JPH11127999A - 仕切り装置 - Google Patents

仕切り装置

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JPH11127999A
JPH11127999A JP9301450A JP30145097A JPH11127999A JP H11127999 A JPH11127999 A JP H11127999A JP 9301450 A JP9301450 A JP 9301450A JP 30145097 A JP30145097 A JP 30145097A JP H11127999 A JPH11127999 A JP H11127999A
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JP
Japan
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partition
slide plate
partition member
body surface
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP9301450A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Tateishi
勝章 立石
Yukie Ujiie
雪絵 氏家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引き出し内に配置される仕切り部材の不用意
な相対移動を防止する一方、必要に応じてスムースな相
対移動を許容できる仕切り装置を提供する。 【解決手段】 相対する前壁部12及び後壁部13間に
第1の仕切り部材20が掛け渡され、この第1の仕切り
部材20に第2の仕切り部材21が前後方向に移動可能
に設けられている。第1の仕切り部材20は仕切り本体
面24と、この仕切り本体面の上下両縁側に形成された
上下一対のガイド溝25とを備え、第2の仕切り部材2
1はガイド溝25に係合可能な上下幅を備えたスライド
板30と、これに一体的に設けられた可動仕切り面31
とを備える。スライド板30は途中に傾斜面部34を備
えて板ばね作用を発揮し得るようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は仕切り装置に係り、
更に詳しくは、引き出しの内部空間を左右及び前後に区
分することに適した仕切り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、引き出しの内部に装着されて
その収納空間を仕切りことのできる仕切り装置が知られ
ている。この仕切り装置としては、例えば、引き出しの
前後を形成する前壁部及び後壁部間に掛け渡されて引き
出しの左右方向を区分する板状の第1の仕切り部材と、
この第1の仕切り部材の延出方向に沿って移動可能に設
けられて引き出しの前後方向を区分する片状の第2の仕
切り部材とを備えたものが知られている(例えば、実開
昭58−112148号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成にあっては、第2の仕切り部材が第1の仕切り
部材に対してスライド可能な構成となっているため、引
き出しの出し入れが強く行われた場合に、その出し入れ
に伴う慣性力で第2の仕切り部材が不用意に前後に動い
てしまうという不都合がある。
【0004】この場合、第1及び第2の仕切り部材の相
互係合力を強く構成することで前述の不都合を回避可能
となるが、このような係合力設定を行った場合には、第
2の仕切り部材の前後位置調整を行うときに、当該第2
の仕切り部材のスライド移動が重くなってスムースに行
えなくなるという別異の不都合を招来する。
【0005】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、常時は、第1の仕
切り部材と第2の仕切り部材との不用意な相対移動を規
制する係合状態が得られる一方、必要に応じ、その係合
状態を緩和できるようにして両者の相対移動を極めてス
ムース且つ容易に行うことのできる仕切り装置を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る仕切り装置は、相対する支持部間に配
置される第1の仕切り部材と、この第1の仕切り部材の
延出方向に沿って移動可能に装着される第2の仕切り部
材とからなり、前記第1の仕切り部材は略鉛直方向に延
びる仕切り本体面と、この仕切り本体面の上下両縁に沿
って延設された上下一対のガイド溝とを備えて構成さ
れ、前記第2の仕切り部材は前記ガイド溝にそれぞれ係
合可能な上下幅を備えたスライド板と、このスライド板
の面から起立する可動仕切り面とを備え、前記スライド
板は板ばね作用で前記ガイド溝内に係合可能な面形状に
設けられる、という構成を採っている。このような構成
によれば、スライド板自体がガイド溝の内面側を押圧す
るように係合するため、第2の仕切り部材を所定位置に
セットした後にこれが不用意に移動する虞が効果的に防
止される。また、スライド板は、その上下二箇所領域が
ガイド溝に係合するため、可動仕切り面を安定して起立
姿勢に保持可能となり、収納対象物が凭れ掛かっても傾
斜するようなことも防止することができる。
【0007】本発明におけるガイド溝は、前記仕切り本
体面の上下各縁に連設されて当該仕切り本体面と略直交
する方向にそれぞれ突設された上片及び下片と、これら
上片及び下片から前記仕切り本体面と略平行となる方向
に向けられた外側片とにより構成され、前記スライド板
は、前記仕切り本体面に接する前後一対の内側接触面部
と、これら内側接触面部間に傾斜面部を介して配置され
前記外側片の内面に上下領域が接する外側接触面部とに
より構成される、という構成を採ることが好ましい。こ
の際、前記スライド板の厚み方向における内側接触面部
と外側接触面部との間の最大幅が前記ガイド溝の溝幅よ
りも大きくなるように設定するとよい。このような構成
により、スライド板の平面形状を僅かに設計変更するの
みで所望の板ばね作用を発揮させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。なお、本明細書において、「前後若しくは前
後方向」及び「左右若しくは左右方向」というときは、
特に明記しない限り、引き出しを正面側から見た場合を
基準として用いられる。
【0009】図1には本発明が引き出しに適用された実
施例の概略斜視図が示され、図2には図1のA−A線に
沿う矢視拡大側断面図が示されている。また、図3には
図1のB−B線矢視拡大断面図が示されている。これら
の図において、引き出し10は、底壁部11の外周から
上方に起立した支持部としての前壁部12、後壁部13
及び側壁部14を備え、それらの内側を収納領域とする
上部開放形状に設けられている。そして、この引き出し
10に、その収納領域内を左右及び前後に区分する仕切
り装置15が配置されている。
【0010】前記引き出し10の前壁部12の内面側に
は、図2に示されるように、当該前壁部12の左右方向
(図2中紙面直交方向)に沿って所定間隔毎に切欠部1
7が形成されている。この一方、後壁部13の上部には
前記切欠部17と相対する位置に打ち抜き部19が形成
され、これらの切欠部17及び打ち抜き部19を利用し
て前記仕切り装置15が装着されている。
【0011】前記仕切り装置15は、図4にも示される
ように、前壁部12と後壁部13との間に掛け渡される
第1の仕切り部材20と、この第1の仕切り部材20の
延出方向、すなわち前後方向に移動可能に設けられた第
2の仕切り部材21とにより構成されている。
【0012】第1の仕切り部材20は、前壁部12及び
後壁部13間で略鉛直方向に延びる仕切り本体面24
と、この仕切り本体面24の上下各縁に沿って形成され
た上下一対のガイド溝25,25とにより構成されてい
る。仕切り本体面24の前後方向両端は、ガイド溝25
の両端よりやや内側位置から下方に向かって相互に接近
する方向に傾斜した傾斜縁24A(図2参照)を備えて
おり、これにより、収納空間内の所定位置に仕切り装置
15を容易に装着若しくは取り外しできるようになって
いる。また、前記各ガイド溝25は、仕切り本体面24
を挟んで略直交する両方向にそれぞれ突設された上片2
6及び下片27と、これら上片26及び下片27から前
記仕切り本体面24と略平行に向けられた上下の外側片
28,29とにより構成され、第1の仕切り部材12の
上下両縁領域の強度を増大して第2の仕切り部材21を
後述する方法で押し込んでも変形することがないように
なっている。
【0013】前記第2の仕切り部材21は、上下のガイ
ド溝25にそれぞれ係合可能な上下幅を備えたスライド
板30と、このスライド板30の面から略直交起立方向
に突設された可動仕切り面31とを備えて構成されてい
る。ここで、スライド板30と可動仕切り面31は、適
宜な樹脂材料によって一体的に構成されている。
【0014】前記スライド板30は、上下幅に対して前
後幅(横幅)が長くなる長方形に設けられており、図5
にも示されるように、前記仕切り本体面24に面接触す
る前後一対の内側接触面部33と、これら内側接触面部
33に傾斜面部34を介してスライド板30の中央部領
域を形成するとともに、前記ガイド溝25の各外側片2
8,29の各内面に上下領域が面接触可能に設けられた
外側接触面部35とにより構成されている。ここで、内
側接触面部33と外側接触面部35との間の最大幅W1
(図4参照)は、ガイド溝25の溝幅W2よりも大きく
設定されており、これにより、スライド板30の上下両
側がガイド溝25内に位置してこれに係合したときに、
スライド板30全体が板ばね作用を発揮して仕切り本体
面24と外側片28,29の各内面を押圧するようにな
っている。なお、図4中、符号37はスリット穴を示
し、符号38は見出し面部を示す。
【0015】以上の構成において、仕切り装置15で引
き出し10内の収納領域を区分する場合には、先ず、第
1の仕切り部材20と第2の仕切り部材21とを相互に
組み合わせておく。この組み合わせは、第2の仕切り部
材21におけるスライド板30の前後何れかの端部を第
1の仕切り部材20の前端又は後端より差し込むことに
より行われる。この差し込みは、前記内側接触面部33
よりスムースに行われるが、これに連なる傾斜面部34
が差し込まれるに従って次第に差し込み抵抗を増しなが
ら行われる。この際、可動仕切り面31側から仕切り本
体面24に向かって押し込み力を付与しながら行うと、
スライド板30が初期の形状から更に平面的に弾性変形
するようになり、差し込み抵抗を殆ど感じることなくス
ムースに差し込むことができる。
【0016】このようにして第2の仕切り部材21を第
1の仕切り部材20に係合させた後、第1の係合部材2
0の後部上端を打ち抜き部19に差し込み、前部上端を
切欠部17内に落とし込めばよい。
【0017】収納空間に収納対象物を収納した状態で第
2の仕切り部材21の位置調整を行う場合には、前述し
たように、スライド板30に押し込み力を付与して平面
的に弾性変形させながらスライドさせればよく、この押
し込み力を解除した時に、スライド板30の板ばね作用
によって第2の仕切り部材21の以後の自由移動が確実
に阻止されることとなる。
【0018】なお、前記実施例では、第1の仕切り部材
20が引き出し10の前後方向に掛け渡される態様を図
示、説明したが、本発明はこれに限定されるものでな
く、第1の仕切り部材20が左右方向に掛け渡されるよ
うにするとともに、第2の仕切り部材21が左右方向に
移動するように配置することでもよい。
【0019】また、前記実施例では、ガイド溝25が仕
切り本体面24を挟む両側にそれぞれ形成される構成を
示したが、少なくとも片側に設けてあればよい。但し、
前記実施例構成とすれば、第1の仕切り部材20を共用
して左右両側領域に第2の仕切り部材21を装着でき、
部材の有効利用を図った仕切り構造を達成することがで
きる。更に、第2の仕切り部材21におけるスライド板
30の形状も図示構成例に限定されるものでなく、例え
ば、波形面等に設けることもできる。要するに、スライ
ド板30は、ガイド溝25に一定の圧力を付与可能な板
ばね作用を発揮し得る限り、種々の形状とすることがで
きる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第2の仕切り部材におけるスライド板は板ばね作用をも
ってガイド溝内に係合可能に設けられているため、スラ
イド板自体がガイド溝の内面側を押圧するようになり、
第2の仕切り部材を所定位置にセットした後にこれが不
用意に移動する虞が効果的に防止される。また、スライ
ド板は、その上下二箇所領域がガイド部材に係合するた
め、可動仕切り面を安定して起立姿勢に保持可能とな
り、収納対象物が凭れ掛かっても傾斜するようなことも
防止可能となる。
【0021】また、前記スライド板を前後一対の内側接
触面部と、傾斜面部を介してこれに連なる外側接触面部
を備えて構成し、その最大幅がガイド溝の溝幅よりも大
きく設定されているため、スライド板の平面形状を僅か
に設計変更するのみで所望の板ばね作用を発揮させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る仕切り装置が引き出しの収納空間
内に適用された実施例を示す概略斜視図。
【図2】図1のA−A線に沿う矢視拡大断面図。
【図3】図1のB−B線に沿う矢視拡大断面図。
【図4】第1の仕切り部材と第2の仕切り部材の分解斜
視図。
【図5】図2のC−C線に沿う矢視断面図。
【符号の説明】
10 引き出し 12 前壁部(支持部) 13 後壁部(支持部) 15 仕切り装置 20 第1の仕切り部材 21 第2の仕切り部材 24 仕切り本体面 25 ガイド溝 26 上片 27 下片 28 外側片 29 外側片 30 スライド板 31 可動仕切り面 33 内側接触面部 34 傾斜面部 35 外側接触面部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対する支持部間に配置される第1の仕
    切り部材と、この第1の仕切り部材の延出方向に沿って
    移動可能に装着される第2の仕切り部材とからなり、 前記第1の仕切り部材は略鉛直方向に延びる仕切り本体
    面と、この仕切り本体面の上下両縁に沿って延設された
    上下一対のガイド溝とを備えて構成され、 前記第2の仕切り部材は前記ガイド溝にそれぞれ係合可
    能な上下幅を備えたスライド板と、このスライド板の面
    から起立する可動仕切り面とを備え、 前記スライド板は板ばね作用で前記ガイド溝内に係合可
    能な面形状に設けられていることを特徴とする仕切り装
  2. 【請求項2】 前記ガイド溝は、前記仕切り本体面の上
    下各縁に連設されて当該仕切り本体面と略直交する方向
    にそれぞれ突設された上片及び下片と、これら上片及び
    下片から前記仕切り本体面と略平行となる方向に向けら
    れた外側片とにより構成され、 前記スライド板は、前記仕切り本体面に接する前後一対
    の内側接触面部と、これら内側接触面部間に傾斜面部を
    介して配置されるとともに、前記外側片の内面に上下領
    域が接する外側接触面部とにより構成されていることを
    特徴とする請求項1記載の仕切り装置。
  3. 【請求項3】 前記スライド板の厚み方向における内側
    接触面部と外側接触面部との間の最大幅が前記ガイド溝
    の溝幅よりも大きく設定されていることを特徴とする請
    求項2記載の仕切り装置。
JP9301450A 1997-11-04 1997-11-04 仕切り装置 Pending JPH11127999A (ja)

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JP9301450A JPH11127999A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 仕切り装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9301450A JPH11127999A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 仕切り装置

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ID=17897045

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JP9301450A Pending JPH11127999A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 仕切り装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002325643A (ja) * 2001-04-27 2002-11-12 Sun Wave Ind Co Ltd 摺動自在の引出し用仕切体の移動拘束体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002325643A (ja) * 2001-04-27 2002-11-12 Sun Wave Ind Co Ltd 摺動自在の引出し用仕切体の移動拘束体

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040224