JPH11128469A - 遊技機 - Google Patents
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- JPH11128469A JPH11128469A JP9301964A JP30196497A JPH11128469A JP H11128469 A JPH11128469 A JP H11128469A JP 9301964 A JP9301964 A JP 9301964A JP 30196497 A JP30196497 A JP 30196497A JP H11128469 A JPH11128469 A JP H11128469A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 可変表示の表示態様により遊技者の興趣を向
上させることが可能な遊技機を提供する。 【解決手段】 予め定められた確変図柄が可変表示装置
に導出表示されると、大当たりが発生するとともに以降
の大当たり確率が向上する遊技機において、可変表示開
始後に左図柄表示領域に確率変動を生じさせない非確変
図柄「2」が導出表示された後(図21(b))、すべ
ての図柄との組合せにおいて同種の図柄とみなされるオ
ールマイティ図柄が中図柄表示領域に導出表示され(図
21(c))、いわゆるリーチが成立した場合に、左図
柄表示領域の図柄を再度可変表示開始させることにより
(図21(d))、確変図柄でリーチが成立し得る表示
態様となるように構成した。
上させることが可能な遊技機を提供する。 【解決手段】 予め定められた確変図柄が可変表示装置
に導出表示されると、大当たりが発生するとともに以降
の大当たり確率が向上する遊技機において、可変表示開
始後に左図柄表示領域に確率変動を生じさせない非確変
図柄「2」が導出表示された後(図21(b))、すべ
ての図柄との組合せにおいて同種の図柄とみなされるオ
ールマイティ図柄が中図柄表示領域に導出表示され(図
21(c))、いわゆるリーチが成立した場合に、左図
柄表示領域の図柄を再度可変表示開始させることにより
(図21(d))、確変図柄でリーチが成立し得る表示
態様となるように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばパチンコ
遊技機やコイン遊技機、スロットマシンなどで代表され
る遊技機に関し、詳しくは、複数種類の識別情報を可変
表示可能な可変表示領域を複数備えた可変表示装置を有
し、前記複数の可変表示領域の表示結果が予め定められ
た特定の識別情報の組み合わせとなった場合に遊技状態
が遊技者にとって有利な遊技状態に制御可能となる遊技
機に関する。
遊技機やコイン遊技機、スロットマシンなどで代表され
る遊技機に関し、詳しくは、複数種類の識別情報を可変
表示可能な可変表示領域を複数備えた可変表示装置を有
し、前記複数の可変表示領域の表示結果が予め定められ
た特定の識別情報の組み合わせとなった場合に遊技状態
が遊技者にとって有利な遊技状態に制御可能となる遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から一般的に知られている遊技機と
して、たとえば、複数種類の識別情報を可変表示可能な
可変表示領域を複数備えた可変表示装置を有し、前記複
数の可変表示領域の表示結果が予め定められた特定の識
別情報の組み合わせとなった場合に遊技状態が遊技者に
とって有利な遊技状態に制御可能となる遊技機がある。
して、たとえば、複数種類の識別情報を可変表示可能な
可変表示領域を複数備えた可変表示装置を有し、前記複
数の可変表示領域の表示結果が予め定められた特定の識
別情報の組み合わせとなった場合に遊技状態が遊技者に
とって有利な遊技状態に制御可能となる遊技機がある。
【0003】さらに、この種の従来の遊技機の中には、
前記複数種類の識別情報のうち少なくとも2種類の識別
情報と同一種類の識別情報であるとみなされる万能識別
情報を含めた複数種類の識別情報が前記複数の可変表示
領域のいずれかで可変表示されるように構成されたもの
がある。前記万能識別情報は、その性質からして遊技者
にとって非常に価値のある識別情報であり、たとえば前
記万能識別情報が前記複数種類の識別情報のすべてと同
一種類の識別情報であるとみなされる場合に、可変表示
装置でいわゆるリーチが成立している状態で前記万能識
別情報が導出されれば、無条件に遊技状態が遊技者にと
って有利な遊技状態に変化する。また、リーチ成立の一
歩手前の段階で可変表示が継続されている際に前記万能
識別情報が導出されれば、たとえば、それ以前に導出さ
れている識別情報の種類を問わずリーチが成立する。こ
のため、遊技者は、前記万能識別情報が導出されるのを
心待ちにするのであり、この万能識別情報を遊技機に採
用することによって高められる遊技の興趣性は大きい。
前記複数種類の識別情報のうち少なくとも2種類の識別
情報と同一種類の識別情報であるとみなされる万能識別
情報を含めた複数種類の識別情報が前記複数の可変表示
領域のいずれかで可変表示されるように構成されたもの
がある。前記万能識別情報は、その性質からして遊技者
にとって非常に価値のある識別情報であり、たとえば前
記万能識別情報が前記複数種類の識別情報のすべてと同
一種類の識別情報であるとみなされる場合に、可変表示
装置でいわゆるリーチが成立している状態で前記万能識
別情報が導出されれば、無条件に遊技状態が遊技者にと
って有利な遊技状態に変化する。また、リーチ成立の一
歩手前の段階で可変表示が継続されている際に前記万能
識別情報が導出されれば、たとえば、それ以前に導出さ
れている識別情報の種類を問わずリーチが成立する。こ
のため、遊技者は、前記万能識別情報が導出されるのを
心待ちにするのであり、この万能識別情報を遊技機に採
用することによって高められる遊技の興趣性は大きい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の従来の遊技機においては、たとえば、前記複数の可変
表示領域の表示結果が全て導出される前に、すでに導出
されている識別情報の組合せから前記特定の識別情報の
組合せが成立しないことが予期される場合がある。この
場合、その後にたとえ前記万能識別情報が導出されたと
しても予期される結果に変化はなく、せっかく導出され
た万能識別情報が何ら有効に活用されない。このため、
心待ちにしている万能識別情報が無駄な機会に導出され
てしまったことに対する遊技者の不満を引き起し、かえ
って遊技意欲を減退させることとなっていた。
の従来の遊技機においては、たとえば、前記複数の可変
表示領域の表示結果が全て導出される前に、すでに導出
されている識別情報の組合せから前記特定の識別情報の
組合せが成立しないことが予期される場合がある。この
場合、その後にたとえ前記万能識別情報が導出されたと
しても予期される結果に変化はなく、せっかく導出され
た万能識別情報が何ら有効に活用されない。このため、
心待ちにしている万能識別情報が無駄な機会に導出され
てしまったことに対する遊技者の不満を引き起し、かえ
って遊技意欲を減退させることとなっていた。
【0005】また、この種の従来の遊技機の中には、前
記複数の可変表示領域の表示結果が前記特定の識別情報
の組み合わせの中でも特に特別の識別情報の組み合わせ
であった場合には該特別の識別情報の組み合わせでない
場合に比較して遊技状態が遊技者にとってより有利な遊
技状態に制御可能となる遊技機がある。
記複数の可変表示領域の表示結果が前記特定の識別情報
の組み合わせの中でも特に特別の識別情報の組み合わせ
であった場合には該特別の識別情報の組み合わせでない
場合に比較して遊技状態が遊技者にとってより有利な遊
技状態に制御可能となる遊技機がある。
【0006】この種の従来の遊技機に前記万能識別情報
を採用した場合においては、たとえば、前記複数の可変
表示領域の表示結果が前記特別の識別情報の組み合わせ
とならないことが予期される表示態様でリーチが成立し
ている際、特にそのリーチが前記万能識別情報を含んで
成立している場合にはその万能識別情報をさらに有効活
用して遊技に変化をもたらせることが望ましい。このこ
とは、前記複数の可変表示領域の表示態様が前記万能識
別情報を含んですでに前記特定の識別情報の組み合わせ
となっているものの前記特別の識別情報の組み合わせで
はない場合についても同様である。
を採用した場合においては、たとえば、前記複数の可変
表示領域の表示結果が前記特別の識別情報の組み合わせ
とならないことが予期される表示態様でリーチが成立し
ている際、特にそのリーチが前記万能識別情報を含んで
成立している場合にはその万能識別情報をさらに有効活
用して遊技に変化をもたらせることが望ましい。このこ
とは、前記複数の可変表示領域の表示態様が前記万能識
別情報を含んですでに前記特定の識別情報の組み合わせ
となっているものの前記特別の識別情報の組み合わせで
はない場合についても同様である。
【0007】一方、前記万能識別情報の導出時期によっ
ては、まだ可変表示中の識別情報が存在するにも係わら
ず、前記表示結果が前記特別の識別情報の組合せとなる
ことが予期されてしまう表示態様となる場合がある。こ
のような表示状態となることは、遊技者にとってすれば
ありがたいことであるが、頻繁に発生すれば、遊技者の
遊技に対する緊張を解いてしまい、却って遊技の面白味
に欠けてしまう場合もある。
ては、まだ可変表示中の識別情報が存在するにも係わら
ず、前記表示結果が前記特別の識別情報の組合せとなる
ことが予期されてしまう表示態様となる場合がある。こ
のような表示状態となることは、遊技者にとってすれば
ありがたいことであるが、頻繁に発生すれば、遊技者の
遊技に対する緊張を解いてしまい、却って遊技の面白味
に欠けてしまう場合もある。
【0008】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、前記万能識別情報を有効活用し
て遊技の興趣を向上させることが可能な遊技機を提供す
ることである。
のであり、その目的は、前記万能識別情報を有効活用し
て遊技の興趣を向上させることが可能な遊技機を提供す
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示領域
を複数備えた可変表示装置を有し、前記複数の可変表示
領域の表示結果が予め定められた特定の識別情報の組み
合わせとなった場合に遊技状態が遊技者にとって有利な
遊技状態に制御可能となる遊技機であって、前記可変表
示領域の表示結果を導出表示させるための表示制御が可
能な可変表示制御手段を含み、該可変表示制御手段は、
前記表示制御の途中において一旦前記複数の可変表示領
域のすべてに識別情報が導出表示された際に、最後に前
記識別情報が導出表示された所定の可変表示領域に前記
複数種類の識別情報のうち少なくとも2種類の識別情報
と同一種類の識別情報であるとみなされる万能識別情報
が導出表示されており、かつ、前記所定の可変表示領域
以外の前記複数の可変表示領域に導出表示されている識
別情報の組合せが前記特定の識別情報の組合せとなる条
件を満たさないことを条件に、前記所定の可変表示領域
以外の可変表示領域のうち少なくとも1つで前記識別情
報を再度可変表示開始させる表示制御が可能な再可変表
示制御手段を含むことを特徴とする。
は、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表示領域
を複数備えた可変表示装置を有し、前記複数の可変表示
領域の表示結果が予め定められた特定の識別情報の組み
合わせとなった場合に遊技状態が遊技者にとって有利な
遊技状態に制御可能となる遊技機であって、前記可変表
示領域の表示結果を導出表示させるための表示制御が可
能な可変表示制御手段を含み、該可変表示制御手段は、
前記表示制御の途中において一旦前記複数の可変表示領
域のすべてに識別情報が導出表示された際に、最後に前
記識別情報が導出表示された所定の可変表示領域に前記
複数種類の識別情報のうち少なくとも2種類の識別情報
と同一種類の識別情報であるとみなされる万能識別情報
が導出表示されており、かつ、前記所定の可変表示領域
以外の前記複数の可変表示領域に導出表示されている識
別情報の組合せが前記特定の識別情報の組合せとなる条
件を満たさないことを条件に、前記所定の可変表示領域
以外の可変表示領域のうち少なくとも1つで前記識別情
報を再度可変表示開始させる表示制御が可能な再可変表
示制御手段を含むことを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の本発明は、複数種類の識
別情報を可変表示可能な可変表示領域を複数備えた可変
表示装置を有し、前記複数の可変表示領域の表示結果が
予め定められた特定の識別情報の組み合わせとなった場
合に遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態に制御可
能となり、前記表示結果が前記特定の識別情報の組み合
わせの中でも特に特別の識別情報の組み合わせであった
場合には該特別の識別情報の組み合わせでない場合に比
較して遊技状態が遊技者にとってより有利な遊技状態に
制御可能となる遊技機であって、前記可変表示領域の表
示結果を導出表示させるための表示制御が可能な可変表
示制御手段を含み、前記複数の可変表示領域は、最初に
前記識別情報が導出表示される第1可変表示領域と、最
後に前記識別情報が導出表示される第2可変表示領域
と、前記第1可変表示領域で前記識別情報が導出表示さ
れた後、前記第2可変表示領域で前記識別情報が導出表
示されるまでの間に前記識別情報が導出表示される可変
表示領域であって前記複数種類の識別情報のうち少なく
とも2種類の識別情報と同一種類の識別情報であるとみ
なされる万能識別情報を含む前記複数種類の識別情報が
可変表示される第3可変表示領域とを含み、前記可変表
示制御手段は、前記第3可変表示領域に前記万能識別情
報が導出表示され、かつ、前記第2可変表示領域でまだ
前記識別情報の可変表示が行なわれていることを条件
に、すでに導出表示されている前記識別情報のうち前記
万能識別情報ではない識別情報を再度可変表示開始させ
る表示制御が可能な再可変表示制御手段を含むことを特
徴とする。
別情報を可変表示可能な可変表示領域を複数備えた可変
表示装置を有し、前記複数の可変表示領域の表示結果が
予め定められた特定の識別情報の組み合わせとなった場
合に遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態に制御可
能となり、前記表示結果が前記特定の識別情報の組み合
わせの中でも特に特別の識別情報の組み合わせであった
場合には該特別の識別情報の組み合わせでない場合に比
較して遊技状態が遊技者にとってより有利な遊技状態に
制御可能となる遊技機であって、前記可変表示領域の表
示結果を導出表示させるための表示制御が可能な可変表
示制御手段を含み、前記複数の可変表示領域は、最初に
前記識別情報が導出表示される第1可変表示領域と、最
後に前記識別情報が導出表示される第2可変表示領域
と、前記第1可変表示領域で前記識別情報が導出表示さ
れた後、前記第2可変表示領域で前記識別情報が導出表
示されるまでの間に前記識別情報が導出表示される可変
表示領域であって前記複数種類の識別情報のうち少なく
とも2種類の識別情報と同一種類の識別情報であるとみ
なされる万能識別情報を含む前記複数種類の識別情報が
可変表示される第3可変表示領域とを含み、前記可変表
示制御手段は、前記第3可変表示領域に前記万能識別情
報が導出表示され、かつ、前記第2可変表示領域でまだ
前記識別情報の可変表示が行なわれていることを条件
に、すでに導出表示されている前記識別情報のうち前記
万能識別情報ではない識別情報を再度可変表示開始させ
る表示制御が可能な再可変表示制御手段を含むことを特
徴とする。
【0011】請求項3に記載の本発明は、複数種類の識
別情報を可変表示可能な可変表示領域を複数備えた可変
表示装置を有し、前記複数の可変表示領域の表示結果が
予め定められた特定の識別情報の組み合わせとなった場
合に遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態に制御可
能となり、前記表示結果が前記特定の識別情報の組み合
わせの中でも特に特別の識別情報の組み合わせであった
場合には該特別の識別情報の組み合わせでない場合に比
較して遊技状態が遊技者にとってより有利な遊技状態に
制御可能となる遊技機であって、前記可変表示領域の表
示結果を導出表示させるための表示制御が可能な可変表
示制御手段を含み、該可変表示制御手段は、前記複数の
可変表示領域のすべてに前記識別情報が前記予め定めら
れた特定の組み合わせで導出表示されており、かつ、導
出表示されている識別情報には、前記複数種類の識別情
報のうち少なくとも2種類の識別情報と同一種類の識別
情報であるとみなされる万能識別情報と、該万能識別情
報以外の識別情報とが含まれていることを条件に、すで
に導出表示されている前記識別情報のうち前記万能識別
情報ではない識別情報を再度可変表示開始させる表示制
御が可能な再可変表示制御手段を含むことを特徴とす
る。
別情報を可変表示可能な可変表示領域を複数備えた可変
表示装置を有し、前記複数の可変表示領域の表示結果が
予め定められた特定の識別情報の組み合わせとなった場
合に遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態に制御可
能となり、前記表示結果が前記特定の識別情報の組み合
わせの中でも特に特別の識別情報の組み合わせであった
場合には該特別の識別情報の組み合わせでない場合に比
較して遊技状態が遊技者にとってより有利な遊技状態に
制御可能となる遊技機であって、前記可変表示領域の表
示結果を導出表示させるための表示制御が可能な可変表
示制御手段を含み、該可変表示制御手段は、前記複数の
可変表示領域のすべてに前記識別情報が前記予め定めら
れた特定の組み合わせで導出表示されており、かつ、導
出表示されている識別情報には、前記複数種類の識別情
報のうち少なくとも2種類の識別情報と同一種類の識別
情報であるとみなされる万能識別情報と、該万能識別情
報以外の識別情報とが含まれていることを条件に、すで
に導出表示されている前記識別情報のうち前記万能識別
情報ではない識別情報を再度可変表示開始させる表示制
御が可能な再可変表示制御手段を含むことを特徴とす
る。
【0012】請求項4に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明の構成に加えて、前記再可変表示制御手段は、
すでに導出表示されている識別情報のうち前記万能識別
情報を除いて、導出表示時期が最も遅い識別情報を少な
くとも再度可変表示開始させることを特徴とする。
載の発明の構成に加えて、前記再可変表示制御手段は、
すでに導出表示されている識別情報のうち前記万能識別
情報を除いて、導出表示時期が最も遅い識別情報を少な
くとも再度可変表示開始させることを特徴とする。
【0013】請求項5に記載の本発明は、請求項2に記
載の発明の構成に加えて、前記再可変表示制御手段は、
すでに導出表示されている識別情報のうち前記万能識別
情報を除いて、導出表示時期が最も遅い識別情報を少な
くとも再度可変表示開始させることを特徴とする。
載の発明の構成に加えて、前記再可変表示制御手段は、
すでに導出表示されている識別情報のうち前記万能識別
情報を除いて、導出表示時期が最も遅い識別情報を少な
くとも再度可変表示開始させることを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の本発明は、請求項2また
は請求項5に記載の発明の構成に加えて、前記再可変表
示制御手段は、前記複数の可変表示領域のうち1つの可
変表示領域を除く他の可変表示領域のすべてに前記識別
情報が導出表示され、前記1つの可変表示領域で前記識
別情報の可変表示が行なわれており、かつ、前記複数の
可変表示領域の表示結果が前記特定の識別情報の組み合
わせとなる可能性があるが前記特別の識別情報の組合せ
となる可能性のない表示態様であることを条件に、前記
表示制御を行なって、前記複数の可変表示領域の表示態
様を前記特別の識別情報の組み合わせとなる可能性のあ
る表示態様に変更可能であることを特徴とする。
は請求項5に記載の発明の構成に加えて、前記再可変表
示制御手段は、前記複数の可変表示領域のうち1つの可
変表示領域を除く他の可変表示領域のすべてに前記識別
情報が導出表示され、前記1つの可変表示領域で前記識
別情報の可変表示が行なわれており、かつ、前記複数の
可変表示領域の表示結果が前記特定の識別情報の組み合
わせとなる可能性があるが前記特別の識別情報の組合せ
となる可能性のない表示態様であることを条件に、前記
表示制御を行なって、前記複数の可変表示領域の表示態
様を前記特別の識別情報の組み合わせとなる可能性のあ
る表示態様に変更可能であることを特徴とする。
【0015】請求項7に記載の本発明は、請求項1から
請求項3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記
可変表示制御手段は、前記表示制御の途中段階で、すで
に導出表示されている識別情報を停止状態とは異なる所
定の準停止表示態様で前記可変表示領域に継続的に視認
可能に表示させる準停止表示制御が可能な準停止表示制
御手段を含むことを特徴とする。
請求項3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記
可変表示制御手段は、前記表示制御の途中段階で、すで
に導出表示されている識別情報を停止状態とは異なる所
定の準停止表示態様で前記可変表示領域に継続的に視認
可能に表示させる準停止表示制御が可能な準停止表示制
御手段を含むことを特徴とする。
【0016】請求項8に記載の本発明は、請求項7に記
載の発明の構成に加えて、前記準停止表示制御手段は、
前記識別情報を前記可変表示領域の可変表示方向に沿っ
て振動させて表示することにより前記準停止表示制御を
行なうことを特徴とする。
載の発明の構成に加えて、前記準停止表示制御手段は、
前記識別情報を前記可変表示領域の可変表示方向に沿っ
て振動させて表示することにより前記準停止表示制御を
行なうことを特徴とする。
【0017】請求項9に記載の本発明は、請求項1から
請求項3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記
再可変表示制御手段は、前記可変表示領域に前記万能識
別情報が導出表示されてから所定時間が経過した時点で
前記表示制御を行なうことを特徴とする。
請求項3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記
再可変表示制御手段は、前記可変表示領域に前記万能識
別情報が導出表示されてから所定時間が経過した時点で
前記表示制御を行なうことを特徴とする。
【0018】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、可変表示制
御手段の働きにより、前記可変表示領域の表示結果が導
出表示される。再可変表示制御手段の働きにより、前記
表示制御の途中において一旦前記複数の可変表示領域の
すべてに識別情報が導出表示された際に、最後に前記識
別情報が導出表示された所定の可変表示領域に前記複数
種類の識別情報のうち少なくとも2種類の識別情報と同
一種類の識別情報であるとみなされる万能識別情報が導
出表示されており、かつ、前記所定の可変表示領域以外
の前記複数の可変表示領域に導出表示されている識別情
報の組合せが前記特定の識別情報の組合せとなる条件を
満たさないことを条件に、前記所定の可変表示領域以外
の可変表示領域のうち少なくとも1つで前記識別情報が
再度可変表示開始する。
御手段の働きにより、前記可変表示領域の表示結果が導
出表示される。再可変表示制御手段の働きにより、前記
表示制御の途中において一旦前記複数の可変表示領域の
すべてに識別情報が導出表示された際に、最後に前記識
別情報が導出表示された所定の可変表示領域に前記複数
種類の識別情報のうち少なくとも2種類の識別情報と同
一種類の識別情報であるとみなされる万能識別情報が導
出表示されており、かつ、前記所定の可変表示領域以外
の前記複数の可変表示領域に導出表示されている識別情
報の組合せが前記特定の識別情報の組合せとなる条件を
満たさないことを条件に、前記所定の可変表示領域以外
の可変表示領域のうち少なくとも1つで前記識別情報が
再度可変表示開始する。
【0019】請求項2に記載の本発明によれば、可変表
示制御手段の働きにより、前記可変表示領域の表示結果
が導出表示される。前記複数の可変表示領域には、第1
可変表示領域と、第2可変表示領域と、第3可変表示領
域とが含まれており、前記第1可変表示領域では最初に
前記識別情報が導出表示され、第2可変表示領域では最
後に前記識別情報が導出表示され、第3可変表示領域で
は前記第1可変表示領域で前記識別情報が導出表示され
た後、前記第2可変表示領域で前記識別情報が導出表示
されるまでの間に前記識別情報が導出表示され、かつ、
前記複数種類の識別情報のうち少なくとも2種類の識別
情報と同一種類の識別情報であるとみなされる万能識別
情報を含む前記複数種類の識別情報が可変表示される。
再可変表示制御手段の働きにより、前記第3可変表示領
域に前記万能識別情報が導出表示され、かつ、前記第2
可変表示領域でまだ前記識別情報の可変表示が行なわれ
ていることを条件に、すでに導出表示されている前記識
別情報のうち前記万能識別情報ではない識別情報が再度
可変表示開始される。
示制御手段の働きにより、前記可変表示領域の表示結果
が導出表示される。前記複数の可変表示領域には、第1
可変表示領域と、第2可変表示領域と、第3可変表示領
域とが含まれており、前記第1可変表示領域では最初に
前記識別情報が導出表示され、第2可変表示領域では最
後に前記識別情報が導出表示され、第3可変表示領域で
は前記第1可変表示領域で前記識別情報が導出表示され
た後、前記第2可変表示領域で前記識別情報が導出表示
されるまでの間に前記識別情報が導出表示され、かつ、
前記複数種類の識別情報のうち少なくとも2種類の識別
情報と同一種類の識別情報であるとみなされる万能識別
情報を含む前記複数種類の識別情報が可変表示される。
再可変表示制御手段の働きにより、前記第3可変表示領
域に前記万能識別情報が導出表示され、かつ、前記第2
可変表示領域でまだ前記識別情報の可変表示が行なわれ
ていることを条件に、すでに導出表示されている前記識
別情報のうち前記万能識別情報ではない識別情報が再度
可変表示開始される。
【0020】請求項3に記載の本発明によれば、可変表
示制御手段の働きにより、前記可変表示領域の表示結果
が導出表示される。再可変表示制御手段の働きにより、
前記複数の可変表示領域のすべてに前記識別情報が前記
予め定められた特定の組み合わせで導出表示されてお
り、かつ、導出表示されている識別情報には、前記複数
種類の識別情報のうち少なくとも2種類の識別情報と同
一種類の識別情報であるとみなされる万能識別情報と、
該万能識別情報以外の識別情報とが含まれていることを
条件に、すでに導出表示されている前記識別情報のうち
前記万能識別情報ではない識別情報が再度可変表示開始
される。
示制御手段の働きにより、前記可変表示領域の表示結果
が導出表示される。再可変表示制御手段の働きにより、
前記複数の可変表示領域のすべてに前記識別情報が前記
予め定められた特定の組み合わせで導出表示されてお
り、かつ、導出表示されている識別情報には、前記複数
種類の識別情報のうち少なくとも2種類の識別情報と同
一種類の識別情報であるとみなされる万能識別情報と、
該万能識別情報以外の識別情報とが含まれていることを
条件に、すでに導出表示されている前記識別情報のうち
前記万能識別情報ではない識別情報が再度可変表示開始
される。
【0021】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の発明の作用に加えて、再可変表示制御手段の
働きにより、すでに導出表示されている識別情報のうち
前記万能識別情報を除いて、導出表示時期が最も遅い識
別情報が少なくとも再度可変表示開始される。
1に記載の発明の作用に加えて、再可変表示制御手段の
働きにより、すでに導出表示されている識別情報のうち
前記万能識別情報を除いて、導出表示時期が最も遅い識
別情報が少なくとも再度可変表示開始される。
【0022】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
2に記載の発明の作用に加えて、再可変表示制御手段の
働きにより、すでに導出表示されている識別情報のうち
前記万能識別情報を除いて、導出表示時期が最も遅い識
別情報が少なくとも再度可変表示開始される。
2に記載の発明の作用に加えて、再可変表示制御手段の
働きにより、すでに導出表示されている識別情報のうち
前記万能識別情報を除いて、導出表示時期が最も遅い識
別情報が少なくとも再度可変表示開始される。
【0023】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
2または請求項5に記載の発明の作用に加えて、再可変
表示制御手段の働きにより、前記複数の可変表示領域の
うち1つの可変表示領域を除く他の可変表示領域のすべ
てに前記識別情報が導出表示され、前記1つの可変表示
領域で前記識別情報の可変表示が行なわれており、か
つ、前記複数の可変表示領域の表示結果が前記特定の識
別情報の組み合わせとなる可能性があるが前記特別の識
別情報の組合せとなる可能性のない表示態様であること
を条件に、前記複数の可変表示領域の表示態様が前記特
別の識別情報の組み合わせとなる可能性のある表示態様
に変更される。
2または請求項5に記載の発明の作用に加えて、再可変
表示制御手段の働きにより、前記複数の可変表示領域の
うち1つの可変表示領域を除く他の可変表示領域のすべ
てに前記識別情報が導出表示され、前記1つの可変表示
領域で前記識別情報の可変表示が行なわれており、か
つ、前記複数の可変表示領域の表示結果が前記特定の識
別情報の組み合わせとなる可能性があるが前記特別の識
別情報の組合せとなる可能性のない表示態様であること
を条件に、前記複数の可変表示領域の表示態様が前記特
別の識別情報の組み合わせとなる可能性のある表示態様
に変更される。
【0024】請求項7に記載の本発明によれば、請求項
1から請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加えて
可変表示制御手段の働きにより、前記表示制御の途中段
階で、すでに導出表示されている識別情報が停止状態と
は異なる所定の準停止表示態様で前記可変表示領域に継
続的に視認可能に表示される。
1から請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加えて
可変表示制御手段の働きにより、前記表示制御の途中段
階で、すでに導出表示されている識別情報が停止状態と
は異なる所定の準停止表示態様で前記可変表示領域に継
続的に視認可能に表示される。
【0025】請求項8に記載の本発明によれば、請求項
7に記載の発明の作用に加えて、準停止表示制御手段の
働きにより、前記識別情報が前記可変表示領域の可変表
示方向に沿って振動して表示される。
7に記載の発明の作用に加えて、準停止表示制御手段の
働きにより、前記識別情報が前記可変表示領域の可変表
示方向に沿って振動して表示される。
【0026】請求項9に記載の本発明によれば、請求項
1から請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加え
て、再可変表示制御手段の働きにより、前記可変表示領
域に前記万能識別情報が導出表示されてから所定時間が
経過した時点で前記識別情報を再度可変表示開始させる
表示制御がなされる。
1から請求項3のいずれかに記載の発明の作用に加え
て、再可変表示制御手段の働きにより、前記可変表示領
域に前記万能識別情報が導出表示されてから所定時間が
経過した時点で前記識別情報を再度可変表示開始させる
表示制御がなされる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態
においては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示す
が、本発明はこれに限らず、たとえばコイン遊技機やス
ロットマシンなどであってもよく、複数種類の識別情報
を可変表示可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置
の表示結果が予め定められた特定の識別情報となった場
合に遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態に制御可
能となる遊技機であれば、すべてに適用することが可能
である。
面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態
においては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示す
が、本発明はこれに限らず、たとえばコイン遊技機やス
ロットマシンなどであってもよく、複数種類の識別情報
を可変表示可能な可変表示装置を有し、該可変表示装置
の表示結果が予め定められた特定の識別情報となった場
合に遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態に制御可
能となる遊技機であれば、すべてに適用することが可能
である。
【0028】図1は、本発明に係る遊技機の一例のパチ
ンコ遊技機1の正面図である。パチンコ遊技機1の遊技
盤には、遊技領域3が形成されている。パチンコ遊技機
1には、遊技者が打球操作するための打球操作ハンドル
28が設けられており、この打球操作ハンドル28を遊
技者が操作することにより、上皿29内に貯留されてい
るパチンコ玉を1個ずつ発射することができる。発射さ
れたパチンコ玉は、区画レール2の間を通って遊技領域
3内に導かれる。
ンコ遊技機1の正面図である。パチンコ遊技機1の遊技
盤には、遊技領域3が形成されている。パチンコ遊技機
1には、遊技者が打球操作するための打球操作ハンドル
28が設けられており、この打球操作ハンドル28を遊
技者が操作することにより、上皿29内に貯留されてい
るパチンコ玉を1個ずつ発射することができる。発射さ
れたパチンコ玉は、区画レール2の間を通って遊技領域
3内に導かれる。
【0029】遊技領域3の中央には、識別情報の一例と
なる特別図柄を可変表示させることが可能な可変表示装
置4が設けられている。可変表示装置4の下方には、可
変入賞球装置12が設けられている。この可変入賞球装
置12は、ベース板23を遊技領域3に固定することに
より取付けられている。可変入賞球装置12は、後述す
るソレノイド50が励磁されることにより開閉板22が
開成して打玉が入賞可能な遊技者にとって有利となる第
1の状態と、ソレノイド50が消磁されることにより開
閉板22が閉成して打玉が入賞不可能な遊技者にとって
不利な第2の状態とに変化可能に構成されている。可変
入賞球装置12には、遊技状態に応じて点灯または点滅
表示する6個のLED24が設けられている。
なる特別図柄を可変表示させることが可能な可変表示装
置4が設けられている。可変表示装置4の下方には、可
変入賞球装置12が設けられている。この可変入賞球装
置12は、ベース板23を遊技領域3に固定することに
より取付けられている。可変入賞球装置12は、後述す
るソレノイド50が励磁されることにより開閉板22が
開成して打玉が入賞可能な遊技者にとって有利となる第
1の状態と、ソレノイド50が消磁されることにより開
閉板22が閉成して打玉が入賞不可能な遊技者にとって
不利な第2の状態とに変化可能に構成されている。可変
入賞球装置12には、遊技状態に応じて点灯または点滅
表示する6個のLED24が設けられている。
【0030】可変表示装置4の左側方部分および右側方
部分には、それぞれワープ入口17が設けられている。
このワープ入口17に進入した打玉は、可変表示装置4
の裏面側を通って下方に流下してワープ出口10から再
度遊技領域3に放出される。このため、ワープ出口10
から放出された打玉は、始動口9に比較的入賞しやすい
状態となる。可変表示装置4の左側方部分に設けられた
ワープ入口17に進入した打玉の通過経路には、普通図
柄始動ゲート8が設けられている。この普通図柄始動ゲ
ート8には、玉の通過を検出するための通過球検出器1
3が設けられている。
部分には、それぞれワープ入口17が設けられている。
このワープ入口17に進入した打玉は、可変表示装置4
の裏面側を通って下方に流下してワープ出口10から再
度遊技領域3に放出される。このため、ワープ出口10
から放出された打玉は、始動口9に比較的入賞しやすい
状態となる。可変表示装置4の左側方部分に設けられた
ワープ入口17に進入した打玉の通過経路には、普通図
柄始動ゲート8が設けられている。この普通図柄始動ゲ
ート8には、玉の通過を検出するための通過球検出器1
3が設けられている。
【0031】遊技領域3内に打込まれた打玉が普通図柄
始動ゲート8に進入すれば、その通過球が通過球検出器
13により検出され、その検出出力に基づいて普通図柄
表示器20が可変開始される。
始動ゲート8に進入すれば、その通過球が通過球検出器
13により検出され、その検出出力に基づいて普通図柄
表示器20が可変開始される。
【0032】普通図柄表示器20はたとえば7セグメン
ト表示器で構成されており、普通図柄と呼ばれる識別情
報が可変表示される。この普通図柄表示器20の表示結
果が予め定められた特定の識別情報(たとえば7)とな
れば、後述するソレノイド49が励磁されて、始動口9
に設けられた左右1対の可動片14が所定期間だけ開成
し、打玉がより始動入賞しやすい状態となる。この始動
口9に入賞した始動入賞球は後述する始動球検出器34
により検出され、その検出出力に基づいて可変表示装置
4が可変開始される。
ト表示器で構成されており、普通図柄と呼ばれる識別情
報が可変表示される。この普通図柄表示器20の表示結
果が予め定められた特定の識別情報(たとえば7)とな
れば、後述するソレノイド49が励磁されて、始動口9
に設けられた左右1対の可動片14が所定期間だけ開成
し、打玉がより始動入賞しやすい状態となる。この始動
口9に入賞した始動入賞球は後述する始動球検出器34
により検出され、その検出出力に基づいて可変表示装置
4が可変開始される。
【0033】可変表示装置4は、たとえば液晶表示可能
なCRT表示機53(図3参照)で構成されており、特
別図柄や所定のメッセージ、その他の画像を表示可能な
可変表示部5が設けられている。この可変表示部5に
は、左特別図柄が可変表示される左図柄表示領域と、中
特別図柄が可変表示される中図柄表示領域と、右特別図
柄が可変表示される右図柄表示領域とが構成されてお
り、各図柄表示領域の特別図柄が一斉に可変開始するこ
とにより、各図柄表示領域の上から下に向かって複数種
類の特別図柄からなる識別情報がスクロール表示され
る。なお、以降、左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄
を、それぞれ、左図柄、中図柄、右図柄と呼ぶ。
なCRT表示機53(図3参照)で構成されており、特
別図柄や所定のメッセージ、その他の画像を表示可能な
可変表示部5が設けられている。この可変表示部5に
は、左特別図柄が可変表示される左図柄表示領域と、中
特別図柄が可変表示される中図柄表示領域と、右特別図
柄が可変表示される右図柄表示領域とが構成されてお
り、各図柄表示領域の特別図柄が一斉に可変開始するこ
とにより、各図柄表示領域の上から下に向かって複数種
類の特別図柄からなる識別情報がスクロール表示され
る。なお、以降、左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄
を、それぞれ、左図柄、中図柄、右図柄と呼ぶ。
【0034】可変表示部5で左図柄、中図柄、右図柄の
可変表示が一斉に開始した後、パチンコ遊技機1内部の
制御によって定められる所定の順序で各図柄が順次停止
制御される。全ての図柄表示領域の図柄が完全に停止し
て可変表示装置4の表示結果が導出表示された段階で、
その表示結果が予め定められた特定の特別図柄の組合せ
(たとえば「777」などのぞろ目)となった場合に
は、いわゆる大当たりとなる。大当たりが発生すれば、
可変入賞球装置12が第1の状態に制御され、開閉板2
2が傾動して打玉を可変入賞球装置12内へ入賞させる
ことが可能となり、遊技状態が遊技者にとって有利な遊
技状態となる。
可変表示が一斉に開始した後、パチンコ遊技機1内部の
制御によって定められる所定の順序で各図柄が順次停止
制御される。全ての図柄表示領域の図柄が完全に停止し
て可変表示装置4の表示結果が導出表示された段階で、
その表示結果が予め定められた特定の特別図柄の組合せ
(たとえば「777」などのぞろ目)となった場合に
は、いわゆる大当たりとなる。大当たりが発生すれば、
可変入賞球装置12が第1の状態に制御され、開閉板2
2が傾動して打玉を可変入賞球装置12内へ入賞させる
ことが可能となり、遊技状態が遊技者にとって有利な遊
技状態となる。
【0035】可変入賞球装置12内には、特定入賞領域
が設けられており、この特定入賞領域に入賞した入賞球
が特定球検出スイッチ33(図2参照)により検出され
る。また、前記特定入賞領域および該特定入賞領域以外
の領域からなる通常入賞領域の2領域に入賞した入賞
球、すなわち、可変入賞球装置12内に入賞したすべて
の入賞球が球数検出スイッチ32(図2参照)により検
出され、その検出個数が7セグメント表示器よりなる個
数表示器25に表示される。
が設けられており、この特定入賞領域に入賞した入賞球
が特定球検出スイッチ33(図2参照)により検出され
る。また、前記特定入賞領域および該特定入賞領域以外
の領域からなる通常入賞領域の2領域に入賞した入賞
球、すなわち、可変入賞球装置12内に入賞したすべて
の入賞球が球数検出スイッチ32(図2参照)により検
出され、その検出個数が7セグメント表示器よりなる個
数表示器25に表示される。
【0036】第1の状態となった可変入賞球装置12内
に進入した打玉が所定個数(たとえば9個)だけ球数検
出スイッチ32により検出されるか、または所定期間
(たとえば30秒間)経過するかのうちのいずれか早い
方の条件が成立した場合に可変入賞球装置12の第1の
状態が終了して開閉板22が閉成し、遊技状態が遊技者
にとって不利な第2の状態となる。そして、可変入賞球
装置12が第1の状態となっている期間中に進入した打
玉が特定入賞領域に入賞し、可変入賞球装置12が第2
の状態になった後に特定球検出スイッチ33により検出
されれば、再度可変入賞球装置12を第1の状態にする
繰返し継続制御が実行される。この繰返し継続制御の実
行上限回数はたとえば16回と定められている。繰返し
継続制御において、可変入賞球装置12が第1の状態に
されている状態がラウンドと呼ばれる。繰返し継続制御
の実行上限回数が16回の場合には、第1ラウンドから
第16ラウンドまでの16ラウンド分、可変入賞球装置
12が第1の状態にされ得る。
に進入した打玉が所定個数(たとえば9個)だけ球数検
出スイッチ32により検出されるか、または所定期間
(たとえば30秒間)経過するかのうちのいずれか早い
方の条件が成立した場合に可変入賞球装置12の第1の
状態が終了して開閉板22が閉成し、遊技状態が遊技者
にとって不利な第2の状態となる。そして、可変入賞球
装置12が第1の状態となっている期間中に進入した打
玉が特定入賞領域に入賞し、可変入賞球装置12が第2
の状態になった後に特定球検出スイッチ33により検出
されれば、再度可変入賞球装置12を第1の状態にする
繰返し継続制御が実行される。この繰返し継続制御の実
行上限回数はたとえば16回と定められている。繰返し
継続制御において、可変入賞球装置12が第1の状態に
されている状態がラウンドと呼ばれる。繰返し継続制御
の実行上限回数が16回の場合には、第1ラウンドから
第16ラウンドまでの16ラウンド分、可変入賞球装置
12が第1の状態にされ得る。
【0037】特に大当たりが予め定められた特別図柄に
より発生した場合には、大当たり発生に基づく全ての繰
返し継続制御が終了した後、大当たりの発生する確率が
高くなり、いわゆる確変(確率変動)状態となる。確変
を生じさせる特別図柄を特に確変図柄という。確変状態
は、たとえば、確変図柄で大当たり発生後、大当たりが
2回発生するまで継続する。なお、遊技状態が確変状態
に制御されている際に確変図柄で大当たりが発生した場
合には、その大当たり発生後、さらに大当たりが2回発
生するまで確変状態が継続することになる。
より発生した場合には、大当たり発生に基づく全ての繰
返し継続制御が終了した後、大当たりの発生する確率が
高くなり、いわゆる確変(確率変動)状態となる。確変
を生じさせる特別図柄を特に確変図柄という。確変状態
は、たとえば、確変図柄で大当たり発生後、大当たりが
2回発生するまで継続する。なお、遊技状態が確変状態
に制御されている際に確変図柄で大当たりが発生した場
合には、その大当たり発生後、さらに大当たりが2回発
生するまで確変状態が継続することになる。
【0038】可変表示装置4が可変表示中に打玉が始動
口9に始動入賞して始動球検出器34により検出されれ
ば、その始動入賞球が記憶され、可変表示装置4が可変
停止した後、再度可変開始可能な状態になってから前記
始動入賞記憶に基づいて可変表示装置4が再度可変開始
される。この始動入賞記憶の上限は、たとえば「4」と
定められている。現時点における始動入賞記憶個数が始
動記憶表示器6により表示される。
口9に始動入賞して始動球検出器34により検出されれ
ば、その始動入賞球が記憶され、可変表示装置4が可変
停止した後、再度可変開始可能な状態になってから前記
始動入賞記憶に基づいて可変表示装置4が再度可変開始
される。この始動入賞記憶の上限は、たとえば「4」と
定められている。現時点における始動入賞記憶個数が始
動記憶表示器6により表示される。
【0039】遊技領域3内には、さらに風車19、通常
の入賞口7,11,15、および、遊技領域3内に打込
まれた打玉がいずれの入賞領域や可変入賞球装置にも入
賞しなかった場合にアウト玉として回収するアウト口1
6が設けられている。さらに、遊技領域3の両サイドに
は、飾り図柄表示用のサイドランプ18が設けられてい
る。
の入賞口7,11,15、および、遊技領域3内に打込
まれた打玉がいずれの入賞領域や可変入賞球装置にも入
賞しなかった場合にアウト玉として回収するアウト口1
6が設けられている。さらに、遊技領域3の両サイドに
は、飾り図柄表示用のサイドランプ18が設けられてい
る。
【0040】始動口9、可変入賞球装置12、通常の入
賞口7,11,15などの各種入賞領域に打玉が入賞す
ると、その入賞口に応じた所定個数の景品玉が上皿29
に払出される。上皿29の下方には、上皿玉抜きレバー
26を操作することにより上皿29から排出される打玉
を貯留しておくための下皿31が設けられている。下皿
31に貯留された打玉は、下皿玉抜きレバー30を操作
することにより排出できる。
賞口7,11,15などの各種入賞領域に打玉が入賞す
ると、その入賞口に応じた所定個数の景品玉が上皿29
に払出される。上皿29の下方には、上皿玉抜きレバー
26を操作することにより上皿29から排出される打玉
を貯留しておくための下皿31が設けられている。下皿
31に貯留された打玉は、下皿玉抜きレバー30を操作
することにより排出できる。
【0041】遊技領域3の上部の左右には、ステレオ音
の音声などの効果音を発生するためのスピーカ81,8
1が設けられている。また、図中27は、パチンコ遊技
機1の前面側の枠である前面枠を開閉できないようにす
るための鍵である。
の音声などの効果音を発生するためのスピーカ81,8
1が設けられている。また、図中27は、パチンコ遊技
機1の前面側の枠である前面枠を開閉できないようにす
るための鍵である。
【0042】次に、パチンコ遊技機1の遊技制御に用い
られる制御回路について説明する。図2および図3は、
遊技制御基板(コントロール基板)66(図4参照)に
設けられた各種制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
られる制御回路について説明する。図2および図3は、
遊技制御基板(コントロール基板)66(図4参照)に
設けられた各種制御回路の構成を示すブロック図であ
る。
【0043】図2および図3を参照して、制御回路は、
基本回路45、入力回路35、情報出力回路37、初期
リセット回路38、定期リセット回路39、電飾信号回
路40、アドレスデコード回路41、LED回路46、
ソレノイド回路48、CRT回路54、ランプ回路5
5、音声合成回路56、音量増幅回路57、電源回路5
8を含む。
基本回路45、入力回路35、情報出力回路37、初期
リセット回路38、定期リセット回路39、電飾信号回
路40、アドレスデコード回路41、LED回路46、
ソレノイド回路48、CRT回路54、ランプ回路5
5、音声合成回路56、音量増幅回路57、電源回路5
8を含む。
【0044】基本回路45は、遊技制御プログラムに従
ってパチンコ遊技機1の各種機器を制御する。基本回路
45の内部には、マイクロコンピュータ(マイコン)6
8が設けられている。マイクロコンピュータ68には、
遊技制御プログラムを記憶しているROM69(Read O
nly Memory)、遊技制御プログラムに従って制御動作を
行なうためのCPU(Central Processing Unit )7
1、CPUのワーク用メモリとして機能するRAM(Ra
ndom Access Memory)70、その他図示を省略するがI
/O(Input/Output)ポート、クロック発生回路などが
設けられている。
ってパチンコ遊技機1の各種機器を制御する。基本回路
45の内部には、マイクロコンピュータ(マイコン)6
8が設けられている。マイクロコンピュータ68には、
遊技制御プログラムを記憶しているROM69(Read O
nly Memory)、遊技制御プログラムに従って制御動作を
行なうためのCPU(Central Processing Unit )7
1、CPUのワーク用メモリとして機能するRAM(Ra
ndom Access Memory)70、その他図示を省略するがI
/O(Input/Output)ポート、クロック発生回路などが
設けられている。
【0045】入力回路35は、始動口9に始動入賞した
打玉を検出するための始動玉検出器13と、可変入賞球
装置12の特定入賞領域に入賞した打玉を検出するため
の特定球検出スイッチ33と、可変入賞球装置12の大
入賞口に入賞した打玉を検出するための球数検出スイッ
チ32と、普通図柄始動ゲート8を通過した打玉を検出
するための通過球検出器13とそれぞれ接続される。入
力回路35は、始動玉検出器34から出力される始動入
賞信号など、各検出器から出力される検出信号を基本回
路45へ送信する。
打玉を検出するための始動玉検出器13と、可変入賞球
装置12の特定入賞領域に入賞した打玉を検出するため
の特定球検出スイッチ33と、可変入賞球装置12の大
入賞口に入賞した打玉を検出するための球数検出スイッ
チ32と、普通図柄始動ゲート8を通過した打玉を検出
するための通過球検出器13とそれぞれ接続される。入
力回路35は、始動玉検出器34から出力される始動入
賞信号など、各検出器から出力される検出信号を基本回
路45へ送信する。
【0046】LED回路46には、普通図柄表示器20
の個数表示LED21、始動記憶表示器6のLED、普
通図柄表示器20の普通図柄を表示するためのLED、
通過記憶表示器21のLED、LED47と接続され
る。LED回路46は、基本回路45から出力される制
御信号に応じて、上記各LEDの点灯状態を制御する。
の個数表示LED21、始動記憶表示器6のLED、普
通図柄表示器20の普通図柄を表示するためのLED、
通過記憶表示器21のLED、LED47と接続され
る。LED回路46は、基本回路45から出力される制
御信号に応じて、上記各LEDの点灯状態を制御する。
【0047】初期リセット回路38は、電源投入時に基
本回路45をリセットするための回路である。初期リセ
ット回路38から送られてきた初期リセットパルスに応
答して、基本回路45はパチンコ遊技機1を初期化す
る。
本回路45をリセットするための回路である。初期リセ
ット回路38から送られてきた初期リセットパルスに応
答して、基本回路45はパチンコ遊技機1を初期化す
る。
【0048】定期リセット回路39は、基本回路45に
対し、定期的(たとえば2msecごと)にリセットパ
ルスを与え、ROM69に記憶されている遊技制御プロ
グラムを先頭から繰返し実行させるための回路である。
対し、定期的(たとえば2msecごと)にリセットパ
ルスを与え、ROM69に記憶されている遊技制御プロ
グラムを先頭から繰返し実行させるための回路である。
【0049】この種のパチンコ遊技機1では、大当たり
を発生させるか否かの判定を基本回路45のRAM70
内に構成された大当たり判定用カウンタC_RND1
(図5参照)のカウンタ値により定めている。この大当
たり判定用カウンタのカウンタ値は、定期リセット回路
39からリセットパルスが与えられるごと(たとえば2
msecごと)に所定値範囲内で繰返し更新されてい
る。基本回路45は、入力回路35から始動入賞信号が
入力されてきたタイミングで大当たり判定用カウンタの
カウンタ値を参照してそのカウンタ値が予め定められて
いる当たり判定値であるか否かを判定し、当たり判定値
である場合には、大当たりを発生させることを事前決定
する。
を発生させるか否かの判定を基本回路45のRAM70
内に構成された大当たり判定用カウンタC_RND1
(図5参照)のカウンタ値により定めている。この大当
たり判定用カウンタのカウンタ値は、定期リセット回路
39からリセットパルスが与えられるごと(たとえば2
msecごと)に所定値範囲内で繰返し更新されてい
る。基本回路45は、入力回路35から始動入賞信号が
入力されてきたタイミングで大当たり判定用カウンタの
カウンタ値を参照してそのカウンタ値が予め定められて
いる当たり判定値であるか否かを判定し、当たり判定値
である場合には、大当たりを発生させることを事前決定
する。
【0050】ソレノイド回路48は、始動口9の可動片
14を駆動するためのソレノイド49、および可変入賞
球装置12の開閉板22を駆動するためのソレノイド5
0を制御するための回路である。ソレノイド回路48
は、基本回路45から出力される制御信号に応答して、
所定のタイミングでソレノイド49およびソレノイド5
0を作動させる。
14を駆動するためのソレノイド49、および可変入賞
球装置12の開閉板22を駆動するためのソレノイド5
0を制御するための回路である。ソレノイド回路48
は、基本回路45から出力される制御信号に応答して、
所定のタイミングでソレノイド49およびソレノイド5
0を作動させる。
【0051】アドレスデコード回路41は、基本回路4
5内のマイクロコンピュータ68から送られてきたアド
レス信号をデコードし、マイクロコンピュータ68内部
に含まれるROM69、RAM70などのいずれか1つ
を選択するための信号を出力する回路である。
5内のマイクロコンピュータ68から送られてきたアド
レス信号をデコードし、マイクロコンピュータ68内部
に含まれるROM69、RAM70などのいずれか1つ
を選択するための信号を出力する回路である。
【0052】情報出力回路37は、基本回路45から与
えられるデータ信号に基づいて、大当たり情報や図柄確
定情報、確率変動情報などの各種遊技情報をホストコン
ピュータであるホール用管理コンピュータなどに対して
出力する。ここで、大当たり情報とは、大当たりの発生
を示すための情報であり、図柄確定情報とは、始動口9
に入賞した打玉の入賞個数のうち実際に可変表示装置4
における図柄の可変表示の始動に使用された個数を示す
ための情報であり、確率変動情報とは、確率変動状態
(確率向上状態)の発生に関する情報である。
えられるデータ信号に基づいて、大当たり情報や図柄確
定情報、確率変動情報などの各種遊技情報をホストコン
ピュータであるホール用管理コンピュータなどに対して
出力する。ここで、大当たり情報とは、大当たりの発生
を示すための情報であり、図柄確定情報とは、始動口9
に入賞した打玉の入賞個数のうち実際に可変表示装置4
における図柄の可変表示の始動に使用された個数を示す
ための情報であり、確率変動情報とは、確率変動状態
(確率向上状態)の発生に関する情報である。
【0053】電飾信号回路40は、パチンコ遊技機1に
設けられた複数種類の電飾の点灯状態を制御する電飾基
板(図示省略)へランプ制御データD0〜D3を送信す
る。ランプ制御データD0〜D3は、電飾の点灯状態を
制御するためのデータであり、大当たり時、あるいは確
変時などにおいて、電飾の点灯状態を指定する。なお、
ランプ制御データコモンは共通線信号である。
設けられた複数種類の電飾の点灯状態を制御する電飾基
板(図示省略)へランプ制御データD0〜D3を送信す
る。ランプ制御データD0〜D3は、電飾の点灯状態を
制御するためのデータであり、大当たり時、あるいは確
変時などにおいて、電飾の点灯状態を指定する。なお、
ランプ制御データコモンは共通線信号である。
【0054】CRT回路54は、基本回路45から出力
される制御信号に従って、CRT表示機53を駆動制御
するための回路である。CRT回路54からCRT表示
機53に送信される信号の中には、コマンド信号として
のCD0〜CD7と、表示制御通信トリガ信号(割込信
号)であるINTとが含まれる。さらに、CRT回路5
4とCRT表示機53とを接続する信号線には、電源供
給のための+5V線と、+12V線と、グランド信号線
であるGND線とがある。基本回路45は、定期リセッ
ト回路39からの定期リセット信号が入力されたタイミ
ングでCRT回路54を介してCRT表示機53の可変
表示制御基板(サブ基板)216(図4参照)へ、割込
信号(INT)と画像表示制御信号(コマンド信号CD
0〜CD7)とを出力する。
される制御信号に従って、CRT表示機53を駆動制御
するための回路である。CRT回路54からCRT表示
機53に送信される信号の中には、コマンド信号として
のCD0〜CD7と、表示制御通信トリガ信号(割込信
号)であるINTとが含まれる。さらに、CRT回路5
4とCRT表示機53とを接続する信号線には、電源供
給のための+5V線と、+12V線と、グランド信号線
であるGND線とがある。基本回路45は、定期リセッ
ト回路39からの定期リセット信号が入力されたタイミ
ングでCRT回路54を介してCRT表示機53の可変
表示制御基板(サブ基板)216(図4参照)へ、割込
信号(INT)と画像表示制御信号(コマンド信号CD
0〜CD7)とを出力する。
【0055】ランプ回路55は、サイドランプ18と接
続される。ランプ回路55は、基本回路45から出力さ
れる制御信号に応じて、サイドランプ18の点灯状態を
制御する。
続される。ランプ回路55は、基本回路45から出力さ
れる制御信号に応じて、サイドランプ18の点灯状態を
制御する。
【0056】電源回路58は、AC24Vの交流電源に
接続され、+30V、+21V、+12V、+5Vの複
数種類の直流電圧を各回路に供給するための回路であ
る。なお、電源回路58から発生される+30Vの直流
電圧はCRT表示機53へ出力される。
接続され、+30V、+21V、+12V、+5Vの複
数種類の直流電圧を各回路に供給するための回路であ
る。なお、電源回路58から発生される+30Vの直流
電圧はCRT表示機53へ出力される。
【0057】音声合成回路56は、基本回路45から出
力される音声発生指令信号に応じて効果音データを合成
し、合成した効果音データを音量増幅回路57に与え
る。音量増幅回路57は、効果音を増幅して電飾基板
(図示省略)へ出力する。
力される音声発生指令信号に応じて効果音データを合成
し、合成した効果音データを音量増幅回路57に与え
る。音量増幅回路57は、効果音を増幅して電飾基板
(図示省略)へ出力する。
【0058】図4は、可変表示制御基板(サブ基板)2
16に形成された回路の構成を示すブロック図である。
可変表示制御基板216は、遊技制御基板(コントロー
ル基板)66からの制御信号に応じて可変表示装置4の
表示状態を制御する。
16に形成された回路の構成を示すブロック図である。
可変表示制御基板216は、遊技制御基板(コントロー
ル基板)66からの制御信号に応じて可変表示装置4の
表示状態を制御する。
【0059】可変表示制御基板216には、CRTコン
トロール回路67、VDP(Video Displa
y Processor)59、リセット回路64、発
振回路65、VRAM60、キャラクタROM61、D
A変換回路62が設けられている。
トロール回路67、VDP(Video Displa
y Processor)59、リセット回路64、発
振回路65、VRAM60、キャラクタROM61、D
A変換回路62が設けられている。
【0060】CRTコントロール回路67は、図2、図
3に示した回路が形成されている遊技制御基板66と接
続されている。CRTコントロール回路67は、遊技制
御基板66から画像表示のためのコマンドデータCD0
〜CD7、INT信号を定期的に受ける。さらに、CR
Tコントロール回路67は、+12Vおよび+5Vの2
種類の電源電圧の供給を受ける。また、可変表示制御基
板216は、遊技制御基板66から延びるGND線によ
り接地されている。
3に示した回路が形成されている遊技制御基板66と接
続されている。CRTコントロール回路67は、遊技制
御基板66から画像表示のためのコマンドデータCD0
〜CD7、INT信号を定期的に受ける。さらに、CR
Tコントロール回路67は、+12Vおよび+5Vの2
種類の電源電圧の供給を受ける。また、可変表示制御基
板216は、遊技制御基板66から延びるGND線によ
り接地されている。
【0061】CRTコントロール回路67は、受信した
コマンドデータCD0〜CD7に応答して、可変表示制
御基板216に形成された回路全体を制御する。CRT
コントロール回路67は、VDP59にアドレス信号、
データ信号および制御信号を送り、VDP59とCRT
コントロール回路67との間で、データ信号の送受信を
行なう。そして、CRTコントロール回路67は、受信
したデータに基づいて、可変表示制御基板216に形成
された回路全体の制御を行なう。
コマンドデータCD0〜CD7に応答して、可変表示制
御基板216に形成された回路全体を制御する。CRT
コントロール回路67は、VDP59にアドレス信号、
データ信号および制御信号を送り、VDP59とCRT
コントロール回路67との間で、データ信号の送受信を
行なう。そして、CRTコントロール回路67は、受信
したデータに基づいて、可変表示制御基板216に形成
された回路全体の制御を行なう。
【0062】VDP59は、発振回路65から供給され
るクロック信号を受けて動作し、リセット回路64から
供給されるリセット信号を受けて動作がリセットされ
る。このVDP59は、CRTコントロール回路67か
らの制御信号に応答して、画像データを生成する。VD
P59は、VRAMアドレス信号、VRAMデータ信
号、およびVRAM制御信号などの信号をVRAM60
へ送信する。VRAM60からVDP59へは、VRA
Mデータ信号などの信号が返信される。VDP59は、
キャラクタROMアドレス信号、キャラクタROMデー
タ信号およびキャラクタROM制御信号をキャラクタR
OM61へ送信する。キャラクタROM61からVDP
59へは、キャラクタROMデータ信号などの信号が返
信される。
るクロック信号を受けて動作し、リセット回路64から
供給されるリセット信号を受けて動作がリセットされ
る。このVDP59は、CRTコントロール回路67か
らの制御信号に応答して、画像データを生成する。VD
P59は、VRAMアドレス信号、VRAMデータ信
号、およびVRAM制御信号などの信号をVRAM60
へ送信する。VRAM60からVDP59へは、VRA
Mデータ信号などの信号が返信される。VDP59は、
キャラクタROMアドレス信号、キャラクタROMデー
タ信号およびキャラクタROM制御信号をキャラクタR
OM61へ送信する。キャラクタROM61からVDP
59へは、キャラクタROMデータ信号などの信号が返
信される。
【0063】VDP59は、CRTコントロール回路6
7から出力される制御信号に応答して、可変表示部5に
表示される画像を構成するための画像データを生成す
る。VRAM60は、VDP59が生成した画像データ
を一時的に記憶する。VDP59が生成し、VRAM6
0に記憶される画像データは、所定数のドットの集合を
単位としたキャラクタの識別番号である。
7から出力される制御信号に応答して、可変表示部5に
表示される画像を構成するための画像データを生成す
る。VRAM60は、VDP59が生成した画像データ
を一時的に記憶する。VDP59が生成し、VRAM6
0に記憶される画像データは、所定数のドットの集合を
単位としたキャラクタの識別番号である。
【0064】画像データには、複数のキャラクタの識別
番号が、表示される配置関係に従って含まれている。こ
れをマップデータという。個々のキャラクタの識別番号
は、CRTコントロール回路67内に予め記憶されてい
る。可変表示部5に表示される画面を構成するために必
要なキャラクタの識別番号がCRTコントロール回路6
7から読出され、VDP59により、表示画面における
キャラクタの配置関係を示すためのマップデータとし
て、VRAM60に記憶される。
番号が、表示される配置関係に従って含まれている。こ
れをマップデータという。個々のキャラクタの識別番号
は、CRTコントロール回路67内に予め記憶されてい
る。可変表示部5に表示される画面を構成するために必
要なキャラクタの識別番号がCRTコントロール回路6
7から読出され、VDP59により、表示画面における
キャラクタの配置関係を示すためのマップデータとし
て、VRAM60に記憶される。
【0065】キャラクタROM61は、キャラクタの識
別番号に対応するドットデータを予め記憶している。V
DP59は、所定のタイミングでVRAM60からマッ
プデータを読出し、マップデータに含まれる各キャラク
タの識別番号に基づいて、各キャラクタのドットデータ
を読出す。VDP59は、読出したドットデータに基づ
いて、画像表示信号を生成する。生成された信号は、D
A変換回路62によりアナログのRGB(RED,GR
EEN,BLUE)信号に変換されて表示装置63に入
力される。さらにVDP59は、複合同期信号SYNC
を表示装置63へ供給する。表示装置63は、送信され
てきたRGB信号、複合同期信号SYNCに基づいて、
可変表示部5に画像を表示する。なお、表示装置63
は、遊技制御基板66から延びるGND線により接地さ
れている。
別番号に対応するドットデータを予め記憶している。V
DP59は、所定のタイミングでVRAM60からマッ
プデータを読出し、マップデータに含まれる各キャラク
タの識別番号に基づいて、各キャラクタのドットデータ
を読出す。VDP59は、読出したドットデータに基づ
いて、画像表示信号を生成する。生成された信号は、D
A変換回路62によりアナログのRGB(RED,GR
EEN,BLUE)信号に変換されて表示装置63に入
力される。さらにVDP59は、複合同期信号SYNC
を表示装置63へ供給する。表示装置63は、送信され
てきたRGB信号、複合同期信号SYNCに基づいて、
可変表示部5に画像を表示する。なお、表示装置63
は、遊技制御基板66から延びるGND線により接地さ
れている。
【0066】図5は、本実施形態におけるパチンコ遊技
機1に用いられる主なランダムカウンタの種類とその内
容を示す説明図である。ランダムカウンタとは、可変表
示装置4の特別図柄の可変表示制御などの制御に用いら
れる乱数をカウントするカウンタである。図5には、C
_RND1、C_RND_L、C_RND_C、C_R
ND_R、C_RND_RCHの5種類のランダムカウ
ンタが示されている。これらのランダムカウンタの値が
パチンコ遊技中の所定のタイミングで読出され、その値
に基づいて可変表示装置4の可変表示動作が制御され
る。ランダムカウンタのカウント値の抽出処理は、基本
回路45の内部に設けられたCPU71がROM69内
に記憶された制御プログラムに従って実行する。
機1に用いられる主なランダムカウンタの種類とその内
容を示す説明図である。ランダムカウンタとは、可変表
示装置4の特別図柄の可変表示制御などの制御に用いら
れる乱数をカウントするカウンタである。図5には、C
_RND1、C_RND_L、C_RND_C、C_R
ND_R、C_RND_RCHの5種類のランダムカウ
ンタが示されている。これらのランダムカウンタの値が
パチンコ遊技中の所定のタイミングで読出され、その値
に基づいて可変表示装置4の可変表示動作が制御され
る。ランダムカウンタのカウント値の抽出処理は、基本
回路45の内部に設けられたCPU71がROM69内
に記憶された制御プログラムに従って実行する。
【0067】C_RND1は、可変表示装置4における
特別図柄の可変表示の結果、大当たりを発生させるか否
かを事前に決定するための大当たり決定用ランダムカウ
ンタである。C_RND1は、「0〜225」のカウン
ト範囲で、カウンタ値が0.002秒ごとに1ずつカウ
ントアップ(加算)される。WC RND1は、その上
限までカウントアップされると、再度0からカウントを
し直すように構成されている。なお、0.002秒と
は、基本回路45において、定期リセット回路39から
出力された定期リセット信号に応答して遊技制御プログ
ラムが繰返し実行される間隔である。
特別図柄の可変表示の結果、大当たりを発生させるか否
かを事前に決定するための大当たり決定用ランダムカウ
ンタである。C_RND1は、「0〜225」のカウン
ト範囲で、カウンタ値が0.002秒ごとに1ずつカウ
ントアップ(加算)される。WC RND1は、その上
限までカウントアップされると、再度0からカウントを
し直すように構成されている。なお、0.002秒と
は、基本回路45において、定期リセット回路39から
出力された定期リセット信号に応答して遊技制御プログ
ラムが繰返し実行される間隔である。
【0068】C_RND_R、C_RND_C、C_R
ND_Lは、左、中、右の各図柄表示領域のそれぞれに
導出表示させる左、中、右図柄の種類を決定するための
図柄表示用ランダムカウンタである。C_RND_C、
C_RND_Rの各々のカウント範囲は「0〜15」で
あり、C_RND_Lのカウント範囲は「0〜14」で
ある。
ND_Lは、左、中、右の各図柄表示領域のそれぞれに
導出表示させる左、中、右図柄の種類を決定するための
図柄表示用ランダムカウンタである。C_RND_C、
C_RND_Rの各々のカウント範囲は「0〜15」で
あり、C_RND_Lのカウント範囲は「0〜14」で
ある。
【0069】C_RND_Lのカウンタ値は0.002
秒ごとに1つずつカウントアップされる。C_RND_
Cのカウンタ値は0.002秒ごとに1つずつカウント
アップされるとともに、基本回路45の割込処理動作の
余り時間を利用してカウントアップされる。C_RND
_Rのカウンタ値はC_RND_Cの桁上げのとき1つ
ずつカウントアップされる。
秒ごとに1つずつカウントアップされる。C_RND_
Cのカウンタ値は0.002秒ごとに1つずつカウント
アップされるとともに、基本回路45の割込処理動作の
余り時間を利用してカウントアップされる。C_RND
_Rのカウンタ値はC_RND_Cの桁上げのとき1つ
ずつカウントアップされる。
【0070】ここで、図19を参照して、左図柄、中図
柄、右図柄の種類と、各ランダムカウンタのカウント値
の関係について説明する。図19は、可変表示部5の左
図柄表示領域、中図柄表示領域、右図柄表示領域、それ
ぞれに対応して表示される左図柄、中図柄、右図柄の図
柄配列表である。
柄、右図柄の種類と、各ランダムカウンタのカウント値
の関係について説明する。図19は、可変表示部5の左
図柄表示領域、中図柄表示領域、右図柄表示領域、それ
ぞれに対応して表示される左図柄、中図柄、右図柄の図
柄配列表である。
【0071】左図柄、中図柄、右図柄は、図柄配列表左
側に記載されたランダムカウンタC_RND_C、C_
RND_Rのカウント値「0〜15」、あるいはC_R
ND_Lのカウント値「0〜14」に対応した図示する
種類の図柄から構成されている。また、可変表示部5で
可変表示が行なわれる際には、図柄配列表の上段から下
段に向かう順序で図柄が変動し、最下段まで図柄が変動
した場合には再び最上段の「0」から図柄の変動が行な
われる。左図柄、中図柄、右図柄は、それぞれ、「0」
〜「E」の15種類の図柄を含み、さらに、中図柄と右
図柄はランダムカウンタC_RND_C、C_RND_
Rのカウント値「15」に対応する絵図柄を含む。この
絵図柄はオールマイティ図柄と呼ばれる。以降の説明で
は、中図柄として表示されるオールマイティ図柄を、
右図柄として表示されるオールマイティ図柄をとして
両者を区別する。
側に記載されたランダムカウンタC_RND_C、C_
RND_Rのカウント値「0〜15」、あるいはC_R
ND_Lのカウント値「0〜14」に対応した図示する
種類の図柄から構成されている。また、可変表示部5で
可変表示が行なわれる際には、図柄配列表の上段から下
段に向かう順序で図柄が変動し、最下段まで図柄が変動
した場合には再び最上段の「0」から図柄の変動が行な
われる。左図柄、中図柄、右図柄は、それぞれ、「0」
〜「E」の15種類の図柄を含み、さらに、中図柄と右
図柄はランダムカウンタC_RND_C、C_RND_
Rのカウント値「15」に対応する絵図柄を含む。この
絵図柄はオールマイティ図柄と呼ばれる。以降の説明で
は、中図柄として表示されるオールマイティ図柄を、
右図柄として表示されるオールマイティ図柄をとして
両者を区別する。
【0072】この実施形態では、3つの図柄表示領域に
同一種類の図柄が揃って導出表示されることで大当たり
が発生するように設計されている。ただし、オールマイ
ティ図柄が中図柄表示領域または右図柄表示領域のいず
れか一方に導出表示されれば、他の2つの図柄表示領域
に同一図柄が導出表示されることで大当たりが発生する
ように設計されており、中図柄表示領域と右図柄表示領
域にオールマイティ図柄が揃って導出表示されれば、左
図柄の種類如何を問わず大当たりが発生するように設計
されている。つまり、オールマイティ図柄,は、他
のすべての特別図柄と同一種類の図柄であるとみなされ
る。なお、各図柄のうち、たとえば、「3」と「7」
が、確率変動を生じさせる確変図柄である。「3」また
は「7」のぞろめで大当たりが発生した場合はもちろん
のこと、可変表示部5に、「3」、「77」など
という具合に特別図柄が停止表示され、オールマイティ
図柄、との組み合わせにより大当たりが発生した場
合にも確率変動が生じる。
同一種類の図柄が揃って導出表示されることで大当たり
が発生するように設計されている。ただし、オールマイ
ティ図柄が中図柄表示領域または右図柄表示領域のいず
れか一方に導出表示されれば、他の2つの図柄表示領域
に同一図柄が導出表示されることで大当たりが発生する
ように設計されており、中図柄表示領域と右図柄表示領
域にオールマイティ図柄が揃って導出表示されれば、左
図柄の種類如何を問わず大当たりが発生するように設計
されている。つまり、オールマイティ図柄,は、他
のすべての特別図柄と同一種類の図柄であるとみなされ
る。なお、各図柄のうち、たとえば、「3」と「7」
が、確率変動を生じさせる確変図柄である。「3」また
は「7」のぞろめで大当たりが発生した場合はもちろん
のこと、可変表示部5に、「3」、「77」など
という具合に特別図柄が停止表示され、オールマイティ
図柄、との組み合わせにより大当たりが発生した場
合にも確率変動が生じる。
【0073】再び、図5を参照して、C_RND_RC
Hは、可変表示部5にリーチを成立させる際に、複数種
類のリーチ動作の中からいずれのリーチ動作を選択して
可変表示部5に表示させるかを定めるためのランダムカ
ウンタである。C_RND_RCHのカウント範囲は、
0〜11である。C_RND_RCHのカウンタ値は、
0.002秒ごとに1つずつカウントアップされるとと
もに、基本回路45の割込処理動作の余り時間を利用し
て1つずつカウントアップされる。
Hは、可変表示部5にリーチを成立させる際に、複数種
類のリーチ動作の中からいずれのリーチ動作を選択して
可変表示部5に表示させるかを定めるためのランダムカ
ウンタである。C_RND_RCHのカウント範囲は、
0〜11である。C_RND_RCHのカウンタ値は、
0.002秒ごとに1つずつカウントアップされるとと
もに、基本回路45の割込処理動作の余り時間を利用し
て1つずつカウントアップされる。
【0074】この実施形態では、C_RND_RCHの
カウント値が各リーチ種類に割り振られており、その抽
出されたカウントに対応するリーチの動作が選択的に実
行される。なお、リーチは、C_RND1により大当た
りを発生させることが事前決定された場合のみならず、
はずれが事前決定された際の左図柄および右図柄の予定
停止図柄によりリーチライン(左図柄および右図柄が揃
っているライン)が形成されることが判別された場合に
も実行される。このようにリーチが発生する場合には、
C_RND_RCHの抽出値に応じて、リーチ動作の種
類が選択決定され、決定された種類のリーチ動作が実行
される。
カウント値が各リーチ種類に割り振られており、その抽
出されたカウントに対応するリーチの動作が選択的に実
行される。なお、リーチは、C_RND1により大当た
りを発生させることが事前決定された場合のみならず、
はずれが事前決定された際の左図柄および右図柄の予定
停止図柄によりリーチライン(左図柄および右図柄が揃
っているライン)が形成されることが判別された場合に
も実行される。このようにリーチが発生する場合には、
C_RND_RCHの抽出値に応じて、リーチ動作の種
類が選択決定され、決定された種類のリーチ動作が実行
される。
【0075】ここで、C_RND_RCHの値により、
パチンコ遊技機1で発生し得るリーチ動作の種類を大別
すると、大当たりの期待度および可変表示継続時間とも
にノーマルなノーマルリーチ、オールマイティ図柄と
オールマイティ図柄とが共に導出表示されて大当たり
の表示態様となった後に左図柄表示領域で図柄の再可変
表示が開始される再変動リーチ、2つの特別図柄の種類
が確定後、残る1つの特別図柄の可変表示が終了するま
での時間が長いロングリーチ、大当たりの期待度が高い
スーパーリーチに分類できる。さらにロングリーチは、
特別図柄の表示態様により細分類され、たとえば、後述
する揺れリーチ(大)がこれに含まれる。同様に、スー
パーリーチも特別図柄の表示態様により細分類され、た
とえば、後述するカウントダウンリーチとカウントダ
ウンリーチとがこれに含まれる。
パチンコ遊技機1で発生し得るリーチ動作の種類を大別
すると、大当たりの期待度および可変表示継続時間とも
にノーマルなノーマルリーチ、オールマイティ図柄と
オールマイティ図柄とが共に導出表示されて大当たり
の表示態様となった後に左図柄表示領域で図柄の再可変
表示が開始される再変動リーチ、2つの特別図柄の種類
が確定後、残る1つの特別図柄の可変表示が終了するま
での時間が長いロングリーチ、大当たりの期待度が高い
スーパーリーチに分類できる。さらにロングリーチは、
特別図柄の表示態様により細分類され、たとえば、後述
する揺れリーチ(大)がこれに含まれる。同様に、スー
パーリーチも特別図柄の表示態様により細分類され、た
とえば、後述するカウントダウンリーチとカウントダ
ウンリーチとがこれに含まれる。
【0076】いずれのリーチ動作についても共通する表
示態様の特徴は、次の点にある。すなわち、各図柄表示
領域で一斉に可変表示が開始した後、可変表示が終了し
た特別図柄を停止表示するのではなく、図柄表示領域内
で上下に振動させてその図柄が揺れるように表示する点
にある。その後、振動表示から停止表示に切り替えるタ
イミングはリーチ種類により異なるが、このように可変
表示の終了した図柄を振動表示することにより、可変表
示の見た目の面白さを向上させることができる。なお、
以降、このように可変表示の終了した図柄を図柄表示領
域内で上下に振動させて表示することを準停止表示(あ
るいは、単に準停止)という。
示態様の特徴は、次の点にある。すなわち、各図柄表示
領域で一斉に可変表示が開始した後、可変表示が終了し
た特別図柄を停止表示するのではなく、図柄表示領域内
で上下に振動させてその図柄が揺れるように表示する点
にある。その後、振動表示から停止表示に切り替えるタ
イミングはリーチ種類により異なるが、このように可変
表示の終了した図柄を振動表示することにより、可変表
示の見た目の面白さを向上させることができる。なお、
以降、このように可変表示の終了した図柄を図柄表示領
域内で上下に振動させて表示することを準停止表示(あ
るいは、単に準停止)という。
【0077】次に、各リーチ動作の特徴を説明すると、
まず、再変動リーチは、左図柄表示領域に任意図柄が導
出表示された後に中図柄表示領域にオールマイティ図柄
が導出表示されてリーチ成立後、右図柄表示領域にオ
ールマイティ図柄が導出表示されて大当たりが確定
し、引き続いて左図柄表示領域で図柄の再可変表示が開
始されることにより、大当たり図柄の種類が変化し得る
点に特徴がある。このため、一旦、確変図柄以外の図柄
(非確変図柄という。以下同様)で大当たりが確定した
(たとえば可変表示部5に「2」と表示)後に、図
柄の再可変表示が行なわれることによって大当たり図柄
が確変図柄に変化し得(たとえば可変表示部5に「7
」と表示)、これにより、遊技者の確率変動状態の発
生に対する期待感を向上させることができる。
まず、再変動リーチは、左図柄表示領域に任意図柄が導
出表示された後に中図柄表示領域にオールマイティ図柄
が導出表示されてリーチ成立後、右図柄表示領域にオ
ールマイティ図柄が導出表示されて大当たりが確定
し、引き続いて左図柄表示領域で図柄の再可変表示が開
始されることにより、大当たり図柄の種類が変化し得る
点に特徴がある。このため、一旦、確変図柄以外の図柄
(非確変図柄という。以下同様)で大当たりが確定した
(たとえば可変表示部5に「2」と表示)後に、図
柄の再可変表示が行なわれることによって大当たり図柄
が確変図柄に変化し得(たとえば可変表示部5に「7
」と表示)、これにより、遊技者の確率変動状態の発
生に対する期待感を向上させることができる。
【0078】次に揺れリーチ(大)の表示態様の特徴
は、図柄表示領域で準停止表示されている特別図柄の上
下振動の振幅を途中で変化させて表示する点にある。
は、図柄表示領域で準停止表示されている特別図柄の上
下振動の振幅を途中で変化させて表示する点にある。
【0079】また、カウントダウンリーチは、以下の
表示態様で可変表示部5に表現される点にその特徴を有
する。すなわち、2つの図柄表示領域で図柄の種類が確
定していわゆるリーチが成立した後、残りの図柄表示領
域にはずれ図柄が一旦停止表示されて、間もなくその図
柄の再可変表示が開始され、大当たり図柄(すでに表示
結果が確定している2つの図柄と同一種類の図柄)の種
類に対して1図柄ずつ近づいてカウントダウンするごと
く図柄が次々と図柄表示領域に停止しては再変動するこ
とを繰返す点である。
表示態様で可変表示部5に表現される点にその特徴を有
する。すなわち、2つの図柄表示領域で図柄の種類が確
定していわゆるリーチが成立した後、残りの図柄表示領
域にはずれ図柄が一旦停止表示されて、間もなくその図
柄の再可変表示が開始され、大当たり図柄(すでに表示
結果が確定している2つの図柄と同一種類の図柄)の種
類に対して1図柄ずつ近づいてカウントダウンするごと
く図柄が次々と図柄表示領域に停止しては再変動するこ
とを繰返す点である。
【0080】これに対し、カウントダウンリーチは、
カウントダウンリーチの最終結果が大当たりでなかっ
た場合に、引き続いて表示され得るリーチであり、カウ
ントダウンリーチの最終で、ある図柄表示領域にはず
れ図柄が停止表示された後、再びその図柄の再可変表示
が開始され、再度、前記カウントダウンの可変表示が行
なわれる点に表示態様上の特徴を有する。
カウントダウンリーチの最終結果が大当たりでなかっ
た場合に、引き続いて表示され得るリーチであり、カウ
ントダウンリーチの最終で、ある図柄表示領域にはず
れ図柄が停止表示された後、再びその図柄の再可変表示
が開始され、再度、前記カウントダウンの可変表示が行
なわれる点に表示態様上の特徴を有する。
【0081】なお、いわゆるリーチは、一般的には、た
とえば3つの図柄表示領域のうちいずれか2つの図柄表
示領域で可変表示が止むことで成立するが、いずれの図
柄表示領域の可変表示が停止(あるいは中断でもよい)
してリーチが成立するかは、各図柄表示用乱数によって
定められる図柄の種類などによって変化する。
とえば3つの図柄表示領域のうちいずれか2つの図柄表
示領域で可変表示が止むことで成立するが、いずれの図
柄表示領域の可変表示が停止(あるいは中断でもよい)
してリーチが成立するかは、各図柄表示用乱数によって
定められる図柄の種類などによって変化する。
【0082】図6は、ランダムカウンタC_RND1の
値により大当たりを発生させるか否かを事前に決定する
ための制御手順を示すフローチャートである。同図を参
照して、可変表示装置4における特別図柄の可変表示の
結果を大当たりとするかまたは大当たり以外とするかを
決定するための手順、および、可変表示部5に停止表示
される左図柄、中図柄、右図柄の種類を決定するための
手順について説明する。
値により大当たりを発生させるか否かを事前に決定する
ための制御手順を示すフローチャートである。同図を参
照して、可変表示装置4における特別図柄の可変表示の
結果を大当たりとするかまたは大当たり以外とするかを
決定するための手順、および、可変表示部5に停止表示
される左図柄、中図柄、右図柄の種類を決定するための
手順について説明する。
【0083】まず、始動入賞の発生と同時にC_RND
1の値が抽出され、抽出されたC_RND1の値が大当
たり決定値「7」であれば大当たりとすることが事前決
定され、大当たり決定値「7」以外であれば大当たり以
外とすることが事前決定される。なお、遊技状態が確変
状態にある場合には、「7」を含む複数の値が大当たり
決定値とされる。大当たりとすることが事前決定された
場合には、引続いてC_RND_Lの値が判定されるこ
とにより、大当たりを発生させるための特別図柄(大当
たり図柄)の種類が決定される。そして、C_RND_
Lの値に対応する特別図柄が、各図柄表示領域に最終的
に停止する予定停止図柄として定められる。
1の値が抽出され、抽出されたC_RND1の値が大当
たり決定値「7」であれば大当たりとすることが事前決
定され、大当たり決定値「7」以外であれば大当たり以
外とすることが事前決定される。なお、遊技状態が確変
状態にある場合には、「7」を含む複数の値が大当たり
決定値とされる。大当たりとすることが事前決定された
場合には、引続いてC_RND_Lの値が判定されるこ
とにより、大当たりを発生させるための特別図柄(大当
たり図柄)の種類が決定される。そして、C_RND_
Lの値に対応する特別図柄が、各図柄表示領域に最終的
に停止する予定停止図柄として定められる。
【0084】一方、C_RND1の値により、大当たり
以外とすることが事前決定された場合は、引続いて、C
_RND_L、C_RND_C,C_RND_Rの各値
を判定することにより、予定停止図柄の種類がそれぞれ
決定される。なお、大当たり以外とする場合に、決定さ
れた停止図柄の組合せが、偶然、大当たりとなる組合せ
となる場合は、C_RND_RまたはC_RND_Cの
値に「1」を加算し、強制的にはずれ(ハズレ)図柄の
組合せで停止表示するように調整する。
以外とすることが事前決定された場合は、引続いて、C
_RND_L、C_RND_C,C_RND_Rの各値
を判定することにより、予定停止図柄の種類がそれぞれ
決定される。なお、大当たり以外とする場合に、決定さ
れた停止図柄の組合せが、偶然、大当たりとなる組合せ
となる場合は、C_RND_RまたはC_RND_Cの
値に「1」を加算し、強制的にはずれ(ハズレ)図柄の
組合せで停止表示するように調整する。
【0085】図7は、リーチ動作設定処理の処理手順を
示すフローチャートである。このフローチャートに示す
処理手順に従ってリーチ動作種類が事前決定される。ま
ず、リーチの条件が成立しているか否かが事前決定され
る(S1)。具体的には、予定停止図柄にオールマイテ
ィ図柄が含まれていること、または、左図柄と中図柄と
が同一種類の図柄であることのうち、何れかの条件を満
たしているか否かが判断される。そして、どちらの条件
も満たさない場合には、リーチが成立する可能性はない
ために処理が終了する。一方、少なくともいずれかの条
件を満たす場合には、すでにリーチを成立させるか否か
の最終的な判断がなされて各リーチ動作種類に応じたリ
ーチの設定がすでに済んでいるか否かが判断される(S
2)。すでにリーチの設定がなされている場合には処理
が終了する。一方、まだリーチを成立させるか否かの最
終的な判断がなされておらず、したがってリーチの設定
がなされていない場合には、以下に説明するS3以降で
リーチの種類などが設定されることになる。
示すフローチャートである。このフローチャートに示す
処理手順に従ってリーチ動作種類が事前決定される。ま
ず、リーチの条件が成立しているか否かが事前決定され
る(S1)。具体的には、予定停止図柄にオールマイテ
ィ図柄が含まれていること、または、左図柄と中図柄と
が同一種類の図柄であることのうち、何れかの条件を満
たしているか否かが判断される。そして、どちらの条件
も満たさない場合には、リーチが成立する可能性はない
ために処理が終了する。一方、少なくともいずれかの条
件を満たす場合には、すでにリーチを成立させるか否か
の最終的な判断がなされて各リーチ動作種類に応じたリ
ーチの設定がすでに済んでいるか否かが判断される(S
2)。すでにリーチの設定がなされている場合には処理
が終了する。一方、まだリーチを成立させるか否かの最
終的な判断がなされておらず、したがってリーチの設定
がなされていない場合には、以下に説明するS3以降で
リーチの種類などが設定されることになる。
【0086】すなわち、まず、オールマイティ図柄が2
つあるか否かが判断される(S3)。オールマイティ図
柄が2つある場合、すなわち、中図柄として図柄配列表
(図19参照)中図柄の最下段のオールマイティ図柄
が設定され、右図柄として図柄配列表右図柄の下段のオ
ールマイティ図柄が設定されている場合には、リーチ
の種類が再変動リーチに設定され(S15)、処理が終
了する。
つあるか否かが判断される(S3)。オールマイティ図
柄が2つある場合、すなわち、中図柄として図柄配列表
(図19参照)中図柄の最下段のオールマイティ図柄
が設定され、右図柄として図柄配列表右図柄の下段のオ
ールマイティ図柄が設定されている場合には、リーチ
の種類が再変動リーチに設定され(S15)、処理が終
了する。
【0087】一方、オールマイティ図柄が2つ無い場合
には、左図柄と中図柄とが同一図柄であるか否かが判断
される(S4)。そして、左図柄と中図柄とが同一図柄
である場合には、左図柄、中図柄、右図柄のうち、右図
柄が最後に停止する最終停止図柄として設定される(S
7)。すなわち、少なくとも左図柄と中図柄とが同一で
ある場合には、左図柄と中図柄の可変表示を右図柄の可
変表示に先行して終了させて、左図柄と中図柄の組み合
わせによりリーチを成立させる。
には、左図柄と中図柄とが同一図柄であるか否かが判断
される(S4)。そして、左図柄と中図柄とが同一図柄
である場合には、左図柄、中図柄、右図柄のうち、右図
柄が最後に停止する最終停止図柄として設定される(S
7)。すなわち、少なくとも左図柄と中図柄とが同一で
ある場合には、左図柄と中図柄の可変表示を右図柄の可
変表示に先行して終了させて、左図柄と中図柄の組み合
わせによりリーチを成立させる。
【0088】一方、左図柄と中図柄とが同一でなくと
も、中図柄がオールマイティ図柄であれば左図柄と中
図柄の組み合わせによりリーチが成立する。したがっ
て、S4で、左図柄と中図柄とが同一図柄でないと判断
されても、次のS5aでオールマイティ図柄がの場合
には最終停止図柄に右図柄が設定され(S7)、左図柄
と中図柄の組み合わせによりリーチを成立させることが
事前決定される。また、左図柄と中図柄とが同一でなく
とも、右図柄がオールマイティ図柄であれば、たとえ
ば、左図柄、中図柄、右図柄の順で各図柄を導出表示さ
せた後に再度中図柄を可変開始させることによって、左
図柄と右図柄の組み合わせでリーチを成立させることが
可能である。したがって、S4で、左図柄と中図柄とが
同一図柄でないと判断されても、次のS5aでオールマ
イティ図柄がであると判断された場合には、次のS5
bで中図柄を再度可変開始させてリーチを成立させるか
否かの最終判断がなされる。
も、中図柄がオールマイティ図柄であれば左図柄と中
図柄の組み合わせによりリーチが成立する。したがっ
て、S4で、左図柄と中図柄とが同一図柄でないと判断
されても、次のS5aでオールマイティ図柄がの場合
には最終停止図柄に右図柄が設定され(S7)、左図柄
と中図柄の組み合わせによりリーチを成立させることが
事前決定される。また、左図柄と中図柄とが同一でなく
とも、右図柄がオールマイティ図柄であれば、たとえ
ば、左図柄、中図柄、右図柄の順で各図柄を導出表示さ
せた後に再度中図柄を可変開始させることによって、左
図柄と右図柄の組み合わせでリーチを成立させることが
可能である。したがって、S4で、左図柄と中図柄とが
同一図柄でないと判断されても、次のS5aでオールマ
イティ図柄がであると判断された場合には、次のS5
bで中図柄を再度可変開始させてリーチを成立させるか
否かの最終判断がなされる。
【0089】すなわち、S5bでは、中図柄を再変動
(再可変表示)させてリーチを成立させるか否かを決定
するための所定のカウンタのカウンタ値が参照されて、
中図柄を再変動させるか否かが決定される。再変動させ
ない場合には、処理が終了する。つまり、この場合に
は、左図柄、中図柄、右図柄の順で各図柄を導出表示さ
せてはずれの表示結果とすることが定められる。一方、
再変動させる場合には、最終停止図柄に中図柄が設定さ
れ(S6)、左図柄と右図柄の組み合わせによりリーチ
を成立させることが事前決定される。
(再可変表示)させてリーチを成立させるか否かを決定
するための所定のカウンタのカウンタ値が参照されて、
中図柄を再変動させるか否かが決定される。再変動させ
ない場合には、処理が終了する。つまり、この場合に
は、左図柄、中図柄、右図柄の順で各図柄を導出表示さ
せてはずれの表示結果とすることが定められる。一方、
再変動させる場合には、最終停止図柄に中図柄が設定さ
れ(S6)、左図柄と右図柄の組み合わせによりリーチ
を成立させることが事前決定される。
【0090】以上、S4〜S7により、左図柄、中図
柄、右図柄それぞれの可変表示が終了する順序が決定さ
れる。
柄、右図柄それぞれの可変表示が終了する順序が決定さ
れる。
【0091】次に、リーチの種類がスーパーリーチであ
るか否かが判断される(S8)。スーパーリーチでない
場合にはロングリーチであるか否かが判断され(S1
1)、ロングリーチでない場合にはリーチの種類がノー
マルリーチに設定される(S13)。また、ロングリー
チの場合には、リーチの種類が揺れリーチ(大)に設定
される(S12)。
るか否かが判断される(S8)。スーパーリーチでない
場合にはロングリーチであるか否かが判断され(S1
1)、ロングリーチでない場合にはリーチの種類がノー
マルリーチに設定される(S13)。また、ロングリー
チの場合には、リーチの種類が揺れリーチ(大)に設定
される(S12)。
【0092】また、S8でスーパーリーチと判断された
場合には、さらに再カウントダウンリーチであるか否か
が判断され(S9)、再カウントダウンリーチである場
合にはカウントダウンリーチが設定され(S10)、
再カウントダウンリーチでない場合にはカウントダウン
リーチが設定される(S14)。
場合には、さらに再カウントダウンリーチであるか否か
が判断され(S9)、再カウントダウンリーチである場
合にはカウントダウンリーチが設定され(S10)、
再カウントダウンリーチでない場合にはカウントダウン
リーチが設定される(S14)。
【0093】以上のS8〜S14およびS15により、
リーチ動作用ランダムカウンタの値に基づいたリーチ動
作が事前に設定される。
リーチ動作用ランダムカウンタの値に基づいたリーチ動
作が事前に設定される。
【0094】図8は、リーチ動作実行処理の処理手順を
示すフローチャートである。この処理手順に基づき、図
7に示したリーチ動作設定処理により設定された順序で
各図柄領域に特別図柄が導出表示され、かつ、設定され
たリーチ動作が再現される。
示すフローチャートである。この処理手順に基づき、図
7に示したリーチ動作設定処理により設定された順序で
各図柄領域に特別図柄が導出表示され、かつ、設定され
たリーチ動作が再現される。
【0095】まず、リーチを成立させるように設定され
ているか否かが判断される(SA1)。リーチが設定さ
れていない場合には処理が終了する。一方、リーチが設
定されている場合には、その種類が再変動リーチである
か否かが判断され(SA2)、再変動リーチである場合
には再変動リーチ停止処理が実行される(SA11)。
再変動リーチ停止処理の処理手順については図18で後
述する。
ているか否かが判断される(SA1)。リーチが設定さ
れていない場合には処理が終了する。一方、リーチが設
定されている場合には、その種類が再変動リーチである
か否かが判断され(SA2)、再変動リーチである場合
には再変動リーチ停止処理が実行される(SA11)。
再変動リーチ停止処理の処理手順については図18で後
述する。
【0096】SA2で再変動リーチでないと判断された
場合には、最終停止図柄が右図柄であるかそれとも中図
柄であるかが判断される(SA3)。この判断は、図7
のS6,S7での設定内容に基づいて行なわれる。最終
停止図柄が右図柄である場合には、左、中図柄停止処理
が実行され(SA4)、最終停止図柄が中図柄である場
合には左、右図柄停止処理が実行される(SA5)。
場合には、最終停止図柄が右図柄であるかそれとも中図
柄であるかが判断される(SA3)。この判断は、図7
のS6,S7での設定内容に基づいて行なわれる。最終
停止図柄が右図柄である場合には、左、中図柄停止処理
が実行され(SA4)、最終停止図柄が中図柄である場
合には左、右図柄停止処理が実行される(SA5)。
【0097】左、中図柄停止処理が実行されることによ
り、左図柄、中図柄の順序で図柄が準停止する表示制御
がなされ、リーチが成立する。左、中図柄停止処理の詳
細については図9で後述する。
り、左図柄、中図柄の順序で図柄が準停止する表示制御
がなされ、リーチが成立する。左、中図柄停止処理の詳
細については図9で後述する。
【0098】一方、左、中図柄停止処理が実行されるこ
とにより、左図柄が準停止した後、中図柄が準停止し、
続いて右図柄が準停止する表示制御がなされ、さらにそ
の後、中図柄が再度可変表示を開始する表示制御がなさ
れて左図柄と右図柄とでリーチが成立する。左、右図柄
停止処理の詳細については図10で後述する。
とにより、左図柄が準停止した後、中図柄が準停止し、
続いて右図柄が準停止する表示制御がなされ、さらにそ
の後、中図柄が再度可変表示を開始する表示制御がなさ
れて左図柄と右図柄とでリーチが成立する。左、右図柄
停止処理の詳細については図10で後述する。
【0099】次に、設定されているリーチの種類が判断
される(SA6)。そして、リーチの種類に応じ、リー
チの成立から最終停止図柄を可変表示部5に停止表示さ
せるに至るまでのリーチ停止処理が実行される(SA
7、SA8、SA9、SA10)。ノーマルリーチ停止
処理(SA7)の詳細については図11で後述し、揺れ
リーチ(大)停止処理(SA8)の詳細については図1
2で後述し、カウントダウンリーチ停止処理(SA
9)の詳細については図13および図14で後述し、カ
ウントダウンリーチ停止処理(SA10)の詳細につ
いては図15ないし図17で後述する。
される(SA6)。そして、リーチの種類に応じ、リー
チの成立から最終停止図柄を可変表示部5に停止表示さ
せるに至るまでのリーチ停止処理が実行される(SA
7、SA8、SA9、SA10)。ノーマルリーチ停止
処理(SA7)の詳細については図11で後述し、揺れ
リーチ(大)停止処理(SA8)の詳細については図1
2で後述し、カウントダウンリーチ停止処理(SA
9)の詳細については図13および図14で後述し、カ
ウントダウンリーチ停止処理(SA10)の詳細につ
いては図15ないし図17で後述する。
【0100】図9は、図8のSA4で実行される左、中
図柄停止処理の処理手順を示すフローチャートである。
このフローチャートにおいては、まず、図柄確定時であ
るか否か、すなわち、すでに左図柄と中図柄の可変表示
が終了して左図柄と中図柄とが準停止した状態にあるか
否かが判断される(SB1)。そして図柄確定時である
場合には処理が終了する。なお、この場合、たとえば左
図柄と中図柄とがそれぞれ図柄表示領域上下方向に振動
して準停止し、右図柄表示領域で特別図柄の可変表示が
行なわれているリーチ状態にある。
図柄停止処理の処理手順を示すフローチャートである。
このフローチャートにおいては、まず、図柄確定時であ
るか否か、すなわち、すでに左図柄と中図柄の可変表示
が終了して左図柄と中図柄とが準停止した状態にあるか
否かが判断される(SB1)。そして図柄確定時である
場合には処理が終了する。なお、この場合、たとえば左
図柄と中図柄とがそれぞれ図柄表示領域上下方向に振動
して準停止し、右図柄表示領域で特別図柄の可変表示が
行なわれているリーチ状態にある。
【0101】図柄確定時でない場合には左図柄を停止
(準停止)させる処理が済んでいるか否か、すなわち、
3つの図柄(左、中、右)の一斉の可変表示開始後、左
図柄の可変表示が終了しているか否かが判断される(S
B2)。すでに左図柄を準停止させている場合には後述
するSB5に進むが、まだ左図柄を準停止させる処理を
終えていない場合には左図柄を準停止させるための予め
定められた設定時間が経過しているか否かが判断される
(SB3)。まだ設定時間が経過していない場合には、
左図柄の可変表示を継続するべく、処理が終了するが、
設定時間が経過している場合には左図柄の可変表示を停
止させる設定がなされ(SB4)、これにより左図柄の
可変表示が停止して左図柄が準停止する。
(準停止)させる処理が済んでいるか否か、すなわち、
3つの図柄(左、中、右)の一斉の可変表示開始後、左
図柄の可変表示が終了しているか否かが判断される(S
B2)。すでに左図柄を準停止させている場合には後述
するSB5に進むが、まだ左図柄を準停止させる処理を
終えていない場合には左図柄を準停止させるための予め
定められた設定時間が経過しているか否かが判断される
(SB3)。まだ設定時間が経過していない場合には、
左図柄の可変表示を継続するべく、処理が終了するが、
設定時間が経過している場合には左図柄の可変表示を停
止させる設定がなされ(SB4)、これにより左図柄の
可変表示が停止して左図柄が準停止する。
【0102】次に、中図柄を停止(準停止)させる処理
が済んでいるか否かが判断され(SB5)、すでに中図
柄が準停止している場合には、左図柄の可変表示を継続
するべく、処理が終了するが、まだ中図柄を準停止させ
る処理を終えていない場合には中図柄を準停止させるた
めの予め定められた設定時間が経過しているか否かが判
断される(SB6)。設定時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、すでに設定時間が経過している場
合には中図柄の可変表示を停止させる設定がなされ(S
B7)、これにより中図柄の可変表示が停止して中図柄
が準停止する。このSB7で中図柄が準停止されること
により、左図柄と中図柄とが可変表示部5で上下振動し
た準停止状態でリーチが成立する。
が済んでいるか否かが判断され(SB5)、すでに中図
柄が準停止している場合には、左図柄の可変表示を継続
するべく、処理が終了するが、まだ中図柄を準停止させ
る処理を終えていない場合には中図柄を準停止させるた
めの予め定められた設定時間が経過しているか否かが判
断される(SB6)。設定時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、すでに設定時間が経過している場
合には中図柄の可変表示を停止させる設定がなされ(S
B7)、これにより中図柄の可変表示が停止して中図柄
が準停止する。このSB7で中図柄が準停止されること
により、左図柄と中図柄とが可変表示部5で上下振動し
た準停止状態でリーチが成立する。
【0103】次に、中図柄はオールマイティ図柄であ
るか否かが判断され(SB8)、オールマイティ図柄
でない場合には処理が終了するが、オールマイティ図柄
の場合には、左図柄の再可変表示を行なうか否かを定
める所定のカウンタのカウンタ値が参照されて、左図柄
の再変動(再可変表示)を行なう設定とされているか否
かが判断され(SB9)、そのような設定とされていな
い場合には処理が終了するが、そのような設定とされて
いる場合には、左図柄を再度可変表示開始させるための
予め定められた再変動待ち時間が経過したか否かが判断
される(SB10)。待ち時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、待ち時間が経過している場合には
左図柄を再変動させる設定がなされる(SB11)。こ
れにより、左図柄の再可変表示が開始する。
るか否かが判断され(SB8)、オールマイティ図柄
でない場合には処理が終了するが、オールマイティ図柄
の場合には、左図柄の再可変表示を行なうか否かを定
める所定のカウンタのカウンタ値が参照されて、左図柄
の再変動(再可変表示)を行なう設定とされているか否
かが判断され(SB9)、そのような設定とされていな
い場合には処理が終了するが、そのような設定とされて
いる場合には、左図柄を再度可変表示開始させるための
予め定められた再変動待ち時間が経過したか否かが判断
される(SB10)。待ち時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、待ち時間が経過している場合には
左図柄を再変動させる設定がなされる(SB11)。こ
れにより、左図柄の再可変表示が開始する。
【0104】次に、左図柄の可変表示を終了させるため
の予め定められた設定時間が経過しているか否かが判断
される(SB12)。設定時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、設定時間が経過している場合には
左図柄の可変表示を終了させる設定がなされ(SB1
3)、これにより左図柄が準停止する。この時、たとえ
ば左図柄と中図柄とがそれぞれ図柄表示領域上下方向に
振動して準停止し、右図柄表示領域で特別図柄の可変表
示が行なわれているリーチ状態にある。
の予め定められた設定時間が経過しているか否かが判断
される(SB12)。設定時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、設定時間が経過している場合には
左図柄の可変表示を終了させる設定がなされ(SB1
3)、これにより左図柄が準停止する。この時、たとえ
ば左図柄と中図柄とがそれぞれ図柄表示領域上下方向に
振動して準停止し、右図柄表示領域で特別図柄の可変表
示が行なわれているリーチ状態にある。
【0105】図10は、図8のSA5で実行される左、
右図柄停止処理の処理手順を示すフローチャートであ
る。このフローチャートにおいては、まず、先のSB1
と同様に図柄確定時であるか否かが判断され(SC
1)、図柄確定時の場合には処理が終了するが図柄確定
時でない場合には左図柄を停止(準停止)する処理が済
んでいるか否かが判断される(SC2)。左図柄を準停
止させる処理が済んでいる場合には後述するSC5に進
むが、まだ左図柄を準停止させる処理が済んでいない場
合には左図柄を準停止させるための予め定められた設定
時間が経過しているか否かが判断される(SC3)。ま
だ設定時間が経過していない場合には処理が終了する
が、設定時間が経過している場合には左図柄を準停止さ
せる設定がなされ(SC4)、これにより左図柄の可変
表示が停止して左図柄が準停止する。
右図柄停止処理の処理手順を示すフローチャートであ
る。このフローチャートにおいては、まず、先のSB1
と同様に図柄確定時であるか否かが判断され(SC
1)、図柄確定時の場合には処理が終了するが図柄確定
時でない場合には左図柄を停止(準停止)する処理が済
んでいるか否かが判断される(SC2)。左図柄を準停
止させる処理が済んでいる場合には後述するSC5に進
むが、まだ左図柄を準停止させる処理が済んでいない場
合には左図柄を準停止させるための予め定められた設定
時間が経過しているか否かが判断される(SC3)。ま
だ設定時間が経過していない場合には処理が終了する
が、設定時間が経過している場合には左図柄を準停止さ
せる設定がなされ(SC4)、これにより左図柄の可変
表示が停止して左図柄が準停止する。
【0106】次に、中図柄を停止(準停止)させる処理
が済んでいるか否かが判断され(SC5)、中図柄を準
停止させる処理が済んでいる場合には後述するSC8に
進むが、中図柄を準停止させる処理が済んでいない場合
には中図柄を準停止させるための予め定められた設定時
間が経過しているか否かが判断される(SC6)。設定
時間が経過していない場合には処理が終了するが、設定
時間が経過している場合には中図柄を停止させる設定が
なされ(SC7)、これにより中図柄の可変表示が停止
して中図柄が準停止する。なお、以上のSC1〜SC7
の各処理は、図9のSB1〜SB7と同一であり、SC
7の処理を終えた時点では左図柄および中図柄の種類が
視認可能な状態で各図柄が上下振動を行ないつつ、右図
柄の可変表示が継続されている。なお、この際にはまだ
リーチは成立していない。この左、右図柄停止処理は、
最終停止図柄が中図柄であることを条件に行なわれる処
理であるが(SA3)、最終停止図柄が中図柄に設定さ
れる(S6)のは、左図柄と中図柄とがそれぞれ異なる
図柄であること(S4)が条件の1つとされているため
である。
が済んでいるか否かが判断され(SC5)、中図柄を準
停止させる処理が済んでいる場合には後述するSC8に
進むが、中図柄を準停止させる処理が済んでいない場合
には中図柄を準停止させるための予め定められた設定時
間が経過しているか否かが判断される(SC6)。設定
時間が経過していない場合には処理が終了するが、設定
時間が経過している場合には中図柄を停止させる設定が
なされ(SC7)、これにより中図柄の可変表示が停止
して中図柄が準停止する。なお、以上のSC1〜SC7
の各処理は、図9のSB1〜SB7と同一であり、SC
7の処理を終えた時点では左図柄および中図柄の種類が
視認可能な状態で各図柄が上下振動を行ないつつ、右図
柄の可変表示が継続されている。なお、この際にはまだ
リーチは成立していない。この左、右図柄停止処理は、
最終停止図柄が中図柄であることを条件に行なわれる処
理であるが(SA3)、最終停止図柄が中図柄に設定さ
れる(S6)のは、左図柄と中図柄とがそれぞれ異なる
図柄であること(S4)が条件の1つとされているため
である。
【0107】左図柄および中図柄が準停止した後、右図
柄を停止(準停止)させる処理が済んでいるか否かが判
断される(SC8)。右図柄を準停止させる処理がすで
に済んでいる場合には、後述するSC11に進むが、そ
うでない場合には右図柄を停止させるための予め定めら
れた設定時間が経過しているか否かが判断される(SC
9)。設定時間が経過していない場合には処理が終了す
るが、設定時間が経過している場合には右図柄を準停止
させる設定がなされ(SC10)、これにより右図柄の
可変表示が停止して右図柄が準停止する。したがって、
このSC10の処理が済んだ段階で、一旦、左図柄、中
図柄、右図柄が準停止の状態となる。次に、中図柄を再
変動させるための予め定められた待ち時間が経過したか
否かが判断され、待ち時間が経過していない場合には処
理が終了するが、待ち時間が経過している場合には中図
柄を再変動させる設定がなされ(SC12)、これによ
り一旦準停止した中図柄の可変表示が再び開始されてリ
ーチが成立する。この左、右図柄停止処理は、右図柄が
オールマイティ図柄であること(S5a)を条件の1
つにして実行される処理だからである。
柄を停止(準停止)させる処理が済んでいるか否かが判
断される(SC8)。右図柄を準停止させる処理がすで
に済んでいる場合には、後述するSC11に進むが、そ
うでない場合には右図柄を停止させるための予め定めら
れた設定時間が経過しているか否かが判断される(SC
9)。設定時間が経過していない場合には処理が終了す
るが、設定時間が経過している場合には右図柄を準停止
させる設定がなされ(SC10)、これにより右図柄の
可変表示が停止して右図柄が準停止する。したがって、
このSC10の処理が済んだ段階で、一旦、左図柄、中
図柄、右図柄が準停止の状態となる。次に、中図柄を再
変動させるための予め定められた待ち時間が経過したか
否かが判断され、待ち時間が経過していない場合には処
理が終了するが、待ち時間が経過している場合には中図
柄を再変動させる設定がなされ(SC12)、これによ
り一旦準停止した中図柄の可変表示が再び開始されてリ
ーチが成立する。この左、右図柄停止処理は、右図柄が
オールマイティ図柄であること(S5a)を条件の1
つにして実行される処理だからである。
【0108】図11は、図8のSA7で実行されるノー
マルリーチ停止処理の処理手順を示すフローチャートで
ある。このフローチャートにおいては、まず、最終停止
図柄確定時であるか否か、すなわち、可変表示部5にリ
ーチ状態が表示された後、最終停止図柄がすでに停止表
示されているか否かが判断される(SD1)。最終停止
図柄が確定している場合には処理が終了するが、最終停
止図柄が確定していない場合、すなわちリーチ状態が継
続している場合には可変表示を終了させて最終停止図柄
を導出表示させるための予め定められた設定時間が経過
しているか否かが判断される(SD2)。設定時間が経
過していない場合には処理が終了するが、設定時間が経
過している場合には最終停止図柄を停止させる設定がな
され(SD3)、最終停止図柄が停止表示される。これ
により、表示上、大当たりか否かが確定する。
マルリーチ停止処理の処理手順を示すフローチャートで
ある。このフローチャートにおいては、まず、最終停止
図柄確定時であるか否か、すなわち、可変表示部5にリ
ーチ状態が表示された後、最終停止図柄がすでに停止表
示されているか否かが判断される(SD1)。最終停止
図柄が確定している場合には処理が終了するが、最終停
止図柄が確定していない場合、すなわちリーチ状態が継
続している場合には可変表示を終了させて最終停止図柄
を導出表示させるための予め定められた設定時間が経過
しているか否かが判断される(SD2)。設定時間が経
過していない場合には処理が終了するが、設定時間が経
過している場合には最終停止図柄を停止させる設定がな
され(SD3)、最終停止図柄が停止表示される。これ
により、表示上、大当たりか否かが確定する。
【0109】図12は、図8のSA7で実行される揺れ
リーチ(大)停止処理の処理手順を示すフローチャート
である。このフローチャートにおいては、まず、前記S
D1と同様に最終停止図柄確定時であるか否かが判断さ
れ(SE1)、最終停止図柄確定時の場合には処理が終
了するが、最終停止図柄確定時でない場合には、継続し
て可変表示が行なわれている残る1つの図柄領域で、リ
ーチ成立時点からすでに図柄が「1周+1コマ」以上変
動しているか否かが判断される(SE2)。ここで図柄
の「1周+1コマ」の変動とは、可変表示中の図柄表示
領域に対応した図柄配列表(図19参照)の上段から下
段までの図柄のうち、いずれかの図柄を起点として図柄
が「1周+1コマ」だけ可変表示することを意味する。
なお、「1周+1コマ」に限ることなく、リーチ成立時
から所定量だけ可変表示が行なわれたことを条件として
もよく、また、リーチ成立時から所定時間だけ可変表示
が行なわれたことを条件としてもよい。
リーチ(大)停止処理の処理手順を示すフローチャート
である。このフローチャートにおいては、まず、前記S
D1と同様に最終停止図柄確定時であるか否かが判断さ
れ(SE1)、最終停止図柄確定時の場合には処理が終
了するが、最終停止図柄確定時でない場合には、継続し
て可変表示が行なわれている残る1つの図柄領域で、リ
ーチ成立時点からすでに図柄が「1周+1コマ」以上変
動しているか否かが判断される(SE2)。ここで図柄
の「1周+1コマ」の変動とは、可変表示中の図柄表示
領域に対応した図柄配列表(図19参照)の上段から下
段までの図柄のうち、いずれかの図柄を起点として図柄
が「1周+1コマ」だけ可変表示することを意味する。
なお、「1周+1コマ」に限ることなく、リーチ成立時
から所定量だけ可変表示が行なわれたことを条件として
もよく、また、リーチ成立時から所定時間だけ可変表示
が行なわれたことを条件としてもよい。
【0110】まだ「1周+1コマ」以上可変表示がなさ
れていない場合には処理が終了するが、すでにその分の
可変表示がなされている場合には、可変表示を終えて準
停止している2つの図柄(左図柄と中図柄、または左図
柄と右図柄)の振動の振幅を大きくする設定が済んでい
るか否かが判断される(SE3)。すでに設定が済んで
いる場合には後述するSE5に処理が進むが、まだ設定
が済んでいない場合には最終停止図柄(ここでは、まだ
可変表示が継続している図柄を意味する)以外のすでに
準停止している図柄の振動の振幅を大きくする設定がな
される(SE4)。これにより、準停止している2つの
図柄の振動がリーチ成立時点から所定時間経過後に大き
くなる。ここで、所定時間とは、リーチ成立時から可変
表示中の図柄が「1周+1コマ」以上可変表示し終えた
時間である。
れていない場合には処理が終了するが、すでにその分の
可変表示がなされている場合には、可変表示を終えて準
停止している2つの図柄(左図柄と中図柄、または左図
柄と右図柄)の振動の振幅を大きくする設定が済んでい
るか否かが判断される(SE3)。すでに設定が済んで
いる場合には後述するSE5に処理が進むが、まだ設定
が済んでいない場合には最終停止図柄(ここでは、まだ
可変表示が継続している図柄を意味する)以外のすでに
準停止している図柄の振動の振幅を大きくする設定がな
される(SE4)。これにより、準停止している2つの
図柄の振動がリーチ成立時点から所定時間経過後に大き
くなる。ここで、所定時間とは、リーチ成立時から可変
表示中の図柄が「1周+1コマ」以上可変表示し終えた
時間である。
【0111】次に、最終停止図柄を停止させるための予
め定められた設定時間が経過したか否かが判断され(S
E5)、設定時間が経過していない場合には処理が終了
するが、設定時間が経過している場合には指定された最
終停止図柄を停止させる設定がなされ(SE6)、最終
停止図柄が所定位置に停止表示される。これにより、表
示上、大当たりか否かが確定する。
め定められた設定時間が経過したか否かが判断され(S
E5)、設定時間が経過していない場合には処理が終了
するが、設定時間が経過している場合には指定された最
終停止図柄を停止させる設定がなされ(SE6)、最終
停止図柄が所定位置に停止表示される。これにより、表
示上、大当たりか否かが確定する。
【0112】図13および図14は、図8のSA9で実
行されるカウントダウンリーチ停止処理の処理手順を
示すフローチャートである。このフローチャートにおい
ては、まず、前記SD1と同様に最終停止図柄確定時で
あるか否かが判断され(SF1)、最終停止図柄確定時
である場合には処理が終了するが、最終停止図柄確定時
でない場合には予め定められた一旦停止設定時間が経過
したか否かが判断される(SF2)。この一旦停止設定
時間は、リーチ成立後も継続して可変表示を行なってい
る図柄を、一旦、大当り図柄以外の図柄で停止させる際
の停止タイミングを定める時間である。
行されるカウントダウンリーチ停止処理の処理手順を
示すフローチャートである。このフローチャートにおい
ては、まず、前記SD1と同様に最終停止図柄確定時で
あるか否かが判断され(SF1)、最終停止図柄確定時
である場合には処理が終了するが、最終停止図柄確定時
でない場合には予め定められた一旦停止設定時間が経過
したか否かが判断される(SF2)。この一旦停止設定
時間は、リーチ成立後も継続して可変表示を行なってい
る図柄を、一旦、大当り図柄以外の図柄で停止させる際
の停止タイミングを定める時間である。
【0113】一旦停止設定時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、その時間が経過している場合に
は、リーチ成立後、所定のはずれ図柄を一旦停止済みで
あるか否かが判断される(SF3)。そして、所定のは
ずれ図柄を一旦停止済みである場合には後述するSF5
に処理が進むが、その処理が済んでいない場合には所定
のはずれ図柄を一旦停止させる設定がなされ(SF
4)、これにより、リーチ成立後継続して可変表示して
いる図柄領域に所定のはずれ図柄が一旦停止される。な
お、一旦停止されるはずれ図柄は、すでに図柄種類が確
定している2つの図柄(たとえば左図柄と中図柄)のよ
うに上下振動を行なうことなく、完全に停止表示され
る。
は処理が終了するが、その時間が経過している場合に
は、リーチ成立後、所定のはずれ図柄を一旦停止済みで
あるか否かが判断される(SF3)。そして、所定のは
ずれ図柄を一旦停止済みである場合には後述するSF5
に処理が進むが、その処理が済んでいない場合には所定
のはずれ図柄を一旦停止させる設定がなされ(SF
4)、これにより、リーチ成立後継続して可変表示して
いる図柄領域に所定のはずれ図柄が一旦停止される。な
お、一旦停止されるはずれ図柄は、すでに図柄種類が確
定している2つの図柄(たとえば左図柄と中図柄)のよ
うに上下振動を行なうことなく、完全に停止表示され
る。
【0114】次に、一旦停止させたはずれ図柄をその
後、所定時間だけ継続して停止表示させるための予め定
められた一旦停止中設定時間が経過しているか否かが判
断され(SF5)、設定時間が経過していない場合には
処理が終了するが、設定時間が経過している場合には一
旦停止した図柄を再度可変表示させるための高速変動設
定が済んでいるか否かが判断される(SF6)。高速変
動設定が済んでいる場合には後述するSF8に処理が進
むが、その設定が済んでいない場合には、一旦停止した
図柄を再度可変表示させた後、指定図柄(4コマ前)で
停止させるための設定がなされる(SF7)。ここでの
指定図柄(4コマ前)とは、すでに種類が確定している
図柄に対応して定められる図柄であり、たとえば、左図
柄および中図柄が「4」に確定して準停止し、中図柄が
再度可変表示される場合には、図19の図柄配列表を参
照して、確定図柄「4」の4コマ前の図柄「0」が、中
図柄の指定図柄(4コマ前)となる。以降の説明におい
ては、同様に、指定図柄(nコマ前)とは、確定図柄の
nコマ前の図柄を意味する。SF7の高速変動の設定が
なされることにより、一旦停止した図柄の可変表示が再
度開始される。
後、所定時間だけ継続して停止表示させるための予め定
められた一旦停止中設定時間が経過しているか否かが判
断され(SF5)、設定時間が経過していない場合には
処理が終了するが、設定時間が経過している場合には一
旦停止した図柄を再度可変表示させるための高速変動設
定が済んでいるか否かが判断される(SF6)。高速変
動設定が済んでいる場合には後述するSF8に処理が進
むが、その設定が済んでいない場合には、一旦停止した
図柄を再度可変表示させた後、指定図柄(4コマ前)で
停止させるための設定がなされる(SF7)。ここでの
指定図柄(4コマ前)とは、すでに種類が確定している
図柄に対応して定められる図柄であり、たとえば、左図
柄および中図柄が「4」に確定して準停止し、中図柄が
再度可変表示される場合には、図19の図柄配列表を参
照して、確定図柄「4」の4コマ前の図柄「0」が、中
図柄の指定図柄(4コマ前)となる。以降の説明におい
ては、同様に、指定図柄(nコマ前)とは、確定図柄の
nコマ前の図柄を意味する。SF7の高速変動の設定が
なされることにより、一旦停止した図柄の可変表示が再
度開始される。
【0115】次に、再度の可変表示を開始させた図柄を
指定図柄(4コマ前)で停止させる処理が済んでいるか
否かが判断され(SF8)、処理が済んでいる場合には
後述するSF11に処理が進むが、処理が済んでいない
場合には再可変表示中の図柄が指定図柄(4コマ前)で
あるか否かが判断される(SF9)。指定図柄(4コマ
前)でない場合には継続して可変表示を行なうべく、処
理が終了するが、指定図柄(4コマ前)である場合には
その指定図柄を停止させる設定がなされ(SF10)、
これにより、可変表示部5に指定図柄(4コマ前)が停
止表示される。次に、再び高速変動設定済みであるか否
かが判断され(SF12)、設定済みの場合には後述す
るSF14に処理が進み、設定済みでない場合には指定
図柄(3コマ前)まで図柄の再可変表示を行なうための
設定がなされる(SF13)。具体的には、前記SF1
1の処理により停止表示された図柄を起点として図柄配
列表(図19参照)記載の図柄を一巡させた後さらに1
コマだけ図柄を変動させるような設定がなされる。これ
により、次回停止表示される指定図柄が大当り図柄の3
コマ前の図柄となる。
指定図柄(4コマ前)で停止させる処理が済んでいるか
否かが判断され(SF8)、処理が済んでいる場合には
後述するSF11に処理が進むが、処理が済んでいない
場合には再可変表示中の図柄が指定図柄(4コマ前)で
あるか否かが判断される(SF9)。指定図柄(4コマ
前)でない場合には継続して可変表示を行なうべく、処
理が終了するが、指定図柄(4コマ前)である場合には
その指定図柄を停止させる設定がなされ(SF10)、
これにより、可変表示部5に指定図柄(4コマ前)が停
止表示される。次に、再び高速変動設定済みであるか否
かが判断され(SF12)、設定済みの場合には後述す
るSF14に処理が進み、設定済みでない場合には指定
図柄(3コマ前)まで図柄の再可変表示を行なうための
設定がなされる(SF13)。具体的には、前記SF1
1の処理により停止表示された図柄を起点として図柄配
列表(図19参照)記載の図柄を一巡させた後さらに1
コマだけ図柄を変動させるような設定がなされる。これ
により、次回停止表示される指定図柄が大当り図柄の3
コマ前の図柄となる。
【0116】次に、指定図柄(3コマ前)を停止させる
処理が済んでいるか否かが判断され(SF14)、処理
が済んでいる場合には後述するSF17に処理が進み、
処理が済んでいない場合には可変表示中の図柄が指定図
柄(3コマ前)であるか否かが判断される(SF1
5)。指定図柄(3コマ前)でない場合には継続して可
変表示を行なうべく、処理が終了するが、指定図柄(3
コマ前)の場合にはその図柄を停止させる設定がなされ
(SF16)、これにより可変表示部5に指定図柄(3
コマ前)が停止表示される。次に、指定図柄(3コマ
前)の停止継続時間として予め定められた設定時間が経
過したか否かが判断され(SF17)、設定時間が経過
していない場合には処理は終了するが、設定時間が経過
している場合には再度、可変表示を開始させるための高
速変動設定が済んでいるか否かが判断される(SF1
8)。高速変動を設定済みの場合には後述するSF20
に処理が進み、高速変動設定済みでない場合には再度、
可変表示を開始させた後指定図柄(2コマ前)で図柄を
停止させるための設定がなされる(SF19)。これに
より、図柄の再可変表示が開始される。次に、指定図柄
(2コマ前)で停止済みであるか否か、すなわち再可変
表示開始後、予め定められた指定図柄(2コマ前)が停
止表示されたか否かが判断される(SF20)。指定図
柄(2コマ前)が停止済みの場合には後述するSF23
に処理が進むが、指定図柄(2コマ前)が停止していな
い場合には再可変表示中の図柄が指定図柄(2コマ前)
であるか否かが判断される(SF21)。そして、指定
図柄(2コマ前)でない場合には処理が終了するが、指
定図柄(2コマ前)の場合にはその図柄を停止させる設
定がなされる(SF22)。
処理が済んでいるか否かが判断され(SF14)、処理
が済んでいる場合には後述するSF17に処理が進み、
処理が済んでいない場合には可変表示中の図柄が指定図
柄(3コマ前)であるか否かが判断される(SF1
5)。指定図柄(3コマ前)でない場合には継続して可
変表示を行なうべく、処理が終了するが、指定図柄(3
コマ前)の場合にはその図柄を停止させる設定がなされ
(SF16)、これにより可変表示部5に指定図柄(3
コマ前)が停止表示される。次に、指定図柄(3コマ
前)の停止継続時間として予め定められた設定時間が経
過したか否かが判断され(SF17)、設定時間が経過
していない場合には処理は終了するが、設定時間が経過
している場合には再度、可変表示を開始させるための高
速変動設定が済んでいるか否かが判断される(SF1
8)。高速変動を設定済みの場合には後述するSF20
に処理が進み、高速変動設定済みでない場合には再度、
可変表示を開始させた後指定図柄(2コマ前)で図柄を
停止させるための設定がなされる(SF19)。これに
より、図柄の再可変表示が開始される。次に、指定図柄
(2コマ前)で停止済みであるか否か、すなわち再可変
表示開始後、予め定められた指定図柄(2コマ前)が停
止表示されたか否かが判断される(SF20)。指定図
柄(2コマ前)が停止済みの場合には後述するSF23
に処理が進むが、指定図柄(2コマ前)が停止していな
い場合には再可変表示中の図柄が指定図柄(2コマ前)
であるか否かが判断される(SF21)。そして、指定
図柄(2コマ前)でない場合には処理が終了するが、指
定図柄(2コマ前)の場合にはその図柄を停止させる設
定がなされる(SF22)。
【0117】次に、指定図柄(2コマ前)の継続停止時
間として定められた設定時間が経過したか否かが判断さ
れ(SF23)、設定時間が経過していない場合には処
理が終了し、設定時間が経過している場合には高速変動
設定が済んでいるか否かが判断される(SF24)。高
速変動設定が済んでいる場合には後述するSF26に処
理が進み、高速変動設定が済んでいない場合には指定図
柄(1コマ前)まで再度、可変表示を行なうための設定
がなされる(SF25)。次に、指定図柄(1コマ前)
を停止済みであるか否かが判断され(SF16)、すで
に指定図柄(1コマ前)が停止表示されている場合には
後述するSF29に処理が進み、停止済みでない場合に
は再可変表示中の図柄が指定図柄(1コマ前)であるか
否かが判断される(SF27)。指定図柄(1コマ前)
でない場合には継続して可変表示を行なうべく、処理が
終了するが、指定図柄(1コマ前)である場合にはその
指定図柄を停止させる設定がなされ(SF28)、これ
により、可変表示部5に指定図柄(1コマ前)が停止表
示される。
間として定められた設定時間が経過したか否かが判断さ
れ(SF23)、設定時間が経過していない場合には処
理が終了し、設定時間が経過している場合には高速変動
設定が済んでいるか否かが判断される(SF24)。高
速変動設定が済んでいる場合には後述するSF26に処
理が進み、高速変動設定が済んでいない場合には指定図
柄(1コマ前)まで再度、可変表示を行なうための設定
がなされる(SF25)。次に、指定図柄(1コマ前)
を停止済みであるか否かが判断され(SF16)、すで
に指定図柄(1コマ前)が停止表示されている場合には
後述するSF29に処理が進み、停止済みでない場合に
は再可変表示中の図柄が指定図柄(1コマ前)であるか
否かが判断される(SF27)。指定図柄(1コマ前)
でない場合には継続して可変表示を行なうべく、処理が
終了するが、指定図柄(1コマ前)である場合にはその
指定図柄を停止させる設定がなされ(SF28)、これ
により、可変表示部5に指定図柄(1コマ前)が停止表
示される。
【0118】次に、指定図柄(1コマ前)の継続停止時
間として予め定められた設定時間が経過したか否かが判
断され(SF29)、設定時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、設定時間が経過している場合には
高速変動設定済みであるか否かが判断される(SF3
0)。高速変動設定済みの場合には後述するSF32に
処理が進み、高速変動設定済みでない場合には指定図柄
(最終)まで図柄の再可変表示を行なう設定がなされる
(SF31)。
間として予め定められた設定時間が経過したか否かが判
断され(SF29)、設定時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、設定時間が経過している場合には
高速変動設定済みであるか否かが判断される(SF3
0)。高速変動設定済みの場合には後述するSF32に
処理が進み、高速変動設定済みでない場合には指定図柄
(最終)まで図柄の再可変表示を行なう設定がなされる
(SF31)。
【0119】ここで、指定図柄(最終)は、大当たり判
定用ランダムカウンタC_RND1の値により大当たり
とすることが事前決定されている場合には、すでに準停
止表示されている他の2図柄との組合せにおいて大当た
りとなる図柄である。一方、C_RND1の値によりは
ずれとすることが事前決定されている場合には、すでに
準停止表示されている他の2図柄との組合せにおいては
ずれとなる図柄である。
定用ランダムカウンタC_RND1の値により大当たり
とすることが事前決定されている場合には、すでに準停
止表示されている他の2図柄との組合せにおいて大当た
りとなる図柄である。一方、C_RND1の値によりは
ずれとすることが事前決定されている場合には、すでに
準停止表示されている他の2図柄との組合せにおいては
ずれとなる図柄である。
【0120】次に、指定図柄(最終)を停止表示済みで
あるか否かが判断され(SF32)、停止済みの場合に
は処理が終了し、停止済みでない場合には再可変表示中
の図柄が指定図柄(最終)であるか否かが判断される
(SF33)。まだ指定図柄(最終)まで再可変表示が
行なわれていない場合には処理が終了し、指定図柄(最
終)である場合にはその図柄を停止させるための設定が
なされる(SF34)。
あるか否かが判断され(SF32)、停止済みの場合に
は処理が終了し、停止済みでない場合には再可変表示中
の図柄が指定図柄(最終)であるか否かが判断される
(SF33)。まだ指定図柄(最終)まで再可変表示が
行なわれていない場合には処理が終了し、指定図柄(最
終)である場合にはその図柄を停止させるための設定が
なされる(SF34)。
【0121】図15〜図17は、図8のSA10で実行
されるカウントダウンリーチ停止処理の処理手順を示
すフローチャートである。ここで、図15または図16
のSG1〜SG29の各処理は、図13または図14の
SF1〜SF29と同一であるために、ここでは、SG
1〜SG29の処理の詳細な説明を省略する。なお、S
G29では、SF29と同様に指定図柄(1コマ前)が
停止表示された後、指定図柄(1コマ前)の継続停止時
間として予め定められた設定時間が経過したか否かが判
断されている。このステップ以降の処理から引き続いて
カウントダウンリーチ停止処理を説明すると、設定時
間が経過していない場合には処理が終了するが、設定時
間が経過している場合には高速変動設定済みであるか否
かが判断される(SG30)。高速変動設定済みの場合
には後述するSG32に処理が進み、高速変動設定済み
でない場合には指定図柄まで図柄の再可変表示を行なう
設定がなされる(SG31)。
されるカウントダウンリーチ停止処理の処理手順を示
すフローチャートである。ここで、図15または図16
のSG1〜SG29の各処理は、図13または図14の
SF1〜SF29と同一であるために、ここでは、SG
1〜SG29の処理の詳細な説明を省略する。なお、S
G29では、SF29と同様に指定図柄(1コマ前)が
停止表示された後、指定図柄(1コマ前)の継続停止時
間として予め定められた設定時間が経過したか否かが判
断されている。このステップ以降の処理から引き続いて
カウントダウンリーチ停止処理を説明すると、設定時
間が経過していない場合には処理が終了するが、設定時
間が経過している場合には高速変動設定済みであるか否
かが判断される(SG30)。高速変動設定済みの場合
には後述するSG32に処理が進み、高速変動設定済み
でない場合には指定図柄まで図柄の再可変表示を行なう
設定がなされる(SG31)。
【0122】ここで、指定図柄には、すでに準停止表示
されている他の2図柄との組合せにおいてはずれとなる
図柄が常に指定される。指定図柄(4コマ前)〜指定図
柄(1コマ前)をカウントダウンしながら表示させた
後、一旦、表示結果をはずれとし、再度可変表示を開始
させるためである。
されている他の2図柄との組合せにおいてはずれとなる
図柄が常に指定される。指定図柄(4コマ前)〜指定図
柄(1コマ前)をカウントダウンしながら表示させた
後、一旦、表示結果をはずれとし、再度可変表示を開始
させるためである。
【0123】次に、指定図柄を停止表示済みであるか否
かが判断され(SG32)、停止済みの場合には後述す
るSG35に処理が進み、停止済みでない場合には可変
表示中の図柄が指定図柄であるか否かが判断される(S
G33)。指定図柄でない場合には継続して可変表示を
行なうべく、処理が終了するが、指定図柄の場合にはそ
の図柄を停止させる設定がなされ(SG34)、これに
より可変表示部5に指定図柄(ここでははずれ図柄)が
停止表示される。なお、この際、前記SF34の処理と
は異なり、すでに準停止表示されている2つの図柄を停
止表示に切り換えることなく、準停止表示を維持する。
これにより、遊技者は、まだ、表示結果が未確定である
ことを予期できる。
かが判断され(SG32)、停止済みの場合には後述す
るSG35に処理が進み、停止済みでない場合には可変
表示中の図柄が指定図柄であるか否かが判断される(S
G33)。指定図柄でない場合には継続して可変表示を
行なうべく、処理が終了するが、指定図柄の場合にはそ
の図柄を停止させる設定がなされ(SG34)、これに
より可変表示部5に指定図柄(ここでははずれ図柄)が
停止表示される。なお、この際、前記SF34の処理と
は異なり、すでに準停止表示されている2つの図柄を停
止表示に切り換えることなく、準停止表示を維持する。
これにより、遊技者は、まだ、表示結果が未確定である
ことを予期できる。
【0124】次に、指定図柄の停止時間として予め定め
られた設定時間が経過したか否かが判断され(SG3
5)、設定時間が経過していない場合には処理は終了す
るが、設定時間が経過している場合には再度、可変表示
を開始させるための高速変動設定が済んでいるか否かが
判断される(SG36)。高速変動を設定済みの場合に
は後述するSG38に処理が進み、高速変動を設定済み
でない場合には再度、可変表示を開始させた後指定図柄
(2コマ前)で図柄を停止させるための設定がなされる
(SG37)。これにより、図柄の再可変表示が開始さ
れる。次に、指定図柄(2コマ前)で停止済みであるか
否か、すなわち再可変表示開始後、予め定められた指定
図柄(2コマ前)が停止表示されたか否かが判断される
(SG38)。指定図柄(2コマ前)が停止済みの場合
には後述するSG41に処理が進むが、指定図柄(2コ
マ前)が停止していない場合には再可変表示中の図柄が
指定図柄(2コマ前)であるか否かが判断される(SG
39)。そして、指定図柄(2コマ前)でない場合には
処理が終了するが、指定図柄(2コマ前)の場合にはそ
の図柄を停止させる設定がなされる(SG40)。
られた設定時間が経過したか否かが判断され(SG3
5)、設定時間が経過していない場合には処理は終了す
るが、設定時間が経過している場合には再度、可変表示
を開始させるための高速変動設定が済んでいるか否かが
判断される(SG36)。高速変動を設定済みの場合に
は後述するSG38に処理が進み、高速変動を設定済み
でない場合には再度、可変表示を開始させた後指定図柄
(2コマ前)で図柄を停止させるための設定がなされる
(SG37)。これにより、図柄の再可変表示が開始さ
れる。次に、指定図柄(2コマ前)で停止済みであるか
否か、すなわち再可変表示開始後、予め定められた指定
図柄(2コマ前)が停止表示されたか否かが判断される
(SG38)。指定図柄(2コマ前)が停止済みの場合
には後述するSG41に処理が進むが、指定図柄(2コ
マ前)が停止していない場合には再可変表示中の図柄が
指定図柄(2コマ前)であるか否かが判断される(SG
39)。そして、指定図柄(2コマ前)でない場合には
処理が終了するが、指定図柄(2コマ前)の場合にはそ
の図柄を停止させる設定がなされる(SG40)。
【0125】次に、指定図柄(2コマ前)の継続停止時
間として定められた設定時間が経過したか否かが判断さ
れ(SG41)、設定時間が経過していない場合には処
理が終了し、設定時間が経過している場合には、高速変
動設定が済んでいるか否かが判断される(SG42)。
高速変動設定が済んでいる場合には後述するSG44に
処理が進み、高速変動設定が済んでいない場合には指定
図柄(1コマ前)まで再度、可変表示を行なうための設
定がなされる(SG43)。
間として定められた設定時間が経過したか否かが判断さ
れ(SG41)、設定時間が経過していない場合には処
理が終了し、設定時間が経過している場合には、高速変
動設定が済んでいるか否かが判断される(SG42)。
高速変動設定が済んでいる場合には後述するSG44に
処理が進み、高速変動設定が済んでいない場合には指定
図柄(1コマ前)まで再度、可変表示を行なうための設
定がなされる(SG43)。
【0126】次に、指定図柄(1コマ前)が停止済みで
あるか否かが判断され(SG44)、すでに指定図柄
(1コマ前)が停止表示されている場合には後述するS
G47に処理が進み、停止済みでない場合には再可変表
示中の図柄が指定図柄(1コマ前)であるか否かが判断
される(SG45)。指定図柄(1コマ前)でない場合
には継続して可変表示を行なうべく、処理が終了する
が、指定図柄(1コマ前)である場合にはその指定図柄
(1コマ前)を停止させる設定がなされ(SG46)、
これにより、可変表示部5に指定図柄(1コマ前)が停
止表示される。
あるか否かが判断され(SG44)、すでに指定図柄
(1コマ前)が停止表示されている場合には後述するS
G47に処理が進み、停止済みでない場合には再可変表
示中の図柄が指定図柄(1コマ前)であるか否かが判断
される(SG45)。指定図柄(1コマ前)でない場合
には継続して可変表示を行なうべく、処理が終了する
が、指定図柄(1コマ前)である場合にはその指定図柄
(1コマ前)を停止させる設定がなされ(SG46)、
これにより、可変表示部5に指定図柄(1コマ前)が停
止表示される。
【0127】次に、指定図柄(1コマ前)の継続停止時
間として予め定められた設定時間が経過したか否かが判
断され(SG47)、設定時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、設定時間が経過している場合には
高速変動設定済みであるか否かが判断される(SG4
8)。高速変動設定済みの場合には後述するSG50に
処理が進み、高速変動設定済みでない場合には指定図柄
(最終)まで図柄の再可変表示を行なう設定がなされる
(SG49)。
間として予め定められた設定時間が経過したか否かが判
断され(SG47)、設定時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、設定時間が経過している場合には
高速変動設定済みであるか否かが判断される(SG4
8)。高速変動設定済みの場合には後述するSG50に
処理が進み、高速変動設定済みでない場合には指定図柄
(最終)まで図柄の再可変表示を行なう設定がなされる
(SG49)。
【0128】ここで、指定図柄(最終)は、SG31で
設定される指定図柄(最終)と同様、大当たり判定用ラ
ンダムカウンタC_RND1の値により大当たりとする
ことが事前決定されている場合には、すでに準停止表示
されている他の2図柄との組合せにおいて大当たりとな
る図柄であり、はずれとすることが事前決定されている
場合には、すでに準停止表示されている他の2図柄との
組合せにおいてはずれとなる図柄である。
設定される指定図柄(最終)と同様、大当たり判定用ラ
ンダムカウンタC_RND1の値により大当たりとする
ことが事前決定されている場合には、すでに準停止表示
されている他の2図柄との組合せにおいて大当たりとな
る図柄であり、はずれとすることが事前決定されている
場合には、すでに準停止表示されている他の2図柄との
組合せにおいてはずれとなる図柄である。
【0129】次に、指定図柄(最終)を停止表示済みで
あるか否かが判断され(SG50)、停止済みの場合に
は処理が終了し、停止済みでない場合には再可変表示中
の図柄が指定図柄(最終)であるか否かが判断される
(SG51)。まだ指定図柄(最終)まで再可変表示が
行なわれていない場合には処理が終了し、指定図柄(最
終)である場合にはその図柄を停止させるための設定が
なされる(SG52)。これにより、図柄の再可変表示
が最終的に終了し、可変表示装置4の表示結果が導出表
示される。
あるか否かが判断され(SG50)、停止済みの場合に
は処理が終了し、停止済みでない場合には再可変表示中
の図柄が指定図柄(最終)であるか否かが判断される
(SG51)。まだ指定図柄(最終)まで再可変表示が
行なわれていない場合には処理が終了し、指定図柄(最
終)である場合にはその図柄を停止させるための設定が
なされる(SG52)。これにより、図柄の再可変表示
が最終的に終了し、可変表示装置4の表示結果が導出表
示される。
【0130】図18は、図8のSA11で実行される再
変動リーチ停止処理の処理手順を示すフローチャートで
ある。この再変動リーチ停止処理では、先のノーマルリ
ーチ停止処理(図11参照)、揺れリーチ停止処理(図
12参照)、カウントダウンリーチ,停止処理(図
13〜図17参照)と異なり、各図柄表示領域での図柄
の一斉変動開始からリーチ成立までの処理も併せて実行
される(SH1〜SH7)。図8に示すように、左、中
図柄停止処理(SA4)、左、右図柄停止処理(SA
5)ともに実行されないためである。また、可変表示結
果は、常に大当たりとなる。図7のS3に示すように、
オールマイティ図柄が2つ(,)導出表示されるこ
とを条件に実行されるリーチだからである。
変動リーチ停止処理の処理手順を示すフローチャートで
ある。この再変動リーチ停止処理では、先のノーマルリ
ーチ停止処理(図11参照)、揺れリーチ停止処理(図
12参照)、カウントダウンリーチ,停止処理(図
13〜図17参照)と異なり、各図柄表示領域での図柄
の一斉変動開始からリーチ成立までの処理も併せて実行
される(SH1〜SH7)。図8に示すように、左、中
図柄停止処理(SA4)、左、右図柄停止処理(SA
5)ともに実行されないためである。また、可変表示結
果は、常に大当たりとなる。図7のS3に示すように、
オールマイティ図柄が2つ(,)導出表示されるこ
とを条件に実行されるリーチだからである。
【0131】まず、先のSB1と同様に図柄確定時であ
るか否かが判断され(SH1)、図柄確定時の場合には
処理が終了するが図柄確定時でない場合には左図柄を停
止(準停止)させる処理が済んでいるか否かが判断され
る(SH2)。左図柄を準停止させる処理が済んでいる
場合には後述するSH5に進むが、まだ左図柄を準停止
させる処理が済んでいない場合には左図柄を準停止させ
るための予め定められた設定時間が経過しているか否か
が判断される(SH3)。まだ設定時間が経過していな
い場合には処理が終了するが、設定時間が経過している
場合には左図柄を準停止させる設定がなされ(SH
4)、これにより左図柄の可変表示が停止して左図柄が
準停止する。
るか否かが判断され(SH1)、図柄確定時の場合には
処理が終了するが図柄確定時でない場合には左図柄を停
止(準停止)させる処理が済んでいるか否かが判断され
る(SH2)。左図柄を準停止させる処理が済んでいる
場合には後述するSH5に進むが、まだ左図柄を準停止
させる処理が済んでいない場合には左図柄を準停止させ
るための予め定められた設定時間が経過しているか否か
が判断される(SH3)。まだ設定時間が経過していな
い場合には処理が終了するが、設定時間が経過している
場合には左図柄を準停止させる設定がなされ(SH
4)、これにより左図柄の可変表示が停止して左図柄が
準停止する。
【0132】次に、中図柄を停止(準停止)させる処理
が済んでいるか否かが判断され(SH5)、中図柄を準
停止させる処理が済んでいる場合には後述するSH8に
進むが、中図柄を準停止させる処理が済んでいない場合
には中図柄を準停止させるための予め定められた設定時
間が経過しているか否かが判断される(SH6)。設定
時間が経過していない場合には処理が終了するが、設定
時間が経過している場合には中図柄を停止させる設定が
なされ(SH7)、これにより中図柄の可変表示が停止
して中図柄が準停止する。なお、準停止する中図柄はオ
ールマイティ図柄であるために、すでに準停止してい
る左図柄の種類如何に係わらず、この時点でリーチが成
立する。
が済んでいるか否かが判断され(SH5)、中図柄を準
停止させる処理が済んでいる場合には後述するSH8に
進むが、中図柄を準停止させる処理が済んでいない場合
には中図柄を準停止させるための予め定められた設定時
間が経過しているか否かが判断される(SH6)。設定
時間が経過していない場合には処理が終了するが、設定
時間が経過している場合には中図柄を停止させる設定が
なされ(SH7)、これにより中図柄の可変表示が停止
して中図柄が準停止する。なお、準停止する中図柄はオ
ールマイティ図柄であるために、すでに準停止してい
る左図柄の種類如何に係わらず、この時点でリーチが成
立する。
【0133】左図柄および中図柄が準停止してリーチが
成立した後、右図柄を停止(準停止)させる処理が済ん
でいるか否かが判断される(SH8)。右図柄を準停止
させる処理がすでに済んでいる場合には、後述するSH
11に進むが、そうでない場合には右図柄を停止させる
ための予め定められた設定時間が経過しているか否かが
判断される(SH9)。設定時間が経過していない場合
には処理が終了するが、設定時間が経過している場合に
は右図柄を準停止させる設定がなされ(SH10)、こ
れにより右図柄の可変表示が終了して右図柄が準停止す
る。なお、準停止した右図柄はオールマイティ図柄で
あるために、この時点で大当たりの発生する図柄の組み
合わせが可変表示部5に表示される。なお、この時、左
図柄、中図柄、右図柄はいずれも準停止の状態にあり、
上下動している。
成立した後、右図柄を停止(準停止)させる処理が済ん
でいるか否かが判断される(SH8)。右図柄を準停止
させる処理がすでに済んでいる場合には、後述するSH
11に進むが、そうでない場合には右図柄を停止させる
ための予め定められた設定時間が経過しているか否かが
判断される(SH9)。設定時間が経過していない場合
には処理が終了するが、設定時間が経過している場合に
は右図柄を準停止させる設定がなされ(SH10)、こ
れにより右図柄の可変表示が終了して右図柄が準停止す
る。なお、準停止した右図柄はオールマイティ図柄で
あるために、この時点で大当たりの発生する図柄の組み
合わせが可変表示部5に表示される。なお、この時、左
図柄、中図柄、右図柄はいずれも準停止の状態にあり、
上下動している。
【0134】次に、左図柄の再可変表示を行なうか否か
を定める所定のカウンタのカウンタ値が参照されて、左
図柄の再変動(再可変表示)を行なう設定とされている
か否かが判断される(SB9)。
を定める所定のカウンタのカウンタ値が参照されて、左
図柄の再変動(再可変表示)を行なう設定とされている
か否かが判断される(SB9)。
【0135】左図柄の再変動を行なう設定とされていな
い場合には処理が終了するが、そのような設定とされて
いる場合には、左図柄を再度可変表示開始させるための
予め定められた再変動待ち時間が経過したか否かが判断
される(SH12)。待ち時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、待ち時間が経過している場合には
左図柄を再変動させる設定がすでに済んでいるか否かが
判断される(SH13)。設定がすでに済んでいる場合
には処理が終了するが、設定がまだなされていない場合
には、左図柄を再変動させる設定がなされる(SH1
4)。これにより、左図柄の再可変表示が開始する。
い場合には処理が終了するが、そのような設定とされて
いる場合には、左図柄を再度可変表示開始させるための
予め定められた再変動待ち時間が経過したか否かが判断
される(SH12)。待ち時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、待ち時間が経過している場合には
左図柄を再変動させる設定がすでに済んでいるか否かが
判断される(SH13)。設定がすでに済んでいる場合
には処理が終了するが、設定がまだなされていない場合
には、左図柄を再変動させる設定がなされる(SH1
4)。これにより、左図柄の再可変表示が開始する。
【0136】次に、左図柄の可変表示を終了させるため
の予め定められた設定時間が経過しているか否かが判断
される(SH15)。設定時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、設定時間が経過している場合には
左図柄を停止させる設定がなされ(SB16)、これに
より左図柄が停止して大当たりが発生する。なお、停止
した左図柄が確変図柄の場合には、確変が生じる。
の予め定められた設定時間が経過しているか否かが判断
される(SH15)。設定時間が経過していない場合に
は処理が終了するが、設定時間が経過している場合には
左図柄を停止させる設定がなされ(SB16)、これに
より左図柄が停止して大当たりが発生する。なお、停止
した左図柄が確変図柄の場合には、確変が生じる。
【0137】次に、図20〜図35を参照して、図8で
前述したリーチ動作実行処理に従って行なわれる可変表
示の具体例を説明する。なお、以下の具体例では、全て
表示結果が大当たりとなる場合を説明するが、表示結果
がはずれとなって可変表示が終了する場合もあることは
言うまでもない(再変動リーチを除く)。また、以下に
おいては、適宜、前述したフローチャートの各ステップ
との関係を括弧書きで示す。
前述したリーチ動作実行処理に従って行なわれる可変表
示の具体例を説明する。なお、以下の具体例では、全て
表示結果が大当たりとなる場合を説明するが、表示結果
がはずれとなって可変表示が終了する場合もあることは
言うまでもない(再変動リーチを除く)。また、以下に
おいては、適宜、前述したフローチャートの各ステップ
との関係を括弧書きで示す。
【0138】図20は、可変表示が開始してからノーマ
ルリーチが成立し、最終的に可変表示結果が導出表示さ
れるに至るまでの可変表示部5の表示例を示す図であ
る。
ルリーチが成立し、最終的に可変表示結果が導出表示さ
れるに至るまでの可変表示部5の表示例を示す図であ
る。
【0139】まず、可変表示条件が成立して各図柄領域
で図柄の可変表示が一斉に開始される(図20
(a))。なお、図20〜図34において、↓は図柄の
可変表示(高速可変表示)が行なわれている状態を示
す。次に、左図柄設定時間経過後(SB3)、左図柄が
準停止される(図20(b))。なお、図20〜図35
において、図柄の四隅に記載された縦二重線は、導出表
示された図柄が所定の振幅をもって上下に振動している
状態(準停止状態)を示し、線の長さにより上下動の振
幅の大きさを表わしている。
で図柄の可変表示が一斉に開始される(図20
(a))。なお、図20〜図34において、↓は図柄の
可変表示(高速可変表示)が行なわれている状態を示
す。次に、左図柄設定時間経過後(SB3)、左図柄が
準停止される(図20(b))。なお、図20〜図35
において、図柄の四隅に記載された縦二重線は、導出表
示された図柄が所定の振幅をもって上下に振動している
状態(準停止状態)を示し、線の長さにより上下動の振
幅の大きさを表わしている。
【0140】図20(b)に示すように、可変表示を終
えた図柄を図柄表示領域内でたとえば上下に振動させて
移動して表示しているために、その図柄が停止状態とは
異なる態様で表示されていることが遊技者の見た目に理
解され易くなり、表示上の効果を高めることができる。
また、図柄の可変表示方向に沿って図柄が振動表示され
るように表示制御が行なわれるため、プログラミング上
必要とされるデータが少なくて済み、表示制御を容易に
行なうことができる。なお、この種の準停止表示例は、
以降において後述する図20(c)、図21〜図35に
も示されており、各準停止表示状態においても同様の効
果が発揮される。
えた図柄を図柄表示領域内でたとえば上下に振動させて
移動して表示しているために、その図柄が停止状態とは
異なる態様で表示されていることが遊技者の見た目に理
解され易くなり、表示上の効果を高めることができる。
また、図柄の可変表示方向に沿って図柄が振動表示され
るように表示制御が行なわれるため、プログラミング上
必要とされるデータが少なくて済み、表示制御を容易に
行なうことができる。なお、この種の準停止表示例は、
以降において後述する図20(c)、図21〜図35に
も示されており、各準停止表示状態においても同様の効
果が発揮される。
【0141】次に、中図柄設定時間経過後(SB6)、
中図柄が準停止されてリーチが成立する(図20
(c))。次に、最終停止図柄設定時間経過後(SD
2)、右図柄が停止表示されるとともに、左図柄および
中図柄の上下動が停止して3つの図柄の種類が確定する
(図20(d))。
中図柄が準停止されてリーチが成立する(図20
(c))。次に、最終停止図柄設定時間経過後(SD
2)、右図柄が停止表示されるとともに、左図柄および
中図柄の上下動が停止して3つの図柄の種類が確定する
(図20(d))。
【0142】図21は、オールマイティ図柄によりノ
ーマルリーチが成立し、図柄が確定するに至るまでの表
示例を示す図である。まず、図柄の可変表示が一斉に開
始し(図21(a))、左図柄設定時間経過後(SB
3)、所定の図柄が準停止表示される(図21
(b))。この図では、たとえば非確変図柄の一例とな
る「2」が準停止表示されている。
ーマルリーチが成立し、図柄が確定するに至るまでの表
示例を示す図である。まず、図柄の可変表示が一斉に開
始し(図21(a))、左図柄設定時間経過後(SB
3)、所定の図柄が準停止表示される(図21
(b))。この図では、たとえば非確変図柄の一例とな
る「2」が準停止表示されている。
【0143】さらに、中図柄設定時間経過後(SB
6)、オールマイティ図柄が中図柄表示領域に準停止
表示され、オールマイティ図柄の効力によりリーチが
成立する(図21(c))。なお、この時点では、表示
上、確変図柄で大当たりが発生する可能性はない。
「2」は確変図柄ではなく、また、オールマイティ図柄
,は組で表示された図柄と同等の効力しか持たない
ために、図21(c)に示す「2↓」のリーチ状態で
は、オールマイティ図柄は「2」と同様と見なされ、
「22↓」のリーチ状態が形成されているのと同じだか
らである。
6)、オールマイティ図柄が中図柄表示領域に準停止
表示され、オールマイティ図柄の効力によりリーチが
成立する(図21(c))。なお、この時点では、表示
上、確変図柄で大当たりが発生する可能性はない。
「2」は確変図柄ではなく、また、オールマイティ図柄
,は組で表示された図柄と同等の効力しか持たない
ために、図21(c)に示す「2↓」のリーチ状態で
は、オールマイティ図柄は「2」と同様と見なされ、
「22↓」のリーチ状態が形成されているのと同じだか
らである。
【0144】しかしながら、再変動待ち時間が経過する
ことを条件に(SB10)、左図柄表示領域で再度可変
表示が開始し(図21(d))、これにより、左図柄表
示領域に確変図柄が導出表示されるチャンスが遊技者に
付与される。また、オールマイティ図柄が準停止され
ているために、この表示状態は、再度可変表示を開始し
た左図柄表示領域に如何なる図柄が導出表示されたとし
てもリーチの成立することが約束された表示状態であ
り、実質的にリーチの成立している状態といえる。した
がって、一旦、準停止された左図柄を再度可変表示させ
ても、一旦成立したリーチが取り消されたのではないか
という不安を遊技者に感じさせることはない。
ことを条件に(SB10)、左図柄表示領域で再度可変
表示が開始し(図21(d))、これにより、左図柄表
示領域に確変図柄が導出表示されるチャンスが遊技者に
付与される。また、オールマイティ図柄が準停止され
ているために、この表示状態は、再度可変表示を開始し
た左図柄表示領域に如何なる図柄が導出表示されたとし
てもリーチの成立することが約束された表示状態であ
り、実質的にリーチの成立している状態といえる。した
がって、一旦、準停止された左図柄を再度可変表示させ
ても、一旦成立したリーチが取り消されたのではないか
という不安を遊技者に感じさせることはない。
【0145】このように、リーチ成立後(図21
(c))に、リーチが成立したという表示上の価値を低
下させることなく、大当たり図柄となる可能性のある図
柄の種類を変更可能であるため、リーチが成立した際の
遊技者の満足感を低減することなく、さらに、大当たり
図柄となる可能性のある図柄の種類が非確変図柄から確
変図柄に変化するのではないかという期待感を遊技者に
付与できる。
(c))に、リーチが成立したという表示上の価値を低
下させることなく、大当たり図柄となる可能性のある図
柄の種類を変更可能であるため、リーチが成立した際の
遊技者の満足感を低減することなく、さらに、大当たり
図柄となる可能性のある図柄の種類が非確変図柄から確
変図柄に変化するのではないかという期待感を遊技者に
付与できる。
【0146】また、左図柄の可変表示が再度開始される
場合には、図21(c)に示すように導出表示されてい
る図柄がともに準停止表示され、遊技者がその旨を予測
できるように構成されている。また、再変動待ち時間が
経過するまでこのような準停止表示状態が継続した後
に、左図柄の可変表示が再度開始されるため、中図柄が
導出表示された直後に可変表示を再開させる場合と比較
して、再可変表示に対する遊技者の期待感を高めること
ができる。一方、再度の可変表示を行なう場合には再変
動待ち時間が経過した時点で即座にそれを行なうため、
逆に再度の可変表示を行なわない場合に、遊技者の再可
変表示に対する期待をいつまでも煽らないという効果が
奏される。
場合には、図21(c)に示すように導出表示されてい
る図柄がともに準停止表示され、遊技者がその旨を予測
できるように構成されている。また、再変動待ち時間が
経過するまでこのような準停止表示状態が継続した後
に、左図柄の可変表示が再度開始されるため、中図柄が
導出表示された直後に可変表示を再開させる場合と比較
して、再可変表示に対する遊技者の期待感を高めること
ができる。一方、再度の可変表示を行なう場合には再変
動待ち時間が経過した時点で即座にそれを行なうため、
逆に再度の可変表示を行なわない場合に、遊技者の再可
変表示に対する期待をいつまでも煽らないという効果が
奏される。
【0147】さて、図21(d)の表示から左図柄再変
動設定時間が経過後(SB12)、左図柄表示領域の可
変表示が終了して所定の図柄が準停止され(図22
(a))、リーチが成立する。なお、図22(a)で
は、確変図柄「3」が準停止されている。つまり、左図
柄の再可変表示が行なわれた結果、確変図柄で大当たり
が発生するチャンスが遊技者に付与されたことになる。
動設定時間が経過後(SB12)、左図柄表示領域の可
変表示が終了して所定の図柄が準停止され(図22
(a))、リーチが成立する。なお、図22(a)で
は、確変図柄「3」が準停止されている。つまり、左図
柄の再可変表示が行なわれた結果、確変図柄で大当たり
が発生するチャンスが遊技者に付与されたことになる。
【0148】次に、最終停止図柄設定時間が経過後(S
D2)、右図柄が停止表示され、それと同時に左図柄と
中図柄の上下動が停止され、最終的な表示結果が導出表
示される(図22(b))。
D2)、右図柄が停止表示され、それと同時に左図柄と
中図柄の上下動が停止され、最終的な表示結果が導出表
示される(図22(b))。
【0149】図23および図24は、オールマイティ図
柄によりリーチが成立し、図柄が確定するに至るまで
の表示例を示す図である。まず、図柄の可変表示が一斉
に開始し(図23(a))、左図柄設定時間経過後(S
C3)、左図柄が準停止表示される(図23(b))。
次に、中図柄設定時間経過後(SC6)、中図柄が準停
止表示される(図23(c))。次に、右図柄設定時間
経過後(SC9)、オールマイティ図柄である右図柄
が準停止表示される(図23(d))。この時点で、い
わゆるはずれの表示状態で3つの図柄すべてが準停止し
ている。
柄によりリーチが成立し、図柄が確定するに至るまで
の表示例を示す図である。まず、図柄の可変表示が一斉
に開始し(図23(a))、左図柄設定時間経過後(S
C3)、左図柄が準停止表示される(図23(b))。
次に、中図柄設定時間経過後(SC6)、中図柄が準停
止表示される(図23(c))。次に、右図柄設定時間
経過後(SC9)、オールマイティ図柄である右図柄
が準停止表示される(図23(d))。この時点で、い
わゆるはずれの表示状態で3つの図柄すべてが準停止し
ている。
【0150】ここで、再度、図23(c)を参照する
と、従来のパチンコ遊技機では左図柄と中図柄の種類が
異なるために、まだ最終的な表示結果が表示されていな
いにもかかわらず、この時点で大当たりが発生しないも
のとされる。また、たとえその後、図23(d)に示す
ようにオールマイティ図柄が導出されたとしても、遊
技者はオールマイティ図柄の恩恵を受けることができ
ないために、せっかくのオールマイティ図柄が無駄に
表示されることになってしまう。
と、従来のパチンコ遊技機では左図柄と中図柄の種類が
異なるために、まだ最終的な表示結果が表示されていな
いにもかかわらず、この時点で大当たりが発生しないも
のとされる。また、たとえその後、図23(d)に示す
ようにオールマイティ図柄が導出されたとしても、遊
技者はオールマイティ図柄の恩恵を受けることができ
ないために、せっかくのオールマイティ図柄が無駄に
表示されることになってしまう。
【0151】そこで、この実施形態に係るパチンコ遊技
機1では、図23(d)の表示の後、中図柄再可変表示
待ち時間が経過した時点で(SC11)、左図柄および
右図柄の準停止状態を維持したまま中図柄の可変表示が
再度開始され得るように構成されている(図24
(a))。
機1では、図23(d)の表示の後、中図柄再可変表示
待ち時間が経過した時点で(SC11)、左図柄および
右図柄の準停止状態を維持したまま中図柄の可変表示が
再度開始され得るように構成されている(図24
(a))。
【0152】このような再度の可変表示がなされること
により、オールマイティ図柄が遊技者に何ら恩恵を与
えることなく無駄に表示されてしまうことを防止でき
る。特にこの例では、再度の可変表示がなされることに
よりリーチが成立するため、図23(c)あるいは図2
3(d)の表示状態で、一旦、大当たりの発生を断念し
た遊技者に、再度大当たり発生への大きな期待感を与え
ることができる。なお、中図柄に代えて左図柄で再可変
表示が開始されるように構成してもよいが、特にオール
マイティ図柄が導出表示される1つ前に導出表示され
た中図柄を再可変表示対象とすると、以下の理由によ
り、より一層、遊技者の歓喜を大きなものに導くことが
できる。すなわち、図柄の可変表示が一斉に開始してか
ら一番始めに図柄が導出表示される左図柄表示領域に対
しては、遊技者はさほどの注意を払っていないのが通常
であり、むしろ、左図柄が導出表示された後の中可変表
示領域に注視しがちである。これは、遊技者がリーチの
発生に期待を寄せるためである。
により、オールマイティ図柄が遊技者に何ら恩恵を与
えることなく無駄に表示されてしまうことを防止でき
る。特にこの例では、再度の可変表示がなされることに
よりリーチが成立するため、図23(c)あるいは図2
3(d)の表示状態で、一旦、大当たりの発生を断念し
た遊技者に、再度大当たり発生への大きな期待感を与え
ることができる。なお、中図柄に代えて左図柄で再可変
表示が開始されるように構成してもよいが、特にオール
マイティ図柄が導出表示される1つ前に導出表示され
た中図柄を再可変表示対象とすると、以下の理由によ
り、より一層、遊技者の歓喜を大きなものに導くことが
できる。すなわち、図柄の可変表示が一斉に開始してか
ら一番始めに図柄が導出表示される左図柄表示領域に対
しては、遊技者はさほどの注意を払っていないのが通常
であり、むしろ、左図柄が導出表示された後の中可変表
示領域に注視しがちである。これは、遊技者がリーチの
発生に期待を寄せるためである。
【0153】したがって、たとえば、図23(b)から
図23(c)の表示状態に変化して遊技者の期待外れの
結果に終わり、その後、右図柄にオールマイティ図柄
が導出された時点で図柄の再可変表示を行なう際には、
オールマイティ図柄が導出表示される以前に最も遊技
者が注意を払っていた中図柄をその対象とすることで、
可変表示結果をはずれに導いた図柄が再度可変開始され
て大当たりのチャンスが再度到来したことを遊技者によ
り強くアピールできるのである。また、中図柄はオール
マイティ図柄が導出される1つ前まで注目していた図
柄であるために、さらにその1つ前に導出表示された左
図柄よりも時間的にみて遊技者の記憶にその印象がより
強く残っていると考えられる。このような観点からして
も左図柄よりも中図柄を再可変表示対象とすることで遊
技者の歓喜を大きなものに導くことができる。
図23(c)の表示状態に変化して遊技者の期待外れの
結果に終わり、その後、右図柄にオールマイティ図柄
が導出された時点で図柄の再可変表示を行なう際には、
オールマイティ図柄が導出表示される以前に最も遊技
者が注意を払っていた中図柄をその対象とすることで、
可変表示結果をはずれに導いた図柄が再度可変開始され
て大当たりのチャンスが再度到来したことを遊技者によ
り強くアピールできるのである。また、中図柄はオール
マイティ図柄が導出される1つ前まで注目していた図
柄であるために、さらにその1つ前に導出表示された左
図柄よりも時間的にみて遊技者の記憶にその印象がより
強く残っていると考えられる。このような観点からして
も左図柄よりも中図柄を再可変表示対象とすることで遊
技者の歓喜を大きなものに導くことができる。
【0154】また、中図柄の可変表示が再度開始される
場合には、図23(c)に示すように3つの図柄すべて
が準停止表示され、遊技者がその旨を予測できるように
構成されている。
場合には、図23(c)に示すように3つの図柄すべて
が準停止表示され、遊技者がその旨を予測できるように
構成されている。
【0155】また、中図柄再可変表示待ち時間が経過す
るまでこのような準停止表示状態が継続した後に、中図
柄の可変表示が再度開始されるため、すべての図柄が導
出表示された直後に可変表示を再開させる場合と比較し
て、再可変表示に対する遊技者の期待感を高めることが
できる。一方、再度の可変表示を行なう場合には中図柄
再可変表示待ち時間が経過した時点で即座にそれを行な
うため、逆に再度の可変表示を行なわない場合に、遊技
者の再可変表示に対する期待をいつまでも煽らないとい
う効果が奏される。
るまでこのような準停止表示状態が継続した後に、中図
柄の可変表示が再度開始されるため、すべての図柄が導
出表示された直後に可変表示を再開させる場合と比較し
て、再可変表示に対する遊技者の期待感を高めることが
できる。一方、再度の可変表示を行なう場合には中図柄
再可変表示待ち時間が経過した時点で即座にそれを行な
うため、逆に再度の可変表示を行なわない場合に、遊技
者の再可変表示に対する期待をいつまでも煽らないとい
う効果が奏される。
【0156】次に、リーチが成立してから最終停止図柄
設定時間経過後(SD2)、最終停止図柄が中図柄表示
領域に停止表示されるとともに左図柄および右図柄の上
下動が停止し、最終的な可変表示結果が導出表示される
(図24(b))。
設定時間経過後(SD2)、最終停止図柄が中図柄表示
領域に停止表示されるとともに左図柄および右図柄の上
下動が停止し、最終的な可変表示結果が導出表示される
(図24(b))。
【0157】図25は、揺れリーチ(大)の成立から図
柄が確定するに至るまでの表示例を示す図である。ま
ず、図柄の可変表示が一斉に開始してから、たとえば、
左、中図柄停止処理(図9参照)が行なわれることによ
り左図柄および中図柄がそれぞれ準停止表示される(図
25(a))。
柄が確定するに至るまでの表示例を示す図である。ま
ず、図柄の可変表示が一斉に開始してから、たとえば、
左、中図柄停止処理(図9参照)が行なわれることによ
り左図柄および中図柄がそれぞれ準停止表示される(図
25(a))。
【0158】次に、左図柄表示領域および中図柄表示領
域に図柄が準停止表示された時点から右図柄表示領域で
図柄の可変表示が「1周+1コマ」以上行なわれるまで
その状態が維持される(図25(b))。そして、「1
周+1コマ」以上可変表示が行なわれれば、準停止され
ている左図柄と中図柄の振幅を大きくする設定がなされ
(SE4)、上下の揺れが大きくなる(図25
(c))。
域に図柄が準停止表示された時点から右図柄表示領域で
図柄の可変表示が「1周+1コマ」以上行なわれるまで
その状態が維持される(図25(b))。そして、「1
周+1コマ」以上可変表示が行なわれれば、準停止され
ている左図柄と中図柄の振幅を大きくする設定がなされ
(SE4)、上下の揺れが大きくなる(図25
(c))。
【0159】このように、図柄表示領域で準停止表示さ
れている図柄の上下振動の振幅が途中で変化し、一層、
揺れが大きくなるために、振幅の大きさに変化を加える
ことなく表示する場合と比較して、より表示上の変化を
もたらして見た目の面白味を向上させることができる。
また、特にリーチが成立している段階でこのような表示
制御がなされるために、大当たり発生への遊技者の期待
感を向上させることができる。
れている図柄の上下振動の振幅が途中で変化し、一層、
揺れが大きくなるために、振幅の大きさに変化を加える
ことなく表示する場合と比較して、より表示上の変化を
もたらして見た目の面白味を向上させることができる。
また、特にリーチが成立している段階でこのような表示
制御がなされるために、大当たり発生への遊技者の期待
感を向上させることができる。
【0160】次に、最終停止図柄設定時間経過後(SE
5)、右図柄の可変表示が終了して最終停止図柄が表示
されるとともに、左図柄および中図柄の上下動が停止
し、最終的な表示結果が導出表示される(図25
(d))。
5)、右図柄の可変表示が終了して最終停止図柄が表示
されるとともに、左図柄および中図柄の上下動が停止
し、最終的な表示結果が導出表示される(図25
(d))。
【0161】図26〜図30は、カウントダウンリーチ
が成立してから最終的に図柄が確定するに至るまでの
表示例を示す図である。まず、図柄の可変表示が一斉に
開始した後、たとえば、左、中図柄停止処理(図9参
照)が実行され、左図柄および中図柄の準停止状態でリ
ーチが成立する(図26(a))。次に、一旦停止設定
時間経過後(SF2)、左図柄にはずれ図柄が停止表示
される(図26(b))。なお、この際、左図柄および
右図柄は準停止表示状態を継続する。次に、一旦停止中
設定時間経過後(SF5)、可変表示部5に再度大当り
の発生するチャンスが付与される旨を示すメッセージが
表示され(図26(c))、その後、右図柄表示領域で
図柄の再可変表示が開始される(図26(d))。な
お、この際、左図柄および中図柄は上下動し、準停止表
示状態となっている。
が成立してから最終的に図柄が確定するに至るまでの
表示例を示す図である。まず、図柄の可変表示が一斉に
開始した後、たとえば、左、中図柄停止処理(図9参
照)が実行され、左図柄および中図柄の準停止状態でリ
ーチが成立する(図26(a))。次に、一旦停止設定
時間経過後(SF2)、左図柄にはずれ図柄が停止表示
される(図26(b))。なお、この際、左図柄および
右図柄は準停止表示状態を継続する。次に、一旦停止中
設定時間経過後(SF5)、可変表示部5に再度大当り
の発生するチャンスが付与される旨を示すメッセージが
表示され(図26(c))、その後、右図柄表示領域で
図柄の再可変表示が開始される(図26(d))。な
お、この際、左図柄および中図柄は上下動し、準停止表
示状態となっている。
【0162】再可変表示が開始してから所定時間経過後
に大当り図柄(この図では「4」)に対して図柄配列表
4コマ前の図柄(ここでは「0」)が停止表示される
(図27(a))。そして、指定図柄(4コマ前)停止
中設定時間経過後(SF11)、可変表示部5に、あと
4コマ分だけ右図柄が可変表示すれば大当りが発生する
旨のメッセージが表示され(図27(b))、その後ま
もなく、右図柄領域で図柄の再可変表示が開始される
(図27(c))。その後右図柄の再可変表示が所定時
間だけ行なわれて右図柄表示領域に指定図柄(3コマ
前)である「1」が停止表示される(図27(d))。
なお、図27(a)の表示から図27(d)の表示に至
るには右図柄を1コマだけ進めてやればよいが、この実
施形態では、大当りに対する遊技者の期待感を高めるべ
く、右図柄を図柄配列表上、n周+1コマだけ変化させ
るように構成している。ここでnは、たとえば1である
が必要に応じて2あるいは3以上としてもよい。
に大当り図柄(この図では「4」)に対して図柄配列表
4コマ前の図柄(ここでは「0」)が停止表示される
(図27(a))。そして、指定図柄(4コマ前)停止
中設定時間経過後(SF11)、可変表示部5に、あと
4コマ分だけ右図柄が可変表示すれば大当りが発生する
旨のメッセージが表示され(図27(b))、その後ま
もなく、右図柄領域で図柄の再可変表示が開始される
(図27(c))。その後右図柄の再可変表示が所定時
間だけ行なわれて右図柄表示領域に指定図柄(3コマ
前)である「1」が停止表示される(図27(d))。
なお、図27(a)の表示から図27(d)の表示に至
るには右図柄を1コマだけ進めてやればよいが、この実
施形態では、大当りに対する遊技者の期待感を高めるべ
く、右図柄を図柄配列表上、n周+1コマだけ変化させ
るように構成している。ここでnは、たとえば1である
が必要に応じて2あるいは3以上としてもよい。
【0163】図27(d)に示すように、右図柄表示領
域に指定図柄(3コマ前)が停止表示された後、指定図
柄(3コマ前)停止中設定時間が経過すれば(SF1
7)、可変表示部5に右図柄を後3コマだけ進めれてや
れば大当りが発生する旨のメッセージが表示される(図
28(a))。そしてその後まもなく右図柄表示領域で
図柄の再可変表示が開始される(図28(b))。右図
柄の再可変表示が開始されてから所定時間経過後に右図
柄表示領域に指定図柄(2コマ前)である「2」が停止
表示される(図28(c))。そして、指定図柄(2コ
マ前)停止中設定時間経過後(SF23)、可変表示部
5に、あと2コマだけ右図柄を可変表示させてやれば大
当りが発生する旨のメッセージが表示され(図28
(d))、その後まもなく右図柄の再可変表示が開始さ
れる(図29(a))。そして、所定時間経過後に右図
柄表示領域に指定図柄(1コマ前)に相当する「3」が
停止表示され(図29(b))、指定図柄(1コマ前)
停止中設定時間経過後(SF29)、あと1コマ可変表
示すれば大当りが発生する旨のメッセージが表示される
(図29(c))。その後まもなく右図柄の再可変表示
が開始され(図29(d))、予め定められた最終停止
図柄が右図柄表示領域に停止表示されるとともに図柄の
上下動が停止され、最終的な表示結果が導出表示される
(図30)。なお、この図30では、最終停止図柄が当
り図柄となっているが、最終停止図柄がはずれ図柄
(「4」およびオールマイティ図柄以外の図柄)とな
る場合もあることはいうまでもない。
域に指定図柄(3コマ前)が停止表示された後、指定図
柄(3コマ前)停止中設定時間が経過すれば(SF1
7)、可変表示部5に右図柄を後3コマだけ進めれてや
れば大当りが発生する旨のメッセージが表示される(図
28(a))。そしてその後まもなく右図柄表示領域で
図柄の再可変表示が開始される(図28(b))。右図
柄の再可変表示が開始されてから所定時間経過後に右図
柄表示領域に指定図柄(2コマ前)である「2」が停止
表示される(図28(c))。そして、指定図柄(2コ
マ前)停止中設定時間経過後(SF23)、可変表示部
5に、あと2コマだけ右図柄を可変表示させてやれば大
当りが発生する旨のメッセージが表示され(図28
(d))、その後まもなく右図柄の再可変表示が開始さ
れる(図29(a))。そして、所定時間経過後に右図
柄表示領域に指定図柄(1コマ前)に相当する「3」が
停止表示され(図29(b))、指定図柄(1コマ前)
停止中設定時間経過後(SF29)、あと1コマ可変表
示すれば大当りが発生する旨のメッセージが表示される
(図29(c))。その後まもなく右図柄の再可変表示
が開始され(図29(d))、予め定められた最終停止
図柄が右図柄表示領域に停止表示されるとともに図柄の
上下動が停止され、最終的な表示結果が導出表示される
(図30)。なお、この図30では、最終停止図柄が当
り図柄となっているが、最終停止図柄がはずれ図柄
(「4」およびオールマイティ図柄以外の図柄)とな
る場合もあることはいうまでもない。
【0164】この図30ではずれ図柄が停止表示された
場合には、その状態で可変表示部5の表示結果が確定す
る場合と、さらに右図柄表示領域で再可変表示が開始し
大当りのチャンスが付与される場合とがある。前者の場
合が先に説明したカウントダウンリーチであり、後者
の場合がカウントダウンリーチに相当する。
場合には、その状態で可変表示部5の表示結果が確定す
る場合と、さらに右図柄表示領域で再可変表示が開始し
大当りのチャンスが付与される場合とがある。前者の場
合が先に説明したカウントダウンリーチであり、後者
の場合がカウントダウンリーチに相当する。
【0165】引き続き、図31〜図33を使用してカウ
ントダウンリーチの表示内容について説明する。な
お、カウントダウンリーチでは、図26〜図29のリ
ーチ動作が事前に行なわれるが、ここでは説明の繰返し
を避けるために事前のリーチ動作の説明を省略する。
ントダウンリーチの表示内容について説明する。な
お、カウントダウンリーチでは、図26〜図29のリ
ーチ動作が事前に行なわれるが、ここでは説明の繰返し
を避けるために事前のリーチ動作の説明を省略する。
【0166】たとえば、前述した図29(d)で右図柄
の再可変表示が開始した後、所定期間経過後に大当り図
柄以外の図柄(図31(a)では「5」)が停止表示さ
れる(図31(a))。なお、この際、右図柄および中
図柄は上下動が継続しており、図30と比較して、図柄
の際可変表示の可能性を遊技者に予期させることができ
るように構成されている。
の再可変表示が開始した後、所定期間経過後に大当り図
柄以外の図柄(図31(a)では「5」)が停止表示さ
れる(図31(a))。なお、この際、右図柄および中
図柄は上下動が継続しており、図30と比較して、図柄
の際可変表示の可能性を遊技者に予期させることができ
るように構成されている。
【0167】次に、指定図柄停止中設定時間経過後(S
G35)、可変表示部5に再カウントダウンが開始され
る旨を報知するメッセージが表示され(図31
(b))、その後まもなく右図柄の再可変表示が開始さ
れる(図31(c))。その後所定時間が経過すれば右
図柄表示領域に指定図柄(2コマ前)に相当する「2」
が停止表示される(図31(d))。
G35)、可変表示部5に再カウントダウンが開始され
る旨を報知するメッセージが表示され(図31
(b))、その後まもなく右図柄の再可変表示が開始さ
れる(図31(c))。その後所定時間が経過すれば右
図柄表示領域に指定図柄(2コマ前)に相当する「2」
が停止表示される(図31(d))。
【0168】次に、指定図柄(2コマ前)停止中設定時
間経過後(SG41)、可変表示部5に、あと2コマ図
柄を可変表示させれば大当りが発生する旨のメッセージ
が表示され(図32(a))、その後まもなく右図柄の
再可変表示が開始される(図32(b))。右図柄の再
可変表示から所定時間経過後に右図柄表示領域に指定図
柄(1コマ前)に相当する「3」が停止表示され(図3
2(c))、その後指定図柄(1コマ前)停止中設定時
間が経過すれば(SG47)、可変表示部5に、あと1
コマ図柄を可変表示させれば大当りが発生する旨のメッ
セージが表示される(図32(d))。次に指定図柄
(1コマ前)停止中設定時間経過後(SG47)、右図
柄の再可変表示が開始され(図33(a))、所定時間
経過後に右図柄表示領域に最終停止図柄が停止表示され
るとともに右図柄および中図柄の上下動が停止され、最
終的な可変表示結果が確定する(図33(b))。
間経過後(SG41)、可変表示部5に、あと2コマ図
柄を可変表示させれば大当りが発生する旨のメッセージ
が表示され(図32(a))、その後まもなく右図柄の
再可変表示が開始される(図32(b))。右図柄の再
可変表示から所定時間経過後に右図柄表示領域に指定図
柄(1コマ前)に相当する「3」が停止表示され(図3
2(c))、その後指定図柄(1コマ前)停止中設定時
間が経過すれば(SG47)、可変表示部5に、あと1
コマ図柄を可変表示させれば大当りが発生する旨のメッ
セージが表示される(図32(d))。次に指定図柄
(1コマ前)停止中設定時間経過後(SG47)、右図
柄の再可変表示が開始され(図33(a))、所定時間
経過後に右図柄表示領域に最終停止図柄が停止表示され
るとともに右図柄および中図柄の上下動が停止され、最
終的な可変表示結果が確定する(図33(b))。
【0169】このように、カウントダウンリーチで
は、指定図柄(4コマ前)から大当たり図柄に向けては
ずれ図柄までカウントダウンする表示が行なわれた後、
さらに指定図柄(2コマ前)から大当たり図柄に向けて
再度カウントダウンする表示が行なわれるために、1回
目のカウントダウン表示の結果が大当たりとはならなく
ても、もう一度遊技者に大当たりに対する期待感を付与
でき、これにより、遊技者の大当たりに対する期待感を
高めることができる。さらに、2回目のカウントダウン
表示では、カウントダウン表示開始時の指定図柄が、1
回目のカウントダウン表示開始時の指定図柄よりも大当
たり図柄に近い位置の図柄に指定されているために、あ
まりにカウントダウン表示が長くなり過ぎて、かえって
遊技者の緊張感を削ぐ結果となってしまうことを防止で
きる。
は、指定図柄(4コマ前)から大当たり図柄に向けては
ずれ図柄までカウントダウンする表示が行なわれた後、
さらに指定図柄(2コマ前)から大当たり図柄に向けて
再度カウントダウンする表示が行なわれるために、1回
目のカウントダウン表示の結果が大当たりとはならなく
ても、もう一度遊技者に大当たりに対する期待感を付与
でき、これにより、遊技者の大当たりに対する期待感を
高めることができる。さらに、2回目のカウントダウン
表示では、カウントダウン表示開始時の指定図柄が、1
回目のカウントダウン表示開始時の指定図柄よりも大当
たり図柄に近い位置の図柄に指定されているために、あ
まりにカウントダウン表示が長くなり過ぎて、かえって
遊技者の緊張感を削ぐ結果となってしまうことを防止で
きる。
【0170】図34および図35は、再変動リーチの成
立から図柄確定に至るまでの表示例を示す図である。ま
ず、図柄の可変表示が一斉に開始した後(図34
(a))、左図柄設定時間が経過して(SH3)、左図
柄表示領域に所定の図柄が準停止表示される(図34
(b))。この図では、たとえば非確変図柄の一例とな
る「2」が準停止表示されている。
立から図柄確定に至るまでの表示例を示す図である。ま
ず、図柄の可変表示が一斉に開始した後(図34
(a))、左図柄設定時間が経過して(SH3)、左図
柄表示領域に所定の図柄が準停止表示される(図34
(b))。この図では、たとえば非確変図柄の一例とな
る「2」が準停止表示されている。
【0171】次に、中図柄設定時間経過後(SH6)、
オールマイティ図柄が中図柄表示領域に準停止表示さ
れ、オールマイティ図柄の効力によりリーチが成立す
る(図34(c))。なお、この時点では、表示上、確
変図柄で大当たりが発生する可能性はない。「2」は確
変図柄ではないためである。
オールマイティ図柄が中図柄表示領域に準停止表示さ
れ、オールマイティ図柄の効力によりリーチが成立す
る(図34(c))。なお、この時点では、表示上、確
変図柄で大当たりが発生する可能性はない。「2」は確
変図柄ではないためである。
【0172】引き続いて右図柄設定時間経過後(SH
9)、右図柄表示領域にオールマイティ図柄が準停止
される(図34(d))。図34(d)に示すように、
この時点で大当りの発生が約束される。ただし、この時
点でも、表示上、確変図柄で大当たりが発生する可能性
はない。
9)、右図柄表示領域にオールマイティ図柄が準停止
される(図34(d))。図34(d)に示すように、
この時点で大当りの発生が約束される。ただし、この時
点でも、表示上、確変図柄で大当たりが発生する可能性
はない。
【0173】しかしながら、再変動待ち時間が経過する
ことを条件に(SH12)、左図柄表示領域で再度可変
表示が開始し(図35(a))、これにより、左図柄表
示領域に確変図柄が導出表示されるチャンスが遊技者に
付与される。また、オールマイティ図柄、がそろっ
て準停止されているために、この表示状態は、再度可変
表示を開始した左図柄表示領域に如何なる図柄が導出表
示されたとしても大当たりの発生することが約束された
表示状態である。したがって、一旦、準停止された左図
柄を再度可変表示させても、一旦成立した大当たりの組
み合わせが取り消されたのではないかという不安を遊技
者に感じさせることはない。
ことを条件に(SH12)、左図柄表示領域で再度可変
表示が開始し(図35(a))、これにより、左図柄表
示領域に確変図柄が導出表示されるチャンスが遊技者に
付与される。また、オールマイティ図柄、がそろっ
て準停止されているために、この表示状態は、再度可変
表示を開始した左図柄表示領域に如何なる図柄が導出表
示されたとしても大当たりの発生することが約束された
表示状態である。したがって、一旦、準停止された左図
柄を再度可変表示させても、一旦成立した大当たりの組
み合わせが取り消されたのではないかという不安を遊技
者に感じさせることはない。
【0174】このように、大当たりとなる組み合わせで
各図柄が導出表示された(図34(d))後に、その表
示上の価値を低下させることなく、大当たり図柄の種類
を変更可能であるため、大当たり発生に対する遊技者の
確信を揺るがすことなく、さらに、大当たり図柄の種類
が非確変図柄から確変図柄に変化するのではないかとい
う期待感を遊技者に付与できる。
各図柄が導出表示された(図34(d))後に、その表
示上の価値を低下させることなく、大当たり図柄の種類
を変更可能であるため、大当たり発生に対する遊技者の
確信を揺るがすことなく、さらに、大当たり図柄の種類
が非確変図柄から確変図柄に変化するのではないかとい
う期待感を遊技者に付与できる。
【0175】また、オールマイティ図柄が導出表示され
ること自体が遊技者にとってすれば他の遊技者に対して
非常に誇らしく感じられることであるために、図柄を再
度可変表示させる際にもオールマイティ図柄を可変表示
対象から除外して継続して準停止状態で表示させておく
ことにより、現在の表示状態に対する遊技者の満足感を
維持させることができる。
ること自体が遊技者にとってすれば他の遊技者に対して
非常に誇らしく感じられることであるために、図柄を再
度可変表示させる際にもオールマイティ図柄を可変表示
対象から除外して継続して準停止状態で表示させておく
ことにより、現在の表示状態に対する遊技者の満足感を
維持させることができる。
【0176】さらに、再度の可変表示が開始される場合
には、図34(d)に示すように3つの図柄すべてが準
停止表示され、遊技者がその旨を予測できるように構成
されている。
には、図34(d)に示すように3つの図柄すべてが準
停止表示され、遊技者がその旨を予測できるように構成
されている。
【0177】また、再変動待ち時間が経過が経過するま
でこのような準停止表示状態が継続した後に、再度の可
変表示が開始されるため、すべての図柄が導出表示され
た直後に可変表示を再開させる場合と比較して、再可変
表示に対する遊技者の期待感を高めることができる。一
方、再度の可変表示を行なう場合には再変動待ち時間が
経過した時点で即座にそれを行なうため、逆に再度の可
変表示を行なわない場合に、遊技者の再可変表示に対す
る期待をいつまでも煽らないという効果が奏される。
でこのような準停止表示状態が継続した後に、再度の可
変表示が開始されるため、すべての図柄が導出表示され
た直後に可変表示を再開させる場合と比較して、再可変
表示に対する遊技者の期待感を高めることができる。一
方、再度の可変表示を行なう場合には再変動待ち時間が
経過した時点で即座にそれを行なうため、逆に再度の可
変表示を行なわない場合に、遊技者の再可変表示に対す
る期待をいつまでも煽らないという効果が奏される。
【0178】さて、図35(a)の表示から再変動設定
時間が経過後(SH15)、左図柄表示領域の可変表示
が終了して所定の図柄が停止され(図35(b))、最
終的に大当たりが発生する。なお、図35(b)では、
確変図柄「3」が停止されている。つまり、左図柄の再
可変表示が行なわれた結果、確変図柄で大当たりが発生
するように変化したことになる。
時間が経過後(SH15)、左図柄表示領域の可変表示
が終了して所定の図柄が停止され(図35(b))、最
終的に大当たりが発生する。なお、図35(b)では、
確変図柄「3」が停止されている。つまり、左図柄の再
可変表示が行なわれた結果、確変図柄で大当たりが発生
するように変化したことになる。
【0179】次に以上説明した実施形態の変形例や特徴
点を以下に列挙する。 (1) 図35(a)に示したように、再変動リーチの
表示動作はオールマイティ図柄、がともに導出表示
されたことを条件に実行される。またこの表示動作によ
り、確変大当たりではない表示態様が確変大当たりの表
示結果に変更される。しかしながら、これとは逆に、再
変動リーチの表示動作が行なわれることにより、確変大
当たりの表示結果が確変大当たりではない非確変大当た
りの表示態様に変更される場合があるように構成しても
よい。
点を以下に列挙する。 (1) 図35(a)に示したように、再変動リーチの
表示動作はオールマイティ図柄、がともに導出表示
されたことを条件に実行される。またこの表示動作によ
り、確変大当たりではない表示態様が確変大当たりの表
示結果に変更される。しかしながら、これとは逆に、再
変動リーチの表示動作が行なわれることにより、確変大
当たりの表示結果が確変大当たりではない非確変大当た
りの表示態様に変更される場合があるように構成しても
よい。
【0180】また、再可変表示が行なわれる前と再可変
表示が行なわれた後とで、常に表示結果を変更しなけれ
ばならない訳ではなく、少なくとも、再可変表示前の表
示態様と異なる表示結果となる可能性のある表示態様
で、再可変表示が行なわれればよい。したがって、図3
5(a)の再可変表示の後、再可変表示前と同一の図柄
「2」を停止表示してもよいし、図柄の種類は異なる
が、図柄の価値は変化しない非確変図柄「4」などを停
止表示してもよい。
表示が行なわれた後とで、常に表示結果を変更しなけれ
ばならない訳ではなく、少なくとも、再可変表示前の表
示態様と異なる表示結果となる可能性のある表示態様
で、再可変表示が行なわれればよい。したがって、図3
5(a)の再可変表示の後、再可変表示前と同一の図柄
「2」を停止表示してもよいし、図柄の種類は異なる
が、図柄の価値は変化しない非確変図柄「4」などを停
止表示してもよい。
【0181】また、これとは逆に、一旦、確変図柄によ
る大当たりの状態を表示した後、確変図柄を再度可変表
示開始させて遊技者に不安感をわざと与え、その後、再
可変表示前に導出表示された確変図柄またはこれとは異
なる種類の確変図柄で再度大当たりの表示態様を表示さ
せて遊技に変化をもたらせるようにしてもよい。これに
より、遊技者の遊技に対する緊張感を持続させることが
できる。
る大当たりの状態を表示した後、確変図柄を再度可変表
示開始させて遊技者に不安感をわざと与え、その後、再
可変表示前に導出表示された確変図柄またはこれとは異
なる種類の確変図柄で再度大当たりの表示態様を表示さ
せて遊技に変化をもたらせるようにしてもよい。これに
より、遊技者の遊技に対する緊張感を持続させることが
できる。
【0182】また、オールマイティ図柄、のうち、
少なくともいずれか一方のオールマイティ図柄が導出表
示されてすべての可変表示領域に図柄が準停止され、大
当たりの表示態様となっておれば、オールマイティ図柄
を除く図柄の再可変表示を行なって、非確変大当たりか
ら確変大当たりまたは確変大当たりから非確変大当たり
に表示態様を変更するように構成してもよい。
少なくともいずれか一方のオールマイティ図柄が導出表
示されてすべての可変表示領域に図柄が準停止され、大
当たりの表示態様となっておれば、オールマイティ図柄
を除く図柄の再可変表示を行なって、非確変大当たりか
ら確変大当たりまたは確変大当たりから非確変大当たり
に表示態様を変更するように構成してもよい。
【0183】たとえば、可変表示部5において「22
」(数字は、図柄種類を表し、はオールマイティ図
柄を表し、数字位置はそれぞれの図柄表示領域の位置
を表す。以下、同様。)という表示がなされ、非確変大
当たりを示す表示状態となった後、左、中図柄の再可変
表示を開始して「↓↓」(↓は、その位置の可変表示
領域で可変表示が行なわれている状態を表す。以下同
様。)という表示態様に変化させた後、「77」とい
ったような確変大当たりの表示結果が導出表示されるよ
うに構成してもよい。この際には、遊技者に、少なくと
も大当たりが確定していることを示して安心させるため
に、左、中図柄を同一種類の図柄で揃えてゆっくりと可
変表示することが望ましい。
」(数字は、図柄種類を表し、はオールマイティ図
柄を表し、数字位置はそれぞれの図柄表示領域の位置
を表す。以下、同様。)という表示がなされ、非確変大
当たりを示す表示状態となった後、左、中図柄の再可変
表示を開始して「↓↓」(↓は、その位置の可変表示
領域で可変表示が行なわれている状態を表す。以下同
様。)という表示態様に変化させた後、「77」とい
ったような確変大当たりの表示結果が導出表示されるよ
うに構成してもよい。この際には、遊技者に、少なくと
も大当たりが確定していることを示して安心させるため
に、左、中図柄を同一種類の図柄で揃えてゆっくりと可
変表示することが望ましい。
【0184】(2) 図21、図22では、「2↓」
(はオールマイティ図柄を表す。以下同様。)の表
示態様により、非確変図柄「2」でリーチが成立した後
に、左図柄が再度可変開始した後、停止して確変図柄
「3」が停止し、確変図柄のリーチに変更される表示例
を示した。しかしながら、これとは逆に、確変図柄から
非確変図柄に変更されるようにしてもよい。
(はオールマイティ図柄を表す。以下同様。)の表
示態様により、非確変図柄「2」でリーチが成立した後
に、左図柄が再度可変開始した後、停止して確変図柄
「3」が停止し、確変図柄のリーチに変更される表示例
を示した。しかしながら、これとは逆に、確変図柄から
非確変図柄に変更されるようにしてもよい。
【0185】また、再可変表示が行なわれる前と再度の
可変表示が行なわれた後とで、常に表示結果を変更しな
ければならない訳ではなく、少なくとも、再可変表示前
の表示態様と異なる表示結果となる可能性のある表示態
様で、再可変表示が行なわれればよい。
可変表示が行なわれた後とで、常に表示結果を変更しな
ければならない訳ではなく、少なくとも、再可変表示前
の表示態様と異なる表示結果となる可能性のある表示態
様で、再可変表示が行なわれればよい。
【0186】(3) オールマイティ図柄は、中図柄表
示領域と右図柄表示領域とに導出表示され得るように構
成したが、これに限られるものではなく、左、中、右図
柄表示領域のうち、少なくともいずれか1つの図柄表示
領域に表示されるように構成すればよい。
示領域と右図柄表示領域とに導出表示され得るように構
成したが、これに限られるものではなく、左、中、右図
柄表示領域のうち、少なくともいずれか1つの図柄表示
領域に表示されるように構成すればよい。
【0187】(4) この実施形態では、可変表示領域
が3つ表示される場合を例に挙げて説明したが、可変表
示領域を4つ以上として構成してもよい。
が3つ表示される場合を例に挙げて説明したが、可変表
示領域を4つ以上として構成してもよい。
【0188】(5) 図23、図24には、はずれの状
態が可変表示中に確定したような表示状態となった後、
最後にオールマイティ図柄が導出表示されてすべての
図柄表示領域に図柄が出揃ったことを条件に、中図柄で
再可変表示が開始してリーチが成立する。これにより、
はずれの表示状態からいわば敗者復活がなされ、遊技者
に再度大当たりへの期待感を付与できる。
態が可変表示中に確定したような表示状態となった後、
最後にオールマイティ図柄が導出表示されてすべての
図柄表示領域に図柄が出揃ったことを条件に、中図柄で
再可変表示が開始してリーチが成立する。これにより、
はずれの表示状態からいわば敗者復活がなされ、遊技者
に再度大当たりへの期待感を付与できる。
【0189】しかしながら、これに代えて、次のような
表示態様が行なわれることにより、再度、遊技者に大当
たりへの期待感を付与するように構成してもよい。な
お、以下では、可変表示領域が4つの場合を例とする。
表示態様が行なわれることにより、再度、遊技者に大当
たりへの期待感を付与するように構成してもよい。な
お、以下では、可変表示領域が4つの場合を例とする。
【0190】まず、4つの可変表示領域で一斉に図柄の
可変表示が開始し(「↓↓↓↓」)、第1図柄表示領域
に1つ目の図柄が導出表示され(「2↓↓↓」)、さら
に第2図柄表示領域に2つ目の図柄が導出表示され
(「23↓↓」)、この時点でみかけ上、可変表示部に
全て同一の図柄が表示される可能性(大当たりの可能
性)はなくなる。
可変表示が開始し(「↓↓↓↓」)、第1図柄表示領域
に1つ目の図柄が導出表示され(「2↓↓↓」)、さら
に第2図柄表示領域に2つ目の図柄が導出表示され
(「23↓↓」)、この時点でみかけ上、可変表示部に
全て同一の図柄が表示される可能性(大当たりの可能
性)はなくなる。
【0191】次に、第3図柄表示領域に3つ目の図柄が
導出表示される(「23↓」)。導出表示された図柄
はオールマイティ図柄である。
導出表示される(「23↓」)。導出表示された図柄
はオールマイティ図柄である。
【0192】次に、第4図柄表示領域に図柄が導出表示
される前に再び第2図柄表示領域で図柄の再可変表示が
開始される(「2↓↓」)。もし、第2図柄表示領域
に「2」が導出表示されればいわゆるリーチが成立する
のであり、これにより、再度、遊技者に大当たりへの期
待感が付与される。
される前に再び第2図柄表示領域で図柄の再可変表示が
開始される(「2↓↓」)。もし、第2図柄表示領域
に「2」が導出表示されればいわゆるリーチが成立する
のであり、これにより、再度、遊技者に大当たりへの期
待感が付与される。
【0193】なお、この場合、再可変表示される図柄は
第1図柄表示領域であってもよいが、第2図柄表示領域
とすることでより一層、再可変表示開始時の遊技者の喜
びを大きくできる。第2図柄表示領域では第1図柄表示
領域よりも後に図柄が導出表示されており、換言すれ
ば、第2図柄表示領域は遊技者がつい先程まで注視して
いた領域であるために、第1図柄表示領域よりも記憶に
より強く印象付けられているためである。
第1図柄表示領域であってもよいが、第2図柄表示領域
とすることでより一層、再可変表示開始時の遊技者の喜
びを大きくできる。第2図柄表示領域では第1図柄表示
領域よりも後に図柄が導出表示されており、換言すれ
ば、第2図柄表示領域は遊技者がつい先程まで注視して
いた領域であるために、第1図柄表示領域よりも記憶に
より強く印象付けられているためである。
【0194】(6) 3つの可変表示領域すべてに同一
図柄が停止表示され、いわゆるぞろめとなることによ
り、大当たりが発生するように構成したが、これに限ら
れるものではなく、「123」のような連番の組合せな
どにより大当たりが発生する遊技機であってもよい。
図柄が停止表示され、いわゆるぞろめとなることによ
り、大当たりが発生するように構成したが、これに限ら
れるものではなく、「123」のような連番の組合せな
どにより大当たりが発生する遊技機であってもよい。
【0195】(7) 複数種類の識別情報のうち少なく
とも2種類の識別情報と同一種類の識別情報であるとみ
なされる万能識別情報の一例として、すべての図柄と同
一種類の図柄であるとみなされるオールマイティ図柄
,を例に挙げて説明した。しかしながら、前記万能
識別情報としては、たとえば、1および3の2種類の図
柄と同一図柄であるとみなされるオールマイティ図柄
や、1,3,7の3種類の図柄と同一図柄であるとみな
されるオールマイティ図柄などであってもよい。また、
オールマイティ図柄とオールマイティ図柄とで、同
一種類の図柄と見なされる図柄の種類を異ならせてもよ
い。
とも2種類の識別情報と同一種類の識別情報であるとみ
なされる万能識別情報の一例として、すべての図柄と同
一種類の図柄であるとみなされるオールマイティ図柄
,を例に挙げて説明した。しかしながら、前記万能
識別情報としては、たとえば、1および3の2種類の図
柄と同一図柄であるとみなされるオールマイティ図柄
や、1,3,7の3種類の図柄と同一図柄であるとみな
されるオールマイティ図柄などであってもよい。また、
オールマイティ図柄とオールマイティ図柄とで、同
一種類の図柄と見なされる図柄の種類を異ならせてもよ
い。
【0196】(8) 図19には、可変表示装置4で可
変表示が行なわれる際に図柄が変動していく順序が示さ
れている。すなわち、ここに示される順序で可変表示制
御を行なう可変表示制御基板216により、前記複数種
類の識別情報を予め定められた順序に従って可変表示制
御する可変表示制御手段が構成されている。
変表示が行なわれる際に図柄が変動していく順序が示さ
れている。すなわち、ここに示される順序で可変表示制
御を行なう可変表示制御基板216により、前記複数種
類の識別情報を予め定められた順序に従って可変表示制
御する可変表示制御手段が構成されている。
【0197】(9) 停止状態とは異なる所定の準停止
表示態様の一例として、図柄が上下に振動する準停止の
表示態様を挙げたが、これに限られるものではない。た
とえば、図柄を図柄表示領域内で左右に振動させて表示
してもよく、あるいは、図柄の色を逐次変化させたり、
また、図柄を回転させて表示してもよい。また、図柄表
示領域内で図柄が不規則に動き回るようにしてもよい。
すなわち、可変表示装置4の表示結果が最終的に表示さ
れる際の図柄の表示態様とは異なっていればよい。
表示態様の一例として、図柄が上下に振動する準停止の
表示態様を挙げたが、これに限られるものではない。た
とえば、図柄を図柄表示領域内で左右に振動させて表示
してもよく、あるいは、図柄の色を逐次変化させたり、
また、図柄を回転させて表示してもよい。また、図柄表
示領域内で図柄が不規則に動き回るようにしてもよい。
すなわち、可変表示装置4の表示結果が最終的に表示さ
れる際の図柄の表示態様とは異なっていればよい。
【0198】(10) 前記所定の識別情報の前記準停
止表示態様を他の前記準停止表示態様に変更することの
一例として、図柄が振動する振幅を変化させることを挙
げ、図24(c)にこれを示したが、これ以外にも、た
とえば、上下振動を左右の振動に変化させたり、振動の
速度(テンポ)を変化させたり、また、図柄あるいは図
柄領域の色を変化させたりしてもよい。
止表示態様を他の前記準停止表示態様に変更することの
一例として、図柄が振動する振幅を変化させることを挙
げ、図24(c)にこれを示したが、これ以外にも、た
とえば、上下振動を左右の振動に変化させたり、振動の
速度(テンポ)を変化させたり、また、図柄あるいは図
柄領域の色を変化させたりしてもよい。
【0199】(11) 前記複数の可変表示領域の表示
結果が前記特定の識別情報の組み合わせの中でも特に特
別の識別情報の組み合わせであった場合には該特別の識
別情報の組み合わせでない場合に比較して遊技状態が遊
技者にとってより有利な遊技状態に制御可能となる遊技
機の一例として、確変図柄により大当たりが発生した場
合には大当たり確率が向上する確変の生じるパチンコ遊
技機1を挙げた。この場合、遊技状態が遊技者にとって
より有利な遊技状態とは、確変状態を指す。
結果が前記特定の識別情報の組み合わせの中でも特に特
別の識別情報の組み合わせであった場合には該特別の識
別情報の組み合わせでない場合に比較して遊技状態が遊
技者にとってより有利な遊技状態に制御可能となる遊技
機の一例として、確変図柄により大当たりが発生した場
合には大当たり確率が向上する確変の生じるパチンコ遊
技機1を挙げた。この場合、遊技状態が遊技者にとって
より有利な遊技状態とは、確変状態を指す。
【0200】しかしながら、遊技状態が遊技者にとって
より有利な遊技状態とは、確変状態に限られるものでは
ない。たとえば、ラッキーナンバーとして予め定められ
た種類の図柄(7など)で大当たりが発生すると、その
大当たりに基づく繰返し継続制御の終了後に、すでに所
有している持玉を景品交換することなく継続して遊技に
使用できる持玉遊技の権利が遊技者に付与され、アンラ
ッキーナンバーとして予め定められた種類の図柄(9な
ど)で大当たりが発生すると、その権利が消滅するよう
に定められた遊技機に本発明を適用した場合には、持玉
遊技が許された遊技状態が、遊技者にとってより有利な
遊技状態の一例となる。
より有利な遊技状態とは、確変状態に限られるものでは
ない。たとえば、ラッキーナンバーとして予め定められ
た種類の図柄(7など)で大当たりが発生すると、その
大当たりに基づく繰返し継続制御の終了後に、すでに所
有している持玉を景品交換することなく継続して遊技に
使用できる持玉遊技の権利が遊技者に付与され、アンラ
ッキーナンバーとして予め定められた種類の図柄(9な
ど)で大当たりが発生すると、その権利が消滅するよう
に定められた遊技機に本発明を適用した場合には、持玉
遊技が許された遊技状態が、遊技者にとってより有利な
遊技状態の一例となる。
【0201】(12) 可変表示装置4により、3つの
前記可変表示領域を備えた可変表示装置が構成されてい
る。図9のSB9〜SB11により、前記万能識別情報
が導出表示される1つ手前に導出表示されている識別情
報を少なくとも再度可変表示開始させて前記表示制御を
行なう前記再可変表示制御手段が構成されている。ま
た、その表示制御の態様が図21(c)、図21(d)
に示されている。
前記可変表示領域を備えた可変表示装置が構成されてい
る。図9のSB9〜SB11により、前記万能識別情報
が導出表示される1つ手前に導出表示されている識別情
報を少なくとも再度可変表示開始させて前記表示制御を
行なう前記再可変表示制御手段が構成されている。ま
た、その表示制御の態様が図21(c)、図21(d)
に示されている。
【0202】(13) 図10のフローチャートによ
り、前記複数種類の識別情報のうち少なくとも2種類の
識別情報と同一種類の識別情報であるとみなされる効力
を有する万能識別情報と、該万能識別情報以外の識別情
報であって該万能識別情報との組み合わせにおいて前記
特定の識別情報の組み合わせとなる条件を満たす第1識
別情報と、前記万能識別情報以外の識別情報であって前
記第1識別情報との組み合わせにおいて前記特定の識別
情報の組み合わせとなる条件を満たさない第2識別情報
とが、前記複数の可変表示領域のうちのいずれかにそれ
ぞれ導出表示されていることを条件に、導出表示されて
いる前記万能識別情報を再度可変表示開始させることな
く前記第1識別情報と前記第2識別情報とのうち少なく
とも一方の識別情報を再度可変表示開始させて前記特定
の識別情報の組み合わせとなる可能性のある表示態様に
表示制御可能な再可変表示制御手段が構成されている。
また、その表示制御の態様が図23(d)、図24
(a)に示されている。
り、前記複数種類の識別情報のうち少なくとも2種類の
識別情報と同一種類の識別情報であるとみなされる効力
を有する万能識別情報と、該万能識別情報以外の識別情
報であって該万能識別情報との組み合わせにおいて前記
特定の識別情報の組み合わせとなる条件を満たす第1識
別情報と、前記万能識別情報以外の識別情報であって前
記第1識別情報との組み合わせにおいて前記特定の識別
情報の組み合わせとなる条件を満たさない第2識別情報
とが、前記複数の可変表示領域のうちのいずれかにそれ
ぞれ導出表示されていることを条件に、導出表示されて
いる前記万能識別情報を再度可変表示開始させることな
く前記第1識別情報と前記第2識別情報とのうち少なく
とも一方の識別情報を再度可変表示開始させて前記特定
の識別情報の組み合わせとなる可能性のある表示態様に
表示制御可能な再可変表示制御手段が構成されている。
また、その表示制御の態様が図23(d)、図24
(a)に示されている。
【0203】(14) 図18のフローチャートによ
り、前記複数種類の識別情報のうち少なくとも2種類の
識別情報と同一種類の識別情報であるとみなされる万能
識別情報と、該万能識別情報以外の識別情報とが、前記
複数の可変表示領域のうちのいずれかにそれぞれ導出表
示されて前記複数の可変表示領域の表示結果が前記特定
の識別情報の組み合わせとなっているが前記特別の識別
情報の組合せとなっていない場合に、予め定められた特
定の組合せで導出表示されている前記識別情報のうち前
記万能識別情報ではない前記識別情報を再度可変表示開
始させて前記特別の識別情報の組み合わせとなる可能性
のある表示態様に表示制御可能な再可変表示制御手段が
構成されている。また、その表示制御の態様が図34
(d)、図35(a)に示されている。
り、前記複数種類の識別情報のうち少なくとも2種類の
識別情報と同一種類の識別情報であるとみなされる万能
識別情報と、該万能識別情報以外の識別情報とが、前記
複数の可変表示領域のうちのいずれかにそれぞれ導出表
示されて前記複数の可変表示領域の表示結果が前記特定
の識別情報の組み合わせとなっているが前記特別の識別
情報の組合せとなっていない場合に、予め定められた特
定の組合せで導出表示されている前記識別情報のうち前
記万能識別情報ではない前記識別情報を再度可変表示開
始させて前記特別の識別情報の組み合わせとなる可能性
のある表示態様に表示制御可能な再可変表示制御手段が
構成されている。また、その表示制御の態様が図34
(d)、図35(a)に示されている。
【0204】(15) 図9のSB9〜SB11によ
り、前記第3可変表示領域に前記万能識別情報が導出表
示された際の前記複数の可変表示領域の表示態様が前記
特定の識別情報の組み合わせとなる可能性があるが前記
特別の識別情報の組合せとなる可能性のない表示態様で
あることを条件に、導出表示されている前記識別情報の
うち前記万能識別情報ではない前記識別情報を再度可変
表示開始させて前記特別の識別情報の組み合わせとなる
可能性のある表示態様に表示制御可能な再可変表示制御
手段が構成されている。また、その表示制御の態様が図
21(c)、図21(d)に示されている。
り、前記第3可変表示領域に前記万能識別情報が導出表
示された際の前記複数の可変表示領域の表示態様が前記
特定の識別情報の組み合わせとなる可能性があるが前記
特別の識別情報の組合せとなる可能性のない表示態様で
あることを条件に、導出表示されている前記識別情報の
うち前記万能識別情報ではない前記識別情報を再度可変
表示開始させて前記特別の識別情報の組み合わせとなる
可能性のある表示態様に表示制御可能な再可変表示制御
手段が構成されている。また、その表示制御の態様が図
21(c)、図21(d)に示されている。
【0205】
【課題を解決するための手段の具体例】パチンコ遊技機
1により、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表
示領域を複数備えた可変表示装置を有し、前記複数の可
変表示領域の表示結果が予め定められた特定の識別情報
の組み合わせとなった場合に遊技状態が遊技者にとって
有利な遊技状態に制御可能となる遊技機、および、複数
種類の識別情報を可変表示可能な可変表示領域を複数備
えた可変表示装置を有し、前記複数の可変表示領域の表
示結果が予め定められた特定の識別情報の組み合わせと
なった場合に遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態
に制御可能となり、前記表示結果が前記特定の識別情報
の組み合わせの中でも特に特別の識別情報の組み合わせ
であった場合には該特別の識別情報の組み合わせでない
場合に比較して遊技状態が遊技者にとってより有利な遊
技状態に制御可能となる遊技機が構成されている。
1により、複数種類の識別情報を可変表示可能な可変表
示領域を複数備えた可変表示装置を有し、前記複数の可
変表示領域の表示結果が予め定められた特定の識別情報
の組み合わせとなった場合に遊技状態が遊技者にとって
有利な遊技状態に制御可能となる遊技機、および、複数
種類の識別情報を可変表示可能な可変表示領域を複数備
えた可変表示装置を有し、前記複数の可変表示領域の表
示結果が予め定められた特定の識別情報の組み合わせと
なった場合に遊技状態が遊技者にとって有利な遊技状態
に制御可能となり、前記表示結果が前記特定の識別情報
の組み合わせの中でも特に特別の識別情報の組み合わせ
であった場合には該特別の識別情報の組み合わせでない
場合に比較して遊技状態が遊技者にとってより有利な遊
技状態に制御可能となる遊技機が構成されている。
【0206】可変表示装置4により、前記可変表示装置
が構成されている。特別図柄により、前記識別情報が構
成されている。可変表示装置4の可変表示部5に3つ揃
って同一図柄が導出表示されるか若しくはオールマイテ
ィ図柄との組み合わせにより同一図柄が導出表示された
ものと見なされる表示結果により、前記予め定められた
特定の識別情報が構成されている。可変表示装置4の可
変表示部5に3つ揃って同一の確変図柄が導出表示され
るか若しくはオールマイティ図柄との組み合わせにより
同一の確変図柄が導出表示されたものと見なされる表示
結果により、前記特別の識別情報の組み合わせが構成さ
れている。
が構成されている。特別図柄により、前記識別情報が構
成されている。可変表示装置4の可変表示部5に3つ揃
って同一図柄が導出表示されるか若しくはオールマイテ
ィ図柄との組み合わせにより同一図柄が導出表示された
ものと見なされる表示結果により、前記予め定められた
特定の識別情報が構成されている。可変表示装置4の可
変表示部5に3つ揃って同一の確変図柄が導出表示され
るか若しくはオールマイティ図柄との組み合わせにより
同一の確変図柄が導出表示されたものと見なされる表示
結果により、前記特別の識別情報の組み合わせが構成さ
れている。
【0207】大当たりの発生している遊技状態により、
前記遊技者にとって有利な遊技状態が構成されている。
確変状態により、前記遊技者にとってより有利な遊技状
態が構成されている。
前記遊技者にとって有利な遊技状態が構成されている。
確変状態により、前記遊技者にとってより有利な遊技状
態が構成されている。
【0208】可変表示制御基板216により、前記可変
表示装置の表示結果を導出表示させるための表示制御が
可能な可変表示制御手段が構成されている。
表示装置の表示結果を導出表示させるための表示制御が
可能な可変表示制御手段が構成されている。
【0209】図10のSC12により、前記表示制御の
途中において一旦前記複数の可変表示領域のすべてに識
別情報が導出表示された際に、最後に前記識別情報が導
出表示された所定の可変表示領域に前記複数種類の識別
情報のうち少なくとも2種類の識別情報と同一種類の識
別情報であるとみなされる万能識別情報が導出表示され
ており、かつ、前記所定の可変表示領域以外の前記複数
の可変表示領域に導出表示されている識別情報の組合せ
が前記特定の識別情報の組合せとなる条件を満たさない
ことを条件に、前記所定の可変表示領域以外の可変表示
領域のうち少なくとも1つで前記識別情報を再度可変表
示開始させる表示制御が可能な再可変表示制御手段が構
成されている。また、その表示制御の態様が図23
(d)、図24(a)に示されている。オールマイティ
図柄またはオールマイティ図柄により、前記複数種
類の識別情報のうち少なくとも2種類の識別情報と同一
種類の識別情報であるとみなされる万能識別情報が構成
されている。図23(d)の場合には右図柄表示領域に
より、前記最後に前記識別情報が導出表示された所定の
可変表示領域が構成されている。
途中において一旦前記複数の可変表示領域のすべてに識
別情報が導出表示された際に、最後に前記識別情報が導
出表示された所定の可変表示領域に前記複数種類の識別
情報のうち少なくとも2種類の識別情報と同一種類の識
別情報であるとみなされる万能識別情報が導出表示され
ており、かつ、前記所定の可変表示領域以外の前記複数
の可変表示領域に導出表示されている識別情報の組合せ
が前記特定の識別情報の組合せとなる条件を満たさない
ことを条件に、前記所定の可変表示領域以外の可変表示
領域のうち少なくとも1つで前記識別情報を再度可変表
示開始させる表示制御が可能な再可変表示制御手段が構
成されている。また、その表示制御の態様が図23
(d)、図24(a)に示されている。オールマイティ
図柄またはオールマイティ図柄により、前記複数種
類の識別情報のうち少なくとも2種類の識別情報と同一
種類の識別情報であるとみなされる万能識別情報が構成
されている。図23(d)の場合には右図柄表示領域に
より、前記最後に前記識別情報が導出表示された所定の
可変表示領域が構成されている。
【0210】可変表示部5に表示される3つの図柄表示
領域により、最初に前記識別情報が導出表示される第1
可変表示領域と、最後に前記識別情報が導出表示される
第2可変表示領域と、前記第1可変表示領域で前記識別
情報が導出表示された後、前記第2可変表示領域で前記
識別情報が導出表示されるまでの間に前記識別情報が導
出表示される可変表示領域であって前記複数種類の識別
情報のうち少なくとも2種類の識別情報と同一種類の識
別情報であるとみなされる万能識別情報を含む前記複数
種類の識別情報が可変表示される第3可変表示領域とを
含む、前記複数の可変表示領域が構成されている。
領域により、最初に前記識別情報が導出表示される第1
可変表示領域と、最後に前記識別情報が導出表示される
第2可変表示領域と、前記第1可変表示領域で前記識別
情報が導出表示された後、前記第2可変表示領域で前記
識別情報が導出表示されるまでの間に前記識別情報が導
出表示される可変表示領域であって前記複数種類の識別
情報のうち少なくとも2種類の識別情報と同一種類の識
別情報であるとみなされる万能識別情報を含む前記複数
種類の識別情報が可変表示される第3可変表示領域とを
含む、前記複数の可変表示領域が構成されている。
【0211】図21および図22の場合には、右図柄表
示領域により、最初に前記識別情報が導出表示される第
1可変表示領域が構成されており、右図柄表示領域によ
り、最後に前記識別情報が導出表示される第2可変表示
領域が構成されており、中図柄表示領域により、前記第
1可変表示領域で前記識別情報が導出表示された後、前
記第2可変表示領域で前記識別情報が導出表示されるま
での間に前記識別情報が導出表示される可変表示領域で
あって前記複数種類の識別情報のうち少なくとも2種類
の識別情報と同一種類の識別情報であるとみなされる万
能識別情報を含む前記複数種類の識別情報が可変表示さ
れる第3可変表示領域が構成されている。
示領域により、最初に前記識別情報が導出表示される第
1可変表示領域が構成されており、右図柄表示領域によ
り、最後に前記識別情報が導出表示される第2可変表示
領域が構成されており、中図柄表示領域により、前記第
1可変表示領域で前記識別情報が導出表示された後、前
記第2可変表示領域で前記識別情報が導出表示されるま
での間に前記識別情報が導出表示される可変表示領域で
あって前記複数種類の識別情報のうち少なくとも2種類
の識別情報と同一種類の識別情報であるとみなされる万
能識別情報を含む前記複数種類の識別情報が可変表示さ
れる第3可変表示領域が構成されている。
【0212】図9のSB8〜SB11により、前記第3
可変表示領域に前記万能識別情報が導出表示され、か
つ、前記第2可変表示領域でまだ前記識別情報の可変表
示が行なわれていることを条件に、すでに導出表示され
ている前記識別情報のうち前記万能識別情報ではない識
別情報を再度可変表示開始させる表示制御が可能な再可
変表示制御手段が構成されている。また、その表示制御
の態様が図21(c)、図21(d)に示されている。
可変表示領域に前記万能識別情報が導出表示され、か
つ、前記第2可変表示領域でまだ前記識別情報の可変表
示が行なわれていることを条件に、すでに導出表示され
ている前記識別情報のうち前記万能識別情報ではない識
別情報を再度可変表示開始させる表示制御が可能な再可
変表示制御手段が構成されている。また、その表示制御
の態様が図21(c)、図21(d)に示されている。
【0213】図18のSH11〜SH14により、前記
複数の可変表示領域のすべてに前記識別情報が予め定め
られた特定の組み合わせで導出表示されており、かつ、
導出表示されている識別情報には、前記複数種類の識別
情報のうち少なくとも2種類の識別情報と同一種類の識
別情報であるとみなされる万能識別情報と、該万能識別
情報以外の識別情報とが含まれていることを条件に、す
でに導出表示されている前記識別情報のうち前記万能識
別情報ではない識別情報を再度可変表示開始させる表示
制御が可能な再可変表示制御手段が構成されている。ま
た、その表示制御の態様が図34(d)、図35(a)
に示されている。
複数の可変表示領域のすべてに前記識別情報が予め定め
られた特定の組み合わせで導出表示されており、かつ、
導出表示されている識別情報には、前記複数種類の識別
情報のうち少なくとも2種類の識別情報と同一種類の識
別情報であるとみなされる万能識別情報と、該万能識別
情報以外の識別情報とが含まれていることを条件に、す
でに導出表示されている前記識別情報のうち前記万能識
別情報ではない識別情報を再度可変表示開始させる表示
制御が可能な再可変表示制御手段が構成されている。ま
た、その表示制御の態様が図34(d)、図35(a)
に示されている。
【0214】図9のSB11または図10のSC12に
より、すでに導出表示されている識別情報のうち前記万
能識別情報を除いて、導出表示時期が最も遅い識別情報
を少なくとも再度可変表示開始させる前記再可変表示制
御手段が構成されている。
より、すでに導出表示されている識別情報のうち前記万
能識別情報を除いて、導出表示時期が最も遅い識別情報
を少なくとも再度可変表示開始させる前記再可変表示制
御手段が構成されている。
【0215】図9のSB11により、前記複数の可変表
示領域のうち1つの可変表示領域を除く他の可変表示領
域のすべてに前記識別情報が導出表示され、前記1つの
可変表示領域で前記識別情報の可変表示が行なわれてお
り、かつ、前記複数の可変表示領域の表示結果が前記特
定の識別情報の組み合わせとなる可能性があるが前記特
別の識別情報の組合せとなる可能性のない表示態様であ
ることを条件に、前記表示制御を行なって、前記複数の
可変表示領域の表示態様を前記特別の識別情報の組み合
わせとなる可能性のある表示態様に変更可能である前記
再可変表示制御手段が構成されている。また、その表示
制御の態様が図21(c)、図21(d)に示されてい
る。
示領域のうち1つの可変表示領域を除く他の可変表示領
域のすべてに前記識別情報が導出表示され、前記1つの
可変表示領域で前記識別情報の可変表示が行なわれてお
り、かつ、前記複数の可変表示領域の表示結果が前記特
定の識別情報の組み合わせとなる可能性があるが前記特
別の識別情報の組合せとなる可能性のない表示態様であ
ることを条件に、前記表示制御を行なって、前記複数の
可変表示領域の表示態様を前記特別の識別情報の組み合
わせとなる可能性のある表示態様に変更可能である前記
再可変表示制御手段が構成されている。また、その表示
制御の態様が図21(c)、図21(d)に示されてい
る。
【0216】たとえば、図9のSB7、図10のSC
7、図18のSH4により、前記表示制御の途中段階
で、すでに導出表示されている識別情報を停止状態とは
異なる所定の準停止表示態様で前記可変表示領域に継続
的に視認可能に表示させる準停止表示制御が可能な準停
止表示制御手段、前記識別情報を前記可変表示領域の可
変表示方向に沿って振動させて表示することにより前記
準停止表示制御を行なう前記準停止表示制御手段が構成
されている。
7、図18のSH4により、前記表示制御の途中段階
で、すでに導出表示されている識別情報を停止状態とは
異なる所定の準停止表示態様で前記可変表示領域に継続
的に視認可能に表示させる準停止表示制御が可能な準停
止表示制御手段、前記識別情報を前記可変表示領域の可
変表示方向に沿って振動させて表示することにより前記
準停止表示制御を行なう前記準停止表示制御手段が構成
されている。
【0217】また、可変表示が終了して導出された図柄
を停止表示することなく上下に振動させて表示する表示
(準停止表示)態様により、前記停止状態とは異なる所
定の準停止表示態様、前記識別情報を前記可変表示領域
の可変表示方向に沿って振動させて表示することによる
前記準停止表示の態様が構成されている。
を停止表示することなく上下に振動させて表示する表示
(準停止表示)態様により、前記停止状態とは異なる所
定の準停止表示態様、前記識別情報を前記可変表示領域
の可変表示方向に沿って振動させて表示することによる
前記準停止表示の態様が構成されている。
【0218】図9のSB10、図10のSC11、図1
8のSH12により、前記可変表示領域に前記万能識別
情報が導出表示されてから所定時間が経過した時点で前
記表示制御を行なう前記再可変表示制御手段が構成され
ている。
8のSH12により、前記可変表示領域に前記万能識別
情報が導出表示されてから所定時間が経過した時点で前
記表示制御を行なう前記再可変表示制御手段が構成され
ている。
【0219】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に関しては、前記表示制御の途中において一旦前記複数
の可変表示領域のすべてに識別情報が導出表示された際
に、最後に前記識別情報が導出表示された所定の可変表
示領域に前記万能識別情報が導出表示されており、か
つ、前記所定の可変表示領域以外の前記複数の可変表示
領域に導出表示されている識別情報の組合せが前記特定
の識別情報の組合せとなる条件を満たさないことを条件
に、前記所定の可変表示領域以外の可変表示領域のうち
少なくとも1つで前記識別情報が再度可変表示開始され
るために、前記識別情報の再度の可変表示により、前記
複数の可変表示領域の表示結果が前記特定の識別情報の
組み合わせになるかもしれないという期待感を付与で
き、かつ、前記所定の可変表示領域の識別情報は再可変
表示対象から除外されているために、遊技者にとって価
値のある万能識別情報が再度可変表示開始されてしまう
ことによって遊技者に不満を抱かせることを防止でき
る。このため、前記万能識別情報を有効活用して遊技の
興趣を向上させることが可能な遊技機が提供される。
に関しては、前記表示制御の途中において一旦前記複数
の可変表示領域のすべてに識別情報が導出表示された際
に、最後に前記識別情報が導出表示された所定の可変表
示領域に前記万能識別情報が導出表示されており、か
つ、前記所定の可変表示領域以外の前記複数の可変表示
領域に導出表示されている識別情報の組合せが前記特定
の識別情報の組合せとなる条件を満たさないことを条件
に、前記所定の可変表示領域以外の可変表示領域のうち
少なくとも1つで前記識別情報が再度可変表示開始され
るために、前記識別情報の再度の可変表示により、前記
複数の可変表示領域の表示結果が前記特定の識別情報の
組み合わせになるかもしれないという期待感を付与で
き、かつ、前記所定の可変表示領域の識別情報は再可変
表示対象から除外されているために、遊技者にとって価
値のある万能識別情報が再度可変表示開始されてしまう
ことによって遊技者に不満を抱かせることを防止でき
る。このため、前記万能識別情報を有効活用して遊技の
興趣を向上させることが可能な遊技機が提供される。
【0220】請求項2に関しては、前記第3可変表示領
域に前記万能識別情報が導出表示され、かつ、前記第2
可変表示領域でまだ前記識別情報の可変表示が行なわれ
ていることを条件に、すでに導出表示されている前記識
別情報のうち前記万能識別情報ではない識別情報が再度
可変表示開始されるために、たとえば、前記複数の可変
表示領域の表示結果が前記特別の識別情報の組み合わせ
とならないことが予期される表示態様となっている際、
前記識別情報が再度可変表示開始されることにより、遊
技者に前記複数の可変表示領域の表示結果が前記特別の
識別情報の組み合わせになるかもしれないという期待感
を付与でき、かつ、前記万能識別情報は再可変表示対象
から除外されているために、遊技者にとって価値のある
万能識別情報が再度可変表示開始されてしまうことによ
って遊技者に不満を抱かせることを防止できる。一方、
前記複数の可変表示領域の表示結果が前記特別の識別情
報の組み合わせとなることが予期される表示態様となっ
ている際、前記識別情報が再度可変表示開始されること
により、遊技者に前記複数の可変表示領域の表示結果が
前記特別の識別情報の組み合わせにならないかもしれな
いという不安感を付与して遊技者の遊技に対する緊張感
を持続させることができ、かつ、前記万能識別情報は再
可変表示対象から除外されているために、遊技者にとっ
て価値のある万能識別情報が再度可変表示開始されてし
まうことによって遊技者に余りに大きな不満を抱かせる
ことを防止できる。
域に前記万能識別情報が導出表示され、かつ、前記第2
可変表示領域でまだ前記識別情報の可変表示が行なわれ
ていることを条件に、すでに導出表示されている前記識
別情報のうち前記万能識別情報ではない識別情報が再度
可変表示開始されるために、たとえば、前記複数の可変
表示領域の表示結果が前記特別の識別情報の組み合わせ
とならないことが予期される表示態様となっている際、
前記識別情報が再度可変表示開始されることにより、遊
技者に前記複数の可変表示領域の表示結果が前記特別の
識別情報の組み合わせになるかもしれないという期待感
を付与でき、かつ、前記万能識別情報は再可変表示対象
から除外されているために、遊技者にとって価値のある
万能識別情報が再度可変表示開始されてしまうことによ
って遊技者に不満を抱かせることを防止できる。一方、
前記複数の可変表示領域の表示結果が前記特別の識別情
報の組み合わせとなることが予期される表示態様となっ
ている際、前記識別情報が再度可変表示開始されること
により、遊技者に前記複数の可変表示領域の表示結果が
前記特別の識別情報の組み合わせにならないかもしれな
いという不安感を付与して遊技者の遊技に対する緊張感
を持続させることができ、かつ、前記万能識別情報は再
可変表示対象から除外されているために、遊技者にとっ
て価値のある万能識別情報が再度可変表示開始されてし
まうことによって遊技者に余りに大きな不満を抱かせる
ことを防止できる。
【0221】以上により、前記万能識別情報を有効活用
して遊技の興趣を向上させることが可能な遊技機が提供
される。
して遊技の興趣を向上させることが可能な遊技機が提供
される。
【0222】請求項3に関しては、前記複数の可変表示
領域のすべてに前記識別情報が前記予め定められた特定
の組み合わせで導出表示されており、かつ、導出表示さ
れている識別情報には、前記万能識別情報と、該万能識
別情報以外の識別情報とが含まれていることを条件に、
すでに導出表示されている前記識別情報のうち前記万能
識別情報ではない識別情報が再度可変表示開始されるた
めに、たとえば、前記複数の可変表示領域の表示態様が
前記特別の識別情報の組み合わせでない表示態様となっ
ている際、前記識別情報が再度可変表示開始されること
により、遊技者に前記複数の可変表示領域の表示結果が
前記特別の識別情報の組み合わせになるかもしれないと
いう期待感を付与でき、かつ、前記万能識別情報は再可
変表示対象から除外されているために、遊技者にとって
価値のある万能識別情報が再度可変表示開始されてしま
うことによって遊技者に不満を抱かせることを防止でき
る。一方、前記複数の可変表示領域の表示態様が前記特
別の識別情報の組み合わせの表示態様となっている際、
前記識別情報が再度可変表示開始されることにより、遊
技者に、前記複数の可変表示領域の表示態様が前記特別
の識別情報の組み合わせでない表示態様に変化するかも
しれないという不安感を付与して遊技者の遊技に対する
緊張感を持続させることができ、かつ、前記万能識別情
報は再可変表示対象から除外されているために、遊技者
にとって価値のある万能識別情報が再度可変表示開始さ
れてしまうことによって遊技者に余りに大きな不満を抱
かせることを防止できる。
領域のすべてに前記識別情報が前記予め定められた特定
の組み合わせで導出表示されており、かつ、導出表示さ
れている識別情報には、前記万能識別情報と、該万能識
別情報以外の識別情報とが含まれていることを条件に、
すでに導出表示されている前記識別情報のうち前記万能
識別情報ではない識別情報が再度可変表示開始されるた
めに、たとえば、前記複数の可変表示領域の表示態様が
前記特別の識別情報の組み合わせでない表示態様となっ
ている際、前記識別情報が再度可変表示開始されること
により、遊技者に前記複数の可変表示領域の表示結果が
前記特別の識別情報の組み合わせになるかもしれないと
いう期待感を付与でき、かつ、前記万能識別情報は再可
変表示対象から除外されているために、遊技者にとって
価値のある万能識別情報が再度可変表示開始されてしま
うことによって遊技者に不満を抱かせることを防止でき
る。一方、前記複数の可変表示領域の表示態様が前記特
別の識別情報の組み合わせの表示態様となっている際、
前記識別情報が再度可変表示開始されることにより、遊
技者に、前記複数の可変表示領域の表示態様が前記特別
の識別情報の組み合わせでない表示態様に変化するかも
しれないという不安感を付与して遊技者の遊技に対する
緊張感を持続させることができ、かつ、前記万能識別情
報は再可変表示対象から除外されているために、遊技者
にとって価値のある万能識別情報が再度可変表示開始さ
れてしまうことによって遊技者に余りに大きな不満を抱
かせることを防止できる。
【0223】以上により、前記万能識別情報を有効活用
して遊技の興趣を向上させることが可能な遊技機が提供
される。
して遊技の興趣を向上させることが可能な遊技機が提供
される。
【0224】請求項4に関しては、請求項1に関する効
果に加えて、すでに導出表示されている識別情報のうち
前記万能識別情報を除いて、導出表示時期が最も遅い識
別情報が少なくとも再度可変表示開始されるために、時
間的観点からして遊技者の記憶に最も新しい識別情報が
少なくも再度可変表示開始されることになり、これによ
り、識別情報が再可変表示開始したことを容易に遊技者
に理解させることができる。
果に加えて、すでに導出表示されている識別情報のうち
前記万能識別情報を除いて、導出表示時期が最も遅い識
別情報が少なくとも再度可変表示開始されるために、時
間的観点からして遊技者の記憶に最も新しい識別情報が
少なくも再度可変表示開始されることになり、これによ
り、識別情報が再可変表示開始したことを容易に遊技者
に理解させることができる。
【0225】請求項5に関しては、請求項2に関する効
果に加えて、すでに導出表示されている識別情報のうち
前記万能識別情報を除いて、導出表示時期が最も遅い識
別情報が少なくとも再度可変表示開始されるために、時
間的観点からして遊技者の記憶に最も新しい識別情報が
少なくも再度可変表示開始されることになり、これによ
り、識別情報が再可変表示開始したことを容易に遊技者
に理解させることができる。
果に加えて、すでに導出表示されている識別情報のうち
前記万能識別情報を除いて、導出表示時期が最も遅い識
別情報が少なくとも再度可変表示開始されるために、時
間的観点からして遊技者の記憶に最も新しい識別情報が
少なくも再度可変表示開始されることになり、これによ
り、識別情報が再可変表示開始したことを容易に遊技者
に理解させることができる。
【0226】請求項6に関しては、請求項2または請求
項5に関する効果に加えて、前記複数の可変表示領域の
うち1つの可変表示領域を除く他の可変表示領域のすべ
てに前記識別情報が導出表示され、前記1つの可変表示
領域で前記識別情報の可変表示が行なわれており、か
つ、前記複数の可変表示領域の表示結果が前記特定の識
別情報の組み合わせとなる可能性があるが前記特別の識
別情報の組合せとなる可能性のない表示態様であること
を条件に、前記複数の可変表示領域の表示態様が前記特
別の識別情報の組み合わせとなる可能性のある表示態様
に変更されるために、前記識別情報が再度可変表示開始
されることにより、遊技者に前記複数の可変表示領域の
表示結果が前記特別の識別情報の組み合わせになるかも
しれないという期待感を付与できる。
項5に関する効果に加えて、前記複数の可変表示領域の
うち1つの可変表示領域を除く他の可変表示領域のすべ
てに前記識別情報が導出表示され、前記1つの可変表示
領域で前記識別情報の可変表示が行なわれており、か
つ、前記複数の可変表示領域の表示結果が前記特定の識
別情報の組み合わせとなる可能性があるが前記特別の識
別情報の組合せとなる可能性のない表示態様であること
を条件に、前記複数の可変表示領域の表示態様が前記特
別の識別情報の組み合わせとなる可能性のある表示態様
に変更されるために、前記識別情報が再度可変表示開始
されることにより、遊技者に前記複数の可変表示領域の
表示結果が前記特別の識別情報の組み合わせになるかも
しれないという期待感を付与できる。
【0227】請求項7に関しては、請求項1から請求項
3のいずれかに関する効果に加えて、すでに導出表示さ
れている識別情報が停止状態とは異なる所定の準停止表
示態様で前記可変表示装置に継続的に視認可能に表示さ
れるために、前記識別情報が再度可変表示などするかも
知れないという感覚を遊技者に付与でき、これにより、
遊技に緊張感を与えることができる。
3のいずれかに関する効果に加えて、すでに導出表示さ
れている識別情報が停止状態とは異なる所定の準停止表
示態様で前記可変表示装置に継続的に視認可能に表示さ
れるために、前記識別情報が再度可変表示などするかも
知れないという感覚を遊技者に付与でき、これにより、
遊技に緊張感を与えることができる。
【0228】請求項8に関しては、請求項7に関する効
果に加えて、前記識別情報を前記可変表示領域の可変表
示方向に沿って振動表示することにより前記準停止表示
制御が行なわれるために、該準停止表示制御の制御デー
タを少なくすることができ、これにより、制御が容易と
なる。
果に加えて、前記識別情報を前記可変表示領域の可変表
示方向に沿って振動表示することにより前記準停止表示
制御が行なわれるために、該準停止表示制御の制御デー
タを少なくすることができ、これにより、制御が容易と
なる。
【0229】請求項9に関しては、請求項1から請求項
3のいずれかに関する効果に加えて前記可変表示領域に
前記万能識別情報が導出表示されてから所定時間が経過
した時点で前記識別情報を再度可変表示開始させる表示
制御がなされるために、前記識別情報の再度の可変表示
が行なわれるか否かに関心を持つ遊技者に対していつま
でも再度の可変表示が行なわれるか否か未確定のままで
遊技が提供されてしまうことにより、遊技者が不満を感
じてしまうことを防止できる。
3のいずれかに関する効果に加えて前記可変表示領域に
前記万能識別情報が導出表示されてから所定時間が経過
した時点で前記識別情報を再度可変表示開始させる表示
制御がなされるために、前記識別情報の再度の可変表示
が行なわれるか否かに関心を持つ遊技者に対していつま
でも再度の可変表示が行なわれるか否か未確定のままで
遊技が提供されてしまうことにより、遊技者が不満を感
じてしまうことを防止できる。
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】遊技制御基板に形成された回路の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】遊技制御基板に形成された回路の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】可変表示装置に用いられている可変表示制御基
板に形成された回路の構成を示すブロック図である。
板に形成された回路の構成を示すブロック図である。
【図5】大当りの決定、停止図柄の種類の決定、リーチ
動作種類の決定に用いられる各種ランダムカウンタを説
明するための説明図である。
動作種類の決定に用いられる各種ランダムカウンタを説
明するための説明図である。
【図6】ランダムカウンタの値により大当りを発生させ
るか否かを事前に決定するための手順を示すフローチャ
ートである。
るか否かを事前に決定するための手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】リーチ動作設定処理の内容を示すフローチャー
トである。
トである。
【図8】リーチ動作実行処理の内容を示すフローチャー
トである。
トである。
【図9】左、中図柄停止処理の内容を示すフローチャー
トである。
トである。
【図10】左、右図柄停止処理の内容を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図11】ノーマルリーチ停止処理の内容を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図12】揺れリーチ(大)停止処理の内容を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図13】カウントダウンリーチ停止処理の内容を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図14】カウントダウンリーチ停止処理の内容を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図15】カウントダウンリーチ停止処理の内容を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図16】カウントダウンリーチ停止処理の内容を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図17】カウントダウンリーチ停止処理の内容を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図18】再変動リーチ停止処理の内容を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図19】図柄配列表を示す図である。
【図20】ノーマルリーチが成立することを条件に表示
される可変表示態様例を示す図である。
される可変表示態様例を示す図である。
【図21】オールマイティ図柄によるノーマルリーチ
が成立することを条件に表示される可変表示態様例を示
す図である。
が成立することを条件に表示される可変表示態様例を示
す図である。
【図22】オールマイティ図柄によるノーマルリーチ
が成立することを条件に表示される可変表示態様例を示
す図である。
が成立することを条件に表示される可変表示態様例を示
す図である。
【図23】オールマイティ図柄によるノーマルリーチ
が成立することを条件に表示される可変表示態様例を示
す図である。
が成立することを条件に表示される可変表示態様例を示
す図である。
【図24】オールマイティ図柄によるノーマルリーチ
が成立することを条件に表示される可変表示態様例を示
す図である。
が成立することを条件に表示される可変表示態様例を示
す図である。
【図25】揺れリーチ(大)が成立することを条件に表
示される可変表示態様例を示す図である。
示される可変表示態様例を示す図である。
【図26】カウントダウンリーチが成立することを条
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
【図27】カウントダウンリーチが成立することを条
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
【図28】カウントダウンリーチが成立することを条
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
【図29】カウントダウンリーチが成立することを条
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
【図30】カウントダウンリーチが成立することを条
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
【図31】カウントダウンリーチが成立することを条
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
【図32】カウントダウンリーチが成立することを条
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
【図33】カウントダウンリーチが成立することを条
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
件に表示される可変表示態様例を示す図である。
【図34】再変動リーチが成立することを条件に表示さ
れる可変表示態様例を示す図である。
れる可変表示態様例を示す図である。
【図35】再変動リーチが成立することを条件に表示さ
れる可変表示態様例を示す図である。
れる可変表示態様例を示す図である。
1はパチンコ遊技機、3は遊技領域、4は可変表示装
置、5は可変表示部、45は基本回路、67はCRTコ
ントロール回路、216は可変表示制御基板である。
置、5は可変表示部、45は基本回路、67はCRTコ
ントロール回路、216は可変表示制御基板である。
Claims (9)
- 【請求項1】 複数種類の識別情報を可変表示可能な可
変表示領域を複数備えた可変表示装置を有し、前記複数
の可変表示領域の表示結果が予め定められた特定の識別
情報の組み合わせとなった場合に遊技状態が遊技者にと
って有利な遊技状態に制御可能となる遊技機であって、 前記可変表示領域の表示結果を導出表示させるための表
示制御が可能な可変表示制御手段を含み、 該可変表示制御手段は、 前記表示制御の途中において一旦前記複数の可変表示領
域のすべてに識別情報が導出表示された際に、 最後に前記識別情報が導出表示された所定の可変表示領
域に前記複数種類の識別情報のうち少なくとも2種類の
識別情報と同一種類の識別情報であるとみなされる万能
識別情報が導出表示されており、 かつ、前記所定の可変表示領域以外の前記複数の可変表
示領域に導出表示されている識別情報の組合せが前記特
定の識別情報の組合せとなる条件を満たさないことを条
件に、 前記所定の可変表示領域以外の可変表示領域のうち少な
くとも1つで前記識別情報を再度可変表示開始させる表
示制御が可能な再可変表示制御手段を含むことを特徴と
する、遊技機。 - 【請求項2】 複数種類の識別情報を可変表示可能な可
変表示領域を複数備えた可変表示装置を有し、前記複数
の可変表示領域の表示結果が予め定められた特定の識別
情報の組み合わせとなった場合に遊技状態が遊技者にと
って有利な遊技状態に制御可能となり、前記表示結果が
前記特定の識別情報の組み合わせの中でも特に特別の識
別情報の組み合わせであった場合には該特別の識別情報
の組み合わせでない場合に比較して遊技状態が遊技者に
とってより有利な遊技状態に制御可能となる遊技機であ
って、 前記可変表示領域の表示結果を導出表示させるための表
示制御が可能な可変表示制御手段を含み、 前記複数の可変表示領域は、 最初に前記識別情報が導出表示される第1可変表示領域
と、 最後に前記識別情報が導出表示される第2可変表示領域
と、 前記第1可変表示領域で前記識別情報が導出表示された
後、前記第2可変表示領域で前記識別情報が導出表示さ
れるまでの間に前記識別情報が導出表示される可変表示
領域であって前記複数種類の識別情報のうち少なくとも
2種類の識別情報と同一種類の識別情報であるとみなさ
れる万能識別情報を含む前記複数種類の識別情報が可変
表示される第3可変表示領域とを含み、 前記可変表示制御手段は、 前記第3可変表示領域に前記万能識別情報が導出表示さ
れ、かつ、前記第2可変表示領域でまだ前記識別情報の
可変表示が行なわれていることを条件に、 すでに導出表示されている前記識別情報のうち前記万能
識別情報ではない識別情報を再度可変表示開始させる表
示制御が可能な再可変表示制御手段を含むことを特徴と
する、遊技機。 - 【請求項3】 複数種類の識別情報を可変表示可能な可
変表示領域を複数備えた可変表示装置を有し、前記複数
の可変表示領域の表示結果が予め定められた特定の識別
情報の組み合わせとなった場合に遊技状態が遊技者にと
って有利な遊技状態に制御可能となり、前記表示結果が
前記特定の識別情報の組み合わせの中でも特に特別の識
別情報の組み合わせであった場合には該特別の識別情報
の組み合わせでない場合に比較して遊技状態が遊技者に
とってより有利な遊技状態に制御可能となる遊技機であ
って、 前記可変表示領域の表示結果を導出表示させるための表
示制御が可能な可変表示制御手段を含み、 該可変表示制御手段は、 前記複数の可変表示領域のすべてに前記識別情報が前記
予め定められた特定の組み合わせで導出表示されてお
り、 かつ、導出表示されている識別情報には、前記複数種類
の識別情報のうち少なくとも2種類の識別情報と同一種
類の識別情報であるとみなされる万能識別情報と、該万
能識別情報以外の識別情報とが含まれていることを条件
に、 すでに導出表示されている前記識別情報のうち前記万能
識別情報ではない識別情報を再度可変表示開始させる表
示制御が可能な再可変表示制御手段を含むことを特徴と
する、遊技機。 - 【請求項4】 前記再可変表示制御手段は、すでに導出
表示されている識別情報のうち前記万能識別情報を除い
て、導出表示時期が最も遅い識別情報を少なくとも再度
可変表示開始させることを特徴とする、請求項1に記載
の遊技機。 - 【請求項5】 前記再可変表示制御手段は、すでに導出
表示されている識別情報のうち前記万能識別情報を除い
て、導出表示時期が最も遅い識別情報を少なくとも再度
可変表示開始させることを特徴とする、請求項2に記載
の遊技機。 - 【請求項6】 前記再可変表示制御手段は、 前記複数の可変表示領域のうち1つの可変表示領域を除
く他の可変表示領域のすべてに前記識別情報が導出表示
され、前記1つの可変表示領域で前記識別情報の可変表
示が行なわれており、 かつ、前記複数の可変表示領域の表示結果が前記特定の
識別情報の組み合わせとなる可能性があるが前記特別の
識別情報の組合せとなる可能性のない表示態様であるこ
とを条件に、 前記表示制御を行なって、前記複数の可変表示領域の表
示態様を前記特別の識別情報の組み合わせとなる可能性
のある表示態様に変更可能であることを特徴とする、請
求項2または請求項5に記載の遊技機。 - 【請求項7】 前記可変表示制御手段は、前記表示制御
の途中段階で、すでに導出表示されている識別情報を停
止状態とは異なる所定の準停止表示態様で前記可変表示
領域に継続的に視認可能に表示させる準停止表示制御が
可能な準停止表示制御手段を含むことを特徴とする、請
求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機。 - 【請求項8】 前記準停止表示制御手段は、前記識別情
報を前記可変表示領域の可変表示方向に沿って振動させ
て表示することにより前記準停止表示制御を行なうこと
を特徴とする、請求項7に記載の遊技機。 - 【請求項9】 前記再可変表示制御手段は、前記可変表
示領域に前記万能識別情報が導出表示されてから所定時
間が経過した時点で前記表示制御を行なうことを特徴と
する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9301964A JPH11128469A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9301964A JPH11128469A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11128469A true JPH11128469A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17903254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9301964A Withdrawn JPH11128469A (ja) | 1997-11-04 | 1997-11-04 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11128469A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002011182A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-15 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2004081323A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Takeya Co Ltd | 遊技機 |
JP2005087378A (ja) * | 2003-09-16 | 2005-04-07 | Heiwa Corp | 遊技機 |
JP2009254420A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-11-05 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2013184007A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2013184008A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2018102983A (ja) * | 2018-03-29 | 2018-07-05 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2019025234A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
JP2020203178A (ja) * | 2020-09-29 | 2020-12-24 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
-
1997
- 1997-11-04 JP JP9301964A patent/JPH11128469A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002011182A (ja) * | 2000-06-30 | 2002-01-15 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2004081323A (ja) * | 2002-08-23 | 2004-03-18 | Takeya Co Ltd | 遊技機 |
JP2005087378A (ja) * | 2003-09-16 | 2005-04-07 | Heiwa Corp | 遊技機 |
JP2009254420A (ja) * | 2008-04-11 | 2009-11-05 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2013184007A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2013184008A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Sankyo Co Ltd | 遊技機 |
JP2019025234A (ja) * | 2017-08-03 | 2019-02-21 | 株式会社藤商事 | 遊技機 |
JP2018102983A (ja) * | 2018-03-29 | 2018-07-05 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
JP2020203178A (ja) * | 2020-09-29 | 2020-12-24 | 株式会社サンセイアールアンドディ | 遊技機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041020 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080417 |