JPH11129215A - 蟻ビット - Google Patents

蟻ビット

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JPH11129215A
JPH11129215A JP31124097A JP31124097A JPH11129215A JP H11129215 A JPH11129215 A JP H11129215A JP 31124097 A JP31124097 A JP 31124097A JP 31124097 A JP31124097 A JP 31124097A JP H11129215 A JPH11129215 A JP H11129215A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボルト孔と刃物溝の位置が部分的に重なるこ
とがなく、替刃交換時に切刃稜を損傷することのない蟻
ビットと、飛び出し防止溝からクラックを生じない替刃
とを提供する。 【解決手段】 シャンクが後端側に設けられ、先端側へ
向かうにつれて切削半径が大きくなるボデー14と、ボ
デー外周に形成されて替刃16と裏座18の収納を許容
する刃物溝20と、溝底部20aに開設したボルト孔2
2とからなり、該ボルト孔に挿入したボルト24により
裏座18を刃物溝20の底部側へ締め付けることで、替
刃を裏座と溝壁面20bとの間で挟着するよう構成した
蟻ビットにおいて、ボルトが挿入されるボルト孔のボル
ト差し込み側をボデー先端面14aに開口させた。また
該蟻ビットにおいて、替刃16の刃裏面に形成した飛び
出し防止溝16bは、少なくともボデー先端面14aの
側に開口しないように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は蟻ビットに関する
ものであって、更に詳細には、木材、木質系材料その他
窯業系材料等を材質とする継ぎ手接合部に蟻継ぎ手を切
削加工する蟻ビットの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばルーター等の加工機械に蟻ビット
を取付け、この蟻ビットを回転させつつ木材を相対移動
させることで、該木材の継ぎ手接合部に鳩尾状に先の広
がった溝や、同じく鳩尾状に先の広がったホゾ等の仕口
(蟻継ぎ手)を切削加工する技術が木材加工の分野で広く
実施されている。本発明は蟻ビットの改良に関するもの
であるので、従来技術に係る蟻ビットの構造を図7〜図
11を参照して説明する。図7に示すように、蟻ビット
10は、ルーター等の加工機械の回転軸に取付けるため
のシャンク12と、該シャンク12が後端側に設けら
れ、先端側へ向かうにつれて切削半径が大きくなるよう
設定した円錐台状のボデー14とを基本的に備えてい
る。このボデー14における外周の長手方向には、図1
0に示す替刃16と裏座18の収納を許容する刃物溝2
0が、中心軸線CAを中心として回転対称に2つ形成さ
れている。
【0003】またボデー14の外周には、図7,図8お
よび図10に示すように、前記刃物溝20の底部20a
に連通するボルト孔22が穿設され、このボルト孔22
へ図示のボルト24が挿通されるようになっている。図
示例では、1つの刃物溝20に2つのボルト孔22,2
2が所要距離だけ離間して穿設され、図10に示す如
く、該ボルト孔22におけるボルト差し込み側を前記ボ
デー14の外周に開口させている。また前記替刃16
は、図10に示すように、板状をなす刃体の対向し合う
2辺に切刃稜16a,16aが形成されている。更に替
刃16の刃体裏面には、図11に示す如く、長手方向に
延在する飛び出し防止溝16bが形成され、該刃体の長
手方向両端で開放している。この飛び出し防止溝16b
は、後述する替刃16と前記裏座18の装着時に、該裏
座18の表面に長手方向に突設した突条18a(図10
参照)が係合して、該替刃16を前記刃物溝20へ確実
に保持するべく機能する。また裏座18には、前記ボル
ト孔22,22の離間距離に対応して雌ネジ18b,18
bが螺設され、この雌ネジ18bに前記ボルト24がね
じ込み可能になっている。
【0004】前記替刃16を前記ボデー14の刃物溝2
0に取付けるためには、図9および図10に示すよう
に、該替刃16の飛び出し防止溝16bに前記裏座18
の突条18aを指向させると共に、該裏座18の夫々の
雌ネジ18bを前記刃物溝20の底部20aに開口して
いる前記ボルト孔22に対応的に整列させる。そして前
記ボデー14の外周側からボルト孔22に前記ボルト2
4を差し込んで、刃物溝20の底部20aに位置してい
る裏座18の雌ネジ18bにねじ込ませる。このボルト
24のねじ込みの進行に伴って前記裏座18は底部20
aの側へ締め付けられ、前記替刃16を該裏座18と刃
物溝20の溝壁面20bとの間で挟着するに至る。この
ときは前述した如く、裏座18に設けた突条18aが替
刃16の飛び出し防止溝16bに係合(図9参照)するの
で、該替刃16の確実な装着が達成される。
【0005】ところで前記替刃16の切刃稜16a,1
6aは、図7および図11に示すように、蟻ビット10
におけるボデー14の略全長に亘って形成されている。
このように切刃稜16aがボデー14の略全長に亘って
いると、蟻ビット10を回転させて被切削材(図示せず)
の切削を行なう際に、衝撃的な切削抵抗が断続的に発生
して瞬間的な抵抗が大きくなり、切削音が大きくなった
り、切削面の仕上り状態が低下したりする等の不都合が
ある。このような問題を解決するために、所要の切削領
域を受け持つ短い替刃16を、蟻ビット10の回転方向
に所定角度だけ位相をずらした状態で取付けるようにし
た提案がなされている。この場合は、夫々の替刃16は
ボデー14の全長に亘っていないので切削時の抵抗は比
較的小さくなり、前記の如き不都合が低減される利点が
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし短い替刃16を
蟻ビット10の回転方向に位相をずらして取付けるよう
にした前記の提案では、比較的小径な蟻ビット10にお
けるボデー14の外周は面積的に限られているので、こ
れに複数の替刃16を分散して配設するには限度が有
る。例えばボデー14において長手方向の切削領域を2
分割するようにした場合に、夫々の切削領域が1回転で
2刃切削(2回切削)となるよう維持した状態で各替刃1
6を配設しようとすると、位相をずらして略90°毎に
刃物溝20を設ける必要がある。また夫々の刃物溝20
には、前記裏座18を引き付けるボルト24を挿入すべ
きボルト孔22を対応的に設ける必要もある。この場合
に刃物溝20は分割された替刃16よりも長めの溝とな
るため、単純にボルト孔22を穿設すると、該刃物溝2
0と該ボルト孔22の外周面開口部との位置が部分的に
重なって連通してしまい、該替刃16の交換時にボルト
24を回す際に切刃稜16aを損傷したり、また切り屑
がボルト孔22の前記開口部に詰まる等の不都合を生じ
たりする難点が予想される。更には、前記刃物溝20と
該ボルト孔22とが接近することで、ボデー14に強度
低下を来す部分を生ずることも考えられる。
【0007】また図11に関して先に述べた如く、替刃
16の前記飛び出し防止溝16bは刃裏面の長手方向に
全長に亘って形成され、その刃体の長手方向両端で開放
している。しかも替刃16を蟻ビット10に取付けた際
に、該替刃16の一端は該ビット10の先端側へ僅かに
突出した形となる(図7参照)。このように替刃16が突
出した状態で被切削材の切削を行なうと、該替刃16に
形成した前記飛び出し防止溝16bの側からクラックが
発生し易くなる欠点があった。替刃16における飛び出
し防止溝16bを設けた部分は、これにより強度が低下
してしまうからである。
【0008】
【発明の目的】この発明は、従来の蟻ビットに内在して
いる前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案さ
れたものであって、例えば短い替刃を蟻ビットの回転方
向に位相をずらして取付ける場合において、ボルト孔と
刃物溝との位置が部分的に重なることがなく、従って替
刃交換のためボルトを回しても該替刃の切刃稜を損傷し
たり、また切削屑がボルト孔に詰まったり、ボデーの強
度が低下したりすることのない手段を提供することを目
的とする。また本発明の別の目的は、蟻ビットに替刃を
取付けた際に、該替刃の一端部は該ビットの先端側へ僅
かに突出するが、この替刃に必須的に形成される飛び出
し防止溝に工夫を施すことによって、該飛び出し防止溝
の側からクラックを生ずる可能性を低減させることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、所期
の目的を好適に達成するため本発明は、加工機械への取
付用シャンクと、該シャンクが後端側に設けられ、先端
側へ向かうにつれて切削半径が大きくなるボデーと、こ
のボデーの外周に形成されて、所要の替刃と裏座との収
納を許容する刃物溝と、この刃物溝の底部に開設したボ
ルト孔とからなり、このボルト孔に挿入したボルトによ
り前記裏座を該刃物溝の底部側へ締め付けることで、前
記替刃を該裏座と溝壁面との間で挟着するよう構成した
蟻ビットにおいて、前記ボルトが挿入されるボルト孔の
ボルト差し込み側を、前記ボデーの先端面に開口させた
ことを特徴とする。
【0010】同じく前記課題を解決し、所期の別の目的
を好適に達成するため本願の別の発明は、加工機械への
取付用シャンクと、該シャンクが後端側に設けられ、先
端側へ向かうにつれて切削半径が大きくなるボデーと、
このボデーの外周に形成されて、所要の替刃と裏座との
収納を許容する刃物溝と、この刃物溝の底部に開設した
ボルト孔とからなり、このボルト孔に挿入したボルトに
より前記裏座を該刃物溝の底部側へ締め付けることで、
前記替刃を該裏座と溝壁面との間で挟着するよう構成し
た蟻ビットにおいて、前記替刃の刃裏面に形成した飛び
出し防止溝は、少なくとも前記ボデーの先端面の側に開
口しないよう構成したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る蟻ビットに関
して、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら
説明する。なお従来技術の項で述べた部材名について
は、実質的に同じ部材は同じ符号で指示するものとす
る。
【0012】図1〜図4は、本発明の好適実施例に係る
蟻ビット10を示すものであって、替刃16による切削
領域がボデー14の長手方向に2分割されている。すな
わち蟻ビット10のボデー14に設けられる替刃収容用
の刃物溝20は、図4の背面図(シャンク12の後端側)
に示す如く、円周方向に90°の位相角をもって4つ形
成されている。そして図3の側面図に示すように、ボデ
ー14のシャンク側に位置する刃物溝20と蟻ビット1
0の先端側に位置する刃物溝20とが、90°の位相角
で隣り合う形で形成されている結果として、前記の如く
替刃16による切削領域がボデー14の長手方向に2分
割されている。この場合にボデー14におけるシャンク
側の刃物溝20に関しては、図4に示すように、ボルト
孔22は該ボデー14の反対側に開口し穿設されてい
る。そして該ボルト孔22にボルト24が挿入され、こ
れにより前記裏座18を刃物溝20の底部20a側へ締
め付けることで、前記替刃16は該裏座18と溝壁面2
0bとの間で挟着される。
【0013】またボデー14における先端面14aの側
に位置する刃物溝20に関しては、図1および図2に示
すように、ボルト孔22はボデー先端面14aに開口
し、その開口側がボルト24の差し込み側に設定されて
いる。すなわちボデー先端側の刃物溝20に前記替刃1
6を装着するには、ボデー14の先端面14aに開口す
る前記ボルト孔22からボルト24の先端を差し込み、
該ボルト24の先端を対応の刃物溝20に突出させて、
該刃物溝20に位置する裏座18の雌ネジ18bにねじ
込ませる。このとき替刃16は、刃物溝20における溝
壁面20bの定位置にあって、その飛び出し防止溝16
bに前記裏座18の突条18aが係合可能になってい
る。このような状態で前記ボルト24を締め付け方向へ
回転させることにより、前記裏座18は刃物溝20の底
部20aに向けて引き寄せられ、前記替刃16は該裏座
18と溝壁面20bとの間で強力に挟着されるに至る。
【0014】このように面積的に余裕の少ないボデー1
4の外周部にボルト孔24を開設するのを回避し、該ボ
デー14の先端面14aに該ボルト孔24を開口させる
ようにしたことで、ボデー外周にボルト孔24と刃物溝
20との位置が部分的に重なったり、或いは強度に影響
を及ぼす程に接近するのを防止することができる。なお
図示の実施例では、替刃16を2分割して切削する構成
を示したが、本発明の適用はこのような分割切削の例に
限られるものではない。例えば蟻ビット10におけるボ
デー14の全長が短くて切削範囲が狭い場合は、前述の
如き分割切削とする必要はないが、このときは先端に開
口する刃物溝20を3乃至4設けても、該刃物溝20と
ボルト孔24とを干渉させることなく形成し得るもので
ある。
【0015】図5は、本願の別の発明の好適実施例に関
するものであって、先に述べた蟻ビット10に使用され
る替刃16の側面および裏面が示されている。この替刃
16は、刃体の長手方向の1辺にだけ切刃稜16aが設
けられており、刃体裏面には前述の飛び出し防止溝16
bが形成されている。但し飛び出し防止溝16bは、そ
の替刃16を蟻ビット10の刃物溝20に装着した際
に、少なくとも前記ボデー14における先端面14aの
側には開口しない構成となっている。すなわち替刃16
を蟻ビット10に装着すると、先に説明したように該替
刃16の一端は該ビット10の先端面14aより僅かに
突出するが、この状態において前記飛び出し防止溝16
bは替刃16における突出側の一端には開口しない、と
いうものである。
【0016】図6は、替刃16に関する別の実施例を示
すもので、この替刃16は刃体の長手方向の2辺に切刃
稜16a,16aが設けられて、反転させることで両方
の切刃稜16aを使用できるようになっている。この替
刃16も、その刃体裏面に前述の飛び出し防止溝16b
が形成されているが、この溝16bの両端は替刃16の
裏面内に止まり、刃体の両端には開口しないよう構成さ
れている。すなわち図6に示す例でも、替刃16を蟻ビ
ット10の刃物溝20に装着した際に、少なくともボデ
ー先端面14aの側には開口しない構成となっている。
このように図5および図6に示す替刃16では、飛び出
し防止溝16bの突出端の部分の強度が必然的に低下し
クラックを生じ易くなるが、替刃16の突出端に飛び出
し防止溝16bを開口させないように構成したことによ
り、切削時の応力が溝16bの部分に集中することがな
く、クラックが発生する畏れを有効に防止し得るもので
ある。
【0017】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る蟻ビ
ットによれば、替刃取付け用のボルトが挿通されるボル
ト孔をボデーの先端面に開口させるよう構成したので、
限られた面積のボデー外周においてボルト孔と刃物溝と
の位置が部分的に重なることがない。このため替刃を交
換するためボルトを回しても該替刃の切刃稜を損傷する
畏れがなく、また切削屑がボルト孔に詰まったりするこ
とがない等の有用な効果を奏するものである。更には、
ボルト孔と刃物溝との位置が重ならないまでも、不都合
な程に接近することもないので、蟻ビットにおけるボデ
ーの強度低下を来す等の畏れも回避することができる。
また本願の別の発明によれば、替刃を蟻ビットに装着し
た際に、該替刃の裏面に形成した飛び出し防止溝がボデ
ー先端面の側に開口しないよう構成したので、切削時に
応力が該飛び出し防止溝に集中することがなく、従って
この溝の側からクラックを生ずる可能性を大幅に低減さ
せ得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蟻ビットを、その先端部が判明す
るように傾斜させた状態で示す斜視図である。
【図2】本発明に係る蟻ビットの先端側をもって正面と
した正面図である。
【図3】本発明に係る蟻ビットの側面図である。
【図4】本発明に係る蟻ビットの後端側をもって背面と
した背面図である。
【図5】本願の別の発明に係る替刃の側面および裏面を
示す概略説明図である。
【図6】別の実施例に係る替刃の側面および裏面を示す
概略説明図である。
【図7】従来技術に係る蟻ビットの側面図である。
【図8】図7に示す蟻ビットの背面図である。
【図9】図7に示す蟻ビットの正面図である。
【図10】図7に示す蟻ビットから替刃および裏座を外
すと共に、替刃裏面の飛び出し防止溝に裏座の突条を係
合させた状態でボルト結合する状態を説明的に示す分解
斜視図である。
【図11】図7に示す蟻ビットに使用される替刃の裏面
に、裏座の突条と係合させられる飛び出し防止溝が形成
されている状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 蟻ビット 12 シャンク 14 ボデー 14a 先端面(ボデーの) 16 替刃 16b 飛び出し防止溝 18 裏座 20 刃物溝 20a 底部(刃物溝の) 20b 溝壁面(刃物溝の) 22 ボルト孔 24 ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工機械への取付用シャンク(12)と、該
    シャンク(12)が後端側に設けられ、先端側へ向かうにつ
    れて切削半径が大きくなるボデー(14)と、このボデー(1
    4)の外周に形成されて、所要の替刃(16)と裏座(18)との
    収納を許容する刃物溝(20)と、この刃物溝(20)の底部(2
    0a)に開設したボルト孔(22)とからなり、このボルト孔
    (22)に挿入したボルト(24)により前記裏座(18)を該刃物
    溝(20)の底部(20a)側へ締め付けることで、前記替刃(1
    6)を該裏座(18)と溝壁面(20b)との間で挟着するよう構
    成した蟻ビットにおいて、 前記ボルト(24)が挿入されるボルト孔(22)のボルト差し
    込み側を、前記ボデー(14)の先端面(14a)に開口させた
    ことを特徴とする蟻ビット。
  2. 【請求項2】 加工機械への取付用シャンク(12)と、該
    シャンク(12)が後端側に設けられ、先端側へ向かうにつ
    れて切削半径が大きくなるボデー(14)と、このボデー(1
    4)の外周に形成されて、所要の替刃(16)と裏座(18)との
    収納を許容する刃物溝(20)と、この刃物溝(20)の底部(2
    0a)に開設したボルト孔(22)とからなり、このボルト孔
    (22)に挿入したボルト(24)により前記裏座(18)を該刃物
    溝(20)の底部(20a)側へ締め付けることで、前記替刃(1
    6)を該裏座(18)と溝壁面(20b)との間で挟着するよう構
    成した蟻ビットにおいて、 前記替刃(16)の刃裏面に形成した飛び出し防止溝(16b)
    は、少なくとも前記ボデー(14)の先端面(14a)の側に開
    口しないよう構成したことを特徴とする蟻ビット。
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