JPH11128638A - フィルタ及びその製造方法 - Google Patents

フィルタ及びその製造方法

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JPH11128638A
JPH11128638A JP29663097A JP29663097A JPH11128638A JP H11128638 A JPH11128638 A JP H11128638A JP 29663097 A JP29663097 A JP 29663097A JP 29663097 A JP29663097 A JP 29663097A JP H11128638 A JPH11128638 A JP H11128638A
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JP
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fibrous material
layer
capsule
filter
fiber
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JP29663097A
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English (en)
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Takahiro Kitagawa
貴宏 北川
Yasushi Yamamoto
裕史 山本
Akira Kosaka
晃 小阪
Takashi Nishi
隆 西
Atsushi Funakoshi
淳 船越
Ryutaro Motoki
龍太郎 元木
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空孔率及び接合強度が大きく、孔形状の異方
性が小さいフィルタ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 金属粉粒体1と繊維状物2とを多孔質状
に加熱加圧接合してある繊維含有層7aを具備するフィ
ルタ、並びに金属粉粒体1とそれを収容するカプセル8
との間に、前記繊維状物2の層2Lを介在させつつ、カ
プセル式の熱間等方加圧を行うフィルタの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体等を多孔質
状に加熱加圧接合してあるフィルタ及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフィルタとしては、セラ
ミック粉粒体を多孔質状に加熱加圧接合してあるセラミ
ックフィルタや、金属粉粒体を多孔質状に加熱加圧接合
してある金属フィルタなどが知られていた。そして、こ
れらのフィルタは原料となる粉粒体をカプセル式の熱間
等方加圧により焼結するなどして製造されていた。即
ち、図3に示すように、金属粉粒体1をカプセル8に充
填して封止した後、熱間等方加圧装置に装入して熱間等
方加圧処理を行い、カプセル8を除去することにより、
フィルタ7を製造していた。一方、金属の長繊維を編み
込んで多孔質状にしてある金属繊維フィルタも存在し
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように粉粒体のみを多孔質状に加熱加圧接合してあるフ
ィルタでは、その粉粒体の間隙が空孔部を形成するた
め、金属繊維フィルタ等と比較して空孔率が低くなると
いう問題がある。また、粉粒体の接合を確実に行わない
と、金属繊維フィルタ等と比較して粉粒体の脱離が生じ
やすく、その場合に強度が不十分となり問題となり易
い。
【0004】特に、上記のセラミックフィルタでは、加
熱加圧接合時に接合部で変形が生じにくいため、粉粒体
の接合の確実性を高めにくく、上記の問題が生じやす
い。また、セラミックフィルタでは熱衝撃により破断が
生じやすく、取扱に注意が必要であったりするため、使
用し易い材料とは言えなかった。
【0005】一方、上記の金属繊維フィルタは、長繊維
を編んでいるため、フィルタの孔形状に異方性があり、
除去対象粒子が非球形の場合の除去率等に問題があるた
め、その使用方法が制限される場合がある。
【0006】従って、本発明の目的は、上記に鑑みて、
空孔率及び接合強度が大きく、孔形状の異方性が小さい
フィルタ及びその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のフィルタの特徴構成は、金属粉粒体と繊維状
物とを多孔質状に加熱加圧接合してある繊維含有層を具
備する点にある。ここで、金属粉粒体と繊維状物とは、
加熱加圧接合により融着状態になっている必要はなく、
金属粉粒体と繊維状物とが実質的に脱離しない状態に保
持されていればよい。
【0008】上記構成において、前記金属粉粒体を多孔
質状に加熱加圧接合してある金属多孔質層の表面に、前
記金属粉粒体どうしの間隙に前記繊維状物が充填された
構造の前記繊維含有層を形成してあることが、後述の作
用効果より好ましい。
【0009】また、前記繊維状物がセラミック繊維であ
ることが後述の作用効果より好ましい。
【0010】一方、本発明のフィルタの製造方法の特徴
構成は、上記のフィルタの製造方法であって、前記金属
粉粒体とそれを収容するカプセルとの間に、前記繊維状
物の層を介在させつつ、カプセル式の熱間等方加圧を行
う点にある。
【0011】上記構成において、前記繊維状物の層が、
セラミック繊維の織布、不織布もしくは編布であること
が後述の作用効果より好ましい。
【0012】〔作用効果〕そして、本発明のフィルタの
特徴構成によれば、繊維含有層が金属粉粒体と繊維状物
とを多孔質状に加熱加圧接合してあるため、繊維状物の
存在により空孔率を高めることができ、分離性能をより
向上させることができ、また、繊維状物が金属粉粒体間
で粉粒体どうしの接合性高めて、耐磨耗性ををより向上
させることができる。そして、金属粉粒体の共存によっ
て、繊維状物がランダムな方向を向くようになるため、
繊維状物のみで形成した場合と比較して、孔形状の異方
性が小さくなる。一方、金属よりなる粉粒体を用いるこ
とにより、粉粒体どうしや繊維状物との接合性をやや高
めることができる。その結果、空孔率及び接合強度が大
きく、孔形状の異方性が小さいフィルタを提供すること
ができた。
【0013】また、前記金属粉粒体を多孔質状に加熱加
圧接合してある金属多孔質層の表面に、前記金属粉粒体
どうしの間隙に前記繊維状物が充填された構造の前記繊
維含有層を形成してある場合、金属粉粒体どうしの間隙
に前記繊維状物を充填してあるため、金属粉粒体どうし
の間隙の大きさに比べて、かなり小さい孔が形成され
る。このため、金属多孔質層の孔径をある程度大きくし
て支持層として形成し、繊維含有層を孔径の小さい濾過
層として形成することができ、フィルタ全体の圧力損失
を大きくすることなく、濾過層の孔径を小さくすること
ができる。つまり、このような複層化により、強度を維
持しつつ、フィルタの濾過性能を向上させることができ
る。
【0014】更に、前記繊維状物がセラミック繊維であ
る場合、加熱加圧接合時にセラミック繊維が破断して短
繊維になるため、金属粉粒体どうしの間隙に繊維状物が
充填され易くなり、一方、接合していない繊維部分は容
易に除去することができる。
【0015】一方、本発明のフィルタの製造方法の特徴
構成によると、前記金属粉粒体とそれを収容するカプセ
ルとの間に、前記繊維状物の層を介在させるという簡単
な操作により、上記のような作用効果を奏するフィルタ
を得ることができる。つまり、濾過層である繊維含有層
を形成することができると共に、支持層である金属多孔
質層を形成することができ、このような複層化により、
強度を維持しつつ、フィルタの濾過性能を向上させるこ
とができる。
【0016】また、前記繊維状物の層が、セラミック繊
維の織布、不織布もしくは編布である場合、接着剤等に
よりかかる織布等をカプセルの内表面に接着等するだけ
で、繊維状物の層を形成することができ、また、織布、
不織布もしくは編布であるため、金属粉粒体をカプセル
に充填する際に、形成された繊維状物の層から繊維状物
が脱離しにくい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、本発明のフィルタの製造方
法について説明すると、本発明の製造方法は、図1に示
すように、金属粉粒体1とそれを収容するカプセル8と
の間に、前記繊維状物2の層2Lを介在させつつ、カプ
セル式の熱間等方加圧を行うものである。以下、本発明
のフィルタの製造方法の実施の形態の一例として、前記
繊維状物2の層2Lがセラミック繊維の織布であり、円
筒状のフィルタを製造する場合を中心に説明する。
【0018】原料である金属粉粒体1は、カプセル式の
熱間等方加圧処理により、多孔状態となるように材料の
接合が可能なものであればいずれでもよいが、フィルタ
の耐熱性や粉粒体の接合性などを考慮すると、ステンレ
ス鋼(例えばSUS316L)、Inconel 62
5,SUS XM15J1等の金属粒子が好ましく用い
られる。また、金属粉粒体1の平均粒径としては、支持
層7bとして機能する層を形成できるものであればよ
く、具体的には、平均粒径が通常10〜1000μmの
ものが用いられ、好ましくは100〜500μmのもの
が用いられる。
【0019】カプセル8の材質としては、カプセル式の
熱間等方加圧処理に用いられるものならいずれでもよ
く、炭素鋼、軟鉄等の金属製カプセルやガラスカプセル
等が加工性や熱特性が適しているため好適に用いられ
る。なお、カプセル8は、フィルタの形状に合わせて予
め加工されており、円筒状に限らず、平板状や曲面板状
などの形状に加工される。
【0020】前記繊維状物2としては、ステンレス鋼
(例えばSUS316L)繊維、Inconel 62
5,SUS XM15J1等の金属繊維や、シリカガラ
ス繊維、アルミナ繊維、アルミナ・シリカの複合繊維等
のセラミック繊維が挙げられる。繊維の直径としては、
金属粉粒体1の平均粒径の数分の1〜数百分の1程度の
ものが通常用いられ、好ましくは数十分の1程度のもの
が用いられる。なお、繊維長については、熱間等方加圧
処理により繊維が破断して短繊維化することが多いた
め、金属粉粒体1の平均粒径と同等またはそれ以上の長
さであればよい。なお、繊維直径が小さく、短繊維化後
の繊維長が小さいほど、形成される孔径の大きさが小さ
くなる。
【0021】繊維状物2の層2Lを形成する方法として
は、繊維状物2の織布、不織布もしくは編布を用いて、
カプセル8の内表面に接着剤等で接着させる方法(図1
(イ)参照)や、繊維状物2をそのまま接着剤等でカプ
セル8の内表面に接着させる方法や、バインダを用いて
繊維状物2を吹き付け塗布する方法などが挙げられる。
なお、熱間等方加圧処理後にフィルタに接合していない
織布等の部分は、ブラシング等により除去すればよいた
め、織布等の厚みは、濾過層7aである繊維含有層が形
成できる程度以上(例えば10μm以上)に厚ければよ
い。
【0022】熱間等方加圧(HIP)は、繊維状物2の
層2Lが形成されたカプセル8内に前記金属粉粒体1を
収容し(図1(ロ)参照)、通常のカプセル式の熱間等
方加圧処理の方法に従って、予めカプセル8の脱気や封
止などが行われた後、次のような熱間等方加圧処理が行
われる(図1(ハ)参照)。即ち、上記カプセル8を等
方加圧加熱装置(HIP装置)に装入して、例えば適当
な昇温速度でHIP温度まで昇温し、所定時間維持して
焼結を行い、その後、適当な昇温速度でさらに熱処理温
度まで昇温し、常圧で所定時間維持して溶体化処理を行
う。このとき、HIP温度は金属粉粒体1の材質等に応
じて適宜選択されるが、ステンレス鋼(SUS316
L)の場合を例示すると、600〜800℃の範囲が適
当である。また、HIP圧は、原料粉粒体の材質、粒径
等に応じて適宜選択されるが、ステンレス鋼(SUS3
16L)の場合を例示すると、30〜120MPaの範
囲が適当である。なお、処理時間は、上記の条件による
が、0.5〜5時間程度の範囲で、所望の多孔構造が得
られるように調整するのが望ましい。また、HIP処理
の後に行う熱処理は、原料粉粒体の材質等に応じて行う
場合と行わない場合があるが、ステンレス鋼(SUS3
16L)の場合には、約1140で2時間程度行われ
る。
【0023】熱間等方加圧処理の後には、カプセル8が
除去される(図1(ニ)参照)が、繊維状物2の層2L
が残留する場合には、それも通常除去される。カプセル
8の除去は、酸等を用いた化学処理によってカプセル8
を溶解させる方法や切削等により機械的に削除する方法
やこれらを組み合わせた方法などが挙げられる。本実施
形態において、残留する繊維状物2の層2Lを除去する
には、ブラシがけ等により機械的に剥離したりする方法
が挙げられる。
【0024】本発明のフィルタは、以上の本発明の製造
方法によって好適に製造できるものであり、金属粉粒体
1と繊維状物2とを多孔質状に加熱加圧接合してある繊
維含有層7aを具備するものである。従って、繊維含有
層7aのみでフィルタが形成されているものであっもよ
く、その場合、例えば、金属粉粒体1と繊維状物2とを
混合したもののみを、加熱加圧接合の原料として用いれ
ばよい。
【0025】また、前述の実施形態により得られる本発
明のフィルタは、前記金属粉粒体1を多孔質状に加熱加
圧接合してある金属多孔質層7bの表面に、前記金属粉
粒体1どうしの間隙に前記繊維状物2が充填された構造
の前記繊維含有層7aを形成してあるものであるが、本
発明の製造方法以外によっても製造することができる。
例えば、予備成型の際にその表面層に金属粉粒体1と繊
維状物2とを混合したものを用い、予備成型体を熱間等
方加圧処理する方法などが挙げられる。そして、繊維状
物2がセラミック繊維である場合には、前述のような作
用効果が得られるものとなるが、同種の材質の繊維を用
いる場合には、金属粉粒体1と繊維状物2との接合性が
高まることが期待できる。なお、繊維含有層7aは、加
熱加圧接合時にセラミック繊維が破断して短繊維にな
り、金属粉粒体1どうしの間隙に繊維状物2が充填され
ている構造になっている。
【0026】なお、円筒の外表面側に形成された繊維含
有層7aは、濾過層7aとして機能し、内表面側に形成
された金属多孔質層7bは支持層7bとして機能し得
る。そして、濾過層7aと支持層7bとの境界部におい
ても、金属粉粒体1どうしが加熱加圧接合しているた
め、両層の接合強度が高く、濾過層7aと支持層7bと
が一体的に形成されている。
【0027】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。 〈1〉先の実施形態では、繊維状物2の層2Lを形成す
る濾過面形成用部分がカプセル8の外缶部分の全体に存
在する場合の例を示したが、外缶部分の一部のみに存在
するように構成してもよく、逆にカプセル8の内缶部分
に存在するように構成してもよい。このようにして、繊
維状物2の層2Lを形成する場所を変えることにより、
濾過層7aを形成する場所を変えることができる。 〈2〉先の実施形態では、本発明の製造方法により、本
発明のフィルタを製造する例を示したが、本発明の製造
方法以外の方法によっても、金属粉粒体1と繊維状物2
とを多孔質状に加熱加圧接合してある繊維含有層7aを
具備するフィルタを製造することができる。即ち、カプ
セル式の熱間等方加圧を行う必要はなく、例えば等方加
圧によらない方法や、カプセル式以外の予備成型式の熱
間等方加圧を行う方法などである。
【0028】
【実施例】金属粉粒体として210〜300μmのステ
ンレス鋼(SUS316L)を用い、繊維状物として繊
維径約10μmのセラミック繊維織布(厚さ約1mm、
材質アルミナ繊維)を用いて、円筒状のフィルタを製造
した。製造したフィルタの寸法は外径114mm、内径
110mm、長さ1000mmである。カプセルは内
缶、外缶、上蓋、および下蓋から構成され、内缶、外
缶、および下蓋を組み立てて溶接して、開口部を有する
カプセルとした。そのカプセルの外缶の内側にセラミッ
ク繊維織布を、少量の接着剤(東亜合成製,シアノアク
リレート系接着剤(アロンアルファ))を用いて接着し
た後、前記の金属粉粒体を充填し、上蓋を溶接してカプ
セルを封止した。このカプセルを等方加圧加熱装置(H
IP装置)に装入して、適当な昇温速度でHIP温度
(620℃)まで昇温し、108MPaで所定時間(2
時間)維持して焼結を行い、その後、適当な昇温速度で
さらに熱処理温度(1140℃)まで昇温し、常圧で所
定時間(2時間)維持して溶体化処理を行った。その後
のフィルタをHIP装置から取り出して、内缶を機械加
工で除去後、外缶を化学的に溶解してカプセルを除去
し、更に、フィルタの表面に残留したセラミック繊維織
布をブラシングにより除去してフィルタを製造した。
【0029】上記の工程で製造した円筒状フィルタの外
表面近傍の断面を電子顕微鏡で観察した結果、図2に示
すように、円筒状フィルタの外表面側には、金属粉粒体
どうしの間隙に繊維状物が充填された構造の繊維含有層
を形成されており、繊維状物は原料のセラミック繊維が
短繊維化したものであった。また、図示しないが、円筒
状フィルタの内表面側には、金属粉粒体を多孔質状に加
熱加圧接合してある金属多孔質層が形成されていた。
【0030】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法の工程を説明する説明図
【図2】実施例で得られたフィルタの濾過層の電子顕微
鏡写真
【図3】従来の製造方法の説明図
【符号の説明】
1 金属粉粒体 2 繊維状物 2L 繊維状物の層 7 フィルタ 7a 繊維含有層(濾過層) 7b 金属多孔質層(支持層) 8 カプセル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 隆 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内 (72)発明者 船越 淳 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内 (72)発明者 元木 龍太郎 大阪府枚方市中宮大池1丁目1番1号 株 式会社クボタ枚方製造所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属粉粒体(1)と繊維状物(2)とを
    多孔質状に加熱加圧接合してある繊維含有層(7a)を
    具備するフィルタ。
  2. 【請求項2】 前記金属粉粒体(1)を多孔質状に加熱
    加圧接合してある金属多孔質層(7b)の表面に、前記
    金属粉粒体(1)どうしの間隙に前記繊維状物(2)が
    充填された構造の前記繊維含有層(7a)を形成してあ
    る請求項1記載のフィルタ。
  3. 【請求項3】 前記繊維状物(2)が、セラミック繊維
    である請求項1又は2記載のフィルタ。
  4. 【請求項4】 前記金属粉粒体(1)とそれを収容する
    カプセル(8)との間に、前記繊維状物(2)の層(2
    L)を介在させつつ、カプセル式の熱間等方加圧を行う
    請求項1記載のフィルタの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記繊維状物(2)の層(2L)が、セ
    ラミック繊維の織布、不織布もしくは編布である請求項
    4記載のフィルタの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012522893A (ja) * 2009-04-02 2012-09-27 サンドヴィク インテレクチュアル プロパティー アーゲー 粉体製品の製造方法

Cited By (2)

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