JPH1114077A - 暖房機能付風呂給湯装置 - Google Patents
暖房機能付風呂給湯装置Info
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- JPH1114077A JPH1114077A JP18182997A JP18182997A JPH1114077A JP H1114077 A JPH1114077 A JP H1114077A JP 18182997 A JP18182997 A JP 18182997A JP 18182997 A JP18182997 A JP 18182997A JP H1114077 A JPH1114077 A JP H1114077A
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- heating
- water
- heating circuit
- time
- bath
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 暖房機能付風呂給湯装置において、長期不使
用時等に水腐りの発生を抑制することのできる暖房機能
付風呂給湯装置を提供することである。 【解決手段】 循環ポンプが停止してから予め定めた待
機時間が経過した後、追焚等の風呂側回路作動要求が無
いことを確認して、第1入水三方切換弁を暖房戻り連絡
管に、出湯三方切換弁を暖房往き管に切り換えて暖房回
路を形成し、循環ポンプを予め定めた運転時間だけ駆動
して水腐り防止運転を行なった後、循環ポンプを停止さ
せる。
用時等に水腐りの発生を抑制することのできる暖房機能
付風呂給湯装置を提供することである。 【解決手段】 循環ポンプが停止してから予め定めた待
機時間が経過した後、追焚等の風呂側回路作動要求が無
いことを確認して、第1入水三方切換弁を暖房戻り連絡
管に、出湯三方切換弁を暖房往き管に切り換えて暖房回
路を形成し、循環ポンプを予め定めた運転時間だけ駆動
して水腐り防止運転を行なった後、循環ポンプを停止さ
せる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房回路と風呂加
熱回路とで同一の熱交換器を使用する暖房機能付風呂給
湯装置に関する。
熱回路とで同一の熱交換器を使用する暖房機能付風呂給
湯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、暖房回路と風呂加熱回路とで同一
の熱交換器を使用する暖房機能付風呂給湯装置が用いら
れている。一般に、暖房回路と風呂加熱回路とで同一の
熱交換器を使用する暖房機能付風呂給湯装置において
は、加熱装置の熱交換器及び循環ポンプが、暖房回路と
風呂加熱回路とに三方切換弁を介して接続されており、
暖房運転時と風呂加熱時とで三方切換弁を切り換えるこ
とによって暖房運転と風呂加熱とを切り換えている。
の熱交換器を使用する暖房機能付風呂給湯装置が用いら
れている。一般に、暖房回路と風呂加熱回路とで同一の
熱交換器を使用する暖房機能付風呂給湯装置において
は、加熱装置の熱交換器及び循環ポンプが、暖房回路と
風呂加熱回路とに三方切換弁を介して接続されており、
暖房運転時と風呂加熱時とで三方切換弁を切り換えるこ
とによって暖房運転と風呂加熱とを切り換えている。
【0003】ところが、風呂加熱回路は浴槽に連通され
ており、入浴により汚れた水が加熱装置の熱交換器及び
循環ポンプを循環し、暖房運転時に汚れた水が暖房回路
内に循環する、或いは暖房回路側に切り換えた状態で、
暖房運転が長時間行なわれない場合に、暖房回路内に雑
菌が繁殖することがあり、風呂回路側に切り換えた時
に、上記繁殖した雑菌が風呂回路に流入して繁殖する
(水腐り)という恐れがあった。上記問題を解決するた
めに、例えば、特開平8−14589号公報に記載され
た暖房装置は、温水等の熱媒を簡易床マットに循環させ
る暖房装置において、熱媒の温度をダニ等の衛生害虫の
死滅温度より高い温度に上昇させ、熱媒を循環させてい
る。
ており、入浴により汚れた水が加熱装置の熱交換器及び
循環ポンプを循環し、暖房運転時に汚れた水が暖房回路
内に循環する、或いは暖房回路側に切り換えた状態で、
暖房運転が長時間行なわれない場合に、暖房回路内に雑
菌が繁殖することがあり、風呂回路側に切り換えた時
に、上記繁殖した雑菌が風呂回路に流入して繁殖する
(水腐り)という恐れがあった。上記問題を解決するた
めに、例えば、特開平8−14589号公報に記載され
た暖房装置は、温水等の熱媒を簡易床マットに循環させ
る暖房装置において、熱媒の温度をダニ等の衛生害虫の
死滅温度より高い温度に上昇させ、熱媒を循環させてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の暖房装置においては、以下に述べるような問題があ
った。熱媒を衛生害虫の死滅温度より高い温度に上昇さ
せて循環させるから、熱媒の温度が暖房設定温度よりも
高く、暖房運転中においては暖房利用者にとって熱媒温
度が高すぎることになり、快適な暖房が得られなくなる
という問題があった。
来の暖房装置においては、以下に述べるような問題があ
った。熱媒を衛生害虫の死滅温度より高い温度に上昇さ
せて循環させるから、熱媒の温度が暖房設定温度よりも
高く、暖房運転中においては暖房利用者にとって熱媒温
度が高すぎることになり、快適な暖房が得られなくなる
という問題があった。
【0005】本発明の目的は、暖房回路と風呂加熱回路
とで同一の熱交換器及び循環ポンプを使用する暖房機能
付風呂給湯装置において、長期不使用時等に水腐りの発
生を抑制することのできる暖房機能付風呂給湯装置を提
供することである。
とで同一の熱交換器及び循環ポンプを使用する暖房機能
付風呂給湯装置において、長期不使用時等に水腐りの発
生を抑制することのできる暖房機能付風呂給湯装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の暖房機能付風呂給湯装置は、加熱装置の熱交
換器及び循環ポンプに、三方切換弁を介して切り替え可
能に接続された暖房回路と風呂加熱回路とを備えた暖房
機能付風呂給湯装置において、暖房回路が長時間使用さ
れない場合に、予め定めた待機時間毎に、三方切換弁を
暖房回路側に切り替えて循環ポンプを運転し、所定時間
だけ暖房回路内に水流を発生させることにより、一定の
待機時間毎に暖房側回路で循環ポンプを運転することに
よって、長期間暖房回路を使用しない状態が続いた場合
に、暖房回路内に水を循環させて、水を停滞させること
がないから、細菌の繁殖や水腐りの発生を抑制すること
ができる。また、暖房回路内に水流を発生させる際に、
加熱装置の燃焼器を同じ時間燃焼させることにより、一
定の待機時間毎に暖房側回路で暖房運転を行なうことに
よって、長期間暖房回路を使用しない状態が続いた場合
に、細菌の繁殖や水腐りの発生を抑制することができ
る。さらに、上記待機時間経過時を、風呂加熱回路の運
転終了時としたことにより、風呂の加熱運転が終了する
と、その度に暖房回路内に水を循環させて、水を停滞さ
せることがないから、細菌の繁殖や水腐りの発生を抑制
することができるとともに、風呂の加熱運転が終了する
度に、水腐りの防止運転を行なうものであるから、ユー
ザーの動作要求に会った範囲でのみ水腐りの防止運転を
行ない、ユーザーが意図しない時に不意に水腐りの防止
運転が開始されることはない。
に本発明の暖房機能付風呂給湯装置は、加熱装置の熱交
換器及び循環ポンプに、三方切換弁を介して切り替え可
能に接続された暖房回路と風呂加熱回路とを備えた暖房
機能付風呂給湯装置において、暖房回路が長時間使用さ
れない場合に、予め定めた待機時間毎に、三方切換弁を
暖房回路側に切り替えて循環ポンプを運転し、所定時間
だけ暖房回路内に水流を発生させることにより、一定の
待機時間毎に暖房側回路で循環ポンプを運転することに
よって、長期間暖房回路を使用しない状態が続いた場合
に、暖房回路内に水を循環させて、水を停滞させること
がないから、細菌の繁殖や水腐りの発生を抑制すること
ができる。また、暖房回路内に水流を発生させる際に、
加熱装置の燃焼器を同じ時間燃焼させることにより、一
定の待機時間毎に暖房側回路で暖房運転を行なうことに
よって、長期間暖房回路を使用しない状態が続いた場合
に、細菌の繁殖や水腐りの発生を抑制することができ
る。さらに、上記待機時間経過時を、風呂加熱回路の運
転終了時としたことにより、風呂の加熱運転が終了する
と、その度に暖房回路内に水を循環させて、水を停滞さ
せることがないから、細菌の繁殖や水腐りの発生を抑制
することができるとともに、風呂の加熱運転が終了する
度に、水腐りの防止運転を行なうものであるから、ユー
ザーの動作要求に会った範囲でのみ水腐りの防止運転を
行ない、ユーザーが意図しない時に不意に水腐りの防止
運転が開始されることはない。
【0007】
【発明の実施の形態】図を参照して本発明の実施例を説
明する。図4において、本発明を適用する給湯器の一例
について説明すると、風呂暖房用給湯器1と、一般給湯
用給湯器16とを備え、風呂暖房用給湯器1には燃焼器
23で加熱される風呂暖房用熱交換器2が配設され、一
般給湯用給湯器16には燃焼器24で加熱される給湯用
熱交換器17が配設されており、燃焼器23及び24に
はガス供給管25が接続されている。
明する。図4において、本発明を適用する給湯器の一例
について説明すると、風呂暖房用給湯器1と、一般給湯
用給湯器16とを備え、風呂暖房用給湯器1には燃焼器
23で加熱される風呂暖房用熱交換器2が配設され、一
般給湯用給湯器16には燃焼器24で加熱される給湯用
熱交換器17が配設されており、燃焼器23及び24に
はガス供給管25が接続されている。
【0008】風呂暖房用熱交換器2の入口側に戻り管3
が接続され、出口側に往き管4が接続されており、上記
戻り管3に循環ポンプ5が設けられるとともに、戻り管
3が第1入水三方切換弁6の一方の通路に接続されてお
り、上記往き管4が出湯三方切換弁41の一方の通路に
接続され、出湯三方切換弁41の他方の切換側の通路に
は、ラジエータ等に接続された暖房往き管8と、浴槽に
接続された風呂往き管10とがそれぞれ接続されてい
る。
が接続され、出口側に往き管4が接続されており、上記
戻り管3に循環ポンプ5が設けられるとともに、戻り管
3が第1入水三方切換弁6の一方の通路に接続されてお
り、上記往き管4が出湯三方切換弁41の一方の通路に
接続され、出湯三方切換弁41の他方の切換側の通路に
は、ラジエータ等に接続された暖房往き管8と、浴槽に
接続された風呂往き管10とがそれぞれ接続されてい
る。
【0009】第1入水三方切換弁6の他方の切換側の通
路には暖房戻り連絡管72と風呂戻り連絡管91が接続
され、暖房戻り連絡管72には膨張タンク71を介して
暖房戻り管7が接続される。上記風呂戻り連絡管91は
第2入水三方切換弁11の一方の通路に接続されてお
り、第2入水三方切換弁11の他方の切換側の通路に
は、浴槽に連通する風呂戻り管9と、落とし込み弁13
を有する落とし込み連絡管12とが接続されている。落
とし込み弁13は、落とし込み通水量センサ14を介し
て落とし込み管15に接続され、該落とし込み管15は
一般給湯用給湯器16からの給湯管19に接続されてい
る。
路には暖房戻り連絡管72と風呂戻り連絡管91が接続
され、暖房戻り連絡管72には膨張タンク71を介して
暖房戻り管7が接続される。上記風呂戻り連絡管91は
第2入水三方切換弁11の一方の通路に接続されてお
り、第2入水三方切換弁11の他方の切換側の通路に
は、浴槽に連通する風呂戻り管9と、落とし込み弁13
を有する落とし込み連絡管12とが接続されている。落
とし込み弁13は、落とし込み通水量センサ14を介し
て落とし込み管15に接続され、該落とし込み管15は
一般給湯用給湯器16からの給湯管19に接続されてい
る。
【0010】一般給湯用給湯器16の給湯用熱交換器1
7の入口側に、通水量センサ181と給水温度センサ1
82を有する給水管18が接続され、出口側に出湯温度
センサ191と、給湯温度センサ192と、水量調整弁
22とを備えた出湯管19が接続され、給湯温度センサ
192の上流側の出湯管19と給水管18とを連結する
バイパス管20が設けられ、バイパス管20にはバイパ
ス弁21が設けられている。なお、26は各種弁及び循
環ポンプ等の制御を行なうコントローラである。
7の入口側に、通水量センサ181と給水温度センサ1
82を有する給水管18が接続され、出口側に出湯温度
センサ191と、給湯温度センサ192と、水量調整弁
22とを備えた出湯管19が接続され、給湯温度センサ
192の上流側の出湯管19と給水管18とを連結する
バイパス管20が設けられ、バイパス管20にはバイパ
ス弁21が設けられている。なお、26は各種弁及び循
環ポンプ等の制御を行なうコントローラである。
【0011】動作について説明すると、暖房運転時に
は、第1入水三方切換弁6を切り換えて暖房戻り連絡管
72を戻り管3に連通させるとともに、出湯三方切換弁
41を切り換えて往き管4を、ラジエータ等の暖房負荷
に接続された暖房往き管8に連通させ、循環ポンプ5を
駆動して、燃焼器23を燃焼させる。風呂加熱運転時に
は、第2入水三方切換弁11を切り換えて風呂戻り管9
を風呂戻り連絡管91に連通させ、第1入水三方切換弁
6を切り換えて風呂戻り連絡管91を戻り管3に連通さ
せるとともに、出湯三方切換弁41を切り換えて往き管
4を風呂往き管10に連通させ、循環ポンプ5を駆動し
て、燃焼器23を燃焼させる。
は、第1入水三方切換弁6を切り換えて暖房戻り連絡管
72を戻り管3に連通させるとともに、出湯三方切換弁
41を切り換えて往き管4を、ラジエータ等の暖房負荷
に接続された暖房往き管8に連通させ、循環ポンプ5を
駆動して、燃焼器23を燃焼させる。風呂加熱運転時に
は、第2入水三方切換弁11を切り換えて風呂戻り管9
を風呂戻り連絡管91に連通させ、第1入水三方切換弁
6を切り換えて風呂戻り連絡管91を戻り管3に連通さ
せるとともに、出湯三方切換弁41を切り換えて往き管
4を風呂往き管10に連通させ、循環ポンプ5を駆動し
て、燃焼器23を燃焼させる。
【0012】落とし込み運転時には、第2入水三方切換
弁11を切り換えて、落とし込み連絡管12を風呂戻り
連絡管91に連通させ、第1入水三方切換弁6を切り換
えて風呂戻り連絡管91を戻り管3に連通させるととも
に、出湯三方切換弁41を切り換えて往き管4を風呂往
き管10に連通させた後、落とし込み弁13及び一般給
湯用出湯管19の水量調整弁22を開いて、循環ポンプ
5を駆動して、燃焼器23を燃焼させる。一般給湯運転
時には、バイパス弁21の開度を調節して一般給湯用出
湯管19からの出湯温度を調節し、水量調整弁22を開
き、燃焼器24を燃焼させる。
弁11を切り換えて、落とし込み連絡管12を風呂戻り
連絡管91に連通させ、第1入水三方切換弁6を切り換
えて風呂戻り連絡管91を戻り管3に連通させるととも
に、出湯三方切換弁41を切り換えて往き管4を風呂往
き管10に連通させた後、落とし込み弁13及び一般給
湯用出湯管19の水量調整弁22を開いて、循環ポンプ
5を駆動して、燃焼器23を燃焼させる。一般給湯運転
時には、バイパス弁21の開度を調節して一般給湯用出
湯管19からの出湯温度を調節し、水量調整弁22を開
き、燃焼器24を燃焼させる。
【0013】図1のフローチャートにおいて、本発明の
実施例の制御動作について説明すると、暖房運転終了ま
たは水腐り防止運転終了により、循環ポンプ5が停止し
てから予め定めた待機時間Tが経過した後、追焚等の風
呂側回路作動要求が無いことを確認して、第1入水三方
切換弁6を暖房戻り連絡管72に、出湯三方切換弁41
を暖房往き管8に切り換えて暖房回路を形成し、循環ポ
ンプ5を予め定めた運転時間tだけ駆動した後、循環ポ
ンプ5を停止させる。
実施例の制御動作について説明すると、暖房運転終了ま
たは水腐り防止運転終了により、循環ポンプ5が停止し
てから予め定めた待機時間Tが経過した後、追焚等の風
呂側回路作動要求が無いことを確認して、第1入水三方
切換弁6を暖房戻り連絡管72に、出湯三方切換弁41
を暖房往き管8に切り換えて暖房回路を形成し、循環ポ
ンプ5を予め定めた運転時間tだけ駆動した後、循環ポ
ンプ5を停止させる。
【0014】この構成により、一定の待機時間T1 毎に
暖房側回路で循環ポンプを運転することによって、長期
間暖房回路を使用しない状態が続いた場合に、暖房回路
内に水を循環させて、水を停滞させることがないから、
細菌の繁殖や水腐りの発生を抑制することができる。
暖房側回路で循環ポンプを運転することによって、長期
間暖房回路を使用しない状態が続いた場合に、暖房回路
内に水を循環させて、水を停滞させることがないから、
細菌の繁殖や水腐りの発生を抑制することができる。
【0015】図2のフローチャートにより、第2の実施
例について説明する。暖房運転終了または水腐り防止運
転終了により、循環ポンプ5が停止してから予め定めた
待機時間Tが経過した後、追焚等の風呂回路作動要求及
び暖房回路作動要求が無いことを確認して、第1入水三
方切換弁6を暖房戻り連絡管72に、出湯三方切換弁4
1を暖房往き管8に切り換えて暖房回路を形成し、循環
ポンプ5を駆動するとともに燃焼器23の燃焼運転を開
始して暖房運転を開始する。予め定めた暖房運転時間t
O だけ経過した後、循環ポンプ5及び燃焼器23の運転
を停止させる。
例について説明する。暖房運転終了または水腐り防止運
転終了により、循環ポンプ5が停止してから予め定めた
待機時間Tが経過した後、追焚等の風呂回路作動要求及
び暖房回路作動要求が無いことを確認して、第1入水三
方切換弁6を暖房戻り連絡管72に、出湯三方切換弁4
1を暖房往き管8に切り換えて暖房回路を形成し、循環
ポンプ5を駆動するとともに燃焼器23の燃焼運転を開
始して暖房運転を開始する。予め定めた暖房運転時間t
O だけ経過した後、循環ポンプ5及び燃焼器23の運転
を停止させる。
【0016】この構成により、一定の待機時間T1 毎に
暖房側回路で暖房運転を行なうことによって、長期間暖
房回路を使用しない状態が続いた場合に、細菌の繁殖や
水腐りの発生を抑制することができる。なお、水腐り防
止の暖房運転時においては、暖房の設定温度を通常の暖
房温度より低くすることによって、不要な高温暖房を行
なわなくて済むものである。
暖房側回路で暖房運転を行なうことによって、長期間暖
房回路を使用しない状態が続いた場合に、細菌の繁殖や
水腐りの発生を抑制することができる。なお、水腐り防
止の暖房運転時においては、暖房の設定温度を通常の暖
房温度より低くすることによって、不要な高温暖房を行
なわなくて済むものである。
【0017】図3のフローチャートに基づいて第3の実
施例について説明する。風呂側回路の運転が終了即ち循
環ポンプの運転が終了すると、追焚等の風呂回路作動要
求及び暖房回路作動要求が無いことを確認して、第1入
水三方切換弁6を暖房戻り連絡管72に、出湯三方切換
弁41を暖房往き管8に切り換えて暖房回路を形成し、
循環ポンプ5を予め定めた運転時間tだけ駆動した後、
循環ポンプ5を停止させる。
施例について説明する。風呂側回路の運転が終了即ち循
環ポンプの運転が終了すると、追焚等の風呂回路作動要
求及び暖房回路作動要求が無いことを確認して、第1入
水三方切換弁6を暖房戻り連絡管72に、出湯三方切換
弁41を暖房往き管8に切り換えて暖房回路を形成し、
循環ポンプ5を予め定めた運転時間tだけ駆動した後、
循環ポンプ5を停止させる。
【0018】この構成により、長期間暖房回路を使用し
ない状態が続いた場合に、風呂の加熱運転が終了する
と、その度に暖房回路内に水を循環させて、水を停滞さ
せることがないから、細菌の繁殖や水腐りの発生を抑制
することができる。また、風呂の加熱運転が終了する度
に、水腐りの防止運転を行なうものであるから、ユーザ
ーの動作要求に会った範囲でのみ水腐りの防止運転を行
ない、ユーザーが意図しない時に不意に水腐りの防止運
転が開始されることはない。
ない状態が続いた場合に、風呂の加熱運転が終了する
と、その度に暖房回路内に水を循環させて、水を停滞さ
せることがないから、細菌の繁殖や水腐りの発生を抑制
することができる。また、風呂の加熱運転が終了する度
に、水腐りの防止運転を行なうものであるから、ユーザ
ーの動作要求に会った範囲でのみ水腐りの防止運転を行
ない、ユーザーが意図しない時に不意に水腐りの防止運
転が開始されることはない。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
から次に述べる効果を奏する。暖房機能付風呂給湯装置
において、暖房回路が長時間使用されない場合に、予め
定めた待機時間毎に、三方切換弁を暖房回路側に切り替
えて循環ポンプを運転し、所定時間だけ暖房回路内に水
流を発生させることにより、一定の待機時間毎に暖房側
回路で循環ポンプを運転することによって、長期間暖房
回路を使用しない状態が続いた場合に、暖房回路内に水
を循環させて、水を停滞させることがないから、細菌の
繁殖や水腐りの発生を抑制することができる。また、暖
房回路内に水流を発生させる際に、加熱装置の燃焼器を
同じ時間燃焼させることにより、一定の待機時間毎に暖
房側回路で暖房運転を行なうことによって、長期間暖房
回路を使用しない状態が続いた場合に、細菌の繁殖や水
腐りの発生を抑制することができる。さらに、上記待機
時間経過時を、風呂加熱回路の運転終了時としたことに
より、風呂の加熱運転が終了すると、その度に暖房回路
内に水を循環させて、水を停滞させることがないから、
細菌の繁殖や水腐りの発生を抑制することができるとと
もに、風呂の加熱運転が終了する度に、水腐りの防止運
転を行なうものであるから、ユーザーの動作要求に会っ
た範囲でのみ水腐りの防止運転を行ない、ユーザーが意
図しない時に不意に水腐りの防止運転が開始されること
はない。
から次に述べる効果を奏する。暖房機能付風呂給湯装置
において、暖房回路が長時間使用されない場合に、予め
定めた待機時間毎に、三方切換弁を暖房回路側に切り替
えて循環ポンプを運転し、所定時間だけ暖房回路内に水
流を発生させることにより、一定の待機時間毎に暖房側
回路で循環ポンプを運転することによって、長期間暖房
回路を使用しない状態が続いた場合に、暖房回路内に水
を循環させて、水を停滞させることがないから、細菌の
繁殖や水腐りの発生を抑制することができる。また、暖
房回路内に水流を発生させる際に、加熱装置の燃焼器を
同じ時間燃焼させることにより、一定の待機時間毎に暖
房側回路で暖房運転を行なうことによって、長期間暖房
回路を使用しない状態が続いた場合に、細菌の繁殖や水
腐りの発生を抑制することができる。さらに、上記待機
時間経過時を、風呂加熱回路の運転終了時としたことに
より、風呂の加熱運転が終了すると、その度に暖房回路
内に水を循環させて、水を停滞させることがないから、
細菌の繁殖や水腐りの発生を抑制することができるとと
もに、風呂の加熱運転が終了する度に、水腐りの防止運
転を行なうものであるから、ユーザーの動作要求に会っ
た範囲でのみ水腐りの防止運転を行ない、ユーザーが意
図しない時に不意に水腐りの防止運転が開始されること
はない。
【図1】 本発明の第1の実施例を示すフローチャート
である。
である。
【図2】 本発明の第2の実施例を示すフローチャート
である。
である。
【図3】 本発明を第3の実施例を示すフローチャート
である。
である。
【図4】 本発明を適用する暖房機能付風呂給湯装置給
湯器の概略構成図である。
湯器の概略構成図である。
1 風呂暖房用給湯器、2、風呂暖房用熱交換器、5
循環ポンプ 6 第1入水三方切換弁、7 暖房戻り管、8 暖房往
き管、9 風呂戻り管 10 風呂往き管、11 第2入水三方切換弁、16
一般給湯用給湯器 41 出湯三方切換弁
循環ポンプ 6 第1入水三方切換弁、7 暖房戻り管、8 暖房往
き管、9 風呂戻り管 10 風呂往き管、11 第2入水三方切換弁、16
一般給湯用給湯器 41 出湯三方切換弁
Claims (3)
- 【請求項1】 加熱装置の熱交換器及び循環ポンプに、
三方切換弁を介して切り替え可能に接続された暖房回路
と風呂加熱回路とを備えた暖房機能付風呂給湯装置にお
いて、暖房回路が長時間使用されない場合に、予め定め
た待機時間毎に、三方切換弁を暖房回路側に切り替えて
循環ポンプを運転し、所定時間だけ暖房回路内に水流を
発生させることを特徴とする暖房機能付風呂給湯装置。 - 【請求項2】 暖房回路内に水流を発生させる際に、加
熱装置の燃焼器を同じ時間燃焼させることを特徴とする
請求項1記載の暖房機能付風呂給湯装置。 - 【請求項3】 上記待機時間経過時を、風呂加熱回路の
運転終了時としたことを特徴とする請求項1または2記
載の暖房機能付風呂給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18182997A JPH1114077A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 暖房機能付風呂給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18182997A JPH1114077A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 暖房機能付風呂給湯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1114077A true JPH1114077A (ja) | 1999-01-22 |
Family
ID=16107555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18182997A Pending JPH1114077A (ja) | 1997-06-24 | 1997-06-24 | 暖房機能付風呂給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1114077A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011027306A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Gastar Corp | 太陽熱利用熱源装置 |
CN111735158A (zh) * | 2019-03-25 | 2020-10-02 | 林内株式会社 | 供热水装置 |
CN114941907A (zh) * | 2021-02-10 | 2022-08-26 | 芜湖美的厨卫电器制造有限公司 | 加热控制方法、燃气热水器和可读存储介质 |
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1997
- 1997-06-24 JP JP18182997A patent/JPH1114077A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011027306A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Gastar Corp | 太陽熱利用熱源装置 |
CN111735158A (zh) * | 2019-03-25 | 2020-10-02 | 林内株式会社 | 供热水装置 |
CN111735158B (zh) * | 2019-03-25 | 2023-01-13 | 林内株式会社 | 供热水装置 |
CN114941907A (zh) * | 2021-02-10 | 2022-08-26 | 芜湖美的厨卫电器制造有限公司 | 加热控制方法、燃气热水器和可读存储介质 |
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