JPH11132454A - ガス遮断制御装置 - Google Patents
ガス遮断制御装置Info
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- JPH11132454A JPH11132454A JP29218697A JP29218697A JPH11132454A JP H11132454 A JPH11132454 A JP H11132454A JP 29218697 A JP29218697 A JP 29218697A JP 29218697 A JP29218697 A JP 29218697A JP H11132454 A JPH11132454 A JP H11132454A
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Abstract
チアップ等によって開栓信号状態となった場合であって
も緊急的にガスを遮断できるようにする。 【解決手段】 電気的パルス信号で開栓と閉栓状態を自
己保持する機構を有した双方向制御弁2と、双方向制御
弁2のコイルに正逆の励磁電流を供給して開栓,閉栓を
行う弁駆動手段3と、弁駆動手段3の閉栓駆動信号入力
時は開栓駆動信号の入力を阻止し、開栓駆動信号入力中
に閉栓駆動信号が入力されると双方向制御弁2を閉栓に
切り替える弁閉栓優先手段7を備えている。これによっ
て、開栓駆動信号状態となった場合でも、閉栓駆動信号
が入力されると双方向制御弁2を閉栓することができ
る。
Description
載したガス遮断弁の開閉制御を行うガス遮断制御装置に
関するものである。
は、ガス使用量の計量表示のみならず地震発生時やガス
の使用流量等から異常状態をマイクロコンピュータが判
定し、緊急時にガスを自動的に遮断する保安機能が搭載
されており、ガスをより安全に安心して使用できるよう
になっている。
装置として遮断弁が搭載され、マイクロコンピュータを
含む電子回路と共に電池電源で制御されている。そし
て、緊急時には前記遮断弁をパルス信号で閉栓してガス
を停止し、開栓はガスメータ本体に設けられた復帰ボタ
ンスイッチによって行なっていた。したがってこの遮断
弁は双方向制御弁ということもできる。
る電流をトランジスタブリッジ回路で切り替え、正逆の
電流を印加して開栓,閉栓するようになっていた。
すようなものが一般的であった。この装置の電磁弁用ソ
レノイドの駆動回路は、一方側が駆動状態にある時に他
方側の駆動入力信号を停止させるように構成されてお
り、電磁弁が同時に開栓状態・閉栓状態に駆動されない
ようになっていた。
ガス遮断装置によれば、双方向制御弁の一方側駆動信号
が入力された時他方側駆動信号の入力を停止させるた
め、マイクロコンピューター等の弁出力信号回路がラッ
チアップ等によって開栓信号状態となった場合、緊急時
にガスを遮断することができなくなるという課題を有し
ていた。
れているか否かの接続状態が検知されていないため信頼
性の面での課題を有していた。
するために、電気的パルス信号で開栓状態と閉栓状態を
自己保持する機構を有した双方向制御弁と、前記双方向
制御弁のコイルに正逆の励磁電流を供給して開栓,閉栓
を行う弁駆動手段と、前記弁駆動手段の電源である電池
と、前記弁駆動手段の閉栓駆動信号入力時は開栓駆動信
号の入力を阻止し、開栓信号入力中に弁閉栓信号が入力
されると双方向制御弁を閉栓に切り替える弁閉栓優先手
段を設けたものである。
駆動信号が入力された時他方側駆動信号の入力を停止さ
せるが、マイクロコンピューター等の弁出力信号回路が
ラッチアップ等によって開栓駆動信号状態となった場合
でも、閉栓駆動信号が入力されると弁閉栓優先手段が開
栓駆動信号を阻止するため双方向制御弁を閉栓すること
ができる。
栓と閉栓状態を自己保持する機構を有した双方向制御弁
と、前記双方向制御弁のコイルに正逆の励磁電流を供給
して双方向制御弁の開閉を行う弁駆動手段と、前記弁駆
動手段の電源である電池と、前記弁駆動手段の閉栓駆動
信号入力時は開栓駆動信号の入力を阻止し、開栓信号入
力中に弁閉栓信号が入力されると電磁弁の閉栓に切り替
える弁閉栓優先手段とを有するものである。そして、弁
閉栓優先手段が、開閉栓駆動信号に入力に対し閉栓駆動
信号を優先させるロジック構成によって、開閉栓駆動信
号の同時入力に於いても必ず閉栓を優先させることがで
きる。
程度の励磁電流を供給し、前記コイルのインダクタンス
時定数の電圧を検出する時定数比較手段によって双方向
制御弁の接続状態を検知する弁接続監視手段を有するも
のである。そして、前記双方向制御弁のコイルインダク
タンスを含む弁固有の過渡特性電圧を検知するため、双
方向制御弁の特定化と接続状態を判定することができ
る。
の開栓側極性に励磁電流を供給することによって、緊急
以外は常時開栓状態にあるガスメータを誤って閉栓させ
ないように生活者を配慮したものである。
説明する。
遮断制御装置に於ける双方向制御弁の駆動回路構成図で
ある。また表1はガス遮断制御装置の双方向制御弁の動
作状態表である。
ム電池、2はガス通路に設けられ、コイル2aに印加す
る電圧極性を切り換えることにより開栓と閉栓ができる
機能を有した双方向制御弁である。
スタブリッジ回路で構成する弁駆動手段3によって制御
される。トランジスタ3aとトランジスタ3bが双方向
制御弁2の閉栓制御で、トランジスタ3cとトランジス
タ3dが開栓制御となるよう接続し、双方向制御弁2の
コイル2aには図の矢印に示す励磁電流が流れる。
方向となる。4は弁駆動手段3のトランジスタ3cと3
dをオン状態に制御する開栓信号ロジック部で、5は同
じくトランジスタ3aと3bをオン状態に制御する閉栓
信号ロジック部である。開栓信号ロジック部4はマイク
ロコンピューター6から開栓駆動信号Voが入力される
よう構成され、一方閉栓駆動信号Vcは弁閉栓優先手段
7に入力される。
入力されると開栓信号ロジック部4に入力される開栓駆
動信号Voの入力を阻止すると共に、開栓信号ロジック
部5を経由して弁駆動手段3のトランジスタ3aと3b
をオンさせるように設けられている。
動信号Voがマイクロコンピュータ6から出力された場
合は、開栓信号ロジック部4を介して弁駆動手段3のト
ランジスタ3cと3dがオン状態となり、双方向制御弁
2のコイル2aには矢印に示すio電流が流れることに
よって開栓される。
ュータ6から出力された場合は、弁閉栓優先手段7のト
ランジスタ7aがオンし、同時にトランジスタ7bがオ
ンとなる。
ジスタ7cをオンさせ、開栓信号ロジック部4の開栓駆
動信号Voの入力を阻止すると同時に、閉栓信号ロジッ
ク部5を介して弁駆動手段3のトランジスタ3aと3b
がオン状態となり、双方向制御弁2のコイル2aには矢
印に示すic電流が流れて閉栓する。
いても閉栓駆動信号Vcが出力されると、双方向制御弁
2の閉栓を優先することになる。
ように、開栓駆動信号Voと閉栓駆動信号Vcが同時に
入力されても、必ず双方向制御弁2は閉栓側に移行する
ようになっている。
接続監視手段の回路構成図である。そして図3は弁接続
監視手段回路のタイミングチャートである。
付してある。9は弁接続監視手段で弁駆動手段3の開栓
トランジスタ3cと並列にトランジスタ9aのコレクタ
出力に抵抗9bを介して接続する。抵抗9bと双方向制
御弁2のコイル接続点の電圧をViとする。
cと9dを直列に接続して電源帰線し、前記抵抗9c,
9dの分圧電圧をVsとする。10は、時定数比較手段
である電圧比較器で、前記Vi電圧とVs電圧を比較判
定し、アンサー信号11をマイクロコンピュータ6へ入
力する。
マイクロコンピュータ6の弁監視制御信号12の出力で
駆動されるトランジスタ13を経由してオンされる。同
時に弁監視制御信号12は駆動手段3のトランジスタ3
dをオンさせるように接続されている。
する。図3はそのタイミングチャートであり、横軸に時
間、縦軸に制御機能を示す。
12はt4時間の時間幅で出力する。時刻t0で弁接続
状態の監視を開始すると、弁駆動手段3のトランジスタ
3dと弁接続監視手段9のトランジスタ9aがオンす
る。
抵抗9bを介して矢印の方向に電流ikが流れる。コイ
ル2aには抵抗分とインダクタンス成分が有り、抵抗9
bとコイル2aの分圧電圧Viは過渡応答特性の電圧曲
線を描く。
には、抵抗9cと9dの分圧比で定まるVs電圧と過渡
特性の電圧Viを比較しその結果をアンサー信号11と
するが、アンサー信号11は、Vi>Vsでは『L』出
力を、Vi<Vsでは『H』出力をマイクロコンピュー
タ6に入力する。時刻t2で電圧比較器の出力が反転す
る。
た判定タイマー部6aは、時刻t1でアンサー信号11
の信号『L』を判定し、時刻t3で『H』信号を判定と
することによって、双方向制御弁2が弁駆動手段3に接
続されていることを認識するのである。時刻t1でアン
サー信号11の『L』を判定するのは、弁接続監視手段
9が正常に作動しているか否かの判定を行うためで、時
定数比較手段10の電圧比較器出力が『L』から『H』
に切り替わることでアンサー信号11を確定する。
続されていない場合のVi電圧は、Vioとなりアンサ
ー信号11は時刻t3においても『L』状態となる。こ
の状態は双方向制御弁2のコイル2aが断線している場
合と同じであり、コイル2aの断線状態も監視すること
が可能となる。
号で開栓と閉栓状態を自己保持する機構を有した双方向
制御弁を、閉栓駆動時は開栓駆動を阻止し、開栓駆動時
は弁閉栓信号が入力されると閉栓に切り替える弁閉栓優
先手段を備えることにより、緊急時にはガスを確実に遮
断することができ、装置の信頼性を高めることができ
る。
スによる過渡特性電圧を検出することで双方向制御弁の
接続状態が監視できる。
開栓側極性に検知電流を供給するため、不用意なガス遮
断を回避することができる。
双方向制御弁の駆動回路図
弁接続監視手段の回路図
Claims (3)
- 【請求項1】 電気的パルス信号によって開栓状態と閉
栓状態とを自己保持する双方向制御弁と、前記双方向制
御弁のコイルに正逆の励磁電流を供給し前記双方向制御
弁の開閉を行う弁駆動手段と、前記弁駆動手段へ電力を
供給する電池電源と、前記弁駆動手段の閉栓駆動信号入
力時は開栓駆動信号の入力を阻止し、開栓駆動信号入力
中に閉栓駆動信号が入力されると前記双方向制御弁を閉
栓に切り替える弁閉栓優先手段とを備えたガス遮断制御
装置。 - 【請求項2】 双方向制御弁のコイルに動作しない程度
の励磁電流を供給し、前記コイルのインダクタンス時定
数の電圧を検出する時定数比較手段によって電磁弁の接
続状態を検知する弁接続監視手段を備えたガス遮断制御
装置。 - 【請求項3】 弁接続監視手段は、双方向制御弁の開栓
側極性に励磁電流を供給する請求項2記載のガス遮断制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29218697A JP3893695B2 (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | ガス遮断制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29218697A JP3893695B2 (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | ガス遮断制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11132454A true JPH11132454A (ja) | 1999-05-21 |
JP3893695B2 JP3893695B2 (ja) | 2007-03-14 |
Family
ID=17778676
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29218697A Expired - Lifetime JP3893695B2 (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | ガス遮断制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3893695B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008286501A (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Rinnai Corp | 電池式のガス燃焼機器 |
JP2009139024A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Paloma Ind Ltd | 湯沸器 |
CN117170285A (zh) * | 2023-09-05 | 2023-12-05 | 中广核工程有限公司 | 一种稳压器喷淋阀控制装置和方法 |
-
1997
- 1997-10-24 JP JP29218697A patent/JP3893695B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008286501A (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Rinnai Corp | 電池式のガス燃焼機器 |
JP2009139024A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Paloma Ind Ltd | 湯沸器 |
CN117170285A (zh) * | 2023-09-05 | 2023-12-05 | 中广核工程有限公司 | 一种稳压器喷淋阀控制装置和方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3893695B2 (ja) | 2007-03-14 |
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