JPH1113547A - 天然ガス改質装置を備えたガスエンジン - Google Patents
天然ガス改質装置を備えたガスエンジンInfo
- Publication number
- JPH1113547A JPH1113547A JP9179124A JP17912497A JPH1113547A JP H1113547 A JPH1113547 A JP H1113547A JP 9179124 A JP9179124 A JP 9179124A JP 17912497 A JP17912497 A JP 17912497A JP H1113547 A JPH1113547 A JP H1113547A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- passage
- steam
- heat exchanger
- exhaust gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
Landscapes
- Supercharger (AREA)
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
Abstract
H2 の改質燃料に熱分解して発熱量をアップし,排気ガ
ス中のCO2 を熱分解に使用してCO2 の含有量を低減
すると共にNOX の発生を抑制する天然ガス改質装置を
備えたガスエンジンを提供する。 【解決手段】 ガスエンジン1は,CH4 にCO2 を混
合して排気通路8に配置された触媒反応器2に送り込
み,排気ガスの熱エネルギで熱分解させて改質燃料に変
換させる。CO2 分離膜37で排気ガスからCO2 を取
り込んで触媒反応器2へ送り込む。排気ガスが有する熱
エネルギは,ターボチャージャ3で回収されると共に,
第1熱交換器4及び第2熱交換器6によって高温蒸気に
変換され,該高温蒸気で蒸気タービン5を駆動して電気
エネルギとして回収される。
Description
然ガス等のガス体燃料を排気ガスの熱エネルギによって
改質して熱効率をアップさせる天然ガス改質装置を備え
たガスエンジンに関する。
ジンは,コージェネレーションシステムとして開発が進
められている。コージェネレーションシステムは,動力
を発電機で電気エネルギとして取り出し,排気ガスエネ
ルギが有する熱を熱交換器で水を加熱して温水にし,該
温水を給湯用として利用している。従来,天然ガスを燃
料とするエンジンとして,例えば,特開平6−1088
65号公報,特開平6−101495号公報に開示され
たものがある。
たコージェネレーション型ガスエンジンは,排気ガスを
ターボチャージャ,エネルギ回収装置及び蒸気発生装置
を通して排気ガス温度を低下させ,低温の排気ガスをE
GRに使用してNOX を低減するものであり,遮熱型ガ
スエンジンからの排気ガスによってターボチャージャを
駆動し,該ターボチャージャからの排気ガスで発電機を
備えたエネルギ回収装置を駆動する。該コージェネレー
ション型ガスエンジンは,エネルギ回収装置からの排気
ガスを熱交換器の蒸気発生装置に送り込み,蒸気発生装
置で水を蒸気に変換し,該蒸気で蒸気タービンを駆動し
て電気エネルギとして回収する。
ガスエンジンでは,燃焼室をセラミックス等の材料で遮
熱構造に構成すると,空気の圧縮温度が天然ガスの自己
着火温度以上に上昇するので,点火装置が不要になり,
また,空気を導入する主室の他に,燃料を導入する副室
を設け,主室と副室との間に制御弁を設け,ディーゼル
サイクルによる作動によって高い効率のコージェネレー
ション用のエンジンを提供することができる。ガスエン
ジンの排気ガスは,燃焼室を遮熱構造に構成した場合
に,850℃以上の高温になる。高温の排気ガスから熱
エネルギを回収して,エンジンの熱効率を向上させるこ
とができる。
ンCH4 であることが知られている。燃料のCH4 は,
発熱量が大きく,自然界に多く存在するので,将来の石
油代替燃料として期待されている。また,CH4 をCO
2 の存在のもとで触媒を介して熱分解させると,CH4
はCO(一酸化炭素)とH2 (水素)に変換されるが,
COとH2 の合計の発熱量は,CH4 の発熱量以上のも
の,即ち,1.38倍になる。そこで,遮熱型ガスエン
ジンの高温の排気ガスの熱エネルギを,CH4の熱分解
に利用して天然ガスを改質燃料に改質することによっ
て,改質燃料の発熱を増加させ,エンジンの熱効率を向
上させ,省資源にすると共に,CO2 の排出を抑制する
ことができる。
の課題を解決することであり,天然ガスの主成分のCH
4 ガスを改質するため,CH4 にCO2 を混合して触媒
の助けによって排気ガスの熱エネルギを利用してCOと
H2 とに改質し,その時のCO2 をエンジンが排出する
排気ガスから分離膜を通じて確保し,熱効率を向上させ
ると共に,排気ガス中のCO2 を改質に利用してCO2
の放出を低減すると共に,NOX の発生を低減した天然
ガス改質装置を備えたガスエンジンを提供することであ
る。
ス燃料を収容した燃料タンク,前記燃料タンクから供給
されるCH4 を燃焼室から排出される排気ガスによって
熱分解して改質燃料に変換させる排気通路に配置された
触媒反応器,前記改質燃料を前記燃焼室へ供給する改質
燃料供給装置,前記触媒反応器の後流の前記排気通路に
設けられたターボチャージャ,前記ターボチャージャの
後流の前記排気通路に設けられた第1段熱交換器,前記
第1段熱交換器で発生した蒸気によって駆動される蒸気
タービン,前記蒸気タービンから排出される水蒸気を水
に変換するコンデンサ,前記第1段熱交換器の後流の前
記排気通路に設けられ且つ前記コンデンサから送り出さ
れる水を蒸気に変換して該蒸気を前記第1段熱交換器に
供給する第2段熱交換器,及び前記第2段熱交換器の後
流の前記排気通路に設けられたCO2 分離膜によって前
記排気ガスからCO2 を分離し且つ前記CO2 を前記触
媒反応器に供給するCO2 供給装置,から成る天然ガス
改質装置を備えたガスエンジンに関する。
ゼオライト系の多孔質セラミックスから成る無機分離膜
で構成されている。前記CO2 分離膜は,セラミックス
に細かいオープン孔を形成した多孔体の膜から構成し,
例えば,CO2 の分子径がN2 やO2 の分子径より小さ
いことを利用し,分子ふるい効果を利用して排気ガス中
からCO2 を分離することができ,使用温度が350℃
と高いため,本発明には有効に適用できる。
装置によって構成され,前記排気ガスが流れる排気ガス
通路と,前記排気ガス通路の隔壁の内側に組み込まれた
前記触媒によって表面が被覆された多孔質部材が収容さ
れたガス燃料通路とから構成されている。また,前記触
媒反応器は,触媒としてNi又はPtを使用してCH4
とCO2 とを反応させてCOとH2 に熱分解する。
O2 は,前記燃焼室へ改質燃料と共に供給される。前記
燃焼室には,CH4 ,CO,H2 ,CO2 の混合ガスが
前記燃焼室の副室に導入されるため,制御弁が開放して
前記副室の混合ガスが,前記燃焼室の主室の圧縮空気と
混合して燃焼する時,CO2 が存在することによるNO
X の発生が抑制され,NOX の発生を100ppm以下
に抑えることができる。
に配置された前記第2段熱交換器で加熱された前記蒸気
が流れる多孔質セラミック部材が配置された蒸気通路
と,前記蒸気通路内に配置され且つ多孔質セラミック部
材が配置された前記排気ガスが流れる排気ガス通路とか
ら構成されている。
グに隣接して設けられた第2ケーシング内に配置され且
つ蒸気が流れる多孔質セラミック部材が配置された水を
貯留できる水・蒸気通路と,前記水・蒸気通路の周りに
配置され且つ前記第1段熱交換器からの前記排気ガスが
流れる多孔質セラミック部材が配置された排気ガス通路
とから構成されている。
路には,前記触媒反応器からの改質燃料を噴射する燃料
ノズルが設けられている。
排気通路には,前記触媒反応器からの改質燃料の一部を
噴射する燃料ノズルが設けられているので,前記燃料ノ
ズルから噴射された少量の燃料が排気ガス中に含まれる
O2 で燃焼し,発熱して前記第1段熱交換器へ送りこま
れるので,排気ガスのエンタルピが増加し,前記蒸気タ
ービンの効率を向上させることができる。
エンジンは,前記燃焼室がセラミック部材によって遮熱
構造に構成されている。即ち,前記燃焼室の壁面をセラ
ミック部材で作製し,その外側に遮熱層を形成すること
によって前記燃焼室を遮熱構造に構成できる。従って,
このガスエンジンは,前記燃焼室から排出される排気ガ
スが約900℃程度の高温排気ガスであり,該高温の排
気ガスを前記燃焼室から前記排気通路に排出することに
なり,CH4 とCO2 との混合ガスを触媒の助けで熱分
解してCOとH2 に変換し,熱効率をアップできる。
ンは,上記の構成において,前記燃焼室をセラミック部
材によって遮熱構造に構成すると,前記燃焼室から排出
される排気ガスの温度は,例えば,前記触媒反応器では
900℃〜800℃程度であってCH4 の熱分解に十分
に寄与でき,次いで,前記ターボチャージャで回収され
て150℃程度低下し,次いで,前記第1段熱交換器で
回収されて200℃℃程度低下し,最後に前記第2段熱
交換器で回収されて200℃程度低下する。従って,前
記CO2 分離装置には,排気ガス温度を350℃〜25
0℃程度にまで低下させた排気ガスを供給することにな
り,前記CO2 分離装置において排気ガスからCO2 を
良好に分離させることができる。即ち,前記CO2 分離
膜は,セラミック多孔体であるので耐熱性に富み,しか
も300℃程度で最も活性化して排気ガスからCO2 が
良好に分離される。
交換器とによって発生した高温蒸気は,蒸気タービンを
駆動するので,従来のようにガスタービンから成るエネ
ルギ回収装置を設けたものに比較し,前記第1段熱交換
器への入口圧力をガスタービンのように上昇させる必要
がない。即ち,ガスタービンの入口圧力の上昇は,その
まま,往復運動型エンジンの排気行程における背圧を上
げることになり,大きな損失を発生させる。
ンは,上記のように,蒸気タービンを用いることによっ
て,背圧を上昇させずに,排気ガスエネルギで高圧蒸気
を発生させて,電気エネルギに変換するので,熱効率を
向上させることができる。更に,蒸気タービンは,ラジ
アルタービンに構成すると,軸流タービンに比較して小
型に,低コストに構成することができる。
ンは,上記のように構成したので,天然ガスの主成分の
CH4 にCO2 を混合して触媒の助けによって排気ガス
の熱エネルギで熱分解させ,改質燃料COとH2 に変換
させるので,発熱量を約3.8割程度アップさせること
ができ,エンジンの熱効率を向上させることができる。
上記分解反応は,NiやPt等の触媒上にCH4 とCO
2 の混合ガスを通し,約800℃以上に加熱すると,熱
分解が発生する反応であり,CO2 は一酸化炭素へ分解
し,CH4 はCOとH2 に分解する。また,燃焼室を遮
熱構造に構成することによって,燃焼室からの排気ガス
は高温状態となり,排気ガス温度800℃以上となり,
上記熱分解の反応をスムースに達成させることができ
る。
ンは,上記のように構成されているので,ディーゼルサ
イクルによるガスエンジンでの熱効率を42%とする
と,発電機を備えたターボチャージャにより熱効率が約
8%向上し,蒸気タービンにより熱効率が約5%向上
し,更に,CH4 をCOとH2 に熱分解することにより
発熱量が1.38倍となるので,CH4 の熱分解率を5
0%とすると,ガスエンジン全体で65.5%の熱効率
を期待できる。
による天然ガス改質装置を備えたガスエンジンの実施例
を説明する。図1はこの発明による天然ガス改質装置を
備えたガスエンジンの一実施例を示す説明図,図2は図
1のガスエンジンに組み込まれた発電機を備えたターボ
チャージャを示す説明図,及び図3は図1のガスエンジ
ンに組み込まれた蒸気タービンを示す説明図である。
ンは,天然ガス等のガス体を燃料とし,例えば,コージ
ェネレーションシステムに適用できる単気筒又は多気筒
エンジンであり,燃焼室がシリンダに形成された主室1
Aと,主室1Aに連絡口を通じて連通するシリンダヘッ
ド30に形成した副室1Bとから副室式ガスエンジンに
構成されている。ガスエンジン1は,燃焼室の主室1A
からの排気ガスを排出するため排気マニホルド39と,
吸気通路10を通じて主室1Aへ吸気を供給するため吸
気マニホルド40が設けられている。吸気通路10から
の吸入空気は吸気マニホルド40を通じて各気筒の主室
1Aへ供給され,また,各主室1Aからの排気ガスは排
気マニホルド39によって集合して排気通路8へ排出さ
れる。また,副室1Bへ供給される天然ガスを改質した
改質燃料は,燃料加圧ポンプ13の作動によって改質燃
料供給路9を通じて燃焼室の各副室1Bへ供給される。
燃焼室の主室1Aと副室1Bは,セラミック部材,遮熱
層等によって遮熱構造に構成されている。ガスエンジン
1は,改質燃料が供給されるシリンダヘッド30に形成
された副室1Bを備えており,副室1Bは制御弁31に
よる連絡口の開放によって主室1Aに連通するように構
成されている。主室1Aには,ターボチャージャ3のコ
ンプレッサ16からの圧縮空気が吸気通路10を通じて
供給され,また,副室1Bには,燃料弁32が設けら
れ,燃料弁32による燃料供給口の開放によって改質燃
料供給路9から副室1Bへ改質燃料が供給される。
置を備えており,主室1Aから排気通路8を通じて排出
される排気ガスの熱エネルギによって天然ガスのCH4
をCO2 の存在によって改質燃料に変換する触媒反応器
2が排気通路8に設けられている。触媒反応器2の後流
の排気通路8には,排気ガスで駆動されるターボチャー
ジャ3が設けられている。ガスエンジン1は,CH4 を
主成分とする天然ガス燃料を収容した燃料タンク11,
改質燃料を燃焼室の副室1Bへ供給する改質燃料供給装
置を構成する燃料加圧ポンプ13,ターボチャージャ3
の後流の排気通路8Aに設けられた第1段熱交換器4,
第1段熱交換器4で発生した蒸気によって駆動される蒸
気タービン5,第1段熱交換器4の後流の排気通路8B
に設けられ且つ蒸気タービン5から排出される流体(低
温蒸気と水)を蒸気に変換して該蒸気を第1段熱交換器
4に供給する第2段熱交換器6,及び第2段熱交換器6
の後流の排気通路8Cに設けられ且つ排気ガスからCO
2 を分離するCO2 分離膜37と分離されたCO2 を触
媒反応器2に供給する供給ポンプ38とから成るCO2
供給装置7を有している。
ら大気に放出される排気ガスは,CO2 が少なくN2 ガ
ス等であるので,環境悪化となる大気汚染になることが
ない。触媒反応器2は,触媒としてNi又はPtを使用
してCH4 とCO2 とを反応させてCOとH2 に熱分解
することから構成されている。触媒反応器2は,排気マ
ニホルド39の集合部に配置されており,燃焼室の主室
1Aから排出される排気ガスは,約900℃〜約800
℃程度の高温状態であるので,CH4 の熱分解による改
質には十分に高温である。触媒反応器2は,熱交換作用
を持つ触媒装置によって構成され,排気ガスが流れる排
気ガス通路と,該排気ガス通路の隔壁の内側にNi又は
Ptの触媒33が被覆された多孔質部材が収容されたガ
ス燃料通路とから構成され,一種の気相−気相熱交換器
を構成するものである。触媒反応器2は,排気通路8に
配置され,例えば,排気ガスが流れる排気ガス通路と排
気ガス通路の隔壁の内側に組み込まれた触媒33によっ
て表面が被覆された多孔質部材が収容されたガス体燃料
通路から構成されている。
器2の排気ガス通路を流れることによって,NiやPt
の触媒33が充填されているガス体燃料通路が加熱され
る。そこで,約800℃以上の高温にされたガス体燃料
通路を流れるCH4 とCO2との混合ガスが触媒33に
接触し,CH4 はCOとH2 に熱分解し,CO2 はCO
に熱分解され,COとH2 との改質燃料に変換される。
次いで,天然ガスが変換された改質燃料は,燃料加圧ポ
ンプ13によって改質燃料供給路9を通じて吸気マニホ
ルド40からそれぞれの気筒の副室1Bへ供給される。
と副室1Bは,セラミック部材及び遮熱層によって遮熱
構造に構成されているので,主室1Aから排気マニホル
ド39を通じて排出される排気ガスは約900℃〜80
0℃の高温ガスである。そこで,ガスエンジン1では,
排気ガスの熱エネルギを触媒反応器2で熱分解に作用さ
せた後に,該熱エネルギをターボチャージャ3,第1段
熱交換器4及び第2段熱交換器6によって回収するよう
に構成されている。
に,排気ガスによって駆動されるタービン15,タービ
ン15にシャフト18によって連結され且つタービン1
5によって駆動されるコンプレッサ16,及びシャフト
18に対して設けた交流機即ち発電機17から構成され
ている。コンプレッサ16は,タービン15によって駆
動され,空気を加圧して圧縮空気とし,該圧縮空気を吸
気通路10を通じて吸気マニホルド40からそれぞれの
気筒の主室1Aへ供給する。発電機17は,タービン1
5の回転力を電力として取り出して排気ガスエネルギを
電気エネルギとして回収することができる。
配置された第2段熱交換器6で加熱された蒸気が流れる
多孔質セラミック部材が配置された蒸気通路35と,蒸
気通路35に配置された排気ガスが流れる多孔質セラミ
ック部材が配置された排気ガス通路28とから構成され
ている。また,第2段熱交換器6は,第1ケーシングに
隣接して設けられた第2ケーシング内に配置され且つ蒸
気が流れる多孔質セラミック部材が配置された水を貯留
できる水・蒸気通路36と,水・蒸気通路36の周りに
配置され且つ第1段熱交換器4からの排気ガスが流れる
多孔質セラミック部材が配置された排気ガス通路29と
から構成されている。
1段熱交換器4の上流側の排気通路8Aには,触媒反応
器2からの改質燃料を噴射する燃料ノズル24が設けら
れている。燃料ノズル24への改質燃料は,触媒反応器
2から補助燃料供給路23を通じて供給される。
1段熱交換器4で発生した蒸気によって駆動されるター
ビン19,及びシャフト21に対して設けられた発電機
20から構成されている。従って,蒸気エネルギはター
ビン19を駆動し,その回転力は発電機20によって電
力として回収される。排気通路8Bに設けられた第2段
熱交換器6は,気相−液相熱交換器であり,排気ガスエ
ネルギによって蒸気を発生させ,該蒸気は蒸気通路41
を通じて第1段熱交換器4へ送り込まれる。蒸気タービ
ン5を駆動した蒸気は,低温蒸気(水分含有蒸気)との
流体になって流体通路27を通ってコンデンサ14へ放
出され,コンデンサ14で高温水となって水ポンプ12
によって水通路26を通じて第2段熱交換器6へ再び送
り込まれる。また,第2段熱交換器6を通過した排気ガ
スは,熱エネルギをほとんど回収された状態の低温の排
気ガス(例えば,200℃程度)となってCO2 供給装
置7へ送り込まれる。
スが流れる排気通路8Cに配置された複数のロッド状の
CO2 分離膜37を収容したCO2 供給装置7から構成
されている。排気通路8CからCO2 供給装置7に送り
込まれた排気ガスは,CO2分離膜37を通過したCO
2 が排気ガス中から分離され,CO2 分離膜37を通過
できないN2 ,O2 ,H2 O等はCO2 分離膜37を迂
回して排気通路へ排出され,分離されたCO2 はCO2
供給ポンプ38の作動によってCO2 供給通路22を通
じて触媒反応器2に供給される。CO2 供給装置7に収
容されたCO2分離膜37は,アルミナ,シリカ,ゼオ
ライト系の多孔質セラミックスから成る無機分離膜で構
成されているセラミック多孔体であり,一種の濾過膜で
あり,分子径の大きいN2 やO2 ,H2 O(水蒸気)を
通過させることができず,分子径の小さいCO2 を通過
させ,該CO2 をCO2 吸引供給ポンプ38の作動によ
ってCO2 供給通路22を通って触媒反応器2へ送り込
むことができる。
37を通過できなかったN2 ,H2Oガス(水蒸気)
は,排気通路8Dから大気へ排出される。排気通路8D
には,例えば,圧力調整弁42が設けられており,圧力
調整弁42によって大気へ放出される排気ガスの圧力が
調整され,CO2 供給装置7におけるCO2 分離膜37
を通じてCO2 吸引供給ポンプ38によって取り込まれ
るCO2 の取込み量が調整されている。
ンは,上記のように構成され,次のように作動する。
示せず)の開放によってターボチャージャ3のコンプレ
ッサ16からの空気が吸気通路10を通じて吸気マニホ
ルド40から主室1Aに供給される。主室1Aの空気は
制御弁31の閉鎖状態で圧縮行程において圧縮される。
一方,天然ガス燃料が燃料タンク11から天然ガス供給
通路34を通じて触媒反応器2へ供給され,天然ガスが
改質燃料に変換されると共に,制御弁31が閉鎖した状
態で燃料弁32が開放し,燃料加圧ポンプ13が作動
し,触媒反応器2から改質燃料が改質燃料供給路9を通
じて副室1Bに供給される。圧縮行程上死点近傍で制御
弁31が開放し,主室1Aの圧縮空気が副室1Bに流入
し,改質燃料が圧縮空気と混合して着火燃焼し,膨張行
程に移行してピストン43に仕事をする。
排気ガスが排気通路8を通じて排出される。高温の排気
ガスは触媒反応器2を通る際に,その熱エネルギによっ
て天然ガスを改質燃料に変換し,次いで,ターボチャー
ジャ3へ送り出される。ターボチャージャ3では,ター
ビン15を駆動し,その回転力は発電機17で電気エネ
ルギに変換されると共に,コンプレッサ16を駆動す
る。発電機17で得られた電力は,バッテリに蓄電され
たり,補機を駆動するのに消費される。また,コンプレ
ッサ16は空気を吸気通路10を通じて燃焼室へ供給す
る機能を果たす。ターボチャージャ3のタービン15を
通過して排気ガスは排気通路8Aと通じて第1段熱交換
器4へ送り込まれる。
れており,燃料ノズル24は,触媒反応器2から補助燃
料供給路23を通じて送り込まれた改質燃料の一部を排
気通路8Aに噴射する。排気通路8Aを流れる排気ガス
には多量のO2 が含まれているので,燃料ノズル24か
ら噴射された改質燃料は着火燃焼し,排気ガスのエンタ
ルピを増加させる。第1段熱交換器4へ送り込まれた排
気ガスは,排気ガス通路28を通過し,次いで,排気ガ
ス8Bを通じて第2段熱交換器6へ送り込まれる。排気
ガスは,排気ガス通路28を通過する際に,第2段熱交
換器6から蒸気通路41を通って蒸気通路35に送り込
まれた蒸気と熱交換して高温に加熱する。
は,高温蒸気通路25を通って蒸気タービン5へ送り込
まれ,タービン19を駆動する。タービン19の駆動に
よって発電機20が発電する。発電機20が発電された
電力は,バッテリに蓄電されたり,補機を駆動するのに
消費される。高温蒸気は蒸気タービン5を駆動した後,
低温蒸気や水から成る流体に変換され,該流体は流体通
路27を通じてコンデンサ14へ送られて水になり,そ
の水は水ポンプ12の駆動によって水通路26を通じて
第2段熱交換器6の水・蒸気通路36へ送り込まれる。
送り込まれた排気ガスは,第2段熱交換器6の排気ガス
通路29を通じて排気通路8Cへ送り出される。排気ガ
スは,排気ガス通路29を通過する際,水・蒸気通路3
6を通る水を熱交換によって蒸気に変換する。排気通路
8Cへ送り出された排気ガスは,触媒反応器2,ターボ
チャージャ3,第1段熱交換器4及び第2段熱交換器6
によって熱エネルギが回収されており,例えば,200
℃程度にまで温度低下しているので,CO2 供給装置7
に送り出してもCO2 分離膜37を損傷することがな
い。CO2 供給装置7に送り込まれた排気ガスは,CO
2 分離膜37を通過することによって,排気ガスからC
O2 が分離される。分離されたCO2 は,CO2 吸引供
給ポンプ38の作動によってCO2 供給装置7からCO
2 供給通路22を通って触媒反応器2へ送り込まれる。
CO2 分離膜37を通過することによりCO2 が分離さ
れ,CO2 が分離された排気ガスは,CO2 の含有量を
低減されたN2 ,H2 O等から成り,排気通路8Dから
大気へ放出される。
たガスエンジンは,上記のように構成されているので,
天然ガスの主成分であるCH4 を,排気ガスから分離さ
れたCO2 と混合し,該混合ガスを触媒に通して排気ガ
スの熱エネルギで約900〜800℃の高温状態で熱分
解し,CH4 をCOとH2 に変換して発熱量をアップす
る。ガスエンジンから大気に放出される排気ガスは,C
O2 が排除されているので,N2 やH2 Oガスであり,
排気ガスが大気汚染の原因になることがなく,環境を悪
化させることがない。排気ガスの熱エネルギは,CH4
の熱分解に寄与した後に,排気通路に設けたターボチャ
ージャ,第1段熱交換器及び第2段熱交換器で回収され
る。即ち,ガスエンジンは,排気ガスの熱エネルギによ
ってターボチャージャを駆動し,該ターボチャージャの
タービンから排気される排気ガスで第1段熱交換器及び
第2段熱交換器で蒸気を発生させ,該蒸気で蒸気タービ
ンを駆動し,該蒸気タービンを駆動して発電機で電力と
して回収できる。
エンジンの一実施例を示す説明図である。
えたターボチャージャを示す説明図である。
ンを示す説明図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 CH4 を主成分とする天然ガス燃料を収
容した燃料タンク,前記燃料タンクから供給されるCH
4 を燃焼室から排出される排気ガスによって熱分解して
改質燃料に変換させる排気通路に配置された触媒反応
器,前記改質燃料を前記燃焼室へ供給する改質燃料供給
装置,前記触媒反応器の後流の前記排気通路に設けられ
たターボチャージャ,前記ターボチャージャの後流の前
記排気通路に設けられた第1段熱交換器,前記第1段熱
交換器で発生した蒸気によって駆動される蒸気タービ
ン,前記蒸気タービンから排出される水蒸気を水に変換
するコンデンサ,前記第1段熱交換器の後流の前記排気
通路に設けられ且つ前記コンデンサから送り出される水
を蒸気に変換して該蒸気を前記第1段熱交換器に供給す
る第2段熱交換器,及び前記第2段熱交換器の後流の前
記排気通路に設けられたCO2 分離膜によって前記排気
ガスからCO2 を分離し且つ前記CO2 を前記触媒反応
器に供給するCO2 供給装置,から成る天然ガス改質装
置を備えたガスエンジン。 - 【請求項2】 前記CO2 分離膜は,アルミナ,シリ
カ,ゼオライト系の多孔質セラミックスから成る無機分
離膜で構成されていることから成る請求項1に記載の天
然ガス改質装置を備えたガスエンジン。 - 【請求項3】 前記触媒反応器は,触媒としてNi又は
Ptを使用してCH4 とCO2 とを反応させてCOとH
2 に熱分解することから成る請求項1に記載の天然ガス
改質装置を備えたガスエンジン。 - 【請求項4】 前記触媒反応器は,熱交換作用を持つ触
媒装置によって構成され,前記排気ガスが流れる排気ガ
ス通路と,前記排気ガス通路の隔壁の内側に組み込まれ
た前記触媒によって表面が被覆された多孔質部材が収容
されたガス燃料通路とから構成されていることから成る
請求項1に記載の天然ガス改質装置を備えたガスエンジ
ン。 - 【請求項5】 前記第1段熱交換器は,第1ケーシング
内に配置された前記第2段熱交換器で加熱された前記蒸
気が流れる多孔質セラミック部材が配置された蒸気通路
と,前記蒸気通路内に配置され且つ多孔質セラミック部
材が配置された前記排気ガスが流れる排気ガス通路とか
ら構成されている請求項1に記載の天然ガス改質装置を
備えたガスエンジン。 - 【請求項6】 前記第2段熱交換器は,前記第1ケーシ
ングに隣接して設けられた第2ケーシング内に配置され
且つ蒸気が流れる多孔質セラミック部材が配置された水
を貯留できる水・蒸気通路と,前記水・蒸気通路の周り
に配置され且つ前記第1段熱交換器からの前記排気ガス
が流れる多孔質セラミック部材が配置された排気ガス通
路とから構成されている請求項1に記載の天然ガス改質
装置を備えたガスエンジン。 - 【請求項7】 前記第1段熱交換器の上流側の前記排気
通路には,前記触媒反応器からの改質燃料の一部を噴射
する燃料ノズルが設けられている請求項1に記載の天然
ガス改質装置を備えたガスエンジン。 - 【請求項8】 前記燃焼室はセラミック部材によって遮
熱構造に構成されている請求項1に記載の天然ガス改質
装置を備えたガスエンジン。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17912497A JP3484931B2 (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 天然ガス改質装置を備えたガスエンジン |
US09/075,956 US6079373A (en) | 1997-05-13 | 1998-05-12 | Gas engine with a gas fuel reforming device |
EP98303709A EP0878615A3 (en) | 1997-05-13 | 1998-05-12 | A gas engine with a gas fuel reforming device |
CN98102138A CN1199133A (zh) | 1997-05-13 | 1998-05-13 | 备有气体燃料改质装置的燃气发动机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17912497A JP3484931B2 (ja) | 1997-06-20 | 1997-06-20 | 天然ガス改質装置を備えたガスエンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1113547A true JPH1113547A (ja) | 1999-01-19 |
JP3484931B2 JP3484931B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=16060423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17912497A Expired - Fee Related JP3484931B2 (ja) | 1997-05-13 | 1997-06-20 | 天然ガス改質装置を備えたガスエンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3484931B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6883325B2 (en) * | 2000-04-10 | 2005-04-26 | Wartsila Technology Oy Ab | Method of utilizing waste heat in turbocharger unit of an internal combustion engine and internal combustion engine arrangement |
US7059130B2 (en) | 2002-02-13 | 2006-06-13 | Ship & Ocean Foundation | Heat exchanger applicable to fuel-reforming system and turbo-generator system |
JP2009533582A (ja) * | 2006-03-24 | 2009-09-17 | スクデリ グループ リミテッド ライアビリティ カンパニー | スプリットサイクルエンジンのための排熱回収のシステムと方法 |
JP2017008946A (ja) * | 2011-10-24 | 2017-01-12 | サウジ アラビアン オイル カンパニー | 燃料への搭載型二酸化炭素変換による移動汚染源からの排出低減 |
-
1997
- 1997-06-20 JP JP17912497A patent/JP3484931B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6883325B2 (en) * | 2000-04-10 | 2005-04-26 | Wartsila Technology Oy Ab | Method of utilizing waste heat in turbocharger unit of an internal combustion engine and internal combustion engine arrangement |
US7059130B2 (en) | 2002-02-13 | 2006-06-13 | Ship & Ocean Foundation | Heat exchanger applicable to fuel-reforming system and turbo-generator system |
JP2009533582A (ja) * | 2006-03-24 | 2009-09-17 | スクデリ グループ リミテッド ライアビリティ カンパニー | スプリットサイクルエンジンのための排熱回収のシステムと方法 |
JP2017008946A (ja) * | 2011-10-24 | 2017-01-12 | サウジ アラビアン オイル カンパニー | 燃料への搭載型二酸化炭素変換による移動汚染源からの排出低減 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3484931B2 (ja) | 2004-01-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6079373A (en) | Gas engine with a gas fuel reforming device | |
US5943859A (en) | Natural gas reforming apparatus, oxygen eliminating apparatus provided in the same apparatus, and natural gas reforming apparatus-carrying gas engine | |
JP5043602B2 (ja) | 二酸化炭素の単離を伴う発電用システム及び方法 | |
US6817182B2 (en) | High-efficiency Otto cycle engine with power generating expander | |
RU2199172C2 (ru) | Способ получения электрической энергии из природного газа с использованием топливного элемента на твердом окисле | |
JPH08261013A (ja) | 複合サイクル発電プラント及びその効率を向上させる方法 | |
WO2003033888A1 (en) | Internal combustion fuel reforming | |
JP2013540933A (ja) | エネルギー発生システムおよびその方法 | |
EP2904230A1 (en) | Hydrogen flushed prechamber | |
CN212685887U (zh) | 一种绿色船舶综合供能系统 | |
JP5154800B2 (ja) | 燃料電池の補助発電と組み合わせたNOx再生のための合成ガスの生成 | |
JPH0845523A (ja) | 燃料電池/ガスタービン複合発電システム | |
JP3484931B2 (ja) | 天然ガス改質装置を備えたガスエンジン | |
JP4052847B2 (ja) | 燃料改質装置を備えたガスエンジン | |
JP3617276B2 (ja) | 天然ガス改質装置及び該装置を備えたガスエンジン | |
JP2002266655A (ja) | 燃料電池と連続燃焼エンジンの併用法 | |
JP3484921B2 (ja) | ガス燃料改質装置を備えたガスエンジン | |
JPH08185880A (ja) | 燃料電池発電システム | |
JP2001152846A (ja) | 燃料改質装置を備えたエンジン | |
CN116906230B (zh) | 一种提升甲醇发动机燃料经济性的方法及装置 | |
RU2046979C1 (ru) | Система утилизации теплоты отработавших газов двигателя внутреннего сгорания | |
CN115788709B (zh) | 一种基于分缸式内燃机两阶段燃料重整的混合动力系统与方法 | |
US11815012B2 (en) | Method and apparatus for storing energy | |
JPH03194111A (ja) | 超低公害メタノールエンジン | |
JPH0211736B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |