JPH11129134A - 移動テーブル - Google Patents

移動テーブル

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Publication number
JPH11129134A
JPH11129134A JP29896597A JP29896597A JPH11129134A JP H11129134 A JPH11129134 A JP H11129134A JP 29896597 A JP29896597 A JP 29896597A JP 29896597 A JP29896597 A JP 29896597A JP H11129134 A JPH11129134 A JP H11129134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
work
moving table
cylinder
pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP29896597A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Suzuki
克義 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP29896597A priority Critical patent/JPH11129134A/ja
Publication of JPH11129134A publication Critical patent/JPH11129134A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 別体の加圧ユニットなしで貼り合わせや圧着
作業が可能な移動テーブルを提供することである。 【解決手段】 可動盤3の上面側にリング状の凹部2a
を設け、この凹部2aにピストン2bを組み込んでシリ
ンダーを形成し、ステージ5をピストン2bの上面に固
定するとともに、ステージ5の下面にストッパー19が
装着されたガイドピン18を取り付け、このガイドピン
18を可動盤3に埋め込まれたガイド部材20で案内す
ることにより、ステージ5を高精度で昇降できるように
し、ワークの貼り合わせや圧着作業を可能としたのであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークを平面上
で移動させる移動テーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】加工装置や検査装置等に組み込まれてワ
ークの位置決めに使用される移動テーブルは、固定盤の
上に可動盤が配置され、この可動盤が駆動装置により固
定盤の上面に平行な平面内で移動して、位置決めされる
構成のものが多い。この種の移動テーブルには、可動盤
が前記平面内の直交する2軸方向に移動可能なXYテー
ブルと、前記2軸方向の移動に加えて可動盤が前記平面
内で回動可能なXYθテーブルとがある。
【0003】上記のような移動テーブルが組み込まれた
装置では、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ用
のフラットパネル基板を貼り合わせたり、基板等にフィ
ルムを圧着する作業を行なう場合がある。従来、このよ
うな場合は、移動テーブルでワークの位置決めをしたの
ち、加工装置等に別に組み込まれた加圧ユニットを用い
て移動テーブル全体を昇降させたり、移動テーブルの上
方から加圧ユニットのシリンダーを下降させたりして、
前述の貼り合わせや圧着作業を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の貼り合
わせや圧着作業では、位置決め用の移動テーブルのほか
に別体の加圧ユニットを必要とする問題がある。この加
圧ユニットを加工装置等に組み込む際には、加工装置等
の作業台や移動テーブルの高さに制約されて、加圧ユニ
ットを組み込む高さスペースを確保できない場合があ
る。また、加圧ユニットを移動テーブルの上方に組み込
む場合は、その支持のための部材を配置するスペースの
確保が困難な場合もある。加圧ユニットを移動テーブル
の下に組み込む場合は、移動テーブル全体を昇降させる
ために、大きな容量の加圧ユニットを必要とする問題も
ある。
【0005】また、上記の貼り合わせや圧着作業では、
貼り合わせ等のためのパーツを保持する保持ピンや、仕
上がったワークを取り外すための突き上げピン等を必要
とする場合が多い。これらのピンは移動テーブルのステ
ージ内で上下できるように設置する必要があり、中央の
孔が小さい移動テーブルでは、これらのピンを可動盤の
移動と干渉しない位置に取り付けるのが困難な問題もあ
る。
【0006】そこで、この発明の課題は、別体の加圧ユ
ニットなしで貼り合わせや圧着作業が可能な移動テーブ
ルを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、固定盤の上に可動盤が配置され、こ
の可動盤が、駆動装置により前記固定盤の上面に平行な
平面内で移動して、位置決めされる移動テーブルにおい
て、前記可動盤の上面側に、この面と垂直な方向に作動
するシリンダーを組み込み、この可動盤の上に前記シリ
ンダーで昇降するステージを配置した構成を採用したの
である。
【0008】すなわち、可動盤の上面側に、この面と垂
直な方向に作動するシリンダーを組み込むことにより、
この可動盤の上に配置されたステージに載置されるワー
クもしくはワークのパーツをステージとともに昇降さ
せ、前述した貼り合わせや圧着作業を行なうことができ
る。この場合、固定盤と可動盤は昇降しないため、シリ
ンダーの容量を必要最小限のものとすることができる。
前記ステージはシリンダーのピストンと一体に形成する
こともできる。
【0009】前記シリンダーを前記固定盤の下面側に、
この面と垂直な方向に作動するように組み込む構成とし
ても、前述と同様の機能を得ることができる。
【0010】前記ステージの昇降を案内する手段を設け
ることにより、ステージの昇降に際して、前記貼り合わ
せや圧着作業のために位置決めされたワーク等の位置を
精度よく保つことができる。
【0011】また、前記ステージの上面にピンを立てる
ことにより、このピンを使用して、ワーク等をステージ
上で位置決めしたり、ステージ上方に浮かせて保持した
りすることができる。
【0012】さらに、前記ステージに上下方向の貫通孔
を形成し、この貫通孔に挿入されて前記シリンダーで上
下する突き上げピンを設けることにより、仕上がったワ
ークをこの突き上げピンでステージから突き上げ、ワー
クの取り出しを容易にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図8に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。
【0014】図1乃至図4に第1の実施形態を示す。図
1は移動テーブルの分解斜視図、図2はその組み立て
図、図3は縦断面図である。この移動テーブルは、固定
盤1と、シリンダー2が組み込まれた可動盤3と、この
可動盤3を水平面内で移動させる3つの直線駆動装置4
と、ステージ5とで基本的に構成されたXYθテーブル
である。
【0015】前記固定盤1の2つの平行な側面と、これ
らに直交する1つの側面には、直線駆動装置4が各々1
つづつ金具6で取り付けられ、各駆動装置4の伸縮部7
先端が継手8を介して前記可動盤3に連結されている。
この継手8は回動ピン9とスライド軸受10を有し、こ
の各スライド軸受10が、可動盤3の側面に金具11で
取り付けられた各案内レール12に係合されている。固
定盤1と可動盤3の間には、可動盤3の移動を円滑にす
るためのスラスト軸受13が組み込まれている。前記3
つの駆動装置4の伸縮量の組み合わせにより、可動盤3
が固定盤1上で平行移動や回動し、位置決めされる。移
動テーブルの中央部には、ワークに光等を照射するため
の孔14が設けられている。
【0016】前記可動盤3の上面側には、リング状の凹
部2aが設けられ、この凹部2aにOリング15を装着
されたピストン2bが組み込まれてシリンダー2を形成
している。凹部2aの下部側面には、ピストン2bを昇
降させるための圧搾空気用のエアー配管16が接続され
ている。
【0017】前記ステージ5は、ボルト17で前記ピス
トン2bの上面に固定され、ステージ5の下面コーナー
部には4本のガイドピン18が取り付けられている。こ
のガイドピン18の頭部には、前記シリンダー2のスト
ロークを規制するストッパー19が装着されている。
【0018】前記可動盤3のコーナー部には、図4に示
すように、前記各ガイドピン18を案内する筒状のガイ
ド部材20が埋め込まれている。このガイド部材20の
下方には、前記シリンダー2のストロークで上下する前
記ガイドピン18の頭部を収納する凹部21が設けられ
ている。前記ガイドピン18とガイド部材20の案内部
はスプライン構造とすることもできる。また、このスプ
ラインをボールスプラインとしてもよい。
【0019】前記エアー配管16から凹部2aに圧搾空
気を入れると、ピストン2bは、図3(a)に示す状態
から上昇し、図3(b)に示すように、ステージ5がガ
イドピン18とガイド部材20で案内されて、前記スト
ッパー19が前記ガイド部材20の縁に当たる位置で停
止する。圧着作業の場合は、ステージ5の上方に前記シ
リンダー2のストローク内でフィルム等のパーツがセッ
トされ、ステージ5に載置された基板等がこのパーツに
押圧される。
【0020】図5および図6は、第2の実施形態を示
す。この移動テーブルは、図5に示すように、検査装置
の作業台22の下方に配置され、第1の実施形態の移動
テーブルのステージ5上面に、前記作業台22に設けら
れた貫通孔23の位置に合わせて突き上げピン24が立
てられたものである。この移動テーブルは、図6(a)
に示すように、前記シリンダー2を作動させて、突き上
げピン24で作業台22上で検査が終了したワーク25
を突き上げるようになっている。この突き上げピン24
の頭部には、図6(b)に示すように、ワーク25の位
置決めのための切欠き部26が設けられている。
【0021】図7は第3の実施形態を示す。この移動テ
ーブルは、図7(a)に示すように、基本的な構成は第
1の実施形態と同じであるが、前記ピストン2bの上面
に突き上げピン27が立てられている点が異なる。ステ
ージ28には、この突き上げピン27の位置に合わせて
貫通孔29が設けられている。
【0022】この移動テーブルは、前記シリンダー2を
作動させることによりピストン2bが上昇して、まず図
7(b)に示すように、前記突き上げピン27でステー
ジ28上のワーク30が突き上げられ、つぎに図7
(c)に示すように、ステージ28と突き上げピン27
がさらに上昇してワーク30を持ち上げる。この持ち上
げられたワーク30はロボットハンドや真空吸盤等で搬
出される。
【0023】図8は第4の実施形態を示す。この移動テ
ーブルも、図8(a)に示すように、作業台31の下方
に配置され、第1の実施形態と同じ移動テーブルのステ
ージ5に、ワーク32を仮位置決めするためのピン33
が立てられている。このピン33は、図8(b)に示す
ように、ステージ5の上面対角コーナー部に立てられ、
このピン33がワーク32の位置決め用孔34に嵌め込
まれるようになっている。
【0024】前記作業台31の下面にはフィルム35が
真空吸着でセットされ、前記駆動装置4で可動盤3の位
置決めをしたのち、前記シリンダー2を作動させること
によりステージ5が上昇して、前記ワーク32にこのフ
ィルム35が圧着されるようになっている。
【0025】以上の各実施形態は、3つの駆動装置で可
動盤が移動するXYθテーブルについて述べたが、本発
明の移動テーブルは、固定盤上面に平行な平面内で可動
盤が移動するタイプのものであればよく、可動盤の駆動
方式や案内方式は種々のものを採用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明の移動テーブル
は、可動盤の上面側もしくは固定盤の下面側に、これら
の面と垂直な方向に作動するシリンダーを組み込み、可
動盤の上に配置されたステージを昇降させるようにした
ので、別体の加圧ユニットなしで、ステージ上でワーク
の貼り合わせや圧着作業を行なうことができる。また、
前記ステージやシリンダーのピストンにピンを立てるこ
とにより、これらのピンをシリンダーの作動で上下さ
せ、ステージ上のワークの突き上げや保持に活用するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態を示す分解斜視図
【図2】図1の組み立て斜視図
【図3】a、bは図2の作動を説明する縦断面図
【図4】図3の要部拡大断面図
【図5】第2の実施形態を示す縦断面図
【図6】aは図5の要部拡大断面図、bは図5の一部省
略平面図
【図7】aは第3の実施形態を示す縦断面図、b、cは
aの作動を説明する要部拡大断面図
【図8】aは第4の実施形態を示す正面図、bはaの要
部分解斜視図
【符号の説明】
1 固定盤 2 シリンダー 2a 凹部 2b ピストン 3 可動盤 4 駆動装置 5 ステージ 6 金具 7 伸縮部 8 継手 9 回動ピン 10 スライド軸受 11 金具 12 レール 13 スラスト軸受 14 孔 15 Oリング 16 エアー配管 17 ボルト 18 ガイドピン 19 ストッパー 20 ガイド部材 21 凹部 22 作業台 23 貫通孔 24 突き上げピン 25 ワーク 26 切欠き部 27 突き上げピン 28 ステージ 29 貫通孔 30 ワーク 31 作業台 32 ワーク 33 ピン 34 孔 35 フィルム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定盤の上に可動盤が配置され、この可
    動盤が、駆動装置により前記固定盤の上面に平行な平面
    内で移動して、位置決めされる移動テーブルにおいて、
    前記可動盤の上面側に、この面と垂直な方向に作動する
    シリンダーが組み込まれ、この可動盤の上に前記シリン
    ダーで昇降するステージが配置されたことを特徴とする
    移動テーブル。
  2. 【請求項2】 前記ステージの昇降を案内する手段が設
    けられた請求項1に記載の移動テーブル。
  3. 【請求項3】 前記ステージの上面にピンが立てられた
    請求項1または請求項2に記載の移動テーブル。
  4. 【請求項4】 前記ステージに上下方向の貫通孔が形成
    され、この貫通孔に挿入されて前記シリンダーで上下す
    る突き上げピンが設けられた請求項1または請求項2に
    記載の移動テーブル。
  5. 【請求項5】 固定盤の上に可動盤が配置され、この可
    動盤が、駆動装置により前記固定盤の上面に平行な平面
    内で移動して、位置決めされる移動テーブルにおいて、
    前記固定盤の下面側に、この面と垂直な方向に作動する
    シリンダーが組み込まれたことを特徴とする移動テーブ
    ル。
JP29896597A 1997-10-30 1997-10-30 移動テーブル Pending JPH11129134A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29896597A JPH11129134A (ja) 1997-10-30 1997-10-30 移動テーブル

Applications Claiming Priority (1)

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Family

ID=17866486

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JP29896597A Pending JPH11129134A (ja) 1997-10-30 1997-10-30 移動テーブル

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JP (1) JPH11129134A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007108130A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Canon Machinery Inc XYθテーブル駆動機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007108130A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Canon Machinery Inc XYθテーブル駆動機構

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