JPH11138836A - インクカートリッジ - Google Patents

インクカートリッジ

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JPH11138836A
JPH11138836A JP30741497A JP30741497A JPH11138836A JP H11138836 A JPH11138836 A JP H11138836A JP 30741497 A JP30741497 A JP 30741497A JP 30741497 A JP30741497 A JP 30741497A JP H11138836 A JPH11138836 A JP H11138836A
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
ink cartridge
cartridge according
fiber assembly
tank case
Prior art date
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Application number
JP30741497A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisuke Matsuo
圭介 松尾
Eiichiro Shimizu
英一郎 清水
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクカートリッジに外力が作用される場合
においても繊維集合体の位置ずれを起こすことなく繊維
集合体を適正な位置に保持することができること。 【解決手段】 繊維集合体26が収容されるインクタン
クケース本体部20の開口端部を覆うカバー部材24の
内面側に、繊維集合体26を突き刺し保持する突起部材
24を複数設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクを貯留する
繊維集合体を備えるインクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置においては、例
えば、記録媒体の搬送方向に対して略直交する方向に搬
送されるキャリッジ部に装着されるインクカートリッジ
が実用に供されている。インクカートリッジは、例え
ば、インクを貯留するインク吸収体を収容する収容部を
内部に有するインクタンクケース本体部と、インクタン
クケース本体部に連結されインク吸収体からのインクを
記録媒体の記録面に対して吐出する複数のインク吐出口
を有する記録ヘッドとを含んで構成されている。
【0003】インクタンクケース本体部には、収容部と
外気とを連通させる連通部が設けられている。その連通
部は記録ヘッドが連結される部分に対向する端部に1箇
所、設けられている。また、インクタンクケース本体部
の内部における連通部とインク吸収体との間には、所定
の容積を有する空間が形成されている。この空間は、イ
ンク吸収体と外気とを連通部を通じて確実に連通させイ
ンク吸収体内のインクを円滑に記録ヘッドに供給するた
めの役割を果たすものである。
【0004】インク吸収体としては、例えば、特開平6
−15859号公報および特開平6−255121号公
報にも示されるように、フェルト、もしくは、特開平6
−79882号にも示されるように、不織布が提案され
ている。また、インク吸収体としては、例えば、1個も
しくは複数個の多孔質体としてのウレタンフォーム、ま
たは、メラミンフォームなどである。
【0005】しかし、インク吸収体としての多孔質体
は、顔料インクもしくは水素イオン濃度が比較的高いイ
ンクが充填された状態で比較的長期間保存された場合、
インクの溶質の析出による不具合、あるいは、多孔質体
自体の劣化が起こる虞があるので充填されるべきインク
の種類が制限される場合がある。
【0006】そこで、多孔質体の代わりに繊維により形
成された繊維集合体がインクタンクケース本体部に収容
されることが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の繊維集合体は、
その摩擦係数が多孔質体の摩擦係数に比して小であり、
また、その復元力が多孔質体の復元力に比して小である
性質を有している。
【0008】これにより、繊維集合体がインク吸収体と
して利用される場合、インクタンクケース本体部に何ら
かの外力が作用されるとき、その外力により収容された
繊維集合体が、インクタンクケース本体部の内部におい
て一方向に移動され偏った分布状態で収容されることと
なる。従って、繊維集合体が均等に収容された初期の状
態に戻ることなく、連通部の開口端を塞ぐ虞がある。そ
の結果、インクが残っているにもかかわらずインクが円
滑に記録ヘッドに供給されず、インクカートリッジを使
用することができないこととなる。
【0009】以上の問題点を考慮し、本発明はインクを
貯留する繊維集合体を備えるインクカートリッジであっ
て、インクカートリッジに外力が作用される場合におい
ても繊維集合体の位置ずれを起こすことなく繊維集合体
を適正な位置に保持することができるインクカートリッ
ジを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るインクカートリッジは、インクを貯
留する繊維集合体を収容する収容空間が形成されるイン
ク収容部と、インク収容部の外殻部に設けられ外部とイ
ンク収容部の収容空間とを連通させる連通部とを備え、
インク収容部が、繊維集合体を突き刺し保持する複数の
突起部材を収容空間に対向し連通部に連通する内面壁に
有するものとされる。
【0011】
【発明の実施の形態】図5および図6は、例えば、イン
クジェット記録装置におけるキャリッジ部に設けられる
インクカートリッジ被装着部に選択的に装着されるイン
クカートリッジを示す。図5および図6に示される例に
おいては、インク吸収体としてのウレタンフォーム6が
インクタンクケース本体部2内に収容される。このイン
クカートリッジは、インクタンクケース本体部2と、記
録ヘッド部12を有しインクタンクケース本体部2に結
合されるホルダー部材8とを含んで構成されている。
【0012】略直方体に成形されるインクタンクケース
本体部2は、一方に内部空間に連通する開口端部を有し
ている。また、インクタンクケース本体部2の他方に
は、収容されたウレタンフォーム6からのインクをホル
ダー部材8側に排出する排出口2aが設けられている。
ウレタンフォーム6と排出口2aの一方の端部との間に
は、フィルタ部材14が設けられている。
【0013】インクタンクケース本体部2の開口端部
は、カバー部材4により覆われている。カバー部材4
は、例えば、超音波溶着により開口端部の周縁部に固着
されている。カバー部材4は、平板状部4Pと、平板状
部4Pにおけるウレタンフォーム6に対向する面にウレ
タンフォーム6に向けて突出されて設けられる突起片4
A、4B、4C、4D、4E、4F、および、4Gとを
含んで構成されている。平板状部4Pには、外気とイン
クタンクケース本体部2の収容部とを連通させる連通孔
4aが設けられている。
【0014】カバー部材4の各突起片4A〜4Gの先端
は、ウレタンフォーム6に当接し、かつ、押圧するもの
とされる。これにより、収容されるウレタンフォーム6
は、所定の適正位置に保持されることとなる。また、カ
バー部材4の平板状部4Pにおける内面とウレタンフォ
ーム6との間に所定の内部空間5が形成されることとな
る。
【0015】ホルダー部材8は、その外周部がインクカ
ートリッジ被装着部10に選択的に嵌合される。ホルダ
ー部材8におけるインクタンクケース本体部2の排出口
2aに対向する位置には、排出口2aに挿入されるイン
ク導入部8Aが設けられている。インク導入部8Aに
は、記録ヘッド12にウレタンフォーム6からのインク
を供給するインク供給通路8aが形成されている。イン
ク供給通路8aは、記録ヘッド12の共通インク室に連
通している。そして、ホルダー部材8の内周部が、イン
クタンクケース本体部2の外周部に係合されることによ
りホルダー部材8とインクタンクケース本体部2とは一
体化される。
【0016】ホルダー部材8における記録媒体RMの記
録面に対向する面には、記録ヘッド12が設けられてい
る。記録ヘッド12は、記録媒体RMの記録面に対向す
る面に複数のインク吐出口を有している。
【0017】このような構成により、ウレタンフォーム
6の内部が所定の負圧に保たれるもとで、記録ヘッド1
2の記録動作に応じてウレタンフォーム6からのインク
が順次、記録ヘッド12の共通インク室に供給されるこ
ととなる。
【0018】しかし、このような構成において、ウレタ
ンフォーム6の代わりに、繊維集合体が収容される場
合、インクカートリッジに所定以上の外力が作用した場
合、突起片4A〜4Gによる押圧力では繊維集合体が確
実に保持されず、例えば、連通孔4aが繊維集合体によ
り塞がれることによりインクが円滑に、記録ヘッド12
の共通インク室に供給されない虞がある。
【0019】そこで、本発明に係るインクカートリッジ
の一例においては、図1に示されるように、収容される
繊維集合体を確実に保持する構造としたものである。
【0020】図1は、本発明に係るインクカートリッジ
の一例を、それが適用されたインクジェット記録装置に
おいて往復動せしめられるキャリッジ部のインクカート
リッジ被装着部とともに概略的に示す。
【0021】図1において、繊維集合体26を収容する
インクタンクケース本体部20と、記録ヘッド部32を
有しインクタンクケース本体部20に結合されるホルダ
ー部材30とを含んで構成されている。
【0022】ホルダー部材30は、その外周部がインク
カートリッジ被装着部34に選択的に嵌合される。ま
た、ホルダー部材30の内側には、後述するインクタン
クケース本体部20の底部が係合される凹部が形成され
ている。その凹部においてインクタンクケース本体部2
0の排出口20aに対向する位置には、排出口20aに
挿入されるインク導入部30Aが設けられている。円筒
状に形成されるインク導入部30Aの内側には、記録ヘ
ッド32にインクタンクケース本体部20からのインク
を供給するインク供給通路30aが形成されている。そ
のインク供給通路30aは、記録ヘッド32の共通イン
ク室に連通している。
【0023】かかる構成のもとで、ホルダー部材30の
凹部が、インクタンクケース本体部20の底部に係合さ
れることによりホルダー部材30とインクタンクケース
本体部20とが一体化され、インクタンクケース本体部
20内のインクが記録ヘッド32の共通インク室に供給
されることとなる。
【0024】ホルダー部材30において記録されるべき
記録媒体RMの記録面に対向する面には、記録ヘッド3
2が設けられている。記録ヘッド32は、例えば、バブ
ルジェット式とされる既知の構造を有しており、記録媒
体RMの記録面に対向する面に複数のインク吐出口を有
している。
【0025】略直方体にプラスチック材料、例えば、ポ
リプロピレン樹脂で成形されるインクタンクケース本体
部20は、一方に内部空間に連通する開口端部を有して
いる。また、インクタンクケース本体部20の他方の底
部には、収容された繊維集合体26からのインクをホル
ダー部材30側に排出する排出口20aが設けられてい
る。繊維集合体26と排出口20aの一方の端部との間
には、フィルタ部材28が設けられている。そのフィル
タ部材28は繊維集合体26に対して所定の圧力をもっ
て当接されている。
【0026】繊維集合体26は、例えば、直径が約30
μm程度とされる繊維の集合により形成されている。繊
維は、プラスチック材料、例えば、ポリプロピレン樹脂
で成形されている。収容される繊維集合体26の体積
は、例えば、インクタンクケース本体部20の内容積の
約90%程度とされる。
【0027】インクタンクケース本体部20の開口端部
は、プラスチック材料、例えば、ポリプロピレン樹脂で
成形されているカバー部材22により覆われている。カ
バー部材22は、その係合片22Aがインクタンクケー
ス本体部20の内周部に係合された状態で例えば、超音
波溶着により開口端部の周縁部に固着されている。
【0028】その際、繊維集合体26、インクタンクケ
ース本体部20、および、カバー部材22は、同一のプ
ラスチック材料で形成されているのでリサイクルによる
利用が容易となる。
【0029】カバー部材22は、平板状部22Pと、平
板状部22Pにおける繊維集合体26に対向する面に垂
直に設けられる複数の突起部材24とを含んで構成され
ている。
【0030】平板状部22Pには、外気とインクタンク
ケース本体部20の収容部を連通させる連通孔22aが
設けられている。
【0031】カバー部材22の各突起部材24は、カバ
ー部材22における排出口20aに対向する側の面にそ
れぞれ略同一の長さで設けられ、例えば、図1および図
2の(A)に示されるように、円錐状の形状とされ、一
直線上に所定の間隔をもって一列に設けられている。こ
のように各突起部材24がカバー部材22の排出口20
aに対向する側の面に設けられる場合、各突起部材24
の先端が繊維集合体26内に十分に所定の圧力で突き刺
す。これにより、繊維集合体26は、インクタンクケー
ス本体部20の内部における突起部材24の中心軸線に
沿った移動が抑制されるとともにカバー部材22の平板
状部22Pに略平行な面に沿った移動も抑制されること
となる。このような構成により、インクタンクケース本
体部20の繊維集合体26の内部が所定の負圧に保たれ
るもとで、上述の記録ヘッド32の記録動作に応じて繊
維集合体26からのインクが円滑に、記録ヘッド32の
共通インク室に供給されることとなる。
【0032】従って、各突起部材24により、連通孔2
2aに連通する内部空間27が繊維集合体26とカバー
部材22の内面との間に形成されることとなる。内部空
間27の容積は、仮に、インクタンクケース本体部20
が所定の高さから落下せしめられインクタンクケース本
体部20に外力が作用した場合においてもその繊維集合
体26の移動が回避されるので縮小される虞がない。そ
の結果、連通孔22aが繊維集合体26により塞がれる
ことも回避されることとなる。
【0033】なお、各突起部材24は、カバー部材22
に限られることなく、インクタンクケース本体部20の
内壁面に設けられてもよく、また、一列に限られること
なく複数列設けられてもよい。
【0034】また、各突起部材24の断面形状は、上述
の例のような円形に限られることなく、図2の(B)に
示されるように、断面形状が略十字状である突起部材3
6が設けられるようになされてもよい。このような場
合、断面形状が円形の場合に比して曲げ剛性が向上する
こととなる。
【0035】さらに、カバー部材22の突起部材は、例
えば、図3の(A)および(B)に示されるように、直
径がその中心軸線に沿って変化する段部を有する突起部
材38および40であってもよい。
【0036】図3の(A)において、突起部材38は、
一端がカバー部材22の内面に連結される円柱状部38
Aと、円柱状部38Aの他端に連結される円錐状部38
Bとから構成されている。円錐状部38Bの底面の直径
は、円柱状部38Aの直径に比して小なるものとされ
る。
【0037】これにより、突起部材38が繊維集合体2
6内に突き刺される場合、突起部材38の繊維集合体2
6に対しての挿入長さが、円柱状部38Aにおける円錐
状部38Bが連結される部分を取り囲む環状の面により
規制されることとなる。
【0038】図3の(B)においては、突起部材40
は、一端が略十字状の断面形状を有しカバー部材22の
内面に連結される柱状部40Aと、柱状部40Aの他端
に連結される四角錐状部40Bとから構成されている。
四角錐状部40Bの底面の一辺の長さは、柱状部40A
の断面の長さに比して小なるものとされる。この場合に
おいては、突起部材40の繊維集合体26に対しての挿
入長さが、柱状部40Aにおける四角錐状部40Bが連
結される部分を取り囲む略十字の端面により規制される
こととなる。また、柱状部40Aは肉厚が均等とされる
簡単な形状なので射出成形などにより形成される場合、
その成形が容易となる。
【0039】図4は、本発明に係るインクカートリッジ
の他の一例におけるインクタンクケース本体部20を示
す。インクタンクケース本体部20に係合されるホルダ
ー部材30は、図1に示される例と同様な構造とされ
る。なお、図4においては、図1に示される例において
同一とされる構成要素については同一の符号を付して示
し、その重複説明を省略する。
【0040】上述の図1に示される例では、すべての突
起部材24の中心軸線に沿った長さが略同一とされる
が、図4に示される例においては、カバー部材44の内
面におけるフィルタ部材28に対向する略中央部分に比
較的長さの長い突起部材48が一列に複数本設けられ、
両端部近傍にそれぞれ突起部材48の長さよりも短い長
さを有する複数本の突起部材46が一列に設けられるも
のとされる。
【0041】カバー部材44は、その係合片44Aがイ
ンクタンクケース本体部20の内周部に係合された状態
で例えば、超音波溶着により開口端部の周縁部に固着さ
れている。
【0042】カバー部材44は、平板状部44Pと、平
板状部44Pにおける繊維集合体26に対向する面に垂
直に設けられる複数の突起部材48および46とを含ん
で構成されている。平板状部44Pには、外気とインク
タンクケース本体部20の収容部を連通させる連通孔4
4aが突起部材48と突起部材46との間に設けられて
いる。
【0043】かかる例においては、突起部材48の繊維
集合体26に対する挿入長さと突起部材46の繊維集合
体26に対する挿入長さとが異なることにより、フィル
タ部材28に繊維集合体26を介して作用される圧力が
他の部分に作用される内圧力に比して高められることと
なる。
【0044】なお、本例においても、突起部材46およ
び48がそれぞれ複数列設けられる構成であってもよ
く、また、突起部材46および48の形状がそれぞれ、
図2の(B)、図3の(A)および(B)に示されるよ
うな形状とされてもよいことは勿論である。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るインクカートリッジによれば、インク収容部が繊
維集合体を突き刺し保持する複数の突起部材を、収容空
間に対向し連通部に連通する内面壁に有するのでインク
カートリッジに外力が作用される場合においても繊維集
合体の位置ずれを起こすことなく繊維集合体を適正な位
置に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクカートリッジの一例を、そ
れが適用されたインクジェット記録装置におけるインク
カートリッジ被装着部とともに示す分解断面図である。
【図2】(A)は、図1に示される例における突起部材
を拡大して示す斜視図であり、(B)は、図1に示され
る例における突起部材の他の例を示す斜視図である。
【図3】(A)、および、(B)は、それぞれ、図1に
示される例における突起部材のさらなる他の例を示す斜
視図である。
【図4】本発明に係るインクカートリッジの他の一例の
要部を示す断面図である。
【図5】本発明に係るインクカートリッジの一例に関連
する他のインクカートリッジを示す分解断面図である。
【図6】図5に示される例における要部を示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
20 インクタンクケース本体部 22,44 カバー部材 22a,44a 連通孔 24,36,38,40,46,48 突起部材 26 繊維集合体 27 内部空間

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを貯留する繊維集合体を収容する
    収容空間が形成されるインク収容部と、該インク収容部
    の外殻部に設けられ外部と該インク収容部の収容空間と
    を連通させる連通部とを備え、 前記インク収容部が、前記繊維集合体を突き刺し保持す
    る複数の突起部材を前記収容空間に対向し前記連通部に
    連通する内面壁に有することを特徴とするインクカート
    リッジ。
  2. 【請求項2】 一端部に開口端部を有するインク収容部
    は、該開口端部を覆うとともに前記収容空間に対向し前
    記繊維集合体を突き刺し保持する複数の突起部材、およ
    び、前記連通部が設けられる蓋部材を含んでなることを
    特徴とする請求項1記載のインクカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記突起部材は、先端が尖頭状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のインクカート
    リッジ。
  4. 【請求項4】 前記突起部材は、直径が中心軸線に沿っ
    て変化する段部を有することを特徴とする請求項3記載
    のインクカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記突起部材は、略十字状の断面形状を
    有することを特徴とする請求項3記載のインクカートリ
    ッジ。
  6. 【請求項6】 中心軸線方向に沿った長さの異なる複数
    の突起部材がそれぞれ設けられることを特徴とする請求
    項1記載のインクカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記突起部材は、先端が尖頭状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項6記載のインクカート
    リッジ。
  8. 【請求項8】 前記突起部材は、直径が中心軸線に沿っ
    て変化する段部を有することを特徴とする請求項6記載
    のインクカートリッジ。
  9. 【請求項9】 前記繊維集合体および前記インク収容部
    の外殻部は、同一の材質を有するプラスチック材料で作
    られることを特徴とする請求項1記載のインクカートリ
    ッジ。
  10. 【請求項10】 該インク収容部からのインクを記録媒
    体の記録面に対して吐出するインク吐出部を有する記録
    ヘッドが前記インク収容部に着脱可能に連結されること
    を特徴とする請求項1記載のインクカートリッジ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1256452A1 (en) * 2001-05-10 2002-11-13 Canon Kabushiki Kaisha Ink tank
CN100421955C (zh) * 2006-01-26 2008-10-01 研能科技股份有限公司 墨水匣结构

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