JPH11128355A - カテーテル - Google Patents
カテーテルInfo
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- JPH11128355A JPH11128355A JP9297458A JP29745897A JPH11128355A JP H11128355 A JPH11128355 A JP H11128355A JP 9297458 A JP9297458 A JP 9297458A JP 29745897 A JP29745897 A JP 29745897A JP H11128355 A JPH11128355 A JP H11128355A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/0021—Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61M25/0021—Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing
- A61M25/0023—Catheters; Hollow probes characterised by the form of the tubing by the form of the lumen, e.g. cross-section, variable diameter
-
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インナーチューブの回動を円滑に行えるカテ
ーテルを提供すること。 【解決手段】 患部１８に対応した形状に適宜形成され
た先端部を備えたインナーチューブ１１、前記インナー
チューブ１１上に移動可能に装架されたアウターチュー
ブ１２並びに前記移動を妨げずに前記インナーチューブ
１１の前記アウターチューブ１２との一体回動を可能な
らしめる連結機構からなるカテーテル１０を構成したこ
と。
ーテルを提供すること。 【解決手段】 患部１８に対応した形状に適宜形成され
た先端部を備えたインナーチューブ１１、前記インナー
チューブ１１上に移動可能に装架されたアウターチュー
ブ１２並びに前記移動を妨げずに前記インナーチューブ
１１の前記アウターチューブ１２との一体回動を可能な
らしめる連結機構からなるカテーテル１０を構成したこ
と。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カテーテルに関
し、特にアウターチューブにガイドされたインナーチュ
ーブの先端部が体内において向きを変えれるようにした
カテーテルに関するものである。
し、特にアウターチューブにガイドされたインナーチュ
ーブの先端部が体内において向きを変えれるようにした
カテーテルに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上記形式のカテーテルは、例えば、特開
平２−１３４７２号公報や特開平４−２３１０６８号公
報に開示されている。この従来のカテーテルにおいて
は、インナーチューブの先端部は、インナーチューブを
静的に保持されたアウターチューブに対して相対回動さ
せることにより、その向きを変更することができるよう
になっている。そして、インナーチューブのアウターチ
ューブに対する相対回動を許容するために、両者間にク
リアランスが設けられる。
平２−１３４７２号公報や特開平４−２３１０６８号公
報に開示されている。この従来のカテーテルにおいて
は、インナーチューブの先端部は、インナーチューブを
静的に保持されたアウターチューブに対して相対回動さ
せることにより、その向きを変更することができるよう
になっている。そして、インナーチューブのアウターチ
ューブに対する相対回動を許容するために、両者間にク
リアランスが設けられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したカ
テーテルにおいては、全体として外径を能う限り小さく
することが要求されており、また、インナーチューブの
内部を通過する造影剤の量をある程度確保する必要性か
ら、インナーチューブの内径は能う限り大きく設定する
ことが要請される。上記したクリアランスは、かような
二律背反的な要請の影響を受けて、製作上可能なところ
まで、小さく設定される。そうすると、インナーチュー
ブ及びアウターチューブの材料を摩擦係数が小さいもの
を選んだとしても、実際に当該カテーテルを使用するに
際しては、回動せんとするインナーチューブが静止せる
アウターチューブと干渉し、インナーチューブのアウタ
ーチューブに対する相対回動が円滑になし得ないという
不具合がある。また、アウターチューブのインナーチュ
ーブに対する相対位置が固定されないので、当該カテー
テルの使用中に位置ズレの危惧がある。さらには、アウ
ターチューブのインナーチューブに対する相対位置が表
示されないので、使いずらいという不具合がある。
テーテルにおいては、全体として外径を能う限り小さく
することが要求されており、また、インナーチューブの
内部を通過する造影剤の量をある程度確保する必要性か
ら、インナーチューブの内径は能う限り大きく設定する
ことが要請される。上記したクリアランスは、かような
二律背反的な要請の影響を受けて、製作上可能なところ
まで、小さく設定される。そうすると、インナーチュー
ブ及びアウターチューブの材料を摩擦係数が小さいもの
を選んだとしても、実際に当該カテーテルを使用するに
際しては、回動せんとするインナーチューブが静止せる
アウターチューブと干渉し、インナーチューブのアウタ
ーチューブに対する相対回動が円滑になし得ないという
不具合がある。また、アウターチューブのインナーチュ
ーブに対する相対位置が固定されないので、当該カテー
テルの使用中に位置ズレの危惧がある。さらには、アウ
ターチューブのインナーチューブに対する相対位置が表
示されないので、使いずらいという不具合がある。
【０００４】それ故に、本発明は、かような不具合を除
去したカテーテルを提供することを、その技術的課題と
するものである。
去したカテーテルを提供することを、その技術的課題と
するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明の請求項１において講じた技術的手段
（第１の構成）は、患部に対応した形状に適宜形成され
た先端部を備えたインナーチューブ、前記インナーチュ
ーブ上に移動可能に装架されたアウターチューブ並びに
前記移動を妨げずに前記インナーチューブの前記アウタ
ーチューブとの一体回動を可能ならしめる連結機構から
なるカテーテルを構成したことである。。
るために、本発明の請求項１において講じた技術的手段
（第１の構成）は、患部に対応した形状に適宜形成され
た先端部を備えたインナーチューブ、前記インナーチュ
ーブ上に移動可能に装架されたアウターチューブ並びに
前記移動を妨げずに前記インナーチューブの前記アウタ
ーチューブとの一体回動を可能ならしめる連結機構から
なるカテーテルを構成したことである。。
【０００６】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項２において講じた技術的手段（第２の構成）
は、患部に対応した形状に適宜形成された先端部を備え
たインナーチューブ、前記インナーチューブ上に移動可
能に装架されたアウターチューブ並びに前記移動を任意
の位置で停止・固定するロック機構からなるカテーテル
を構成したことである。
の請求項２において講じた技術的手段（第２の構成）
は、患部に対応した形状に適宜形成された先端部を備え
たインナーチューブ、前記インナーチューブ上に移動可
能に装架されたアウターチューブ並びに前記移動を任意
の位置で停止・固定するロック機構からなるカテーテル
を構成したことである。
【０００７】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項３において講じた技術的手段（第３の構成）
は、患部に対応した形状に適宜形成された先端部を備え
たインナーチューブ、前記インナーチューブ上に移動可
能に装架されたアウターチューブ並びに前記移動の量を
表示する表示機構からなるカテーテルを構成したことで
ある。
の請求項３において講じた技術的手段（第３の構成）
は、患部に対応した形状に適宜形成された先端部を備え
たインナーチューブ、前記インナーチューブ上に移動可
能に装架されたアウターチューブ並びに前記移動の量を
表示する表示機構からなるカテーテルを構成したことで
ある。
【０００８】
【作用および効果】上記第１の構成による作用・効果：
インナーチューブの向きの変更は、アウターチューブと
の一体回動によりなされるので、アウターチューブに対
して相対回動する場合に比べて、円滑になされる。
インナーチューブの向きの変更は、アウターチューブと
の一体回動によりなされるので、アウターチューブに対
して相対回動する場合に比べて、円滑になされる。
【０００９】上記第２の構成による作用・効果：ロック
機構により、インナーチューブ上のアウターチューブの
移動を任意の位置で停止・固定できるので、カテーテル
使用中の位置ズレを防止できる。
機構により、インナーチューブ上のアウターチューブの
移動を任意の位置で停止・固定できるので、カテーテル
使用中の位置ズレを防止できる。
【００１０】上記第３の構成による作用・効果：表示機
構により、アウターチューブのインナーチューブ上の移
動量を表示できるので、カテテル操作を楽に行える。
構により、アウターチューブのインナーチューブ上の移
動量を表示できるので、カテテル操作を楽に行える。
【００１１】
【実施の態様】以下、本発明の実施の態様を添付図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【００１２】図１および図２において、カテーテル１０
はインナーチューブ１１を備える。インナーチューブ１
１の先端部（図面の左端部）は、患部（検査や治療の対
象となる血管部位等）に応じて、適宜、望ましい形状に
屈曲形成される。インナーチューブ１１上を、筒状に形
成されたアウターチューブ１２が軸方向移動可能に装架
されているが、後述するように、インナーチューブ１１
はアウターチューブ１２と一体的に回動するようになっ
ている。アウターチューブ１２の基端部（図面の右端
部）には、持ちやすいように、把持部材２１が設けられ
ている。
はインナーチューブ１１を備える。インナーチューブ１
１の先端部（図面の左端部）は、患部（検査や治療の対
象となる血管部位等）に応じて、適宜、望ましい形状に
屈曲形成される。インナーチューブ１１上を、筒状に形
成されたアウターチューブ１２が軸方向移動可能に装架
されているが、後述するように、インナーチューブ１１
はアウターチューブ１２と一体的に回動するようになっ
ている。アウターチューブ１２の基端部（図面の右端
部）には、持ちやすいように、把持部材２１が設けられ
ている。
【００１３】特に図２において明瞭に示されるように、
アウターチューブ１２の断面は真円形状であるが、アウ
ターチューブ１２内を軸方向に貫通するガイド孔１３の
断面形状は矩形（正方形）となっている。しかして、ガ
イド孔１３に沿って軸方向に移動するインナーチューブ
１１の断面形状は矩形（正方形）となっており、アウタ
ーチューブ１２のガイド孔１３の内周とインナーチュー
ブ１１の外周との間にはクリアランス１５形成されてい
る。インナーチューブ１１の断面形状及びアウターチュ
ーブ１２のガイド孔１３をかような形状に設定すること
により、インナーチューブ１１及びアウターチューブ１
２の何れかを回転させることにより双方が一体的に回転
するので、クリアランス１５の精度管理は、インナーチ
ューブ１１のガイド孔１３に沿う移動が円滑に行われる
ことにを保証するだけであるので、インナーチューブ１
１がガイド孔１３との間に摩擦することなしに回転でき
るように精度管理する場合に比べれば、頗る楽に行え
る。
アウターチューブ１２の断面は真円形状であるが、アウ
ターチューブ１２内を軸方向に貫通するガイド孔１３の
断面形状は矩形（正方形）となっている。しかして、ガ
イド孔１３に沿って軸方向に移動するインナーチューブ
１１の断面形状は矩形（正方形）となっており、アウタ
ーチューブ１２のガイド孔１３の内周とインナーチュー
ブ１１の外周との間にはクリアランス１５形成されてい
る。インナーチューブ１１の断面形状及びアウターチュ
ーブ１２のガイド孔１３をかような形状に設定すること
により、インナーチューブ１１及びアウターチューブ１
２の何れかを回転させることにより双方が一体的に回転
するので、クリアランス１５の精度管理は、インナーチ
ューブ１１のガイド孔１３に沿う移動が円滑に行われる
ことにを保証するだけであるので、インナーチューブ１
１がガイド孔１３との間に摩擦することなしに回転でき
るように精度管理する場合に比べれば、頗る楽に行え
る。
【００１４】インナーチューブ１１の基端部（図面の右
端部）は、コネクタ９０を介して他のチューブ１６が連
結されている。しかして、このチューブ１６は注射器
（図示略）が連結され、この注射器から、例えば造影材
がインナーチューブ１１内を軸方向に貫通する内腔通路
１７に供給される。しかして、図３に示すように、周知
の方法でカテーテル１０が体内に挿入された後、インナ
ーチューブ１１を軸方向移動及び回動すれば、インナー
チューブ１１の先端部を患部１８に近接した位置に偏移
でき、この位置において、インナーチューブ１１の先端
部から患部１８に、内腔通路１７を通過して来た造影材
が供給されるようになっている。
端部）は、コネクタ９０を介して他のチューブ１６が連
結されている。しかして、このチューブ１６は注射器
（図示略）が連結され、この注射器から、例えば造影材
がインナーチューブ１１内を軸方向に貫通する内腔通路
１７に供給される。しかして、図３に示すように、周知
の方法でカテーテル１０が体内に挿入された後、インナ
ーチューブ１１を軸方向移動及び回動すれば、インナー
チューブ１１の先端部を患部１８に近接した位置に偏移
でき、この位置において、インナーチューブ１１の先端
部から患部１８に、内腔通路１７を通過して来た造影材
が供給されるようになっている。
【００１５】インナーチューブ１１の基端部側には目盛
り１９が刻設ないし表示されており、これにより、アウ
ターチューブ１２がインナーチューブ１１上をどれだけ
移動したかが容易に把握できるようになっている。ま
た、インナーチューブ１１の先端部にはソフトチップ１
４が設けられている。このソフトチップ１４により、カ
テーテル１０の使用時にインナーチューブ１１の先端部
が血管壁に当たる襲撃度合いを能う限り和らげるように
している。このソフトチップ１４の外径の大きさを適宜
調整しておけば、アウターチューブ１２が左方向に移動
した場合、アウターチューブ１２の先端部（左端部）が
インナーチューブ１１の先端部と係合して、更なる左方
向への移動が阻止される。これにより、アウターチュー
ブ１２の移動は、コネクタ９０とソフトチップ１４との
間に制限され、アウターチューブ１２がインナーチュー
ブ１１上から抜け出るのが阻止される。
り１９が刻設ないし表示されており、これにより、アウ
ターチューブ１２がインナーチューブ１１上をどれだけ
移動したかが容易に把握できるようになっている。ま
た、インナーチューブ１１の先端部にはソフトチップ１
４が設けられている。このソフトチップ１４により、カ
テーテル１０の使用時にインナーチューブ１１の先端部
が血管壁に当たる襲撃度合いを能う限り和らげるように
している。このソフトチップ１４の外径の大きさを適宜
調整しておけば、アウターチューブ１２が左方向に移動
した場合、アウターチューブ１２の先端部（左端部）が
インナーチューブ１１の先端部と係合して、更なる左方
向への移動が阻止される。これにより、アウターチュー
ブ１２の移動は、コネクタ９０とソフトチップ１４との
間に制限され、アウターチューブ１２がインナーチュー
ブ１１上から抜け出るのが阻止される。
【００１６】尚、インナーチューブ１１及びアウターチ
ューブ１２の材料・内部構造は従来のものと同じで良
い。すなわち、材料としては、ポリアミド、ポリウレタ
ン、ポリエチレン等を用いることが出来、場合によって
は（更に強い曲げ強度や硬さを得る場合など）、これら
の何れか一を混合した材料を用いても良い。また、内部
構造についても、単層チューブでも良いし、２層以上多
層チューブとしても良い。後者の場合は、更に、隣接す
る２層間にステンレスステールその他の金属で形成され
たメッシュを編み込んでも良い。尚、Ｘ線での造影でカ
テーテルを見やすくすために、インナーチューブ１１
（場合によってはアウターチューブ１２）の材料とし
て、バリウムその他のＸ線不透過材を混入したものを用
いても良い。
ューブ１２の材料・内部構造は従来のものと同じで良
い。すなわち、材料としては、ポリアミド、ポリウレタ
ン、ポリエチレン等を用いることが出来、場合によって
は（更に強い曲げ強度や硬さを得る場合など）、これら
の何れか一を混合した材料を用いても良い。また、内部
構造についても、単層チューブでも良いし、２層以上多
層チューブとしても良い。後者の場合は、更に、隣接す
る２層間にステンレスステールその他の金属で形成され
たメッシュを編み込んでも良い。尚、Ｘ線での造影でカ
テーテルを見やすくすために、インナーチューブ１１
（場合によってはアウターチューブ１２）の材料とし
て、バリウムその他のＸ線不透過材を混入したものを用
いても良い。
【００１７】上記したカテーテル１０においては、アウ
ターチューブ１２内を軸方向に貫通するガイド孔１３の
断面形状及びガイド孔１３に沿って軸方向に移動するイ
ンナーチューブ１１の断面形状は、双方共に、全長に亘
って矩形（正方形）となっている。しかして、かような
構造を採用したのは、何れか一方を回動したときに双方
が同時ないし一体回動させるためであるから、この目的
を達成できれば、上記した構造に限定されず、他の構造
を採用しても良い。すなわち、図４ないし図６に示すよ
うに、アウターチューブ１２内を軸方向に貫通するガイ
ド孔１３の断面形状及びガイド孔１３に沿って軸方向に
移動するインナーチューブ１１の断面形状は、双方共
に、部分的に、矩形（正方形）に形成し、他の部分につ
いては、アウターチューブ１２内を軸方向に貫通するガ
イド孔１３の断面形状及びガイド孔１３に沿って軸方向
に移動するインナーチューブ１１の断面形状を、双方と
も円形としても良い。この場合、アウターチューブ１２
の左側の断面形状も円形となる。
ターチューブ１２内を軸方向に貫通するガイド孔１３の
断面形状及びガイド孔１３に沿って軸方向に移動するイ
ンナーチューブ１１の断面形状は、双方共に、全長に亘
って矩形（正方形）となっている。しかして、かような
構造を採用したのは、何れか一方を回動したときに双方
が同時ないし一体回動させるためであるから、この目的
を達成できれば、上記した構造に限定されず、他の構造
を採用しても良い。すなわち、図４ないし図６に示すよ
うに、アウターチューブ１２内を軸方向に貫通するガイ
ド孔１３の断面形状及びガイド孔１３に沿って軸方向に
移動するインナーチューブ１１の断面形状は、双方共
に、部分的に、矩形（正方形）に形成し、他の部分につ
いては、アウターチューブ１２内を軸方向に貫通するガ
イド孔１３の断面形状及びガイド孔１３に沿って軸方向
に移動するインナーチューブ１１の断面形状を、双方と
も円形としても良い。この場合、アウターチューブ１２
の左側の断面形状も円形となる。
【００１８】図７及び図８（図９）に示されるように、
断面形状が真円形状のインナーチューブ１１の外周部に
はキー２０ａ付の部材２０（小判形の部材３０）が固定
されており、アウターチューブ１２を軸方向に貫通する
ガイド孔１３の断面形状は、インナーチューブ１１及び
アウターチューブ１２の同時ないしは一体回動を可能な
らしめるべく、部材２０（部材３０）と相似する形状に
形成されている。尚、図７に示す装置においては、把持
部材２１はアウターチューブ１２上に設けられている。
図１０ないし図１２に示すように、アウターチューブ
１２の外側に配置されたブラケット４０には軸方向に一
対のスリット４１が形成されている。このスリット４１
にガイドされる部材４３の中央がアウターチューブ１２
の外側と連結されている。そしてブラケット４０の右端
部がコネクタ９０に一体的に設けられている。かような
構造を採用することにより、部材４３の操作のみで、ア
ウターチューブ１２及びインナーチューブ１１の一体回
動ならびにアウターチューブ１２の軸方向移動を行う事
ができる。尚、スリット４０の形状は、図示した直線状
のものに限られず、螺旋状のものでも、階段形状（ステ
ップ形状）のものでも良い。
断面形状が真円形状のインナーチューブ１１の外周部に
はキー２０ａ付の部材２０（小判形の部材３０）が固定
されており、アウターチューブ１２を軸方向に貫通する
ガイド孔１３の断面形状は、インナーチューブ１１及び
アウターチューブ１２の同時ないしは一体回動を可能な
らしめるべく、部材２０（部材３０）と相似する形状に
形成されている。尚、図７に示す装置においては、把持
部材２１はアウターチューブ１２上に設けられている。
図１０ないし図１２に示すように、アウターチューブ
１２の外側に配置されたブラケット４０には軸方向に一
対のスリット４１が形成されている。このスリット４１
にガイドされる部材４３の中央がアウターチューブ１２
の外側と連結されている。そしてブラケット４０の右端
部がコネクタ９０に一体的に設けられている。かような
構造を採用することにより、部材４３の操作のみで、ア
ウターチューブ１２及びインナーチューブ１１の一体回
動ならびにアウターチューブ１２の軸方向移動を行う事
ができる。尚、スリット４０の形状は、図示した直線状
のものに限られず、螺旋状のものでも、階段形状（ステ
ップ形状）のものでも良い。
【００１９】図１３に示すように、アウターチューブ１
２上には一対の突起５１が一体的に設けられており、ま
た、アウターチューブ１２上にはリング体５２が軸方向
移動可能に装架されている。そして、図１４に示すよう
に、リング体５２が突起５１方向に軸方向移動して突起
５１上に乗り上げるとアウターチューブ１２の径が縮小
し、インナーチューブ１１を締め付ける。かくして、イ
ンナーチューブ１１が、リング体５２と一対の突起５１
により構成されるロック機構５３によりロックされ、ア
ウターチューブ１２を任意の位置で固定できる。
２上には一対の突起５１が一体的に設けられており、ま
た、アウターチューブ１２上にはリング体５２が軸方向
移動可能に装架されている。そして、図１４に示すよう
に、リング体５２が突起５１方向に軸方向移動して突起
５１上に乗り上げるとアウターチューブ１２の径が縮小
し、インナーチューブ１１を締め付ける。かくして、イ
ンナーチューブ１１が、リング体５２と一対の突起５１
により構成されるロック機構５３によりロックされ、ア
ウターチューブ１２を任意の位置で固定できる。
【００２０】アウターチューブ１２をインナーチューブ
１１に対する任意の位置で固定するロック機構として、
図１５及び図１６に示すように弾性体で形成された割り
溝５４入りのチューブ５５を用いても良い。
１１に対する任意の位置で固定するロック機構として、
図１５及び図１６に示すように弾性体で形成された割り
溝５４入りのチューブ５５を用いても良い。
【００２１】ロック機構５３の第２の例として、図１７
に示すものがある。これは、図１０ないし図１２にて示
した構造において、部材４２の両側に形成した、一対の
クサビ５６をスリット４１に嵌合したものである。
に示すものがある。これは、図１０ないし図１２にて示
した構造において、部材４２の両側に形成した、一対の
クサビ５６をスリット４１に嵌合したものである。
【００２２】ロック機構５３の第３の例として、図１８
及び図１９に示すものがある。これは、図１０ないし図
１２にて示した構造において、ブラケット４０上に固定
された部材５５の内周に、移動部材５０に一体形成され
たクサビ５６を軸方向に嵌合させたものである。
及び図１９に示すものがある。これは、図１０ないし図
１２にて示した構造において、ブラケット４０上に固定
された部材５５の内周に、移動部材５０に一体形成され
たクサビ５６を軸方向に嵌合させたものである。
【００２３】ロック機構５３の第４の例として、図２０
に示すものがある。これは、図１０ないし図１２にて示
した構造において、部材４２に割り溝４２ａが形成され
た筒部４３を形成したものである。そして、この筒部４
３の上に装架されたナット体６０を、筒部４３のネジ部
６１に螺合させれば、図２１に示すように、筒部４３が
縮径し、部材４２のブラケット４０上の移動が阻止され
る。これにより、アウターインナーチューブ１２がロッ
クされる。
に示すものがある。これは、図１０ないし図１２にて示
した構造において、部材４２に割り溝４２ａが形成され
た筒部４３を形成したものである。そして、この筒部４
３の上に装架されたナット体６０を、筒部４３のネジ部
６１に螺合させれば、図２１に示すように、筒部４３が
縮径し、部材４２のブラケット４０上の移動が阻止され
る。これにより、アウターインナーチューブ１２がロッ
クされる。
【００２４】図２２に示す構造は、図１０ないし図１２
にて示した構造において、ブラケット４０とアウターチ
ューブ１２との間に弾性連結体７０を設け、カテーテル
１０を屈曲させたときの毀損防止を図ったものである。
にて示した構造において、ブラケット４０とアウターチ
ューブ１２との間に弾性連結体７０を設け、カテーテル
１０を屈曲させたときの毀損防止を図ったものである。
【図１】本発明の第１の実施形態に係るカテーテルの側
面図である。
面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】図１に示すカテーテルの使用状態を示す図であ
る。
る。
【図４】本発明の第２の実施形態に係るカテーテルの側
面図である。
面図である。
【図５】図４のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【図６】図４のＣ−Ｃ線に沿う断面図である。
【図７】本発明の第３の実施形態に係るカテーテルの側
面図である。
面図である。
【図８】図７のＤ−Ｄ線に沿う断面図である。
【図９】図８に示す構造の変形例を示す図である。
【図１０】本発明の第４の実施形態に係るカテーテルの
側面図である。
側面図である。
【図１１】本発明の第５の実施形態に係るカテーテルの
側面図である。
側面図である。
【図１２】図１１のＥ−Ｅ線に沿う断面図である。
【図１３】ロック機構の第１形態を示す図である。
【図１４】図１３にロック機構がロック状態にあること
を示す図である。
を示す図である。
【図１５】図１３に示すロック機構に使用されるチュー
ブの斜視図である。
ブの斜視図である。
【図１６】ロック機構の第２形態を示す図である。
【図１７】ロック機構の第３形態を示す図である。
【図１８】図１８に示す装置の平面図である。
【図１９】ロック機構の第４形態を示す図である。
【図２０】ロック機構の第５形態を示す図である。
【図２１】ロック機構の第６形態を示す図である。
【図２２】ロック機構の第７形態を示す図である。
１０ カテーテル １１ インナーチューブ １２ アウターチューブ １９ 目盛り
Claims (3)
- 【請求項１】 患部に対応した形状に適宜形成された先
端部を備えたインナーチューブ、前記インナーチューブ
上に移動可能に装架されたアウターチューブ並びに前記
移動を妨げずに前記インナーチューブの前記アウターチ
ューブとの一体回動を可能ならしめる連結機構からなる
カテーテル。 - 【請求項２】 患部に対応した形状に適宜形成された先
端部を備えたインナーチューブ、前記インナーチューブ
上に移動可能に装架されたアウターチューブ並びに前記
移動を任意の位置で停止・固定するロック機構からなる
カテーテル。 - 【請求項３】 患部に対応した形状に適宜形成された先
端部を備えたインナーチューブ、前記インナーチューブ
上に移動可能に装架されたアウターチューブ並びに前記
移動の量を表示する表示機構からなるカテーテル。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9297458A JPH11128355A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | カテーテル |
| US09/223,391 US20010027297A1 (en) | 1997-10-29 | 1998-12-30 | Catheter |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9297458A JPH11128355A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | カテーテル |
| US09/223,391 US20010027297A1 (en) | 1997-10-29 | 1998-12-30 | Catheter |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11128355A true JPH11128355A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=26561132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9297458A Pending JPH11128355A (ja) | 1997-10-29 | 1997-10-29 | カテーテル |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US20010027297A1 (ja) |
| JP (1) | JPH11128355A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9669386B2 (en) | 2010-09-30 | 2017-06-06 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Particulate water-absorbing agent and production method for the same |
| JP2018510018A (ja) * | 2015-03-30 | 2018-04-12 | アクラレント インコーポレイテッドＡｃｃｌａｒｅｎｔ， Ｉｎｃ． | 画像取り込み機構及び発光機構を備えるバルーンカテーテル |
| JP2020174781A (ja) * | 2019-04-16 | 2020-10-29 | 朝日インテック株式会社 | カテーテル |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101355901B (zh) * | 2005-11-08 | 2011-10-05 | 纽约市哥伦比亚大学理事会 | 用于将一个或更多个可输送物输送到体内的装置和方法 |
| US9713713B2 (en) * | 2012-08-17 | 2017-07-25 | Cochlear Limited | Cochlear implant electrode assembly insertion tool |
| US10842531B2 (en) | 2016-06-22 | 2020-11-24 | Cochlear Limited | Electrode insertion tool with additional functionality |
| US11285314B2 (en) | 2016-08-19 | 2022-03-29 | Cochlear Limited | Advanced electrode array insertion |
| CN106620999A (zh) * | 2017-01-01 | 2017-05-10 | 徐双岭 | 一种导尿管 |
-
1997
- 1997-10-29 JP JP9297458A patent/JPH11128355A/ja active Pending
-
1998
- 1998-12-30 US US09/223,391 patent/US20010027297A1/en not_active Abandoned
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9669386B2 (en) | 2010-09-30 | 2017-06-06 | Nippon Shokubai Co., Ltd. | Particulate water-absorbing agent and production method for the same |
| JP2018510018A (ja) * | 2015-03-30 | 2018-04-12 | アクラレント インコーポレイテッドＡｃｃｌａｒｅｎｔ， Ｉｎｃ． | 画像取り込み機構及び発光機構を備えるバルーンカテーテル |
| JP2020174781A (ja) * | 2019-04-16 | 2020-10-29 | 朝日インテック株式会社 | カテーテル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US20010027297A1 (en) | 2001-10-04 |
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