JPH11139242A - 火工式ガス発生器 - Google Patents
火工式ガス発生器Info
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- Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 動作後に、前記発生器内の全ての未使用の火
工式物質が除去される確実な適応性のある火工式のガス
発生器を提供する。 【解決手段】 エアバックを膨張させることが意図され
ている適応性のある火工式ガス発生器であって、不通仕
切り板によって互いから分離された少なくとも二つの燃
焼室を有する胴体部を具備し、これらの二つの燃焼室の
各々は、少なくとも一つの火薬と、独立している点火装
置とを有し、最初に遮断されるガス排出ノズル部を備え
ている適応性のある火工式ガス発生器において、発生器
は、エアバックの機能的な膨張に続くこれら二つの燃焼
室の火薬を安全化するための装置を具備し、この安全化
装置は、二つの燃焼室の間の連絡を提供するための手段
と、二つの火薬の一つを開始させる手段を具備し、これ
らの二つの手段が二つの火薬の一方を点火させることに
よって開始される適応性のある火工式ガス発生器。
工式物質が除去される確実な適応性のある火工式のガス
発生器を提供する。 【解決手段】 エアバックを膨張させることが意図され
ている適応性のある火工式ガス発生器であって、不通仕
切り板によって互いから分離された少なくとも二つの燃
焼室を有する胴体部を具備し、これらの二つの燃焼室の
各々は、少なくとも一つの火薬と、独立している点火装
置とを有し、最初に遮断されるガス排出ノズル部を備え
ている適応性のある火工式ガス発生器において、発生器
は、エアバックの機能的な膨張に続くこれら二つの燃焼
室の火薬を安全化するための装置を具備し、この安全化
装置は、二つの燃焼室の間の連絡を提供するための手段
と、二つの火薬の一つを開始させる手段を具備し、これ
らの二つの手段が二つの火薬の一方を点火させることに
よって開始される適応性のある火工式ガス発生器。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の安全装置
に関し、とりわけ、エアバックを膨張させるための適応
性のある火工式ガス発生器を扱う。
に関し、とりわけ、エアバックを膨張させるための適応
性のある火工式ガス発生器を扱う。
【０００２】
【従来の技術】新しいいわゆる「適応性のある」発生器
は、例外的な条件の下で、エアバックの配備によって引
き起こされる肉体的な傷害の危険を制限するために、最
近現れた。適切な検知装置と協働するこれらの発生器
は、例えば、大気温度、衝撃の性質及び強さ、搭乗者の
形態及び位置のような種々のパラメタの結果として、発
生されるガスの容積を制限すること、又は、ガスの流量
を変更することを可能とする。これらの発生器は、一般
に、不通壁によって分離された二つの燃焼室を具備し、
各室は、火薬と電気的な点火装置を有する。こうして、
事故の環境に依存して、両方の電気的な点火装置を同時
に又は引き続いてエアバックを完全に膨張させるために
開始させることができ、順次の点火が、エアバックの膨
張の速度を変更することを可能とし、又は、点火装置を
一つだけ開始させて、それゆえ、制限された容積だけを
開放することは可能である。後者の場合において、一
旦、エアバックが配備されると、未使用の火薬が発生器
の内部に依然としてある。今、安全のために、適応性の
ある発生器の動作の終わりにおいて任意の火薬の消滅を
完了させ、二つの電気的な点火装置の非作動が許容され
ることが望ましい。
は、例外的な条件の下で、エアバックの配備によって引
き起こされる肉体的な傷害の危険を制限するために、最
近現れた。適切な検知装置と協働するこれらの発生器
は、例えば、大気温度、衝撃の性質及び強さ、搭乗者の
形態及び位置のような種々のパラメタの結果として、発
生されるガスの容積を制限すること、又は、ガスの流量
を変更することを可能とする。これらの発生器は、一般
に、不通壁によって分離された二つの燃焼室を具備し、
各室は、火薬と電気的な点火装置を有する。こうして、
事故の環境に依存して、両方の電気的な点火装置を同時
に又は引き続いてエアバックを完全に膨張させるために
開始させることができ、順次の点火が、エアバックの膨
張の速度を変更することを可能とし、又は、点火装置を
一つだけ開始させて、それゆえ、制限された容積だけを
開放することは可能である。後者の場合において、一
旦、エアバックが配備されると、未使用の火薬が発生器
の内部に依然としてある。今、安全のために、適応性の
ある発生器の動作の終わりにおいて任意の火薬の消滅を
完了させ、二つの電気的な点火装置の非作動が許容され
ることが望ましい。
【０００３】従来、未使用の火薬を開始させる公知の方
法は、二つの室の間の仕切り板内に故意に作られた漏口
を介して、使用された火薬からの少量の燃焼ガスの、一
方の燃焼室から他方の燃焼室への通路に基づいた方法で
ある。しかしながら、このような装置の制御は、修得さ
れていない。
法は、二つの室の間の仕切り板内に故意に作られた漏口
を介して、使用された火薬からの少量の燃焼ガスの、一
方の燃焼室から他方の燃焼室への通路に基づいた方法で
ある。しかしながら、このような装置の制御は、修得さ
れていない。
【０００４】例えば、米国特許第４９９８７５１号のよ
うないくつかの特許は、二つの別個の火薬を具備する発
生器を開示する。これらの二つの別個の火薬は、不通壁
によって分離され、前記不通壁の各側に延在する点火管
によって点火される。しかしながら、これらの発生器
は、一旦動作すると未燃焼の火工式の物質を実際に残さ
ず、「適応性のある」ではない。実に、これらの発生器
は、単にエアバックの膨張速度を変更させて事故の状況
を考慮に入れていない発生器の動作の一方法を提供する
だけなので、むしろ「漸進的な発生器」とみなされるこ
とができる。
うないくつかの特許は、二つの別個の火薬を具備する発
生器を開示する。これらの二つの別個の火薬は、不通壁
によって分離され、前記不通壁の各側に延在する点火管
によって点火される。しかしながら、これらの発生器
は、一旦動作すると未燃焼の火工式の物質を実際に残さ
ず、「適応性のある」ではない。実に、これらの発生器
は、単にエアバックの膨張速度を変更させて事故の状況
を考慮に入れていない発生器の動作の一方法を提供する
だけなので、むしろ「漸進的な発生器」とみなされるこ
とができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】それゆえ、提供される
動作の可能性及び予測される動作の可能性に逆に影響を
及ぼすことなく、動作後に、前記発生器内の全ての未使
用の火工式物質が除去される確実な適応性のある火工式
のガス発生器を当業者は求めてきた。
動作の可能性及び予測される動作の可能性に逆に影響を
及ぼすことなく、動作後に、前記発生器内の全ての未使
用の火工式物質が除去される確実な適応性のある火工式
のガス発生器を当業者は求めてきた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】それゆえ、本発明は、こ
の必要性を満たすために記述し、自動車の安全装置に使
用されることができるエアバックを膨張させることが意
図されている適応性のある火工式ガス発生器であって、
不通仕切り板によって互いから分離された少なくとも二
つの燃焼室を有する胴体部を具備し、これらの二つの燃
焼室の各々は、少なくとも一つの火薬と、独立している
点火装置とを有し、最初に遮断されるガス排出ノズル部
を備えている適応性のある火工式ガス発生器において、
発生器は、エアバックの機能的な膨張に続くこれら二つ
の燃焼室の火薬を安全化するための装置を具備し、この
安全化装置は、二つの燃焼室の間の連絡を提供するため
の手段と、二つの火薬の一つを開始させる手段を具備
し、これらの二つの手段が、二つの火薬の一方を点火さ
せることによって開始される適応性のある火工式ガス発
生器に関する。
の必要性を満たすために記述し、自動車の安全装置に使
用されることができるエアバックを膨張させることが意
図されている適応性のある火工式ガス発生器であって、
不通仕切り板によって互いから分離された少なくとも二
つの燃焼室を有する胴体部を具備し、これらの二つの燃
焼室の各々は、少なくとも一つの火薬と、独立している
点火装置とを有し、最初に遮断されるガス排出ノズル部
を備えている適応性のある火工式ガス発生器において、
発生器は、エアバックの機能的な膨張に続くこれら二つ
の燃焼室の火薬を安全化するための装置を具備し、この
安全化装置は、二つの燃焼室の間の連絡を提供するため
の手段と、二つの火薬の一つを開始させる手段を具備
し、これらの二つの手段が、二つの火薬の一方を点火さ
せることによって開始される適応性のある火工式ガス発
生器に関する。
【０００７】こうして、この適応性のある火工式ガス発
生器は、搭乗者が事故の時に効率的に保護され、その一
方で、同時に二つの火薬が除去されことを可能とする。
生器は、搭乗者が事故の時に効率的に保護され、その一
方で、同時に二つの火薬が除去されことを可能とする。
【０００８】行われることは、エアバックが、発生器の
標準の動作期間を構成する約５０ミリ秒の時間で完全に
膨張されなければならない時、二つの点火装置は、同時
に又は引き続いて開始され、二つの火薬の点火を引き起
こす。そして、火薬を安全化するための装置は、この火
薬の形状に影響を及ぼさないということになる。
標準の動作期間を構成する約５０ミリ秒の時間で完全に
膨張されなければならない時、二つの点火装置は、同時
に又は引き続いて開始され、二つの火薬の点火を引き起
こす。そして、火薬を安全化するための装置は、この火
薬の形状に影響を及ぼさないということになる。
【０００９】搭乗者の効果的な保護が、エアバックの部
分的な膨張だけを必要とするならば、同じ時間の長さ内
で、任意に選択される二つの点火装置の一つだけが点火
される。そして、この点火装置と関連する火薬が点火さ
れ、両方が、所望の時間にエアバックを膨張させる燃焼
ガスを発生させ、火薬を安全化するための装置を開始さ
せる。こうして、連絡手段及び前記装置を開始させる手
段は、第二燃焼室内に保持されている未使用火薬を点火
させる。そして、発生されたガスは、一方で、第二燃焼
室に収納されたノズル部を通って逃げ、他方で、二つの
燃焼室が連通しているという事実によって、最後に第一
燃焼室内に収納されたノズル部を通り逃げる。未使用火
薬によって発生されたガスが通り逃げることのできるノ
ズル部の数の増加のために、発生器内の圧力は比較的に
低く、このことは、前記未使用火薬の燃焼期間を長くす
る。こうして、これは、未使用火薬によって発生された
燃焼ガスの低い質量流量を与え、それゆえ、ゆるやかな
膨張を保証する。
分的な膨張だけを必要とするならば、同じ時間の長さ内
で、任意に選択される二つの点火装置の一つだけが点火
される。そして、この点火装置と関連する火薬が点火さ
れ、両方が、所望の時間にエアバックを膨張させる燃焼
ガスを発生させ、火薬を安全化するための装置を開始さ
せる。こうして、連絡手段及び前記装置を開始させる手
段は、第二燃焼室内に保持されている未使用火薬を点火
させる。そして、発生されたガスは、一方で、第二燃焼
室に収納されたノズル部を通って逃げ、他方で、二つの
燃焼室が連通しているという事実によって、最後に第一
燃焼室内に収納されたノズル部を通り逃げる。未使用火
薬によって発生されたガスが通り逃げることのできるノ
ズル部の数の増加のために、発生器内の圧力は比較的に
低く、このことは、前記未使用火薬の燃焼期間を長くす
る。こうして、これは、未使用火薬によって発生された
燃焼ガスの低い質量流量を与え、それゆえ、ゆるやかな
膨張を保証する。
【００１０】好適な実施態様において、連絡手段は、少
なくとも一つの遅延管を有し、この遅延管は、二つの閉
端部を有し、各二つの燃焼室がこれらの二つの端部の一
つを有するように、不通仕切り板へ固定され、開始手段
は、遅延管内に保持される火工式混合物を有し、遅延管
が遅延管の二つの端部の一つだけによって開始された時
に、前記火工式混合物の燃焼時間は、前記エアバックの
機能的な膨張のために必要とされる時間より長い。
なくとも一つの遅延管を有し、この遅延管は、二つの閉
端部を有し、各二つの燃焼室がこれらの二つの端部の一
つを有するように、不通仕切り板へ固定され、開始手段
は、遅延管内に保持される火工式混合物を有し、遅延管
が遅延管の二つの端部の一つだけによって開始された時
に、前記火工式混合物の燃焼時間は、前記エアバックの
機能的な膨張のために必要とされる時間より長い。
【００１１】好適な実施態様において、この火工式混合
物は、本質的に、酸化還元混合物を有する中継するリレ
ー火工式組成物を具備する。有利なことに、酸化剤は、
例えば、過塩素酸カリウム、硝酸カリウム、酸化銅又は
クロム酸鉛であり、還元剤は、選択的に、特にアルミニ
ウム、ホウ素、ジルコニウム、又は、チタンである。有
利なことに、火工式混合物の燃焼は、気体の生成物と灰
だけを発生させる。好適な実施態様において、火工式混
合物の燃焼期間は、５０ミリ秒近傍の基準期間に少なく
とも等しい。有利なことに、遅延管の二つの端部の各々
は、破裂ディスクによって遮断される。
物は、本質的に、酸化還元混合物を有する中継するリレ
ー火工式組成物を具備する。有利なことに、酸化剤は、
例えば、過塩素酸カリウム、硝酸カリウム、酸化銅又は
クロム酸鉛であり、還元剤は、選択的に、特にアルミニ
ウム、ホウ素、ジルコニウム、又は、チタンである。有
利なことに、火工式混合物の燃焼は、気体の生成物と灰
だけを発生させる。好適な実施態様において、火工式混
合物の燃焼期間は、５０ミリ秒近傍の基準期間に少なく
とも等しい。有利なことに、遅延管の二つの端部の各々
は、破裂ディスクによって遮断される。
【００１２】本発明の好適な実施態様によれば、 ｉ）胴体部は、前記不通仕切り板が固定される側壁を有
する。 ｉｉ）安全組立体は、胴体部の側壁の一部の回りに適合
され、二つの燃焼室の一方内に保持された火薬の燃焼に
よって発生されたガスが、ノズルを介して他方の燃焼室
に入りその燃焼室が有する火薬を点火することを防ぐ。 ｉｉｉ）互いに固定されているカバー部及びキャップ部
を有するケースは、胴体部の側壁へ固定され、前記側壁
回りの拡散室を形成する。 ｉｖ）このケースは、燃焼ガスを排出するための通風口
を具備する。
する。 ｉｉ）安全組立体は、胴体部の側壁の一部の回りに適合
され、二つの燃焼室の一方内に保持された火薬の燃焼に
よって発生されたガスが、ノズルを介して他方の燃焼室
に入りその燃焼室が有する火薬を点火することを防ぐ。 ｉｉｉ）互いに固定されているカバー部及びキャップ部
を有するケースは、胴体部の側壁へ固定され、前記側壁
回りの拡散室を形成する。 ｉｖ）このケースは、燃焼ガスを排出するための通風口
を具備する。
【００１３】好適な実施態様において、火薬は、いわゆ
る「二成分を主成分とする」組成物の群から選択された
火工式組成物、すなわちニトロセルロース及びニトログ
リセリンを主成分とした組成物か、又は、有機バインダ
及び少なくとも一つの酸化物充填剤を有する。
る「二成分を主成分とする」組成物の群から選択された
火工式組成物、すなわちニトロセルロース及びニトログ
リセリンを主成分とした組成物か、又は、有機バインダ
及び少なくとも一つの酸化物充填剤を有する。
【００１４】本発明のこの好適な実施態様の第一の特徴
によれば、安全組立体は、環状の金属の帯材を有し、こ
の安全組立体の端部は、接合され、安全組立体は、プレ
カット領域を有する。有利なことに、安全組立体は、各
ノズル部が前もって切り込まれたプレカット領域の一方
によって覆われるように、胴体部の側壁回りに適合され
る。
によれば、安全組立体は、環状の金属の帯材を有し、こ
の安全組立体の端部は、接合され、安全組立体は、プレ
カット領域を有する。有利なことに、安全組立体は、各
ノズル部が前もって切り込まれたプレカット領域の一方
によって覆われるように、胴体部の側壁回りに適合され
る。
【００１５】さらに好適な実施態様において、胴体部の
側壁は、二つの肩部の間に存在する外周のネック領域を
有し、このネック領域は、安全組立体のためのハウジン
グとして機能し、前記ノズル部を有する。こうして、こ
の組立体は、二つの肩部の間にくさび式に固定され、激
しい衝突時においてもハウジングから出ることができな
い。
側壁は、二つの肩部の間に存在する外周のネック領域を
有し、このネック領域は、安全組立体のためのハウジン
グとして機能し、前記ノズル部を有する。こうして、こ
の組立体は、二つの肩部の間にくさび式に固定され、激
しい衝突時においてもハウジングから出ることができな
い。
【００１６】本発明のこの好適な実施態様のさらなる特
徴によれば、各燃焼室において、火薬は、筒状包囲部に
よって、胴体部及び不通仕切り板から隔離される。こう
して、筒状包囲部は、火薬を、大気の湿気から、及び、
胴体部の側壁又は不通仕切り板との延長された接触から
保護する。有利なことに、筒状包囲部は、前記胴体部の
側壁の内面に対して押圧された側壁を有する。そして、
この側壁に設けられているノズル部は、筒状包囲部の側
壁によって遮断され、破裂ディスクとして機能する。
徴によれば、各燃焼室において、火薬は、筒状包囲部に
よって、胴体部及び不通仕切り板から隔離される。こう
して、筒状包囲部は、火薬を、大気の湿気から、及び、
胴体部の側壁又は不通仕切り板との延長された接触から
保護する。有利なことに、筒状包囲部は、前記胴体部の
側壁の内面に対して押圧された側壁を有する。そして、
この側壁に設けられているノズル部は、筒状包囲部の側
壁によって遮断され、破裂ディスクとして機能する。
【００１７】それゆえ、本発明による発生器は、以下の
二つの利点を提供する。一方で、製造においては、少数
の部品だけが用いられ、製造の組立は容易に自動化され
ることができ、これは、非常に製造コストを減少させる
ことができる。他方で、この発生器は、発生されたガス
の容積又はエアバックの膨張の速度をを変化させること
ができ、その一方で、動作の後に全ての未使用の未燃焼
の火工式物質が除去されることを同時に保証する。
二つの利点を提供する。一方で、製造においては、少数
の部品だけが用いられ、製造の組立は容易に自動化され
ることができ、これは、非常に製造コストを減少させる
ことができる。他方で、この発生器は、発生されたガス
の容積又はエアバックの膨張の速度をを変化させること
ができ、その一方で、動作の後に全ての未使用の未燃焼
の火工式物質が除去されることを同時に保証する。
【００１８】
【発明の実施の形態】好適な実施態様の詳細な記述は、
図１から５を参照して、以下に与えられる。図１から４
を参照して、本発明による適応性のある火工式ガス発生
器１は、単片の筒状の胴体部２を具備し、この筒状胴体
部は、二つの開放端部を有する側壁３を有する。横断不
通仕切り板４は、側壁３へ縁曲げされ、前記胴体部２を
上流燃焼室５及び下流燃焼室６へ分離する。
図１から５を参照して、以下に与えられる。図１から４
を参照して、本発明による適応性のある火工式ガス発生
器１は、単片の筒状の胴体部２を具備し、この筒状胴体
部は、二つの開放端部を有する側壁３を有する。横断不
通仕切り板４は、側壁３へ縁曲げされ、前記胴体部２を
上流燃焼室５及び下流燃焼室６へ分離する。
【００１９】上流燃焼室５は、筒状の固まりの火薬７を
有し、この火薬は、固まりの軸線に平行な多数のダクト
９によって穴の開けられ、この軸線は、胴体部２の母線
に平行である。火薬７の固まりは、薄い金属の筒状包囲
部１１によって、側壁３及び横断不通仕切り板４から隔
離され、この包囲部は、横断不通仕切り板４と当接する
閉端部と、胴体部２の側壁３の内面に押圧された側壁
と、側壁３の開放端部へ縁曲げされた閉リング１３へ密
閉して接着された自由端部とを具備する。筒状包囲部１
１の前記閉端部は、さらにオリフィスを有し、このオリ
フィスの役割は、後に説明される。電気的な点火装置４
１は、閉リング１３内に挿入され、この点火装置のコネ
クタは、分流器によって保護される。火薬７の固まり
は、コイルばね１５及び保持リング１７によって保持さ
れる。このコイルばね１５は、閉リング１３及び前記固
まりの一端部の両方に当接する。この固まりの他端部
は、保持リング１７に当接し、保持リング１７は、部分
的に筒状包囲部１１の閉端部へ接着される。有利なこと
に、保持リング１７は、筒状のカップの形状を有し、保
持リングの自由端部は、火薬７の固まりを把持する耳部
１９を有する。
有し、この火薬は、固まりの軸線に平行な多数のダクト
９によって穴の開けられ、この軸線は、胴体部２の母線
に平行である。火薬７の固まりは、薄い金属の筒状包囲
部１１によって、側壁３及び横断不通仕切り板４から隔
離され、この包囲部は、横断不通仕切り板４と当接する
閉端部と、胴体部２の側壁３の内面に押圧された側壁
と、側壁３の開放端部へ縁曲げされた閉リング１３へ密
閉して接着された自由端部とを具備する。筒状包囲部１
１の前記閉端部は、さらにオリフィスを有し、このオリ
フィスの役割は、後に説明される。電気的な点火装置４
１は、閉リング１３内に挿入され、この点火装置のコネ
クタは、分流器によって保護される。火薬７の固まり
は、コイルばね１５及び保持リング１７によって保持さ
れる。このコイルばね１５は、閉リング１３及び前記固
まりの一端部の両方に当接する。この固まりの他端部
は、保持リング１７に当接し、保持リング１７は、部分
的に筒状包囲部１１の閉端部へ接着される。有利なこと
に、保持リング１７は、筒状のカップの形状を有し、保
持リングの自由端部は、火薬７の固まりを把持する耳部
１９を有する。
【００２０】厳密に同様に、下流燃焼室６は、ダクト１
０によって穴の開けられた火薬８の固まりを有する。好
適な実施態様によれば、下流燃焼室６内に収納された固
まりは、上流燃焼室５内に収納された固まりより小さ
い。火薬８の固まりは、さらに筒状包囲部１２によっ
て、側壁３及び横断不通仕切り板４から隔離され、筒状
包囲部１２の自由端部は、閉リング１４へ密閉して接着
される。電気的な点火装置４２は、この閉リング１４内
へ挿入され、前記閉リング１４は、側壁３の開放端部へ
縁曲げされる。同様に、火薬８の固まりは、コイルばね
１６及び保持リング１８によって保持され、有利なこと
に、前記保持リング１８は、筒状のカップの形状であ
り、保持リングの端部は、火薬８の固まりを把持する耳
部１９を有する。
０によって穴の開けられた火薬８の固まりを有する。好
適な実施態様によれば、下流燃焼室６内に収納された固
まりは、上流燃焼室５内に収納された固まりより小さ
い。火薬８の固まりは、さらに筒状包囲部１２によっ
て、側壁３及び横断不通仕切り板４から隔離され、筒状
包囲部１２の自由端部は、閉リング１４へ密閉して接着
される。電気的な点火装置４２は、この閉リング１４内
へ挿入され、前記閉リング１４は、側壁３の開放端部へ
縁曲げされる。同様に、火薬８の固まりは、コイルばね
１６及び保持リング１８によって保持され、有利なこと
に、前記保持リング１８は、筒状のカップの形状であ
り、保持リングの端部は、火薬８の固まりを把持する耳
部１９を有する。
【００２１】遅延管２１は、胴体部２の軸から偏倚して
いるが平行である回転軸を有し、一方で、遅延管が閉端
部において有するオリフィスを介して、各二つの筒状包
囲部１１、１２を通過し、他方で、例えば溶接によっ
て、横断不通仕切り板４内に設けられた穴内に固定され
る。。この遅延管２１は、上流燃焼室５及び下流燃焼室
６内にそれぞれに収納されている第一端部及び第二端部
を有し、各端部は、破裂ディスク２２、２３によって遮
断される。この遅延管２１は、リレー火工式混合物２５
を具備する火工式混合物２４を有する。このリレー火工
式組成物２５は、火薬の二つの固まり７、８に用いられ
るのと同じ種類の二つの火工式組成物２６、２７の間に
挿入される。リレー火工式混合物２５は、ジルコニウム
及びクロム酸鉛の混合物からなり、例えば、遅延管２１
内の前記リレー火薬組成物の燃焼速度は、約５０ミリ秒
である。
いるが平行である回転軸を有し、一方で、遅延管が閉端
部において有するオリフィスを介して、各二つの筒状包
囲部１１、１２を通過し、他方で、例えば溶接によっ
て、横断不通仕切り板４内に設けられた穴内に固定され
る。。この遅延管２１は、上流燃焼室５及び下流燃焼室
６内にそれぞれに収納されている第一端部及び第二端部
を有し、各端部は、破裂ディスク２２、２３によって遮
断される。この遅延管２１は、リレー火工式混合物２５
を具備する火工式混合物２４を有する。このリレー火工
式組成物２５は、火薬の二つの固まり７、８に用いられ
るのと同じ種類の二つの火工式組成物２６、２７の間に
挿入される。リレー火工式混合物２５は、ジルコニウム
及びクロム酸鉛の混合物からなり、例えば、遅延管２１
内の前記リレー火薬組成物の燃焼速度は、約５０ミリ秒
である。
【００２２】側壁３は、一定の幅の外周のネック領域２
８を有する。このネック領域は、横断不通仕切り板４の
各側において延在する。各燃焼室５、６において、ネッ
ク領域２８は、ノズル部２９、３０を有し、ノズル部
は、対応する筒状包囲部１１又は１２の側壁によって最
初は遮断される。
８を有する。このネック領域は、横断不通仕切り板４の
各側において延在する。各燃焼室５、６において、ネッ
ク領域２８は、ノズル部２９、３０を有し、ノズル部
は、対応する筒状包囲部１１又は１２の側壁によって最
初は遮断される。
【００２３】図１及び３〜５を参照して、安全組立体３
１は、環状の金属の帯材３２を有し、この安全組立体の
端部は、接合される。安全組立体は、プレカット領域３
３を有する。この帯材３２は、上流燃焼室５内に位置す
るノズル部２９及び下流燃焼室６内に位置するノズル部
３０の各々がプレカット領域３３の一方によって覆われ
るように、側壁３のネック領域２８の回りに適合され
る。カバー部３４及びキャップ部３５は、胴体部２の側
壁３の外面の非ネック領域へ、例えば接着することによ
って固定され、胴体部２の軸線に平行な接合面によって
不通に共に固定される。カバー部３４は、燃焼ガスを排
出するための通風口３８を有し、接合面に平行な縁部３
９を有し、図に示されていないエアバックは、リベット
で留められる。
１は、環状の金属の帯材３２を有し、この安全組立体の
端部は、接合される。安全組立体は、プレカット領域３
３を有する。この帯材３２は、上流燃焼室５内に位置す
るノズル部２９及び下流燃焼室６内に位置するノズル部
３０の各々がプレカット領域３３の一方によって覆われ
るように、側壁３のネック領域２８の回りに適合され
る。カバー部３４及びキャップ部３５は、胴体部２の側
壁３の外面の非ネック領域へ、例えば接着することによ
って固定され、胴体部２の軸線に平行な接合面によって
不通に共に固定される。カバー部３４は、燃焼ガスを排
出するための通風口３８を有し、接合面に平行な縁部３
９を有し、図に示されていないエアバックは、リベット
で留められる。
【００２４】多機能の電気制御装置と連結したこの種類
の発生器１は、動作の以下の方法を可能とする。事故の
状況に依存して、電気制御装置は、二つの点火装置４
１、４２の任意のちょうど一方を開始させる、又は、あ
るいは、必要ならば、両方の点火装置４１、４２を同時
に又は引き続いて開始させるように形成される。
の発生器１は、動作の以下の方法を可能とする。事故の
状況に依存して、電気制御装置は、二つの点火装置４
１、４２の任意のちょうど一方を開始させる、又は、あ
るいは、必要ならば、両方の点火装置４１、４２を同時
に又は引き続いて開始させるように形成される。
【００２５】第一の場合において、選択される点火装置
は、関連する火薬が状況に最も適したガス容積を発生さ
せる点火装置である。例として、もし上流燃焼室５内の
点火装置４１が作動されるならば、発生された燃焼ガス
は、火薬７の固まりと接触するようになり、こうして、
前記固まりの点火を引き起こす。圧力が、上流燃焼室５
内に位置する遅延管の端部を遮断する破裂ディスク２２
の破裂値に達する時、火工式混合物２４は点火され、ほ
ぼ５０ミリ秒後に、破裂ディスクを破裂した後に、火工
式混合物２４は、下流燃焼室６内に収納された未使用の
火薬の固まりを開始させる。それと同時に、火工式混合
物が未使用の火薬８の点火を引き起こす前に、火薬７の
固まりの燃焼によって発生されたガスは、ノズル部２９
近傍の筒状包囲部１１を破裂させ、前記ノズル部２９を
覆うプレカット領域３３に圧力を及ぼし、これは、これ
らの領域をガスの流れ方向に曲げる。そして、これらの
ガスは、ネック領域２８を取り囲む拡散室３７に入り、
最後に、燃焼ガスを排出するために通風口３８を通り逃
げ、エアバックを膨張させる。環状の金属の帯材３２の
プレカット領域のいくつかはノズル部３０を覆い、それ
ゆえ、この環状の金属の帯材は、火薬７の固まりによっ
て発生された熱いガスが、ノズル部３０近傍の下流燃焼
室６の筒状包囲部１２を破裂させるのを防ぎ、それゆ
え、未使用の火薬８を点火させるのを防ぐ。事故の厳し
さに適応された保護を提供するエアバックの部分的膨張
に続いて、下流燃焼室６内の圧力の増加の効果の基で、
筒状包囲部１２が、前記ノズル部３０近傍で破裂し、ノ
ズル部を覆うプレカット領域がガスの流れ方向に曲がる
時に、一方で、遅延管を用いて開始される火薬８の固ま
りは、燃焼し、下流燃焼室６からノズル部３０を介して
逃げる燃焼ガスを発生させ、他方で、そして空である遅
延管２１を介して、最後に、上流燃焼室５のノズル部３
１を介して逃げる燃焼ガスを発生させる。そして、最後
に通風口３８を通して逃げてエアバック内へゆるやかに
入るように、これらのガスが拡散室３７に入る。電気的
な制御装置が、上流燃焼室５内に収納された点火装置４
１の代わりに下流燃焼室６内に収納された点火装置４２
を開始させる時、動作は同様である。
は、関連する火薬が状況に最も適したガス容積を発生さ
せる点火装置である。例として、もし上流燃焼室５内の
点火装置４１が作動されるならば、発生された燃焼ガス
は、火薬７の固まりと接触するようになり、こうして、
前記固まりの点火を引き起こす。圧力が、上流燃焼室５
内に位置する遅延管の端部を遮断する破裂ディスク２２
の破裂値に達する時、火工式混合物２４は点火され、ほ
ぼ５０ミリ秒後に、破裂ディスクを破裂した後に、火工
式混合物２４は、下流燃焼室６内に収納された未使用の
火薬の固まりを開始させる。それと同時に、火工式混合
物が未使用の火薬８の点火を引き起こす前に、火薬７の
固まりの燃焼によって発生されたガスは、ノズル部２９
近傍の筒状包囲部１１を破裂させ、前記ノズル部２９を
覆うプレカット領域３３に圧力を及ぼし、これは、これ
らの領域をガスの流れ方向に曲げる。そして、これらの
ガスは、ネック領域２８を取り囲む拡散室３７に入り、
最後に、燃焼ガスを排出するために通風口３８を通り逃
げ、エアバックを膨張させる。環状の金属の帯材３２の
プレカット領域のいくつかはノズル部３０を覆い、それ
ゆえ、この環状の金属の帯材は、火薬７の固まりによっ
て発生された熱いガスが、ノズル部３０近傍の下流燃焼
室６の筒状包囲部１２を破裂させるのを防ぎ、それゆ
え、未使用の火薬８を点火させるのを防ぐ。事故の厳し
さに適応された保護を提供するエアバックの部分的膨張
に続いて、下流燃焼室６内の圧力の増加の効果の基で、
筒状包囲部１２が、前記ノズル部３０近傍で破裂し、ノ
ズル部を覆うプレカット領域がガスの流れ方向に曲がる
時に、一方で、遅延管を用いて開始される火薬８の固ま
りは、燃焼し、下流燃焼室６からノズル部３０を介して
逃げる燃焼ガスを発生させ、他方で、そして空である遅
延管２１を介して、最後に、上流燃焼室５のノズル部３
１を介して逃げる燃焼ガスを発生させる。そして、最後
に通風口３８を通して逃げてエアバック内へゆるやかに
入るように、これらのガスが拡散室３７に入る。電気的
な制御装置が、上流燃焼室５内に収納された点火装置４
１の代わりに下流燃焼室６内に収納された点火装置４２
を開始させる時、動作は同様である。
【００２６】第二の場合、すなわち、効果的な保護を提
供するためにエアバックが完全に膨張される場合におい
て、各火薬７、８は、火薬７、８と関連する点火装置４
１、４２によって開始される。そして、遅延管２１は、
両端から点火され、火工式混合物２４の燃焼によって発
生されたガスは、ノズル部２９、３０近傍の二つの筒状
包囲部１１、１２の破裂と全てのプレカット領域３３の
折り曲げに続く発生器１から逃げる全てのガスのほとん
ど無視できる割合を単に表している。それゆえ、全ての
ガスは、最後にエアバックを膨張させるために、燃焼ガ
スの排出の通風口３８を通過する。
供するためにエアバックが完全に膨張される場合におい
て、各火薬７、８は、火薬７、８と関連する点火装置４
１、４２によって開始される。そして、遅延管２１は、
両端から点火され、火工式混合物２４の燃焼によって発
生されたガスは、ノズル部２９、３０近傍の二つの筒状
包囲部１１、１２の破裂と全てのプレカット領域３３の
折り曲げに続く発生器１から逃げる全てのガスのほとん
ど無視できる割合を単に表している。それゆえ、全ての
ガスは、最後にエアバックを膨張させるために、燃焼ガ
スの排出の通風口３８を通過する。
【図１】本発明による発生器の縦断面図である。
【図２】図１に示された発生器の遅延管の縦断面図であ
る。
る。
【図３】図１に示された発生器の線ＩＩＩ─ＩＩＩに沿
った断面図である。
った断面図である。
【図４】図１に示された発生器の線ＩＶ─ＩＶに沿った
断面図である。
断面図である。
【図５】本発明による発生器の安全組立体の斜視図であ
る。
る。
１…発生器 ２…胴体部 ４…不通仕切り板 ５…上流燃焼室 ６…下流燃焼室 ７…火薬 ８…火薬 ２９…ノズル部 ３０…ノズル部 ４１…点火装置 ４２…点火装置
Claims (10)
- 【請求項１】 自動車の安全装置に使用されることがで
きるエアバックを膨張させることが意図されている適応
性のある火工式ガス発生器（１）であって、不通仕切り
板（４）によって互いから分離された少なくとも二つの
燃焼室（５、６）を有する胴体部（２）を具備し、これ
らの前記二つの燃焼室（５、６）の各々は、少なくとも
一つの火薬（７、８）と、独立している点火装置（４
１、４２）とを有し、最初に遮断されるガス排出ノズル
部（２９、３０）を備えている適応性のある火工式ガス
発生器（１）において、前記発生器（１）は、前記エア
バックの機能的な膨張に続くこれら二つの前記燃焼室
（５、６）の前記火薬（７、８）を安全化するための装
置を具備し、この前記安全化装置は、前記二つの燃焼室
（５、６）の間の連絡を提供するための手段と、前記二
つの火薬（７、８）の一つを開始させる手段を具備し、
これらの前記二つの手段が、前記二つの火薬（７、８）
の一方を点火させることによって開始される適応性のあ
る火工式ガス発生器。 - 【請求項２】 前記連絡手段は、各前記二つの燃焼室
（５、６）が二つの閉端部の一方を有するように、前記
二つの閉端部を有して前記不通仕切り板（４）に固定さ
れた少なくとも一つの遅延管（２１）を有し、前記開始
手段は、前記遅延管（２１）内に保持される火工式混合
物（２４）を有し、前記遅延管が前記二つの端部の一方
だけによって開始される時の前記火工式混合物（２４）
の燃焼の期間が、エアバックの機能的な膨張に必要とさ
れる時間よりも長いことを特徴とする請求項１に記載の
発生器。 - 【請求項３】 前記火工式混合物（２４）が、本質的に
酸化剤還元剤混合物を有するリレー火工式組成物（２
５）を具備することを特徴とする請求項２に記載の発生
器。 - 【請求項４】 前記火工式混合物（２４）が、本質的に
気体生成物及び灰だけを生成することを特徴とする請求
項２又は３のいずれかに記載の発生器。 - 【請求項５】 前記火工式混合物（２４）の燃焼期間
が、５０ミリ秒近傍の基準期間に少なくとも等しいこと
を特徴とする請求項２から４のいずれかに記載の発生
器。 - 【請求項６】 前記遅延管（２１）が、破裂ディスク
（２２、２３）によって遮断されることを特徴とする請
求項２に記載の発生器。 - 【請求項７】 ｉ）前記胴体部（２）は、前記不通仕切
り板（４）が固定される側壁（３）を有し、 ｉｉ）安全組立体（３１）は、前記胴体部（２）の前記
側壁（３）の一部の回りに適合され、前記二つの燃焼室
の一方に保持された前記火薬の燃焼によって発生された
ガスが、前記ノズルを介して他方の燃焼室に入り前記燃
焼室の有する火薬を点火することを防ぎ、 ｉｉｉ）互いに固定されているカバー部（３４）及びキ
ャップ部（３５）を有するケースは、前記胴体部（２）
の前記側壁（３）へ固定され、前記側壁（３）回りに拡
散室（３７）を形成し、 ｉｖ）前記ケースが、前記燃焼ガスを排出するために通
風口（３８）を具備することを特徴とする請求項２に記
載の発生器。 - 【請求項８】 前記安全組立体（３１）は環状の金属の
帯材（３２）を有し、前記安全組立体の端部が接合さ
れ、前記安全組立体はプレカット領域（３３）を有する
ことを特徴とする請求項７に記載の発生器。 - 【請求項９】 前記安全組立体（３１）は、各前記ノズ
ル部（２９、３０）が前記プレカット領域（３３）の一
方によって覆われるように、前記胴体部（２）の前記側
壁（３）の回りに適合されることを特徴とする請求項８
に記載の発生器。 - 【請求項１０】 前記側壁（３）は、二つの肩部の間に
存在する外周のネッック領域（２８）を有し、前記ネッ
ク領域（２８）は、前記安全組立体（３１）を収納する
ために機能し、前記ノズル部（２９、３０）を有するこ
とを特徴とする請求項８又は９のいずれかに記載の発生
器。
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|---|---|---|---|
| FR9711352 | 1997-09-12 | ||
| FR9711352A FR2768501B1 (fr) | 1997-09-12 | 1997-09-12 | Generateur pyrotechnique adaptatif de gaz pour coussin de protection avec dispositif de neutralisation |
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|---|---|
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| JP3772570B2 (ja) * | 1999-02-12 | 2006-05-10 | タカタ株式会社 | ガス発生器、その容器及び容器の製造方法 |
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| DE10081358D2 (de) * | 1999-05-24 | 2002-06-06 | Inova Gmbh Tech Entwicklungen | Airbagvorrichtung und Auslöseverfahren dafür |
| US6796581B2 (en) | 2002-03-26 | 2004-09-28 | Intelligent Mechantronic Systems, Inc. | Variable inflation force airbag inflator |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US5022674A (en) * | 1990-04-05 | 1991-06-11 | Bendix Atlantic Inflator Company | Dual pyrotechnic hybrid inflator |
| US5219178A (en) * | 1990-10-08 | 1993-06-15 | Nippon Koki Co., Ltd. | Air bag inflation gas generator |
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| US5664802A (en) * | 1996-02-15 | 1997-09-09 | Morton International, Inc. | Adjustable performance hybrid inflator |
| DE29708380U1 (de) * | 1997-05-09 | 1997-09-04 | TRW Occupant Restraint Systems GmbH, 73553 Alfdorf | Gasgenerator |
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