JPH11137551A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH11137551A
JPH11137551A JP9307116A JP30711697A JPH11137551A JP H11137551 A JPH11137551 A JP H11137551A JP 9307116 A JP9307116 A JP 9307116A JP 30711697 A JP30711697 A JP 30711697A JP H11137551 A JPH11137551 A JP H11137551A
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JP
Japan
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ultrasonic
data
graphic
diagnostic apparatus
ultrasonic diagnostic
Prior art date
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Pending
Application number
JP9307116A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Nishino
正敏 西野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH11137551A publication Critical patent/JPH11137551A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、前回検査時の図形を簡単に再
現することができる超音波診断装置を提供することにあ
る。 【解決手段】本発明は、被検体内の断面を超音波で走査
して断面に関する超音波画像を生成し、超音波画像上に
任意の図形を描き、この図形を計測することが可能に構
成されている超音波診断装置において、計測ユニット6
は、超音波画像のデータとは独立して、図形のデータを
記憶すると共に、記憶された図形データを読み出して表
示することが可能に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、組織断層像(Bモ
ード画像)等の超音波画像上の病変部や臓器等の径、面
積、周囲長等を計測することができるようになっている
超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波の医学的な応用としては種々の装
置があるが、その主流は超音波パルス反射法を用いて生
体の軟部組織の断層像(Bモード画像)を超音波診断装
置である。この超音波診断装置は無侵襲検査法で、組織
の断層像を表示するものであり、X線撮影装置、X線コ
ンピュータ断層撮影装置(CTスキャナ)、磁気共鳴イ
メージング装置(MRI)および核医学診断装置などの
他の画像装置に比べて、リアルタイム表示が可能、装置
が小型で安価、X線などの被曝がなく安全性が高く、さ
らに超音波ドプラ法により血流イメージングが可能であ
るなどの独自の特徴を有している。
【0003】このため心臓、腹部、乳腺、泌尿器、およ
び産婦人科などでその活用範囲は広い。特に、超音波プ
ローブを体表から割り当てるだけの簡単な操作で心臓の
拍動や胎児の動きの様子がリアルタイム表示で得られ、
かつ安全性が高いため繰り返して検査が行えるほか、ベ
ッドサイドへ移動していっての検査も容易に行えるなど
簡便である。
【0004】ところで、近年の超音波診断装置には、病
変部や臓器等の径、面積、周囲長、さらに体積(容積)
等を計測するためのソフトウエアが装備されているもの
が多い。このような計測ソフトでは、「トレース法」と
「楕円近似法」等が用意されており、これらを適当に使
い分けて、トラックボールを使って臓器等の輪郭を忠実
にトレースしたり、あるいは楕円近似で簡易的に臓器等
の輪郭を特定し、そして、この「トレース」や「楕円近
似」等で描いた図形の面積等を、臓器等の面積等として
計測するというものである。
【0005】しかし、この計測機能には、次のような問
題がある。(1)病変の悪化傾向や治癒傾向を調べるよ
うな場合、前回検査時と今回の検査時で計測値どうしを
比較することはできるが、図形どうしを比較して、形状
がどのように変化したかを知ることはできない。(2)
勿論、前回検査時の画像を再生して、その画像上で再
度、トレースを行って前回の図形に近いものを作り、今
回の図形と比較するということはできるが、非常に手間
がかかる上に、今回再トレースした図形が前回の図形と
不一致になることもあり信頼性としては高いとは言え
ず、しかも図形比較のためだけに前回検査時にデータ規
模の比較的大きな画像データを保存しておくことは経済
的とは言えない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前回
検査時の図形を簡単に再現することができる超音波診断
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、被検体内の断
面を超音波で走査して前記断面に関する超音波画像を生
成し、超音波画像上に任意の図形を描き、この図形を計
測することが可能に構成されている超音波診断装置にお
いて、超音波画像のデータとは独立して、図形のデータ
を記憶すると共に、記憶された図形データを読み出して
表示することが可能に構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
よる超音波診断装置を好ましい実施形態により説明す
る。図1に本実施形態に係る超音波診断装置の構成を示
す。超音波プローブ1は、周知のように、圧電素子の両
面に電極を配した微小な振動子の配列構造をその先端付
近に装備していて、この振動子を介して超音波信号と電
気信号とのやり取りを実現している。この超音波プロー
ブ1には、振動子に高周波の駆動信号パルスを印加して
超音波を被検体に照射し、また被検体から返ってきたエ
コーを受信してエコー信号を生成するために、送信ユニ
ット2と受信ユニット3が接続されている。
【0009】送信ユニット2は、クロック発生部21で
発生されたクロックをレートパルス発生器22で分周し
てレートパルスを作り、このレートパルスを送信遅延回
路23で適当に遅延して、この遅延されたレートパルス
に同期してパルサ24からプローブ1に周波数f0 の高
周波電圧が印加されるようになっている。プローブ1に
高周波電圧が印加されると、その周波数で振動子は機械
的に振動し、中心周波数f0 の超音波が被検体に送信さ
れる。
【0010】この超音波は、被検体内の音響インピーダ
ンスの境界で散乱し、その一部がプローブ1に返ってき
て振動子を機械的に振動する。これにより各振動子に微
小な電気信号が生じる。受信ユニット3は、この電気信
号をプリアンプ31で個別に増幅し、この増幅された電
気信号を受信遅延回路32で適当に遅延し、そして遅延
された電気信号を加算器33で加算することにより、特
定の方向からのエコ成分が強調されたエコー信号を生成
するように構成されている。
【0011】信号処理ユニット4では、受信ユニット3
で生成されたエコー信号を検波回路41で検波し、そし
て対数増幅器42で対数増幅(減衰補正)して、アナロ
グディジタルコンバータ(A/D)43でディジタル信
号に変換して出力するように構成されている。
【0012】表示ユニット5は、信号処理ユニット4の
出力信号を、まず、ディジタルスキャンコンバータ(D
・S・C)51で直交座標系に変換し、TVスキャン方
式に応じて一次元のデータ列に並び替え、そしてディジ
タルアナログコンバータ(D/A)52でアナログ信号
に変換してからディスプレイ53にBモード画像として
表示するように構成されている。
【0013】計測ユニット6は、オペレータが表示画像
上に任意に図形を描くことができ、そしてこの描いた図
形の径、面積、周囲長、体積(容積)等を実寸で計算す
ることができ、しかも画像のデータとは独立して、描か
れた図形のデータを記憶し、そしてこの記憶された図形
データを読み出してディスプレイ53に表示することが
できるように構成されている。
【0014】図2には、この計測ユニット6のブロック
図を示している。計測ユニット6には、オペレータが画
面上のポインタを自由に動かして注目部位の輪郭等を随
意にトレーするための入力手段、例えばトラックボール
67が設けられている。計測プロセッサ61は、トラッ
クボール67とのインタフェース機能、ポインタやトレ
ース線等の表示に関わるグラフィック機能や図形の面積
等を計算するための機能といった従来からある基本的機
能の他に、トレースした図形のデータをメモり63を介
してハードディスク65に登録(記憶、保存)するため
の登録機能、ハードディスク65に登録された図形デー
タをメモり63を介して呼び出すための呼び出し機能、
呼び出された図形と今回トレースした図形といった2つ
以上の図形を比較するための比較機能、呼び出された図
形を形状修正したり移動したり拡大縮小といった様々な
編集を行うための編集機能が装備されている。これら機
能は、例えば、コンピュータで実行可能に組まれたプロ
グラムにより実現される。以下に各機能について詳細に
説明する。 (登録)特定の登録操作により、登録機能が起動する。
この登録機能では、トレースされた図形のデータが、表
示倍率を表すデータと共に、患者識別番号(ID)デー
タ、LVやOBやドップラ等の計測の種類を表すデー
タ、計測部位を表すデータ、同一画面上に複数図形が描
かれた場合に各図形を識別するために各図形毎に連番で
付けられる図形番号データ等の検索に必要な情報を付帯
してハードディスク65に記憶される。このような登録
は、図3に示すように、計測終了まで図形毎に繰り返す
ことができるようになっている。 (呼び出し)特定の呼び出し操作により、図4に示すよ
うな呼び出し機能が起動する。この呼び出し機能では、
検索情報の中の少なくとも1つが入力される。例えば、
患者識別番号が入力されると、当該番号で特定され得る
全ての図形データに付帯している残りの検索情報、この
場合、計測種類データ、計測部位データ、図形番号デー
タが一覧で表示される。この一覧の中から、任意の1つ
が選択されると、その選択された図形データが表示倍率
データと共に読み出され、現在の表示倍率に合わせて拡
大又は縮小されて表示される。 (比較)呼び出された図形は、図5に示すように、トラ
ックボール等を使って表示画面(超音波画像)上で自由
に移動することができ、これにより今回の検査で新たに
作成した図形と並べて配置して、形状がどのように変化
したかを目視により確認し、また呼び出された図形で再
計測を行って面積等の計測結果を前回と今回とで定量的
に比較するといったことが行い得る。 (編集)また、呼び出された図形を、そのまま使う以外
に、当該図形を様々に編集して使うこともできる。例え
ば、ある1点を基準にして任意の拡大率で拡大したり縮
小することができるし、また呼び出した図形を参照しな
がら新たな図形をトレースしたり、呼び出した図形の全
部又は一部分だけを新たにトレースし直したりたりする
ことができる。
【0015】このように登録機能及びその他の機能を使
って、図6に示すように、今回の検査で、前回、又はそ
れ以前の過去の検査時の図形データを呼び出して、形状
や数値を比較したり、更に今回の検査での図形作成等に
役立たせることができ、従来のように前回の画像を再生
してその上に図形を改めてトレースするという手間が省
ける。さらに、図形データを画像データとは独立して登
録するので、必要な図形だけを登録し、不要な画像デー
タは登録しないで済み、従来のように図形がトレースさ
れた画像データを記憶する必要がなく、記憶資源の無駄
使いも無くなる上に、上記したように図形だけを移動し
たり比較したり様々に活用することができる。本発明
は、上述してきたような実施形態に限定されることな
く、種々変形して実施可能であることは言うまでもな
い。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、病変の悪化傾向や治癒
傾向を調べるような場合、前回検査時と今回の検査時
で、図形どうしを比較して、形状がどのように変化した
かを知ることができる。勿論、前回の図形を呼び出して
再生するだけなので、従来のように、前回検査時の画像
を再生して、その画像上で再度、トレースを行って前回
の図形に近いものを作り、今回の図形と比較するという
非常に手間がかかる上に、今回再トレースした図形が前
回の図形と不一致になるということもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態に係る超音波診断装
置の構成図。
【図2】図1の計測ユニットの構成図。
【図3】前回の計測処理の流れを示すフローチャート。
【図4】今回の計測処理の流れを示すフローチャート。
【図5】図形データの呼び出し処理の流れを示すフロー
チャート。
【図6】前回と今回の図形の比較処理の流れを示すフロ
ーチャート。
【図7】図形トレース時のディスプレイ上に表示される
中間調画像の写真である。
【符号の説明】
1…超音波プローブ、 2…送信ユニット、 3…受信ユニット、 4…信号処理ユニット、 5…表示ユニット、 6…計測ユニット、 21…クロック発生器、 22…レートパルス発生器、 23…送信遅延回路、 24…パルサ、 31…プリアンプ、 32…受信遅延回路、 33…加算器、 41…検波回路、 42…対数増幅器、 43…アナログディジタルコンバータ、 51…ディジタルスキャンコンバータ、 52…ディジタルアナログコンバータ、 53…ディスプレイ、 61…計測プロセッサ、 63…メモリ、 65…ハードディスク、 67…トラックボール。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体内の断面を超音波で走査して前記
    断面に関する超音波画像を生成し、前記超音波画像上に
    任意の図形を描き、この図形を計測することが可能に構
    成されている超音波診断装置において、前記超音波画像
    のデータとは独立して、前記図形のデータを記憶すると
    共に、前記記憶された図形データを読み出して表示する
    ことが可能に構成されていることを特徴とする超音波診
    断装置。
  2. 【請求項2】 前記図形のデータと共に、患者識別番号
    データと計測の種類を表すデータとを検索情報として記
    憶することが可能に構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記読み出された図形の計測値と新たに
    描かれた図形の計測値とを比較することが可能に構成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の超音波診断装
    置。
  4. 【請求項4】 前記読み出された図形を新たに描かれた
    図形と同一画面上に表示することが可能に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 前記読み出された図形を修正することが
    可能に構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    超音波診断装置。
  6. 【請求項6】 前記図形のデータと共に、前記超音波画
    像の表示倍率のデータを記憶することが可能に構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の超音波診断装
    置。
  7. 【請求項7】 前記読み出された図形を、現在表示して
    いる超音波画像の表示倍率に合わせて表示することが可
    能に構成されていることを特徴とする請求項6記載の超
    音波診断装置。
JP9307116A 1997-11-10 1997-11-10 超音波診断装置 Pending JPH11137551A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002306481A (ja) * 2001-04-17 2002-10-22 Olympus Optical Co Ltd 超音波画像処理装置
JP2011083636A (ja) * 2003-05-08 2011-04-28 Hitachi Medical Corp 超音波診断装置
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