JPH11125348A - リリーフバルブ及びその製造方法 - Google Patents

リリーフバルブ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH11125348A
JPH11125348A JP9292097A JP29209797A JPH11125348A JP H11125348 A JPH11125348 A JP H11125348A JP 9292097 A JP9292097 A JP 9292097A JP 29209797 A JP29209797 A JP 29209797A JP H11125348 A JPH11125348 A JP H11125348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
opening
plate
valve body
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9292097A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Heiko
哲也 平工
Kiyotaka Kasugai
清隆 春日井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pacific Industrial Co Ltd
Taiheiyo Kogyo KK
Original Assignee
Pacific Industrial Co Ltd
Taiheiyo Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pacific Industrial Co Ltd, Taiheiyo Kogyo KK filed Critical Pacific Industrial Co Ltd
Priority to JP9292097A priority Critical patent/JPH11125348A/ja
Priority to KR1019970071346A priority patent/KR100271221B1/ko
Publication of JPH11125348A publication Critical patent/JPH11125348A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Safety Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】金属粉の付着に起因する弁洩れを防止すると共
に、ダストシールの貼り付け作業を容易に行うことの可
能なリリーフバルブを提供すること。 【解決手段】本発明のリリーフバルブは、金属製のハウ
ジング1と、同ハウジング1内に形成されるチャンバー
4とを備える。チャンバー4内に、弁体8及び圧縮コイ
ルばね9を収容する。チャンバー4の上部開口に、座繰
り4aを形成する。透孔10を有するプレート11を同
座繰り4aに載置する。座繰り4aの外周縁において、
内方へ突出するかしめ部15を形成することより、プレ
ート11を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーエアコン等の
冷媒回路で用いられる小型のリリーフバルブの改良に係
り、詳しくはリリーフバルブの上部に固定されるプレー
トのかしめ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は、特開平9−49576号
公報にて開示されるようなリリーフバルブを出願してい
る。
【0003】図3に示すように、上記公報記載のリリー
フバルブは、外周面が多角形状をなすハウジング1と、
同ハウジング1内に形成され、円柱状をなすチャンバー
4とを含む。
【0004】また、チャンバー4の底部には、圧力を導
入するための圧力導入口2と弁座3とが形成されてい
る。同チャンバー4内には、弾性体からなるパッキン7
と、多角柱状をなす弁体8と、圧力導入口2を閉塞する
方向へ同弁体8を付勢する圧縮コイルばね9とが順に収
容されている。パッキン7は、弁体8に形成される凹部
6内に嵌め込まれている。ここで、弁体8が多角柱状に
形成されているのは、チャンバー4の内周面と弁体8の
外面との間に、圧力導入口2とチャンバー4とを連通す
るための通路16を形成するためである。
【0005】中央に透孔10を有するプレート11は、
チャンバー4の上部に形成された肩部5上に載置されて
いる。そして、ハウジング1の上部開口縁をなす薄肉の
円筒体(かしめ部)17をかしめ治具を用いて内方へか
しめることにより、プレート11が肩部5上に固定され
ている。さらに、ダストシール14は、プレート11の
透孔10を閉塞するように同プレート11の上面に貼り
付けられている。通常、作業者がリリーフバルブをカー
エアコンの冷媒回路に組み付けた後に、ダストシール1
4がプレート11上に貼り付けられる。リリーフバルブ
が作動する、つまり圧力が圧力導入口2からチャンバー
4を通じて透孔10から放出されることにより、このダ
ストシール14が剥がれる。このダストシール14の状
態に応じて、リリーフバルブが作動したか否かを後から
確認することができる。ただし、このダストシール14
の使用は、任意であり必ずしも必要とされない。
【0006】また、ハウジング1の下部には、雄ねじ1
2が形成されている。リリーフバルブは、この雄ねじ1
2にて冷媒回路を形成する配管に対して接続される。雄
ねじ12の下方には、配管に形成される雌ねじと接触し
ないねじ逃げ部12aが形成されている。雄ねじ12の
上方には、シール用のOリング13が設けられている。
チャンバー4の底部の位置は、ねじ逃げ部12aの上端
位置と同じか又はその上端位置よりも下方に設定されて
いる。これにより、リリーフバルブの高さが低減されて
いる。
【0007】冷媒回路中の冷媒ガスの圧力は、圧力導入
口2を通じて弁体8に作用する。冷媒回路中の圧力が設
定値よりも高くなると、弁体8は圧縮コイルばね9の付
勢力に抗して上方へ移動する。弁体8が弁座3から離れ
るとき、圧力導入口2とチャンバー4とが通路16を介
して連通される。従って、冷媒ガスが圧力導入口2から
通路16及びチャンバー4を通じてプレート11の透孔
10から大気中へ放出される。この冷媒ガスの放出によ
り、冷媒回路中の冷媒ガスの圧力が低下する。この冷媒
ガスの圧力が所定値よりも低くなると、圧縮コイルばね
9の付勢力によって弁体8は圧力導入口2を閉塞する位
置に配置される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のリリーフバルブにおいては、ハウジング1の肩部5に
プレート11を固定するため円筒体17をプレス曲げに
よってプレート11上縁にかしめている。しかしなが
ら、このかしめ方式では、円筒体17の外周面がかしめ
治具によって擦られるため、その円筒体17において金
属粉が生じる。従って、この金属粉を除去するために、
プレート11を固定した後、エアーの吹き付けが行われ
ていた。ところが、このエアーの吹き付けによっても金
属粉を完全に除去することはできない。
【0009】リリーフバルブを個々に梱包することなく
多数のリリーフバルブを1つの箱又は袋にバラで梱包し
た状態で輸送すると、金属粉が落ち、その金属粉がリリ
ーフバルブの透孔10から通路16を通じて弁座3の付
近に付着することがある。この金属粉が弁座3と弁体8
との間に挟まると、リリーフバルブの気密性が低下し
て、冷媒回路中の冷媒ガスの漏れを招く。
【0010】そこで、リリーフバルブの出荷にあたって
は、金属粉の散乱を防止するために、同リリーフバルブ
が段ボール箱等に整列して並べられる。そして、それら
リリーフバルブ上に段ボール板が載置された後に、同段
ボール板上に更にリリーフバルブが整列して並べられ
る。こうして、リリーフバルブが段ボール板等を挟んで
複数段に積み上げられる。このように、段ボール板によ
って各段毎にリリーフバルブを仕切ることにより、金属
粉の弁座3への侵入が防止される。しかしながら、一段
毎に段ボール板を挟まなければならないので、梱包作業
が煩雑で時間のかかるものとなるという問題があった。
【0011】また、かしめ部17は内方に折り曲げられ
ているため、ダストシール14を貼り付ける際、同かし
め部17が邪魔となりダストシール14の貼付が困難と
なっている。
【0012】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、金属粉の付着に起因する圧力洩れ
を防止することの可能なリリーフバルブを提供すること
にある。
【0013】他の目的は、ダストシールの貼り付け作業
を容易に行うことの可能なリリーフバルブを提供するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した発明は、金属製のハウジングの
下部開口から作用する圧力に応じて、ハウジング内のチ
ャンバーと同下部開口とを選択的に連通及び非連通状態
とするための弁体と、同下部開口を閉塞する方向へ同弁
体を付勢する付勢手段とを備えるリリーフバルブにおい
て、付勢手段を支持するとともに、チャンバーとハウジ
ングの外部とを連通する透孔を有するプレートと、ハウ
ジングの上面に形成され、プレートを収容するためにそ
の上面よりも凹む凹部と、同プレートを固定するため
に、凹部の外縁をプレスすることにより内方へ突出して
形成されるかしめ部と備えることをその趣旨とする。
【0015】上記構成によれば、プレートは、凹部にお
いてかしめ部により固定される。このかしめ部は凹部の
外縁をプレスすることで形成されるため、同かしめ部に
おいて金属粉が発生することはない。
【0016】上記目的を達成するために、請求項2に記
載した発明は、ハウジングの外面を凹部の外縁において
リング状のパンチによって剪断するようにプレスするこ
とにより、ハウジングの外面には凹部の外縁に沿って延
びる溝が形成され、その溝と凹部の外縁との間には前記
かしめ部がリング状に形成され、そのかしめ部が溝の形
成に伴って内方へ折り曲げられることにより、プレート
の固定が行われることをその趣旨とする。
【0017】上記構成によれば、リング状のパンチによ
ってかしめ部が容易に形成される。このとき、かしめ部
は溝の分だけ内方へ折り曲げられることにより、プレー
トが固定される。
【0018】上記目的を達成するために、請求項3に記
載した発明は、ハウジング内には弁体及び付勢手段を収
容するための収容室が形成され、その収容室はハウジン
グの外面に開口しており、前記凹部は収容室の開口縁の
周りに形成され、プレートには収容室を外部に連通させ
る透孔が形成され、圧力は開口から収容室及び透孔を介
して外部に放出されることをその趣旨とする。
【0019】上記構成によれば、弁体は付勢手段により
付勢されることにより、開口を閉鎖する。その開口から
作用する圧力が付勢力よりも大きいとき、開口が開放さ
れる。そして、その圧力は透孔を通じて逃がされる。ま
た、かしめ部がハウジングの外面から突出しないので、
プレートの透孔を覆うためのシールがハウジングの上面
に容易に貼り付けられ得る。
【0020】上記目的を達成するために、請求項4に記
載した発明は、金属製のハウジングの開口から作用する
圧力に応じてその開口を選択的に開放及び閉鎖するため
の弁体と、開口を閉鎖する方向へ弁体を付勢する付勢手
段と、その付勢手段を弁体との間において支持するため
のプレートとを備え、弁体が開口を開放することによっ
て、圧力が開口を通じて外部に放出されるリリーフバル
ブの製造方法において、前記弁体及び付勢手段を収容す
るための収容室をハウジングの外面に開口するように形
成する工程と、前記収容室の開口縁の周りにおいて、ハ
ウジングの外面に前記プレートを収容するための凹部を
形成する工程と、ハウジング内に弁体及び付勢手段を順
次挿入する工程と、前記凹部に前記プレートを収容する
工程と、ハウジングの外面を凹部の外縁においてリング
状のパンチによって剪断するようにプレスすることによ
り、凹部の外縁の周りに内方へ折り曲げられたリング状
のかしめ部を形成し、そのかしめ部によってプレートを
凹部内に固定する工程とからなることをその趣旨とす
る。
【0021】上記構成によれば、凹部の外縁をリング状
のパンチにてプレスすることによりプレートの周囲がか
しめられるため、同かしめ部において金属粉が発生する
ことはない。従って、金属粉が発生しない分、その金属
粉の除去工程が省略される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
及び図2に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の
リリーフバルブを示す縦断面図である。
【0023】本発明のリリーフバルブは、従来技術で説
明したリリーフバルブと基本的に同様の構成であるの
で、同等の部材には従来技術のものと同一の番号が付し
てある。リリーフバルブは、金属製のハウジング1、同
ハウジング1内に形成されるチャンバー4を備える。ハ
ウジング1の下部には雄ねじ12が形成され、その雄ね
じ12の下方にはねじ逃げ部12aが形成されている。
チャンバー4の底部には、弁座3が設けられている。同
チャンバー4の底部は、ねじ逃げ部12aと対応する位
置まで延び、そのチャンバー4内には、パッキン7を備
えた弁体8と、同弁体8を付勢するための圧縮コイルば
ね9とが順に収容されている。ハウジング1の下端に形
成される圧力導入口2は、通路16を介してチャンバー
4と連通されている。
【0024】本発明のリリーフバルブと従来のそれとの
相違点は、ハウジング1の上面の座繰り4aと、同座繰
り4a上に固定されるプレート11のかしめ構造であ
る。座繰り4aは、チャンバー4の上部開口において、
ハウジング1の上面よりも凹むように形成されている。
座繰り4aの深さは、プレート11の外周部の厚みより
も大きく設定されている。座繰り4aの径は、プレート
11の外径とほぼ同一である。従って、プレート11
は、その外周縁において座繰り4aにより支持されると
ともに、その上面がハウジング1の上面よりも下方に位
置する。同プレート11は、座繰り4aの外周に形成さ
れるかしめ部15により固定されている。かしめ部15
は、内方へ張り出しており、プレート11が座繰り4a
から外れないように同プレート11の外周縁を固定して
いる。また、かしめ部15の上端は、ハウジング1の上
面とほぼ同一面をなす。ダストシール14は、チャンバ
ー4の上部開口を覆うようにハウジング1の上面に貼り
付けられている。
【0025】次に、上記リリーフバルブの製造方法を説
明する。まず、ハウジング1内にチャンバー4を形成す
るとともに、チャンバー4の上部開口に座繰り4aを形
成する。また、チャンバー4の底部において、弁座3及
び圧力導入口2をそれぞれ形成する。
【0026】そして、チャンバー4の内部に、パッキン
7が装着された弁体8、及び圧縮コイルばね9を順に収
容する。図2に示すように、座繰り4a上にプレート1
1を嵌め込む。次に、座繰り4aの外縁部をリング状の
パンチ18によって剪断するようにプレスすることによ
り、座繰り4aの外縁の周りに内方へ折り曲げられたリ
ング状のかしめ部を形成する。このかしめ部15により
プレート11を座繰り4a上の固定する。
【0027】以上詳述したように、本発明のリリーフバ
ルブでは、プレート11を固定する際、パンチ18を用
いて剪断かしめが行われるため、従来のプレス曲げによ
るかしめ方式とは異なり、かしめ部15がパンチ18に
より擦られることはない。従って、かしめ部15におい
て金属粉が生じることはない。当然ながら、その後の金
属粉の除去作業が省略されるため、リリーフバルブの製
造工程が簡略化され、生産性の向上が図られる。
【0028】また、かしめ部15に金属粉が付着してい
ないため、梱包されたリリーフバルブの輸送中であって
も、弁体8と弁座3との間の密着性が維持されることと
なり、気密性の低下に起因するリリーフバルブの圧力漏
れを確実に防止することができる。このため出荷時の梱
包もビニール袋や段ボール箱等にバラ詰めできるので、
梱包作業を短時間で容易に行うことができるとともに、
梱包費が低減される。
【0029】更に、プレート11を固定した状態であっ
ても、かしめ部15がハウジング1の上面から突出しな
いため、ダストシール14をプレート11上に貼り付け
る必要がなくなり、ハウジング1の上面に容易に貼り付
けることができる。従来技術のリリーフバルブと比較し
て、本発明のリリーフバルブは、円筒体を有しないた
め、ハウジング1の素材の長さが短くなる。同時に、円
筒体を設けない分、リリーフバルブの構造が簡略化され
る。
【0030】また、チャンバー4の底部がねじ逃げ部1
2aと同じ、若しくはそれよりも下に位置するため、チ
ャンバー4の長さを充分に確保しつつ、リリーフバルブ
の高さを低減することができる。また、リリーフバルブ
が配管に接続されたとき、弁座3の周囲に形成されるね
じ逃げ部12aは、その配管の雌ねじと接触しない。従
って、配管の雌ねじからねじ逃げ部12aへは押圧力が
作用せず、同ねじ逃げ部12aの内方に位置する弁座3
の変形が抑制される。
【0031】尚、上記実施形態は、以下に示すように構
成を変更して実施することもできる。これら各構成にお
いても上記実施形態と同等の作用効果を奏することがで
きる。
【0032】(1)プレート11を固定でき、かつ金属
粉の発生しない範囲において、かしめ部15の内方への
突出量(かしめ部15の折り曲げ量)は任意に変更され
てもよい。
【0033】(2)プレート11を完全に収容できる範
囲において、繰り4aの深さは任意に変更されてもよ
い。さらに、前記実施形態により把握される技術的思想
について以下に記載する。
【0034】(a)前記ハウジングを固定するための雄
ねじと、同雄ねじの下方に形成されるねじ逃げ部とを更
に備え、前記弁体を収容するチャンバーの底部の位置は
ねじ逃げ部の上端位置と同じ又はその上端位置よりも下
方に位置する請求項1又は2に記載のリリーフバルブ。
【0035】上記構成では、チャンバーの長さを充分に
確保しつつ、リリーフバルブの高さを低減することがで
きる。また、ねじ逃げ部周辺に位置する部分(弁座)の
変形を防止することができる。
【0036】(b)前記付勢手段は、コイルばねを含む
請求項1〜3の何れか1項に記載のリリーフバルブ。
【0037】
【発明の効果】請求項1に記載した発明では、プレート
をかしめても金属粉が生じないため、リリーフバルブの
輸送中であってもリリーフバルブの気密性を確保するこ
とができる。従って、リリーフバルブの使用時における
弁漏れを確実に抑制することができる。また、このため
リリーフバルブの出荷時における梱包もビニール袋や段
ボールにバラ詰めすることができるので梱包作業を軽減
し、もって梱包費の低減を図ることができる。
【0038】請求項2に記載した発明では、パンチによ
ってかしめ部を容易に形成し、プレートを迅速に固定す
ることができる。請求項3に記載した発明では、かしめ
部はハウジングの上面とほぼ同一面をなすため、プレー
トの透孔を覆うためのシールをハウジングの上面に容易
に貼り付けることができる。
【0039】請求項4に記載した発明では、凹部の外縁
をプレスすることによりプレートをかしめているため、
そのかしめに際して金属粉が生じることがない。従っ
て、従来において行われている金属粉を除去する工程を
省略でき、リリーフバルブの生産性の向上を図ることが
できる。また、金属粉に起因する弁漏れが生じるおそれ
がないことから、リリーフバルブを簡易に梱包し得るこ
ととなり、梱包作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリリーフバルブを示す断面図。
【図2】かしめ工程におけるリリーフバルブの要部を示
す断面図。
【図3】従来のリリーフバルブを示す断面図。
【符号の説明】
1…ハウジング、2…圧力導入口、4…チャンバー、4
a…座繰り、8…弁体、11…プレート、15…かしめ
部、18…パンチ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製のハウジングの開口から作用する
    圧力に応じてその開口を選択的に開放及び閉鎖するため
    の弁体と、開口を閉鎖する方向へ弁体を付勢する付勢手
    段とを備え、弁体が開口を開放することによって、圧力
    が開口を通じて外部に放出されるリリーフバルブにおい
    て、 前記ハウジング内において付勢手段を弁体との間に支持
    するためのプレートと、 前記プレートを収容すべく、ハウジングの外面に形成さ
    れた凹部と、 前記プレートを凹部内に固定すべく、ハウジングの外面
    を凹部の外縁においてプレスすることにより内方へ突出
    するように形成されたかしめ部とを備えるリリーフバル
    ブ。
  2. 【請求項2】 ハウジングの外面を凹部の外縁において
    リング状のパンチによって剪断するようにプレスするこ
    とにより、ハウジングの外面には凹部の外縁に沿って延
    びる溝が形成され、その溝と凹部の外縁との間には前記
    かしめ部がリング状に形成され、そのかしめ部が溝の形
    成に伴って内方へ折り曲げられることにより、プレート
    の固定が行われる請求項1に記載のリリーフバルブ。
  3. 【請求項3】 ハウジング内には弁体及び付勢手段を収
    容するための収容室が形成され、その収容室はハウジン
    グの外面に開口しており、前記凹部は収容室の開口縁の
    周りに形成され、プレートには収容室を外部に連通させ
    る透孔が形成され、圧力は開口から収容室及び透孔を介
    して外部に放出される請求項1又は2に記載のリリーフ
    バルブ。
  4. 【請求項4】 金属製のハウジングの開口から作用する
    圧力に応じてその開口を選択的に開放及び閉鎖するため
    の弁体と、開口を閉鎖する方向へ弁体を付勢する付勢手
    段と、その付勢手段を弁体との間において支持するため
    のプレートとを備え、弁体が開口を開放することによっ
    て、圧力が開口を通じて外部に放出されるリリーフバル
    ブの製造方法において、 前記弁体及び付勢手段を収容するための収容室をハウジ
    ングの外面に開口するように形成する工程と、 前記収容室の開口縁の周りにおいて、ハウジングの外面
    に前記プレートを収容するための凹部を形成する工程
    と、 ハウジング内に弁体及び付勢手段を順次挿入する工程
    と、 前記凹部に前記プレートを収容する工程と、 ハウジングの外面を凹部の外縁においてリング状のパン
    チによって剪断するようにプレスすることにより、凹部
    の外縁の周りに内方へ折り曲げられたリング状のかしめ
    部を形成し、そのかしめ部によってプレートを凹部内に
    固定する工程とからなるリリーフバルブの製造方法。
JP9292097A 1997-10-24 1997-10-24 リリーフバルブ及びその製造方法 Pending JPH11125348A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9292097A JPH11125348A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 リリーフバルブ及びその製造方法
KR1019970071346A KR100271221B1 (ko) 1997-10-24 1997-12-20 릴리프 밸브 및 그 제조 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9292097A JPH11125348A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 リリーフバルブ及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11125348A true JPH11125348A (ja) 1999-05-11

Family

ID=17777514

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9292097A Pending JPH11125348A (ja) 1997-10-24 1997-10-24 リリーフバルブ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11125348A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168134A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Piolax Inc 弁装置
JP2014114895A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Pacific Ind Co Ltd バルブ及びその製造方法
KR20170038932A (ko) 2014-12-04 2017-04-07 다이헤이요고교 가부시키가이샤 릴리프 밸브
JP2021063532A (ja) * 2019-10-11 2021-04-22 株式会社オティックス リリーフバルブ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009168134A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Piolax Inc 弁装置
JP2014114895A (ja) * 2012-12-11 2014-06-26 Pacific Ind Co Ltd バルブ及びその製造方法
KR20170038932A (ko) 2014-12-04 2017-04-07 다이헤이요고교 가부시키가이샤 릴리프 밸브
US10180192B2 (en) 2014-12-04 2019-01-15 Pacific Industrial Co., Ltd. Relief valve
JP2021063532A (ja) * 2019-10-11 2021-04-22 株式会社オティックス リリーフバルブ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4955865B2 (ja) 密閉型電池の封口板及びその製造方法
EP3076104B1 (en) Caulking fixation type power element and expansion valve using the same
JP2001253483A (ja) 密封性を向上させたバッグエアゾール型装置
US10446870B2 (en) Pressure release mechanism for battery pack
JP5182540B2 (ja) 燃料電池用ケース
JPH11125348A (ja) リリーフバルブ及びその製造方法
JP2003297323A (ja) 二次電池の安全装置
JP2002180806A (ja) バルブタイミング調整装置
WO2014091773A1 (ja) 電池ケース用の蓋体
KR20200132412A (ko) 밸브 누설 방지 릴리프밸브
KR19990035737A (ko) 릴리프 밸브 및 그 제조 방법
JPH10144279A (ja) 角形電気化学素子の防爆構造
US20040188651A1 (en) Control valve and method of making the same
US6792969B2 (en) Pressure regulator
JPH04173573A (ja) 二重エアゾール容器の内筒
WO2003016722A3 (de) Druckspeicher für flüssige und/oder gasförmige medien
JP3292796B2 (ja) リリーフバルブ
JPH1022180A (ja) 防爆弁付コンデンサ用アルミケース
JP2000240800A (ja) パッキング
JP2548743Y2 (ja) Vパッキン付きピストン型減圧装置の安全構造
EP4300523A1 (en) Valve structure, opening-sealing member, power storage device, and manufacturing method therefor
JPH11132346A (ja) リリーフバルブ
JP4836863B2 (ja) 断熱パネル及び断熱容器の製造方法
JPH053273Y2 (ja)
JPH09295685A (ja) 破裂防止機構を備えたエアゾール容器

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20050404