JPH11136020A - 携帯無線機用内蔵アンテナ - Google Patents

携帯無線機用内蔵アンテナ

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JPH11136020A
JPH11136020A JP10032401A JP3240198A JPH11136020A JP H11136020 A JPH11136020 A JP H11136020A JP 10032401 A JP10032401 A JP 10032401A JP 3240198 A JP3240198 A JP 3240198A JP H11136020 A JPH11136020 A JP H11136020A
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antenna
loop
diversity
reception
wireless device
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JP10032401A
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Hideo Ito
英雄 伊藤
Kiyoshi Egawa
潔 江川
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線機の通話状態において人体の影響の少な
い高利得な携帯無線機用内蔵アンテナを提供する。 【解決手段】 無線機の通話状態における人体方向と反
対方向の無線機地板面1に対してループ面が垂直となる
ように、無線機地板面1から波長に比べて極く短い距離
を離して配置した周囲長略1波長以下のループアンテナ
2と、該ループアンテナ2に給電するインピーダンス変
換機能を有する平衡不平衡変換回路3とで、携帯無線機
用内蔵アンテナを構成する。無線機地板1が反射板とし
て動作し、アンテナ設置方向に指向性を有するようにな
るので、無線機の通話状態において人体の影響が小さく
なる。また、送信時の人体方向への電磁波の放射が軽減
される。さらに、ダイバーシチアンテナを構成する一方
のアンテナ素子もしくは両方のアンテナ素子を、上記ル
ープアンテナで構成することにより、人体の影響の少な
いダイバーシチアンテナが実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機や携帯
端末等に使用する携帯無線機用内蔵アンテナに関し、特
に、無線機の通話状態において人体の影響が少なく、ダ
イバーシチ受信可能な高利得の携帯無線機用内蔵アンテ
ナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯無線機に使用する内蔵アンテ
ナは、一般的に、図42に示すような構成のものである。
図42において、1は無線機地板であり、2は板状逆F型
アンテナである。なお、X、Y及びZは各々の座標軸を
示している。
【0003】また、従来の携帯無線機に使用するダイバ
ーシチアンテナは、図43に示すような構成のものであ
る。図43において、1は無線機地板であり、2は板状逆
F型アンテナ、3はモノポールアンテナである。板状逆
F型アンテナ2とモノポールアンテナ3により、ダイバ
ーシチアンテナを構成している。なお、X、Y及びZは
各々の座標軸を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図42に示す従来の構成
の板状逆F型アンテナは、板状逆F型アンテナそのもの
がアンテナとして動作するというよりむしろ、無線機地
板を励振する励振器として動作するものであるといえ
る。そのために、無線機地板にアンテナ電流が流れ、ア
ンテナとしては無線機地板が支配的となる。図44と図45
は、無線機地板の大きさが125mm×35mmの場合の、800M
Hzにおける指向性の実測値を示す図である。図44は、
自由空間における水平面(X−Y面)の指向性を示す図
で、無線機地板がアンテナとして動作しているため、ほ
ぼ無指向性となることを示している。したがって、図46
に示すような無線機の通話中の状態では、人体の方向に
も一様に電磁波を放射している。図45は、図46に示すよ
うな無線機の通話中の状態における、水平面(X−Y
面)の指向性を示す図である。図45から、人体の影響で
利得が低下するという問題を有していることがわかる。
【0005】また、携帯無線機の通話時には、鉛直方向
から略60度傾けて使用されるのが一般的である。すなわ
ち、通話時には図46に示すように、人体に対する傾きが
α度(略60度)となるような状態で使用されるため、基
地局側アンテナと携帯無線機側アンテナの偏波面がα度
(略60度)異なり、基地局側との送受信における偏波面
の不一致による利得の低下があるという問題を有してい
る。なお、図46において、1は無線機地板であり、2は
板状逆F型アンテナ、3はモノポールアンテナ、4は人
体である。
【0006】図43に示す従来の構成のダイバーシチアン
テナは、ダイバーシチアンテナを構成する一方のアンテ
ナ素子として、板状逆F型アンテナ3が動作している場
合は、上記と同様の問題を有している。
【0007】以上のように、従来の携帯無線機用内蔵ア
ンテナは、水平面内指向性がほぼ無指向性であるため、
人体の方向にも一様に電磁波を放射して、人体の影響で
利得が低下するという問題があり、人体の影響をなくす
ことが課題である。また、通話時には人体に対する無線
機の傾きが略60度となるような状態で使用されるため、
基地局側との送信、受信の偏波面が略60度異なって、利
得が低下するという問題があり、基地局側と偏波面を一
致させることが課題である。さらに、携帯無線機用ダイ
バーシチアンテナにおいても、ダイバーシチアンテナを
構成する一方のアンテナ素子として、上記板状逆F型ア
ンテナが動作している場合は、上記と同様の課題を有し
ている。本発明は、これらの課題を解決することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、周囲長略1波長以下のループアンテナ
を、無線機地板面から波長に比べて極く短い距離を離
し、通話状態における人体と反対側の無線機地板面に対
してループ面が垂直となるように配置し、該ループアン
テナにインピーダンス変換して給電する平衡不平衡変換
回路を設けた携帯無線機用内蔵アンテナを構成する。こ
のように構成したことにより、アンテナと送信回路との
整合を取り、平衡不平衡変換回路によって無線機地板に
流れるアンテナ電流を極力抑え、無線機地板が反射板と
して動作するようにし、無線機地板面に対して人体方向
とは逆方向のアンテナ設置方向に指向性を持たせるの
で、通話状態において人体の影響の少ない高利得なアン
テナを実現できる。
【0009】さらに本発明では、ループ面の長手方向が
通話状態において地面に対して垂直方向となるように、
ループアンテナのループ面の長手方向を無線機地板面長
軸方向から略60度傾けて配置した構成とする。このよう
に構成したことにより、通話時において基地局側との送
信波、受信波の偏波面を一致させることができ、基地局
側との偏波面が一致しないことによる利得低下を防ぎ高
利得のアンテナを実現できる。
【0010】さらに本発明では、ループアンテナのルー
プ面長手方向の素子を折り曲げた構成とする。このよう
に構成したことにより、垂直偏波成分が増大し、水平、
垂直2つの偏波を送受信することが可能になる。
【0011】さらに本発明では、ループアンテナのルー
プ面長手方向の素子片側端部または素子両側端部に地板
片を設けた構成とする。このように構成したことによ
り、アンテナの共振周波数を下げることができ、等価的
にアンテナを小型にできると同時に、広帯域化を実現で
きる。
【0012】さらに本発明では、ダイバーシチアンテナ
を構成する一方のアンテナ素子を受信専用のループアン
テナとし、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用す
るモノポールアンテナとした構成とする。このように構
成したことにより、人体の影響の少ない高利得なダイバ
ーシチアンテナが実現できる。
【0013】さらに本発明では、ダイバーシチアンテナ
の一方の受信アンテナ素子をループアンテナとして、ル
ープ面長手方向の素子を折り曲げたた構成とする。この
ように構成したことにより、ダイバーシティ動作時に2
つの偏波を受信できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
無線機地板面から波長に比べて極く短い距離を離し、通
話状態における人体方向と反対方向の前記無線機地板面
に対してループ面が垂直となるように配置した周囲長略
1波長以下のループアンテナと、前記ループアンテナに
給電するインピーダンス変換機能を有する平衡不平衡変
換回路とを具備する携帯無線機用内蔵アンテナであり、
アンテナと送受信回路とのインピーダンス整合を取ると
ともに、平衡不平衡変換回路によって無線機地板に流れ
るアンテナ電流を極力抑え、無線機地板が反射板として
動作し、無線機地板面に対して人体方向とは反対方向の
アンテナ設置方向に指向性を持つという作用を有する。
【0015】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の携帯無線機用内蔵アンテナにおいて、前記ループ
アンテナのループ面の長手方向が、通話状態において地
面に対して垂直方向となるように、前記ループアンテナ
を前記無線機地板面長軸方向から略60度傾けて配置した
ものであり、通話時において基地局側と偏波面を一致さ
せて利得低下を防ぐという作用を有する。
【0016】本発明の請求項3記載の発明は、請求項1
または2記載の携帯無線機用内蔵アンテナにおいて、ル
ープアンテナ素子の中間にリアクタンス素子を装荷した
ものであり、ループアンテナのインピーダンスを変化さ
せるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
または2記載の携帯無線機用内蔵アンテナにおいて、前
記ループアンテナの給電端に可変容量素子を装荷したも
のであり、可変容量素子の容量を変化させて、アンテナ
インピーダンスを整合させるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項5記載の発明は、請求項1
または2記載の携帯無線機用内蔵アンテナにおいて、前
記ループアンテナの給電端に同調素子及びスイッチング
素子からなる回路を並列に1個もしくは複数個挿入し、
前記各スイッチング素子毎のスイッチングにより周波数
帯域を切り替えることによって周波数帯域毎の同調を行
なうものであり、各スイッチング素子毎のスイッチング
により周波数帯域毎にインピーダンス整合するという作
用を有する。
【0019】本発明の請求項6記載の発明は、請求項1
または2記載の携帯無線機用内蔵アンテナにおいて、前
記ループアンテナを構成する素子の一部もしくは全体を
ジグザグ状に構成したものであり、アンテナを小型にす
るという作用を有する。
【0020】本発明の請求項7記載の発明は、請求項1
または2記載の携帯無線機用内蔵アンテナにおいて、前
記ループアンテナを構成する素子の一部もしくは全体を
板状に構成したものであり、アンテナを広帯域にすると
いう作用を有する。
【0021】本発明の請求項8記載の発明は、請求項1
または2記載の携帯無線機用内蔵アンテナにおいて、前
記ループアンテナの代わりに、径が0.1波長以下のヘリ
カル状のダイポールアンテナを前記無線機地板に近接し
て配置したものであり、ループアンテナと同機能の磁流
アンテナとして動作するという作用を有する。
【0022】本発明の請求項9記載の発明は、請求項1
記載のループアンテナを、ダイバーシチアンテナを構成
する一方の受信専用アンテナ素子とし、他方のアンテナ
素子を受信及び送信に使用するモノポールアンテナとし
た携帯無線機用ダイバーシチアンテナであり、ダイバー
シチ動作時に、無線機地板が反射板として動作し、無線
機地板面に対して人体方向とは反対方向のアンテナ設置
方向に指向性を持つという作用を有する。
【0023】本発明の請求項10記載の発明は、請求項2
記載のループアンテナを、ダイバーシチアンテナを構成
する一方の受信専用アンテナ素子とし、他方のアンテナ
素子を受信及び送信に使用するモノポールアンテナとし
た携帯無線機用ダイバーシチアンテナであり、ダイバー
シチ動作時に、基地局側と偏波面を一致させて利得低下
を防ぐという作用を有する。
【0024】本発明の請求項11記載の発明は、請求項2
記載のループアンテナを、ダイバーシチアンテナを構成
する一方の送受信共用アンテナ素子とし、他方のアンテ
ナ素子を受信専用のループアンテナとした携帯無線機用
ダイバーシチアンテナであり、基地局側との偏波面を一
致させて利得低下を防ぐとともに、送信時(通話時)に
は人体方向への放射を少なくするという作用を有する。
【0025】本発明の請求項12に記載の発明は、請求項
2記載のループアンテナを、ダイバーシチアンテナを構
成する一方の送受信共用アンテナ素子とし、無線機の通
話状態における人体方向と同一方向の無線機地板面に配
置したループアンテナを他方の受信専用のアンテナ素子
とした携帯無線機用ダイバーシチアンテナであり、基地
局側との偏波面を一致させて利得低下を防ぎ、送信時
(通話時)には人体方向への放射を少なくし、全方向の
指向性をもったダイバーシチ動作をするという作用を有
する。
【0026】本発明の請求項13記載の発明は、請求項1
記載のループアンテナのループ面長手方向の素子を折り
曲げた状態で無線機地板に配置した携帯無線機用内蔵ア
ンテナであり、2つの偏波を送受信するという作用を有
する。
【0027】本発明の請求項14記載の発明は、請求項1
記載のループアンテナのループ面長手方向の素子片側端
部に、波長に比べて極く短い距離で無線機地板面に対し
て垂直に地板片を設けた携帯無線機用内蔵アンテナであ
り、小型広帯域アンテナを実現するという作用を有す
る。
【0028】本発明の請求項15記載の発明は、請求項1
記載のループアンテナのループ面長手方向の素子両側端
部に、波長に比べて極く短い距離で無線機地板面対して
垂直に地板片を設けた携帯無線機用内蔵アンテナであ
り、請求項14記載のアンテナよりさらに小型広帯域のア
ンテナを実現するという作用を有する。
【0029】本発明の請求項16記載の発明は、請求項13
記載のループアンテナのループ面長手方向の素子を折り
曲げた片側端部に、波長に比べて極く短い距離で無線機
地板面に対して垂直に地板片を設けた携帯無線機用内蔵
アンテナであり、2つの偏波を送受信すると共に、小型
広帯域アンテナを実現するという作用を有する。
【0030】本発明の請求項17記載の発明は、請求項13
記載のループアンテナのループ面長手方向の素子を折り
曲げた両側端部に、波長に比べて極く短い距離で無線機
地板面に対して垂直に地板片を設けた携帯無線機用内蔵
アンテナであり、2つの偏波を送受信すると共に、請求
項16記載のアンテナよりさらに小型広帯域のアンテナを
実現するという作用を有する。
【0031】本発明の請求項18記載の発明は、請求項13
記載のループアンテナをダイバシチアンテナを構成する
一方の受信専用アンテナ素子とし、他方のアンテナ素子
を受信及び送信に使用するモノポールアンテナとした携
帯無線機用ダイバーシチアンテナであり、ダイバーシテ
ィ動作時に2つの偏波を受信するという作用を有する。
【0032】本発明の請求項19記載の発明は、請求項14
記載のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成す
る一方の受信専用アンテナ素子とし、他方のアンテナ素
子を受信及び送信に使用するモノポールアンテナとした
携帯無線機用ダイバーシチアンテナであり、ダイバーシ
チ受信専用アンテナとして小型広帯域のアンテナを実現
するという作用を有する。
【0033】本発明の請求項20記載の発明は、請求項15
記載のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成す
る一方の受信専用アンテナ素子とし、他方のアンテナ素
子を受信及び送信に使用するモノポールアンテナとした
携帯無線機用ダイバーシチアンテナであり、ダイバーシ
チ受信専用アンテナとして請求項19記載のアンテナより
さらに小型広帯域のアンテナを実現するという作用を有
する。
【0034】本発明の請求項21記載の発明は、請求項16
記載のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成す
る一方の受信専用アンテナ素子とし、他方のアンテナ素
子を受信及び送信に使用するモノポールアンテナとした
携帯無線機用ダイバーシチアンテナであり、ダイバーシ
チ受信専用アンテナとして2つの偏波を受信すると共
に、小型広帯域のアンテナを実現するという作用を有す
る。
【0035】本発明の請求項22記載の発明は、請求項17
記載のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成す
る一方の受信専用アンテナ素子とし、他方のアンテナ素
子を受信及び送信に使用するモノポールアンテナとした
携帯無線機用ダイバーシチアンテナであり、ダイバーシ
チ受信専用アンテナとして2つの偏波を受信すると共
に、請求項21記載のアンテナより小型広帯域のアンテナ
を実現するという作用を有する。
【0036】本発明の請求項23記載の発明は、請求項13
記載のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成す
る一方の受信専用アンテナ素子とし、他方のアンテナ素
子を受信及び送信に使用する請求項7記載の板状ループ
アンテナとし、人体と反対方向の無線機地板面に配置し
た携帯無線機用ダイバーシチアンテナであり、ダイバー
シチ動作時に2つの偏波を受信すると共に、他方のアン
テナ素子を受信及び送信に使用する板状ループアンテナ
として広帯域なアンテナを実現するという作用を有す
る。
【0037】本発明の請求項24記載の発明は、請求項14
記載のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成す
る一方の受信専用アンテナ素子とし、他方のアンテナ素
子を受信及び送信に使用する請求項7記載の板状ループ
アンテナとし、人体と反対方向の無線機地板面に配置し
た携帯無線機用ダイバーシチアンテナであり、ダイバー
シチ受信専用アンテナとして小型広帯域なアンテナを実
現すると共に、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使
用する板状ループアンテナとして、広帯域なアンテナを
実現するという作用を有する。
【0038】本発明の請求項25記載の発明は、請求項15
記載のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成す
る一方の受信専用アンテナ素子とし、他方のアンテナ素
子を受信及び送信に使用する請求項7記載の板状ループ
アンテナとし、人体と反対方向の無線機地板面に配置し
た携帯無線機用ダイバーシチアンテナであり、ダイバー
シチ受信専用アンテナとして請求項24記載のアンテナよ
りさらに小型広帯域なアンテナを実現すると共に、他方
のアンテナ素子を受信及び送信に使用する板状ループア
ンテナとして、広帯域なアンテナを実現するという作用
を有する。
【0039】本発明の請求項26記載の発明は、請求項16
記載のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成す
る一方の受信専用アンテナ素子とし、他方のアンテナ素
子を受信及び送信に使用する請求項7記載の板状ループ
アンテナとし、人体と反対方向の無線機地板面に配置し
た携帯無線機用ダイバーシチアンテナであり、ダイバー
シチ受信専用アンテナとして2つの偏波を受信すると共
に、小型広帯域なアンテナを実現するという作用を有す
る。さらに他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用す
る板状ループアンテナとして、広帯域なアンテナを実現
するという作用を有する。
【0040】本発明の請求項27記載の発明は、請求項17
記載のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成す
る一方の受信専用アンテナ素子とし、他方のアンテナ素
子を受信及び送信に使用する請求項7記載の板状ループ
アンテナとし、人体と反対方向の無線機地板面に配置し
た携帯無線機用ダイバーシチアンテナであり、ダイバー
シチ受信専用アンテナとして2つの偏波を受信すると共
に、請求項26記載のアンテナよりさらに小型広帯域なア
ンテナを実現するという作用を有する。さらに、他方の
アンテナ素子を受信及び送信に使用する板状ループアン
テナとして、広帯域なアンテナを実現するという作用を
有する。
【0041】以下、本発明の実施の形態を、図1〜図41
を参照して詳細に説明する。
【0042】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態は、周囲長略1波長以下のループアンテナを、無
線機地板面から波長に比べて極く短い距離を離して、人
体の反対方向の無線機地板面に対してループ面が垂直と
なるように配置し、平衡不平衡変換回路を介して給電す
る携帯無線機用内蔵アンテナである。
【0043】図1は、本発明の第1の実施の形態の携帯
無線機用内蔵アンテナの構成図である。図2は、無線機
地板とループアンテナの配置図である。
【0044】図1及び図2において、1は無線機地板で
あり、2はループアンテナであり、3は平衡不平衡変換
回路である。ループアンテナ2は、無線機の通話状態で
の人体方向と反対方向の無線機地板面に対してループ面
が垂直となるように、無線機地板面から波長に比べて極
く短い距離を離して配置した、周囲長略1波長以下のル
ープアンテナである。平衡不平衡変換回路3は、ループ
アンテナの給電端に設けた変換回路であり、インピーダ
ンス変換比1対1もしくはn対1(nは整数)を有する
平衡不平衡変換回路である。なお、X、Y及びZは各々
の座標軸を示している。
【0045】このループアンテナは、平衡不平衡変換回
路のインピーダンス変換により、アンテナと送受信回路
とのインピーダンス整合が取りやすくなる。さらに、送
信回路の不平衡信号を平衡信号に変換してアンテナに供
給するので、無線機地板に流れるアンテナ電流は極力抑
えられ、無線機地板は反射板として動作する。その結
果、無線機地板面に対して人体方向とは逆方向のアンテ
ナ設置方向に指向性を有するようになり、無線機の通話
状態において、人体の影響の少ない高利得のアンテナが
実現できる無線機地板の大きさが125mm×30mm、ループ
アンテナの大きさが30mm×5mm、無線機地板面からのル
ープアンテナの距離が3mmの場合の、2GHzにおける
自由空間の水平面(X−Y面)の指向性を、図3に示
す。図3から、無線機地板面に対して人体方向とは逆方
向のアンテナ設置方向(X軸方向)に指向性を有してい
ることがわかる。図4は、無線機の通話状態における水
平面(X−Y面)の指向性を示す図である。無線機地板
が反射板として動作しているため、人体の影響の少ない
高利得のアンテナが実現されていることがわかる。
【0046】上記のように、本発明の第1の実施の形態
の携帯無線機用内蔵アンテナでは、周囲長略1波長以下
のループアンテナを、無線機地板面から波長に比べて極
く短い距離を離して、無線機地板面に対してループ面が
垂直となるように配置し、平衡不平衡変換回路を介して
給電する構成としたので、無線機地板が反射板として動
作し、無線機地板面に対して人体方向とは逆方向のアン
テナ設置方向に指向性を有するアンテナが実現できる。
【0047】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態は、ループアンテナのループ面の長手方向を無線
機地板面長軸方向から略60度傾けて、無線機の通話中の
状態では、ループ面の長手方向が地面に対して垂直方向
となるように配置した携帯無線機用内蔵アンテナであ
る。
【0048】図5は、本発明の第2の実施の形態のアン
テナの配置図である。X、Y及びZは各々の座標軸を示
している。図5において、1は無線機地板であり、2は
ループアンテナである。ループアンテナ2は、ループ面
の長手方向を無線機地板長軸方向(Z軸方向)から略60
度傾けて配置される。携帯無線機は通話時には通常、図
23に示すように、地面に対する垂直方向から略60度傾け
て使用するのが一般的である。ループアンテナを図5に
示す配置にすることにより、基地局側のアンテナの偏波
面と無線機のアンテナの偏波面を一致させることができ
る。
【0049】無線機地板の大きさが125mm×30mm、ルー
プアンテナの大きさが30mm×5mm、無線機地板面からの
ループアンテナの距離が3mmとし、無線機地板を地面に
対する垂直方向から略60度傾けた状態での、2GHzに
おける自由空間の水平面(X−Y面)の指向性を、図6
及び図7に示す。図6は、ループアンテナのループ面の
長手方向を、無線機地板長軸方向(Z軸方向)に配置し
た場合の指向性を示す図である。図7は、ループアンテ
ナのループ面の長手方向を、無線機地板長軸方向(Z軸
方向)から略60度傾けて配置した場合の指向性を示す図
である。図6は、偏波面が略60度傾いた場合の水平面に
おける指向性を示す図であり、図7は、偏波面が傾いて
いない場合の水平面における指向性を示す図である。図
6と図7からわかるように、偏波面を傾斜させずに、送
信側と一致させることにより、約6dBの利得向上が得
られる。
【0050】上記のように、本発明の第2の実施の形態
の携帯無線機用内蔵アンテナでは、ループアンテナのル
ープ面の長手方向を無線機地板面長軸方向から略60度傾
けて、無線機の通話状態において地面に対して垂直方向
となるように配置したので、通話時において基地局側と
偏波面を一致させることができ、基地局側と偏波面が一
致しないことによる利得低下を防ぎ高利得のアンテナを
実現できる。
【0051】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態は、ループアンテナ素子の中間にリアクタンス素
子を装荷した携帯無線機用内蔵アンテナである。
【0052】図8及び図9は、本発明の第3の実施の形
態の携帯無線機用内蔵アンテナの構成図である。図8及
び図9において、2はループアンテナ素子であり、4は
ループアンテナ素子の中間に装荷するリアクタンス素子
である。図8は、ループアンテナの中間点(給電端と反
対方向)にリアクタンス素子を装荷する場合を示す図で
あり、図9は、ループアンテナの給電端と中間点の間に
リアクタンス素子を装荷する場合を示す図である。
【0053】ループアンテナ素子の中間にリアクタンス
素子を装荷することにより、アンテナの電流分布を変え
て、ループアンテナの給電端のインピーダンスを変化さ
せることができる。ループアンテナを小さくしても、リ
アクタンス素子によりインピーダンスを調節できるの
で、大きなループアンテナと同様なインピーダンス特性
が得られ、ループアンテナの小型化ができる。また、リ
アクタンス素子を装荷する位置を変えたり、リアクタン
ス素子のリアクタンスの大きさを変えると、給電端のイ
ンピーダンスや放射パターンや共振条件が変化するの
で、リアクタンス素子の装荷条件を調節することによ
り、ループアンテナの広帯域化を実現できる。
【0054】上記のように、本発明の第3の実施の形態
の携帯無線機用内蔵アンテナでは、ループアンテナ素子
の中間にリアクタンス素子を装荷したので、ループアン
テナの小型化もしくは広帯域化を実現できる。
【0055】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態は、ループアンテナの給電端に可変容量素子を装
荷した携帯無線機用内蔵アンテナである。
【0056】図10は、本発明の第4の実施の形態の携帯
無線機用内蔵アンテナの構成図である。図10において、
2はループアンテナ素子であり、6はループアンテナの
給電端に装荷する可変容量素子である。
【0057】周囲長が略半波長以下のループアンテナの
インピーダンスのリアクタンス分は誘導性となる。該ル
ープアンテナの給電端に容量性の可変容量素子を装荷
し、装荷した容量を変化させることにより、アンテナイ
ンピーダンスをある範囲で整合させることが可能とな
る。小型アンテナでも、可変容量を調節することによ
り、広範囲の周波数に対してインピーダンス整合をとる
ことができるので、広帯域のアンテナを実現できる。
【0058】上記のように、本発明の第4の実施の形態
の携帯無線機用内蔵アンテナでは、ループアンテナの給
電端に可変容量素子を装荷したので、可変容量素子の容
量を変化させることによりインピーダンス整合が可能と
なり、小型でも広帯域のアンテナを実現できる。
【0059】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態は、ループアンテナの給電端に同調素子及びスイ
ッチング素子からなる回路を並列に1個もしくは複数個
挿入し、各スイッチング素子毎のスイッチングにより周
波数帯域を切り替えることによって、周波数帯域毎の同
調をする携帯無線機用内蔵アンテナである。
【0060】図11は、本発明の第5の実施の形態の携帯
無線機用内蔵アンテナの構成図である。図11において、
2はループアンテナ素子、61、62及び6nは各々ループア
ンテナの給電端に挿入する同調素子であり、611、622及
び6nnは各々ループアンテナの給電端に挿入するスイッ
チング素子である。
【0061】ループアンテナの給電端に同調素子及びス
イッチング素子からなる回路を並列に1個もしくは複数
個挿入する。スイッチング素子をすべて開にすれば、ル
ープアンテナの本来の同調周波数で使用できる。スイッ
チング素子を1つだけ閉にすれば、対応する同調素子が
並列に挿入されたことになり、本来の同調周波数と異な
った周波数に同調する。複数個のスイッチング素子を閉
にすれば、対応する複数個の同調素子を並列接続したこ
とになり、接続された同調素子に応じた周波数に同調す
る。各スイッチング素子毎のスイッチングにより周波数
帯域を切り替えることによって、周波数帯域毎の同調が
可能となり、小型でも広帯域のアンテナを実現できる。
【0062】上記のように、本発明の第5の実施の形態
の携帯無線機用内蔵アンテナでは、ループアンテナの給
電端に同調素子及びスイッチング素子からなる回路を並
列に1個もしくは複数個挿入し、各スイッチング素子毎
のスイッチングにより周波数帯域を切り替えることによ
って周波数帯域毎の同調をするので、小型でも広帯域の
アンテナを実現できる。
【0063】(第6の実施の形態)本発明の第6の実施
の形態は、ループアンテナを構成する素子の一部もしく
は全体をジグザグ状に構成した携帯無線機用内蔵アンテ
ナである。
【0064】図12は、本発明の第6の実施の形態の携帯
無線機用内蔵アンテナの構成図である。図12において、
2はループアンテナ素子である。ループアンテナを構成
する素子の一部もしくは全体をジグザグ状にすることに
より等価的に小型のアンテナを実現できる。
【0065】上記のように、本発明の第6の実施の形態
の携帯無線機用内蔵アンテナでは、ループアンテナを構
成する素子の一部もしくは全体をジグザグ状に構成した
ので、小型アンテナを実現できる。
【0066】(第7の実施の形態)本発明の第7の実施
の形態は、ループアンテナを構成する素子の一部もしく
は全体を板状に構成した携帯無線機用内蔵アンテナであ
る。
【0067】図13は、本発明の第7の実施の形態の携帯
無線機用内蔵アンテナの構成図である。図13において、
2はループアンテナ素子である。ループアンテナを構成
する素子の一部もしくは全体を板状にする。線状のアン
テナ素子を板状にすると、アンテナインピーダンスの周
波数変化が小さくなるので、広帯域のアンテナを実現で
きる。
【0068】上記のように、本発明の第7の実施の形態
の携帯無線機用内蔵アンテナでは、ループアンテナを構
成する素子の一部もしくは全体を板状に構成したので、
広帯域アンテナを実現できる。
【0069】(第8の実施の形態)本発明の第8の実施
の形態は、ループアンテナの代わりに、径が0.1波長以
下のヘリカル状のダイポールアンテナを無線機地板に近
接して配置した携帯無線機用内蔵アンテナである。
【0070】図14は、本発明の第8の実施の形態の携帯
無線機用内蔵アンテナの構成図である。図14において、
9はヘリカル状のダイポールアンテナ素子である。ルー
プアンテナの代わりに、径が0.1波長以下のヘリカル状
のダイポールアンテナを、通話状態における人体方向と
反対方向の無線機地板に近接して配置し、インピーダン
ス変換機能を有する平衡不平衡変換回路で給電して、磁
流アンテナとして動作させることにより、通話状態にお
いて、人体と反対方向に指向性をもつようになるので、
無線機地板面に対してループ面が垂直となるように配置
した周囲長略1波長以下のループアンテナとほぼ同様の
機能を有する小型のアンテナを実現できる。
【0071】また、ヘリカル状のダイポールアンテナの
長手方向が、通話状態において地面に対して垂直方向と
なるように、ダイポールアンテナを無線機地板面長軸方
向から略60度傾けて配置することにより、通話状態にお
いて垂直偏波を効率よく送受信できるようになり、ルー
プアンテナの場合と同様に、通話状態において基地局側
との偏波面の不一致による利得低下を少なくできる。
【0072】上記のように、本発明の第8の実施の形態
の携帯無線機用内蔵アンテナでは、ループアンテナの代
わりに、径が0.1波長以下のヘリカル状のダイポールア
ンテナを無線機地板に近接して配置し、磁流アンテナと
して動作させたので、ループアンテナとほぼ同様の機能
を有する小型アンテナが実現できる。
【0073】(第9の実施の形態)本発明の第9の実施
の形態は、ダイバーシチアンテナを構成する一方の受信
専用のアンテナ素子を、人体と反対方向に指向性を有す
るループアンテナとし、他方のアンテナ素子を送受信用
モノポールアンテナとした携帯無線機用ダイバーシチア
ンテナである。
【0074】図15は、本発明の第9の実施の形態の携帯
無線機用ダイバーシチアンテナの配置図である。図15に
おいて、1は無線機地板であり、2はダイバーシチアン
テナを構成する一方のアンテナ素子である。人体方向と
反対方向(X軸方向)の無線機地板面に対してループ面
が垂直となるように配置した周囲長略1波長以下のルー
プアンテナである。8は、ダイバーシチアンテナを構成
する他方のアンテナ素子であるモノポールアンテナであ
る。なお、X、Y及びZは各々の座標軸を示している。
【0075】ダイバーシチアンテナを構成する一方のア
ンテナ素子を受信専用とし、第1の実施の形態で述べた
ループアンテナ2とする。他方のアンテナ素子を送受信
共用のモノポールアンテナ8とする。送信時には、モノ
ポールアンテナ8のみが働く。受信時には、モノポール
アンテナ8とループアンテナ2が働き、ダイバーシチ動
作を行なう。第1の実施の形態のループアンテナ2は、
通話状態における人体の方向と反対の方向に指向性を有
するので、通話状態において人体に影響されず、高利得
なダイバーシチアンテナとなる。
【0076】上記のように、本発明の第9の実施の形態
の携帯無線機用ダイバーシチアンテナでは、一方の受信
専用のアンテナ素子を人体と反対方向に指向性をもつル
ープアンテナとしたので、無線機の通話状態において人
体の影響の少ない高利得なダイバーシチアンテナを実現
できる。
【0077】(第10の実施の形態)本発明の第10の実施
の形態は、ループ面の長手方向が無線機の通話中の状態
で地面に対して垂直方向となるように配置したループア
ンテナを、ダイバーシチアンテナを構成する一方の受信
専用のアンテナ素子とし、他方のアンテナ素子を送受信
用モノポールアンテナとした携帯無線機用ダイバーシチ
アンテナである。
【0078】図16は、本発明の第10の実施の形態の携帯
無線機用ダイバーシチアンテナの配置図である。図16に
おいて、1は無線機地板であり、2はダイバーシチアン
テナを構成する一方のアンテナ素子である。アンテナの
ループ面の長手方向を無線機地板長軸方向(Z軸方向)
から略60度傾けて配置したループアンテナである。8
は、ダイバーシチアンテナを構成する他方のアンテナ素
子であるモノポールアンテナである。なお、X、Y及び
Zは各々の座標軸を示している。
【0079】ダイバーシチアンテナを構成する一方の受
信専用のアンテナ素子を、第2の実施の形態で説明した
ループアンテナ2とする。他方のアンテナ素子を、送受
信用モノポールアンテナ8とする。送信時には、モノポ
ールアンテナ8のみが働く。受信時には、モノポールア
ンテナ8とループアンテナ2が働き、ダイバーシチ動作
を行なう。ループアンテナ2は、通話状態においては、
アンテナのループ面の長手方向が地面とほぼ垂直になる
ので、基地局側の垂直偏波と偏波面が一致する。通話中
のダイバーシチ動作時において、偏波面が一致しないこ
とによる利得低下を防ぐことができるので、高利得なダ
イバーシチアンテナを実現できる。
【0080】上記のように、本発明の第10の実施の形態
の携帯無線機用ダイバーシチアンテナでは、一方の受信
専用のアンテナ素子を傾斜したループアンテナとしたの
で、通話状態の受信時に基地局側と偏波面を一致させる
ことができ、利得低下を防ぎ高利得なダイバーシチアン
テナを実現できる。
【0081】(第11の実施の形態)本発明の第11の実施
の形態は、ダイバーシチアンテナを構成する一方の送受
信共用のアンテナ素子を傾斜したループアンテナとし、
他方のアンテナ素子を受信専用のループアンテナとした
携帯無線機用ダイバーシチアンテナである。
【0082】図17は、本発明の第11の実施の形態の携帯
無線機用ダイバーシチアンテナの配置図である。図17に
おいて、1は無線機地板であり、2はダイバーシチアン
テナを構成する一方のアンテナ素子である。このアンテ
ナ素子は、アンテナのループ面の長手方向を無線機地板
長軸方向(Z軸方向)から略60度傾けて配置したループ
アンテナである。2’はループ面の長手方向を、ループ
アンテナ2のループ面の長手方向とある角度を有して配
置された、ループアンテナ2と同様のループアンテナで
ある。なお、X、Y及びZは各々の座標軸を示してい
る。
【0083】ダイバーシチアンテナを構成する一方の送
受信共用のアンテナ素子を、第2の実施の形態で説明し
た傾斜したループアンテナ2とする。他方のアンテナ素
子を受信専用のループアンテナ2’とする。送信時に
は、ループアンテナ2のみが動作する。受信時には、ル
ープアンテナ2とループアンテナ2’が動作し、ダイバ
ーシチ動作を行なう。
【0084】ループアンテナ2は、通話状態において
は、アンテナのループ面の長手方向が地面とほぼ垂直に
なるので、基地局側の垂直偏波と偏波面が一致する。通
話状態の送信時には、偏波面不一致による利得低下を防
ぐ。ループアンテナ2は、人体方向への放射の少ない指
向性を有するため、電磁波の人体への影響は少ない。通
話状態の受信時には、偏波面が一致しないことによる利
得低下を防ぎ、高利得なダイバーシチアンテナを実現で
きる上記のように、本発明の第11の実施の形態の携帯無
線機用ダイバーシチアンテナでは、ダイバーシチアンテ
ナを構成する一方の送受信共用のアンテナ素子を傾斜し
たループアンテナとし、他方のアンテナ素子を受信専用
のループアンテナとしたので、基地局側との偏波面が一
致しないことによる利得低下を防ぎ、高利得なダイバー
シチアンテナを実現できると同時に、電磁波の人体への
影響の少ないアンテナを実現できる。
【0085】(第12の実施の形態)本発明の第12の実施
の形態は、ダイバーシチアンテナを構成する一方の送受
信共用のアンテナ素子を傾斜したループアンテナとし、
他方の受信専用のアンテナ素子を人体方向と同一方向の
無線機地板面に配置したループアンテナとした携帯無線
機用ダイバーシチアンテナである。
【0086】図18は、本発明の第12の実施の形態の携帯
無線機用ダイバーシチアンテナの配置図である。図18に
おいて、1は無線機地板であり、2はダイバーシチアン
テナを構成する一方のループアンテナである。ループア
ンテナ2は、人体方向と反対方向の無線機地板面に、ル
ープ面の長手方向を無線機地板長軸方向(Z軸方向)か
ら略60度傾けて配置したループアンテナである。2’
は、ループ面の長手方向をループアンテナ2のループ面
の長手方向とある角度を有して、人体方向の無線機地板
面に配置された、ループアンテナ2と同様のループアン
テナである。なお、X,Y及びZは、各々の座標軸を示
している。
【0087】ダイバーシチアンテナを構成する一方の送
受信共用のアンテナ素子を、第2の実施の形態で説明し
た傾斜したループアンテナ2とする。他方の受信専用の
アンテナ素子を、人体と同一方向に配置したループアン
テナ2’する。送信時には、ループアンテナ2のみが動
作する。受信時には、ループアンテナ2とループアンテ
ナ2’が動作し、ダイバーシチ動作を行なう。
【0088】ループアンテナ2’は、人体方向にも指向
性を有するため、待ち受け時等の受信状態では、ループ
アンテナ2の動作と合わせて、全方向の指向性を有する
ダイバーシチ動作を実現できる。
【0089】上記のように、本発明の第12の実施の形態
の携帯無線機用ダイバーシチアンテナでは、ダイバーシ
チアンテナを構成する一方の送受信共用のアンテナ素子
を傾斜したループアンテナとし、他方の受信専用のアン
テナ素子を人体方向に配置したループアンテナとしたの
で、待ち受け時等の受信状態では全方向の指向性を有す
るダイバーシチ動作を実現できる。
【0090】(第13の実施の形態)本発明の第13の実施
の形態は、ループアンテナ素子のループ面長手方向の素
子を折り曲げた携帯無線機用内蔵アンテナである。
【0091】図19および図20は、本発明の第13の実施の
形態の携帯無線機用内蔵アンテナの構成図である。図19
および図20において、1は無線機地板であり、2はルー
プアンテナ素子である。図19は、ループアンテナ素子を
無線機地板の右上端に沿うように配置した例であり、図
20は、左上端に沿うように配置した例である。ループア
ンテナ素子を折り曲げることにより、折り曲げた方向の
2つの偏波を送受信できる。図21および図22は、各々ル
ープアンテナ素子を折り曲げない場合と折り曲げた場合
の指向性を示している。図21と図22において、H及びV
は水平偏波成分及び垂直偏波成分を表している。図22か
らわかるように、ループアンテナ素子を折り曲げること
により垂直偏波成分が増大し、水平、垂直2つの偏波を
送受信することが可能になる。
【0092】上記のように、本発明の第13の実施の形態
の携帯無線機用内蔵アンテナでは、ループアンテナ素子
のループ面長手方向の素子を折り曲げた構成としたの
で、折り曲げた方向の2つの偏波を送受信できる。
【0093】(第14の実施の形態)本発明の第14の実施
の形態は、ループアンテナ素子のループ面長手方向の素
子片側端部に波長に比べて極く短い距離で無線機地板面
に対して垂直に地板片を設けた携帯無線機用内蔵アンテ
ナである。
【0094】図23は、本発明の第14の実施の形態の携帯
無線機用内蔵アンテナの構成図である。図23において、
1は無線機地板であり、2はループアンテナ素子、10は
地板片である。ループアンテナ素子のループ面長手方向
の素子片側端部に地板片を設けることにより、アンテナ
の共振周波数を下げることができ、等価的にアンテナを
小型にできると同時に、広帯域化を実現できる。図24お
よび図25は、各々ループ長が31mmにおける、地板片がな
い場合と、ループ面長手方向の素子端部に地板片を設け
た場合のインピーダンス特性である。図24に示すアンテ
ナ共振周波数は2.59GHz、帯域幅は41MHzで、比帯域
は15%である。図25におけるアンテナ共振周波数は2.42
GHzで、帯域幅は51MHzで、比帯域は17%である。図
24と図25において、地板片がある場合とない場合では、
共振周波数は2.59GHzから2.42GHzに下がり、地板片
を設けることにより、等価的にアンテナを小型化でき
る。同時に、比帯域は15%から17%に増加し、等価的に
アンテナを広帯域化できる。
【0095】上記のように、本発明の第14の実施の形態
の携帯無線機用内蔵アンテナでは、ループアンテナ素子
のループ面長手方向の素子片側端部に波長に比べて極く
短い距離で無線機地板面に対して垂直に地板片を設けた
構成としたので、アンテナを小型にできると同時に、広
帯域化を実現できる。
【0096】(第15の実施の形態)本発明の第15の実施
の形態は、ループアンテナ素子のループ面長手方向の素
子両側端部に、波長に比べて極く短い距離で無線機地板
面に対して垂直に地板片を設けた携帯無線機用内蔵アン
テナである。
【0097】図26は、本発明の第15の実施の形態の携帯
無線機用内蔵アンテナの構成図である。図26において、
1は無線機地板であり、2はループアンテナ素子、10は
地板片である。ループアンテナ素子のループ面長手方向
の素子両側端部に地板片を設けることにより、第14の実
施の形態よりさらにアンテナの共振周波数を下げること
ができ、等価的にアンテナを小型にできると同時に、広
帯域化を実現できる。図27は、ループ長が31mmにおい
て、地板片をループ面長手方向両側端部に設けた場合の
インピーダンス特性である。図27に示すアンテナ共振周
波数は2.24GHz、帯域幅は60MHzで、比帯域は24%で
ある。
【0098】第14の実施の形態のループアンテナと比較
すると、共振周波数は2.42GHzから2.24GHzに下が
り、地板片をループ面長手方向両側端部に設けたことに
より、等価的にアンテナをさらに小型にできる。同時
に、比帯域は17%から24%に増加し、さらに広帯域にで
きる。
【0099】上記のように、本発明の第15の実施の形態
の携帯無線機用内蔵アンテナでは、ループアンテナ素子
のループ面長手方向の素子両側端部に、波長に比べて極
く短い距離で無線機地板面に対して垂直に地板片を設け
た構成としたので、アンテナを小型にできると同時に、
広帯域化を実現できる。
【0100】(第16の実施の形態)本発明の第16の実施
の形態は、ループアンテナ素子のループ面長手方向を折
り曲げた片側端部に、波長に比べて極く短い距離で無線
機地板面に対して垂直に地板片を設けた携帯無線機用内
蔵アンテナである。
【0101】図28および図29は、本発明の第16の実施の
形態の携帯無線機用内蔵アンテナの構成図である。図28
は、ループアンテナ素子を無線機地板の右上コーナに沿
うように折り曲げた場合であり、図29は、左上コーナに
沿うように折り曲げた場合の構成図である。図28と図29
において、1は無線機地板であり、2はループアンテナ
素子、10は地板片である。
【0102】ループアンテナ素子のループ面長手方向を
折り曲げた片側端部に地板片を設けることにより、第13
の実施の形態のように2つの偏波を送受信できると共
に、アンテナの共振周波数を下げることができ、等価的
にアンテナを小型にできると同時に、広帯域化を実現で
きる。
【0103】上記のように、本発明の第16の実施の形態
の携帯無線機用内蔵アンテナでは、ループアンテナ素子
のループ面長手方向を折り曲げた片側端部に地板片を設
けた構成としたので、折り曲げた2つの方向の偏波を送
受信できると共に、アンテナの共振周波数を下げること
ができ、等価的にアンテナを小型にできると同時に、広
帯域化を実現できる。
【0104】(第17の実施の形態)本発明の第17の実施
の形態は、ループアンテナ素子のループ面長手方向を折
り曲げた両側端部に、波長に比べて極く短い距離で無線
機地板面に対して垂直に地板片を設けた携帯無線機用内
蔵アンテナである。
【0105】図30および図31は、本発明の第17の実施の
形態の携帯無線機用内蔵アンテナの構成図である。図30
は、ループアンテナ素子を無線機地板の右上コーナに沿
うように折り曲げた場合であり、図31は、左上コーナに
沿うように折り曲げた場合の構成図である。図30と図31
において、1は無線機地板であり、2はループアンテナ
素子、10は地板片である。ループアンテナ素子のループ
面長手方向を折り曲げた両側端部に地板片を設けること
により、第13の実施の形態のように2つの偏波を送受信
できると共に、第16の実施の形態よりさらにアンテナの
共振周波数を下げることができ、等価的にアンテナを小
型にできると同時に、広帯域化できる。
【0106】上記のように、本発明の第17の実施の形態
の携帯無線機用内蔵アンテナでは、ループアンテナ素子
のループ面長手方向を折り曲げた両側端部に地板片を設
けた構成としたので、折り曲げた2つの方向の偏波を送
受信できると共に、第16の実施の形態よりさらにアンテ
ナの共振周波数を下げることができ、等価的にアンテナ
を小型にできると同時に、広帯域化を実現できる。
【0107】(第18の実施の形態)本発明の第18の実施
の形態は、第13の実施の形態のループアンテナをダイバ
ーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナと
し、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用するモノ
ポールアンテナとした携帯無線機用ダイバーシチアンテ
ナである。
【0108】図32は、本発明の第18の実施の形態の携帯
無線機用ダイバーシチアンテナの構成図である。図32に
おいて、1は無線機地板であり、2は請求項13記載のル
ープアンテナで、ダイバーシチアンテナを構成する一方
の受信専用アンテナである。8はダイバーシチアンテナ
を構成する他方のアンテナ素子であるモノポールアンテ
ナである。ダイバーシチアンテナを構成する一方のアン
テナ素子を受信専用とし、第13の実施の形態で述べたル
ープアンテナ2とする。他方のアンテナ素子を送受信共
用のモノポールアンテナ8とする。送信時にはモノポー
ルアンテナ8のみが働く。受信時にはモノポールアンテ
ナ8とループアンテナ2が働き、ダイバーシチ動作を行
なう。第13の実施の形態のループアンテナは、アンテナ
素子を折り曲げた方向の2つの偏波を受信できる。
【0109】上記のように、本発明の第18の実施の形態
の携帯無線機用ダイバーシチアンテナでは、第13の実施
の形態のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成
する一方の受信専用アンテナとし、他方のアンテナ素子
を受信及び送信に使用するモノポールアンテナとしたの
で、2つの偏波を受信できる。
【0110】(第19の実施の形態)本発明の第19の実施
の形態は、第14の実施の形態のループアンテナをダイバ
ーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナと
し、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用するモノ
ポールアンテナとした携帯無線機用ダイバーシチアンテ
ナである。
【0111】図33は、本発明の第19の実施の形態の携帯
無線機用ダイバーシチアンテナの構成図である。図33に
おいて、1は無線機地板であり、2及び10は第14の実施
の形態のループアンテナで、ダイバーシチアンテナを構
成する一方の受信専用アンテナである。8はダイバーシ
チアンテナを構成する他方のアンテナ素子であるモノポ
ールアンテナである。ダイバーシチアンテナを構成する
一方の受信専用アンテナ素子を、地板片10を設けた第14
の実施の形態のループアンテナ2とする。他方のアンテ
ナ素子を送受信共用のモノポールアンテナ8とする。送
信時にはモノポールアンテナ8のみが働く。受信時には
モノポールアンテナ8と地板片10を設けたループアンテ
ナ2が働き、ダイバーシチ動作を行なう。第14の実施の
形態のループアンテナは小型広帯域のアンテナである。
【0112】上記のように、本発明の第19の実施の形態
の携帯無線機用ダイバーシチアンテナでは、第14の実施
の形態のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成
する一方の受信専用アンテナとし、他方のアンテナ素子
を受信及び送信に使用するモノポールアンテナとしたの
で、小型広帯域のダイバーシチアンテナを実現できる。
【0113】(第29の実施の形態)本発明の第20の実施
の形態は、第15の実施の形態のループアンテナをダイバ
ーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナと
し、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用するモノ
ポールアンテナとした携帯無線機用ダイバーシチアンテ
ナである。
【0114】図34は、本発明の第20の実施の形態の携帯
無線機用ダイバーシチアンテナの構成図である。図34に
おいて、1は無線機地板であり、2及び10は第15の実施
の形態のループアンテナでダイバーシチアンテナを構成
する一方の受信専用アンテナである。8はダイバーシチ
アンテナを構成する他方のアンテナ素子であるモノポー
ルアンテナである。ダイバーシチアンテナを構成する一
方の受信専用アンテナ素子を、地板片10を設けた第15の
実施の形態のループアンテナ2とする。他方のアンテナ
素子を送受信共用のモノポールアンテナ8とする。送信
時にはモノポールアンテナ8のみが働く。受信時にはモ
ノポールアンテナ8と地板片10を設けたループアンテナ
2が働き、ダイバーシチ動作を行なう。第15の実施の形
態のループアンテナは、第14の実施の形態よりさらに小
型広帯域のアンテナである。
【0115】上記のように、本発明の第20の実施の形態
の携帯無線機用ダイバーシチアンテナでは、第15の実施
の形態のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成
する一方の受信専用アンテナとし、他方のアンテナ素子
を受信及び送信に使用するモノポールアンテナとしたの
で、小型広帯域のアンテナを実現できる。
【0116】(第21の実施の形態)本発明の第21の実施
の形態は、第16の実施の形態のループアンテナをダイバ
ーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナと
し、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用するモノ
ポールアンテナとした携帯無線機用ダイバーシチアンテ
ナである。
【0117】図35は、本発明の第21の実施の形態の携帯
無線機用ダイバーシチアンテナの構成図である。図35に
おいて、1は無線機地板であり、2及び10は第16の実施
の形態のループアンテナでダイバーシチアンテナを構成
する一方の受信専用アンテナである。8はダイバーシチ
アンテナを構成する他方のアンテナ素子であるモノポー
ルアンテナである。ダイバーシチアンテナを構成する一
方の受信専用アンテナ素子を、地板片10を設けた第16の
実施の形態のループアンテナ2とする。他方のアンテナ
素子を送受信共用のモノポールアンテナ8とする。送信
時にはモノポールアンテナ8のみが働く。受信時にはモ
ノポールアンテナ8と地板片10を設けたループアンテナ
2が働き、ダイバーシチ動作を行なう。第16の実施の形
態のループアンテナは2つの偏波を受信できる、小型広
帯域のアンテナである。
【0118】上記のように、本発明の第21の実施の形態
の携帯無線機用ダイバーシチアンテナでは、第16の実施
の形態のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成
する一方の受信専用アンテナとし、他方のアンテナ素子
を受信及び送信に使用するモノポールアンテナとしたの
で、2つの偏波を受信できる、小型広帯域のダイバーシ
チアンテナが実現される。
【0119】(第22の実施の形態)本発明の第22の実施
の形態は、第17の実施の形態のループアンテナをダイバ
ーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナと
し、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用するモノ
ポールアンテナとした携帯無線機用ダイバーシチアンテ
ナである。
【0120】図36は、本発明の第22の実施の形態の携帯
無線機用ダイバーシチアンテナの構成図である。図36に
おいて、1は無線機地板であり、2及び10は第17の実施
の形態のループアンテナでダイバーシチアンテナを構成
する一方の受信専用アンテナである。8はダイバーシチ
アンテナを構成する他方のアンテナ素子であるモノポー
ルアンテナである。ダイバーシチアンテナを構成する一
方の受信専用アンテナ素子を、地板片10を設けた第17の
実施の形態のループアンテナ2とする。他方のアンテナ
素子を送受信共用のモノポールアンテナ8とする。送信
時にはモノポールアンテナ8のみが働く。受信時にはモ
ノポールアンテナ8と地板片10を設けたループアンテナ
2が働き、ダイバーシチ動作を行なう。第17の実施の形
態のループアンテナは、2つの偏波を受信でき、第16の
実施の形態よりさらに小型広帯域のアンテナである。
【0121】上記のように、本発明の第22の実施の形態
の携帯無線機用ダイバーシチアンテナでは、第17の実施
の形態のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成
する一方の受信専用アンテナとし、他方のアンテナ素子
を受信及び送信に使用するモノポールアンテナとしたの
で、2つの偏波を受信できる小型広帯域のダイバーシチ
アンテナが実現できる。
【0122】(第23の実施の形態)本発明の第23の実施
の形態は、第13の実施の形態のループアンテナをダイバ
ーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナと
し、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用する第7
の実施の形態の板状ループアンテナとした携帯無線機用
ダイバーシチアンテナである。
【0123】図37は、本発明の第23の実施の形態の携帯
無線機用ダイバーシチアンテナの構成図である。図37に
おいて、1は無線機地板であり、2は第13の実施の形態
のループアンテナで、ダイバーシチアンテナを構成する
一方の受信専用アンテナである。2’はダイバーシチア
ンテナを構成する他方のアンテナ素子で、人体と反対方
向の地板面に配置された、第7の実施の形態の板状ルー
プアンテナである。ダイバーシチアンテナを構成する一
方の受信専用アンテナ素子を、第13の実施の形態のルー
プアンテナ2とする。他方のアンテナ素子を送受信共用
とし、第7の実施の形態で述べたループアンテナ2’と
する。送信時には板状ループアンテナ2’のみが働く。
受信時には板状ループアンテナ2’とループアンテナ2
が働き、ダイバーシチ動作を行なう。第7の実施の形態
のループアンテナは広帯域特性を有し、第13の実施の形
態のループアンテナはアンテナ素子を折り曲げた方向の
2つの偏波を受信できる。
【0124】上記のように、本発明の第23の実施の形態
の携帯無線機用ダイバーシチアンテナでは、第13の実施
の形態のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成
する一方の受信専用アンテナとし、他方のアンテナ素子
を受信及び送信に使用する第7の実施の形態の板状ルー
プアンテナとしたので、2つの偏波を受信する小型広帯
域のダイバーシチアンテナが実現できる。
【0125】(第24の実施の形態)本発明の第24の実施
の形態は、第14の実施の形態のループアンテナをダイバ
ーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナと
し、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用する第7
の実施の形態の板状ループアンテナとした携帯無線機用
ダイバーシチアンテナである。
【0126】図38は、本発明の第24の実施の形態の携帯
無線機用ダイバーシチアンテナの構成図である。図38に
おいて、1は無線機地板であり、2は請求項14記載のル
ープアンテナでダイバーシチアンテナを構成する一方の
受信専用アンテナである。2’はダイバーシチアンテナ
を構成する他方のアンテナ素子で、人体と反対方向の地
板面に配置された第7の実施の形態の板状ループアンテ
ナである。ダイバーシチアンテナを構成する一方の受信
専用アンテナ素子を、第14の実施の形態のループアンテ
ナ2とする。他方のアンテナ素子を送受信共用とし、第
7の実施の形態のループアンテナ2’とする。送信時に
は板状ループアンテナ2’のみが働く。受信時には板状
ループアンテナ2’とループアンテナ2が働き、ダイバ
ーシチ動作を行なう。第7の実施の形態のループアンテ
ナは広帯域特性を有し、第14の実施の形態のループアン
テナは小型広帯域のアンテナである。
【0127】上記のように、本発明の第23の実施の形態
の無線機用ダイバーシチアンテナでは、第14の実施の形
態のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成する
一方の受信専用アンテナとし、他方のアンテナ素子を受
信及び送信に使用する第7の実施の形態の板状ループア
ンテナとしたので、小型広帯域のダイバーシチアンテナ
が実現できる。
【0128】(第25の実施の形態)本発明の第25の実施
の形態は、第15の実施の形態のループアンテナをダイバ
ーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナと
し、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用する第7
の実施の形態の板状ループアンテナとした携帯無線機用
ダイバーシチアンテナである。
【0129】図39は、本発明の第25の実施の形態の携帯
無線機用ダイバーシチアンテナの構成図である。図39に
おいて、1は無線機地板であり、2は第15の実施の形態
のループアンテナでダイバーシチアンテナを構成する一
方の受信専用アンテナである。2’はダイバーシチアン
テナを構成する他方のアンテナ素子で、人体と反対方向
の地板面に配置された第7の実施の形態の板状ループア
ンテナである。ダイバーシチアンテナを構成する一方の
受信専用アンテナ素子を、第15の実施の形態のループア
ンテナ2とする。他方のアンテナ素子を送受信共用と
し、第7の実施の形態のループアンテナ2’とする。送
信時には板状ループアンテナ2’のみが働く。受信時に
は板状ループアンテナ2’とループアンテナ2が働き、
ダイバーシチ動作を行なう。第7の実施の形態のループ
アンテナは広帯域特性を有し、第15の実施の形態のルー
プアンテナは第14の実施の形態よりさらに小型広帯域の
アンテナである。
【0130】上記のように、本発明の第25の実施の形態
の携帯無線機用ダイバーシチアンテナでは、第15の実施
の形態のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成
する一方の受信専用アンテナとし、他方のアンテナ素子
を受信及び送信に使用する第7の実施の形態の板状ルー
プアンテナとしたので、小型広帯域のダイバーシチアン
テナが実現できる。
【0131】(第26の実施の形態)本発明の第26の実施
の形態は、第16の実施の形態のループアンテナをダイバ
ーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナと
し、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用する第7
の実施の形態の板状ループアンテナとした携帯無線機用
ダイバーシチアンテナである。
【0132】図40は、本発明の第26の実施の形態の携帯
無線機用ダイバーシチアンテナの構成図である。図40に
おいて、1は無線機地板であり、2は第16の実施の形態
のループアンテナでダイバーシチアンテナを構成する一
方の受信専用アンテナである。2’はダイバーシチアン
テナを構成する他方のアンテナ素子で、人体と反対方向
の地板面に配置された第7の実施の形態の板状ループア
ンテナである。ダイバーシチアンテナを構成する一方の
受信専用アンテナ素子を、第16の実施の形態のループア
ンテナ2とする。他方のアンテナ素子を送受信共用と
し、第7の実施の形態のループアンテナ2’とする。送
信時には板状ループアンテナ2’のみが働く。受信時に
は板状ループアンテナ2’とループアンテナ2が働き、
ダイバーシチ動作を行なう。第7の実施の形態のループ
アンテナは広帯域特性を有し、第16の実施の形態のルー
プアンテナは2つの偏波を受信できる小型広帯域のアン
テナである。
【0133】上記のように、本発明の第26の実施の形態
の携帯無線機用ダイバーシチアンテナでは、第16の実施
の形態のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成
する一方の受信専用アンテナとし、他方のアンテナ素子
を受信及び送信に使用する第7の実施の形態の板状ルー
プアンテナとしたので、2つの偏波を受信できる小型広
帯域のダイバーシチアンテナが実現できる。
【0134】(第27の実施の形態)本発明の第27の実施
の形態は、第17の実施の形態のループアンテナをダイバ
ーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナと
し、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用する第7
の実施の形態の板状ループアンテナとした携帯無線機用
ダイバーシチアンテナである。
【0135】図41は、本発明の第27の実施の形態の携帯
無線機用ダイバーシチアンテナの構成図である。図41に
おいて、1は無線機地板であり、2は第17の実施の形態
のループアンテナでダイバーシチアンテナを構成する一
方の受信専用アンテナである。2’はダイバーシチアン
テナを構成する他方のアンテナ素子で、人体と反対方向
の地板面に配置された第7の実施の形態の板状ループア
ンテナである。ダイバーシチアンテナを構成する一方の
受信専用アンテナ素子を、第17の実施の形態のループア
ンテナ2とする。他方のアンテナ素子を送受信共用と
し、第7の実施の形態のループアンテナ2’とする。送
信時には板状ループアンテナ2’のみが働く。受信時に
は板状ループアンテナ2’とループアンテナ2が働き、
ダイバーシチ動作を行なう。第7の実施の形態のループ
アンテナは広帯域特性を有し、第17の実施の形態のルー
プアンテナは2つの偏波を受信でき、第16の実施の形態
よりさらに小型広帯域のアンテナである。
【0136】上記のように、本発明の第27の実施の形態
の携帯無線機用ダイバーシチアンテナでは、第17の実施
の形態のループアンテナをダイバーシチアンテナを構成
する一方の受信専用アンテナとし、他方のアンテナ素子
を受信及び送信に使用する第7の実施の形態の板状ルー
プアンテナとしたので、2つの偏波を受信でき、第16の
実施の形態よりさらに小型広帯域のダイバーシチアンテ
ナが実現できる。
【0137】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の携帯無線機用内蔵アンテナは、ループアンテナを、通
話状態における人体方向とは反対方向の無線機地板面に
設置したので、人体方向とは反対方向に指向性を有する
高利得なアンテナを実現できると共に、送信時には人体
方向への電磁波の放射を軽減できるという効果が得られ
る。
【0138】また、本発明の携帯無線機用内蔵アンテナ
は、ループアンテナを、通話状態において垂直偏波を送
受信するように配置したので、基地局側との偏波面不一
致による利得低下を防ぎ、高利得のアンテナを実現でき
るという効果が得られる。
【0139】また、本発明の携帯無線機用内蔵アンテナ
は、ループアンテナ素子の中間にリアクタンス素子を装
荷したので、ループアンテナの小型化もしくは広帯域化
を実現できるという効果が得られる。
【0140】また、本発明の携帯無線機用内蔵アンテナ
は、ループアンテナの給電端に可変容量素子を装荷した
ので、小型広帯域のアンテナを実現できるという効果が
得られる。
【0141】また、本発明の携帯無線機用内蔵アンテナ
は、ループアンテナの給電端に同調素子及びスイッチン
グ素子からなる回路を並列に挿入したので、小型広帯域
のアンテナを実現できるという効果が得られる。
【0142】また、本発明の携帯無線機用内蔵アンテナ
は、ループアンテナを構成する素子をジグザグ状にした
ので、小型アンテナを実現できるという効果が得られ
る。
【0143】また、本発明の携帯無線機用内蔵アンテナ
は、ループアンテナを構成する素子を板状にしたので、
広帯域アンテナを実現できるという効果が得られる。
【0144】また、本発明の携帯無線機用内蔵アンテナ
は、径が0.1波長以下のヘリカル状のダイポールアンテ
ナを磁流アンテナとして動作させるので、ループアンテ
ナとほぼ同様の機能の小型アンテナを実現できるという
効果が得られる。
【0145】また、本発明の携帯無線機用ダイバーシチ
アンテナは、一方の受信専用のアンテナ素子を人体と反
対方向に指向性をもつループアンテナとしたので、通話
状態において人体の影響の少ない高利得なダイバーシチ
アンテナを実現できるという効果が得られる。
【0146】また、本発明の携帯無線機用ダイバーシチ
アンテナは、一方の受信専用のアンテナ素子を通話状態
において垂直偏波となるループアンテナとしたので、基
地局側との偏波面の不一致による利得低下の少ない高利
得なダイバーシチアンテナを実現できるという効果が得
られる。
【0147】また、本発明の携帯無線機用ダイバーシチ
アンテナは、一方の送受信共用のアンテナ素子を通話状
態において垂直偏波となるループアンテナとしたので、
基地局側との偏波面の不一致による利得低下の少ない高
利得なダイバーシチアンテナを実現できるとともに、人
体方向への電磁波の放射を軽減できるという効果が得ら
れる。
【0148】また、本発明の携帯無線機用ダイバーシチ
アンテナは、送受信共用のアンテナ素子を通話状態にお
いて垂直偏波となるループアンテナとし、受信専用のア
ンテナ素子を人体方向に配置したループアンテナとした
ので、待ち受け時等の受信状態では全方向の指向性を有
するダイバーシチ動作ができるとともに、人体方向への
電磁波の放射を軽減できるという効果が得られる。
【0149】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ループアンテナのループ面長手方向の素子を折
り曲げた構成としたので、2つの偏波を送受信できると
いう効果が得られる。
【0150】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ループアンテナのループ面長手方向の素子片側
端部に地板片を設けた構成としたので、小型広帯域アン
テナが実現できるという効果が得られる。
【0151】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ループアンテナのループ面長手方向の素子両側
端部に地板片を設けた構成としたので、さらに小型広帯
域アンテナを実現できるという効果が得られる。
【0152】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ループアンテナのループ面長手方向の素子を折
り曲げた片側端部に地板片を設けた構成としたので、2
つの偏波を送受信できると共に、小型広帯域アンテナを
実現できるという効果が得られる。
【0153】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ループアンテナのループ面長手方向の素子を折
り曲げた両側端部に地板片を設けた構成としたので、2
つの偏波を送受信できると共に、さらに小型広帯域アン
テナを実現できるという効果が得られる。
【0154】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ダイバーシチアンテナの一方の受信アンテナ素
子をループアンテナとして、ループ面長手方向の素子を
折り曲げた構成としたので、ダイバーシティ動作時に2
つの偏波を受信できるという効果が得られる。
【0155】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ダイバーシチアンテナの一方の受信アンテナ素
子をループアンテナとして、ループ面長手方向の素子片
側端部に地板片を設けた構成としたので、ダイバーシチ
受信専用アンテナとして小型広帯域のアンテナを実現で
きるという効果が得られる。
【0156】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ダイバーシチアンテナの一方の受信アンテナ素
子をループアンテナとして、ループ面長手方向の素子両
側端部に地板片を設けた構成としたので、ダイバーシチ
受信専用アンテナとして、さらに小型広帯域のアンテナ
を実現できるという効果が得られる。
【0157】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ダイバーシチアンテナの一方の受信アンテナ素
子をループアンテナとして、ループ面長手方向の素子を
折り曲げた片側端部に地板片を設けた構成としたので、
ダイバーシチ受信専用アンテナとして2つの偏波を受信
できると共に、小型広帯域のアンテナを実現できるとい
う効果が得られる。
【0158】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ダイバーシチアンテナの一方の受信アンテナ素
子をループアンテナとして、ループ面長手方向の素子を
折り曲げた両側端部に地板片を設けた構成としたので、
ダイバーシチ受信専用アンテナとして2つの偏波を受信
できると共に、より小型広帯域のアンテナを実現できる
という効果が得られる。
【0159】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ダイバーシチアンテナの一方の受信アンテナ素
子をループアンテナとして、ループ面長手方向の素子を
折り曲げ、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用す
る板状ループアンテナとした構成としたので、ダイバー
シチ動作時に2つの偏波を受信できると共に、広帯域な
アンテナを実現できるという効果が得られる。
【0160】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ダイバーシチアンテナの一方の受信アンテナ素
子をループアンテナとして、ループ面長手方向の素子片
側端部に地板片を設け、他方のアンテナ素子を受信及び
送信に使用する板状ループアンテナとした構成としたの
で、ダイバーシチ受信専用アンテナとして小型広帯域な
アンテナを実現できると共に、広帯域なアンテナを実現
できるという効果が得られる。
【0161】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ダイバーシチアンテナの一方の受信アンテナ素
子をループアンテナとして、ループ面長手方向の素子両
側端部に地板片を設け、他方のアンテナ素子を受信及び
送信に使用する板状ループアンテナとした構成としたの
で、ダイバーシチ受信専用アンテナとして、よりさらに
小型広帯域なアンテナを実現できると共に、広帯域なア
ンテナを実現できるという効果が得られる。
【0162】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ダイバーシチアンテナの一方の受信アンテナ素
子をループアンテナとして、ループ面長手方向の素子を
折り曲げた片側端部に地板片を設けた構成としたので、
ダイバーシチ受信専用アンテナとして2つの偏波を受信
できると共に、小型広帯域なアンテナを実現できるとい
う効果が得られる。さらに、他方のアンテナ素子を受信
及び送信に使用する板状ループアンテナとした構成とし
たので、広帯域なアンテナを実現できるという効果が得
られる。
【0163】また、携帯無線機用内蔵ダイバーシチアン
テナを、ダイバーシチアンテナの一方の受信アンテナ素
子をループアンテナとして、ループ面長手方向の素子を
折り曲げた両側端部に地板片を設けた構成としたので、
ダイバーシチ受信専用アンテナとして2つの偏波を受信
できると共に、さらに小型広帯域なアンテナが実現でき
るという効果が得られる。さらに、他方のアンテナ素子
を受信及び送信に使用する板状ループアンテナとした構
成としたので、広帯域なアンテナを実現できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の携帯無線機用内蔵
アンテナの構成図、
【図2】本発明の第1の実施の形態の携帯無線機用内蔵
アンテナの配置図、
【図3】本発明の第1の実施の形態の携帯無線機用内蔵
アンテナの自由空間指向性を示す図、
【図4】本発明の第1の実施の形態の携帯無線機用内蔵
アンテナの無線機携帯時の指向性を示す図、
【図5】本発明の第2の実施の形態の携帯無線機用内蔵
アンテナの配置図、
【図6】本発明の第2の実施の形態の携帯無線機用内蔵
アンテナの偏波面が60度異なる場合の自由空間指向性を
示す図、
【図7】本発明の第2の実施の形態の携帯無線機用内蔵
アンテナの偏波面が一致している場合の自由空間指向性
を示す図、
【図8】本発明の第3の実施の形態の携帯無線機用内蔵
アンテナの構成図、
【図9】本発明の第3の実施の形態の携帯無線機用内蔵
アンテナの構成図、
【図10】本発明の第4の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの構成図、
【図11】本発明の第5の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの構成図、
【図12】本発明の第6の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの構成図、
【図13】本発明の第7の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの構成図、
【図14】本発明の第8の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの構成図、
【図15】本発明の第9の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの配置図、
【図16】本発明の第10の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの配置図、
【図17】本発明の第11の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの配置図、
【図18】本発明の第12の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの配置図、
【図19】本発明の第13の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの構成図、
【図20】本発明の第13の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの構成図、
【図21】本発明の第13の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナに関連するアンテナの指向性を示す図、
【図22】本発明の第13の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの指向性を示す図、
【図23】本発明の第14の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの構成図、
【図24】本発明の第14の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナに関連するアンテナのインピーダンス特性
図、
【図25】本発明の第14の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナのインピーダンス特性図、
【図26】本発明の第15の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの構成図、
【図27】本発明の第15の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナのインピーダンス特性図、
【図28】本発明の第16の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの構成図、
【図29】本発明の第16の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの構成図、
【図30】本発明の第16の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの構成図、
【図31】本発明の第17の実施の形態の携帯無線機用内
蔵アンテナの構成図、
【図32】本発明の第18の実施の形態の携帯無線機用ダ
イバーシチアンテナの構成図、
【図33】本発明の第19の実施の形態の携帯無線機用ダ
イバーシチアンテナの構成図、
【図34】本発明の第20の実施の形態の携帯無線機用ダ
イバーシチアンテナの構成図、
【図35】本発明の第21の実施の形態の携帯無線機用ダ
イバーシチアンテナの構成図、
【図36】本発明の第22の実施の形態の携帯無線機用ダ
イバーシチアンテナの構成図、
【図37】本発明の第23の実施の形態の携帯無線機用ダ
イバーシチアンテナの構成図、
【図38】本発明の第24の実施の形態の携帯無線機用ダ
イバーシチアンテナの構成図、
【図39】本発明の第25の実施の形態の携帯無線機用ダ
イバーシチアンテナの構成図、
【図40】本発明の第26の実施の形態の携帯無線機用ダ
イバーシチアンテナの構成図、
【図41】本発明の第27の実施の形態の携帯無線機用ダ
イバーシチアンテナの構成図、
【図42】従来の携帯無線機用内蔵アンテナの構成図、
【図43】従来の携帯無線機用ダイバーシチアンテナの
構成図、
【図44】従来の携帯無線機用内蔵アンテナの自由空間
指向性を示す図、
【図45】従来の携帯無線機用内蔵アンテナの無線機携
帯時の指向性を示す図、
【図46】無線機を携帯した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 無線機地板 2、2’ ループアンテナ 3 平衡不平衡変換回路 4 リアクタンス素子 5 人体 6 可変容量素子 7 板状逆F型アンテナ 8 モノポールアンテナ 9 ヘリカルダイポールアンテナ 10 地板片 61、62、6n 同調素子 611、622、6nn スイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 7/04 H04B 7/04

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線機地板面から波長に比べて極く短い
    距離を離し、通話状態における人体方向と反対方向の前
    記無線機地板面に対してループ面が垂直となるように配
    置した周囲長略1波長以下のループアンテナと、前記ル
    ープアンテナに給電するインピーダンス変換機能を有す
    る平衡不平衡変換回路とを具備することを特徴とする携
    帯無線機用内蔵アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記ループアンテナのループ面の長手方
    向が、通話状態において地面に対して垂直方向となるよ
    うに、前記ループアンテナを前記無線機地板面長軸方向
    から略60度傾けて配置したことを特徴とする請求項1記
    載の携帯無線機用内蔵アンテナ。
  3. 【請求項3】 ループアンテナ素子の中間にリアクタン
    ス素子を装荷したことを特徴とする請求項1または2記
    載の携帯無線機用内蔵アンテナ。
  4. 【請求項4】 前記ループアンテナの給電端に可変容量
    素子を装荷したことを特徴とする請求項1または2記載
    の携帯無線機用内蔵アンテナ。
  5. 【請求項5】 前記ループアンテナの給電端に同調素子
    及びスイッチング素子からなる回路を並列に1個もしく
    は複数個挿入し、前記各スイッチング素子毎のスイッチ
    ングにより周波数帯域を切り替えることによって周波数
    帯域毎の同調を行なうことを特徴とする請求項1または
    2記載の携帯無線機用内蔵アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記ループアンテナを構成する素子の一
    部もしくは全体をジグザグ状に構成したことを特徴とす
    る請求項1または2記載の携帯無線機用内蔵アンテナ。
  7. 【請求項7】 前記ループアンテナを構成する素子の一
    部もしくは全体を板状に構成したことを特徴とする請求
    項1または2記載の携帯無線機用内蔵アンテナ。
  8. 【請求項8】 前記ループアンテナの代わりに、径が0.
    1波長以下のヘリカル状のダイポールアンテナを前記無
    線機地板に近接して配置したことを特徴とする請求項1
    または2記載の携帯無線機用内蔵アンテナ。
  9. 【請求項9】 請求項1記載のループアンテナを、ダイ
    バーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナ素
    子とし、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用する
    モノポールアンテナとしたことを特徴とする携帯無線機
    用ダイバーシチアンテナ。
  10. 【請求項10】 請求項2記載のループアンテナを、ダ
    イバーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナ
    素子とし、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用す
    るモノポールアンテナとしたことを特徴とする携帯無線
    機用ダイバーシチアンテナ。
  11. 【請求項11】 請求項2記載のループアンテナを、ダ
    イバーシチアンテナを構成する一方の送受信共用アンテ
    ナ素子とし、他方のアンテナ素子を受信専用のループア
    ンテナとしたことを特徴とする携帯無線機用ダイバーシ
    チアンテナ。
  12. 【請求項12】 請求項2記載のループアンテナを、ダ
    イバーシチアンテナを構成する一方の送受信共用アンテ
    ナ素子とし、無線機の通話状態における人体方向と同一
    方向の無線機地板面に配置したループアンテナを他方の
    受信専用のアンテナ素子としたことを特徴とする携帯無
    線機用ダイバーシチアンテナ。
  13. 【請求項13】 請求項1記載のループアンテナのルー
    プ面長手方向の素子を折り曲げた状態で無線機地板に配
    置したことを特徴とする携帯無線機用内蔵アンテナ。
  14. 【請求項14】 請求項1記載のループアンテナのルー
    プ面長手方向の素子片側端部に波長に比べて極く短い距
    離で無線機地板面に対して垂直に地板片を設けたことを
    特徴とする携帯無線機用内蔵アンテナ。
  15. 【請求項15】 請求項1記載のループアンテナのルー
    プ面長手方向の素子両側端部に波長に比べて極く短い距
    離で無線機地板面対して垂直に地板片を設けたことを特
    徴とする携帯無線機用内蔵アンテナ。
  16. 【請求項16】 請求項13記載のループアンテナのル
    ープ面長手方向の素子を折り曲げた片側端部に波長に比
    べて極く短い距離で無線機地板面に対して垂直に地板片
    を設けたことを特徴とする携帯無線機用内蔵アンテナ。
  17. 【請求項17】 請求項13記載のループアンテナのル
    ープ面長手方向の素子を折り曲げた両側端部に波長に比
    べて極く短い距離で無線機地板面に対して垂直に地板片
    を設けたことを特徴とする携帯無線機用内蔵アンテナ。
  18. 【請求項18】 請求項13記載のループアンテナをダ
    イバシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナ素
    子とし、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用する
    モノポールアンテナとしたことを特徴とする携帯無線機
    用ダイバーシチアンテナ。
  19. 【請求項19】 請求項14記載のループアンテナをダ
    イバーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナ
    素子とし、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用す
    るモノポールアンテナとしたことを特徴とする携帯無線
    機用ダイバーシチアンテナ。
  20. 【請求項20】 請求項15記載のループアンテナをダ
    イバーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナ
    素子とし、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用す
    るモノポールアンテナとしたことを特徴とする携帯無線
    機用ダイバーシチアンテナ。
  21. 【請求項21】 請求項16記載のループアンテナをダ
    イバーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナ
    素子とし、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用す
    るモノポールアンテナとしたことを特徴とする携帯無線
    機用ダイバーシチアンテナ。
  22. 【請求項22】 請求項17記載のループアンテナをダ
    イバーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナ
    素子とし、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用す
    るモノポールアンテナとしたことを特徴とする携帯無線
    機用ダイバーシチアンテナ。
  23. 【請求項23】 請求項13記載のループアンテナをダ
    イバーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナ
    素子とし、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用す
    る請求項7記載の板状ループアンテナとし、人体と反対
    方向の無線機地板面に配置したことを特徴とする携帯無
    線機用ダイバーシチアンテナ。
  24. 【請求項24】 請求項14記載のループアンテナをダ
    イバーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナ
    素子とし、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用す
    る請求項7記載の板状ループアンテナとし、人体と反対
    方向の無線機地板面に配置したことを特徴とする携帯無
    線機用ダイバーシチアンテナ。
  25. 【請求項25】 請求項15記載のループアンテナをダ
    イバーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナ
    素子とし、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用す
    る請求項7記載の板状ループアンテナとし、人体と反対
    方向の無線機地板面に配置したことを特徴とする携帯無
    線機用ダイバーシチアンテナ。
  26. 【請求項26】 請求項16記載のループアンテナをダ
    イバーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナ
    素子とし、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用す
    る請求項7記載の板状ループアンテナとし、人体と反対
    方向の無線機地板面に配置したことを特徴とする携帯無
    線機用ダイバーシチアンテナ。
  27. 【請求項27】 請求項17記載のループアンテナをダ
    イバーシチアンテナを構成する一方の受信専用アンテナ
    素子とし、他方のアンテナ素子を受信及び送信に使用す
    る請求項7記載の板状ループアンテナとし、人体と反対
    方向の無線機地板面に配置したことを特徴とする携帯無
    線機用ダイバーシチアンテナ。
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