JPH1113107A - ロータンクカバー - Google Patents

ロータンクカバー

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Publication number
JPH1113107A
JPH1113107A JP16868397A JP16868397A JPH1113107A JP H1113107 A JPH1113107 A JP H1113107A JP 16868397 A JP16868397 A JP 16868397A JP 16868397 A JP16868397 A JP 16868397A JP H1113107 A JPH1113107 A JP H1113107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
low tank
tank cover
opening
cover
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP16868397A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Awata
努 粟田
Hideya Koike
英也 小池
Masaki Tomita
勝紀 冨田
Sunao Ikegawa
直 池川
Yoshihisa Matsuda
好央 松田
Hidehiro Nakajima
英博 中島
Naoki Tanimoto
直樹 谷本
Masataka Mizutani
優孝 水谷
Hidetoshi Miyamoto
英俊 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP16868397A priority Critical patent/JPH1113107A/ja
Publication of JPH1113107A publication Critical patent/JPH1113107A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサビーム通過用の開口をシートで覆うこ
とによりロータンクカバーのコストダウンを図る。 【解決手段】 洋風便器1の後部上面にロータンク2が
設置され、このロータンク2がロータンクカバー3で覆
われている。ロータンクカバー3内には、洗浄ノズル1
5,16を備えた温水洗浄装置、温風吹出口17から温
風を吹き出す温風乾燥装置、便鉢19内の臭気を除去す
るための吸着器20及びファン21よりなる脱臭装置が
設置されている。カバーミドル5の前面と右側面とが交
叉する凸角部に開口26が設けられ、この開口26の裏
側にリモコン25からの赤外線を受信する受光素子を有
した受光ユニット27が設置されている。開口26,2
8はシート31によって覆われている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は便器洗浄水を貯留す
るロータンクを覆うロータンクカバーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】洋風便器の後部上面等にロータンクを設
置する場合、後述の第1,2図のように合成樹脂等より
なるロータンクをロータンクカバーで覆うことがある。
【0003】このようにロータンクをロータンクカバー
で覆った場合、温水洗浄装置(臀部を温水で洗浄する装
置)や温風乾燥装置(温水で濡れた臀部に温風を吹き付
けて乾燥させる装置)等の各種の便器用電装品を該ロー
タンクカバー内に設置することが多い。また、この電装
品を操作するためにリモコンをロータンクカバーから離
隔して設置することがある。このリモコンとロータンク
カバー内の受信部とは主として赤外線により信号送信が
行われる。
【0004】この赤外線を透過させるために、従来はロ
ータンクカバーの一部に開口を設け、この開口に赤外線
透過材よりなる開口カバー片を装着することがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような開口カバー
片は合成樹脂の射出成形により成形される。上記の開口
はロータンクカバーのうち湾曲したコーナー部又はその
近傍に設けられることが多いが、ロータンクカバーの品
番が異なり開口付近のロータンクカバー曲率が異なる場
合には、品番毎に専用の開口カバー片を製造する必要が
あり、多品種少量生産となりコスト高となる。
【0006】本発明は、このような問題点を解決し、セ
ンサビーム通過用の開口を安価な材料よりなるカバー材
で覆装することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のロータンクカバ
ーは、便器洗浄水を貯留するロータンクを覆うロータン
クカバーにおいて、該ロータンクカバーの一部にセンサ
ビーム通過用の開口を設けると共に、該ビームを通過さ
せるシートによって該開口を塞いだことを特徴とするも
のである。
【0008】かかるロータンクカバーにあっては、セン
サビーム通過用の開口にシートを装着しており、従来の
開口カバー片に比べ安価となる。このシートはロータン
クカバーの曲率に合わせて自在に湾曲しうるから、開口
付近の曲率が異なる各種品番のロータンクカバーに装着
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】第1図は実施の形態に係るロータ
ンクカバーを備えた洋風便器の斜視図、第2図は同内部
透視図、第3図はロータンクカバーの上部の正面図、第
4図(a)は第3図のIV−IV線に沿う断面図、第4図
(b)はシートの正面図である。
【0010】洋風便器1の後部上面にロータンク2が設
置され、このロータンク2がロータンクカバー3で覆わ
れている。この実施の形態では、ロータンクカバー3は
ベース4上に設置されたカバーミドル5と、このカバー
ミドル5の上側に設置された手洗鉢部6を有したカバー
トップ7とからなる。
【0011】ロータンク2内にはフロート弁装置8、ボ
ールタップ9、該ボールタップ9からの流出水(清水)
を受け入れて温水洗浄装置に供給する清水タンク10等
が設置されている。ボールタップ9には給水管11が接
続されている。また、ボールタップ9から分岐したホー
ス12が手洗吐水管13に接続されている。
【0012】フロート弁装置8は、ロータンクカバー3
のタンクミドル5に設けられたハンドル14によって操
作される。
【0013】ロータンクカバー3内には、洗浄ノズル1
5,16を備えた温水洗浄装置、温風吹出口17から温
風を吹き出す温風乾燥装置、便鉢19内の臭気を除去す
るための吸着器20及びファン21よりなる脱臭装置が
設置されている。
【0014】また、便座23には暖房用のヒータが組み
込まれている。24は便蓋である。この温水洗浄装置、
温風乾燥装置、脱臭装置及びヒータを制御するために、
トイレルームの壁面にリモコン25が設置されている。
【0015】ロータンクカバー3のカバーミドル5の前
面と右側面(着座者にとって右側となる側面)とが交叉
する凸角部に開口26が設けられ、この開口26の裏側
にリモコン25からの赤外線信号を受信する受光素子を
有した受光ユニット27が設置されている。
【0016】この実施の形態にあっては、この開口26
の下側に開口28が設けられ、この開口28の裏側に発
光素子29を有した表示ユニット30が設置されてい
る。
【0017】これらの開口26,28はシート31によ
って覆われている。なお、この実施の形態にあっては開
口26,28付近のカバーミドル5の前面が浅い凹部3
2となっており、シート31はこの凹部32内に配置さ
れ、両面テープや接着剤などの接着手段によって、カバ
ーミドル5に接着されている。凹部32の深さはカバー
31の厚みと等しくなっており、シート31の前面とカ
バーミドル5の前面が面一状に揃っている。
【0018】シート31は全体として赤外線を透過させ
る合成樹脂にて構成されている。このシート31のう
ち、開口28と重なる位置には「運転」、「暖房」の文
字が印刷されると共に、これらの文字の近傍にそれぞれ
可視光の透光部29A,29Bが設けられている。この
透光部29A,29Bの裏側にそれぞれ発光素子(例え
ば発光ダイオード)29、29’(発光素子29’は図
示略)が配置されており、発光素子29、29’が発光
すると各文字の直近領域に光が照射され、該透光部29
A,29Bが明るくなり、運転、暖房が表示されるよう
構成されている。
【0019】なお、第1図から明らかな通り、この開口
26,28付近のカバーミドル5の外面は凸に湾曲して
いる。
【0020】このように構成されたロータンクカバー3
は、開口26,28がシート31で覆われており、従来
のように合成樹脂の射出成形品よりなるカバー片によっ
て開口を覆うものに比べコストが安くて済む。また、ロ
ータンクカバーの品番が異なり開口26,28の位置が
図示のものとは違ったものになったときでもこのシート
31を用いることが可能であり、部材の共通化による少
品種大量生産化と、それによる大幅なコストダウンを実
現できる。
【0021】なお、上記の開口26,28は、便蓋24
の陰にならないようにロータンクカバー3の上部の左又
は右側の凸角部に設けられるのが好ましい。
【0022】この実施の形態では、「運転」、「暖房」
の表示も可能である。この表示は、これ以外のものであ
っても良く、例えば「電源」、「節電」、「部屋暖
房」、「便座ヒータ」、「便座ヒータオートOFF」、
「ノンタッチ便器洗浄」、「自動開閉」、「自動洗
浄」、「温水ヒータ」、「脱臭」、「故障」などであっ
ても良い。
【0023】これらの表示は、機能停止時(未使用時)
には消灯、機能運転時(使用時)には点灯の表示パター
ンとされても良く、また「機能未使用時には消灯」、
「機能を使用しているが運転待機中は点灯、機能運転時
には点滅」のパターンとされても良い。また、故障時に
は故障箇所のLEDを点灯させても良く、「故障」を点
灯させても良い。
【0024】本発明では、本体に搭載した機能が異なる
製品の場合には、シート貼り替えるだけで対応すること
もできる。
【0025】第5図は受光ユニット27をロータンクカ
バーに取り付けるようにした実施の形態を示す断面図で
ある。このロータンクカバーを構成するカバーミドル
5’の内面のうち開口26’の縁部に取付座部40が突
設されており、ユニットマウントケース41がビス42
によって該取付座部40に取り付けられている。このユ
ニットマウントケース41内に受光ユニット27が設置
されている。受光ユニット27はベースプレート45に
固定されており、このベースプレート45がユニットマ
ウントケース41に対し凸部43と爪状フック44とに
よって取り付けられている。なお、開口26’を覆うシ
ート31は両面テープ46によってカバーミドル5’に
取り付けられている。
【0026】本発明は、ロータンクカバーの開口の裏側
に人体検知センサを設け、この人体検知センサの検知信
号によって便座23や便蓋24を自動的に起倒回動させ
たり、膜脱臭装置を作動させるようにした場合にも適用
できる。
【0027】本発明では、第6図のロータンクカバー
3’の如く、ロータンクカバー3’の湾曲面に開口を設
け、この開口の周縁部に平坦ないし略平坦なシート装着
部50を設け、このシート装着部50にシート31を装
着しても良い。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明のロータンクカバー
は、センサビーム通過用の開口をシートで覆うようにし
たものであり、ロータンクカバーの製造コストダウンを
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るロータンクカバーを備えた洋
風便器の斜視図である。
【図2】図1の洋風便器の内部透視斜視図である。
【図3】図1のロータンクカバーの上部の正面図であ
る。
【図4】(a)図は図3のIV−IV線に沿う断面図、
(b)図はシートの正面図である。
【図5】受光ユニットの取付例を示す断面図である。
【図6】別の実施の形態に係るロータンクカバーの斜視
図である。
【符号の説明】
1 洋風便器 3,3’ ロータンクカバー 4 ベース 5 カバーミドル 7 カバートップ 15,16 洗浄ノズル 20 臭気の吸着器 21 脱臭ファン 25 リモコン 26,28 開口 31 シート 50 シート装着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池川 直 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 松田 好央 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 中島 英博 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 谷本 直樹 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 水谷 優孝 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 宮本 英俊 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器洗浄水を貯留するロータンクを覆う
    ロータンクカバーにおいて、 該ロータンクカバーの一部にセンサビーム通過用の開口
    を設けると共に、該ビームを通過させるシートによって
    該開口を塞いだことを特徴とするロータンクカバー。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記開口は前記ロー
    タンクカバーの湾曲面に設けられており、前記シートは
    この湾曲面と同一面となるように湾曲して該ロータンク
    に対し接着されていることを特徴とするロータンクカバ
    ー。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記開口は前記ロー
    タンクカバーの湾曲面に設けられており、該開口の周縁
    部にはこの湾曲面よりも平坦なシート装着面が設けられ
    ており、前記シートは該シート装着面に装着されている
    ことを特徴とするロータンクカバー。
JP16868397A 1997-06-25 1997-06-25 ロータンクカバー Pending JPH1113107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16868397A JPH1113107A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 ロータンクカバー

Applications Claiming Priority (1)

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JP16868397A JPH1113107A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 ロータンクカバー

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Publication Number Publication Date
JPH1113107A true JPH1113107A (ja) 1999-01-19

Family

ID=15872545

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JP16868397A Pending JPH1113107A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 ロータンクカバー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002212996A (ja) * 2001-01-19 2002-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd トイレ洗浄装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002212996A (ja) * 2001-01-19 2002-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd トイレ洗浄装置
JP4513212B2 (ja) * 2001-01-19 2010-07-28 パナソニック株式会社 トイレ洗浄装置

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