貫通孔22から下方に逃がすことで支持部
材23の表面での熱風の跳ね返り量を少なくした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー等の溶融可
能な記録材を使用する画像形成装置に用いられる熱風定
着方式の定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザープリンタに代表されるよ
うに、解像度に優れ鮮明な画像を形成できる電子写真方
式(トナー方式)の画像形成装置の性能向上が目覚まし
い。そして、画像形成装置の最終的な印字品質を向上さ
せるために定着工程での更なる工夫が待望されている。
【0003】以下、このような画像形成装置の定着工程
に用いられる定着装置について説明する。
【0004】図8は従来の定着装置の構造を示す模式図
であり、図9は従来の定着装置の支持部材の平面図であ
る。図10は従来の定着装置の熱風手段が吹き付けた熱
風が支持部材の表面で跳ね返った状態を示す模式図であ
り、図11は従来の定着装置の熱風手段が吹き付けた熱
風が印字用紙の下に潜り込んだ状態を示す模式図、そし
て図12は従来の定着装置の熱風手段が吹き付けた熱風
が印字用紙の先端部を押さえつけた状態を示す模式図で
ある。
【0005】図8に示すように、従来の定着装置1では
熱風定着方式を採用している。この熱風定着方式では、
記録材の一例としてのトナー2により形成された画像を
転写済みの、記録媒体の一例としての印字用紙3が搬送
されて来ると、熱風手段4から熱風を支持部材5に支持
された印字用紙3に吹き付け、印字用紙3の表面のトナ
ー2を加熱して溶融し印字用紙3に定着している。
【0006】この熱風手段4を大別すると、伝熱部材6
と伝熱部材6に熱エネルギーを付与する熱エネルギー付
与手段7と伝熱部材6の貫通孔8に風を送る送風手段9
とで構成されている。
【0007】伝熱部材6は複数の貫通孔8を設けた1枚
の板を折り曲げて複数層とし、それぞれの層で空気の層
を挟み込んでいる。伝熱部材6は熱エネルギー付与手段
7から熱を伝達されて熱を帯るのであるが、熱エネルギ
ー付与手段7は立ち上がり(加熱)が早く厚みを薄くで
きるセラミックヒータを用い、伝熱部材6は熱伝導率が
良いアルミ板を用いている。送風手段9は送風効率が良
いため得られる風量が多いブロアーファンを用いてお
り、このブロアーファンはドライヤー等に用いられてい
るファンの方式と同様のものである。
【0008】さて、熱風手段での熱風生成の手順を図8
を参照して説明すると、送風手段9で生成された空気流
は、熱エネルギー付与手段7から熱を伝達されて加熱し
た伝熱部材6に吹き付けられ、伝熱部材6へ最上層の貫
通孔8から流入する。最上層の貫通孔8から流入した空
気流は、同じ最上層の貫通孔8から流出する際に貫通孔
8の周囲から熱を奪い拡散する。このように拡散した空
気流は、貫通孔8の周囲以外の伝熱部材6の板の部分に
接触して熱を奪うと共に、1枚の板を折り曲げて形成し
た伝熱部材6の各層の隙間の部分から照射される熱エネ
ルギー付与手段7の直射熱(破線の矢印で示す)で加熱
されながら次の層の貫通孔8に流入する。同様にして、
空気流は各層で伝熱部材6の熱を奪いながら熱風と化
し、最下層の貫通孔8から吹き出して印字用紙3の表面
のトナー2を溶融して印字用紙3に定着する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の熱風定着方式による定着装置1では、図9
に示すように、支持部材5の印字用紙3を載せる部分は
平面である。そして図10に示すように、熱風手段4か
ら印字用紙3に吹き付ける熱風は印字用紙3を裏側から
支えている平らな支持部材5の表面で跳ね返っている。
そのため、印字用紙3の先端部10が熱風手段4に突入
する際には、図11に示すように、支持部材5の表面で
跳ね返った熱風の一部が印字用紙3の先端部10から印
字用紙3の裏側に潜り込むと、印字用紙3の先端部10
が持ち上げられて浮き上がる。そして図12に示すよう
に、浮き上がった印字用紙3の先端部10が今度は上か
ら吹き付ける熱風で支持部材5側に押し付けられるの
で、図11〜図12の動きが繰り返されると印字用紙3
の先端部10のばたつきが発生する。その結果、印字用
紙3の先端部10の周辺のトナー像が乱れたり定着むら
が起こり易いという課題を有していた。
【0010】本発明は以上の課題を解決し、印字用紙の
先端部が定着装置に突入する際の印字用紙の先端部の浮
き上がりやばたつきの発生を解消した定着装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、溶融可能な記録材が付着した記録媒体を支
持する複数の貫通孔が設けられた支持部材と、支持部材
の記録媒体を支持する面に対向して設けられた記録媒体
に熱風を吹き付ける熱風手段とを備えた構成としたもの
である。
【0012】この発明によれば、印字用紙の先端部が定
着装置に突入する際の印字用紙の先端部の浮き上がりや
ばたつきの発生を解消した定着装置を提供することがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、溶融可能な記録材が付着した記録媒体を支持する複
数の貫通孔が設けられた支持部材と、支持部材の記録媒
体を支持する面に対向して設けられた記録媒体に熱風を
吹き付ける熱風手段とを備えたものであり、記録媒体先
端において熱風を記録媒体に吹き付ける場合に発生す
る、支持部材を介して吹き付ける記録媒体の支持部材側
への熱風を無くすことができ、記録媒体の先端が支持部
材から浮くことを防止することができるという作用を有
する。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、記録材がトナーであるものであ
り、記録媒体先端のトナーが熱風手段などに当接しトナ
ー像が乱れることを防止することができるという作用を
有する。
【0015】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1,2の内のいずれか1記載の発明において、熱風手段
より記録媒体の搬送方向上流側に熱風手段より温度の低
い風を記録媒体に吹き付ける冷風手段を備えたものであ
り、トナーの記録媒体へのトナー付着行程等への熱風の
吹き込みを送風手段からの風によって遮断し、トナー付
着行程等でのトナーの溶融、および感光体等の熱による
劣化を防止することができるという作用を有する。
【0016】以下、本発明の実施の形態について説明す
るが、従来例と同一部分には同一の符号を付している。
【0017】(実施の形態1)本発明の一実施の形態の
大要は、従来例では印字用紙の先端が熱風手段に突入す
る際に、熱風手段から吹き付ける熱風が印字用紙が載っ
ている平な支持部材で跳ね返り印字用紙の先端部が浮き
上がったりばたついていたが、支持部材の構造を改めて
印字用紙を載せる部分に複数の貫通孔を設けるように
し、熱風手段から吹き付ける熱風の相当量を支持部材の
貫通孔から下方に逃がすことで支持部材の表面での熱風
の跳ね返りを減少させるように工夫したことである。
【0018】加えて、熱風手段で生成した熱風が熱風手
段の上流側に流入して感光体等を傷めないように熱風手
段の上流側に冷風手段を設け、冷風手段が生成する冷風
によりエアーカーテンを形成することで熱風が熱風手段
の上流側へ流入するのを阻止するように工夫したことで
ある。
【0019】以下、本発明の一実施の形態の詳細を図1
〜図6を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施
の形態による定着装置の構造を示す模式図であり、図2
は本発明の一実施の形態による定着装置の伝熱部材に流
入した空気流の流れを示す模式図である。図3は本発明
の一実施の形態による定着装置の支持部材に設けた貫通
孔を示す平面図であり、図4は本発明の一実施の形態に
よる定着装置の熱風手段が記録媒体に吹き付ける熱風の
流れを示す模式図である。そして図5は本発明の一実施
の形態による定着装置の支持部材に設けた貫通孔を示す
平面図であり、図6〜図7は本発明の一実施の形態によ
る定着装置の冷風手段の構造を示す模式図である。
【0020】図1に示すように、本発明の定着装置21
では熱風定着方式を採用している。この熱風定着方式で
は、記録材の一例としてのトナー2により形成された画
像を転写済みの、記録媒体の一例としての印字用紙3
(OHP用の用紙も含む)が搬送されて来ると、印字用
紙3を載せる部分に複数の貫通孔22を設けた支持部材
23に支持された印字用紙3に熱風手段4から熱風を吹
き付け、印字用紙3の表面のトナー2を加熱して溶融し
印字用紙3に定着している。
【0021】この熱風手段4を大別すると、伝熱部材6
と伝熱部材6に熱エネルギーを付与する熱エネルギー付
与手段7と伝熱部材6の貫通孔8に風を送る送風手段9
とで構成されている。
【0022】伝熱部材6は複数の貫通孔8を設けた1枚
の板を折り曲げて複数層とし、それぞれの層で空気の層
を挟み込んでいる。このような伝熱部材6の構成は簡単
であるので、製造原価を低減できるという長所がある。
伝熱部材6は熱エネルギー付与手段7から熱を伝達され
て熱を帯るのであるが、熱エネルギー付与手段7は立ち
上がり(加熱)が早く厚みを薄くできるセラミックヒー
タを用い、伝熱部材6は熱伝導率が良いアルミ板を用い
ている。もちろん、熱エネルギー付与手段7としてはセ
ラミックヒータ以外でも良いし、伝熱部材6もアルミ板
より熱伝導率が良好な銅板でも差し支えないが、セラミ
ックヒータを用いると熱風手段4を小型化するのが容易
であるという長所がある。送風手段9は送風効率が良い
ため得られる風量が多いブロアーファンを用いており、
このブロアーファンはドライヤー等に用いられているフ
ァンの方式と同様のものである。
【0023】さて、熱風手段4での熱風生成の手順を図
1〜図2を参照して説明すると、送風手段9で生成され
た空気流は、熱エネルギー付与手段7から熱を伝達され
て加熱した伝熱部材6に吹き付けられ、伝熱部材6へ最
上層の貫通孔8から流入する。最上層の貫通孔8から流
入した空気流は、同じ最上層の貫通孔8から流出する際
に貫通孔8の周囲から熱を奪い図2の矢印のように拡散
する。このように拡散した空気流は、貫通孔8の周囲以
外の伝熱部材6の板の部分に接触して熱を奪うと共に、
1枚の板を折り曲げて形成した伝熱部材6の各層の隙間
の部分から照射される熱エネルギー付与手段7からの直
射熱(破線の矢印で示す)で加熱されながら次の層の貫
通孔8に流入する。同様にして、空気流は各層で伝熱部
材6の熱を奪いながら熱風と化し、最下層の貫通孔8か
ら吹き出して印字用紙3の表面のトナー2を溶融して印
字用紙3に定着する。
【0024】ところで、印字用紙3が定着装置21の上
流側から定着装置21側へと搬送されて来ると、印字用
紙3の先端部10が熱風手段4から吹き付ける熱風に曝
(さら)される頃には、支持部材23の表面で跳ね返っ
た熱風により印字用紙3の先端部10は浮き上がろうと
する。
【0025】しかし、図3に示すように、本発明におい
ては支持部材23に複数の貫通孔22を設けている。こ
のため、図4に示すように、本発明においては支持部材
23に吹き付けられた熱風の内の相当量が支持部材23
の印字用紙3を載せる部分に設けられた複数の貫通孔2
2から下方に逃げるので、支持部材23の表面で跳ね返
る熱風の量は搬送されて来る印字用紙3の先端部10を
持ち上げるまでの力がない。そのため、従来例で問題と
なっていた印字用紙3の先端部10の浮き上がりやばた
つきは発生しないようになり、その結果、印字用紙3の
先端部10の周辺のトナー像の乱れや定着むらが起こら
ないので定着工程での印字品質の低下を招くことがな
い。
【0026】なお、支持部材23に設ける貫通孔22の
形状は、図3に示すように円形であっても良いし、ある
いは図5に示すように溝状のものであっても良い。要す
るに熱風手段4から吹き付ける熱風が下方に逃げ易く、
かつ印字用紙3の先端部10が引っ掛からないような形
状に貫通孔22を形成すれば良いのである。
【0027】以上に説明した図1〜図5においては、定
着装置21を熱風手段4と支持部材23とで構成した
が、図6〜図7に示すように定着手段21を熱風手段4
と支持部材23と冷風手段24とで構成しても良い。
【0028】冷風手段24の構造は図6〜図7に示すよ
うになっており、双方とも熱風手段4の上流側に設けて
いる。図6ではブロアーファン等で構成した送風手段9
で冷風(熱していないということであり、常温を意味す
る)を生成し、ノズル25から印字用紙3側へ吹き付け
てエアーカーテンを形成することで、熱風手段4から吹
き出した熱風が冷風手段24より上流へ到達しないよう
にしている。熱風手段4の上流側には印字用紙3にトナ
ー2を転写する場合には感光体があり、熱風で熱せられ
ると感光体の劣化が進み画質の低下を惹起する。また感
光体上で顕像化したトナー2も熱風で溶融する恐れがあ
り、溶融したトナーが感光体に付着すると感光体の清掃
を行わなければならなくなる。そこで、熱風手段4で生
成した熱風を熱風手段4の上流側へ到達させないために
冷風手段24を設置し、冷風手段24で生成した冷風に
よりエアーカーテンを形成して熱風を遮断している。図
7では冷風手段24を熱風手段4と一体化して形成して
おり、送風手段9で生成した空気流を冷風手段24側と
熱風手段4側とに分岐させ、冷風をノズル25から吹き
出してエアーカーテンを形成し熱風手段4から吹き出す
熱風を遮断している。なお、図7に示す冷風手段24の
場合は、送風手段9を熱風手段4と共有しているので装
置の小型化及び製造原価の低減に寄与している。
【0029】図6〜図7に示すように、冷風手段24を
設けた定着装置21においては、印字用紙3を載せる支
持部材23に設ける貫通孔22は冷風手段24の近傍に
まで広げておく必要がある。そうしないと、熱風手段4
の場合と同様に冷風手段24の近傍でも支持部材23に
吹き付けられた冷風が搬送されて来る印字用紙3の先端
部10を浮き上がらせるからである。
【0030】ところで、本発明の定着装置においては電
子写真方式(トナー方式)以外の画像形成装置にも利用
することができ、例えば溶融可能な記録材として熱転写
フイルムを用いた熱転写方式の画像形成装置にも応用で
きる。
【0031】熱転写方式の画像形成装置の場合には、転
写方式の特性上平滑な印字用紙を用いるのが好ましい。
しかし、今日ではコピー紙等の普通紙を用いるのが一般
化してきており、平滑度の低い普通紙を使用した場合に
おける白抜け等の印字品質の低下を克服する必要に迫ら
れている。ここで言う白抜けとは、平滑度が低い印字用
紙の場合には凸部にはインクが載るものの凹部にはイン
クが載らず、凹部周辺が白くインク抜けすることを指す
ものである。
【0032】そこで、このような白抜けが発生した印字
用紙を本発明の定着装置で加熱すると、凸部に載ってい
たインクが溶融して印字用紙に染み込んで広がり、凹部
周辺の白抜けの部分を埋め尽くしてしまう。そのため、
定着後の印字用紙のインクの転写面は光沢も出て綺麗な
ものとなり、最終的な印字品質が大幅に向上するように
なる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、溶融可能
な記録材が付着した記録媒体を支持する複数の貫通孔が
設けられた支持部材と、この支持部材の記録媒体を支持
する面に対向して設けられた記録媒体に熱風を吹き付け
る熱風手段とを備えたことにより、記録媒体先端におい
て熱風を記録媒体に吹き付ける場合に発生する、支持部
材を介して吹き付ける記録媒体の支持部材側への熱風を
無くすことができ、記録媒体の先端が支持部材から浮く
ことを防止することができ、記録媒体が支持部材から浮
き熱風手段等に衝突し記録媒体が搬送されずに紙詰まり
が発生することを防止することができるという有利な効
果が得られる。
【0034】また、記録材がトナーの場合に、記録媒体
先端のトナーが熱風手段などに当接しトナー像が乱れる
ことを防止することができ、高画質の画像が得られると
いう有利な効果が得られる。
【0035】さらに、熱風手段より記録媒体の搬送方向
上流側に熱風手段より温度の低い風を記録媒体に吹き付
ける送風手段を備えたことにより、トナーの記録媒体へ
のトナー付着行程等への熱風の吹き込みを送風手段から
の風によって遮断し、トナー付着行程等でのトナーの溶
融、および感光体等の熱による劣化を防止することがで
き、トナーの溶融、感光体等の劣化による画質の低下を
防止することができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による定着装置の構造を
示す模式図
【図2】本発明の一実施の形態による定着装置の伝熱部
材に流入した空気流の流れを示す模式図
【図3】本発明の一実施の形態による定着装置の支持部
材に設けた貫通孔を示す平面図
【図4】本発明の一実施の形態による定着装置の熱風手
段が記録媒体に吹き付ける熱風の流れを示す模式図
【図5】本発明の一実施の形態による定着装置の支持部
材に設けた貫通孔を示す平面図
【図6】本発明の一実施の形態による定着装置の冷風手
段の構造を示す模式図
【図7】本発明の一実施の形態による定着装置の冷風手
段の構造を示す模式図
【図8】従来の定着装置の構造を示す模式図
【図9】従来の定着装置の支持部材の平面図
【図10】従来の定着装置の熱風手段が吹き付けた熱風
が支持部材の表面で跳ね返った状態を示す模式図
【図11】従来の定着装置の熱風手段が吹き付けた熱風
が印字用紙の下に潜り込んだ状態を示す模式図
【図12】従来の定着装置の熱風手段が吹き付けた熱風
が印字用紙の先端部を押さえつけた状態を示す模式図
【符号の説明】
1 定着装置 2 トナー 3 印字用紙 4 熱風手段 5 支持部材 6 伝熱部材 7 熱エネルギー付与手段 8 貫通孔 9 送風手段 10 先端部 21 定着装置 22 貫通孔 23 支持部材 24 冷風手段 25 ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融可能な記録材が付着した記録媒体を支
    持する複数の貫通孔が設けられた支持部材と、前記支持
    部材の記録媒体を支持する面に対向して設けられた記録
    媒体に熱風を吹き付ける熱風手段とを備えたことを特徴
    とする定着装置。
  2. 【請求項2】記録材がトナーであることを特徴とする請
    求項1記載の定着装置。
  3. 【請求項3】前記熱風手段より記録媒体の搬送方向上流
    側に前記熱風手段より温度の低い風を記録媒体に吹き付
    ける冷風手段を備えたことを特徴とする請求項1,2の
    内のいずれか1記載の定着装置。
JP9304198A 1997-11-06 1997-11-06 定着装置 Pending JPH11143259A (ja)

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JP9304198A JPH11143259A (ja) 1997-11-06 1997-11-06 定着装置
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