JP2001329690A - 建造物の建造方法、建築設備ユニットの交換方法並びにこれに用いる建築設備ユニット - Google Patents

建造物の建造方法、建築設備ユニットの交換方法並びにこれに用いる建築設備ユニット

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JP2001329690A
JP2001329690A JP2000149070A JP2000149070A JP2001329690A JP 2001329690 A JP2001329690 A JP 2001329690A JP 2000149070 A JP2000149070 A JP 2000149070A JP 2000149070 A JP2000149070 A JP 2000149070A JP 2001329690 A JP2001329690 A JP 2001329690A
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Hironobu Yamada
広信 山田
Akira Ryoji
彰 良子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築工事費用を低額にすると共に、内装部
材、外装部材又は住宅設備の交換工事や補修工事が構造
躯体を傷つけることなく簡便に行える建造物の建造方法
並びにこれに用いる建築設備ユニットを提供する。 【解決手段】 本発明の建造物の建造方法は、建造物の
構造躯体10に定規枠20を取り付け、定規枠20に躯
体側接続部材21を取り付け、建築設備ユニット枠32
に設備側接続部材33を取り付け、躯体側接続部材21
と設備側接続部材33とを固定し、定規枠20と建築設
備ユニット枠32との隙間に隠蔽用化粧部材40を取り
付けることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンションや業務
用ビルのように躯体に内装部材、外装部材並びに住宅設
備を取り付けて建造物を建築する建造物の建築方法に関
し、特に躯体に対して内装部材、外装部材並びに住宅設
備を着脱自在としてリフォームが簡便に行える建造物の
建築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のマンションや業務用ビルの
施工システムの説明図である。発注者は設計者に建造物
の設計を依頼する。設計者により設計された建造物に基
づいて、発注者はゼネラルコントラクター(総合請負会
社)に建造物の建造を発注する。総合請負会社は、業種
別サブコントラクターに発注する。業種別サブコントラ
クターには、基礎、構造躯体、空調換気設備、給水給湯
設備、排水設備、電気設備、通信設備、防災設備、内装
部材、外装部材がある。業種別サブコントラクターは二
次下請業者に発注して、二次下請業者が実際の工事を担
当している。
【0003】このような従来の施工システムによると、
設計者が設計した建造物を総合請負会社、業種別サブコ
ントラクター並びに二次下請業者の重層構造により施工
しているので、専門家集団による安定した品質の建造物
が発注者の当初の意思に従って建造されて行く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マンションや
業務用ビルの発注者にとっては、建造物のTCO(Total
Cost of Ownership)を考慮すると、建築工事費用ばかり
でなく、維持補修費用や解体コストも少なくない。ま
た、マンションの所有者にとって、家族構成の変化のよ
うなライフサイクルの変動に応じて内装部材を安価に交
換できれば便利である。また、業務用ビルにおいてもテ
ナントの好みに従い内装工事が頻繁に行われている。
【0005】ところが、従来の設計者は維持補修費用や
解体コストもさほど考慮しておらず、初期投資である建
築工事費用を削減するため、構造躯体と内装部材、外装
部材並びに住宅設備を一体に施工している。そこで、将
来発生するであろう補修工事にあたっては、構造躯体を
傷つけないと内装部材、外装部材又は住宅設備の交換工
事や補修工事ができず、維持補修費用や解体コストが却
って増大するという課題があった。また、在来工法では
大工さんが構造躯体と内装部材、外装部材並びに住宅設
備を一体に手配している為、調整コストが高額となり、
建築工事費用を低額にする余地があった。
【0006】本発明は上述する課題を解決するもので、
建築工事費用を低額にすると共に、内装部材、外装部材
又は住宅設備の交換工事や補修工事が構造躯体を傷つけ
ることなく簡便に行える建造物の建造方法並びに建築設
備ユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の建造物の建造方法は、図1に示すように、建造物の
構造躯体10に定規枠20を取り付け、定規枠20に躯
体側接続部材21を取り付け、建築設備ユニット枠32
に設備側接続部材33を取り付け、躯体側接続部材21
と設備側接続部材33とを固定し、定規枠20と建築設
備ユニット枠32との隙間に隠蔽用化粧部材40を取り
付けることを特徴とするものである。
【0008】このように構成された建造物の建造方法に
おいて、建造物の構造躯体に定規枠を取り付ける工程を
有する為、構造躯体の施工業者の責任範囲は定規枠まで
であることが明確になる。定規枠は、建造物の構造躯体
に定規枠を取り付けた後に躯体側接続部材を取り付ても
よく、また、建造物の構造躯体に躯体側接続部材を装着
済みの定規枠を取り付けるものでもよい。定規枠によ
り、工事前に建築設備ユニットを確実に設置できること
が明認でき、繁雑な調整工事をしなくて済む。また、建
築設備ユニット枠に設備側接続部材を取り付け、躯体側
接続部材と該設備側接続部材とを固定する工程としてい
るので、建築設備ユニットの施工業者の責任範囲は、建
築設備ユニット枠並びに躯体側接続部材と設備側接続部
材の固定であることが明確となる。さらに、躯体側接続
部材と該設備側接続部材とを固定する工程とすること
で、建築設備ユニットの着脱による建築設備ユニットや
下地への損傷が防止でき、リニューアルやリフォーム工
事が容易に行える。また、定規枠と建築設備ユニット枠
との隙間に隠蔽用化粧部材を取り付ける工程とすること
で、壁を仕上げた後でも建築設備ユニットの設置工事が
行え、工期調整の繁雑さが軽減される。
【0009】好ましくは、本発明の建造物の建造方法
は、躯体側接続部材と設備側接続部材との固定の際に、
取り付け時の位置調整を行う工程を有すると、取り付け
時の調整が容易に行え、専門工でなくても簡易に設置工
事が行える。また、本発明の建造物の建造方法は、定規
枠は取付標準位置マークを有し、建築設備ユニット枠は
設置標準位置マークを有し、躯体側接続部材と設備側接
続部材との固定にあたり取付標準位置マークと設置標準
位置マークとを位置合わせする工程を有すると、建築設
備ユニットの所定位置への設置を簡易に行うことができ
る。また、定規枠の取付標準位置マークは、部屋の基準
レベルとの相関位置関係のチェックにも用いることがで
き、専門工でなくても施工精度が向上する。なお、定規
枠は建造物の構造躯体と独立に設けるのに代えて、該構
造躯体の縁に併設される構造でもよい。
【0010】上記目的を達成する本発明の建築設備ユニ
ットの交換方法は、建造物の構造躯体取り付けられた定
規枠に固定される建築設備ユニットの交換にあたり、次
の工程を有するものである。第1の工程は、定規枠と建
築設備ユニットに設けられた建築設備ユニット枠との隙
間に取り付けられた隠蔽用化粧部材を取外す。第2の工
程では、定規枠に取り付けられた躯体側接続部材と、建
築設備ユニット枠に取り付けられた設備側接続部材との
固定を解除する。第3の工程では、付設する建築設備ユ
ニット枠に設備側接続部材を取り付ける。第4の工程で
は、躯体側接続部材と設備側接続部材とを固定する。第
5の工程では、定規枠と付設する建築設備ユニット枠と
の隙間に隠蔽用化粧部材を取り付ける。
【0011】上記目的を達成する本発明の建築設備ユニ
ットは、外縁に建築設備ユニット枠が装着されている建
築設備ユニット枠に設備側接続部材を取り付け、設備側
接続部材は、建造物の構造躯体に装着された定規枠に取
り付けられた躯体側接続部材と固定される構成としてい
る。ここで、建築設備ユニットはクラッディング設置ユ
ニット、床壁天井下地ユニット、可変壁ユニット、開口
部設置ユニット、家具設置ユニット、住宅設備ユニッ
ト、空調換気ユニットの少なくとも一つを有するもので
ある。また、クラッディング設置ユニットは、サッシ、
戸境又は外壁の少なくとも一つを有するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施の形態を説
明する要部の平面断面図である。図において、構造躯体
10は鉄骨鉄筋コンクリートSRCで建設される建造物
の骨格をなすもので、例えば柱、床、構造壁、ラーメン
等で構成され、スケルトンとも呼ばれる。定規枠20
は、構造躯体10の建築設備ユニット30の装着位置に
装着されるもので、断面L字形のアングルが躯体側接続
部材21として取り付けられている。定規枠20には、
躯体側接続部材21を取り付けるガイドを設けると、繁
雑な計測作業を行うことなく、躯体側接続部材21を取
り付けることができる。
【0013】建築設備ユニット30は、図7に示すよう
に、二次壁、インテリア、専用設備に分類される。二次
壁は外装部材に該当するもので、外壁、戸境壁、サッシ
がある。インテリアは内装部材に該当するもので、床下
地、壁下地、天井下地、壁パネル、内装仕上、木工造
作、建具、家具、キッチン、ユニットバス、洗面化粧
台、衛生器具、照明器具等がある。専用設備には、空調
換気、給水給湯、排水、電気、通信、防災等がある。建
築設備ユニット枠32は、建築設備ユニット30の外縁
に装着されと共に、断面L字形のアングルが設備側接続
部材33として取り付けられている。
【0014】ボルト22とナット23は、躯体側接続部
材21と設備側接続部材33とを固定する部材である。
隠蔽用化粧部材40は、定規枠20と建築設備ユニット
枠32との隙間を覆う状態に取り付けられる板材で、壁
を仕上げた後でも建築設備ユニットの設置工事が行える
べく配慮されている。
【0015】図2は躯体側接続部材と設備側接続部材の
詳細を説明する平面図で、(A)は設備側接続部材、
(B)は躯体側接続部材を示している。設備側接続部材
33は、小判穴336を有する当接面332と、建築設
備ユニット枠32に固定される固定面334を有してい
る。躯体側接続部材21は、小判穴216を有する当接
面212と、定規枠20に固定される固定面214を有
している。小判穴336と小判穴216は、小判穴の長
軸方向が概ね十字にクロスしていることで、定規枠20
と建築設備ユニット枠32との位置決めが厳密になされ
ない場合でも、取付誤差を予め許容する構造となってい
る。
【0016】図3は定規枠の正面図である。定規枠20
は、天井側枠材202、床側枠材204並びに4個の壁
側枠材206より構成されている。定規枠20の内側寸
法は、高さH1、幅W1となっている。建築設備ユニッ
ト30は、例えばサッシやドア等の出入口用のもので、
外側寸法は高さH0、幅W0となっている。インターフ
ェース50は、定規枠20に建築設備ユニット30を装
着するのに用いる部材で、例えば図1に示す躯体側接続
部材21、設備側接続部材33並びにボルト22とナッ
ト23が該当している。インターフェース50は、定規
枠20の内縁と建築設備ユニット30の外縁との間隙寸
法がDになっている。定規枠20は取付標準位置マーク
208を有し、建築設備ユニット30に装着される建築
設備ユニット枠32は設置標準位置マーク34を有して
いる。施工業者は、躯体側接続部材21と設備側接続部
材33との固定にあたり、取付標準位置マーク208と
設置標準位置マーク34とを位置合わせすることで、建
築設備ユニット30の所定位置への設置を簡易に行うこ
とができる。
【0017】図4は新築工事における施工フローチャー
トである。まず最初に躯体工事が行われる(S10)。
次に建築設備ユニットの設置工事として、建造物の外壁
工事であるクラディング(cladding)が行われ(S1
2)、続いて固定壁下地(S14)、表装壁下地(S1
6)、ユニットバスUB設置(S18)が同時並行で施
工される。次に床下地(S20)、天井下地(S22)
と続いて施工される。続いて、可動壁下地(S24)、
ボード張り(S26)、可動パネル設置(S28)、住
宅設備設置(S30)が同時並行で施工される。次に天
井壁仕上(S32)、家具設置(S34)、開口部設置
(S36)と続いて施工され、最後に床仕上が行われる
(S40)。他方、マンションにおける専用部分の設備
工事はクラディングと床仕上の間で随時行われる(S3
8)。クラディング、家具、開口部の設置や専用部分の
設備工事等では、建築設備ユニット30の設置工事とし
て行い、定規枠20とインターフェース50の取付工事
が付帯して行われる。
【0018】図5はリニューアル工事における施工フロ
ーチャートで、(A)はクラディングの取替え、(B)
は内部間取りの変更であって建築設備ユニットの交換が
ない場合、(C)は家具、開口部の変更を示している。
クラディングの取替え施工では、まず建築設備ユニット
30であるクラディングからインターフェース50を取
外す(S50)。次に、既設のクラディングを取外し
(S52)、新規クラディングを設置する(S54)。
そして、新規クラディングにインターフェース50を設
置する(S56)。
【0019】内部間取りの変更施工では、まず建築設備
ユニット30である家具、開口部からインターフェース
50を取外す(S60)。次に、既設の家具、開口部を
取外し(S62)、可動壁を移動して(S64)、取外
した家具、開口部を設置する(S66)。最後に、設置
した家具、開口部にインターフェース50を設置する
(S68)。家具、開口部の変更施工では、まず建築設
備ユニット30である家具、開口部からインターフェー
ス50を取外す(S70)。次に、既設の家具、開口部
を取外し(S72)、交換する新規の家具、開口部を設
置する(S74)。最後に、設置した家具、開口部にイ
ンターフェース50を設置する(S76)。
【0020】図6はマンションの一室における建築設備
ユニットの平面図である。サッシ301はクラディング
設置ユニットの一種で、ここではバルコニーとリビング
ダイニングLDの境界に乾式着脱工法で設置される。戸
境302はマンションの各住戸を仕切る壁で、ここでは
クラディング設置ユニットの一種として、乾式遮音耐火
ウォールが用いられている。外壁303はクラディング
設置ユニットの一種で、構造躯体に乾式着脱工法で装着
されている。床壁天井下地ユニット304は、フリーフ
ロア工法を採用しており、寝室ユニットや和室ユニット
に用いられる。
【0021】住宅設備ユニット305は、ユニットバ
ス、洗面化粧台、便器、システムキッチンのように、給
排水、電気工事、ガス工事の必要なユニットである。開
口部設置ユニット306は、和室とリビングダイニング
LDの境界に設けられた敷居と引き戸のユニットで、乾
式ケーシング工法により施工される。可変家具ユニット
307は、リビングダイニングLDの戸境302に設置
されるシステム収納家具である。家具設置ユニット30
8は、和室に設けられる押入れユニットや洋室に設けら
れるクローゼットユニットで、キャビテール工法により
設置されるユニット家具である。空調排気ユニット30
9は、戸境302や外壁303に沿ってコの字状に取り
付けられるもので、例えば光クリーン換気システムが採
用される。可動壁ユニット310は和室、寝室、洋室と
廊下を区切る壁を可動としたもので、システムパネル工
法が採用される。
【0022】図7は建築設備ユニットと工事総合請負グ
ループの関係を示す図である。建築設備ユニットは、前
述したように、二次壁、インテリア、専用設備に分類さ
れる。これに対して、工事総合請負グループは、建築設
備ユニット卸売り業者、コラボレーショングループ、建
設管理(コンストラクションマネジメント)並びにイン
テリアデザインにより結成される。コラボレーショング
ループは、発注者、設計者、建築設備ユニットメーカ
ー、施工業者間の共同作業により、発注者にとって最適
な建築設備ユニットの組合せを提案する。提案には、価
格、工期、居住性などが含まれる。
【0023】尚、上記実施例においてはインターフェー
スとして躯体側接続部材、設備側接続部材並びにボルト
とナットの組合せを使用する場合を示したが、本発明は
これに限定されるものではなく、要するに定規枠に建築
設備ユニットを装着するのに用いる部材であって、建築
設備ユニットが交換可能であると共に、交換作業の際に
建築設備ユニットや構造躯体の表面に傷がつかないもの
であればよい。例えば、インターフェースとして樹脂製
の接合部材を用い、交換作業際には剥離材により容易に
建築設備ユニットが交換できるものであればよい。ま
た、定規枠として構造躯体に装着される場合を示した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、構造躯体
の縁を精度良く仕上げたものでもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の建造物の
建造方法によれば、建造物の構造躯体に定規枠を取り付
ける工程を有する為、構造躯体の施工業者の責任範囲は
定規枠までであることが明確になる。定規枠により、工
事前に建築設備ユニットを確実に設置できることが明認
でき、繁雑な調整工事をしなくて済む。また、建築設備
ユニット枠に設備側接続部材を取り付け、躯体側接続部
材と該設備側接続部材とを固定する工程としているの
で、建築設備ユニットの施工業者の責任範囲は、建築設
備ユニット枠並びに躯体側接続部材と設備側接続部材の
固定であることが明確となる。さらに、躯体側接続部材
と該設備側接続部材とを固定する工程とすることで、建
築設備ユニットの着脱による建築設備ユニットや下地へ
の損傷が防止でき、リニューアルやリフォーム工事が容
易に行える。また、定規枠と建築設備ユニット枠との隙
間に隠蔽用化粧部材を取り付ける工程とすることで、壁
を仕上げた後でも建築設備ユニットの設置工事が行え、
工期調整の繁雑さが軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態を説明する要部の平面
断面図である。
【図2】 躯体側接続部材と設備側接続部材の詳細を説
明する平面図である。
【図3】 定規枠の正面図である。
【図4】 新築工事における施工フローチャートであ
る。
【図5】 リニューアル工事における施工フローチャー
トである。
【図6】 マンションの一室における建築設備ユニット
の平面図である。
【図7】 建築設備ユニットと工事総合請負グループの
関係を示す図である
【図8】 従来のマンションや業務用ビルの施工システ
ムの説明図である。
【符号の説明】
10 構造躯体 20 定規枠 21 躯体側接続部材 30 建築設備ユニット 32 建築設備ユニット枠 33 設備側接続部材 40 隠蔽用化粧部材 50 インターフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 良子 彰 東京都新宿区新宿一丁目31番7号709 有 限会社プロジェクト・マネジメント・アソ シエイツ内 Fターム(参考) 2E025 BA01 BA06 BB02 BC00 2E174 DA07 DA40

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物の構造躯体に定規枠を取り付け、 該定規枠に躯体側接続部材を取り付け、 建築設備ユニット枠に設備側接続部材を取り付け、 該躯体側接続部材と該設備側接続部材とを固定し、 該定規枠と該建築設備ユニット枠との隙間に隠蔽用化粧
    部材を取り付けることを特徴とする建造物の建造方法。
  2. 【請求項2】 建造物の構造躯体に躯体側接続部材を装
    着した定規枠を取り付け、 建築設備ユニット枠に設備側接続部材を取り付け、 該躯体側接続部材と該設備側接続部材とを固定し、 該定規枠と該建築設備ユニット枠との隙間に隠蔽用化粧
    部材を取り付けることを特徴とする建造物の建造方法。
  3. 【請求項3】 前記躯体側接続部材と前記設備側接続部
    材との固定の際に、取り付け時の位置調整を行うことを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の建造物の建造
    方法。
  4. 【請求項4】 前記定規枠は取付標準位置マークを有
    し、前記建築設備ユニット枠は設置標準位置マークを有
    し、前記躯体側接続部材と前記設備側接続部材との固定
    にあたり該取付標準位置マークと該設置標準位置マーク
    とを位置合わせすることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載の建造物の建造方法。
  5. 【請求項5】 前記定規枠は建造物の構造躯体と独立に
    設けるのに代えて、該構造躯体の縁に併設されることを
    特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の建造
    物の建造方法。
  6. 【請求項6】 建造物の構造躯体取り付けられた定規枠
    に固定される建築設備ユニットの交換方法において、 前記定規枠と前記建築設備ユニットに設けられた建築設
    備ユニット枠との隙間に取り付けられた隠蔽用化粧部材
    を取外し、 前記定規枠に取り付けられた躯体側接続部材と、前記建
    築設備ユニット枠に取り付けられた設備側接続部材との
    固定を解除し、 付設する建築設備ユニット枠に設備側接続部材を取り付
    け、 前記躯体側接続部材と前記設備側接続部材とを固定し、 前記定規枠と前記付設する建築設備ユニット枠との隙間
    に隠蔽用化粧部材を取り付けることを特徴とする建築設
    備ユニットの交換方法。
  7. 【請求項7】 外縁に建築設備ユニット枠が装着されて
    いる建築設備ユニットであって、 前記建築設備ユニット枠に設備側接続部材を取り付け、 前記設備側接続部材は、建造物の構造躯体に装着された
    定規枠に取り付けられた躯体側接続部材と固定されるこ
    とを特徴とする建築設備ユニット。
  8. 【請求項8】 前記建築設備ユニットは、クラッディン
    グ設置ユニット、床壁天井下地ユニット、可変壁ユニッ
    ト、開口部設置ユニット、家具設置ユニット、住宅設備
    ユニット、空調換気ユニットの少なくとも一つを有する
    ことを特徴とする請求項7に建築設備ユニット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7746502B2 (en) 2003-12-02 2010-06-29 Ricoh Company, Ltd. Dither matrix producing method and apparatus, image processing method and apparatus, image forming method and apparatus, program and recording medium
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CN103603503A (zh) * 2013-10-30 2014-02-26 中建钢构有限公司北京分公司 锚栓的安装方法

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