JPH11130027A - タグ吊持用のループピン装着具 - Google Patents

タグ吊持用のループピン装着具

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Publication number
JPH11130027A
JPH11130027A JP31436297A JP31436297A JPH11130027A JP H11130027 A JPH11130027 A JP H11130027A JP 31436297 A JP31436297 A JP 31436297A JP 31436297 A JP31436297 A JP 31436297A JP H11130027 A JPH11130027 A JP H11130027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loop pin
rotor
loop
link
pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP31436297A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichi Fukami
正一 深海
Satoyuki Hirai
智行 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JE KK
Original Assignee
JE KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ループピンの特に受部側のピン送りを補助す
ることで、メカニックの動きがより正確となり、確実な
作業結果を得ることができるように改良を施したタグ吊
持用ループピン装着具とする。 【解決手段】 一定方向に附勢されたリンクの下端側に
連結された枢動レバーと、前記リンクの他端と連結さ
れ、ガイドバーに沿って前後にスライドし、ループピン
の挿込部の後端を押圧するピストンホルダーと、前記し
たリンクにクランク状としたラックリンクで連結された
ラックギアと、そのラックギアで駆動され、ループピン
の受部を押圧するベルトと、そのベルトと噛合するギア
体と、そのギア体に設けられた係合突子と、その係合突
子と係合する係合アーム及びフィードバーと係合する突
子を備えた係合板を設けたローターとを有するタグ吊持
用のループピン装着具において、前記ローターの係合板
に引張コイルスプリングの一端を掛合させてあることと
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタグ吊持用のループ
ピン装着具、特に商品に価格や品質表示をしたタグを吊
持させるループピンをワンタッチ操作で装着させるルー
プピン装着具の改良に関する。
【0002】
【発明の背景】現在、上記したループピンの存在は公知
のものとなっており、その基本的な構造は延伸加工をさ
れて適度な弾性と強靭性を有するプラスチック製線材の
一端に係合部を形成した挿込部を、他端にはその挿込部
が挿し込まれて前記した係合部と係合することにより抜
け止めする抜け止め部を内側に形成した筒状の受部が各
々一体に備えられたものとされている。
【0003】上記したループピンは元来、単品のバラ製
品として製造され、使用に供されていたもので、商品へ
タグを吊持させる作業は手作業となり、タグの吊持用透
孔に挿込部を通した後、その挿込部を受部へ圧入嵌着さ
せる作業となる。そのため、作業能率は悪く時間がかか
り、作業者は常時指先を酷使することから、腱鞘炎等の
労災が生じてしまう。
【0004】係る点から近時は、この作業の能率をアッ
プし、作業時間の短縮を図り、作業者の負担軽減のた
め、レバーを握るワンタッチ操作で目的商品にタグを装
着吊持させる作業が行なえるループピン装着具が開発さ
れ、同時に、この作業を連続的になし得るようにループ
ピンを基材に並列的に備え、ループピン装着具への装填
が可能とされた連続体(マガジン)も開発された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したループガン装
着具は、基本的にループピン連続体の基材から一本のル
ープピンをカットして切離させ、その挿込部と受部とを
ローディングして対向させ、最終的に挿込部を受部に圧
入嵌着することで商品にタグを吊持状態として止着され
る。この際に、受部は挿込部に対して直線上に対向する
位置に送られることが必要条件となり、そのためには、
レバーの操作で起動されたメカニックがタイムラグをも
って挿込部と受部とを正確にローディングさせなければ
ならない。
【0006】
【発明の目的】そこで、本発明は係る点に着目してなさ
れたもので、ループピンの特に受部側のピン送りを補助
することで、メカニックの動きがより正確となり、確実
な作業結果を得ることができるように改良を施したタグ
吊持用ループピン装着具を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るタグ吊持用のループピン装着具は一定
方向に附勢されたリンクの下端側に連結された枢動レバ
ーと、前記リンクの他端と連結され、ガイドバーに沿っ
て前後にスライドし、ループピンの挿込部の後端を押圧
するピストンホルダーと、前記したリンクにクランク状
としたラックリンクで連結されたラックギアと、そのラ
ックギアで駆動され、ループピンの受部を押圧するベル
トと、そのベルトと噛合するギア体と、そのギア体に設
けられた係合突子と、その係合突子と係合する係合アー
ム及びフィードバーと係合する突子を備えた係合板を設
けたローターとを有するタグ吊持用のループピン装着具
において、前記ローターの係合板に引張コイルスプリン
グの一端を掛合させてあることを特徴としている。
【0008】
【作用】係る構成としたことによって、引張コイルスプ
リングによってローターにバックテンションをかけるこ
ととなり、フィードバーを引き付ける補助力を与えるこ
とで確実なピン送り作業が得られ、精度のよい作業結果
を得ることができるのである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図面を参照して説明する。図1は本発明を実施した
タグ吊持用のループピン装着具の要部を示す平面図、図
2は同じく一方側のボディケースにおける機構を示す側
面図、図3は同じく他方側のボディケースにおける機構
を示す側面図、図4は同じく外観側面図、図5は同じく
ベルト体の側面図である。
【0010】これらの図にあって1は一方側のボディケ
ースを示し、このボディケース1に他方側のボディケー
ス2を合わせ、ネジ止めすることで外装ケースが形成さ
れる。このボディケース1には前方寄りのピン3を支点
として枢動レバー4が、前方を開放したグリップ部5に
対して出入可能に枢支されている。なお、図中6はその
枢動レバー4の下端面と摺接する枢動ガイドである。
【0011】また、図中7はグリップ部5内にあって、
一端を前記した枢動ガイド6に固着されたコイルスプリ
ング8で引張附勢され、軸9を支点として枢動可能とさ
れたリンクであり、このリンク7の下端寄りに形成され
た長孔7aに枢動レバー4に設けられたピン4aが係合
されて、リンク7と枢動レバー4との連結がなされてお
り、この構造によって、コイルスプリング8の引張附勢
力で枢動レバー4は常に前方へと附勢されてる。
【0012】前記したリンク7の上端寄りには、このリ
ンク7の長さ方向に沿って長円状のカム孔7bが形成さ
れており、このカム孔7bの上端部分は、通常ボディケ
ース1の奥端寄りに位置しているピストンホルダー10
の側壁面に突設されたピン10aと係合され、枢動レバ
ー4の操作によってリンク7を介して前後方向にスライ
ド自在とされている。なお、このピストンホルダー10
には前後方向に貫通孔が形成され、その貫通孔にガイド
バー11が挿通状態とされてボディケース1に固定され
ている。
【0013】さらに、前記したリンク7のカム孔7bの
通常時における中程には後述するラックリンクの一方突
起が嵌着されるラックカラー12の頭部が係合され、こ
のラックカラー12は操作の最終段階でタイムラグを出
すため、前方を鈍角に下降曲成したカム溝13とも係合
されている。即ち、後述するラックリンクが逃げること
となって、押圧作業が停止される。
【0014】また、前記したピストンホルダー10の前
方寄り上面には受穴が形成され、この受穴にピストンバ
ー14の後端がL字状に屈曲されて嵌合保持されてい
る。このピストンバー14はパイプ体として成形され、
その先端開口から中程近くまでの上面にスリット14a
が形成され、このスリット14aによってループピン6
0の中間紐部分をガイドし、先端の開口縁でループピン
60の挿込部61の後端を押圧して移送するものとなっ
ている。図中15は、このピストンバー14の摺動をガ
イドするパイプ状のガイドである。
【0015】さらに、図中16はループピンの連続体
(マガジン)の装填部17に装填されたループピンの連
続体を一本単位のピッチで、本実施の形態では上から下
へ送るためのフィードバーで、このフィードバー16は
ピストンホルダー10と連動される。このフィードバー
16の先端には送り作動部材18が連接されており、こ
の送り作動部材18の先端上部には送り操作のためのフ
ック18aが形成されている。
【0016】この送り作動部材18のフック18aはラ
チェット19と掛合しており、このラチェット19はル
ープピンの連続体を係合して送る送りギア20と同軸回
転するものとなっている。21はループピンの連続体か
ら単体としてのループピン60に切離(挿込部61部
分)するためのカッターである。
【0017】また、図中22はラチェット19のストッ
パーであり、このストッパー22は略くの字状に形成さ
れて上端が爪状とされてラチェット19の掛合部とさ
れ、他端は先端をアール状とし、ループピンの連続体を
装填部17から取り外す際の解放用操作子22bとなっ
ている。このストッパー22は軸23を支点として回動
可能とされており、この軸23には弦巻バネが取り付け
られ、その弦巻バネの一端は送り作動部材18の先端下
面に当接されて上方への附勢力を与え、フック18aの
ラチェット19への掛合を強制し、他端は爪部の背面に
当接されて爪部のラチェット19への掛合を強制してい
る。
【0018】前記した解放用操作子22bは第一の解放
部材25の側壁と当接され、この第一の解放部材25は
ボディケース1の外面に設けられる第二の解放部材26
とピン27によってワンセットとされ、第二の解放部材
26を外部からスライド操作することで連動するものと
なっている。第一の解放部材25はピン27をガイドと
してスライドし、その摺動力で解放用操作子22bを押
し、爪部をラチェット19から外すものとなっている。
【0019】一方、他方側のボディケース2には主とし
てループピン60の受部62側の送り機構が設けられて
いる。前記したリンク7のカム孔7bと係合されたラッ
クカラー12にはラックリンク30の一方の支持杆が嵌
装される。このラックリンク30にはクランク状、即
ち、第一の支持杆と直角逆方向に第二の支持杆が突設さ
れ、この第二の支持杆はラックギア31を片面に突設形
成したラックギアプレート31aを貫通し、その突出先
端にEリングを嵌めて止着固定されている。即ちラック
リンク30によってリンク7の動きがラックギアプレー
ト31aへ伝達されることとなる。
【0020】このラックギア31はループピン60の受
部62を送るための送りギア群のうち中径ギア32と噛
合されるが、この中径ギア32は大径部分32aとその
大径部分32a上に同軸で重合された小径部分32bと
よりなっており、そのうち小径部分32bがラックギア
31と噛合される。そのため、ラックギアプレート31
aには大径部分32aとの当接を避ける逃げ溝が形成さ
れている。
【0021】また、この中径ギア32の大径部分32a
は最大径ギア34の下面にあり、この最大径ギア34と
同軸回転する最小径ギア33と噛合されて最大径ギア3
4を駆動させる。そして、前記した中径ギア32の大径
部分32aの下面には二つの係合突子が突設されてい
る。
【0022】前記した係合突子は中径ギア32に近接し
て設けられたローター35に突出された一方の係合アー
ム35aと係合されて、このローター35に回転力を伝
達する。このローター35には他方向に係合板35bが
延設され、その係合板35bの先端上方には係合突子3
5cが形成され、この係合突子35cがループピンの連
続体を上から下へ送る受部62側のフィードバー36と
係合されて、このフィードバー36を駆動する。
【0023】そして、図中37はある程度のフレキシブ
ル性を保有し、片面にラック37aを形成し、端部でル
ープピン60の受部62を押し進めるベルト体であり、
このベルト体37のラック37aと前記最大径ギア34
が噛合され、ラックギア31の動きを大きなギア比によ
ってスピードアップし、挿込部61の進行とタイムラグ
をもって稼動される。
【0024】ここで、前記したローター35の係合板3
5bとボディケース2のボス51間には引張コイルスプ
リング50が張設され、中径ギア32によって起動され
るローター35の動きを初期より補助するものとしてお
り、ループピン60、特に受部62側を送るフィードバ
ー36にパワーを助成することで、ループピン60の送
り動作をより正確なものとしている。
【0025】また、図中39はJ字状に屈成されている
ループピン60の受部62のガイドであり、このガイド
39はベースにアッパーを積合してネジで止着されるも
のでループピンの中間紐部をガイドするスリット溝39
dが形成されている。44は受部62のガイド39のカ
バーである。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るタグ吊持用のループピン装
着具は上述のように構成されて作動する。ローターの係
合板にボスとの間で引張コイルスプリングを張設したこ
とで、ローターの無駄な動きや遊びが抑えられ、ループ
ピンの特に受部側の送りが正確となり、また、ローター
がこの引張スプリングの附勢力に抗して作動するタイミ
ングは枢動レバーの握り込みの最終近くの瞬時のみであ
り、枢動レバー操作の全体の流れの中で動きが重くなっ
てしまう虞もない。この構成により、ループピン装着の
作用がより精度が向上し、失敗のないメカニックの動き
が得られることとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したタグ吊持用のループピン装着
具の要部を示す平面図である。
【図2】一方側のボディケースにおける機構を示す側面
図である。
【図3】他方側のボディケースにおける機構を示す側面
図である。
【図4】外観側面図である。
【図5】ベルト体の側面図である。
【符号の説明】
1 ボディケース 2 ボディケース 3 ピン 4 枢動レバー 5 グリップ部 6 枢動ガイド 7 リンク 8 コイルスプリング 9 軸 10 ピストンホルダー 10a ピン 11 ガイドバー 12 ラックカラー 13 カム溝 14 ピストンバー 15 ガイド 16 フィードバー 17 装填部 18 送り作動部材 19 ラチェット 20 送りギア 21 カッター 22 ストッパー 22b 解放用操作子 23 軸 25 第一の解放部材 26 第二の解放部材 27 ピン 30 ラックリンク 31 ラックギア 31a ラックギアプレート 32 中径ギア 33 最小径ギア 34 最大径ギア 35 ローター 35b 係合板 36 フィードバー 37 ベルト体 37a ラック 39 ガイド 50 引張コイルスプリング 51 ボス 60 ループピン 61 挿込部 62 受部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定方向に附勢されたリンクの下端側に
    連結された枢動レバーと、前記リンクの他端と連結さ
    れ、ガイドバーに沿って前後にスライドし、ループピン
    の挿込部の後端を押圧するピストンホルダーと、前記し
    たリンクにクランク状としたラックリンクで連結された
    ラックギアと、そのラックギアで駆動され、ループピン
    の受部を押圧するベルトと、そのベルトと噛合するギア
    体と、そのギア体に設けられた係合突子と、その係合突
    子と係合する係合アーム及びフィードバーと係合する突
    子を備えた係合板を設けたローターとを有するタグ吊持
    用のループピン装着具において、前記ローターの係合板
    に引張コイルスプリングの一端を掛合させてあることを
    特徴とするタグ吊持用のループピン装着具。
JP31436297A 1997-10-30 1997-10-30 タグ吊持用のループピン装着具 Pending JPH11130027A (ja)

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