JPH11136940A - 共振型スイッチング電源 - Google Patents

共振型スイッチング電源

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JPH11136940A
JPH11136940A JP29377097A JP29377097A JPH11136940A JP H11136940 A JPH11136940 A JP H11136940A JP 29377097 A JP29377097 A JP 29377097A JP 29377097 A JP29377097 A JP 29377097A JP H11136940 A JPH11136940 A JP H11136940A
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JP
Japan
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switching
switching element
resonance
capacitor
current
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JP29377097A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Nishiyama
知宏 西山
Masuo Hanawaka
増生 花若
Masanori Ota
真規 太田
Yoshimitsu Shimazaki
祥光 島崎
Tomoji Osaki
智司 大崎
Katsuhiro Maki
克洋 牧
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力電圧が広範囲でも発振周波数がさほど変
動しない共振型スイッチング電源を提供すること。 【解決手段】 入力される交流電力を整流平滑化して直
流電圧Vinを供給する回路と、この直流電圧をスイッチ
ングする第1及び第2のスイッチング素子SW1,SW
2を有すると共に、各スイッチング素子と並列に接続さ
れたコンデンサC1,C2とダイオードD1,D2を有
するハーフブリッジ回路部と、このハーフブリッジ回路
部と接続されるコンデンサCr、インダクタLr並びに
トランスの一次巻線Lpを有する電流共振部とを具備
し、トランスの二次巻線Lsに誘起される信号を整流平
滑化して出力する構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電流共振や電圧共
振を用いた共振型スイッチング電源に関し、特に入力交
流電圧が100Vや220V等の広範囲にわたる場合の
特性の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電流共振型スイッチング電源は、
例えば、本出願人の提案にかかる特開平3−45161
号公報に開示されているように、インダクタとキャパシ
タの共振現象を利用するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電流共振を利
用した共振型コンバータは、入力電圧の変動によって発
振周波数が大きく変動するため、入力交流電圧が100
Vや220V等の広範囲にわたるワールドワイド入力対
応が困難であるという課題があった。30W程度までの
小型電源では対応可能なものもあるが、30W以上の出
力電力を得るためには、共振型コンバータの前段に何ら
かの昇圧コンバータを設ける必要があり、回路が複雑化
し、ノイズが増大すると共に、部品コストが増大すると
いう課題があった。本発明は上述の課題を解決したもの
で、入力電圧が広範囲でも発振周波数がさほど変動しな
いワンコンバータ共振型スイッチング電源を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明の共振型スイッチング電源は、 (1)入力される交流電力を整流平滑化して直流電圧V
inを供給する回路と、この直流電圧をスイッチングする
第1及び第2のスイッチング素子SW1,SW2を有す
ると共に、各スイッチング素子と並列に接続されたコン
デンサC1,C2とダイオードD1,D2を有するハー
フブリッジ回路部と、このハーフブリッジ回路部と接続
されるコンデンサCr、インダクタLr並びにトランス
の一次巻線Lpを有する電流共振部とを具備し、トラン
スの二次巻線Lsに誘起される信号を整流平滑化して出
力する構成としている。
【0005】すると、ハーフブリッジ回路部では、トラ
ンスの一次巻線と接続されない第2のスイッチング素子
SW2がオンのときトランスにエネルギーを蓄え、第1
のスイッチング素子SW1がオンのときトランスに蓄え
られたエネルギーが出力に供給される。このとき、コン
デンサCrとインダクタLrの共振が二次側回路を充電
する。ここでは、第1のスイッチング素子SW1のオン
期間は一定であり、第2のスイッチング素子SW2のオ
ン期間は負荷条件によって変動する。逆に、第2のスイ
ッチング素子SW2のオン期間を一定とし、第1のスイ
ッチング素子SW1のオン期間を負荷条件によって変動
させても、同様な動作を実現できる。
【0006】(2)ハーフブリッジ回路部は、第1及び
第2のスイッチング素子が直列に接続されて前記直流電
圧が印加されると共に、電流共振部が第1又は第2のス
イッチング素子の一方と接続される構成となっている。
これにより、ハーフブリッジ回路部の具体的な回路構成
が明らかになる。
【0007】(3)ハーフブリッジ回路部の第1及び第
2のスイッチング素子は、交互にオンオフすると共に、
同時にはオンしないデッドタイムを有する構成としてい
る。この結果、第1のスイッチング素子SW1のオン期
間は一定であり、第2のスイッチング素子SW2のオン
期間は負荷条件によって変動するものの、入力電圧に対
するスイッチング周期の依存性が低下する。
【0008】(4)ハーフブリッジ回路部の第1及び第
2のスイッチング素子は、ターンオン時には零電流・零
電圧スイッチングであり、ターンオフ時には零電圧スイ
ッチングで動作する。これにより、エネルギー損失の少
ないスイッチング電源が得られる。
【0009】(5)各スイッチング素子と並列に接続さ
れるコンデンサとダイオードは、当該スイッチング素子
を構成する半導体に寄生するコンデンサとダイオードと
すると、外付けのコンデンサとダイオードが不要とな
り、部品点数が削減される。
【0010】(6)電流共振部は、コンデンサCr、イ
ンダクタLr並びにトランスの一次巻線Lpが直列に接
続される構成としている。これにより、コンデンサCr
とインダクタLrの共振が二次側コンデンサを充電する
と共に、ターンオン時の零電流・零電圧スイッチングや
ターンオフ時の零電圧スイッチングがなされる。インダ
クタLrをトランスのリーケッジインダクタンスで構成
すると、部品点数が削減される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は本発明の適用される共振型スイッチング電
源の回路図である。図において、整流平滑部10では、
商用の交流電源等からの交流電力がEMIノイズフィル
タ等を介してダイオードブリッジDBで整流され、入力
コンデンサCinで平滑化されて、直流電圧Vinが生成さ
れる。
【0012】ハーフブリッジ回路部20は、FETやト
ランジスタ等の第1及び第2のスイッチング素子SW
1,SW2が直列に接続されたもので、直流電圧Vinが
印加される。第1のスイッチング素子SW1のドレイン
−ソース端子間には、ダイオードD1とコンデンサC1
が並列に接続されており、コンデンサC1で電圧共振を
行う。第2のスイッチング素子SW2のドレイン−ソー
ス端子間には、ダイオードD2とコンデンサC2が並列
に接続されており、コンデンサC2で電圧共振を行う。
第1及び第2のスイッチング素子SW1,SW2のゲー
ト端子には、交互にオンオフすると共に、同時にはオン
しないデッドタイムを有するスイッチング制御信号が印
加されている。なお、ここでは図示しないが、出力電圧
Voutを基準電圧に安定化する制御回路が設けられてお
り、この制御回路からスイッチング制御信号が供給され
ている。
【0013】電流共振部30は、第1のスイッチング素
子SW1のドレイン端子に一端が接続される電流共振用
のコンデンサCrと、このコンデンサCrの他端に一端
が接続されるインダクタLrと、このインダクタLrの
他端に一端が接続されるトランスTの一次巻線Lpを有
している。一次巻線Lpの他端は、第1のスイッチング
素子SW1のコレクタ端子側に接続されている。また、
一次巻線Lpは励磁インダクタとしても働いている。
【0014】二次側整流平滑部40は、トランスの二次
巻線Lsに誘起されるスイッチング信号をダイオードD
outで整流し、コンデンサCoutで平滑化して、負荷Rou
tに出力電圧Voutを供給している。
【0015】このように構成された装置の動作を次に説
明する。ここでは、第1のスイッチング素子SW1のオ
ン期間は一定であり、第2のスイッチング素子SW2の
オン期間は負荷条件によって変動する。以下、第1及び
第2のスイッチング素子SW1,SW2のオンオフ状態
により期間1〜7に分けて説明を行う。図2は図1の回
路の動作を説明する波形図で、(A)は第2のスイッチ
ング素子SW2のドレイン−ソース間電位Vds2、
(B)は第1のスイッチング素子SW1のドレイン−ソ
ース間電位Vds1、(C)は第2のスイッチング素子S
W2のソース電流Is2、(D)は第1のスイッチング素
子SW1のソース電流Is1、(E)は共振電流Ilr,lp,
cr、(F)は出力電流Iout、(G)はインダクタLr
と一次巻線Lpの電位Vlr+lp、(H)はコンデンサC
rの電位Vcr、(I)は第2のスイッチング素子SW2
のオンオフ、(J)は第1のスイッチング素子SW1の
オンオフ、(K)は期間1〜7の別である。図3〜図9
は、それぞれ期間1〜7の説明図である。
【0016】期間1は時刻t0から時刻t1までであり、
第1のスイッチング素子SW1はオフしている。第2の
スイッチング素子SW2には、寄生ダイオードD2を通
して逆方向の電流が流れている期間に第2のスイッチン
グ素子SW2をオンしている。第2のスイッチング素子
SW2をターンオンさせても回路動作は変わらず、第2
のスイッチング素子SW2はゼロ電圧スイッチングZV
S、ゼロ電流スイッチングZCSでターンオンする。こ
の期間に流れる電流は、共振インダクタLrと励磁イン
ダクタLpと共振コンデンサCrの共振電流である。
尚、二次側回路のダイオードDoutはオフしている。
【0017】期間2は時刻t1から時刻t2までであり、
第1のスイッチング素子SW1はオフ、第2のスイッチ
ング素子SW2はオン状態である。寄生ダイオードD2
に流れていた電流はゼロになり、第2のスイッチング素
子SW2に順方向電流が流れるようになる。この期間に
流れる電流は、共振インダクタLrと励磁インダクタL
pと共振コンデンサCrの共振電流である。尚、二次側
回路のダイオードDoutはオフしている。
【0018】期間3は時刻t2から時刻t3までであり、
第1のスイッチング素子SW1はオフである。時刻t2
で、第2のスイッチング素子SW2をターンオフさせる
と、共振インダクタLrと励磁インダクタLpに蓄えら
れているエネルギーによって、第2のスイッチング素子
SW2のコンデンサC2(寄生容量Coss2)に充電電流
が流れると共に、第1のスイッチング素子SW1のコン
デンサC1(寄生容量Coss1)の電荷を引き抜く。共振
インダクタLr、励磁インダクタLpと寄生容量Coss2
の電圧共振により、第2のスイッチング素子SW2のド
レイン−ソース間電位Vds2の変化dV/dtを小さく
でき、第2のスイッチング素子SW2のターンオフ時に
ゼロ電圧スイッチングZVSを実現している。尚、二次
側回路のダイオードDoutはターンオンして、電流が流
れ始める。
【0019】期間4は時刻t3から時刻t4までであり、
第1及び第2のスイッチング素子SW1,SW2はオフ
である。寄生ダイオードD1に電流が流れている間に第
1のスイッチング素子SW1をターンオンさせる。第1
のスイッチング素子SW2をターンオンさせても回路動
作は変わらず、第1のスイッチング素子SW1はゼロ電
圧スイッチングZVS、ゼロ電流スイッチングZCSで
ターンオンする。第1のスイッチング素子SW1には、
共振インダクタLrと共振コンデンサCrの共振電流I
lr,crと、出力電圧Voutの巻数比倍nの電圧が印加し
て、励磁インダクタLpに流れる電流Ilpの合成電流が
寄生ダイオードD1を通して流れ始める。二次側回路に
は、nx(Ilr,cr−Ilp)の電流がダイオードDoutを通
して出力コンデンサCoutに充電される。
【0020】期間5は時刻t4から時刻t5までであり、
第1のスイッチング素子SW1はオン、第2のスイッチ
ング素子SW2はオフ状態である。寄生ダイオードD1
に流れていた電流はゼロになり、第1のスイッチング素
子SW1に順方向電流が流れるようになる。期間4と同
様に、第1のスイッチング素子SW1には、共振インダ
クタLrと共振コンデンサCrの共振電流Ilr,crと、
出力電圧Voutの巻数比倍nの電圧が印加して、励磁イ
ンダクタLpに流れる電流Ilpの合成電流が寄生ダイオ
ードD1を通して流れる。二次側回路には、nx(Ilr,
cr−Ilp)の電流がダイオードDoutを通して出力コンデ
ンサCoutに充電される。
【0021】期間6は時刻t5から時刻t6までであり、
第1のスイッチング素子SW1はオン、第2のスイッチ
ング素子SW2はオフ状態である。時刻t5で、共振イ
ンダクタLrと共振コンデンサCrの共振電流Ilr,cr
がゼロになり、二次側回路のダイオードDoutがオフす
る。この期間では、第1のスイッチング素子SW1に共
振インダクタLrと励磁インダクタLpと共振コンデン
サCrの共振電流が流れる。
【0022】期間7は時刻t6から時刻t7までであり、
第2のスイッチング素子SW2はオフ状態である。時刻
t6で第1のスイッチング素子SW1をターンオフさせ
ると、共振インダクタLrと励磁インダクタLpに蓄え
られているエネルギーによって、寄生容量Coss1に充電
電流が流れると共に、寄生容量Coss2の電荷を引き抜
く。共振インダクタLr、励磁インダクタLpと寄生容
量Coss1の電圧共振により、第1のスイッチング素子S
W1のドレイン−ソース間電位Vds1の変化dV/dt
を小さくでき、第1のスイッチング素子SW1のターン
オフ時にゼロ電圧スイッチングZVSを実現している。
尚、二次側回路のダイオードDoutはオフしている。
【0023】尚、上記実施例においては、第1及び第2
のスイッチング素子に並列接続されるダイオードやコン
デンサとして、半導体集積回路の製造に付随して生じる
寄生ダイオードや寄生容量を用いる場合を示したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、外付けのダイオ
ードやコンデンサを用いても差し支えない。また、電流
共振部が第1のスイッチング素子と接続される構成を実
施例として示したが、電流共振部を第2のスイッチング
素子と接続してもよい。さらに、共振インダクタLrは
独立したインダクタを用いた実施例を示したが、共振イ
ンダクタLrをトランスのリーケッジインダクタンスで
代用しても差し支えない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の共振型スイ
ッチング電源によれば、 (1)入力される交流電力を整流平滑化して直流電圧V
inを供給する回路と、この直流電圧をスイッチングする
第1及び第2のスイッチング素子SW1,SW2を有す
ると共に、各スイッチング素子と並列に接続されたコン
デンサC1,C2とダイオードD1,D2を有するハー
フブリッジ回路部と、このハーフブリッジ回路部と接続
されるコンデンサCr、インダクタLr並びにトランス
の一次巻線Lpを有する電流共振部とを具備し、トラン
スの二次巻線Lsに誘起される信号を整流平滑化して出
力する構成としている。
【0025】そこで、ハーフブリッジ回路部では、トラ
ンスの一次巻線と接続されない第2のスイッチング素子
SW2がオンのときトランスにエネルギーを蓄え、第1
のスイッチング素子SW1がオンのときトランスに蓄え
られたエネルギーが出力に供給される。このとき、電流
共振部を構成するコンデンサCrとインダクタLrの共
振が二次側回路を充電する。ここでは、第1のスイッチ
ング素子SW1のオン期間は一定であり、第2のスイッ
チング素子SW2のオン期間は負荷条件によって変動す
る。
【0026】(2)ハーフブリッジ回路部は、第1及び
第2のスイッチング素子が直列に接続されて前記直流電
圧が印加されると共に、電流共振部が第1又は第2のス
イッチング素子の一方と接続される構成となっている。
これにより、ハーフブリッジ回路部の具体的な回路構成
を明確にし、部品点数の削減状態が明確となる。
【0027】(3)ハーフブリッジ回路部の第1及び第
2のスイッチング素子は、交互にオンオフすると共に、
同時にはオンしないデッドタイムを有する構成としてい
る。この結果、第1のスイッチング素子SW1のオン期
間は一定であり、第2のスイッチング素子SW2のオン
期間は負荷条件によって変動するものの、入力電圧に対
するスイッチング周期の依存性が低下する。
【0028】(4)ハーフブリッジ回路部の第1及び第
2のスイッチング素子は、ターンオン時には零電流・零
電圧スイッチングであり、ターンオフ時には零電圧スイ
ッチングで動作する。これにより、エネルギー損失の少
ないスイッチング電源が得られる。
【0029】(5)各スイッチング素子と並列に接続さ
れるコンデンサとダイオードは、当該スイッチング素子
を構成する半導体に寄生するコンデンサとダイオードと
すると、外付けのコンデンサとダイオードが不要とな
り、部品点数が削減される。
【0030】(6)電流共振部は、コンデンサCr、イ
ンダクタLr並びにトランスの一次巻線Lpが直列に接
続される構成としている。これにより、コンデンサCr
とインダクタLrの共振が二次側コンデンサを充電する
と共に、ターンオン時の零電流・零電圧スイッチングや
ターンオフ時の零電圧スイッチングがなされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される共振型スイッチング電源の
回路図である。
【図2】図1の回路の動作を説明する波形図である。
【図3】期間1の説明図である。
【図4】期間2の説明図である。
【図5】期間3の説明図である。
【図6】期間4の説明図である。
【図7】期間5の説明図である。
【図8】期間6の説明図である。
【図9】期間7の説明図である。
【符号の説明】
10 整流平滑部 20 ハーフブリッジ回路 30 電流共振部 40 二次側整流平滑部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島崎 祥光 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 大崎 智司 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 牧 克洋 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される交流電力を整流平滑化して直流
    電圧(Vin)を供給する回路と、 この直流電圧をスイッチングする第1及び第2のスイッ
    チング素子(SW1,SW2)を有すると共に、各スイ
    ッチング素子と並列に接続されたコンデンサ(C1,C
    2)とダイオード(D1,D2)を有するハーフブリッ
    ジ回路部と、 このハーフブリッジ回路部と接続されるコンデンサ(C
    r)、インダクタ(Lr)並びにトランスの一次巻線
    (Lp)を有する電流共振部と、 を具備し、トランスの二次巻線(Ls)に誘起される信
    号を整流平滑化して出力する共振型スイッチング電源。
  2. 【請求項2】前記ハーフブリッジ回路部は、第1及び第
    2のスイッチング素子が直列に接続されて前記直流電圧
    が印加されると共に、前記電流共振部が第1又は第2の
    スイッチング素子の一方と接続されることを特徴とする
    請求項1記載の共振型スイッチング電源。
  3. 【請求項3】前記ハーフブリッジ回路部の第1及び第2
    のスイッチング素子は、交互にオンオフすると共に、同
    時にはオンしないデッドタイムを有することを特徴とす
    る請求項2記載の共振型スイッチング電源。
  4. 【請求項4】前記ハーフブリッジ回路部の第1及び第2
    のスイッチング素子は、ターンオン時には零電流・零電
    圧スイッチングであり、ターンオフ時には零電圧スイッ
    チングであることを特徴とする請求項2記載の共振型ス
    イッチング電源。
  5. 【請求項5】前記各スイッチング素子と並列に接続され
    るコンデンサとダイオードは、当該スイッチング素子を
    構成する半導体に寄生するコンデンサとダイオードであ
    ることを特徴とする請求項1記載の共振型スイッチング
    電源。
  6. 【請求項6】前記電流共振部は、コンデンサ(Cr)、
    インダクタ(Lr)並びにトランスの一次巻線(Lp)
    が直列に接続されることを特徴とする請求項1記載の共
    振型スイッチング電源。
JP29377097A 1997-10-27 1997-10-27 共振型スイッチング電源 Pending JPH11136940A (ja)

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Cited By (5)

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