JPH11129081A - レーザ加工装置及びその調整方法 - Google Patents
レーザ加工装置及びその調整方法Info
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- JPH11129081A JPH11129081A JP9297271A JP29727197A JPH11129081A JP H11129081 A JPH11129081 A JP H11129081A JP 9297271 A JP9297271 A JP 9297271A JP 29727197 A JP29727197 A JP 29727197A JP H11129081 A JPH11129081 A JP H11129081A
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- mask
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Abstract
(57)【要約】
【課題】効率よく加工装置の調整を行うことができるレ
ーザ加工装置を提供する。 【解決手段】レーザ光102を照射するレーザ光源10
1と、レーザ光102の光軸上に配置されるマスク10
4とを備え、マスク104を通過したレーザ光により加
工対象物106に所定の加工を行うレーザ加工装置にお
いて、マスク104と等価な位置に配置可能な、レーザ
光の強度分布を測定するための強度分布測定装置107
と、マスク104がレーザ光102の光軸上に位置する
状態と、強度分布測定装置107がレーザ光102の光
軸上に位置する状態とを切り替える切り替えステージ1
08とを具備する。
ーザ加工装置を提供する。 【解決手段】レーザ光102を照射するレーザ光源10
1と、レーザ光102の光軸上に配置されるマスク10
4とを備え、マスク104を通過したレーザ光により加
工対象物106に所定の加工を行うレーザ加工装置にお
いて、マスク104と等価な位置に配置可能な、レーザ
光の強度分布を測定するための強度分布測定装置107
と、マスク104がレーザ光102の光軸上に位置する
状態と、強度分布測定装置107がレーザ光102の光
軸上に位置する状態とを切り替える切り替えステージ1
08とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェットプリ
ンタ用ヘッドの製造装置での流路形成部材を高精度に加
工するのに用いられるレーザ加工装置及びその調整方法
に関するものである。
ンタ用ヘッドの製造装置での流路形成部材を高精度に加
工するのに用いられるレーザ加工装置及びその調整方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクを加熱発泡させることによるエネ
ルギーでインクを吐出させるバブルジェットプリンタ用
ヘッドの製造過程においては、インクの吐出特性に大き
く影響を及ぼす天板と呼ばれるインクの流路を持つ部品
に対し、このプラスチック部材で形成された天板にイン
クの流路を高精度に形成するのにレーザ光を用いた加工
が行われている。加工ではマスク投影法が用いられ、加
工形状にあわせた窓が形成されているマスクにレーザ発
信源からの光を均一でなおかつ効率よく光量分布を整形
して照射する。マスクに照明された光の像を加工対象に
結像することによってマスクパターンにあった加工が実
現できる。この時加工条件として、レーザ照明光、マス
ク、投影レンズ、加工対象ワークのそれぞれの位置決め
が必要である。
ルギーでインクを吐出させるバブルジェットプリンタ用
ヘッドの製造過程においては、インクの吐出特性に大き
く影響を及ぼす天板と呼ばれるインクの流路を持つ部品
に対し、このプラスチック部材で形成された天板にイン
クの流路を高精度に形成するのにレーザ光を用いた加工
が行われている。加工ではマスク投影法が用いられ、加
工形状にあわせた窓が形成されているマスクにレーザ発
信源からの光を均一でなおかつ効率よく光量分布を整形
して照射する。マスクに照明された光の像を加工対象に
結像することによってマスクパターンにあった加工が実
現できる。この時加工条件として、レーザ照明光、マス
ク、投影レンズ、加工対象ワークのそれぞれの位置決め
が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のレ
ーザ加工機では、レーザーや光学系の保守を行った際に
照明光の位置や分布が以前と変わり、また照明光位置が
どのように変わったかが分からない。そのため、条件出
しの際に実際のワークを加工して、加工されたワークを
測定することを繰り返して条件出しを行っていた。これ
ではマスク、投影レンズ、ワークのすべてを再度最適位
置にティーチングする必要があり、条件出しに非常に時
間がかかる。
ーザ加工機では、レーザーや光学系の保守を行った際に
照明光の位置や分布が以前と変わり、また照明光位置が
どのように変わったかが分からない。そのため、条件出
しの際に実際のワークを加工して、加工されたワークを
測定することを繰り返して条件出しを行っていた。これ
ではマスク、投影レンズ、ワークのすべてを再度最適位
置にティーチングする必要があり、条件出しに非常に時
間がかかる。
【0004】また、従来のレーザ加工機の構成は図10
のようにレーザ発振機502からのレーザ光504を照
明工学系506を介してマスク508への照明光として
照射し、マスク508には加工形状にあわせた開口が設
けられていて、このマスク508に照射されたレーザ光
を結像光学系510によって加工対象物512に結像す
るようになっている。この時、加工寸法はマスク50
8、結像光学系510、加工対象物512の光軸方向の
位置により決定される。
のようにレーザ発振機502からのレーザ光504を照
明工学系506を介してマスク508への照明光として
照射し、マスク508には加工形状にあわせた開口が設
けられていて、このマスク508に照射されたレーザ光
を結像光学系510によって加工対象物512に結像す
るようになっている。この時、加工寸法はマスク50
8、結像光学系510、加工対象物512の光軸方向の
位置により決定される。
【0005】しかしながらこの従来例では、加工寸法を
校正する際には加工対象物512を実際の加工パターン
で加工してみた後、装置から加工対象物を外し、顕微鏡
等を用いて加工寸法を測定する。そして、目標の加工寸
法に対してずれている場合はマスク508、結像光学系
510、加工対象物512を調整することを繰り返すこ
とにより校正が行われていた。これはレーザ発振機や光
学系のメンテナンス時に行われ時間と労力がかかるとい
う問題があった。
校正する際には加工対象物512を実際の加工パターン
で加工してみた後、装置から加工対象物を外し、顕微鏡
等を用いて加工寸法を測定する。そして、目標の加工寸
法に対してずれている場合はマスク508、結像光学系
510、加工対象物512を調整することを繰り返すこ
とにより校正が行われていた。これはレーザ発振機や光
学系のメンテナンス時に行われ時間と労力がかかるとい
う問題があった。
【0006】したがって、本発明は、上述した課題に鑑
みてなされたものであり、その目的は、効率よく加工装
置の調整を行うことができるレーザ加工装置及びその調
整方法を提供することである。
みてなされたものであり、その目的は、効率よく加工装
置の調整を行うことができるレーザ加工装置及びその調
整方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わるレーザ加工装置
は、レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レーザ光の
光軸上に配置されるマスクとを備え、該マスクを通過し
たレーザ光により加工対象物に所定の加工を行うレーザ
加工装置において、前記マスクと等価な位置に配置可能
な、レーザ光の強度分布を測定するための強度分布測定
手段と、前記マスクが前記レーザ光の光軸上に位置する
状態と、前記強度分布測定手段が前記レーザ光の光軸上
に位置する状態とを切り替える切り替え手段とを具備す
ることを特徴としている。
目的を達成するために、本発明に係わるレーザ加工装置
は、レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レーザ光の
光軸上に配置されるマスクとを備え、該マスクを通過し
たレーザ光により加工対象物に所定の加工を行うレーザ
加工装置において、前記マスクと等価な位置に配置可能
な、レーザ光の強度分布を測定するための強度分布測定
手段と、前記マスクが前記レーザ光の光軸上に位置する
状態と、前記強度分布測定手段が前記レーザ光の光軸上
に位置する状態とを切り替える切り替え手段とを具備す
ることを特徴としている。
【0008】また、この発明に係わるレーザ加工装置に
おいて、前記切り替え手段は、前記マスクと前記強度分
布測定手段とを前記レーザ光の光軸と直交する方向に移
動させるステージを備えることを特徴としている。
おいて、前記切り替え手段は、前記マスクと前記強度分
布測定手段とを前記レーザ光の光軸と直交する方向に移
動させるステージを備えることを特徴としている。
【0009】また、この発明に係わるレーザ加工装置に
おいて、前記マスクと前記強度分布測定手段とは、同一
のステージ上に配置されていることを特徴としている。
おいて、前記マスクと前記強度分布測定手段とは、同一
のステージ上に配置されていることを特徴としている。
【0010】また、この発明に係わるレーザ加工装置に
おいて、前記加工対象物は、インクジェットヘッドのイ
ンク吐出ノズルを構成する部材であることを特徴として
いる。
おいて、前記加工対象物は、インクジェットヘッドのイ
ンク吐出ノズルを構成する部材であることを特徴として
いる。
【0011】また、この発明に係わるレーザ加工装置に
おいて、前記加工対象物は、前記レーザ光によりインク
を吐出するためのノズル穴を穿設加工されることを特徴
としている。
おいて、前記加工対象物は、前記レーザ光によりインク
を吐出するためのノズル穴を穿設加工されることを特徴
としている。
【0012】また、本発明に係わるレーザ加工装置の調
整方法は、レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レー
ザ光の光軸上に配置されるマスクとを備え、該マスクを
通過したレーザ光により加工対象物に所定の加工を行う
レーザ加工装置におけるレーザ光の照射位置を調整する
ためのレーザ加工装置の調整方法であって、前記マスク
と等価な位置に配置されレーザ光の強度分布を測定する
ための強度分布測定手段により、レーザ光の照射位置を
検出する検出工程と、該検出工程で得られたレーザ光の
照射位置情報に基づいて、前記レーザ光が前記マスク上
のマスクパターンに正確に照射されるように、前記レー
ザ光の照射光学系を調整する調整工程とを具備すること
を特徴としている。
整方法は、レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レー
ザ光の光軸上に配置されるマスクとを備え、該マスクを
通過したレーザ光により加工対象物に所定の加工を行う
レーザ加工装置におけるレーザ光の照射位置を調整する
ためのレーザ加工装置の調整方法であって、前記マスク
と等価な位置に配置されレーザ光の強度分布を測定する
ための強度分布測定手段により、レーザ光の照射位置を
検出する検出工程と、該検出工程で得られたレーザ光の
照射位置情報に基づいて、前記レーザ光が前記マスク上
のマスクパターンに正確に照射されるように、前記レー
ザ光の照射光学系を調整する調整工程とを具備すること
を特徴としている。
【0013】また、この発明に係わるレーザ加工装置の
調整方法において、前記加工対象物は、インクジェット
ヘッドのインク吐出ノズルを構成する部材であることを
特徴としている。
調整方法において、前記加工対象物は、インクジェット
ヘッドのインク吐出ノズルを構成する部材であることを
特徴としている。
【0014】また、この発明に係わるレーザ加工装置の
調整方法において、前記加工対象物は、前記レーザ光に
よりインクを吐出するためのノズル穴を穿設加工される
ことを特徴としている。
調整方法において、前記加工対象物は、前記レーザ光に
よりインクを吐出するためのノズル穴を穿設加工される
ことを特徴としている。
【0015】また、本発明に係わるレーザ加工装置は、
レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レーザ光の光軸
上に配置され、所定の間隔で配置された少なくとも2つ
の校正基準穴を有するマスクと、加工対象物と等価な位
置に配置可能で、所定の間隔で配置された少なくとも2
つの基準マークを有する寸法校正基準部材と、前記寸法
校正基準部材上の基準マークの位置を検出するととも
に、前記校正基準穴を通過したレーザ光により前記加工
対象物に加工された加工部の位置を検出するための検出
手段とを具備することを特徴としている。
レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レーザ光の光軸
上に配置され、所定の間隔で配置された少なくとも2つ
の校正基準穴を有するマスクと、加工対象物と等価な位
置に配置可能で、所定の間隔で配置された少なくとも2
つの基準マークを有する寸法校正基準部材と、前記寸法
校正基準部材上の基準マークの位置を検出するととも
に、前記校正基準穴を通過したレーザ光により前記加工
対象物に加工された加工部の位置を検出するための検出
手段とを具備することを特徴としている。
【0016】また、この発明に係わるレーザ加工装置に
おいて、前記加工対象物と前記寸法校正基準部材とは、
前記レーザ光の光軸に直交する方向に移動可能なステー
ジ上に配置されていることを特徴としている。
おいて、前記加工対象物と前記寸法校正基準部材とは、
前記レーザ光の光軸に直交する方向に移動可能なステー
ジ上に配置されていることを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わるレーザ加工装置に
おいて、前記加工対象物は、インクジェットヘッドのイ
ンク吐出ノズルを構成する部材であることを特徴として
いる。
おいて、前記加工対象物は、インクジェットヘッドのイ
ンク吐出ノズルを構成する部材であることを特徴として
いる。
【0018】また、この発明に係わるレーザ加工装置に
おいて、前記加工対象物は、前記レーザ光によりインク
を吐出するためのノズル穴を穿設加工されることを特徴
としている。
おいて、前記加工対象物は、前記レーザ光によりインク
を吐出するためのノズル穴を穿設加工されることを特徴
としている。
【0019】また、この発明に係わるレーザ加工装置に
おいて前記校正基準穴の間隔は、実際の加工寸法の全長
より短い間隔に設定されていることを特徴としている。
おいて前記校正基準穴の間隔は、実際の加工寸法の全長
より短い間隔に設定されていることを特徴としている。
【0020】また、本発明に係わるレーザ加工装置の調
整方法は、レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レー
ザ光の光軸上に配置されるマスクとを備え、該マスクを
通過したレーザ光により加工対象物に所定の加工を行う
レーザ加工装置におけるレーザ光の照射位置を調整する
ためのレーザ加工装置の調整方法であって、前記加工対
象物と等価な位置に配置された寸法校正基準部材上の少
なくとも2つの基準マークの位置を検出する第1の検出
工程と、前記マスクに形成された少なくとも2つの校正
基準穴を通過したレーザ光により前記加工対象物上に少
なくとも2つの加工部を形成する形成工程と、前記少な
くとも2つの加工部の位置を検出する第2の検出工程
と、前記基準マークの位置と前記加工部の位置が一致す
るように、前記レーザ光の照射光学系を調整する調整工
程とを具備することを特徴としている。
整方法は、レーザ光を照射するレーザ光源と、前記レー
ザ光の光軸上に配置されるマスクとを備え、該マスクを
通過したレーザ光により加工対象物に所定の加工を行う
レーザ加工装置におけるレーザ光の照射位置を調整する
ためのレーザ加工装置の調整方法であって、前記加工対
象物と等価な位置に配置された寸法校正基準部材上の少
なくとも2つの基準マークの位置を検出する第1の検出
工程と、前記マスクに形成された少なくとも2つの校正
基準穴を通過したレーザ光により前記加工対象物上に少
なくとも2つの加工部を形成する形成工程と、前記少な
くとも2つの加工部の位置を検出する第2の検出工程
と、前記基準マークの位置と前記加工部の位置が一致す
るように、前記レーザ光の照射光学系を調整する調整工
程とを具備することを特徴としている。
【0021】また、この発明に係わるレーザ加工装置の
調整方法において、前記加工対象物は、インクジェット
ヘッドのインク吐出ノズルを構成する部材であることを
特徴としている。
調整方法において、前記加工対象物は、インクジェット
ヘッドのインク吐出ノズルを構成する部材であることを
特徴としている。
【0022】また、この発明に係わるレーザ加工装置の
調整方法において、前記加工対象物は、前記レーザ光に
よりインクを吐出するためのノズル穴を穿設加工される
ことを特徴としている。
調整方法において、前記加工対象物は、前記レーザ光に
よりインクを吐出するためのノズル穴を穿設加工される
ことを特徴としている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0024】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係わるレーザ加工装置の構成を示す図であ
る。
の実施形態に係わるレーザ加工装置の構成を示す図であ
る。
【0025】図1において、101はレーザ発振器、1
02はレーザ光、103はレーザ光102を均一の強度
分布にするなど所望の照明光に加工するための照明光学
系、104は加工するパターンに応じた開口を持つマス
ク、105はマスク104に照明されたレーザ光をマス
クパターン通りに結像させるための対物レンズ、106
は対物レンズ105を透過したレーザ光によってマスク
パターンどおりのパターンで加工する対象であるワーク
(加工対象物)である。107はマスク104と光学的
に等価な位置でのレーザ照明光の強度分布を測定するた
めの強度分布測定装置である。108はマスク104と
強度分布測定装置107を切り替え移動するための移動
ステージである。
02はレーザ光、103はレーザ光102を均一の強度
分布にするなど所望の照明光に加工するための照明光学
系、104は加工するパターンに応じた開口を持つマス
ク、105はマスク104に照明されたレーザ光をマス
クパターン通りに結像させるための対物レンズ、106
は対物レンズ105を透過したレーザ光によってマスク
パターンどおりのパターンで加工する対象であるワーク
(加工対象物)である。107はマスク104と光学的
に等価な位置でのレーザ照明光の強度分布を測定するた
めの強度分布測定装置である。108はマスク104と
強度分布測定装置107を切り替え移動するための移動
ステージである。
【0026】図2は図1におけるマスク104、強度分
布測定装置107、移動ステージ108をより詳細に示
した図であり、レーザ光の出射側から見た図である。1
04は前出のマスクで、マスク移動装置120によって
照明光に対し適切な位置に位置調整される。マスク10
4には、ワークに穴を加工するために複数の開口穴10
4aが形成されており、この開口穴104aの部分がレ
ーザ光102により照明される。図1に示した強度分布
測定装置は検出部122と検出部移動装置124からな
り、検出部122には所定の面積の照明光を受光し測定
するための開口126が設けられている。検出部122
は開口126から取り込まれた光を適当に減光させた
り、整形して受光センサで光電変換し、測定値として処
理する。これらマスク104、マスク移動装置120、
検出部122、検出部移動装置124は移動ステージ1
08によってレーザ照明光に対し必要に応じた位置に移
動位置決めされる。
布測定装置107、移動ステージ108をより詳細に示
した図であり、レーザ光の出射側から見た図である。1
04は前出のマスクで、マスク移動装置120によって
照明光に対し適切な位置に位置調整される。マスク10
4には、ワークに穴を加工するために複数の開口穴10
4aが形成されており、この開口穴104aの部分がレ
ーザ光102により照明される。図1に示した強度分布
測定装置は検出部122と検出部移動装置124からな
り、検出部122には所定の面積の照明光を受光し測定
するための開口126が設けられている。検出部122
は開口126から取り込まれた光を適当に減光させた
り、整形して受光センサで光電変換し、測定値として処
理する。これらマスク104、マスク移動装置120、
検出部122、検出部移動装置124は移動ステージ1
08によってレーザ照明光に対し必要に応じた位置に移
動位置決めされる。
【0027】次に動作について説明する。
【0028】図3はマスクと照明光位置を出射側から見
て概念的に示した図である。図3において、マスク10
4にはマスクパターン(開口穴)104aが形成されて
いる。このマスクパターン104aとレーザ照明光10
2の位置あわせを行う必要があり、(a)では上下に、
(b)では左右に、(c)では回転方向に調整する必要
があることを示している。これはレーザ光を最初に調整
する際や、レーザ発振器101や照明光学系103の保
守を行う際に必ずしも保守前と同一位置に照明光が来な
いときに図3のようなずれが生じる。
て概念的に示した図である。図3において、マスク10
4にはマスクパターン(開口穴)104aが形成されて
いる。このマスクパターン104aとレーザ照明光10
2の位置あわせを行う必要があり、(a)では上下に、
(b)では左右に、(c)では回転方向に調整する必要
があることを示している。これはレーザ光を最初に調整
する際や、レーザ発振器101や照明光学系103の保
守を行う際に必ずしも保守前と同一位置に照明光が来な
いときに図3のようなずれが生じる。
【0029】図4は、移動ステージ108によって移動
されるマスク104と強度分布測定装置107とレーザ
照明光の位置関係を示した図である。まず(a)はワー
クを加工する際の配置でレーザ照明光はマスクに照射さ
れる位置に移動ステージ108によって配置される。ま
た照明光分布を測定する際には(b)や(c)またその
間の位置を移動ステージ108によって移動位置決めし
ながら各位置での照明光強度を測定しその位置と強度か
ら照明光強度分布を測定する。図示していないが検出部
移動装置124は上下方向の移動位置決め機構を持ち、
移動ステージ108とあわせて照明光光軸に対し2次元
の強度分布を求めることができる。このようにして2次
元または1次元の照明光強度分布測定によって保守前の
分布と同一になるようにレーザ発振器101や照明光学
系103を調整する。このように、検出部移動装置12
4により照明光の強度分布を測定し、その分布が保守前
の分布と同じようになれば、移動ステージ108により
マスク104を図4(a)に示した加工位置に戻したと
きに、図2に示すようにレーザ光102の照明位置とマ
スクパターン104aの位置が正確に一致した状態とな
る。これにより正確な加工が可能となる。
されるマスク104と強度分布測定装置107とレーザ
照明光の位置関係を示した図である。まず(a)はワー
クを加工する際の配置でレーザ照明光はマスクに照射さ
れる位置に移動ステージ108によって配置される。ま
た照明光分布を測定する際には(b)や(c)またその
間の位置を移動ステージ108によって移動位置決めし
ながら各位置での照明光強度を測定しその位置と強度か
ら照明光強度分布を測定する。図示していないが検出部
移動装置124は上下方向の移動位置決め機構を持ち、
移動ステージ108とあわせて照明光光軸に対し2次元
の強度分布を求めることができる。このようにして2次
元または1次元の照明光強度分布測定によって保守前の
分布と同一になるようにレーザ発振器101や照明光学
系103を調整する。このように、検出部移動装置12
4により照明光の強度分布を測定し、その分布が保守前
の分布と同じようになれば、移動ステージ108により
マスク104を図4(a)に示した加工位置に戻したと
きに、図2に示すようにレーザ光102の照明位置とマ
スクパターン104aの位置が正確に一致した状態とな
る。これにより正確な加工が可能となる。
【0030】なお、検出部122には適当な1次元セン
サや2次元センサを用いてもよい。 (第2の実施形態)図5は、本発明の第2の実施形態に
係わるレーザ加工装置の構成を示す図である。
サや2次元センサを用いてもよい。 (第2の実施形態)図5は、本発明の第2の実施形態に
係わるレーザ加工装置の構成を示す図である。
【0031】図5において、201はレーザ発振機、2
02はレーザ光、203は照明光学系、204はマス
ク、205はマスク移動ステージ、206は結像光学
系、207は結像光学系206を移動させるための移動
ステージ、208は加工対象物、209は加工対象物2
08の移動ステージ、210は寸法校正基準、211は
寸法測定装置である。
02はレーザ光、203は照明光学系、204はマス
ク、205はマスク移動ステージ、206は結像光学
系、207は結像光学系206を移動させるための移動
ステージ、208は加工対象物、209は加工対象物2
08の移動ステージ、210は寸法校正基準、211は
寸法測定装置である。
【0032】図6はマスク204の構成例を示した図で
あり、光軸方向から見た図である。図6において、22
0は加工対象物208に対して加工するためのマスクパ
ターンでたとえばインクジェットプリンタのヘッドの吐
出ノズル加工の際のノズル数だけの開口穴が形成されて
いる。222,224は寸法校正マスク穴で、加工寸法
を測定するときの加工に使用する開口部であり、222
と224の間隔Mは結像光学系の倍率と加工対象物での
間隔を換算した間隔にしておく。
あり、光軸方向から見た図である。図6において、22
0は加工対象物208に対して加工するためのマスクパ
ターンでたとえばインクジェットプリンタのヘッドの吐
出ノズル加工の際のノズル数だけの開口穴が形成されて
いる。222,224は寸法校正マスク穴で、加工寸法
を測定するときの加工に使用する開口部であり、222
と224の間隔Mは結像光学系の倍率と加工対象物での
間隔を換算した間隔にしておく。
【0033】また図7は寸法校正基準210の構成を示
した図であり、光軸方向から見た図である。これは寸法
校正マスク穴222,224で加工した際の加工対象に
対する寸法を計測する寸法測定装置211の校正に使用
し、たとえばガラスチャートのようなもので作られる。
した図であり、光軸方向から見た図である。これは寸法
校正マスク穴222,224で加工した際の加工対象に
対する寸法を計測する寸法測定装置211の校正に使用
し、たとえばガラスチャートのようなもので作られる。
【0034】寸法測定装置211は例えば2次元センサ
を使用した測定系を用い、寸法校正基準210の図7の
例では2つの十字マーク226,228を測定し、この
間隔Lの値を校正目標値とする。また、寸法校正マスク
穴222,224によって加工された加工対象物208
の加工位置を測定する。このため図8のように寸法校正
基準210と加工対象物208は寸法測定装置211で
測定できる位置まで移動できるようにともに移動ステー
ジ209上に配置されている。
を使用した測定系を用い、寸法校正基準210の図7の
例では2つの十字マーク226,228を測定し、この
間隔Lの値を校正目標値とする。また、寸法校正マスク
穴222,224によって加工された加工対象物208
の加工位置を測定する。このため図8のように寸法校正
基準210と加工対象物208は寸法測定装置211で
測定できる位置まで移動できるようにともに移動ステー
ジ209上に配置されている。
【0035】次に動作について説明する。
【0036】初めに移動ステージ209によって寸法測
定装置211で寸法校正基準210を測定し、加工寸法
目標値Lを測定しておく。次に適当なマスク204、結
像光学系206、加工対象物208をそれぞれの移動ス
テージによって位置だしを行い、寸法校正マスク穴22
2,224で加工対象を加工する。次に加工対象物に加
工された部位を寸法測定装置211で測定できる位置に
位置だしを行い加工寸法を測定する。この測定された加
工寸法が、寸法校正基準210を測定したときの加工寸
法目標値Lと一致するように光学系を調整する。
定装置211で寸法校正基準210を測定し、加工寸法
目標値Lを測定しておく。次に適当なマスク204、結
像光学系206、加工対象物208をそれぞれの移動ス
テージによって位置だしを行い、寸法校正マスク穴22
2,224で加工対象を加工する。次に加工対象物に加
工された部位を寸法測定装置211で測定できる位置に
位置だしを行い加工寸法を測定する。この測定された加
工寸法が、寸法校正基準210を測定したときの加工寸
法目標値Lと一致するように光学系を調整する。
【0037】この時の様子を示したものが図9である。
この図において、301,302は、加工対象物上に寸
法校正マスク穴222,224によって加工された加工
穴を示す。(a)は加工目標に対し適切な加工寸法で加
工できたことを示しM1で示す寸法が目標寸法である。
(b)は加工寸法が短かった場合で加工寸法はM2であ
る。(c)は加工寸法が長かった場合で加工寸法はM3
となる。この時、図9(a)の状態にするために、例え
ば状態が図9(b)や(c)となった場合にはマスク2
04、結像光学系206、加工対象物208をその加工
寸法の差分だけ修正するように位置を光軸方向に修正し
て再度加工確認を行うことを繰り返す。これにより装置
上で加工寸法の確認、修正が自動に行えるようになる。
また寸法確認の際に加工してみるわけであるが、寸法校
正マスク穴222,224の間隔Mを加工領域の全長よ
り短くしておくことにより、マスク204をマスクパタ
ーン220の並び方向に移動、位置を変更しながら加工
することによって、1つの加工対象物208に対して繰
り返し寸法校正用の加工穴を形成することができるの
で、加工対象を寸法確認毎に変更することなく調整、校
正が行える様になる。
この図において、301,302は、加工対象物上に寸
法校正マスク穴222,224によって加工された加工
穴を示す。(a)は加工目標に対し適切な加工寸法で加
工できたことを示しM1で示す寸法が目標寸法である。
(b)は加工寸法が短かった場合で加工寸法はM2であ
る。(c)は加工寸法が長かった場合で加工寸法はM3
となる。この時、図9(a)の状態にするために、例え
ば状態が図9(b)や(c)となった場合にはマスク2
04、結像光学系206、加工対象物208をその加工
寸法の差分だけ修正するように位置を光軸方向に修正し
て再度加工確認を行うことを繰り返す。これにより装置
上で加工寸法の確認、修正が自動に行えるようになる。
また寸法確認の際に加工してみるわけであるが、寸法校
正マスク穴222,224の間隔Mを加工領域の全長よ
り短くしておくことにより、マスク204をマスクパタ
ーン220の並び方向に移動、位置を変更しながら加工
することによって、1つの加工対象物208に対して繰
り返し寸法校正用の加工穴を形成することができるの
で、加工対象を寸法確認毎に変更することなく調整、校
正が行える様になる。
【0038】なお、本発明は、その趣旨を逸脱しない範
囲で、上記実施形態を修正または変形したものに適用可
能である。
囲で、上記実施形態を修正または変形したものに適用可
能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マスク、投影レンズ、ワークの再位置出しをせずにレー
ザ発振器、照明光学系の保守が行えるために、メンテナ
ンスの簡素化、迅速化を実現することができる。
マスク、投影レンズ、ワークの再位置出しをせずにレー
ザ発振器、照明光学系の保守が行えるために、メンテナ
ンスの簡素化、迅速化を実現することができる。
【0040】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わるレーザ加工装
置の構成を示す図である。
置の構成を示す図である。
【図2】図1におけるマスク、強度分布測定装置、移動
ステージをより詳細に示した図である。
ステージをより詳細に示した図である。
【図3】マスクと照明光位置を出射側から見て概念的に
示した図である。
示した図である。
【図4】移動ステージによって移動されるマスクと強度
分布測定装置とレーザ照明光の位置関係を示した図であ
る。
分布測定装置とレーザ照明光の位置関係を示した図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態に係わるレーザ加工装
置の構成を示す図である。
置の構成を示す図である。
【図6】マスクの構成例を示した図である。
【図7】寸法校正基準の構成を示した図である。
【図8】加工対象物と寸法校正基準を光軸側から見た図
である。
である。
【図9】光学系の調整状態と加工穴の位置との関係を示
す図である。
す図である。
【図10】従来のレーザ加工装置を示す図である。
101 レーザ発振器 102 レーザ光 103 照明光学系 104 マスク 105 対物レンズ 106 ワーク 107 強度分布測定装置 108 移動ステージ
Claims (16)
- 【請求項1】 レーザ光を照射するレーザ光源と、前記
レーザ光の光軸上に配置されるマスクとを備え、該マス
クを通過したレーザ光により加工対象物に所定の加工を
行うレーザ加工装置において、 前記マスクと等価な位置に配置可能な、レーザ光の強度
分布を測定するための強度分布測定手段と、 前記マスクが前記レーザ光の光軸上に位置する状態と、
前記強度分布測定手段が前記レーザ光の光軸上に位置す
る状態とを切り替える切り替え手段とを具備することを
特徴とするレーザ加工装置。 - 【請求項2】 前記切り替え手段は、前記マスクと前記
強度分布測定手段とを前記レーザ光の光軸と直交する方
向に移動させるステージを備えることを特徴とする請求
項1に記載のレーザ加工装置。 - 【請求項3】 前記マスクと前記強度分布測定手段と
は、同一のステージ上に配置されていることを特徴とす
る請求項2に記載のレーザ加工装置。 - 【請求項4】 前記加工対象物は、インクジェットヘッ
ドのインク吐出ノズルを構成する部材であることを特徴
とする請求項1に記載のレーザ加工装置。 - 【請求項5】 前記加工対象物は、前記レーザ光により
インクを吐出するためのノズル穴を穿設加工されること
を特徴とする請求項4に記載のレーザ加工装置。 - 【請求項6】 レーザ光を照射するレーザ光源と、前記
レーザ光の光軸上に配置されるマスクとを備え、該マス
クを通過したレーザ光により加工対象物に所定の加工を
行うレーザ加工装置におけるレーザ光の照射位置を調整
するためのレーザ加工装置の調整方法であって、 前記マスクと等価な位置に配置されレーザ光の強度分布
を測定するための強度分布測定手段により、レーザ光の
照射位置を検出する検出工程と、 該検出工程で得られたレーザ光の照射位置情報に基づい
て、前記レーザ光が前記マスク上のマスクパターンに正
確に照射されるように、前記レーザ光の照射光学系を調
整する調整工程とを具備することを特徴とするレーザ加
工装置の調整方法。 - 【請求項7】 前記加工対象物は、インクジェットヘッ
ドのインク吐出ノズルを構成する部材であることを特徴
とする請求項6に記載のレーザ加工装置の調整方法。 - 【請求項8】 前記加工対象物は、前記レーザ光により
インクを吐出するためのノズル穴を穿設加工されること
を特徴とする請求項7に記載のレーザ加工装置の調整方
法。 - 【請求項9】 レーザ光を照射するレーザ光源と、 前記レーザ光の光軸上に配置され、所定の間隔で配置さ
れた少なくとも2つの校正基準穴を有するマスクと、 加工対象物と等価な位置に配置可能で、所定の間隔で配
置された少なくとも2つの基準マークを有する寸法校正
基準部材と、 前記寸法校正基準部材上の基準マークの位置を検出する
とともに、前記校正基準穴を通過したレーザ光により前
記加工対象物に加工された加工部の位置を検出するため
の検出手段とを具備することを特徴とするレーザ加工装
置。 - 【請求項10】 前記加工対象物と前記寸法校正基準部
材とは、前記レーザ光の光軸に直交する方向に移動可能
なステージ上に配置されていることを特徴とする請求項
9に記載のレーザ加工装置。 - 【請求項11】 前記加工対象物は、インクジェットヘ
ッドのインク吐出ノズルを構成する部材であることを特
徴とする請求項9に記載のレーザ加工装置。 - 【請求項12】 前記加工対象物は、前記レーザ光によ
りインクを吐出するためのノズル穴を穿設加工されるこ
とを特徴とする請求項11に記載のレーザ加工装置。 - 【請求項13】 前記校正基準穴の間隔は、実際の加工
寸法の全長より短い間隔に設定されていることを特徴と
する請求項9に記載のレーザ加工装置。 - 【請求項14】 レーザ光を照射するレーザ光源と、前
記レーザ光の光軸上に配置されるマスクとを備え、該マ
スクを通過したレーザ光により加工対象物に所定の加工
を行うレーザ加工装置におけるレーザ光の照射位置を調
整するためのレーザ加工装置の調整方法であって、 前記加工対象物と等価な位置に配置された寸法校正基準
部材上の少なくとも2つの基準マークの位置を検出する
第1の検出工程と、 前記マスクに形成された少なくとも2つの校正基準穴を
通過したレーザ光により前記加工対象物上に少なくとも
2つの加工部を形成する形成工程と、 前記少なくとも2つの加工部の位置を検出する第2の検
出工程と、 前記基準マークの位置と前記加工部の位置が一致するよ
うに、前記レーザ光の照射光学系を調整する調整工程と
を具備することを特徴とするレーザ加工装置の調整方
法。 - 【請求項15】 前記加工対象物は、インクジェットヘ
ッドのインク吐出ノズルを構成する部材であることを特
徴とする請求項14に記載のレーザ加工装置の調整方
法。 - 【請求項16】 前記加工対象物は、前記レーザ光によ
りインクを吐出するためのノズル穴を穿設加工されるこ
とを特徴とする請求項15に記載のレーザ加工装置の調
整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9297271A JPH11129081A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | レーザ加工装置及びその調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9297271A JPH11129081A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | レーザ加工装置及びその調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11129081A true JPH11129081A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17844369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9297271A Withdrawn JPH11129081A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | レーザ加工装置及びその調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11129081A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7759605B2 (en) * | 2003-12-24 | 2010-07-20 | Lg Display Co., Ltd. | Method of deciding focal plane and method of crystallization using thereof |
-
1997
- 1997-10-29 JP JP9297271A patent/JPH11129081A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7759605B2 (en) * | 2003-12-24 | 2010-07-20 | Lg Display Co., Ltd. | Method of deciding focal plane and method of crystallization using thereof |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |