JPH11136520A - 画像データ処理装置 - Google Patents
画像データ処理装置Info
- Publication number
- JPH11136520A JPH11136520A JP30075397A JP30075397A JPH11136520A JP H11136520 A JPH11136520 A JP H11136520A JP 30075397 A JP30075397 A JP 30075397A JP 30075397 A JP30075397 A JP 30075397A JP H11136520 A JPH11136520 A JP H11136520A
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- JP
- Japan
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- area
- frequency
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- Pending
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 分離された領域の画像の種類によって周波数
分解の処理階層数を変更し、圧縮効率の高い画像データ
処理装置を提供する。 【解決手段】 第１のウェーブレット変換部２０１でウ
ェーブレット変換し、像域分離部２０２で像域分離を行
なうと、文字領域Ａと絵柄領域Ｂとが分離される。この
分離は係数に分解されて行われる。そして、絵柄領域Ｂ
にあたるＬＬ１係数を抽出し、そこには０データを埋め
込んでおく。抽出された絵柄データのＬＬ１係数はさら
に周波数分解され、ここでは、４階層ＬＬ４まで周波数
分解される。そして、第１のホストコンピュータで４階
層ＬＬ４まで生成された各係数のうち、絵柄領域Ｂは第
２階層の高周波成分ＬＨ２、ＨＬ２、ＨＨ２を捨てる量
子化を行い、文字領域Ａは何も捨てず量子化しないとす
る。そうすると、復元画像では絵柄領域Ｂは劣化した画
像になるが、文字領域Ａは完全に復元される。
分解の処理階層数を変更し、圧縮効率の高い画像データ
処理装置を提供する。 【解決手段】 第１のウェーブレット変換部２０１でウ
ェーブレット変換し、像域分離部２０２で像域分離を行
なうと、文字領域Ａと絵柄領域Ｂとが分離される。この
分離は係数に分解されて行われる。そして、絵柄領域Ｂ
にあたるＬＬ１係数を抽出し、そこには０データを埋め
込んでおく。抽出された絵柄データのＬＬ１係数はさら
に周波数分解され、ここでは、４階層ＬＬ４まで周波数
分解される。そして、第１のホストコンピュータで４階
層ＬＬ４まで生成された各係数のうち、絵柄領域Ｂは第
２階層の高周波成分ＬＨ２、ＨＬ２、ＨＨ２を捨てる量
子化を行い、文字領域Ａは何も捨てず量子化しないとす
る。そうすると、復元画像では絵柄領域Ｂは劣化した画
像になるが、文字領域Ａは完全に復元される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホストコンピュ
ータ上にある画像データを複数の周波数帯域に分解した
係数を利用して文字領域と絵柄領域に分離し、分離され
たエリアの種類毎に周波数分解の階層を変えて係数を作
成して圧縮効率のデータ処理を行なう画像データ処理装
置に関する。
ータ上にある画像データを複数の周波数帯域に分解した
係数を利用して文字領域と絵柄領域に分離し、分離され
たエリアの種類毎に周波数分解の階層を変えて係数を作
成して圧縮効率のデータ処理を行なう画像データ処理装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】画像データの圧縮方式としてはＤＣＴ
（Discret Cosine Transform）などの直交変換によって
画像データを周波数成分に変換し、その変換係数を量子
化する方式が一般的である。このＤＣＴは圧縮性能の優
れた周波数変換方式であるが、低ビットデータにおいて
ブロック歪みやモスキートノイズという画像劣化を生じ
る。これに対してウェーブレット（Wavelet）変換のよ
うに変換基底がオーバラップした多重解像度変換ではこ
のような不具合は解消される。
（Discret Cosine Transform）などの直交変換によって
画像データを周波数成分に変換し、その変換係数を量子
化する方式が一般的である。このＤＣＴは圧縮性能の優
れた周波数変換方式であるが、低ビットデータにおいて
ブロック歪みやモスキートノイズという画像劣化を生じ
る。これに対してウェーブレット（Wavelet）変換のよ
うに変換基底がオーバラップした多重解像度変換ではこ
のような不具合は解消される。
【０００３】また、ＤＣＴやウェーブレット変換は、写
真画像のような連続階調画像の圧縮には適した変換方式
であるが、文字画像のように急峻な輝度変換が密集して
いる画像では、圧縮効率を高めることはできない。この
ような画像にはよりシンプルな変換方式の方が高い圧縮
効率を得ることができる。そのため、画像の種類によっ
て変換方式を選択する方法が従来から行われている。
真画像のような連続階調画像の圧縮には適した変換方式
であるが、文字画像のように急峻な輝度変換が密集して
いる画像では、圧縮効率を高めることはできない。この
ような画像にはよりシンプルな変換方式の方が高い圧縮
効率を得ることができる。そのため、画像の種類によっ
て変換方式を選択する方法が従来から行われている。
【０００４】この種の装置として、例えば特開平７−８
７３２７号公報に開示された「画像符号化装置」が知ら
れている。この従来発明は像域分離を行い、各領域に合
った量子化テーブルを使用して量子化を行なうというも
のである。この発明では、周波数分解はＤＣＴを使用し
ているので階層数のレベルは考慮されていない。
７３２７号公報に開示された「画像符号化装置」が知ら
れている。この従来発明は像域分離を行い、各領域に合
った量子化テーブルを使用して量子化を行なうというも
のである。この発明では、周波数分解はＤＣＴを使用し
ているので階層数のレベルは考慮されていない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、画像
データを周波数分解する場合、１枚の画像を分離するこ
となく一律に変換を行って生成された係数を圧縮する
と、文字と絵柄のそれぞれの特徴を有する係数が混ざっ
て存在するため、圧縮効率があまりよくない。
データを周波数分解する場合、１枚の画像を分離するこ
となく一律に変換を行って生成された係数を圧縮する
と、文字と絵柄のそれぞれの特徴を有する係数が混ざっ
て存在するため、圧縮効率があまりよくない。
【０００６】そこで、本発明の第１の目的は、分離され
た領域の画像の種類によって周波数分解の処理階層数を
変更し、圧縮効率の高い画像データ処理装置を提供する
ことにある。
た領域の画像の種類によって周波数分解の処理階層数を
変更し、圧縮効率の高い画像データ処理装置を提供する
ことにある。
【０００７】また、第２の目的は、圧縮された画像デー
タの復元処理速度が速い画像データ処理装置を提供する
ことにある。
タの復元処理速度が速い画像データ処理装置を提供する
ことにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第１の手段は、原画像データに圧縮処理を施す画像
データ圧縮手段を備えた画像データ処理装置において、
原画像データを複数の周波数帯域に分解する分解手段
と、この分解手段によって分解された周波数帯域に基づ
いてエッジ領域と絵柄領域とに像域分離する像域分離手
段と、この像域分離手段によって分離された領域毎に周
波数分解の階層数を変更する階層数変更手段とを備え、
前記原画像データを任意のサイズのブロック単位にウェ
ーブレット変換等のサブバンド符号化を行なうときに、
前記像域分離手段によってエッジ領域と絵柄領域と像域
分離し、前記階層数変更手段によって分離された領域毎
に周波数分解の階層数を変更することを特徴とする。
め、第１の手段は、原画像データに圧縮処理を施す画像
データ圧縮手段を備えた画像データ処理装置において、
原画像データを複数の周波数帯域に分解する分解手段
と、この分解手段によって分解された周波数帯域に基づ
いてエッジ領域と絵柄領域とに像域分離する像域分離手
段と、この像域分離手段によって分離された領域毎に周
波数分解の階層数を変更する階層数変更手段とを備え、
前記原画像データを任意のサイズのブロック単位にウェ
ーブレット変換等のサブバンド符号化を行なうときに、
前記像域分離手段によってエッジ領域と絵柄領域と像域
分離し、前記階層数変更手段によって分離された領域毎
に周波数分解の階層数を変更することを特徴とする。
【０００９】第２の手段は、第１の手段において、前記
階層数変更手段によって変更され、生成された周波数係
数に対して多重解像度変換された絵柄領域の係数のう
ち、任意の高周波数成分を捨てる制御手段をさらに備え
ていることを特徴とする。
階層数変更手段によって変更され、生成された周波数係
数に対して多重解像度変換された絵柄領域の係数のう
ち、任意の高周波数成分を捨てる制御手段をさらに備え
ていることを特徴とする。
【００１０】第３の手段は、第１の手段において、前記
階層数変更手段によって変更され、生成された周波数係
数に対して多重解像度変換された絵柄領域の係数の全て
を捨てる制御手段をさらに設けたことを特徴とする。
階層数変更手段によって変更され、生成された周波数係
数に対して多重解像度変換された絵柄領域の係数の全て
を捨てる制御手段をさらに設けたことを特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
一実施形態について説明する。
一実施形態について説明する。
【００１２】まず、本実施形態として、図１に示すよう
に２つのホストコンピュータ間でのデータの受け渡しに
おけるデータ処理について説明する。図１に示すように
２台のホストコンピュータ１、２がインターフェイスケ
ーブル３を介してネットワーク上で接続されている場合
に、第１のホストコンピュータ１においてビットマップ
画像データを圧縮することを想定する。このとき、第１
のホストコンピュータ１では、図２に示すようにビット
マップの画像データを第１のウェーブレット変換部２０
１で周波数分解を行なう。ウェーブレット変換のような
サブバンド符号化では、多重解像度表現が可能である
が、ここでは１階層だけ処理を行なう。次いで、得られ
た１階層の高周波成分を用いて像域分離部２０２で像域
分離処理を行なう。分離された領域のうち絵柄領域を判
断されたＬＬ１に対して、さらに第２のウェーブレット
変換部２０３で周波数分解を行なう。ここでは、さらに
３階層の処理を行なうとする。そして、このようにして
周波数分解された係数を各係数毎にエントロピー符号化
部２０４においてＱＭ−ｃｏｄｅｒ等のエントロピー符
号化を行い、圧縮する。
に２つのホストコンピュータ間でのデータの受け渡しに
おけるデータ処理について説明する。図１に示すように
２台のホストコンピュータ１、２がインターフェイスケ
ーブル３を介してネットワーク上で接続されている場合
に、第１のホストコンピュータ１においてビットマップ
画像データを圧縮することを想定する。このとき、第１
のホストコンピュータ１では、図２に示すようにビット
マップの画像データを第１のウェーブレット変換部２０
１で周波数分解を行なう。ウェーブレット変換のような
サブバンド符号化では、多重解像度表現が可能である
が、ここでは１階層だけ処理を行なう。次いで、得られ
た１階層の高周波成分を用いて像域分離部２０２で像域
分離処理を行なう。分離された領域のうち絵柄領域を判
断されたＬＬ１に対して、さらに第２のウェーブレット
変換部２０３で周波数分解を行なう。ここでは、さらに
３階層の処理を行なうとする。そして、このようにして
周波数分解された係数を各係数毎にエントロピー符号化
部２０４においてＱＭ−ｃｏｄｅｒ等のエントロピー符
号化を行い、圧縮する。
【００１３】像域分離部２０２では、ウェーブレット変
換をかけると図３に示すように４種類の周波数成分に分
解される。ＬＬが低周波成分、ＬＨ、ＨＬ、ＨＨが高周
波成分である。この高周波成分を使用して像域の分離を
行なう。
換をかけると図３に示すように４種類の周波数成分に分
解される。ＬＬが低周波成分、ＬＨ、ＨＬ、ＨＨが高周
波成分である。この高周波成分を使用して像域の分離を
行なう。
【００１４】像域は、文字領域は階調差が激しいエッジ
部分と白か黒のベタ部分とによって構成される。エッジ
の場合は、高周波成分に絶対値の大きな値が発生する。
また、ベタ部分では、高周波成分は０の値となる。この
特性を用いて４つの画素のブロック単位に分離してい
く。分離作業を進めていた結果、判定結果が回りのブロ
ックの判定結果と異なり、孤立しているブロックが発生
してくる。このような場合は、膨張処理を行い、回りの
ブロックと同じ領域種類に変更する。
部分と白か黒のベタ部分とによって構成される。エッジ
の場合は、高周波成分に絶対値の大きな値が発生する。
また、ベタ部分では、高周波成分は０の値となる。この
特性を用いて４つの画素のブロック単位に分離してい
く。分離作業を進めていた結果、判定結果が回りのブロ
ックの判定結果と異なり、孤立しているブロックが発生
してくる。このような場合は、膨張処理を行い、回りの
ブロックと同じ領域種類に変更する。
【００１５】また、像域分離した後の第２のウェーブレ
ット変換部２０３では、例えば図４の（ａ）のような原
画があったとき、第１のウェーブレット変換部２０１で
ウェーブレット変換し、像域分離部２０２で像域分離を
行なうと、図４（ｂ）に示すように文字領域Ａと絵柄領
域Ｂとが分離される。この図では原画のビットマップデ
ータのままのようであるが、実際は、係数に分解されて
係数上で分離される。そして、図４（ｃ）のように絵柄
領域ＢにあたるＬＬ１係数を抽出し、そこには０データ
を埋め込んでおく。抽出された絵柄データのＬＬ１係数
はさらに周波数分解され、ここでは、４階層ＬＬ４まで
周波数分解される。
ット変換部２０３では、例えば図４の（ａ）のような原
画があったとき、第１のウェーブレット変換部２０１で
ウェーブレット変換し、像域分離部２０２で像域分離を
行なうと、図４（ｂ）に示すように文字領域Ａと絵柄領
域Ｂとが分離される。この図では原画のビットマップデ
ータのままのようであるが、実際は、係数に分解されて
係数上で分離される。そして、図４（ｃ）のように絵柄
領域ＢにあたるＬＬ１係数を抽出し、そこには０データ
を埋め込んでおく。抽出された絵柄データのＬＬ１係数
はさらに周波数分解され、ここでは、４階層ＬＬ４まで
周波数分解される。
【００１６】このようにして周波数分解し、第１のホス
トコンピュータ１で４階層ＬＬ４まで生成された各係数
のうち、図５に示すように、例えば絵柄領域Ｂは第２階
層の高周波成分ＬＨ２、ＨＬ２、ＨＨ２を捨てる量子化
を行い、文字領域Ａは何も捨てず量子化しないとする。
そうすると、復元画像では絵柄領域Ｂは劣化した画像に
なるが、文字領域Ａは完全に復元される。また、文字領
域Ａについても係数を捨てることによって量子化が行な
える。実際、絵柄領域Ｂの方が文字領域Ａに比べて劣化
が身に着きにくいので、このように領域毎に係数が分け
られて要る場合、絵柄領域の係数だけ多く量子化するこ
とが可能である。
トコンピュータ１で４階層ＬＬ４まで生成された各係数
のうち、図５に示すように、例えば絵柄領域Ｂは第２階
層の高周波成分ＬＨ２、ＨＬ２、ＨＨ２を捨てる量子化
を行い、文字領域Ａは何も捨てず量子化しないとする。
そうすると、復元画像では絵柄領域Ｂは劣化した画像に
なるが、文字領域Ａは完全に復元される。また、文字領
域Ａについても係数を捨てることによって量子化が行な
える。実際、絵柄領域Ｂの方が文字領域Ａに比べて劣化
が身に着きにくいので、このように領域毎に係数が分け
られて要る場合、絵柄領域の係数だけ多く量子化するこ
とが可能である。
【００１７】また、第１のホストコンピュータ１におい
て前述のようにして生成された各係数のうち、図６に示
すように多重解像度変換された絵柄領域の高階層係数を
全て捨てる。このようにすることにより、係数は１階層
のみとなり、復元側では１階層の係数のみを逆変換する
ことで、文字データは完全に復元され、絵柄領域Ｂは捨
ててしまった係数により低周波成分がなくなるため、絵
柄の多少の輪郭だけが復元される。また、１階層の係数
のみを逆変換すればよいので、圧縮された画像データの
復元処理速度も速くなる。
て前述のようにして生成された各係数のうち、図６に示
すように多重解像度変換された絵柄領域の高階層係数を
全て捨てる。このようにすることにより、係数は１階層
のみとなり、復元側では１階層の係数のみを逆変換する
ことで、文字データは完全に復元され、絵柄領域Ｂは捨
ててしまった係数により低周波成分がなくなるため、絵
柄の多少の輪郭だけが復元される。また、１階層の係数
のみを逆変換すればよいので、圧縮された画像データの
復元処理速度も速くなる。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、原画像データを任意のサ
イズのブロック単位にウェーブレット変換等のサブバン
ド符号化を行なうときに、像域分離手段によってエッジ
領域と絵柄領域と像域分離し、階層数変更手段によって
分離された領域毎に周波数分解の階層数を変更する請求
項１記載の発明によれば、１枚の画像を文字と絵柄に像
域分離することで、係数が分離されるので、圧縮効率を
上げることができる。
イズのブロック単位にウェーブレット変換等のサブバン
ド符号化を行なうときに、像域分離手段によってエッジ
領域と絵柄領域と像域分離し、階層数変更手段によって
分離された領域毎に周波数分解の階層数を変更する請求
項１記載の発明によれば、１枚の画像を文字と絵柄に像
域分離することで、係数が分離されるので、圧縮効率を
上げることができる。
【００１９】また、階層数変更手段によって変更され、
生成された周波数係数に対して多重解像度変換された絵
柄領域の係数のうち、任意の高周波数成分を捨てる制御
手段をさらに備えた請求項２記載の発明によれば、１枚
の画像を文字と絵柄に像域分離することで、係数が分離
されるので、それぞれの領域で別々の量子化を行なうこ
とができる。
生成された周波数係数に対して多重解像度変換された絵
柄領域の係数のうち、任意の高周波数成分を捨てる制御
手段をさらに備えた請求項２記載の発明によれば、１枚
の画像を文字と絵柄に像域分離することで、係数が分離
されるので、それぞれの領域で別々の量子化を行なうこ
とができる。
【００２０】さらに、階層数変更手段によって変更さ
れ、生成された周波数係数に対して多重解像度変換され
た絵柄領域の係数の全てを捨てる制御手段をさらに備え
た請求項３記載の発明によれば、絵柄領域の上位階層の
係数を削除することにより、文字領域中心のデータが作
成できる。また、絵柄領域も全てなくなるわけではな
く、多少の輪郭は残すことができる。これにより、ほと
んど文字のデータ量で、絵柄部分の概要も読み取れるこ
とができる。また、１階層の係数のみを逆変換すればよ
いので、圧縮された画像データの復元処理速度も速くな
る。
れ、生成された周波数係数に対して多重解像度変換され
た絵柄領域の係数の全てを捨てる制御手段をさらに備え
た請求項３記載の発明によれば、絵柄領域の上位階層の
係数を削除することにより、文字領域中心のデータが作
成できる。また、絵柄領域も全てなくなるわけではな
く、多少の輪郭は残すことができる。これにより、ほと
んど文字のデータ量で、絵柄部分の概要も読み取れるこ
とができる。また、１階層の係数のみを逆変換すればよ
いので、圧縮された画像データの復元処理速度も速くな
る。
【図１】本発明の実施形態に係る２台のホストコンピュ
ータの接続状態を示す図である。
ータの接続状態を示す図である。
【図２】本実施形態に係る画像データ処理装置において
ビットマップデータから圧縮データを出力するための構
成をしめすブロック図である。
ビットマップデータから圧縮データを出力するための構
成をしめすブロック図である。
【図３】ウェーブレット変換を説明するための図であ
る。
る。
【図４】領域別のウェーブレット変換により４階層まで
周波数分解した状態を示す図である。
周波数分解した状態を示す図である。
【図５】領域別のウェーブレット変換により４階層まで
周波数分解した後、絵柄領域の係数のうち任意の高周波
成分を捨てる例を示す図である。
周波数分解した後、絵柄領域の係数のうち任意の高周波
成分を捨てる例を示す図である。
【図６】領域別のウェーブレット変換により４階層まで
周波数分解した後、絵柄領域の係数の全ての高周波成分
を捨てる例を示す図である。
周波数分解した後、絵柄領域の係数の全ての高周波成分
を捨てる例を示す図である。
１ 第１のホストコンピュータ ２ 第２のホストコンピュータ ３ インターフェイスケーブル ２０１ 第１のウェーブレット変換部 ２０２ 像域分離部 ２０３ 第２のウェーブレット変換部 ２０４ エントロピー符号化部 Ａ 文字領域 Ｂ 絵柄領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝木 弘幸 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株式 会社リコー内 (72)発明者 松浦 熱河 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株式 会社リコー内 (72)発明者 石井 博 東京都大田区中馬込１丁目３番６号 株式 会社リコー内
Claims (3)
- 【請求項１】 原画像データに圧縮処理を施す画像デー
タ圧縮手段を備えた画像データ処理装置において、 原画像データを複数の周波数帯域に分解する分解手段
と、 この分解手段によって分解された周波数帯域に基づいて
エッジ領域と絵柄領域とに像域分離する像域分離手段
と、 この像域分離手段によって分離された領域毎に周波数分
解の階層数を変更する階層数変更手段と、を備え、前記
原画像データを任意のサイズのブロック単位にサブバン
ド符号化を行なうときに、前記像域分離手段によってエ
ッジ領域と絵柄領域と像域分離し、前記階層数変更手段
によって分離された領域毎に周波数分解の階層数を変更
することを特徴とする画像データ処理装置。 - 【請求項２】 前記階層数変更手段によって変更され、
生成された周波数係数に対して多重解像度変換された絵
柄領域の係数のうち、任意の高周波数成分を捨てる制御
手段をさらに備えていることを特徴とする請求項１記載
の画像データ処理装置。 - 【請求項３】 前記階層数変更手段によって変更され、
生成された周波数係数に対して多重解像度変換された絵
柄領域の係数の全てを捨てる制御手段をさらに備えてい
ることを特徴とする請求項１記載の画像データ処理装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30075397A JPH11136520A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 画像データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30075397A JPH11136520A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 画像データ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11136520A true JPH11136520A (ja) | 1999-05-21 |
Family
ID=17888690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30075397A Pending JPH11136520A (ja) | 1997-10-31 | 1997-10-31 | 画像データ処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11136520A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100412176B1 (ko) * | 2002-01-24 | 2003-12-24 | 이호석 | 문자와 이미지가 포함된 문서의 압축, 복원 시스템 및방법 |
| JP2006094240A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、情報記録媒体及びコンピュータプログラム |
| KR100693296B1 (ko) | 2005-06-07 | 2007-03-13 | (주)디디오넷 | 컴퓨터 스크린 이미지 압축 장치 및 그 방법 |
| KR100708180B1 (ko) | 2005-09-22 | 2007-04-17 | 삼성전자주식회사 | 화상 압축 장치 및 방법 |
-
1997
- 1997-10-31 JP JP30075397A patent/JPH11136520A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100412176B1 (ko) * | 2002-01-24 | 2003-12-24 | 이호석 | 문자와 이미지가 포함된 문서의 압축, 복원 시스템 및방법 |
| JP2006094240A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、情報記録媒体及びコンピュータプログラム |
| KR100693296B1 (ko) | 2005-06-07 | 2007-03-13 | (주)디디오넷 | 컴퓨터 스크린 이미지 압축 장치 및 그 방법 |
| KR100708180B1 (ko) | 2005-09-22 | 2007-04-17 | 삼성전자주식회사 | 화상 압축 장치 및 방법 |
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