JPH11136116A - タッチスイッチ - Google Patents
タッチスイッチInfo
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- JPH11136116A JPH11136116A JP29759397A JP29759397A JPH11136116A JP H11136116 A JPH11136116 A JP H11136116A JP 29759397 A JP29759397 A JP 29759397A JP 29759397 A JP29759397 A JP 29759397A JP H11136116 A JPH11136116 A JP H11136116A
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Abstract
となるタッチスイッチを提供する。 【解決手段】 指等の接近・接触に伴い変動するタッチ
検出用電極13、13間の静電容量変化を検出する静電
変化検出手段7と、タッチ検出用電極13、13間の静
電容量の変化速度を演算し、所定の変化速度以上の変化
が生じた時点からこの所定の変化速度以上の変化が予め
定めた変化継続時間以上継続したときにタッチ検知を確
定するタッチ判断回路9とを備えるようにした。
Description
れたことにより照明等の負荷のオン・オフ制御を行うタ
ッチスイッチに関するものである。
したことを検知して、電気機器等の負荷をオン・オフ制
御するタッチスイッチに関しては、種々の方法が考案さ
れている。このうち、静電容量の変化によって指等の接
近・接触を検知する方法は、可動する部分がほとんどな
いため、高い耐久性を有している。
るタッチスイッチには、タッチ検出用電極に指等が接近
・接触したことによるインピーダンスの変化を検出する
単極構成のものや、基板の一方の面にタッチ用電極を形
成し、他方の面に一対の検出用電極を形成した三極構成
のもの等がある。
検出用電極(タッチ用電極)に直接又はタッチ検出用電
極の表面に施されたコーティング材を介して指等を接近
・接触させる必要があり、手袋をはめた場合等、指の表
面とタッチ検出用電極との距離が大きくなると検知しな
くなるという問題があった。
の一方の面に一対のタッチ検出用電極を形成するととも
に、その表面を絶縁基板で覆った二極構成とし、タッチ
検出用電極間の静電容量変化によってタッチ検出を行う
ようにしたものが開発されている。
導体と近似できる指とタッチ検出用電極とのインピーダ
ンスやタッチ検出用電極間の静電容量が一定の閾値以下
になった場合、あるいは閾値以下の状態が一定時間以上
継続した場合にタッチ面に指が触れているといったタッ
チ判断が行われている。
な構成のタッチスイッチでは、閾値を基準にタッチ判断
を行う場合、温度等の環境の変化によってタッチ検知部
構成材料やタッチ検知判定回路部品の誘電率、インピー
ダンス等の電気的特性が変化するため、指等がタッチ面
付近に存在しない場合の定常値が変動し、この定常値か
ら閾値まで変化させるために必要となる指とタッチ面の
距離が異なるようになる。
の変化に伴い検知感度が変動することになる。具体的に
は、低温状態では感度が低下することにより人がタッチ
面に触れても検知しなくなったり、高温状態では感度が
高くなりすぎることにより誤検知が生じるという問題点
を有していた。
ものであり、その目的とするところは、環境の変化によ
らず正確なタッチ検知が可能となるタッチスイッチを提
供することにある。
指等の接近・接触に伴い変動するタッチ検出用電極間の
静電容量変化を検出する静電変化検出手段と、タッチ検
出用電極間の静電容量の変化速度を演算し、所定の変化
速度以上の変化が生じた時点からこの所定の変化速度以
上の変化が予め定めた変化継続時間以上継続したときに
タッチ検知を確定するタッチ判断回路とを備えたことを
特徴とするものである。
に伴い変動するタッチ検出用電極間の静電容量変化を検
出する静電変化検出手段と、タッチ検出用電極間の静電
容量の変化速度を演算し、所定の変化速度以上の変化が
生じた時点からこの所定の変化速度以上の変化が予め定
めた変化継続時間以上継続したときに第1の静電容量値
を検出するとともにタッチ検知の動作を開始し、その
後、一定時間にわたってタッチ検出用電極間の静電容量
が第1の静電容量値以下であるときにタッチ判断回路に
おいてタッチ検知を確定するようにしたことを特徴とす
るものである。
項2記載のタッチスイッチにおいて、所定の変化速度以
上の変化が生じた時点の被検知体の位置をタッチ面近傍
に設定するようにしたことを特徴とするものである。
項3記載のタッチスイッチにおいて、変化継続時間を3
0msec程度としたことを特徴とするものである。
いて図1乃至図15に基づき詳細に説明する。
る。図2はタッチスイッチを構成するタッチ検知部の側
面断面図である。図3はタッチ検出用電極のパターン図
である。図4はRC形発振回路の回路構成図である。図
5はタッチスイッチの外観図であり、(a)は正面図で
あり、(b)は側面図である。図6は電源の投入から処
理Aを行うまでの過程を表すフローチャートである。図
7は処理Aの開始から処理Bを行うまでの過程を表すフ
ローチャートである。図8はRC形発振回路が発振する
パルス波形と発振周期を表す図である。図9はRC形発
振回路が発振する発振周期やその時点における発振周期
の変化速度を時系列的に表す図である。図10は発振周
期や発振周期の変化速度を発生順にタッチ判断回路にお
いて格納する周期テーブル及び速度テーブルを表す図で
ある。図11は初期設定が終了した後、タッチ検知部に
指等が触れられているかどうかをタッチ判断回路が確定
するまでの過程を表す状態遷移図である。図12は時間
経過に伴うタッチ検知部の発振周期の変化とそれに伴い
遷移する状態及びその際の負荷の状態を表す図である。
図13は処理Bの開始から終了までの過程を表すフロー
チャートである。図14はインバータスタンドの蛍光管
面をタッチスイッチのタッチ面に水平に照射した状態で
インバータスタンドの電源をオン・オフ制御した場合の
変化継続時間とタッチスイッチが誤動作したときのタッ
チ面と蛍光管との距離を測定したものである。図15は
接地された鉄板をタッチ面の前面を覆うように高さ約6
cmの距離から速さ40mm/secで一定の距離まで
接近後に静止した場合に、10回中にタッチ検知を確定
した回数を測定したものである。
ッチ検知部1と、電源回路3と、負荷制御回路5と、R
C形発振回路7と、タッチ判断回路9とから構成され
る。
極13を有し、互いに絶縁された構成をなしている。従
って、電力を供給すると電気力線が一方の電極から他方
の電極に向かって延びることになり、電気的にはコンデ
ンサとして機能するものである。
縁基板11の一面に一対のタッチ検出用電極13を形成
し、このタッチ検出用電極13を絶縁樹脂15で被覆
し、その上に絶縁プレート17を配置することにより構
成される。また、絶縁基板11の他方の面にはシールド
電極19が形成されている。なお、絶縁基板11上に
は、例えば、図3に示すようなパターンを有するタッチ
検出用電極13が構成される。
されたプリント配線基板からなる。また、タッチ検出用
電極13及びシールド電極19は銅から形成されてい
る。さらに、絶縁樹脂15はソルダーレジストからな
り、絶縁プレート17はアクリル或いはポリカーボネー
ト等の絶縁樹脂材料からなる。
検出用電極13としてインジウムオキサイドや酸化錫等
からなる透明電極を用い、表面の絶縁材料として透明な
高分子樹脂、絶縁プレート17としてアクリル等の透明
材料を用いてタッチ検知部1の背面に発光部(図示せ
ず)を備えるようにしてもよい。これにより、発光部を
点灯させることで暗闇でもタッチスイッチの設置場所を
認識することが可能となる照光式のタッチスイッチを形
成することが可能となる。
ると、人体は電気的には接地導体として近似的に取り扱
うことが可能となるので、電気力線の一部がタッチ検知
部1に接近する指等にのびるため、タッチ検出用電極1
3、13間の電気力線の数が減少することになる。つま
り、タッチ検知部1に指等が接近・接触するとタッチ検
出用電極13、13間の静電容量が減少することにな
る。
ド電極19は、定電位(図1では、GND電位)に保持
されているため、タッチ検知部1の裏側の電界分布変化
がタッチ検出用電極13、13間の電界分布変化に影響
を及ぼすことはない。従って、外部からの電気的なノイ
ズが印加されることによりタッチ検出用電極13、13
間の静電容量に変化を生じることはない。
照明等の負荷50や、タッチ判断回路9、RC形発振回
路7に電力を供給するものである。負荷制御回路5は、
タッチ判断回路9からの信号に基づいて負荷50に対し
て電力を供給するかどうかを制御し、これにより負荷5
0のオン・オフの制御を行うものである。
成となっており、インバータ素子G1、G2を直列に接
続することによりなる。このRC形発振回路7は、公知
のインバータ回路によるものを用いており、インバータ
回路の外部に接続されたコンデンサの静電容量をC、帰
還抵抗の抵抗値をR、発振周期をPとすると、P=KR
Cとなる関係を有する。なお、Kは係数であり、インバ
ータ回路の電源電圧や論理判定の閾値電圧等で決まる定
数である。従って、抵抗値Rは一定であるので、発振周
期Pはタッチ検出用電極13、13間の静電容量Cに比
例することになるため、指の接近によるタッチ操作部1
の静電容量Cの変化はRC形発振回路7の発振周期Pを
測定することによって検知が可能となる。
回路7の発振周期Pに基づき、タッチ面に指等が接近・
接触したことを判断するものであり、その手続について
は後述する。
作について述べる。図6に示すように、電源投入されて
交流電源ACが印加されると、RC形発振回路7は発振
を開始し、タッチ判断回路9にパルス信号が入力され
る。その際、タッチ判断回路9は初期動作として、各変
数の初期化とともに、負荷50に供給する電力をオフ状
態とし、入力パルスの1周期分である所定の時間tppだ
け待つ。その後、例えば、RC形発振回路7からの出力
信号である入力パルスの立ち下がりを監視して、指等が
絶縁プレート17に触れるのを検知するための待機状態
に移行する。待機状態以降の処理をここでは処理Aと呼
び、以下に処理Aについて述べる。
の待機状態に移行した時刻をP0とし、その後にRC形
発振回路が発振するパルス波形と発振周期を図8に、ま
た、その時の発振周期や発振周期の変化速度を時系列的
に図9に示す。なお、発振周期の速度変化とは、今回測
定された発振周期P[k]から前回測定された発振周期P
[k-1]の差を求め、これを発振周期の変化に要した時間
P[k]にて除算したものである。
振周期Pを前回発振周期Pprevとする。ただし、初めて
処理Aを実行するときは、前回の発振周期Pを測定して
いないので、初期設定は終了していないものとする。
最新発振周期Pcurを測定する。今、最新発振周期Pcur
がP1であったとすると、図10に示すように、この値
がタッチ判断回路9の周期テーブルの格納領域Pt[7]に
格納される。周期テーブルは、パイプライン型のキュー
構造を有しており、所定回数分の発振周期Pが発生順に
記憶される構造を有している。従って、例えば図10の
場合、8箇所の格納領域Pt[0]〜Pt[7]を有しており、
1回目に発生した発振周期Pの書き込まれている周期テ
ーブルには、9回目に発生した発振周期Pが上書きされ
ることになる。
経過するために必要な発振周期の測定回数Npを計算す
る。経過時間は現在の時刻から逆上って周期テーブルの
中の発振周期Pの和をとることにより求めることができ
る。従って、過去に逆上って計測された発振周期Pを積
算し、和が変化継続時間Tc以上になった時点でそれま
でに積算した発振周期Pの回数が測定回数Npとなる。
期Pcurから、最新の発振周期Pの変化速度である今回
変化速度Vcurを求める。周期テーブルの速度テーブル
は、周期テーブルと同様、パイプライン型のキュー構造
を有しており、発生順に、所定の速度閾値|Vth|以上
の発振周期Pの減少を生じた場合には「1」を格納し、
それ以外の場合には「0」を格納するようにしている。
なお、図10では、「0」及び「1」と記載せず、V
1、V2、…等と記載している。
どうかの判定を行う。初期設定は、上述の周期テーブル
において、変化継続時間Tcが経過するために必要な測
定回数Np個以上の測定周期が格納された状態をもって
初期設定の終了としている。このため、処理Aを開始し
てから変化継続時間Tcが経過するまでは、初期設定が
終了していないものとして以降のタッチ判定処理(以
後、処理Bと記載)を行わない。
ーブルに変化継続時間Tc以上の発振周期Pが格納され
ると、初期設定が終了するので、処理Aから後述する処
理Bに移行する。
明する。以下、タッチ検知部1の発振周期Pが指の接近
により図12のように変化した場合で説明する。
サンプリングした発振周期Pの値から計算した変化速度
|Vcur|が所定の値|Vth|以上になった時刻aから
所定の変化継続時間Tc以上にわたり発振周期Pの減少
速度がVth以上の値であり、その後、時刻bにいたるま
で発振周期Pの減少速度がVth以上であれば、速度テー
ブルの過去の変化継続時間Tcにわたって、速度テーブ
ルの測定回数Np箇所の格納領域には「1」が格納され
ることになる。この状態になったところで処理Bが行わ
れる。
bでの最新発振周期Pcurを発振周期閾値Pthとし、時
刻bでタイマーを開始し、以後時間Twにわたり測定さ
れた発振周期Pの値がPth以下であったとき(時刻
c)、タッチ検知部1に指等の接触があったとしてタッ
チ検知が確定する。この時、タッチ判断回路9は負荷制
御回路5に対してタッチ検知信号を出力する。これを受
けて負荷制御回路5は、例えば、負荷50に対して電力
を供給し、負荷50はオンされる。
における各々の状態と対応しており、図12の時刻bで
状態5から状態7へと遷移し、所定の時間Twにわたり
状態7が継続すると状態8に遷移し、タッチ検知が確定
する。
なり、時刻bで設定された発振周期閾値Pthを上回った
状態で所定の時間t1以上経過すると、再び状態5へと
遷移し、次のタッチ入力を受け付ける状態となる。時刻
eを経過した後、再び指等の接近によりタッチ検知が確
定されると負荷50はオフされることになる。
近の確定状態が状態5にあった場合に状態6から状態7
に遷移し、Pcur<Pthでかつ最近の確定状態が状態8
にあった場合に状態6から状態9への遷移するものであ
る。また、状態6が変化継続時間Tc以上にわたって継
続されている場合に状態6から状態5へ遷移し、状態7
が変化継続時間Tc以上にわたって継続されている場合
に状態7から状態8に遷移するものである。また、所定
の時間Tt以上にわたり状態8や状態9が継続すると、
状態5へ遷移するものである。
状態7から状態8、状態8から状態5への遷移の条件が
満足されなかった場合(例えば、タッチしている時間が
短くTw時間経過しない間に発振周期Pthを上回った場
合)の誤動作等を防ぎ、必ず状態5→状態7→状態8へ
の遷移を行った場合のみ、スイッチング動作を行うよう
にするために、状態6、状態9を設けている。状態6、
状態9は、外界からの電気的なノイズ等により、状態8
や状態9が継続した場合の動作不良を避けるために、所
定の時間Tt以上にわたり状態8や状態9が継続すると
状態5に遷移して次のタッチ入力を受け付ける様にして
いる。そのため、外界から電気的なノイズ等が印加され
た状態でもタッチ検知動作を継続することができるの
で、動作不良の状態等に陥ることはない。
ータスタンド(日本電気株式会社製造の3SP16BNを使
用)の蛍光管面をタッチスイッチのタッチ面に水平に照
射した状態でインバータスタンドの電源をオン・オフ制
御した場合に、変化継続時間Tcを30msec、40
msec、50msecとした際、タッチスイッチがタ
ッチ検知を確定してしまったときのタッチ面と蛍光管と
の距離を測定した結果を表している。図14から変化継
続時間Tcの増加により誤動作した距離が減少すること
が分かるが、タッチスイッチの用途を壁に取り付けて天
井に配された照明器具を制御するスイッチとすれば、1
m以上の距離で誤動作することがなければ特に使用上の
問題を生じることはない。
×1mm)でタッチ面の全面を覆うように高さ約6cm
の距離から速さ40mm/secで一定の距離まで接近
後に静止した場合に、10回中にタッチ検知を確定した
回数を測定したものである。図15より、変化継続時間
Tcを30msecにした場合、それ以上長く変化継続
時間を設定した場合より検知可能な距離が長くなり、タ
ッチ面の上方でのタッチ検知の確率が高くなる。つま
り、変化継続時間Tcを30msecにすると、指等を
タッチ面に接近させた場合のタッチ検知距離が長くなる
ため、よりソフトなタッチ操作感を得ることができる。
また、手袋等をはめた場合のように指の表面とタッチ検
出用電極13との距離が離れる場合にもタッチ検知の確
率が高くなり、手袋をはめた場合にも操作感を損なうこ
とはない。
Pを基にタッチ検知の確定を行っているが、発振周期P
に変えて静電容量Cの変化を検出し、同様の手続により
タッチ検知の確定を行うようにしてもよい。
っては、人体の静電容量にて変動するタッチ検出用電極
間の静電容量の減少速度に基づいて検知判断を行ってお
り、タッチ検知の条件として所定の変化速度以上の変化
が生じた時点が基点となっているため、所定の変化速度
を温度変化等の環境の変動による容量変化速度以上に設
定することにより急激な環境変化に対しても誤動作をし
ないため、環境の変化によらず正確なタッチ検知が可能
となるタッチスイッチを提供することができるという効
果を奏する。また、被検知体の緩慢な接近によるタッチ
を検知しないため、スイッチに気付かずにタッチ面へ接
近した場合のような無意志な状態でのタッチ部への接近
によるスイッチング動作を避けることが可能となるとい
う効果を奏する。
判断を行う方式では、接近物体の大きさによって検知確
定時の距離に差が生じるという問題があったが、静電容
量の減少速度に基づいて検知判断を行う本発明において
は、タッチ検知を開始するためには接近動作の継続によ
って生じる静電容量の継続的な減少が必要となるので、
接近物体に大きさによる検知確定時の距離の差が検知判
断に表れにくいという効果を奏する。
記載のタッチスイッチの効果に加え、タッチ検知開始
後、一定時間にわたり静電容量を監視して予め設定して
ある閾値以下であるときにタッチ検知を確定するので、
スイッチに気付かずにタッチ面に指等が当たった場合
等、タッチ面に指が接触している時間が短い場合の無意
志なタッチ部への接近によるスイッチ動作を避けること
ができるという効果を奏する。
又は請求項2記載のタッチスイッチにおいて、指等の被
検知体のタッチ面への接近速度によらず、所定時間にわ
たり変化速度以上の変化が継続するようになるので、よ
り正確な操作感を得ることが可能となる。
乃至請求項3記載のタッチスイッチにおいて、変化継続
時間を30msec程度に設定しているので、電気的な
ノイズ耐性を備えながら、良好なタッチ操作性を得るこ
とができるという効果を奏する。
断面図である。
RC形発振回路の回路構成図である。
図であり、(b)は側面図である。
フローチャートである。
すフローチャートである。
期を表す図である。
における発振周期の変化速度を時系列的に表す図であ
る。
ッチ判断回路において格納する周期テーブル及び格納テ
ーブルを表す図である。
が触れられているかどうかをタッチ判断回路が確定する
までの過程を表す状態遷移図である。
化とそれに伴い遷移する状態及びその際の負荷の状態を
表す図である。
ーチャートである。
ッチのタッチ面に水平に照射した状態でインバータスタ
ンドの電源をオン・オフ制御した場合の変化継続時間と
タッチスイッチが誤動作したときのタッチ面と蛍光管と
の距離を測定したものである。
に高さ約6cmの距離から速さ40mm/secで一定
の距離まで接近後に静止した場合に、10回中にタッチ
検知を確定した回数を測定したものである。
Claims (4)
- 【請求項1】 指等の接近・接触に伴い変動するタッチ
検出用電極間の静電容量変化を検出する静電変化検出手
段と、タッチ検出用電極間の静電容量の変化速度を演算
し、所定の変化速度以上の変化が生じた時点からこの所
定の変化速度以上の変化が予め定めた変化継続時間以上
継続したときにタッチ検知を確定するタッチ判断回路と
を備えたことを特徴とするタッチスイッチ。 - 【請求項2】 指等の接近・接触に伴い変動するタッチ
検出用電極間の静電容量変化を検出する静電変化検出手
段と、タッチ検出用電極間の静電容量の変化速度を演算
し、所定の変化速度以上の変化が生じた時点からこの所
定の変化速度以上の変化が予め定めた変化継続時間以上
継続したときに第1の静電容量値を検出するとともにタ
ッチ検知の動作を開始し、その後、一定時間にわたって
タッチ検出用電極間の静電容量が第1の静電容量値以下
であるときにタッチ判断回路においてタッチ検知を確定
するようにしたことを特徴とするタッチスイッチ。 - 【請求項3】 所定の変化速度以上の変化が生じた時点
の被検知体の位置をタッチ面近傍に設定するようにした
ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のタッチス
イッチ。 - 【請求項4】 変化継続時間を30msec程度とした
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のタッチス
イッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29759397A JP3480276B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | タッチスイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29759397A JP3480276B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | タッチスイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11136116A true JPH11136116A (ja) | 1999-05-21 |
JP3480276B2 JP3480276B2 (ja) | 2003-12-15 |
Family
ID=17848574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29759397A Expired - Fee Related JP3480276B2 (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | タッチスイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3480276B2 (ja) |
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