JPH1113352A - サッシ窓の取替え方法 - Google Patents

サッシ窓の取替え方法

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JPH1113352A
JPH1113352A JP18306897A JP18306897A JPH1113352A JP H1113352 A JPH1113352 A JP H1113352A JP 18306897 A JP18306897 A JP 18306897A JP 18306897 A JP18306897 A JP 18306897A JP H1113352 A JPH1113352 A JP H1113352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sash
window
outer frame
sash window
outside frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP18306897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Iida
洋一 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IIDA SANSO KK
Original Assignee
IIDA SANSO KK
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Publication date
Application filed by IIDA SANSO KK filed Critical IIDA SANSO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁に埋め込まれたサッシ外枠をそのまま活か
すことで、開口寸法を変えることなく、かつ壁を壊す工
事のために部屋内を長期間専有することなく、そして多
大な費用を要することなくサッシ窓を取替えることので
きるサッシ窓の取替え方法を提供する。 【解決手段】 建物の開口部に係合するサッシ外枠を取
外すことなく従前のサッシ窓のみを取外して、サッシ外
枠1の内径寸法、枠見込、レール幅、レール形状、戸車
形状、戸当たり形状等のデータを測定する。このデータ
に適合する新規なサッシ窓2を仮組立てした後、この仮
組立てしたサッシ窓2をサッシ外枠1に仮にはめ込んで
サッシ外枠1との係合状態をチェックし、サッシ外枠1
に対し隙間やがたつきがなく適合するようにサッシ窓2
を調整してはめ込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、古くなって不具合
が生じてきた引き戸のサッシを新しいサッシに取替える
サッシ窓の取替え方法に係り、特に部屋内を工事のため
に長期間専有せずかつ多大な費用を要することなくサッ
シ窓を取替えることのできるサッシ窓の取替え方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】古い建物のサッシにあっては、サッシの
汚れや損傷に加え、サッシ窓の動きが悪くなって戸車を
交換しようとしてもこれに合う新しい戸車を見つけるの
が困難で(もしあったとしてもサッシ自体の重さに比べ
て従来の戸車は小さ過ぎる等の理由でいずれサッシ窓の
動きが悪くなる虞れがある)、かつペアガラス、エアタ
イト等の近年の高機能サッシへの要求もあることから、
サッシ窓の取替えが行われている。しかし住宅用引き戸
のサッシ構造にあっては、その形状・寸法がメーカーご
と、年代ごとに様々で数えきれないほど多数の種類が存
在し、古いサッシ外枠にそのまま適合する新しいサッシ
窓を調達することは極めて困難であることから、サッシ
外枠を残してサッシ窓のみを取り替えることはほとんど
行われていない。
【0003】そこで、サッシ窓を取り替える場合には、
図2に示す如く、壁11に埋設されている古いサッシ外
枠を取外し、新規なサッシ外枠12とサッシ窓13を取
り付ける方法や、図3に示す如く、古いサッシ外枠14
を残したまま、その内側に一回り小さい1対の新しいサ
ッシ外枠15とサッシ窓16を取り付け、古いサッシ外
枠14と新しいサッシ外枠15との間を充填剤で密封す
る方法により施工されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のサッシ窓の取替え方法のうち、壁に埋設されて
いる古いサッシ外枠を取外す図2に示す方法にあって
は、共同住宅においてサッシ外枠が共有部分に属すると
判断されると共有部分のサッシ外枠を個人で勝手に取り
替えることは困難となり、かつそれが認められた場合で
あっても壁を壊す工事のために左官等色々な職方を必要
とし部屋内が長期間専有される大工事となるものであ
り、また2階以上であればさらに足場が必要となり多大
な費用を要するものとなっていた。
【0005】また、古いサッシ外枠を残しその内側に一
回り小さい1対のサッシ外枠とサッシ窓を取り付ける図
3に示す方法にあっては、窓の寸法すなわち開口寸法が
一回り小さくなることからグレードアップ感が損なわ
れ、かつ床面17と同じ高さに設置されたテラス戸の場
合にはサッシ下枠15aが床面17から立上ることを余
儀なくされ、この立上りにつまずく虞れもあった。
【0006】そこで、本発明にあっては、壁に埋め込ま
れたサッシ外枠をそのまま活かすことで、開口寸法を変
えることなく、かつ壁を壊す工事のために部屋内を長期
間専有することなく、そして多大な費用を要することな
くサッシ窓を取替えることのできるサッシ窓の取替え方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成すべ
く、本発明のサッシ窓の取替え方法は、建物の開口部に
係合するサッシ外枠と該サッシ外枠内を摺動移動するサ
ッシ窓からなる引き戸のサッシ構造において、前記開口
部に係合するサッシ外枠を取外すことなく従前のサッシ
窓のみを取外して前記サッシ外枠の内径寸法、枠見込、
レール幅、レール形状、戸車形状、戸当たり形状等のデ
ータを測定し、該データに適合する新規なサッシ窓を仮
組立てした後、この仮組立てサッシ窓を前記サッシ外枠
に仮にはめ込んで前記サッシ外枠との係合状態をチェッ
クし、前記サッシ外枠に対し隙間やがたつきがなく適合
するように前記仮組立てサッシ窓を調整してはめ込むこ
とを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のサッシ窓の取替
え方法を示し、図中1は壁に埋め込まれている従前のサ
ッシ外枠、2はこのサッシ外枠1にはめ込まれる新規な
サッシ窓である。引き戸のサッシ構造はメーカー・年代
ごとに多数種存在する住宅用サッシである
【0009】まず取り替える対象である従前のサッシ窓
をサッシ外枠から取外し、従前のサッシ外枠1はそのま
まの状態で残す。そして、従前のサッシ外枠1につい
て、その内径寸法、枠見込、レール幅、レール形状、戸
車形状、戸当たり形状等の各種データを測定する。この
データ測定に要する時間は、30分程度である。その
際、サッシ外枠1にサッシ窓の性能に影響を及ぼす損傷
がある場合には必要に応じて適宜補修する。すなわち、
サッシ窓の戸車が滑るサッシ外枠1のレールが損傷して
いる場合には、レールの上に新たなレール部材をかぶせ
る等の補修を行う。この採寸等各種データの測定の終了
後、従前のサッシ窓をサッシ外枠1に戻しておく。
【0010】つぎに、ユーザーの所望するサッシ窓の仕
様、例えば標準仕様若しくはペアガラスや小窓付き等の
各種付加仕様と、従前のサッシ外枠1を測定して得られ
た内径寸法、枠見込、レール幅、レール形状、戸車形
状、戸当たり形状等の各種データを作業場に持ち帰り、
各種データに適合する新規なサッシ窓を仮組立てする。
ただし前述した如く、従来の小さな戸車を新しい同サイ
ズの戸車へ交換することが困難でかつ交換しても好適な
性能を得られない場合には、大きいサイズの戸車にする
等の性能のグレードアップを伴う変更を適宜行うもので
ある。
【0011】このようにして仮組立てされた新規なサッ
シ窓2を再び現場に持込み、部屋の内部から従前のサッ
シ外枠1にはめ込んでみる。そして、従前のサッシ外枠
1に対する新規なサッシ窓2の係合の具合、すなわち当
たり、こすり、隙間、がたつき等がないかをチェックし
ながら新規なサッシ窓2を調整する。この仮はめ込み調
整は、洋服の場合の仮縫いに相当するものであり、1時
間もあれば充分である。そして、仮組立ての新規なサッ
シ窓2に最終の再加工を施すべく作業場に持ち帰る。
【0012】作業場に持ち帰った仮組立ての新規なサッ
シ窓2に対し、再加工・再調整を行い、この新規なサッ
シ窓2を再度現場に持込み、従前のサッシ外枠1にはめ
込む。そして、戸当たり、召し合わせ等の微妙な調整が
必要な部分について特にチェックしながら充分に調整を
行って、本はめ込みを完了する。
【0013】このように、現場における作業時間はせい
ぜい2、3時間程度と従来の工法と比べてきわめて短く
て済み、またサッシ外枠を交換したりコーキング工事を
することによる出費も不要で、サッシ窓を廉価に取替え
ることができるものである。
【0014】尚、上述した作業工程における仮縫いに相
当する仮はめ込み調整は、必ずしも必須のものではな
く、例えば同一形状のサッシ構造が用いられている団地
の住宅等にあっては、仮はめ込み調整を2,3回行うこ
とで、新規なサッシ窓の精細な寸法形状のデータが得ら
れることから、この精細データ取得以降は新規なサッシ
窓の仮組立ては不要となり、いきなり本はめ込み調整を
行うことも可能となるものである。
【0015】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明のサッシ窓の
取替え方法によれば、サッシ外枠を取外すことなく従前
のサッシ窓のみを取外してサッシ外枠の内径寸法、枠見
込、レール幅、レール形状、戸車形状、戸当たり形状等
のデータを測定し、該データに適合する新規なサッシ窓
を仮組立てした後、この仮組立てサッシ窓をサッシ外枠
に仮にはめ込んでサッシ外枠との係合状態をチェック
し、サッシ外枠に対し隙間やがたつきがなく適合するよ
うに仮組立てサッシ窓を調整してはめ込むことで、壁に
埋め込まれた従前のサッシ外枠をそのまま活かすことで
開口寸法が変わらずまた床から立上りが生ずることなく
好適であるとともに、従来の工法の如く壁を壊す工事の
ために部屋内を長期間専有することなく、そしてサッシ
外枠を交換したりコーキング工事をする多大な費用を要
することなくきわめて廉価にサッシ窓を取替えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサッシ窓の取替え方法を示す説明図で
ある。
【図2】従来のサッシ窓の取替え方法を示す説明図であ
る。
【図3】従来のサッシ窓の取替え方法を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 従前のサッシ外枠 2 新規なサッシ窓 11 壁 12 サッシ外枠 13 サッシ窓 14 古いサッシ外枠 15 新しいサッシ外枠 15a サッシ下枠 16 サッシ窓 17 床面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の開口部に係合するサッシ外枠と該
    サッシ外枠内を摺動移動するサッシ窓からなる引き戸の
    サッシ構造において、前記開口部に係合するサッシ外枠
    を取外すことなく従前のサッシ窓のみを取外して前記サ
    ッシ外枠の内径寸法、枠見込、レール幅、レール形状、
    戸車形状、戸当たり形状等のデータを測定し、該データ
    に適合する新規なサッシ窓を仮組立てした後、この仮組
    立てサッシ窓を前記サッシ外枠に仮にはめ込んで前記サ
    ッシ外枠との係合状態をチェックし、前記サッシ外枠に
    対し隙間やがたつきがなく適合するように前記仮組立て
    サッシ窓を調整してはめ込むことを特徴とするサッシ窓
    の取替え方法。
  2. 【請求項2】 引き戸のサッシ構造はメーカー・年代ご
    とに多数種存在する住宅用サッシであることを特徴とす
    る請求項1記載のサッシ窓の取替え方法。
JP18306897A 1997-06-24 1997-06-24 サッシ窓の取替え方法 Pending JPH1113352A (ja)

Priority Applications (1)

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JP18306897A JPH1113352A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 サッシ窓の取替え方法

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JP18306897A JPH1113352A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 サッシ窓の取替え方法

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Publication Number Publication Date
JPH1113352A true JPH1113352A (ja) 1999-01-19

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ID=16129193

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JP18306897A Pending JPH1113352A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 サッシ窓の取替え方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10213201B2 (en) 2015-03-31 2019-02-26 Ethicon Llc Stapling end effector configured to compensate for an uneven gap between a first jaw and a second jaw

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10213201B2 (en) 2015-03-31 2019-02-26 Ethicon Llc Stapling end effector configured to compensate for an uneven gap between a first jaw and a second jaw

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