JPH11137766A - スキー板用のアタッチメント - Google Patents

スキー板用のアタッチメント

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JPH11137766A
JPH11137766A JP9322196A JP32219697A JPH11137766A JP H11137766 A JPH11137766 A JP H11137766A JP 9322196 A JP9322196 A JP 9322196A JP 32219697 A JP32219697 A JP 32219697A JP H11137766 A JPH11137766 A JP H11137766A
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JP
Japan
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shoe
attachment
ankle
ski
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP9322196A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamada
岳史 山田
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Asics Corp
Original Assignee
Asics Corp
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Filing date
Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキーの際にはスキーに必要な機能を有し、
一方、スキーを行う以外のときには靴を履き替えなくて
も歩行し易く、かつ、他のスポーツ等を楽しめるスキー
板用のアタッチメントを提供する。 【解決手段】 靴底の接地面を支持する靴底支持部1
と、該靴底支持部1の前端部および後端部に設けられ、
スキー板に固定したビンディングに係合して固定される
前端係合部10および後端係合部とを備えたアタッチメ
ントAに関する。靴Sを装着した際に靴Sの両側面およ
び背面の少なくとも一部を覆う靴Sの装着部2を靴底支
持部1に固定し、該装着部2には、装着された靴Sにお
ける足の甲部、足首部および足首の上部の部分において
靴を装着部2に固定する少なくとも3組の締結部材3
1,32,33が設けられ、これらの締結部材31〜3
3を緩めることで靴Sの着脱を可能とし、一方、該締結
部材31〜33を締め付けることで靴Sを装着部2に固
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスキー板用のアタッ
チメントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】スキー靴には、スキー板のビンディング
に固定する係合部が設けられており、かかる係合部を含
む靴底の剛性が大きいため、通常の歩行の妨げとなる。
かかる観点からスキー靴の靴底部分を別体にしたスキー
靴が提案されている(特公昭60−35121号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スキー靴に
は、滑走時に身体の前傾を抑制したり、後傾姿勢を保持
したり、あるいは、スキー板のエッジを立て易くする機
能が必要である。そのため、通常の靴よりも足の甲や足
首などを著しく強く固定するために靴自体を硬質のシェ
ルで形成しているので、前記従来技術のように靴底を別
体にしても通常の歩行は困難であり、また、他のスノー
ボードなどのスポーツを楽しむ際には、靴を履き替える
必要がある。また、昼食時などスキーをしない休息時に
も足の甲などが疲れたり、痛みを感じる。
【0004】したがって、本発明の目的は、スキーの際
にはスキーに必要な機能を有し、一方、スキーを行う以
外のときには靴を履き替えなくても歩行し易く、かつ、
他のスポーツ等を楽しめるスキー板用のアタッチメント
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のスキー板用のアタッチメントは、靴底の接
地面を支持する靴底支持部と、該靴底支持部の前端部お
よび後端部に設けられ、スキー板に固定したビンディン
グに係合して固定される前端係合部および後端係合部と
を備えたスキー板用のアタッチメントにおいて、靴を装
着した際に靴の両側面の少なくとも一部および背面の少
なくとも一部を覆う靴の装着部を靴底支持部に固定し、
該装着部には、装着された靴における足の甲部、足首部
および足首の上部の部分において靴を装着部に固定する
少なくとも3組の締結部材が設けられ、これらの締結部
材を緩めることで靴の着脱を可能とし、一方、該締結部
材を締め付けることで靴を装着部に固定すると共に、装
着部と締結部材とが協働して、足首の前方への屈曲角を
保持する前傾保持機能と、足首の後方への倒れを抑制し
て後傾姿勢を抑制する後傾姿勢抑制機能と、足の左右方
向への倒れを抑制するエッジング機能とを発揮させるよ
うにしたことを特徴とする。
【0006】スキーを行う際には、防寒靴等を履いた状
態で本アタッチメントを装着して、更に、スキー板のビ
ンディングに本アタッチメントを装着する。一方、スキ
ーを行わない際には、本アタッチメントを外す。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。図1〜図3は第1実施形態を示
す。図1において、本アタッチメントAは、スノーボー
ド用の靴や防寒靴などの靴底の接地面を支持する靴底支
持部1を備えている。該靴底支持部1の前端部には、ス
キー板に固定したビンディング(図示せず)に係合する
図2の前端係合部10が一体に形成されている。一方、
図3に示すように、前記靴底支持部1の後端部には、ビ
ンディングに係合する後端係合部11が一体に形成され
ている。なお、前記靴底支持部1は、硬質の樹脂からな
る。
【0008】図1に示すように、前記靴底支持部1の上
面には、後述する装着部2の一部を構成する分割金具2
1が、雄ネジ部材20によって締結されて固定されてい
る。前記分割金具21は、たとえばアタッチメントAの
左右方向および前後方向に4分割されている。各分割金
具21は、それぞれ、靴底支持部1の表面に沿った被固
定部22と、該被固定部22から靴底支持部1の側部に
おいて上方へ立ち上がる立上部23とからなり、該立上
部23には装着部2の一部を構成するフレーム状の連結
部材(連結金具)24が固定されている。これらの連結
部材24には、足首よりも上方の部分を周囲から覆う第
1樹脂板25が連結されている。該第1樹脂板25は平
面視が略C字状であり、該第1樹脂板25の一端には舌
片状の第2樹脂板26が固着具27によって固定されて
いる。本実施形態では、前記分割金具21、連結部材2
4、第1樹脂板25および第2樹脂板26などによって
装着部2が構成されている。該装着部2は、図2のスノ
ーボード用の靴SをアタッチメントAに装着した際に、
該靴Sの両側面の少なくとも一部および背面の少なくと
も一部を覆うものである。
【0009】前記装着部2には、靴Sを装着部2に固定
する3組の締結部材31,32,33が設けられてい
る。第1締結部材31は、靴Sを足の甲部において締め
付けている。第2締結部材32は、靴Sを足首部におい
て締め付ける。第3締結部材33は、靴Sを足首の上部
において締め付ける。したがって、前記3組の締結部材
31〜33を緩めると共に、舌片状の第2樹脂板26
を、図1の固着具27の位置を中心に回転させて開くこ
とで、靴Sの着脱が可能となる。一方、図2の3組の締
結部材31〜33を締め付けることで、靴Sを装着部2
に固定することができる。
【0010】なお、第1および第2締結部材31,32
は、たとえば、軟質樹脂バンド、面ファスナ部材および
C環などで構成され、第3締結部材33は、硬質樹脂バ
ンドやバックルなどで構成されている。また、第1締結
部材31は靴Sを直接押え付け、第2締結部材32は第
2樹脂板26の上から靴Sを押え付け、第3締結部材3
3は第1樹脂板25および第2樹脂板26の上から靴S
を押え付ける。
【0011】前記連結部材24同士を連結するネジのう
ち、足の踝の部分には、連結部材24同士が相対的に若
干回転するのを許容する回転許容ボルト28が設けてあ
る。すなわち、装着部2における回転許容ボルト28よ
りも下方の部分は固定部2aを構成し、一方、回転許容
ボルト28よりも上の部分は可動部2bを構成してお
り、回転許容ボルト28は、靴Sの甲部および踝部を固
定する固定部2aに対し、靴Sの足首部の上方を覆う可
動部2bが、踝を中心に前後方向に回転するのを許容す
る。一方、前記回転許容ボルト28は、足首が大きく前
方に屈曲しないように、所定のトルクで締め付けられて
いる。このように、装着部2は回転許容ボルト28を備
えていることで、3組の締結部材31〜33と協働し
て、足首の前方への屈曲角を保持する前傾保持機能を発
揮する。
【0012】図3に示すように、前記装着部2における
背面には、第1樹脂板25の下端に近接して対向するス
トッパ部29が設けられている。該ストッパ部29は、
前記可動部2bが所定角度よりも後方に倒れるのを防止
するものである。すなわち、装着部2は、前記ストッパ
部29を備えていることで、足首の後方への倒れを抑制
して後傾姿勢を抑制する後傾姿勢抑制機能を発揮する。
【0013】また、前記分割金具21の立上部23は、
靴Sの装着時に靴Sの下部の側面に当接して、靴Sを左
右から締め付け、一方、第1および第2締結部材31,
32によって靴Sが靴底支持部1に押し付けられる。し
たがって、本アタッチメントAは、アタッチメントAに
対して靴Sが足の左右方向に倒れるのを抑制するので、
斜面にスキー板のエッジを立てた際に該エッジの角度を
保持させるエッジング機能を発揮させる。
【0014】このように、本アタッチメントAはスキー
に必要な3つの機能を発揮させるので、スノーボード用
の靴Sのような比較的柔軟な靴を本アタッチメントAに
装着して、スキーを行うことができる。一方、アタッチ
メントAを外し、スノーボード用の靴Sをスノーボード
に装着すれば、直ちに、スノーボードを楽しむことがで
きる。また、休息時などにおいても、アタッチメントA
を取り外せば、歩行が容易になる上、足が強く締め付け
られることもないので、足の疲れがとれる。
【0015】ところで、本実施形態では、図1の装着部
2が靴底支持部1の上面において、前後および左右方向
に2分割されていると共に、雄ネジ部材20を挿通する
挿通孔22aを長孔にして、各分割金具21の固定位置
を調節できるようにしている。したがって、各分割金具
21の立上部23の位置を調節できるから、図2の靴S
の形状や大きさにかかわらず、立上部23が靴Sに当接
するので、靴Sを分割金具21にフィットさせることが
できる。その結果、前述のエッジング機能が発揮され
る。
【0016】なお、前記構成においては、図3の回転許
容ボルト28およびストッパ部29を設けて、可動部2
bが若干前後方向に回転するように設定したが、本発明
では、図4のように、第1樹脂板25を連結部材24に
固定して、第1樹脂板25が殆ど回転し得ない構造とし
てもよい。また、本発明は、アタッチメントAを構成す
る各部材の形状や材質を限定するものではない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本スキー板用のア
タッチメントによれば、スキーに必要な3つの機能を発
揮させるので、スノーボード用などの防寒靴を本アタッ
チメントに装着すれば、スキーを行うことができる一方
で、本アタッチメントを取り外せば、靴を脱がなくて
も、スノーボードなどの他のスポーツを楽しむことがで
きると共に、歩行し易くなる上、休息時に足に痛みや不
快感を感じることもない。
【0018】また、請求項4の発明のように、靴底支持
部の上面において装着部を左右に分割すれば、靴の大き
さにかかわらず、靴が装着部にフィットするから、エッ
ジング機能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスキー板用のアタッチメントの第1実
施形態を示す概略斜視図である。
【図2】同アタッチメントに靴を装着した状態を示す概
略斜視図である。
【図3】同斜後方から見た概略斜視図である。
【図4】第2実施形態にかかるアタッチメントを示す概
略斜視図である。
【符号の説明】
A:アタッチメント S:靴 1:靴底支持部 10:前端係合部 11:後端係合部 2:装着部 25:第1樹脂板 2a:固定部 2b:可動部 31,32,33:締結部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴底の接地面を支持する靴底支持部と、 該靴底支持部の前端部および後端部に設けられ、スキー
    板に固定したビンディングに係合して固定される前端係
    合部および後端係合部とを備えたスキー板用のアタッチ
    メントにおいて、 靴を装着した際に靴の両側面の少なくとも一部および背
    面の少なくとも一部を覆う靴の装着部を前記靴底支持部
    に固定し、 該装着部には、装着された靴における足の甲部、足首部
    および足首の上部の部分において靴を装着部に固定する
    少なくとも3組の締結部材が設けられ、 これらの締結部材を緩めることで靴の着脱を可能とし、 一方、該締結部材を締め付けることで靴を装着部に固定
    すると共に、前記装着部と締結部材とが協働して、足首
    の前方への屈曲角を保持する前傾保持機能と、足首の後
    方への倒れを抑制して後傾姿勢を抑制する後傾姿勢抑制
    機能と、足の左右方向への倒れを抑制するエッジング機
    能とを発揮させるようにしたことを特徴とするスキー板
    用のアタッチメント。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記装着部は、靴の甲部および踵部を固定する固定部に
    対し、靴の足首部の上方を覆う可動部が踝を中心に前後
    方向に若干回転するのを許容するようにしたスキー板用
    のアタッチメント。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記装着部には、前記可動部が所定角度よりも後方に倒
    れるのを防止するストッパ部が設けてあるスキー板用の
    アタッチメント。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記装着部は、前記靴底支持部の上面に締結されて固定
    されていると共に、前記靴底支持部の上面において左右
    方向に2分割されて位置調節自在に固定されているスキ
    ー板用のアタッチメント。
JP9322196A 1997-11-06 1997-11-06 スキー板用のアタッチメント Pending JPH11137766A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002369905A (ja) * 2001-06-14 2002-12-24 Car Mate Mfg Co Ltd スノーボード用ビンディング
JP2015146984A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 ジック・ジャパン株式会社 雪上滑走具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002369905A (ja) * 2001-06-14 2002-12-24 Car Mate Mfg Co Ltd スノーボード用ビンディング
JP2004154593A (ja) * 2001-06-14 2004-06-03 Car Mate Mfg Co Ltd スノーボード用ビンディング
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