JPH11140637A - スパッタ装置 - Google Patents
スパッタ装置Info
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- JPH11140637A JPH11140637A JP31066197A JP31066197A JPH11140637A JP H11140637 A JPH11140637 A JP H11140637A JP 31066197 A JP31066197 A JP 31066197A JP 31066197 A JP31066197 A JP 31066197A JP H11140637 A JPH11140637 A JP H11140637A
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- Japan
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- target
- wafer
- anode
- sputtering
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- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ターゲットからウェハ上にスパッタ材の粒子が
飛来する際、広角となるため半導体ウェハ上の微細な凹
凸パターン上での段部カバーリッジが劣化する。この為
製品品質の低下や、ターゲット材の無駄な飛散によるチ
ャンバー側壁の汚染等により設備の稼働率が低下する。 【解決手段】ウェハ11の径より小さい柱状ターゲット
3を用い、半導体ウェハ上をナローギャップ状態を保た
せながら特定のパターン状にターゲットをスキャニング
させる機構と、ナローギャップ状態をモニタ制御する機
構と、回転式柱状ターゲット昇降機構とを有する。
飛来する際、広角となるため半導体ウェハ上の微細な凹
凸パターン上での段部カバーリッジが劣化する。この為
製品品質の低下や、ターゲット材の無駄な飛散によるチ
ャンバー側壁の汚染等により設備の稼働率が低下する。 【解決手段】ウェハ11の径より小さい柱状ターゲット
3を用い、半導体ウェハ上をナローギャップ状態を保た
せながら特定のパターン状にターゲットをスキャニング
させる機構と、ナローギャップ状態をモニタ制御する機
構と、回転式柱状ターゲット昇降機構とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
工程で用いられるスパッタ装置に関する。
工程で用いられるスパッタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なスパッタ装置について図8の構
成図を用いて説明する。
成図を用いて説明する。
【0003】陽極1に保持された半導体ウェハ(以下単
にウェハと云う)11と、この陽極1に対向するターゲ
ット20を同一チャンバー16内に置く。そしてチャン
バー内にグロー放電が発生する環境を作り、弱電プラズ
マを発生させる事によりチャンバー内に流入するスパッ
タガス(例えば:Ar)を電離させて+イオン(例え
ば:Ar+ )とし、この+イオンをグロー放電の陰極側
で発生する陰極降下層で加速して、ターゲット20面へ
衝突させ、この運動エネルギーによりターゲット材(例
えば:Al)の固まりを跳ね飛ばし対面にある陽極側の
ウェハ11に堆積するように構成されている。
にウェハと云う)11と、この陽極1に対向するターゲ
ット20を同一チャンバー16内に置く。そしてチャン
バー内にグロー放電が発生する環境を作り、弱電プラズ
マを発生させる事によりチャンバー内に流入するスパッ
タガス(例えば:Ar)を電離させて+イオン(例え
ば:Ar+ )とし、この+イオンをグロー放電の陰極側
で発生する陰極降下層で加速して、ターゲット20面へ
衝突させ、この運動エネルギーによりターゲット材(例
えば:Al)の固まりを跳ね飛ばし対面にある陽極側の
ウェハ11に堆積するように構成されている。
【0004】特開平4−26759号公報での装置はこ
の基本構成に加え、回転フランジと回転フランジを周縁
部で回転可能にし、且つ周縁部を気密状態に支承するリ
ング状回転シール機構と、リング状もしくは短円筒状の
移動フランジと真空容器との間に軸方向に長さが伸縮す
るシール機構を介装させる事により、ターゲット自体を
回転フランジで回転させ、小さいターゲットで実質的に
大きなターゲットを用いた場合と同様に膜厚の均一性を
向上させるというものである。
の基本構成に加え、回転フランジと回転フランジを周縁
部で回転可能にし、且つ周縁部を気密状態に支承するリ
ング状回転シール機構と、リング状もしくは短円筒状の
移動フランジと真空容器との間に軸方向に長さが伸縮す
るシール機構を介装させる事により、ターゲット自体を
回転フランジで回転させ、小さいターゲットで実質的に
大きなターゲットを用いた場合と同様に膜厚の均一性を
向上させるというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の問題点は、従来
のスパッタ装置では、半導体ウェハ表面の凹凸にたいし
てその表面に均一に堆積させたいスパッタ膜の段部での
カバーリッジが悪い事である。
のスパッタ装置では、半導体ウェハ表面の凹凸にたいし
てその表面に均一に堆積させたいスパッタ膜の段部での
カバーリッジが悪い事である。
【0006】その理由は、ウェハ上の凹凸パターンに対
してターゲット面が十分に大きいため、ターゲット上か
ら飛来するターゲット材の飛来角が大きくなる為であ
る。
してターゲット面が十分に大きいため、ターゲット上か
ら飛来するターゲット材の飛来角が大きくなる為であ
る。
【0007】第2の問題点は、設備の構造に起因する半
導体ウェハの膜厚ムラ(中央部が厚く、周辺部が薄い)
が発生する事である。
導体ウェハの膜厚ムラ(中央部が厚く、周辺部が薄い)
が発生する事である。
【0008】その理由は、半導体ウェハとターゲットが
図8のように相対する位置で固定されているため、ウェ
ハ中央部へのターゲット材の飛来確率が高くなるためで
ある。現状、半導体ウェハの径をターゲットの径より小
さくすることで影響を小さくしようとしているが、ウェ
ハとターゲット間距離が十分にあるため大きな効果が見
られない。
図8のように相対する位置で固定されているため、ウェ
ハ中央部へのターゲット材の飛来確率が高くなるためで
ある。現状、半導体ウェハの径をターゲットの径より小
さくすることで影響を小さくしようとしているが、ウェ
ハとターゲット間距離が十分にあるため大きな効果が見
られない。
【0009】この改善方法の一つとして特開平4−26
759号公報に記載されているように、小さなターゲッ
トで大きなターゲットを用いたのと同じ効果を得るとい
う方法もあるが、これは回転フランジを中心とした疑似
的な大きいターゲットを作るものであり、膜の均一性は
幾分改善されるものの、膜厚ムラの傾向は変らない。し
かもスパッタレートやスパッタ効率が低下すると共に、
ターゲットの回転によるウェハ凹凸面に対するカーバレ
ッジの劣化が大きくなるという問題がある。
759号公報に記載されているように、小さなターゲッ
トで大きなターゲットを用いたのと同じ効果を得るとい
う方法もあるが、これは回転フランジを中心とした疑似
的な大きいターゲットを作るものであり、膜の均一性は
幾分改善されるものの、膜厚ムラの傾向は変らない。し
かもスパッタレートやスパッタ効率が低下すると共に、
ターゲットの回転によるウェハ凹凸面に対するカーバレ
ッジの劣化が大きくなるという問題がある。
【0010】第3の問題点は、半導体ウェハとターゲッ
ト間距離が十分にあるため、ターゲット表面でスパッタ
ガスにより四散したターゲット材の大部分が半導体ウェ
ハ表面以外のチャンバー側壁部に付着しパーティクルと
なりチャンバーを汚染する事である。
ト間距離が十分にあるため、ターゲット表面でスパッタ
ガスにより四散したターゲット材の大部分が半導体ウェ
ハ表面以外のチャンバー側壁部に付着しパーティクルと
なりチャンバーを汚染する事である。
【0011】第4の問題点は、ターゲット表面をスパッ
タする際、電界のムラがそのままターゲット表面に凹凸
として現れる(エロージョン)ことにより、本来のター
ゲット寿命よりも早期にターゲットを交換する必要が発
生する事である。また、ターゲットにしても、第3の問
題点の関係もあり、余りメンテナンス期間を長くできな
いためスパッタ材の層の薄い短時間仕様のものが使われ
ているが、そのことにより、メンテナンス頻度が過剰に
なり設備稼働率が低下する。
タする際、電界のムラがそのままターゲット表面に凹凸
として現れる(エロージョン)ことにより、本来のター
ゲット寿命よりも早期にターゲットを交換する必要が発
生する事である。また、ターゲットにしても、第3の問
題点の関係もあり、余りメンテナンス期間を長くできな
いためスパッタ材の層の薄い短時間仕様のものが使われ
ているが、そのことにより、メンテナンス頻度が過剰に
なり設備稼働率が低下する。
【0012】その理由は、ターゲットとウェハが固定さ
れているため、ターゲット表面に発生する電界強度のム
ラにより電離したスパッタガスの衝突頻度と強度がター
ゲット面に、固定した凹凸のムラをつくるからである。
れているため、ターゲット表面に発生する電界強度のム
ラにより電離したスパッタガスの衝突頻度と強度がター
ゲット面に、固定した凹凸のムラをつくるからである。
【0013】そのため凹のターゲット膜厚でターゲット
寿命が制限される(ターゲット材の層の薄い構造のため
凸にあわせて使用すると凹部分はターゲット材を取り付
けている地金をスパッタしてしまうことになる)上に、
ターゲット表面の凹凸による半導体ウェハ面へのムラの
転写も危惧されることになる。
寿命が制限される(ターゲット材の層の薄い構造のため
凸にあわせて使用すると凹部分はターゲット材を取り付
けている地金をスパッタしてしまうことになる)上に、
ターゲット表面の凹凸による半導体ウェハ面へのムラの
転写も危惧されることになる。
【0014】本発明の第1の目的は、ウェハの凹凸面に
もカバレッジ良くスパッタ膜を形成できるスパッタ装置
を提供することにある。
もカバレッジ良くスパッタ膜を形成できるスパッタ装置
を提供することにある。
【0015】本発明の第2の目的は、チャンバー壁面か
らのパーティクルの発生を抑制できるスパッタ装置を提
供することにある。
らのパーティクルの発生を抑制できるスパッタ装置を提
供することにある。
【0016】本発明の第3の目的は、ターゲット寿命の
低下によるメンテナンス頻度を少くできるスパッタ装置
を提供することにある。
低下によるメンテナンス頻度を少くできるスパッタ装置
を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明のスパッタ装置
は、半導体ウェハを保持する陽極と、この陽極に対向し
て設けられ前記ウェハより径の小さい1つないし複数の
ターゲットと、前記ウェハの表面に対して一定のナロー
ギャップを保ちながら特定のパターン状に前記ターゲッ
トをスキャンさせるターゲットスキャン手段とを含むこ
とを特徴とするものである。
は、半導体ウェハを保持する陽極と、この陽極に対向し
て設けられ前記ウェハより径の小さい1つないし複数の
ターゲットと、前記ウェハの表面に対して一定のナロー
ギャップを保ちながら特定のパターン状に前記ターゲッ
トをスキャンさせるターゲットスキャン手段とを含むこ
とを特徴とするものである。
【0018】本発明のスパッタ装置は、ターゲット径を
半導体ウェハより小さくし、ウェハ面上を特定のパター
ン状にスキャンニングさせる為、従来のウェハの中央部
が薄くなる設備構造に起因する問題を解決できる。
半導体ウェハより小さくし、ウェハ面上を特定のパター
ン状にスキャンニングさせる為、従来のウェハの中央部
が薄くなる設備構造に起因する問題を解決できる。
【0019】本発明のスパッタ装置のように、ナローギ
ャップ状態で図7に示す様に、ピンポイントで見た場
合、ターゲットのヘッドに近いウェハ部分を中心として
同心円状にスパッタ膜が生成される。この際の同心円状
の膜厚分布を考慮したスキャンニングパターンと速度を
設定する事により、ウェハ面上に成長膜厚の均一なスパ
ッタ膜を形成できる。そのための装置動作状態のモニタ
リングファクタとして、ターゲットと半導体ウェハ間の
ギャップモニタを行う事により、ピンポイントのスパッ
タ量をモニタする機構を有している。
ャップ状態で図7に示す様に、ピンポイントで見た場
合、ターゲットのヘッドに近いウェハ部分を中心として
同心円状にスパッタ膜が生成される。この際の同心円状
の膜厚分布を考慮したスキャンニングパターンと速度を
設定する事により、ウェハ面上に成長膜厚の均一なスパ
ッタ膜を形成できる。そのための装置動作状態のモニタ
リングファクタとして、ターゲットと半導体ウェハ間の
ギャップモニタを行う事により、ピンポイントのスパッ
タ量をモニタする機構を有している。
【0020】また、対ウェハスパッタ材の飛来角を改善
するため及びスパッタ材以外のスパッタを防ぐ為に図6
(a)に示すように、ターゲット側面に絶縁シールド及
び電磁シールドからなる障壁を有している。
するため及びスパッタ材以外のスパッタを防ぐ為に図6
(a)に示すように、ターゲット側面に絶縁シールド及
び電磁シールドからなる障壁を有している。
【0021】この障壁の間口とターゲットスパッタ面の
位置関係により、対ウェハスパッタ材の飛来角を自在に
調整する事が可能となる。
位置関係により、対ウェハスパッタ材の飛来角を自在に
調整する事が可能となる。
【0022】基本的に従来のターゲットより十分小さい
分飛来角は小さい上に、ターゲットのスパッタ面を周囲
の障壁面より下げる事により、ターゲット材の飛散方向
をウェハに垂直な方向のみに制限したり、電磁シールド
により垂直に近い方向に多少収束させる効果を有する。
分飛来角は小さい上に、ターゲットのスパッタ面を周囲
の障壁面より下げる事により、ターゲット材の飛散方向
をウェハに垂直な方向のみに制限したり、電磁シールド
により垂直に近い方向に多少収束させる効果を有する。
【0023】最後にターゲットのスパッタ面と半導体ウ
ェハ間をナローギャップ(数mm〜数cm)を保たせな
がらスパッタを行う事により、従来スパッタ材の無駄
(大部分は半導体ウェハ上以外の処理チャンバー側壁に
付着)を低減し、且つ柱状ターゲットと回転式ターゲッ
ト面調整機構により、ターゲット寿命を大幅に長くする
ことができるため、パーティクルの低減、メンテナンス
頻度の低下及び設備稼働率の向上を実現できる。
ェハ間をナローギャップ(数mm〜数cm)を保たせな
がらスパッタを行う事により、従来スパッタ材の無駄
(大部分は半導体ウェハ上以外の処理チャンバー側壁に
付着)を低減し、且つ柱状ターゲットと回転式ターゲッ
ト面調整機構により、ターゲット寿命を大幅に長くする
ことができるため、パーティクルの低減、メンテナンス
頻度の低下及び設備稼働率の向上を実現できる。
【0024】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。図1(a),(b)は本発明の第1の実施
の形態を説明する為のスパッタ装置(ターゲット回転ス
キャン式)の構成図及びターゲット部の上面図である。
て説明する。図1(a),(b)は本発明の第1の実施
の形態を説明する為のスパッタ装置(ターゲット回転ス
キャン式)の構成図及びターゲット部の上面図である。
【0025】図1(a),(b)を参照すると第1の実
施の形態のスパッタ装置は、チャンバー16内に設けら
れウェハ(試料)11を保持する陽極1と、この陽極1
の下方に位置し陽極1に対向して設けられ、ウェハ11
より径の小さい柱状ターゲット3と、慣性リング2とモ
ータ等からなる回転駆動機構7とターゲットベース9と
ターゲット10等からなり、ウェハ11の表面に対して
一定のナローギャップを保ちながら特定のパターン状に
柱状ターゲット3をスキャンさせるターゲットスキャン
手段と、ウェハ11の表面とターゲット3の表面間の静
電容量にてギャップをモニタするギャップモニタ8、及
びターゲット駆動コントローラ18とから主に構成され
ている。
施の形態のスパッタ装置は、チャンバー16内に設けら
れウェハ(試料)11を保持する陽極1と、この陽極1
の下方に位置し陽極1に対向して設けられ、ウェハ11
より径の小さい柱状ターゲット3と、慣性リング2とモ
ータ等からなる回転駆動機構7とターゲットベース9と
ターゲット10等からなり、ウェハ11の表面に対して
一定のナローギャップを保ちながら特定のパターン状に
柱状ターゲット3をスキャンさせるターゲットスキャン
手段と、ウェハ11の表面とターゲット3の表面間の静
電容量にてギャップをモニタするギャップモニタ8、及
びターゲット駆動コントローラ18とから主に構成され
ている。
【0026】尚、図1において4はターゲットシール
ド、5はスパッタガス導入部、6は排気口、19は防塵
シートである。又ギャップモニタとしてはマイケルソン
モーレの干渉計を用いたレーザ光ギャップ測定器やマイ
クロメータ等を用いることができる。
ド、5はスパッタガス導入部、6は排気口、19は防塵
シートである。又ギャップモニタとしてはマイケルソン
モーレの干渉計を用いたレーザ光ギャップ測定器やマイ
クロメータ等を用いることができる。
【0027】このように構成された第1の実施の形態で
は、図1(b)に示したように、ターゲットベースの慣
性リング2の中央をターゲットレール10が走り、ター
ゲットベース9がそれに沿って移動する構造を持ち、慣
性リング2が回転し、ターゲットベース9がターゲット
レール10上を移動する事で、同心円状のスパッタをウ
ェハ11の表面方向に沿って実施できるようになってい
る。
は、図1(b)に示したように、ターゲットベースの慣
性リング2の中央をターゲットレール10が走り、ター
ゲットベース9がそれに沿って移動する構造を持ち、慣
性リング2が回転し、ターゲットベース9がターゲット
レール10上を移動する事で、同心円状のスパッタをウ
ェハ11の表面方向に沿って実施できるようになってい
る。
【0028】駆動コントローラ18は、X・Y方向のタ
ーゲットベース9の位置の検出及びそのターゲットベー
ス9の位置を制御する機能、並びに移動するターゲット
ベース9の回転軸からの距離に対してウェハ上のスキャ
ンスピード(線速度)が一定になる様にコントロールす
る機能を有している。故に、ターゲットベース9の移動
速度及び精度によりウェハ11上に形成されるスパッタ
膜の膜厚ムラが決定される。
ーゲットベース9の位置の検出及びそのターゲットベー
ス9の位置を制御する機能、並びに移動するターゲット
ベース9の回転軸からの距離に対してウェハ上のスキャ
ンスピード(線速度)が一定になる様にコントロールす
る機能を有している。故に、ターゲットベース9の移動
速度及び精度によりウェハ11上に形成されるスパッタ
膜の膜厚ムラが決定される。
【0029】駆動コントローラ18の制御によりターゲ
ット3の描くパターンは、例えば図5(a)に示す様な
スキャニングパターンとなる。この際ウェハ上の均一な
スパッタ膜の成長が必要であるため、半導体ウェハ11
の中心からの距離に応じてターゲットベースの慣性リン
グ2の回転数を調整し、常にウェハ11と柱状ターゲッ
ト3のスパッタ面の相対スピードが一定(線速度一定)
となる様に調整することにより、図7に示す様に、ピン
ポイントでの膜厚を一定にすることで均一な同心円状の
スパッタ膜を成長できる。
ット3の描くパターンは、例えば図5(a)に示す様な
スキャニングパターンとなる。この際ウェハ上の均一な
スパッタ膜の成長が必要であるため、半導体ウェハ11
の中心からの距離に応じてターゲットベースの慣性リン
グ2の回転数を調整し、常にウェハ11と柱状ターゲッ
ト3のスパッタ面の相対スピードが一定(線速度一定)
となる様に調整することにより、図7に示す様に、ピン
ポイントでの膜厚を一定にすることで均一な同心円状の
スパッタ膜を成長できる。
【0030】また、この構造の場合、ターゲットベース
9が回転しながらウェハ径の方向に移動するため、その
自重により回転動作が偏芯したり、振動したりして動作
精度に悪影響を及ぼすため大きな慣性質量を持つターゲ
ットベースの慣性リング2を取りつけることにより、こ
れらの悪影響をなくしている。
9が回転しながらウェハ径の方向に移動するため、その
自重により回転動作が偏芯したり、振動したりして動作
精度に悪影響を及ぼすため大きな慣性質量を持つターゲ
ットベースの慣性リング2を取りつけることにより、こ
れらの悪影響をなくしている。
【0031】柱状ターゲット3は、図4に示すように、
駆動部を持つターゲットベース9上に柱状ターゲット3
が乗っている構造となっている。この柱状ターゲット3
の下部に、陰極側ギャップモニタ電極13及び回転式の
ターゲット昇降機14がつく構造であり、柱状ターゲッ
ト3の周りを図6に示すように、電磁保護シールド4C
と絶縁シールド4Aで囲む構造となっている。
駆動部を持つターゲットベース9上に柱状ターゲット3
が乗っている構造となっている。この柱状ターゲット3
の下部に、陰極側ギャップモニタ電極13及び回転式の
ターゲット昇降機14がつく構造であり、柱状ターゲッ
ト3の周りを図6に示すように、電磁保護シールド4C
と絶縁シールド4Aで囲む構造となっている。
【0032】また、柱状ターゲット3は図4に示したよ
うに、ターゲット昇降用溝15を持ち、回転式のターゲ
ット昇降機14の回転、上下動作及びターゲット固定に
より、確実で正確なターゲットの上下動作が可能な機能
を持っている。
うに、ターゲット昇降用溝15を持ち、回転式のターゲ
ット昇降機14の回転、上下動作及びターゲット固定に
より、確実で正確なターゲットの上下動作が可能な機能
を持っている。
【0033】次にターゲットスパッタ時の飛来角につい
て図6を用いて説明する。図6(a)に示す様に、柱状
ターゲット3の周りには、石英、テフロン、樹脂膜等か
らなる絶縁シールド4Aとコイル等からなる電磁発生・
スパッタ保護シールド4Bから構成される障壁が形成さ
れている。
て図6を用いて説明する。図6(a)に示す様に、柱状
ターゲット3の周りには、石英、テフロン、樹脂膜等か
らなる絶縁シールド4Aとコイル等からなる電磁発生・
スパッタ保護シールド4Bから構成される障壁が形成さ
れている。
【0034】電磁発生・スパッタ保護シールド4Bより
電磁波を発生させて電磁シールド4Cを形成し、柱状タ
ーゲット3の側壁をスパッタガスから庇護し、またスパ
ッタガスの衝突をターゲットスパッタ面に集中させ、前
述の様にターゲットスパッタ面から四散したスパッタ材
の粒子の飛散方向をターゲットスパッタ面と障壁部の開
口の高さの差を利用して横方向への四散を防止すること
により、スパッタ材の粒子を半導体ウェハ方向に制限す
る事が可能になる。
電磁波を発生させて電磁シールド4Cを形成し、柱状タ
ーゲット3の側壁をスパッタガスから庇護し、またスパ
ッタガスの衝突をターゲットスパッタ面に集中させ、前
述の様にターゲットスパッタ面から四散したスパッタ材
の粒子の飛散方向をターゲットスパッタ面と障壁部の開
口の高さの差を利用して横方向への四散を防止すること
により、スパッタ材の粒子を半導体ウェハ方向に制限す
る事が可能になる。
【0035】すなわち、ターゲットのスパッタ面21A
が高い場合はスパッタ角は広くなり、スパッタ材の粒子
3Aは広角に飛散する。破線で示すようにスパッタ面2
1Bを低くすると、スパッタ材の粒子3Bの広がりは狭
くなる。従って図9(a),(b)に示す様に、半導体
ウェハ11表面上への飛来角を小さくする事(θ1 >θ
2 )で図9(b)に示すように、微細な凹凸パターンで
のスパッタ膜22のカバリッジ改善が実現できる。
が高い場合はスパッタ角は広くなり、スパッタ材の粒子
3Aは広角に飛散する。破線で示すようにスパッタ面2
1Bを低くすると、スパッタ材の粒子3Bの広がりは狭
くなる。従って図9(a),(b)に示す様に、半導体
ウェハ11表面上への飛来角を小さくする事(θ1 >θ
2 )で図9(b)に示すように、微細な凹凸パターンで
のスパッタ膜22のカバリッジ改善が実現できる。
【0036】また、電磁シールド4Cにより障壁近傍へ
のスパッタガスの衝突頻度が減少するため、実作業状態
を想定するとターゲットスパッタ面21Aは、図6
(b)のような形状となり、より半導体ウェハ方向への
ターゲット材の飛散が増える事になる。
のスパッタガスの衝突頻度が減少するため、実作業状態
を想定するとターゲットスパッタ面21Aは、図6
(b)のような形状となり、より半導体ウェハ方向への
ターゲット材の飛散が増える事になる。
【0037】更に、ターゲットスパッタ面と半導体ウェ
ハとの間隔をナローギャップ化する事により、ターゲッ
ト材の無駄をなくしチャンバー側壁へのターゲット材の
付着によるパーティクル発生を低減させることができ
る。その上前述の柱状ターゲットの使用及び回転式ター
ゲットスパッタ面調整機構により、スパッタ面のエロー
ジョンの影響もなく長期ターゲットの利用が可能となる
ため、メンテナンス頻度の低減、設備稼働率の向上及び
パーティクルの低減等の効果が得られる。
ハとの間隔をナローギャップ化する事により、ターゲッ
ト材の無駄をなくしチャンバー側壁へのターゲット材の
付着によるパーティクル発生を低減させることができ
る。その上前述の柱状ターゲットの使用及び回転式ター
ゲットスパッタ面調整機構により、スパッタ面のエロー
ジョンの影響もなく長期ターゲットの利用が可能となる
ため、メンテナンス頻度の低減、設備稼働率の向上及び
パーティクルの低減等の効果が得られる。
【0038】図2(a),(b)は本発明の第2の実施
の形態を説明する為のスパッタ装置(ターゲットX・Y
方向自走式)の構成図及びターゲット部の上面図であ
る。
の形態を説明する為のスパッタ装置(ターゲットX・Y
方向自走式)の構成図及びターゲット部の上面図であ
る。
【0039】この第2の実施の形態は、第1の実施の形
態のように回転によるスキャンニングを行わず、図2
(b)のようにX方向ターゲットレール10B及びY方
向ターゲットレール10Aにより構成されるX・Y方向
スキャニング機構を用いることで、図5(b)に示す様
なターゲットのスキャンパターンにより均一なスパッタ
膜を形成する構造となっている。その他の構成は第1の
実施の形態とほぼ同一である。
態のように回転によるスキャンニングを行わず、図2
(b)のようにX方向ターゲットレール10B及びY方
向ターゲットレール10Aにより構成されるX・Y方向
スキャニング機構を用いることで、図5(b)に示す様
なターゲットのスキャンパターンにより均一なスパッタ
膜を形成する構造となっている。その他の構成は第1の
実施の形態とほぼ同一である。
【0040】この第2の実施の形態は前述の様な構成及
び動作を行うため、図5(b)の様なスキャニングパタ
ーンとなる。この際第1の実施の形態との違いは、回転
動作を行わず図2(b)に示したX・Y方向スキャニン
グ機構により半導体ウェハ上を均一にスキャニングする
ことにより、第1の実施の形態の場合と同様の効果を生
み出す。また、回転部分が無い分構造的に簡単なものに
なるが、動作的には複雑になるため精度が要求される。
び動作を行うため、図5(b)の様なスキャニングパタ
ーンとなる。この際第1の実施の形態との違いは、回転
動作を行わず図2(b)に示したX・Y方向スキャニン
グ機構により半導体ウェハ上を均一にスキャニングする
ことにより、第1の実施の形態の場合と同様の効果を生
み出す。また、回転部分が無い分構造的に簡単なものに
なるが、動作的には複雑になるため精度が要求される。
【0041】図3(a)〜(c)は本発明の第3の実施
の形態を説明する為のスパッタ装置(ターゲットX・Y
方向自走式試料回転型)の構成図、ターゲット部の上面
図及び陽極側ギャップモニタ電極の下面図である。
の形態を説明する為のスパッタ装置(ターゲットX・Y
方向自走式試料回転型)の構成図、ターゲット部の上面
図及び陽極側ギャップモニタ電極の下面図である。
【0042】この第3の実施の形態は、陽極側ギャップ
モニタ電極12にウェハ11を保持して回転させ、第1
及び第2の実施の形態のそれぞれのメリットを生かすよ
うにしたものである。
モニタ電極12にウェハ11を保持して回転させ、第1
及び第2の実施の形態のそれぞれのメリットを生かすよ
うにしたものである。
【0043】構造としてはターゲット駆動コントローラ
18により制御される陽極の回転駆動機構7Aにより半
導体ウェハ11自体を回転させ、ターゲットベース9は
図3(b)に示すX・Y方向スキャニング機構により回
転するウェハ上を任意のパターンでスキャニングできる
様にしたものである。第1の実施の形態では図1(b)
に示したように、ターゲットベースの慣性リング2上に
ターゲットベース9があるために、回転による遠心力が
ターゲットベース9の動作に大きく影響を与えるが、本
第3の実施の形態では上記構造としたことで面内均一化
にたいする精度をより向上させることができる。また半
導体ウェハ11自体を回転させ、更にターゲットベース
9をX・Y方向にスキャニングできる様にしたため、更
に膜厚均一性に対して微妙な調整が可能である。
18により制御される陽極の回転駆動機構7Aにより半
導体ウェハ11自体を回転させ、ターゲットベース9は
図3(b)に示すX・Y方向スキャニング機構により回
転するウェハ上を任意のパターンでスキャニングできる
様にしたものである。第1の実施の形態では図1(b)
に示したように、ターゲットベースの慣性リング2上に
ターゲットベース9があるために、回転による遠心力が
ターゲットベース9の動作に大きく影響を与えるが、本
第3の実施の形態では上記構造としたことで面内均一化
にたいする精度をより向上させることができる。また半
導体ウェハ11自体を回転させ、更にターゲットベース
9をX・Y方向にスキャニングできる様にしたため、更
に膜厚均一性に対して微妙な調整が可能である。
【0044】尚、上記各実施の形態においてはウェハの
径より小さな径を有する1つの柱状ターゲットを用いて
説明したが、ウェハの径より小さな径を有する複数の柱
状ターゲットをターゲットベース上に固定して用いても
よい。1つのターゲットと同じ面積のスパッタ面を有す
る複数のターゲットを用いた場合、スパッタ膜のカバー
リッジはより改善されたものとなる。
径より小さな径を有する1つの柱状ターゲットを用いて
説明したが、ウェハの径より小さな径を有する複数の柱
状ターゲットをターゲットベース上に固定して用いても
よい。1つのターゲットと同じ面積のスパッタ面を有す
る複数のターゲットを用いた場合、スパッタ膜のカバー
リッジはより改善されたものとなる。
【0045】
【発明の効果】第1の効果は、半導体ウェハの凹凸部の
ターゲット材によるカバーリッジが改善されることであ
る。その理由は、前述の様にターゲット上から飛来する
ターゲット材の飛来角を小さくできるからである。
ターゲット材によるカバーリッジが改善されることであ
る。その理由は、前述の様にターゲット上から飛来する
ターゲット材の飛来角を小さくできるからである。
【0046】第2の効果は、平板(マグネトロン)スパ
ッタ方式に起因する膜厚のムラを改善できることであ
る。その理由は原理的に半導体ウェハとターゲットが相
対する位置で固定されていないため、スパッタレートと
ギャップ固定膜厚均一性をターゲットのスキャン精度で
対応できるためである。
ッタ方式に起因する膜厚のムラを改善できることであ
る。その理由は原理的に半導体ウェハとターゲットが相
対する位置で固定されていないため、スパッタレートと
ギャップ固定膜厚均一性をターゲットのスキャン精度で
対応できるためである。
【0047】第3の効果は、チャンバー内側壁部への余
分なスパッタ材の付着が少ないためパーティクルの発生
も少なく、メンテナンス期間が十分長くとれ稼働時間が
向上することである。その理由は、ナローギャップでス
パッタを行うため、チャンバーの側壁に回り込む無駄な
ターゲット材の飛散がほとんど無いためである。
分なスパッタ材の付着が少ないためパーティクルの発生
も少なく、メンテナンス期間が十分長くとれ稼働時間が
向上することである。その理由は、ナローギャップでス
パッタを行うため、チャンバーの側壁に回り込む無駄な
ターゲット材の飛散がほとんど無いためである。
【0048】第4の効果は、ターゲット自体の使用期限
が大幅に伸び、第3の効果と併せてメンテナンス期間の
延長と稼働率の向上が望めることである。その理由は、
柱状ターゲットと、半導体ウェハ・ターゲット間のギャ
ップモニタと、回転式ギャップ調整機構の使用により、
ターゲット材の膜厚の問題とスパッタ面の凹凸固定によ
る問題が発生しないためである。
が大幅に伸び、第3の効果と併せてメンテナンス期間の
延長と稼働率の向上が望めることである。その理由は、
柱状ターゲットと、半導体ウェハ・ターゲット間のギャ
ップモニタと、回転式ギャップ調整機構の使用により、
ターゲット材の膜厚の問題とスパッタ面の凹凸固定によ
る問題が発生しないためである。
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明する為のスパ
ッタ装置の構成図及びターゲット部の上面図。
ッタ装置の構成図及びターゲット部の上面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を説明する為のスパ
ッタ装置の構成図及びターゲット部の上面図。
ッタ装置の構成図及びターゲット部の上面図。
【図3】本発明の第3の実施の形態を説明する為のスパ
ッタ装置の構成図、ターゲット部の上面図及び陽極側ギ
ャップモニタ電極の下面図。
ッタ装置の構成図、ターゲット部の上面図及び陽極側ギ
ャップモニタ電極の下面図。
【図4】実施の形態で用いる柱状ターゲットの構成図。
【図5】ターゲットのスキャニングパターンを示す図。
【図6】ターゲットのスパッタ面付近の構造を示す図。
【図7】スキャニングスパッタ時の膜成長モデルを示す
図。
図。
【図8】従来のスパッタ装置の基本構成図。
【図9】スパッタ膜のカバーリッジを説明する為の図。
1 陽極 2 慣性リング 3 柱状ターゲット 4 ターゲットシールド 4A 絶縁シールド 4B 電磁発生・スパッタ保護シールド 4C 電磁シールド 5 スパッタガス導入部 6 排気口 7 回転駆動機構 8 ギャップモニタ 9 ターゲットベース 10 ターゲットレール 11 ウェハ(試料) 12 陽極側ギャップモニタ電極 13 陰極側ギャップモニタ電極 14 ターゲット昇降機 15 ターゲット昇降用溝 16 チャンバー 18 ターゲット駆動コントローラ 19 防塵シールド 20 ターゲット 21A,21B ターゲットのスパッタ面 22 スパッタ膜
Claims (7)
- 【請求項1】 半導体ウェハを保持する陽極と、この陽
極に対向して設けられ前記ウェハより径の小さい1つな
いし複数のターゲットと、前記ウェハの表面に対して一
定のナローギャップを保ちながら特定のパターン状に前
記ターゲットをスキャンさせるターゲットスキャン手段
とを含むことを特徴とするスパッタ装置。 - 【請求項2】 ターゲットは陽極の下方に設けられてい
る請求項1記載のスパッタ装置。 - 【請求項3】 ウェハを回転させるウェハ回転手段を更
に含む請求項1又は請求項2記載のスパッタ装置。 - 【請求項4】 ウェハとターゲット間のギャップをモニ
タするギャップモニタ手段を更に含む請求項1〜3いず
れか記載のスパッタ装置。 - 【請求項5】 ターゲットは柱状に形成されている請求
項1〜4いずれか記載のスパッタ装置。 - 【請求項6】 回転式ターゲット押し出し供給手段を更
に含む請求項5記載のスパッタ装置。 - 【請求項7】 ターゲットの側面部には、ターゲット側
壁へのスパッタガスの衝突防止とスパッタ物質の飛来角
を制御する為の絶縁シールドと電磁シールドからなる障
壁が設けられている請求項5又は請求項6記載のスパッ
タ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09310661A JP3105849B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | スパッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09310661A JP3105849B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | スパッタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11140637A true JPH11140637A (ja) | 1999-05-25 |
JP3105849B2 JP3105849B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=18007942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09310661A Expired - Fee Related JP3105849B2 (ja) | 1997-11-12 | 1997-11-12 | スパッタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105849B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020091949A (ko) * | 2001-06-01 | 2002-12-11 | 삼성전자 주식회사 | 타겟 이동형 스퍼터링 장치 |
KR20040043046A (ko) * | 2002-11-15 | 2004-05-22 | 삼성전자주식회사 | 마그네트론 스퍼터링 장치 및 스퍼터링 방법 |
JP2007043058A (ja) * | 2005-08-04 | 2007-02-15 | Avms Corp Ltd | シリコン低温結晶化のための金属触媒ドーピング装置及びこれを利用したドーピング方法 |
JP2007182617A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Ulvac Japan Ltd | スパッタ成膜方法及び装置 |
CN104884663A (zh) * | 2012-11-15 | 2015-09-02 | Bmc股份有限公司 | 具有移动气相沉积源的气相沉积设备 |
JP2017515000A (ja) * | 2014-05-09 | 2017-06-08 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated | 回転カソードアセンブリ用のシールド装置、及び堆積機器中の暗部のシールド方法 |
CN110144563A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-08-20 | 浙江工业大学 | 一种适用于磁控溅射仪的自动升降靶材平台 |
-
1997
- 1997-11-12 JP JP09310661A patent/JP3105849B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4546405B2 (ja) * | 2005-08-04 | 2010-09-15 | 株式会社ディエムエス | シリコン低温結晶化のための金属触媒ドーピング装置を利用したドーピング方法 |
JP2007182617A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Ulvac Japan Ltd | スパッタ成膜方法及び装置 |
CN104884663A (zh) * | 2012-11-15 | 2015-09-02 | Bmc股份有限公司 | 具有移动气相沉积源的气相沉积设备 |
JP2016501314A (ja) * | 2012-11-15 | 2016-01-18 | ビーエムシー カンパニー リミテッド | 蒸着源移動型蒸着装置 |
JP2017515000A (ja) * | 2014-05-09 | 2017-06-08 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated | 回転カソードアセンブリ用のシールド装置、及び堆積機器中の暗部のシールド方法 |
CN110144563A (zh) * | 2019-06-27 | 2019-08-20 | 浙江工业大学 | 一种适用于磁控溅射仪的自动升降靶材平台 |
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---|---|
JP3105849B2 (ja) | 2000-11-06 |
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