JPH11137794A - 遊技機およびプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

遊技機およびプログラムを記録した記録媒体

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JPH11137794A
JPH11137794A JP9306217A JP30621797A JPH11137794A JP H11137794 A JPH11137794 A JP H11137794A JP 9306217 A JP9306217 A JP 9306217A JP 30621797 A JP30621797 A JP 30621797A JP H11137794 A JPH11137794 A JP H11137794A
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JP
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JP9306217A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技客に当たりの可能性を見せることがで
き、図柄が揃わなくても、直ちに外れとはならず、最後
まで、当たりへの期待をつなぐことができる遊技装置を
提供。 【解決手段】 表示装置20に、複数の当たり停止箇
所、複数の外れ停止箇所、経路、現在位置を表示させ、
任意の停止箇所からの移動数を、予め定めた回数分順次
表示させる。現在位置から次の移動可能な移動先に当た
り停止箇所がある場合にはリーチ表示を行ない、移動後
に、当たりかを判定して、当たり停止箇所の場合には、
価値発生装置60を起動させる制御装置30を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の遊
技機、および、それに用いられるプログラムを記録した
記録媒体に係り、特に、遊技盤面上に打ち出された球が
特定入賞口へ入賞すると遊技を実行し、その遊技が当た
りとなったとき、遊技者に有利な特別価値を発生させる
特別遊技機能を有する遊技機、および、それに用いられ
るプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機としては、本来の遊技機能
の他に、特別の遊技機能として、表示装置の表示画面上
で各種の遊技(以下、画面遊技ともいう)を実行し、そ
の表示内容が特定の状態(当たり)になった場合に、遊
技者に有利な特別価値を発生させる第1種遊技機(いわ
ゆる、フィーバ機)がある。この第1種遊技機は、通
常、遊技盤面上にある特定入賞口に球が入賞したとき、
表示装置に表示される各種絵柄を、例えば、あたかもス
ロットマシンのリールのように動的に変化させて表示さ
せ、動的変化の表示が停止したときに表示される絵柄の
組み合わせが特定のパターンになった場合に、「当た
り」として、遊技者に有利な特別価値を発生させてい
る。特別価値は、例えば、通常状態では閉じている大口
の可変入賞口を開閉動作させ、球の入賞する確率を相対
的に高めるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の第1
種遊技機では、特定入賞口に球が入賞するごとに、上述
した表示装置での画面遊技が行われるが、そこでの当た
りは、予め定められた確率によって定まる。したがっ
て、特定入賞口に球が入賞する毎に、確率にしたがって
当たり外れが決定される。これは、1回勝負であって、
特定入賞口に何回球が入ったとしても、その都度の当た
る確率は同じである。
【0004】これを遊技者の立場から見ると、なかなか
当たらず、しかも、遊技を継続していても、いつ当たる
かが全くわからない状態に置かれていることとなる。こ
のような状態は、遊技者にとって、大きな心理的負担と
なり、遊技の楽しさを損なうことにつながるおそれがあ
る。
【0005】このような遊技者の心理的負担を軽減する
ものとして、当たる確率が高いことがある程度予測でき
るようにすることが考えられる。例えば、従来の遊技機
は、あと一つ条件が揃うと当たりとなるリーチ状態の表
示を行うようにしている。しかし、これは、あくまでも
1回の勝負での過程において行われるに過ぎない。すな
わち、単に、表現上の効果として行われるに過ぎず、所
詮、単発的に勝負を行うという点では、遊技者の心理的
負担を軽減することにはなっていない。
【0006】また、従来の遊技機では、画面遊技機での
当たりは、スロットマシンのように、図柄が一列に揃う
と当たりとなるものが多い。このような遊技装置では、
始めの二つの図柄は不一致であると、他の図柄の如何に
よらず外れとなるので、遊技への期待がその時点で失わ
れることになる。遊技客の心理としては、同じ外れるに
しても、最初から外れるよりは、できるだけ長く当たり
への期待が持続できることが好ましいといえる。また、
全ての図柄が出揃うまでは当たりが決定されない。した
がって、従来の遊技機は、この点で、遊技客の心理を十
分につかんでいないといえる。
【0007】本発明の目的は、遊技客に当たりの可能性
を見せることができて、当たりへの期待を持続させて、
遊技への興味を損なわないようにすることができる遊技
装置、および、それに用いるプログラムを提供すること
にある。
【0008】また、本発明の他の目的は、画面遊技にお
いて、全ての図柄が出揃う前であっても当たりが生じる
可能性があり、また、図柄が途中で揃わなくなった場合
であっても、直ちには外れとはならず、最後まで、当た
りへの期待をつなぐことができる遊技装置、および、そ
れに用いるプログラムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の第1の態様によれば、遊技盤面上に打ち出
された球が特定入賞口へ入賞すると画面上で遊技を実行
し、その遊技が当たりとなったとき、遊技者に有利な特
別価値を発生させる遊技機において、前記画面上で行な
われる遊技を表示することに少なくとも用いられる表示
装置と、前記遊技の進行を制御する制御装置と、前記特
定入賞口への入賞を検知して、入賞検知信号を前記制御
装置に通知する特定入賞口入賞検知装置と、遊技者に対
して有利となる価値状態を発生させる価値発生装置とを
備え、前記制御装置は、前記表示装置に、その位置に停
止したとき当たりとなり得る複数箇所の当たり停止箇
所、その位置に停止しても当たりとはならない複数の外
れ停止箇所、および、それらを結ぶ経路を表示させると
共に、現在の停止箇所を示す現在位置を表示させ、か
つ、停止箇所を単位として一定の進行方向に現在位置を
移動させる際の移動数を、予め定めた回数分順次表示さ
せる表示制御手段と、前記特定入賞口入賞検知装置から
の入賞検知信号が入力されると、前記移動数として、予
め定めた群に属する1つの数を生成する処理と、前記現
在の停止箇所および生成した移動数に基づいて、前記現
在の停止箇所からの移動先の停止箇所を求める処理と、
前記表示制御処理手段に対して、前記移動数および移動
先停止箇所を通知する処理とを、入賞検知信号の入賞ご
とに予め定めた回数行う停止箇所決定手段と、前記1つ
の移動数が生成されるごとに、移動先の停止箇所が当た
り停止箇所かを判定して、当たり停止箇所の場合には、
前記価値発生装置を起動させる当たり判定手段とを有す
ることを特徴とする遊技機が提供される。
【0010】また、本発明の他の態様によれば、遊技が
当たりとなったとき、遊技者に有利な特別価値を発生さ
せる遊技機において、前記遊技の進行を表示することに
少なくとも用いられる表示装置と、前記遊技の進行を制
御する制御装置と、前記遊技の起動を受け付けて、前記
制御装置に通知する起動装置と、遊技者に対して有利と
なる価値状態を発生させる価値発生装置とを備え、前記
制御装置は、前記表示装置に、その位置に停止したとき
当たりとなり得る複数箇所の当たり停止箇所、その位置
に停止しても当たりとはならない複数の外れ停止箇所、
および、それらを結ぶ経路を表示させると共に、現在の
停止箇所を示す現在位置を表示させ、かつ、停止箇所を
単位として一定の進行方向に現在位置を移動させる際の
移動数を、予め定めた回数分順次表示させる表示制御手
段と、前記起動装置からの起動信号が入力されると、前
記移動数として、予め定めた群に属する1つの数を生成
する処理と、前記現在の停止箇所および生成した移動数
に基づいて、前記現在の停止箇所からの移動先の停止箇
所を求める処理と、前記表示制御処理手段に対して、前
記移動数および移動先停止箇所を通知する処理とを、起
動信号の入力ごとに予め定めた回数行う停止箇所決定手
段と、前記1つの移動数が生成されるごとに、移動先の
停止箇所が当たり停止箇所かを判定して、当たり停止箇
所の場合には、前記価値発生装置を起動させる当たり判
定手段とを有することを特徴とする遊技機が提供され
る。
【0011】さらに、本発明の他の態様によれば、遊技
内容を表示する表示装置、遊技の進行を制御する制御装
置、起動を検知して前記制御装置に通知する起動装置
と、前記制御装置が当たりと判定したとき、遊技者に対
して有利となる価値状態を発生させる価値発生装置とを
備え、遊技が当たりとなったとき、遊技者に有利な特別
価値を発生させる遊技機において、前記制御装置に遊技
を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体にお
いて、前記プログラムは、前記制御装置を、前記表示装
置に、その位置に停止したとき当たりとなり得る複数箇
所の当たり停止箇所、その位置に停止しても当たりとは
ならない複数の外れ停止箇所、および、それらを結ぶ経
路を表示させると共に、現在の停止箇所を示す現在位置
を表示させ、かつ、停止箇所を単位として一定の進行方
向に現在位置を移動させる際の移動数を、予め定めた回
数分順次表示させる表示制御手段と、前記起動装置から
の起動信号が入力されると、前記移動数として、予め定
めた群に属する1つの数を生成する処理と、前記現在の
停止箇所および生成した移動数に基づいて、前記現在の
停止箇所からの移動先の停止箇所を求める処理と、前記
表示制御処理手段に対して、前記移動数および移動先停
止箇所を通知する処理とを、起動信号の入力ごとに予め
定めた回数行う停止箇所決定手段と、前記1つの移動数
が生成されるごとに、移動先の停止箇所が当たり停止箇
所かを判定して、当たり停止箇所の場合には、前記価値
発生装置を起動させる当たり判定手段として機能させる
ものであることを特徴とするプログラムを記録した記録
媒体が提供される。
【0012】前記表示制御手段は、前記複数の当たり停
止箇所を、前記任意の停止箇所から前記予め定めた群に
属する数のうちの最大数によって移動可能な範囲内の位
置と、該最大数によっても到達し得ない範囲の位置とが
混在するように前記経路上に配置して表示することがで
きる。
【0013】前記制御装置は、移動数が生成されるごと
に、その移動数による移動先となる停止箇所のうちに、
当たり停止箇所が含まれるかを判定して、含まれる場合
には、リーチ状態と判定して、前記表示制御手段にリー
チ状態となったことを通知する処理を行うリーチ判定手
段をさらに備えることができる。この場合、表示制御手
段は、前記リーチ判定手段からリーチ状態となったこと
を通知されたとき、表示装置に、リーチ状態となったこ
とを示す表示を行わせる処理を行う構成とすることがで
きる。
【0014】前記当たり判定手段は、移動数の生成が予
め定めた回数未満の状態で当りと判定したときは、前記
停止箇所決定手段に対して残りの回数分の移動数の生成
を中止させる構成とすることができる。もちろん、引き
続き移動数の生成を行うようにすることもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態について説明する。以下の実施の形態では、本発
明をパチンコ機に適用した場合について説明する。しか
し、本発明は、パチンコ機に限られず、同様に機能する
他の遊技機にも適用可能である。例えば、アレンジボー
ル機など遊技媒体として球を用いる各種のゲーム機に適
用することができる。
【0016】本発明の遊技装置の適用例であるパチンコ
機の一例を図1および図2に示す。図2に示すように、
本発明が適用されるパチンコ機10は、遊技者が操作し
てパチンコ球を打ち出すためのハンドル14と、打ち出
されたパチンコ球によって遊技を行う遊技盤面11と、
遊技に供するためのパチンコ球および賞として付与され
るパチンコ球を保持する前皿15と、余剰のパチンコ球
を貯溜するための下皿16とを有する。また、遊技盤面
11中央には、画面に表示を行うことで、特別遊技機能
を実現するための表示装置20が配置される。さらに、
本発明に係るパチンコ機は、図1に示すように、動作を
制御する制御系を構成するものとして、制御装置30を
備えている。制御装置30は、遊技盤面11の裏側等の
機体内に取り付けられている。また、制御装置30に
は、遊技場内の他のコンピュータと接続するための通信
制御装置40が接続される。
【0017】遊技盤面11には、前記表示装置20の下
方に、一定パターンに配置され、ハンドル14によって
打ち出されたパチンコ球を弾発させつつ案内する釘群1
1aと、遊技板面12に沿って落下するパチンコ球を受
け入れる各種開口が設けられている。開口としては、遊
技盤面11の略中央部に配置される特定入賞口12と、
特定入賞口12の下方に配置される可変入賞口60と、
その他の各種入賞口およびアウト口等とが配置されてい
る。各入賞口は、それぞれパチンコ球がそこに入ると、
予め定めた球数のパチンコ球が前皿15に払出される。
【0018】パチンコ機は、一般に、遊技者がハンドル
14を回転操作することにより遊技盤面11上にパチン
コ球を打ち出し、この打球の入賞により払い出される賞
球の獲得数を楽しむ遊技装置である。特に、例示したパ
チンコ機10は、遊技盤面11上の特定入賞口12への
入賞に基づき、表示装置20によって表示されて行なわ
れる画面遊技が当たりの場合には、可変入賞口60の開
放動作により遊技者に有利な特別価値状態が発生するよ
うに、制御装置30のプログラムに従って動作する機種
の遊技装置である。
【0019】表示装置20は、後述する制御装置30の
表示制御処理によって、図3に示すような画面遊技のた
めの表示を行なうことに用いられる。また、リーチ状態
表示、当たり表示等の表示、さらに、画面遊技の背景表
示、各種メッセージの表示等を行うことにも用いられ
る。
【0020】表示装置20は、カラー表示ができる液
晶、CRT等の表示装置で構成される。例えば、カラー
液晶ディスプレイが用いられる。また、表示装置20
は、カラーに限定されるものではなく、モノクロであっ
てもよい。
【0021】特定入賞口12は、いわゆるチャッカーと
称されるものであり、パチンコ球の入賞を検知する入賞
検知スイッチ13を備えている。入賞検知スイッチ13
は、入賞球を検知してONになると、その入賞信号を制
御装置30に出力すべく制御装置30に接続されてい
る。この入賞検知スイッチ13は、制御装置30による
移動数生成を開始させる起動手段として機能する。入賞
検知スイッチ13としては、例えば、光センサ、近接セ
ンサ、磁気センサ等の各種センサにより構成すればよ
い。
【0022】可変入賞口60は、制御装置30による画
面遊技がいわゆる「当たり」であった場合、所定時間内
に一定回数だけ開閉を繰り返すものである。この可変入
賞口60は、それが開放されているときには、パチンコ
球が容易にその中に入るため、通常に比べて非常に多く
の入賞を実現することができる。すなわち、遊技者に有
利な状態を実現するもので、賞付与手段の一種である。
【0023】この可変入賞口60は、開閉可能なアタッ
カ61とその駆動手段たるソレノイド62(図3参照)
を備える。可変入賞口60は、制御装置30からの特別
価値発生信号に基づき、例えば、アタッカ61が所定時
間(例えば29秒)にわたって開いた後、短時間(例え
ば2〜3秒)だけ閉じるような特別価値の発生動作を所
定ラウンド回数、例えば、1回から16回までのうち、
予め定めた回数(例えば16回)続けるいわゆるフィー
バー状態となるように設定されている。なお、この可変
入賞口60による開閉については、前記「当たり」ので
やすさとの関係で、開閉回数、時間等を設定することが
できる。例えば、「当たり」の確率を挙げて、可変入賞
口60の開閉回数を少なくするようにしてもよい。
【0024】遊技盤面11上には、保留表示器80が設
けられている。この保留表示器80は、制御装置30が
画面遊技の処理を実行している場合に、新たに特定入賞
口12に球が入賞したとき、その入賞に基づく画面遊技
を行う権利の保留回数を表示するものである。この種の
保留表示器80には、例えば、LEDで構成される数値
表示器を用いることができる。この保留表示器80は、
後述する制御装置30からの保留表示信号に基づき、制
御装置30に記憶された権利保留回数をリアルタイムに
表示するよう設定されている。
【0025】図2に示すように、保留表示器80は、具
体的には4個の表示ランプを有し、画面遊技を行う権利
は4回まで保留可能となっている。すなわち、権利保留
回数に相当する数の表示ランプがリアルタイムに点灯す
べく制御されるものである。なお、保留されていた画面
遊技を行う権利が実行された場合、その実行回数が権利
保留回数から減算されて制御装置30が有するメモリに
更新記憶され、その残りの保留数が点灯した表示ランプ
の数で新たに表示されるようになっている。また、権利
が最高数の4つまで保留されている状態では、さらに特
定入賞口12にパチンコ球が入っても、この入賞により
発生すべき権利は破棄されるように設定されている。
【0026】制御装置30は、図1に示すように、コン
ピュータで構成され、制御のための処理を実行する中央
処理装置(CPU)31と、CPU31が実行するプロ
グラムおよび処理に用いるデータを格納する第1のメモ
リ32と、CPU31が使用する第2のメモリ33と、
インタフェース34とを有する。第1のメモリに32に
格納されるプログラムとしては、例えば、遊技機の遊技
動作を制御する遊技動作制御プログラム321、画面遊
技を制御する画面遊技制御プログラム322、遊技結果
を管理する遊技結果管理プログラム323、遊技場に設
置される他の制御用または管理用のコンピュータ等との
データの送受信を行なうための送受信プログラム324
等が格納される。第1のメモリ32に格納されるデータ
325としては、画面遊技を行なうための各種定義デー
タと、それらに基づいて画面遊技で用いられる遊技画面
等を表示に用いられる表示データ等とが格納される。
【0027】上述した画面遊技制御プログラム322と
しては、特定入賞口への入賞をチェックする特定入賞検
知処理、特定入賞時に遊技者に対して有利となる価値状
態を発生させる価値状態発生処理、表示制御手段として
機能するための表示制御処理、停止箇所決定手段として
機能する停止箇所決定処理、当たり判定手段として機能
する当たり判定処理、リーチ判定手段として機能するリ
ーチ判定処理等を行うプログラムが格納される。
【0028】ここで、特定入賞口入賞検知処理には、前
記入賞検知スイッチ13からの入賞検知信号の有無を調
べる処理と、画面遊技を行なう権利の保留処理とを行う
処理が含まれる。この処理では、例えば、図4に示すよ
うに、ステップS201〜S211までの処理が実行さ
れる。
【0029】価値状態発生処理は、当たり判定がなされ
ると、それを受けて、価値発生装置60を起動する(図
5のステップS229参照)。価値発生装置60の動作
自体は、当該装置60自身で行なう。もちろん、価値状
態発生処理において、価値発生装置60の操作を制御す
るようにしてもよい。
【0030】表示制御処理としては、メモリ32に格納
されるデータ325に基づいて、表示装置20に、図3
に示すような画面を表示する処理を行う。すなわち、現
在位置を移動させて停止位置により当たり外れを判定す
る遊技表示領域21と、複数回(図3では3回)分の移
動数を表示する移動数表示領域26(26a,26b,
26c)とが表示される。これらの表示には、遊技の進
行状態に関わらず変化しない固定的な表示と、遊技の進
行と共に変化する表示とが含まれる。また、リーチ状態
表示、当たり表示等の表示、画面遊技の背景表示、各種
メッセージの表示等を行う。具体的には、図4および図
5の各処理において、表示に関する全ての処理を行う。
本実施の形態の場合、ハンドル11が操作されてパチン
コ球が打ち込まれている状態では、画面遊技を行なう画
面を優先的に表示する。また、遊技機の電源をオンした
状態では、画面遊技を行なう画面についての初期画面を
表示する。すなわち、現在位置が初期位置、例えば、東
京駅の位置にあり、移動数が表示されていない状態で表
示される。
【0031】本実施の形態では、遊技表示領域21で
は、予め定めた当たり条件を満たしてその位置に停止し
たとき「当たり」となり得る複数箇所の当たり停止箇所
22、その位置に停止しても「当たり」とはならない複
数の外れ停止箇所23、および、それらを結ぶ経路24
を表示すると共に、前記経路23上における現在の停止
箇所を示す現在位置24を表示する。図3の例では、当
たり箇所の相当する停止位置22は、長方形で、外れ箇
所に相当する停止位置23は、円形でそれぞれ表示して
いる。これらの表示に必要なデータのうち固定的なデー
タは、予めメモリ32のデータ325として格納され
る。
【0032】経路24は、本実施の形態では、ループ状
に形成されている。具体的には、山の手線の路線図を模
しており、遊技に双六の要素を付加している。ただし、
経路24は、鉄道路線図に限られない。例えば、世界一
周のための経路、自動車レース等のコース等を模すもの
とすることができる。なお、経路24は、ループに限ら
れない。また、分岐路を設けてもよい。
【0033】各停止箇所22、23は、図3の例では、
それぞれ駅に相当している。また、現在位置表示25
は、停止位置22、23の表示態様を変更することで行
っている。図3では、便宜上、斜線で示している。実際
には、表示色の変更、当該位置の点滅等により、現在位
置を表示することができる。また、当たり停止箇所22
は、任意の停止箇所から、後述する、1回に生成される
移動数のうちの最大数によって移動可能な範囲の位置
と、1回に生成される移動数のうちの最大数によっては
到達し得ない範囲の位置とが混在するように、前記経路
24上の配置が定められる。これらの配置は、配置デー
タとして予め定めておく。これらの配置は、当たりので
やすさ、遊技者の当たりへの期待度等の関係を考慮して
適宜設定しておくことができる。また、当たり停止箇所
等の配置、経路等が異なる複数の配置に相当する表示パ
ターンを用意しておき、選択的に使用するようにしても
よい。
【0034】移動数表示領域26は、図3の例では、3
回分の表示枠が設けられている。すなわち、1回目移動
数26a、2回目移動数26b、3回目移動数26cが
設けられている。それぞれの表示枠には、停止箇所2
2、23を単位として一定の進行方向に現在位置を移動
させる際の移動数が順次表示される。表示は、移動数が
わかれば、どのような表示態様であってもよい。本実施
の形態では、数字に代えて、サイコロの目を表示してい
る。もちろん、数字を直接表示してもよい。
【0035】停止箇所決定処理としては、例えば、図5
のステップS221〜223およびS225に示すよう
に、前記特定入賞口入賞検知装置12からの入賞検知信
号が入力されると、前記移動数として、予め定めた群に
属する1つの数を生成する処理と、前記現在の停止箇所
および生成した移動数に基づいて、前記現在の停止箇所
からの移動先の停止箇所を求める処理と、前記表示制御
処理に対して、前記移動数および移動先停止箇所を通知
する処理とを、入賞検知信号の入賞ごとに予め定めた回
数行う。
【0036】また、停止箇所決定処理は、予め定めた群
に属する数として、1から6までの数を用い、いずれか
の数を移動数として出力する。この場合、前述したよう
な制限を付することができる。
【0037】さらに、本実施の形態の場合、1回の移動
で当たりとなる場合があるので、1〜6までの数字から
無作為に1の数字を選ぶのでは、当たりの確率が高くな
りすぎる。そこで、当たりの出現頻度を抑制するように
確率を設定する。例えば、前記移動数として、予め定め
た群に属する1つの数を生成する処理において、移動先
が外れ停止箇所となる数を当たり停止箇所となる数より
高い頻度で生成するようにする。具体的には、例えば、
当たりが、1/60、1/128、1/256等の確率
となるように設定する。もちろん、これらの確率は、適
宜設定することができる。また、変更可能としてもよ
い。
【0038】リーチ判定処理としては、例えば、図5の
ステップS220a、S220bに示すように、移動数
の生成前に、現在位置から次の移動先となり得る停止箇
所のうちに、当たり停止箇所が含まれるかを判定して、
含まれる場合には、リーチ状態と判定して、前記表示制
御処理にリーチ状態となったことを通知する処理を行
う。なお、本実施の形態の場合、当たり停止箇所22
が、任意の停止箇所から1回で移動可能な範囲に配置さ
れる場合があり得るため、1回目の移動の際からリーチ
状態となり得る。
【0039】当たり判定処理は、次の移動先が当たりで
あるかを、メモリ32に格納されているデータ325に
基づいて判定する。当たりである場合、前述した価値発
生処理を起動する。また、表示制御処理に当たり表示を
行わせる。さらに、移動数のリセットおよび表示のリセ
ットを行わせる。
【0040】次に、本実施の形態による動作について、
図4および図5を参照して説明する。
【0041】まず、遊技機の電源がオンされて、遊技可
能状態となると、CPU31は、画面遊技制御プログラ
ム322にしたがって、データ325を用いて、表示装
置20の表示画面に、画面遊技のための初期画面を表示
する。この状態で、特定入賞口への入賞があったかを判
定すると共に、保留権利があるかを判定する(ステップ
S201、S207)。この状態では、保留権利はない
ので、リターンを経てステップS201に戻り、以降、
入賞が検知されるまで、この処理が繰返される。なお、
CPU31は、この間、遊技動作制御プログラムによっ
て、遊技装置自体における動作の制御についての処理も
実行する。
【0042】ここで、入賞検知スイッチ13からの入賞
検知信号がインタフェース34を介して入力すると、C
PU31は、画面遊技の現在の状態を調べ、保留権利に
ついての処理を行う(ステップS202〜S211)。
すなわち、画面遊技が進行中か(Sステップ202)、
特別価値発生中か(Sステップ203)を判定し、いず
れかがイエスであれば、画面遊技を行なう権利の保留に
ついての処理(ステップS204〜S206)を行な
う。画面遊技の進行および特別価値発生のいずれでもな
い場合には、画面遊技を実行する(Sステップ22
0)。
【0043】画面遊技は、画面遊技制御プログラムをC
PU31が実行することで、図5に示すように処理され
る。すなわち、CPU31は、まず、リーチ判定処理手
段として機能する。リーチ判定は、移動数生成前に行な
われる。まず、現在位置(図3の例では、「東京」)を
基準に、移動数に属する数のうちのいずれかで「当た
り」となる移動先に移動可能であるかを判定する(ステ
ップS220a)。図3の例では、移動数5で当たり停
止箇所22([品川])が存在するため、リーチとな
る。したがって、表示制御手段に対して、リーチ表示を
指示する(ステップS220b)。リーチ表示は、予め
定めた表示パターンでリーチ状態であることを遊技者に
示す。例えば、画面全体または一部を点滅させたり、当
該遊技機に対応して設けられている照明灯のイルミネー
ション装置を点滅させること、表示画面に特定の表示パ
ターンを表示させること等の全部または一部を行なう。
この他に、音響装置を駆動して、音響を発生させてもよ
い。
【0044】次に、CPU31は、停止箇所決定手段と
して機能し、移動数生成を行なう(ステップS22
1)。また、ここで、図示していない移動回数カウンタ
を+1する。なお、この移動数カウンタは、予めリセッ
トされているものとする。
【0045】本実施の形態では、移動数として生成し得
る数として、サイコロの目に相当する1〜6の数字の群
を想定している。この中から、無作為に数字を決定し
て、移動数とする。ただし、数字を均等に生成すると当
たり停止箇所22に達する確率が高すぎるため、当たる
頻度が外れの頻度より低くなる状態で、移動数の生成を
行う。これは、引き続いて行なう2回目、3回目の移動
数の生成の場合についても、同様とすることができる。
【0046】生成された移動数(図3の例では「6」)
は、表示制御手段により、表示装置20の移動数表示領
域26の1回目移動数表示領域26aに表示される(ス
テップS222)。また、現在位置表示25を東京駅か
ら「大崎」(図3において矢視aの箇所)に変更する
(ステップS223)。なお、2回目、3回目の移動数
は、それぞれ、2回目移動数表示領域26b、3回目移
動数表示領域26cに表示される。
【0047】次に、ステップS228の当たり判定処理
に移る。当たり判定処理では、現在位置が当たり停止箇
所22に相当するかをデータ325を参照して判定す
る。「外れ」の場合には、ステップS225に進む。一
方、「当たり」の場合には、ステップS229に進み、
特別価値を発生させるため、価値発生制御手段を起動し
て、価値発生装置60を作動させる。かつ、表示制御手
段に対して、「当たり」表示処理を行わせる。ここで、
当たり表示処理は、「当たり」であることを遊技者に知
らせると共に、「当たり」を祝福するために行なわれ
る。したがって、予め定めた表示パターンによる特別の
表示等を行なう。そのための技術的な手段は、前述した
リーチ状態の表示と同様である。
【0048】一方、「外れ」の場合には、前記移動数カ
ウンタを参照して、移動回数が3であるかを調べ(ステ
ップS225)、3であれば、移動が最後であるため、
ステップS231に進む。一方、移動回数が3未満であ
れば、ステップS220aに戻って、前述の処理を繰り
返す。なお、当たりの場合には、移動数の生成が3未満
の場合でも、本実施の形態では、残りの移動数の生成は
キャンセルされる。
【0049】最後に、CPU31は、移動数カウンタを
リセットすると共に、移動数の表示を消去させる。な
お、ここで、現在位置については、そのまま維持し、そ
の時点から、次の入賞を待って移動を行う。もちろん、
現在位置をリセットして、初期位置に戻るようにしても
よい。
【0050】次に、前述した保留処理について、図4を
参照して説明する。
【0051】まず、現在の保留権利回数が上限(4回)
に達しているか否かを調べる(ステップS204)。上
限に達してないときは、図示していない保留権利カウン
タについて保留権利回数を+1し(ステップS20
5)、保留表示手段80の表示ランプの点灯数を1つ増
加させた後(ステップS206)、処理を終了する(リ
ターン)。
【0052】上限に達しているときは(ステップS20
4)、特定入賞口12への今回の入賞に基づく権利を破
棄し、保留権利回数およびその表示の変更を行わずに、
処理を終了する(リターン)。
【0053】特定入賞口12に球が入賞しなくても、保
留権利があれば、これに基づいて画面遊技を実行するこ
とができる。そこで、特定入賞口12に球が入賞してい
ないときには(ステップS201)、保留されている権
利が存在するか否かを調べる(ステップS207)。保
留されている権利が存在するときは(ステップS20
7)、画面遊技の進行中あるいは特別価値の発生中か否
かを調べる(ステップS208,ステップS209)。
画面遊技の進行中でなく(ステップS208)、かつ、
特別価値の発生中でないときは(ステップS209)、
前記保留権利カウンタの保留権利回数を−1し(ステッ
プS210)、減算後の保留権利回数に対応するように
保留表示手段80の表示内容を変更する(ステップS2
11)。その後、保留権利も基づく画面遊技の実行を行
う。
【0054】保留権利が存在しないとき(ステップS2
07)、あるいは、画面遊技の進行中(ステップS20
8)や、特別価値の発生中(ステップS209)の場合
には、画面遊技を新たに実行させることなく処理を終了
する(リターン)。
【0055】以上のようにして、画面遊技を行なうこと
ができる。この画面遊技では、当たり停止箇所22の配
置が明示されており、しかも、任意の現在位置から移動
数に属する数字のいずれかによって到達可能な範囲に当
たり箇所が配置される場合が存在する。したがって、遊
技者から見ると、経路上に、当たり停止箇所が複数あっ
て、当たり外れの可能性の全体を一覧できるため、当た
る可能性がないのではないかといった遊技者の不安を払
拭することができる。すなわち、遊技者の当たりへの期
待感を持続させることができて、遊技への興味を損なわ
ないようにすることが可能となる。しかも、画面遊技に
おいて、移動数の生成の1回目からリーチとなる場合も
あり、遊技者の「当たり」への期待感を大きくさせるこ
とができる。さらに、図柄が揃わなくても、直ちには外
れとはならず、最後まで、当たりへの期待をつなぐこと
ができる。
【0056】前述した例では、移動数の生成回数が3回
未満でも、当たりが出ると、残りの移動数の生成はキャ
ンセルされるが、引き続き生成するようにしてもよい。
図6に示す実施の形態はその例である。ここでは、相違
点のみ説明する。
【0057】図6に示す実施の形態では、当たり表示が
行われた後に、移動回数が「3」であるかを判定して、
「3」でなければ、ステップ220aに戻って、前述の
処理を繰り返す。
【0058】この実施の形態では、当たりが出た後、引
き続いて当たりが出る可能性があるため、遊技者に遊技
への興味を書き立てる効果が大きい。なお、この場合、
当たりが出た場合の価値発生状態での特別の価値状態で
の可変入賞口の開閉回数を少なくして、3回連続で当た
った場合の合計で、前述した図5の場合の価値発生と同
じになるようにしてもよい。このようにすることで、当
たりをより多く発生させることができるため、遊技者が
当たりの感激に浸るチャンスを増加させ得る。そのた
め、遊技者の遊技への興味を持続させ、さらには、関心
を増大させることが期待できる。
【0059】また、特定の当たり停止箇所(例えば、図
3において、矢視cの箇所)で当たりとなった場合に
は、引き続き移動数を生成させ、その他の箇所で当たり
となった場合には、残りの移動数生成をキャンセルする
ようにしてもよい。
【0060】前述した実施の形態は、パチンコ機に適用
した例であるが、画面遊技自体を独立した遊技機とする
こともできる。その場合には、入賞に代えて、起動スイ
ッチ等からの信号を受けて、画面遊技を実行を開始する
ようにすればよい。また、価値発生装置として、コイ
ン、メダル等を払出したり、勝ち点を示す情報を記録し
た記録媒体を発行する装置を設けるようにする。具体的
には、例えば、スロットマシンにリールに代えて、この
画面遊技を適用することができる。
【0061】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、遊技客に当たりの可能性を見せることができて、当
たりへの期待を持続させて、遊技への興味を損なわない
ようにすることができる。また、遊画面遊技において、
図柄が揃わなくても、直ちに外れとはならず、最後ま
で、当たりへの期待をつなぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る遊技機の構成の
概要を表したブロック図である。
【図2】 本発明の一実施の形態に係る遊技機を示す正
面図である。
【図3】 本発明の一実施の形態に係る遊技機の表示装
置に表示される画面遊技で使用する表示画面の一例を表
した説明図である。
【図4】 本発明の一実施の形態に係る遊技機による遊
技過程の流れを概要を示すフローチャートである。
【図5】 前記実施の形態において実施される画面遊技
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】 本発明の他の実施の形態における画面遊技の
処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…遊技機、20…表示装置、21…遊技表示領域、
22…当たり停止箇所、23…外れ停止箇所、24…経
路、25…現在位置表示、26…移動数、30…制御装
置、31…CPU、32…第1のメモリ、33…第2の
メモリ、40…通信制御装置、60…価値発生装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面上に打ち出された球が特定入賞
    口へ入賞すると画面上で遊技を実行し、その遊技が当た
    りとなったとき、遊技者に有利な特別価値を発生させる
    遊技機において、 前記画面上で行なわれる遊技を表示することに少なくと
    も用いられる表示装置と、 前記遊技の進行を制御する制御装置と、 前記特定入賞口への入賞を検知して、入賞検知信号を前
    記制御装置に通知する特定入賞口入賞検知装置と、 遊技者に対して有利となる価値状態を発生させる価値発
    生装置とを備え、 前記制御装置は、 前記表示装置に、その位置に停止したとき当たりとなり
    得る複数箇所の当たり停止箇所、その位置に停止しても
    当たりとはならない複数の外れ停止箇所、および、それ
    らを結ぶ経路を表示させると共に、現在の停止箇所を示
    す現在位置を表示させ、かつ、停止箇所を単位として一
    定の進行方向に現在位置を移動させる際の移動数を、予
    め定めた回数分順次表示させる表示制御手段と、 前記特定入賞口入賞検知装置からの入賞検知信号が入力
    されると、前記移動数として、予め定めた群に属する1
    つの数を生成する処理と、前記現在の停止箇所および生
    成した移動数に基づいて、前記現在の停止箇所からの移
    動先の停止箇所を求める処理と、前記表示制御処理手段
    に対して、前記移動数および移動先停止箇所を通知する
    処理とを、入賞検知信号の入賞ごとに予め定めた回数行
    う停止箇所決定手段と、 前記1つの移動数が生成されるごとに、移動先の停止箇
    所が当たり停止箇所かを判定して、当たり停止箇所の場
    合には、前記価値発生装置を起動させる当たり判定手段
    とを有することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技が当たりとなったとき、遊技者に有
    利な特別価値を発生させる遊技機において、 前記遊技の進行を表示することに少なくとも用いられる
    表示装置と、 前記遊技の進行を制御する制御装置と、 前記遊技の起動を受け付けて、前記制御装置に通知する
    起動装置と、 遊技者に対して有利となる価値状態を発生させる価値発
    生装置とを備え、 前記制御装置は、 前記表示装置に、その位置に停止したとき当たりとなり
    得る複数箇所の当たり停止箇所、その位置に停止しても
    当たりとはならない複数の外れ停止箇所、および、それ
    らを結ぶ経路を表示させると共に、現在の停止箇所を示
    す現在位置を表示させ、かつ、停止箇所を単位として一
    定の進行方向に現在位置を移動させる際の移動数を、予
    め定めた回数分順次表示させる表示制御手段と、 前記起動装置からの起動信号が入力されると、前記移動
    数として、予め定めた群に属する1つの数を生成する処
    理と、前記現在の停止箇所および生成した移動数に基づ
    いて、前記現在の停止箇所からの移動先の停止箇所を求
    める処理と、前記表示制御処理手段に対して、前記移動
    数および移動先停止箇所を通知する処理とを、起動信号
    の入力ごとに予め定めた回数行う停止箇所決定手段と、 前記1つの移動数が生成されるごとに、移動先の停止箇
    所が当たり停止箇所かを判定して、当たり停止箇所の場
    合には、前記価値発生装置を起動させる当たり判定手段
    とを有することを特徴とする遊技機。
  3. 【請求項3】 請求項1および2のいずれか一項に記載
    の遊技機において、 前記表示制御手段は、前記複数の当たり停止箇所を、前
    記任意の停止箇所から前記予め定めた群に属する数のう
    ちの最大数によって移動可能な範囲内の位置と、該最大
    数によっても到達し得ない範囲の位置とが混在するよう
    に前記経路上に配置して表示することを特徴とする遊技
    機。
  4. 【請求項4】 請求項1、2および3のいずれか一項に
    記載の遊技機において、 前記制御装置は、移動数が生成されるごとに、その移動
    数による移動先となる停止箇所のうちに、当たり停止箇
    所が含まれるかを判定して、含まれる場合には、リーチ
    状態と判定して、前記表示制御手段にリーチ状態となっ
    たことを通知する処理を行うリーチ判定手段をさらに備
    え、 前記表示制御手段は、前記リーチ判定手段からリーチ状
    態となったことを通知されたとき、表示装置に、リーチ
    状態となったことを示す表示を行わせる処理を行うこと
    を特徴とする遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3および4のいずれか一
    項に記載の遊技機において、 前記当たり判定手段は、移動数の生成が予め定めた回数
    未満の状態で当りと判定したときは、前記停止箇所決定
    手段に対して残りの回数分の移動数の生成を中止させる
    ことを特徴とする遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4および5のいずれ
    か一項に記載の遊技機において、 前記停止箇所決定手段は、予め定めた群に属する数とし
    て、1から6までの数を用い、 前記表示制御手段は、前記移動数の表示として、サイコ
    ロを表示して行うことを特徴とする遊技機。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5および6のい
    ずれか一項に記載の遊技において、 前記表示制御手段は、停止箇所および経路を表示するた
    め表示データを予め有し、前記経路は、ループ状に表示
    されることを特徴とする遊技機。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6および7
    のいずれか一項に記載の遊技機において、 前記表示制御手段は、前記現在位置の表示を、前記現在
    の停止箇所の表示態様を変更することで行うことを特徴
    とする遊技機。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3および4のいずれか
    一項に記載の遊技において、 停止箇所決定手段は、前記移動数として、予め定めた群
    に属する1つの数を生成する処理において、移動先が外
    れ停止箇所となる数を当たり停止箇所となる数より高い
    頻度で生成することを特徴とする遊技機。
  10. 【請求項10】 遊技内容を表示する表示装置、遊技の
    進行を制御する制御装置、起動を検知して前記制御装置
    に通知する起動装置と、前記制御装置が当たりと判定し
    たとき、遊技者に対して有利となる価値状態を発生させ
    る価値発生装置とを備え、遊技が当たりとなったとき、
    遊技者に有利な特別価値を発生させる遊技機において、
    前記制御装置に遊技を実行させるためのプログラムを記
    録した記録媒体において、 前記プログラムは、前記制御装置を、 前記表示装置に、その位置に停止したとき当たりとなり
    得る複数箇所の当たり停止箇所、その位置に停止しても
    当たりとはならない複数の外れ停止箇所、および、それ
    らを結ぶ経路を表示させると共に、現在の停止箇所を示
    す現在位置を表示させ、かつ、停止箇所を単位として一
    定の進行方向に現在位置を移動させる際の移動数を、予
    め定めた回数分順次表示させる表示制御手段と、 前記起動装置からの起動信号が入力されると、前記移動
    数として、予め定めた群に属する1つの数を生成する処
    理と、前記現在の停止箇所および生成した移動数に基づ
    いて、前記現在の停止箇所からの移動先の停止箇所を求
    める処理と、前記表示制御処理手段に対して、前記移動
    数および移動先停止箇所を通知する処理とを、起動信号
    の入力ごとに予め定めた回数行う停止箇所決定手段と、
    前記1つの移動数が生成されるごとに、移動先の停止箇
    所が当たり停止箇所かを判定して、当たり停止箇所の場
    合には、前記価値発生装置を起動させる当たり判定手段
    として機能させるものであることを特徴とするプログラ
    ムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のプログラムを記録
    した記録媒体において、 前記プログラムは、 前記制御装置に、移動数が生成されるごとに、その移動
    数による移動先となる停止箇所のうちに、当たり停止箇
    所が含まれるかを判定して、含まれる場合には、リーチ
    状態と判定して、前記表示制御手段にリーチ状態となっ
    たことを通知する処理を行うリーチ判定手段として機能
    させる処理をさらに備え、かつ、 前記表示制御手段に、前記リーチ判定手段からリーチ状
    態となったことを通知されたとき、表示装置に、リーチ
    状態となったことを示す表示を行わせる処理を行わせる
    ものであることを特徴とするプログラムを記録した記録
    媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002011188A (ja) * 2000-06-30 2002-01-15 Sankyo Kk 遊技機、記録媒体及び演出制御方法

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