JPH11130505A - 鉄道軌道用グラウト組成物 - Google Patents

鉄道軌道用グラウト組成物

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JPH11130505A
JPH11130505A JP31467397A JP31467397A JPH11130505A JP H11130505 A JPH11130505 A JP H11130505A JP 31467397 A JP31467397 A JP 31467397A JP 31467397 A JP31467397 A JP 31467397A JP H11130505 A JPH11130505 A JP H11130505A
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JP
Japan
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binder
grout
grout composition
weight
cement
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Application number
JP31467397A
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English (en)
Inventor
Hajime Wakui
一 涌井
Hiromi Inoue
寛美 井上
Yoshihide Shimoyama
善秀 下山
Takashi Ayada
隆史 綾田
Rie Matsuno
理恵 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Railway Technical Research Institute
Nihon Cement Co Ltd
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
Nihon Cement Co Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/30Water reducers, plasticisers, air-entrainers, flow improvers
    • C04B2103/302Water reducers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で品質が安定しており、しかも流動性が
よく高耐久性のグラウト組成物が得られるようにする。 【解決手段】 セメントおよび膨張材を含む結合材と骨
材とを有するグラウト材あって、膨張材を結合材に対し
て内割りで5〜30重量%,ナフタリンスルホン酸塩系
高性能減水剤を結合材に対して0.4〜1.0重量%,
有機系収縮低減剤を結合材に対して1〜5重量%,およ
び材料分離低減材を結合材に対して0.05〜0.5重
量%配合してグラウト組成物を得る。結合材には、内割
りで70重量%以下のスラグ微粉末を含ませるようにし
てもよく、また骨材として、砂の他に砂利を、砂利以外
のグラウト組成物に水を添加してなるスラリー全体に対
して、さらに容積で40%以下加えるようにしてもよ
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道軌道を施工す
る際に用いられるセメント系グラウト組成物に係り、特
にモルタル道床型,フローティング型およびセミ・フロ
ーティング型のラダー軌道に適用するのに好適な鉄道軌
道用グラウト組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄道の線路にはバラスト軌道が用
いられていたが、敷設後の保守作業にかなりの労力を必
要とするため、メンテナンスフリーの軌道構造が求めら
れるようになってきている。その1つとして、図1に示
すように軌道スラブ1と路盤コンクリート2との間にグ
ラウト材3を充填したスラブ軌道があり、軌道スラブ1
上には、締結装置4を介してレール5が敷設されるよう
になっている。このスラブ軌道に用いられるグラウト材
3としては、セメントアスファルトモルタル(CAモル
タル)が多用されている。これは、レール5に直結する
軌道スラブ1と路盤コンクリート2との間のグラウト材
3に、列車走行時の荷重,衝撃,振動等を吸収分散する
緩衝層としての役目を持たせるためである。
【0003】CAモルタルとしては、例えば特公昭51
−41130号公報に示されているように、セメント,
アスファルト乳剤,膨張材,およびカルシウムアルミネ
ートと無機硫酸塩との混合物等からなるもの、あるいは
特公昭55−40722号公報に示されているように、
セメント,アスファルト乳剤,比重1.0以上のビーズ
状合成樹脂発泡体,収縮防止剤,および導入空気等から
なるもの、さらには特開平3−5350号公報に示され
ているように、セメント,石灰系混和材,瀝青乳剤,細
骨材,消泡剤,発泡材,高炉スラグあるいはポゾラン材
等からなるもの等が知られている。
【0004】ところでCAモルタルは、経時変化によっ
て弾性が失われ、前記緩衝層としての役目が不充分とな
るため、近年ではゴム板(スラブパッド)を軌道スラブ
の下部に敷設し、その下部にCAモルタルを充填する構
造が採られるようになってきている。
【0005】また最近では、スラブ軌道における経済
性,対環境性(騒音・振動),および耐久性を改善した
モルタル道床型のラダー軌道が提案されている。このラ
ダー軌道は、図2に示すように、上面に締結装置12を
介してレール13が敷設されるコンクリート製のラダー
マクラギ11と、左右のラダーマクラギ11を相互に連
結するスチール製の継材14と、路盤鉄筋コンクリート
15と、ラダーマクラギ11と路盤鉄筋コンクリート1
5との間にゴム板製のマクラギパッド16を介し充填さ
れるモルタル17とからなるもので、このラダー軌道に
適した充填用のモルタル17として、安価で耐久性に優
れたグラウト組成物が求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】モルタル道床型のラダ
ー軌道では、必要な弾性はマクラギパッド16で得るよ
うに設計されているため、このラダー軌道に用いられる
モルタル17には、従来のCAモルタルに付与されてい
るような弾性は必要ではなく、CAモルタルを流用した
場合にはコスト高となる。また、CAモルタルでは、ス
ラブ軌道用のグラウト材としての要求品質を満たす必要
から、前述のように発泡剤,消泡剤および高分子乳剤等
の混和材(混和剤)を用いているため、貯蔵および製造
上において一定の品質を保つことが容易でない。
【0007】またCAモルタルは、アスファルト特有の
性質である温度依存性が高いため、高温時のアスファル
ト軟化による強度不足や、低温時の脆化による不具合が
生じるおそれがある。このため、場合によっては温暖地
用と寒冷地用との2タイプを用意して対処する必要があ
る。
【0008】またCAモルタルでは、アスファルト乳剤
等の有機系材料の占める割合が大きいため、有機系材料
の劣化に伴なうグラウト組織の空洞化により、強度,凍
結溶解抵抗性および繰返し荷重に対する抵抗性の低下が
生じ易いという問題もある。
【0009】このように、CAモルタルはモルタル道床
型ラダー軌道用のモルタル17としては不向きである
が、スラブ軌道においても、前述のようにゴム板(スラ
ブパッド)を軌道スラブ下部に敷設する場合には、この
ゴム板で必要な弾性が得られるようにすることにより、
必ずしもCAモルタルを用いる必要はない。
【0010】本発明は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、安価でしかも温度に対する影響を受けるおそれがほ
とんどなく品質が安定した鉄道軌道用グラウト組成物を
提供することを目的とする。
【0011】本発明の他の目的は、温暖地用と寒冷地用
とに区別することなく一種類の配合で両者をカバーする
ことができる鉄道軌道用グラウト組成物を提供するにあ
る。
【0012】本発明の他の目的は、貯蔵上および製造上
においても容易に一定の品質を保つことができる鉄道軌
道用グラウト組成物を提供するにある。
【0013】本発明の他の目的は、適度な流動性を付与
しながらも充填性を向上させることができるとともに、
耐久性を向上させることができる鉄道軌道用グラウト組
成物を提供するにある。
【0014】本発明の他の目的は、適度な流動性を付与
しながらもブリージングの発生をより有効に防止するこ
とができる鉄道軌道用グラウト組成物を提供するにあ
る。
【0015】本発明の他の目的は、強度低下を伴なうこ
となく充分な収縮低減効果を得ることができる鉄道軌道
用グラウト組成物を提供するにある。
【0016】本発明のさらに他の目的は、充填時の閉塞
の発生を抑えつつ、他の性能を向上させることができる
鉄道軌道用グラウト組成物を提供するにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鉄道軌
道,特にラダー軌道の開発の一環として、前記目的を達
成すると同時に表1に示すラダー軌道用グラウト材の品
質要件を満たすセメント系グラウト材について検討した
結果、膨張材,高性能減水剤,有機系収縮低減剤および
材料分離低減材を特定の割合で配合したセメント系グラ
ウト材を用いればよいことを見出し、鉄道軌道用グラウ
ト組成物に関する本発明を完成させた。
【0018】
【表1】
【0019】すなわち本発明は、セメントおよび膨張材
を含む結合材と骨材とを有するグラウト材であって、膨
張材を結合材に対して内割りで5〜30重量%,ナフタ
リンスルホン酸塩系高性能減水剤を結合材に対して0.
4〜1.0重量%,有機系収縮低減剤を結合材に対して
1〜5重量%,および材料分離低減材を結合材に対して
0.05〜0.5重量%配合するようにしたことを特徴
とする。
【0020】本発明はまた、結合材に、内割りで70重
量%以下のスラグ微粉末を含ませるようにしたことを特
徴とする。
【0021】本発明はまた、有機系収縮低減剤として、
低級アルコールアルキレンオキシドを用いるようにした
ことを特徴とする。
【0022】本発明はまた、アスファルト質物を含ま
ず、セメント,骨材および無機質粉末を主体とするセメ
ント系のグラウト組成物であって、このグラウト組成物
に水を添加した際のスラリーの流動性が、JAロート流
下時間で1分30秒〜4分30秒の範囲にあり、その際
のブリージング率が0%,材料分離度が2%以下であ
り、かつ前記スラリーの硬化体の圧縮強度が材齢3日で
10N/mm2 以上,材齢28日で40N/mm2 以上
となるとともに、凍結融解抵抗性を示す相対動弾性係数
が300サイクルで60%以上となり、さらに長さ変化
が保存期間1週間目で膨張側5×10-4以下,6相目で
収縮側10×10-4以下となる性能を有するようにした
ことを特徴とする。
【0023】本発明はさらに、骨材に、粒径が5mm以
上の粗骨材を、該粗骨材を除くグラウト組成物に水を添
加してなるスラリー全体に対して、さらに容積で40%
以下含ませるようにしたことを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。本発明に係るグラウト組成物は、マクラギパッ
ドを使用したラダー軌道の間隙に充填されるアスファル
ト質物(瀝青乳剤等)を含まないセメント系のグラウト
材であり、セメントを含む結合材,砂や砂利等の骨材,
セメントとともに結合材を構成する膨張材,ナフタリン
スルホン酸塩系高性能減水剤,有機系収縮低減剤および
材料分離低減材等からなるものである。
【0025】結合材として使用可能なセメントとして
は、普通ポルトランドセメント,早強ポルトランドセメ
ント等のポルトランドセメント、ジェットセメント等の
急硬セメントが挙げられる。また、目標とする品質を満
たす限り、廃材からの再生セメントを混和してもよい。
【0026】また骨材としては、通常は砂が用いられ、
この砂としては、川砂,珪砂,砕砂,陸砂,海砂等の一
般にモルタルやコンクリートに使用されているもの、あ
るいは軽量骨材等が挙げられる。この砂の配合割合は、
結合材1に対して、0.8〜2.3の範囲が好ましい。
【0027】また、流動性を除く他の性能を向上させる
ため、骨材としての砂に砂利(粒径が5mm以上の粗骨
材)を加えるようにしてもよい。その添加量は、砂利を
除くグラウト組成物に水を添加してなるスラリー全体に
対して、容積で40%以下とすることが好ましい。また
この砂利は、JIS規格に合格しているもので粒径が5
〜13mm程度のものが好ましい。この砂利を、前記ス
ラリー全体に対して容積で40%を超えて添加すること
は、充填時の閉塞の原因となるため好ましくない。
【0028】また膨張材としては、石灰分・硫酸分・ア
ルミナ分を主成分としたものが挙げられ、いずれも無機
質粉末のものである。これらは、結合材の構成成分とし
て結合材に対し5〜30重量%を内割り添加する必要が
ある。これは、5重量%未満では、満足した膨張効果が
得られずに繰返し荷重に対する抵抗性が低下し、一方3
0重量%を超えると、膨張圧が高くなって組織破壊が生
じるおそれがあるからである。
【0029】また高性能減水剤としては、例えば花王社
製のマイティー100(商品名)等のナフタリンスルホ
ン酸系のものがよい。その添加量は、結合材に対して
0.4〜1.0重量%の範囲が好ましい。これは、0.
4重量%未満では、初期の流動性を得るための水量が多
くなって強度および耐久性が低下し、一方1.0重量%
を超えると、初期の流動性を得るに必要なだけの水量を
添加した際に、材料分離を引き起こすおそれがあるから
である。
【0030】また有機系収縮低減剤としては、低級アル
コールアルレンオキシド付加物を主成分としたものが挙
げられ、中でも日本セメント社製のテトラガードAS21
(商品名)が好ましい。これらの添加量は、結合材に対
して1〜5重量%の範囲が好ましい。これは、1重量%
未満では、満足する収縮低減効果が得られずに繰返し荷
重に対する抵抗性が低下し、一方5重量%を超えると、
強度低下を引き起こす原因となるからである。
【0031】さらに材料分離低減材としては、アクリル
系水溶性高分子化合物粉末等が挙げられ、中でも日本セ
メント社製のアサノNS(商品名)が好ましい。これら
の添加量は、結合材に対して0.05〜0.5重量%の
範囲が好ましい。これは、0.05重量%未満では材料
分離を引き起こし、一方0.5重量%を超えると、所期
の流動性を得るに必要な水量が多くなって材料分離を引
き起こすおそれがあるからである。
【0032】以上の他、流動性をより向上させるととも
に、材料分離を抑制してブリージングの発生を防止する
ため、結合材に対して内割りで70重量%以下のスラグ
微粉末を添加するようにしてもよく、その粉末度は、ブ
レーン値で3000〜10000cm2 /gが好まし
い。これらを結合材に対して70重量%を超えて内割り
添加することは、短期強度が低下するため好ましくな
い。
【0033】また、急硬セメントを用いる場合は、従来
用いられている凝結硬化調整剤を適宜用いて可使時間を
調整すればよく、この他必要に応じてAE剤等の従来用
いられているコンクリート用化学混和剤や活性シリカ粉
末,ポゾラン物質等の混和材を用いることも可能であ
る。
【0034】以上説明したように本発明に係るグラウト
組成物は、図3に示すようにして作られ、所定の流動性
が得られる量の水を添加しスラリーとして用いられる。
この場合、スラリーの流動性,ブリージング水,圧縮強
度,耐凍結融解抵抗性,長さ変化等の特性は、前述の表
1に示した品質要件を満足する必要がある。
【0035】すなわち、流動性については、スラリーの
JAロート流下時間で1分30秒〜4分30秒の範囲と
する必要がある。これは、この範囲外の場合には、ポン
プ管内での閉塞や型枠代わりに用いる不織布内での詰ま
り、材料分離によるグラウト材の不均一等の不具合が生
じるからである。
【0036】またブリージング水については、ブリージ
ング率が0%である必要がある。これは、ブリージング
水があると、グラウト材とその上部のラダーマクラギと
の一体化が不充分となるおそれがあるからである。
【0037】また硬化体の圧縮強度については、材齢3
日で10N/mm2 以上,材齢28日で40N/mm2
以上の条件を満足する必要がある。これは、この条件を
満足しない場合には、施工後の高温時または低温時に、
列車通過による繰返しに荷重に対する抵抗性等の耐久性
が充分に得られないおそれがあるからである。
【0038】また耐凍結融解性については、300サイ
クルでの相対動弾性係数が60%以上の条件を満たす必
要がある。これは、この条件を満足しない場合には、凍
害による劣化が生じ易くなるからである。
【0039】さらに長さ変化については、保存期間1週
目で膨張側5×10-4以下,6相目(6ケ月目)で収縮
側10×10-4以下の条件を満足する必要がある。これ
は、保存期間1週目で膨張側5×10-4を超えると膨張
圧による劣化が起こり、また保存期間6相目で収縮側1
0×10-4を超えると、高温時でのひび割れの発生や繰
返し荷重に対する抵抗性の低下、あるいはラダーマクラ
ギと路盤鉄筋コンクリートとの一体化に対する不具合等
の問題が生じるおそれがあるからである。なお、保存期
間6相目の長さ変化は、余裕をみて収縮側6×10-4
下が望ましい。
【0040】これらの他、スラリーの材料分離度につい
ては、2%以下であることが好ましい。これは、材料分
離度が2%を超えると、不織布内でグラウト材が不均一
に充填され、ラダーマクラギと路盤鉄筋コンクリートと
を充分に一体化することができないおそれがあるからで
ある。
【0041】しかして、本発明に係るグラウト組成物に
おいては、表2に比較例とともに示すように、構成材料
の本願明細書に示す配合割合と混練水量とを適宜選択す
ることにより、前記特性をすべて満足するグラウト材を
得ることができる。
【0042】なお、表2において、砂利に関する容積換
算パーセンテージとは、砂利を除くグラウト組成物に混
練水を添加して得られたスラリー状のグラウト材全体の
容積に対する砂利の容積比率のことである。
【0043】
【表2】
【0044】次に、本発明の好ましい実施態様として、
前記グラウト材を用いたラダー軌道の施工方法について
説明する。まず、モルタル道床型ラダー軌道の施工方法
につき、図4(a),(b)を参照して説明する。図4
(a),(b) において、符号11はラダーマクラ
ギ,符号15は路盤鉄筋コンクリートであり、前記ラダ
ーマクラギ11は、その下面にマクラギパッド16を配
した状態で、四隅部の治具18を介して路盤鉄筋コンク
リート15上に載置される。これにより、ラダーマクラ
ギ11,より具体的にはマクラギパッド16と路盤鉄筋
コンクリート15との間に、治具18の厚さに相当する
間隙が形成される。
【0045】そこでこの間隙内に、図3に示すグラウト
材を充填するための袋状不織布19を、図4(a)に示
す矢印Aの方向に挿入する。この袋状不織布19に使用
される不織布は、グラウト材中の水分のみが主として透
過し易いものが好ましく、その好例としては、ポリエス
テルスパンボンド製で、厚さが約0.3mm,引張強さ
が、0.05N/cm2 以上の不織布である。また、袋
状不織布19の寸法は特に制限がないが、例えば幅45
0〜500mm×長さ6〜12m×厚さ30〜70mm
程度のものが取扱い易く好ましい。なお、厚さについて
は、骨材として砂のみを用いる場合には特に制限はない
が、砂利を加える場合には、流動性をよくするため、5
0mm以上とすることが好ましい。
【0046】この袋状不織布19にはまた、その幅方向
一側部にグラウト材を充填するための投入口20が設け
られるが、袋状不織布19の長さが長いため、投入口2
0は複数設けることが好ましく、そのうちの2つは、図
4(a)に示すように、袋状不織布19の長手方向両端
部にそれぞれ設けることが好ましい。
【0047】グラウト材は、これら各投入口20から同
時に、あるいは所定の時間間隔を置いて順次、チューブ
21を介し袋状不織布19内に充填されるが、その際袋
状不織布19は、グラウト材のポンプ圧送時の流動性を
保つため、予め水に濡らし含水状態で用いることが好ま
しい。
【0048】このようにして、含水状態の袋状不織布1
9内に所定量のグラウト材を充填したならば、図4
(b)に示すように、ラダーマクラギ11四隅部の治具
18を撤去する。
【0049】しかして、袋状不織布19を用いてグラウ
ト材を充填することにより、型枠を用いる場合と異な
り、型枠の型組み,脱型が不要となり、施工が容易であ
る。また、袋状不織布19を含水状態で用いることによ
り、グラウト材のスムースな充填が可能となる。また、
袋状不織布19からは、グラウト材中の余剰水が染み出
して脱水効果が得られるので、より密実なグラウト硬化
体が得られると同時に、ラダーマクラギ11と路盤鉄筋
コンクリート15との強固な一体化が得られる。
【0050】次に、フローティング型およびセミ・フロ
ーティング型ラダー軌道について、セミ・フローティン
グ型ラダー軌道を例にその施工方法につき、図5
(a),(b)を参照して説明する。このセミ・フロー
ティング型ラダー軌道の場合には、図5(a),(b)
に示すように、ラダーマクラギ11と路盤鉄筋コンクリ
ート15との間に、防振ゴム26および小型袋状不織布
29が、ラダーマクラギ11の長手方向に断続的に複数
介装され、この点がモルタル道床型ラダー軌道の場合と
異なるが、その施行方法はモルタル道床型ラダー軌道の
場合と同一である。
【0051】しかして、セミ・フローティング型ラダー
軌道の場合にも、小型袋状不織布29を用いてグラウト
材を充填するようにしているので、モルタル道床型ラダ
ー軌道の場合と同様の効果が得られる。また、このセミ
・フローティング型ラダー軌道の場合には、ラダーマク
ラギ11と路盤鉄筋コンクリート15とが、小型袋状不
織布29を介し部分的に一体化されるのみであるので、
列車走行時の振動,騒音を低減することができ、かつ軌
道全体を軽量化することができる。また、小型袋状不織
布29を用いる場合には、路盤鉄筋コンクリート15の
表面がそれほど平坦でなくても施工することができると
ともに、小型袋状不織布29の設置数の増減により、必
要な強度を容易に得ることができる。
【0052】
【実施例】
(第1実施例)本発明者等は、以下の方法により表2に
示す各グラウト材を製造し、その品質、性能評価試験を
行なった。そして、表3,表4および表5に示す結果を
得た。
【0053】(1) 使用材料 a. 実施例1〜18および比較例1〜9のグラウト材 セメント :普通ポルトランドセメント(日本セ
メント社製) 砂 :鬼怒川産焼砂,粗粒率2.16(野
田産業社製) 膨張材 :アサノジプカル(日本セメント社
製) 高性能減水材 :マイティ100(花王社製) 有機系収縮低減剤:テトラガードAS21(日本セメント
社製) 材料分離低減材 :アサノNS(日本セメント社製) スラグ微粉末 :鬼怒川砂利,絶乾品,粒径5〜12
mm(野田産業社製) 水 :水道水 b. 従来のCAモルタル(比較用)温暖地用および寒
冷地用の2種
【0054】(2) 配合割合 表2に示す。
【0055】(3) グラウト材の製造 図3に示すように、一般の粉体混合用ミキサを用い、セ
メント,砂,膨張材,高性能減水剤,材料分離低減材
(材料分離低減剤)およびスラグ微粉末を混合し、予め
粉体のみ約10分間プレミックスしてプレミックス品を
得た。その後現場にて、水と有機系収縮低減剤とを計量
して混練容器に投入した後、少しずつプレミックス品を
投入しながら、ハンドミキサで約2分間混練してモルタ
ルスラリーを得た。最後に、このモルタルスラリーに砂
利を投入し、ハンドミキサで約2分間混練してグラウト
材を得た。
【0056】(4)品質・性能評価試験 a. JAロートによる流動性の評価 土木学会コンクリート標準示方書「PCグラウトの流動
性試験方法」(JSCE−F−531−1994)に準
じて評価した。
【0057】b. ブリージング試験 土木学会コンクリート標準示方書「PCグラウトのブリ
ーディング率および膨張率の試験方法」(ポリエチレン
袋方法)(JSCE−F−532−1994)に準じ、
練上がり直後から3時間後のブリージング率を測定し
た。
【0058】c. 材料分離試験 φ5×5cm型枠成形供試験体について、材齢28日で
上下部に二等分し、各々空中および水中の重量を測定し
て単位容積重量を求め、材料分離度を次式により算定し
た。
【0059】
【数1】
【0060】また、グラウト材硬化体については、木製
型枠に打設したもの、および袋状不織布(興和化成社製
のロングチューブ(商品名))にポンプ圧入したものに
ついて、各々コア抜き供試体を作成し、以下の各試験を
行なった。
【0061】d. 圧縮強度試験 土木学会コンクリート標準示方書「円柱供試体を用いた
モルタルまたはセメントペーストの圧縮強度試験方法」
(JSCE−G−505−1995)に準じて行なっ
た。
【0062】e. 長さ変化試験 モルタルおよびコンクリートの長さ変化試験方法(JI
S−A1129−1993)に準じて行なった。
【0063】f. 熱特性 10×10×40cm供試体の中心に埋設させた歪ゲー
ジにより、温度範囲20℃〜−20℃を4回繰返し、各
温度に対する長さ変化をJIS−A1129−1993
に準じた方法で測定した。
【0064】g. 疲労耐力試験 実用荷重に相当する0.01〜0.1Mpaの応力振幅
で5000万回の繰返し載荷を行ない、目視により供試
体のひび割れ等の異常を調べた。
【0065】h. 凍結融解抵抗性試験 「水中急速凍結融解に対するコンクリートの抵抗性試験
方法」(ASTM C−666−1975)に準じて行
なった。また、練上がり温度20℃の各供試体に対し、
5℃,10℃,30℃、80%R.H.の室内で養生し
た場合の300サイクル後の相対動弾性係数を調べた。
【0066】i. 充填試験 幅46cm×長さ6m×厚さ1cmの合板2枚で厚さ3
cmの間隙を作成し、この間隙部に袋状不織布(興和化
成社製のロングチューブ(商品名))を敷設し、この袋
状不織布内に、2ケ所の投入口からグラウト材を充填し
て圧送状態を観察した。
【0067】
【表3】
【0068】
【表4】
【0069】
【表5】
【0070】(5) 試験結果 表3,表4および表5からも明らかなように、実施例1
〜18の各グラウト材は、いずれも満足する結果が得ら
れることが確認された。
【0071】(第2実施例)本発明者等はまた、表2の
実施例2のグラウト材を用い、現場での試験施工を行な
った。
【0072】(1) 施工規模 約0.6m3 (袋状不織布(46cm×6m×5cm)
4枚分)
【0073】(2) 施工概要 図6(a),(b)に示すように、4体のラダーマクラ
ギ11と路盤鉄筋コンクリート15との間に、幅46c
m×長さ6m×厚さ5cmの4枚の袋状不織布(興和化
成社製のロングチューブ(商品名))19をそれぞれ敷
設し、直径18cmの投入口20からグラウト材を充填
した。
【0074】(3) 施工結果 袋状不織布19を予め含水させておくことにより、グラ
ウト材充填時の不均一性が防止され、圧送状態は良好で
あった。
【0075】(4) 列車走行での評価 施工後材齢10日で、時速30Kmでモーターカー,時
速10Kmで電気機関車をレール13上で20回走行さ
せたが、特に異常は見られなかった。
【0076】なお、前記実施の一形態においては、モル
タル道床型ラダー軌道やセミ・フローティング型ラダー
軌道等のラダー軌道に適用する場合について説明した
が、スラブ軌道においても、前述のように必ずしもCA
モルタルを用いる必要はないので、スラブ軌道の充填材
としても用いることができる。
【0077】また、前記実施の一形態においては、瀝青
乳剤等のアスファルト質物を含まないセメント系グラウ
ト組成物について説明したが、本発明の目的と品質要件
から外れなければ、必要に応じアスファルト質物や各種
ポリマーやゴム状物、その他の弾性材料を含ませて用い
るようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、安
価でしかも温度に対する影響を受けるおそれがほとんど
ない品質の安定したグラウト組成物を得ることができ
る。また、温暖地用と寒冷地用とに区別することなく一
種類の配合で両者をカバーすることができる。また、貯
蔵上および製造上においても、容易に一定の品質を保つ
ことができる。また、流動性をよくして充填性を向上さ
せることができるとともに、耐久性を向上させることが
できる。
【0079】本発明はまた、結合材に、内割りで70重
量%以下のスラグ微粉末を含ませるようにしているの
で、流動性をより向上させることができるとともに、ブ
リージングの発生をより有効に防止することができる。
【0080】本発明はまた、有機系収縮低減剤として、
低級アルコールアルキレンオキシドを用いるようにして
いるので、強度低下を伴なうことなく充分な収縮低減効
果を得ることができる。
【0081】本発明はまた、アスファルト質物を含ま
ず、セメント,骨材および無機質粉末を主体とするセメ
ント系のグラウト組成物であって、このグラウト組成物
に水を添加した際のスラリーの流動性が、JAロート流
下時間で1分30秒〜4分30秒の範囲にあり、その際
のブリージング率が0%,材料分離度が2%以下であ
り、かつ前記スラリーの硬化体の圧縮強度が材齢3日で
10N/mm2 以上,材齢28日で40N/mm2 以上
となるとともに、凍結融解抵抗性を示す相対動弾性係数
が300サイクルで60%以上となり、さらに長さ変化
が保存期間1週目で膨張側5×10-4以下,6相目で収
縮側10×10-4以下となる性能を有するようにしてい
るので、鉄道軌道用(特にラダー軌道用)として有用な
グラウト組成物を得ることができる。
【0082】本発明はさらに、骨材として砂の他、粒径
が5mm以上の粗骨材を、該粗骨材を除くグラウト組成
物に水を添加してなるスラリー全体に対して、さらに容
積で40%以下含ませるようにもしているので、充填時
の閉塞の発生を抑えつつ、他の性能を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スラグ軌道の構成を示す説明図である。
【図2】モルタル道床型ラダー軌道の構成を示す説明図
である。
【図3】本発明に係るグラウト材の製造方法の一例を示
す説明図である。
【図4】(a)および(b)はモルタル道床型ラダー軌
道の施工方法を示す説明図である。
【図5】(a)および(b)はセミ・フローティング型
ラダー軌道の施工方法を示す説明図である。
【図6】(a),(b)は本発明者等が行なった試験施
工の概要を示す説明図である。
【符号の説明】
1 駆動スラグ 2 路盤コンクリート 3 グラウト材 5,13 レール 11 ラダーマクラギ 14 継材 15 路盤鉄筋コンクリート 16 マクラギパッド 17 モルタル(コンクリートも含む) 18 治具 19 袋状不織布 20 投入口 26 防振ゴム 29 小型袋状不織布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 111:70 (72)発明者 下山 善秀 東京都文京区本駒込3丁目41番7号 (72)発明者 綾田 隆史 東京都文京区小日向1丁目15番3号 (72)発明者 松野 理恵 千葉県市川市湊新田2丁目9番11−105号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントおよび膨張材を含む結合材と骨
    材とを有するグラウト材であって、膨張材を結合材に対
    して内割りで5〜30重量%,ナフタリンスルホン酸塩
    系高性能減水剤を結合材に対して0.4〜1.0重量
    %,有機系収縮低減剤を結合材に対して1〜5重量%,
    および材料分離低減材を結合材に対して0.05〜0.
    5重量%配合したことを特徴とする鉄道軌道用グラウト
    組成物。
  2. 【請求項2】 結合材は、内割りで70重量%以下のス
    ラグ微粉末を有していることを特徴とする請求項1記載
    の鉄道軌道用グラウト組成物。
  3. 【請求項3】 有機系収縮低減剤は、低級アルコールア
    ルキレンオキシドであることを特徴とする請求項1また
    は2記載の鉄道軌道用グラウト組成物。
  4. 【請求項4】 アスファルト質物を含まず、セメント,
    骨材および無機質粉末を主体とするセメント系のグラウ
    ト組成物であって、このグラウト組成物に水を添加した
    際のスラリーの流動性が、JAロート流下時間で1分3
    0秒〜4分30秒の範囲にあり、その際のブリージング
    率が0%,材料分離度が2%以下であり、かつ前記スラ
    リーの硬化体の圧縮強度が材齢3日で10N/mm2
    上,材齢28日で40N/mm2 以上となるとともに、
    凍結融解抵抗性を示す相対動弾性係数が300サイクル
    で60%以上となり、さらに長さ変化が保存期間1週目
    で膨張側5×10-4以下,6相目で収縮側10×10-4
    以下となる性能を有していることを特徴とする鉄道軌道
    用グラウト組成物。
  5. 【請求項5】 骨材は、粒径が5mm以上の粗骨材を、
    該粗骨材を除くグラウト組成物に水を添加してなるスラ
    リー全体に対して、容積で40%以下含んでいることを
    特徴とする請求項1,2,3または4記載の鉄道軌道用
    グラウト組成物。
  6. 【請求項6】 鉄道軌道がラダー軌道であることを特徴
    とする請求項1,2,3,4または5記載の鉄道軌道用
    グラウト組成物。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001140241A (ja) * 1999-11-10 2001-05-22 Nippon Road Co Ltd:The ケーソン用目地材とその施工方法
JP2001240451A (ja) * 2000-02-29 2001-09-04 Taiheiyo Cement Corp 高速度交通システム構造物用高強度コンクリート部材
JP2001261420A (ja) * 2000-03-22 2001-09-26 Taihei Kogyo Co Ltd 高炉スラグを含有し高流動性かつ高強度並びに耐久性を有する無収縮性モルタル原料及びその製造方法
KR100325086B1 (ko) * 1999-07-22 2002-03-02 강형남 콘크리트 철근 연결용 그라우트 몰탈
JP2010203178A (ja) * 2009-03-05 2010-09-16 Japan Railway Construction Transport & Technology Agency スラブ軌道構造及びその築造方法
JP2015127285A (ja) * 2013-12-28 2015-07-09 太平洋マテリアル株式会社 プレミックスグラウト組成物

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