JPH11125058A - スライド・スイング式ドア装置 - Google Patents

スライド・スイング式ドア装置

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JPH11125058A
JPH11125058A JP28722197A JP28722197A JPH11125058A JP H11125058 A JPH11125058 A JP H11125058A JP 28722197 A JP28722197 A JP 28722197A JP 28722197 A JP28722197 A JP 28722197A JP H11125058 A JPH11125058 A JP H11125058A
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opening
door
panel
arm
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JP28722197A
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English (en)
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Isao Masuda
勲 増田
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AUTO DOOR GIKEN KK
Toto Ltd
Original Assignee
AUTO DOOR GIKEN KK
Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドア体をスイング動作させる蝶番機構の存在を
外観上、極力目立たなくしてドア全体の美観や体裁を良
好に保持する。 【解決手段】ドアパネル11の上端面所定位置と開口部
OPの側端壁との間に取り付つけ且つドアパネルを回動
可能に支持するアーム蝶番30Aと、ドアパネルを開口
部の幅方向にスライド可能に支持する支持体15、1
6、41、42とを備える。アーム蝶番30Aは、所定
厚の板状且つ長片状のアーム31と、その長手方向の一
方の端部に回動可能に形成され且つ開口部壁に取り付け
る第1の取付け部32と、アームの長手方向のもう一方
の端部から当該長手方向に直交する方向に所定長さだけ
延出され且つドアパネルの上端面に回動可能に取り付け
る第2の取付け部33とを備える。開口部の上端部には
アーム31に位置及び長さを合わせ且つアームと同一の
断面形状の内側化粧バー17を設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアを成すパネル
体を、スライド動作及びスイング動作を併用して開閉す
るスライド・スイング式ドア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の住居用家屋やビルなどの建物や構
造物において使用されるドア開閉の方式には種々のもの
がある。これを開閉動作の様式から分類すると、例え
ば、スイング式、スライド式、折り畳み式、回転式など
がある。スイング式は、ドアを成す1枚又は複数のパネ
ル体を蝶番で固定された縦軸を中心に例えば90°スイ
ングさせる方式であり、スライド式は、パネル体をその
横幅方向にスライドさせる方式である。さらに折り畳み
式は、ドアを構成する複数のパネル体を折り畳みながら
横幅方向の一方に移動させる方式である(例えば、実開
平3−74784号「折れ戸開閉装置」参照)。さらに
回転式は、2枚の例えばガラスドアを互いに水車羽根状
に交差させた構造体を回転させながら開閉させる方式で
ある。これらの開閉方式はさらにそれぞれ、手動方式、
自動方式に分類される。
【0003】上述した各種のドア開閉方式には一長一短
があり、それぞれの用途に応じて使い分けられる。
【0004】スイング方式のドアは、比較的簡単なドア
構造になるが、ドアを成すパネル体が一つの縦軸を中心
にスイングする構造であるため、その開閉方向で1/4
円分の空間を空けておく必要があり、この空間が無駄に
なることが多い。
【0005】またスライド方式のドアの場合、スイング
方式のような無駄な空間は無くなるが、スライド移動さ
れるパネル体自体を収納するスペースが必要で、この収
納スペースを一般の住居用家屋では確保することは通
常、難しく、この方式は住居用家屋では多用されていな
い。
【0006】さらに回転方式のドアは、その占有スペー
スが大きく、大形の建物には設置できるのが、一般家屋
では殆ど不向きである。
【0007】さらに折畳み方式のドアは、上述したスイ
ング方式、スライド方式の中間に位置するもので、パネ
ル体の収納スペースを壁などの中に確保する必要はな
く、また開閉移動するパネル体が占有するスペースもド
ア出入り方向に出っ張らないので、一般家屋でも昨今多
用される傾向にある。しかし、この折畳み方式のドアの
場合、ドア開放時に複数のパネル体が折り重なった状態
でドア横幅方向の一方に寄せられるため、人が通るため
の面積が減少してしまうという不都合がある。とくに、
昨今の住宅事情を鑑みると、狭い空間を有効に利用して
なるべく大きい通過面積を確保したい、とする要請があ
る。
【0008】このような状況に鑑みて、近年、スイング
方式とスライド方式を併用した形式のスイング・スライ
ド方式のドア装置が特開平9−144421号公報で提
案されている。このドア装置は、開口部を開閉する1枚
のパネル体と、このパネル体のパネル幅方向の端部から
パネル中央寄りにずれたパネル上端面及びパネル下端面
それぞれの同一のパネル幅方向の所定位置に回動自在に
取り付けられた第1の上側、下側移動体と、前記開口部
の上部及び下部それぞれに開口部横方向に沿って各別に
設けられ且つ前記第1の上側、下側移動体を当該開口部
幅方向に案内移動させる第1の上側、下側案内手段と、
前記パネル体のパネル幅方向におけるパネル上端面及び
パネル下端面の端部それぞれに回動自在に取り付けられ
た第2の上側、下側移動体と、前記開口部の上部及び下
部それぞれに前記第1の上側、下側案内手段に所定角度
を成して設けられ且つ前記第2の上側、下側移動体を当
該所定角度方向に案内移動する第2の上側、下側案内手
段と、を備え、前記パネル体を前記開口部に対してスラ
イドさせながらスイングさせて開閉する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平9−144421号公報記載のスイング・スライド
方式のドア装置にしても、第2の上側、下側移動体(例
えばローラなど)を例えば壁伝いに案内移動する第2の
上側、下側案内手段(例えばレール、側面板)が必要で
ある。
【0010】このため、建物に対する工事の量、手間が
多くなり、既存の建物に追加付設することは面倒であ
る。さらに、このスイング・スライド方式のドア装置を
付設する場所は最初からスペースが小さいことが多く、
また、その壁側の構造が複雑(例えば、かかるドア装置
を付ける位置が柱の位置で、柱の後方側(部屋内部側)
は柱の面よりも下がった壁になっている構造など)であ
ることから、第2の上側、下側案内手段(例えばレー
ル、側面板)を取り付け難いとい未解決の問題があっ
た。つまり、第2の上側、下側案内手段の取り付け壁が
上述の場合のように柱の面から平坦に伸びていない場
合、例えば上げ底構造体による平坦化工事を行ってから
でないと、それらの案内手段の取り付けが困難であっ
た。また、平坦化工事を無理に行うと、柱の後方側スペ
ースなどを潰してしまうこともあった。
【0011】一方、ドア装置全体に求められる昨今の傾
向として、ドアの機能そのもののほか、ドアがその周囲
の構造体と美観上、極力、マッチしていることが強く求
められている。このためには、例えば蝶番などの開閉機
構の存在を極力目立たなくする必要がある。
【0012】本発明は、このような従来のドア装置が直
面している状況に鑑みてなされたもので、ドア開閉時に
おけるドア体の占有スペースがコンパクトであり、ドア
体を収納するスペースを建物の構造体内部に確保する必
要も無く、ドア開放時の出入り用の通過面積を極力大き
く確保することができ、安定したスムーズな開閉動作を
得ることができ、開口部を画成する壁などに簡単に取り
付けでき、さらに、ドア体をスライド・スイング動作さ
せるための蝶番などの機構の存在を外観上、極力目立た
なくしてドア全体の美観や体裁を良好に保持することが
できるドア装置を提供することを、目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
め、本発明にかかるスライド・スイング式ドア装置は、
建物、部屋などの出入り用の開口部を開閉するためのパ
ネル体と、このパネル体の上端面の所定位置と前記開口
部の幅方向の一方の側端側の周囲体との間に取り付つけ
られ且つ当該パネル体を回動可能に支持するアーム蝶番
と、前記開口部と前記パネル体との間に取り付けられ且
つそのパネル体を当該開口部の幅方向にスライド可能に
支持する支持体とを備える。前記アーム蝶番は、前記パ
ネル体の幅方向の1/3または略1/3の長さを有する
棒状体と、この棒状体の長手方向の一方の端部に回動可
能に形成され且つ前記開口部の周囲体に取り付けられる
第1の取り付け部と、前記棒状体の長手方向のもう一方
の端部から当該長手方向に直交する方向に前記パネル体
の厚さ方向の中心位置と前記第1の取り付け部の取り付
け位置との距離差に対応した長さだけ延出され且つ前記
パネル体の上端面に回動可能に取り付けられる第2の取
り付け部とを備える一方、前記開口部の上端部に、前記
パネル体による開口部の閉時のときの前記棒状体に位置
を合わせ且つその棒状体と少なくとも同一または略同一
の端面形状を有する化粧体を前記閉時の前記棒状体と縦
列になるように設置した、ことを特徴とする。
【0014】好適には、前記パネル体の下面の所定位置
と前記開口部の幅方向の一方の側端側の周囲体との間に
取り付つけられ且つ当該パネル体を回動可能に係止する
別のアーム蝶番を備え、この別のアーム蝶番を、前記パ
ネル体の幅方向の1/3または略1/3の長さを有する
第1の長片部と当該長片部から直角に延出された第2の
長片部とを一体に形成した薄板状で且つ略L字状の板体
と、前記第1の長片部の端部に形成され且つ前記パネル
体の下面に回動自在に取り付けられる第1の回動軸部
と、前記第2の長片部の端部に形成され且つ前記周囲体
に回動自在に取り付けられる第2の回動軸部とを備え
る。
【0015】さらに好適には、前記支持体は、前記パネ
ル体の上端の所定位置に取り付けた回動自在軸を有する
多輪ガイドローラと、この多輪ガイドローラを前記開口
部幅方向にスライド可能に支持し且つ前記開口部の上端
部に取り付けた上端側レールと、前記パネル体の下端の
所定位置に軸支されたガイドローラと、このガイドロー
ラを前記開口部幅方向にスライド可能に案内し且つ前記
開口部の下端部に取り付けた下端側レールとを備える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1つの実施形態を
図1〜図9を参照して説明する。
【0017】この実施形態にかかるドア装置は、ドア体
として1枚のドアパネルを使用し、このドアパネルをス
ライド動作及びスイング動作させるスライド・スイング
方式(手動方式)を採用している。なお、以下の説明に
おいて、ドアパネルが開閉する出入り用の開口部の横幅
方向を単に「幅方向」と、開口部の縦(上下)方向を単
に「縦方向」と、開口部の開口面に直交する方向を単に
「出入方向」と称し、それぞれ、図1に表したX,Y,
Z軸の方向に対応させる。
【0018】このドア装置は図1〜3に示すように、ド
ア体としての1枚のドアパネル11を備えるとともに、
このドアパネル11が開閉する開口部OPの周囲に配設
される3方枠体12、外部化粧戸当り13、内部化粧戸
当り14、上部の吊りレール15、下部のガイドレール
16、並びに上部の内側および外側の化粧バー17、1
8を備えている。
【0019】ドアパネル11は、所定厚さを有する略長
方形であって、そのサイズはドア設置位置の開口部OP
の矩形形状に適宜なマージンで収まるように形成されて
いる。ドアパネル11の材料は木材、アルミなどの金
属、樹脂、ガラスなど、適宜なものを使用できる。勿
論、ドアパネルの中央にガラス面を入れることもでき
る。ドアパネル11の一方の側端部寄りの所定高さ位置
で、その表裏の所定位置にノブ23a、23bが取り付
けられるとともに、その近傍に手動ロック機構24が取
り付けられている。なお、ドアパネル11の幅方向の側
端部は断面半円状に形成したり、ドア閉時の仕切り性を
向上させるために、ゴム、モヘアなどの封止材を一部突
出させる状態で縦方向に沿って埋め込むこともできる。
【0020】ドアパネル11の幅方向の一方の側端部に
は、その上下端の所定位置に、第1のアーム蝶番30A
および第2のアーム蝶番30Bがそれぞれ取り付けら
れ、このアーム蝶番30A、30Bを介してドアパネル
11が開口部OPに対してスイング動作可能になってい
る。
【0021】第1のアーム蝶番30Aは例えばアルミ製
材料で形成されるが、材料の種類には別段限定されな
い。図4に示す如く、第1のアーム蝶番30Aは所定長
さおよび厚さであって長片板状に形成されたアーム31
(棒状体)を備える。アーム31の両端部には、その長
手方向に直交し且つアーム面に沿った方向(短手方向)
に関して回動自在な第1、第2の取付け部32、33が
それぞれ形成されている。アーム31を長片板状に形成
した理由は、後述する6輪スライドローラと共働してド
アパネル11のほぼ全荷重を支持しつつ、ドアパネル1
1をスムーズにスイング自在にするためである。さら
に、アーム31の肉厚方向の厚さWは後述するように、
美観上の問題を極力回避するため、上部内側化粧バー1
7のそれと同一値か、または、略同一値に設定されてい
る。
【0022】第1の取付け部32は、アーム31の端部
に形成された矩形状の切込み部CT内にて当該アーム3
1に回動軸32cを介して回動自在に軸支されるコマ部
材32aと、このコマ部材32aに固設された略L字状
(上下方向からみて)の取付け部材32bとを有する。
この取付け部材32bの一片が、吊りレール15の下側
にて3方枠体12の内壁に取付けられる。
【0023】また第2の取付け部33は、アーム31の
もう一方の端部側面の下側に固設する側面L字状の取付
け部材33aと、この取付け部材33aの水平片とパネ
ル体11の上端面所定位置(厚さ方向の中心位置上の所
定位置)とを回動自在に支持する回動軸33bとを備え
る。
【0024】ここで、ドアパネルおよび開口部壁への取
付け位置間の長さL(すなわち、軸32cおよび33b
間の前記長手方向の長さ)が、ドアパネル11の幅方向
の長さの1/3または略1/3に相当するように、アー
ム31の長手方向の長さが設定されている。アーム31
の長手方向長さを上記のように設定する理由は、ドアパ
ネル11をスムーズにスイングさせ、ドア開閉に必要な
力を最小限に止めるためである。
【0025】このため、図5に示すように、第1のアー
ム蝶番30Aは、ドア閉時に相当する仮想線A1で示す
幅方向に平行な状態から、ドア開放が進むにつれて壁側
の回動軸32cを中心に開口部内側(例えば部屋内側)
に回動し(実線状態A2参照)する。さらにドアパネル
11を全部開放したときには、仮想線A3で示すよう
に、90度回動して3方枠体12の壁面と殆ど平行の状
態になる。この一連の回動(スイング)に伴って、ドア
パネル11は閉時の幅方向に平行な状態(仮想線P1参
照)から、仮想線P2の斜め状態を経て、開時の出入り
方向に平行な状態(仮想線P3参照)までスライド移動
およびスイング移動する。ドアパネル11を閉めるとき
はこの反対向きの動作になる。
【0026】また第2のアーム蝶番30Bも例えばアル
ミ製材料で形成されるが、材料の種類には別段限定され
ない。図1、6に示す如く、第2のアーム蝶番30B
は、薄い板状(例えば2〜3mm程度)であって長い長
片部35aと短い長片部35bとがL字状に一体形成さ
れたアーム35を備える。長い長片部35aの端部は上
向きの回動軸36を介してパネル体11の下面所定位置
(厚さ方向の中心位置上の所定位置)に回動自在に軸支
されている。短い長片部35bの端部は下向きの回動軸
37を介して、開口部を3方枠体12と共働して画成す
る床Fの所定位置に軸支されている。回動軸37は、図
6に示すように、3方枠体12の壁面及びガイドレール
16からバイアスさせた位置に取り付けている。この回
動軸37は床Fに直接取り付けるだけではなく、予め床
面に埋設した取付け金具に取り付けるようにしてもよ
い。
【0027】構造的には、第2のアーム蝶番30Bはパ
ネル体下面と床Fとの間の僅かの隙間(例えば数mm程
度)内に収まるようになっている。しかも、アーム35
の幅Wfはパネル体12の厚さWpよりも狭く形成して
あるので、ドア閉状態および開状態では、第2のアーム
蝶番30Bはパネル体12の下に殆ど隠れてしまうこと
なる。
【0028】また、第1のアーム蝶番30Aと同様の理
由に拠って、第2のアーム蝶番30Bのアーム35の両
端に位置する回動軸36、37間の幅方向の距離Lfが
ドアパネル11の幅方向の長さの1/3または略1/3
に相当するように、アーム35の長い長片部35aの長
さが設定されている。また、上述した第1のアーム蝶番
30Aと第2のアーム蝶番30Bとの間では、上下の各
2本の回動軸の位置をXZ面内で互いに位置合わせして
おり、これにより、上下のアーム蝶番30A,30Bの
動きが互いに干渉しないようになっている。
【0029】これにより、第2のアーム蝶番30Bは、
その主要機能として、パネル体11のスライド・スイン
グ動作をよりスムーズにするため、その開閉動作の軌跡
に沿ってパネル体11を案内することができる。つま
り、図6に示すように、第2のアーム蝶番30Bは、ド
ア閉時に相当する仮想線A1で示す幅方向に平行な状態
から、ドア開放が進むにつれて壁側の回動軸37を中心
に開口部内側(例えば部屋内側)に回動し(実線状態A
2参照)する。さらにドアパネル11を全部開放したと
きには、仮想線A3で示すように、90度回動して3方
枠体12の壁面と殆ど平行の状態になる。この一連の回
動(スイング)に伴って、ドアパネル11は閉時の幅方
向に平行な状態(仮想線P1参照)から、仮想線P2の
斜め状態を経て、ドア開時の出入り方向に平行な状態
(仮想線P3参照)までスライド移動およびスイング移
動する。ドアパネル11を閉めるときはこの反対向きの
動作になる。
【0030】一方、開口部OPを床面とともに画成する
3方枠体12の上部には、図1に示すように、中央の吊
りレール15を挟んで内側および外側の化粧バー17、
18が並置横架されている。
【0031】この内、吊りレール15は図7に示すよう
に、出入り方向断面が略コ字状を成すスライドレールで
あり、その内部に6輪スライドローラ41がスライド可
能に装備されている。この6輪スライドローラ41は同
図に示すように、6輪走行体41aと、この走行体41
aに回動可能に取り付けられた下向きの軸41bとを備
える。軸41bは、本実施形態では、ドアパネル11の
幅方向におけるノブ側から1/3または略1/3の距離
位置でドアパネル11に固設されている。このため、ド
アパネル11をその幅方向に移動させると、これに伴っ
て6輪走行体41aは吊りレール15内を自在にスライ
ドできる。また、このときドアパネル11は6輪走行体
41aに対してスイング自在になっている。
【0032】また内側および外側の化粧バー17、18
は吊りレール15が直接見えないようにすること、およ
び、吊りレール15を物理的に保護するために設けてあ
る。この内、この実施形態では、内側化粧バー17が本
発明の必須要件を成すもので、第1のアーム蝶番30A
のアーム31に相当する長さ分だけ短く、かつ、そのア
ーム31と同一または略同一のサイズ(断面形状)に形
成されている。ここでは、アーム31と同一の断面形状
で板状の棒体に形成されている。
【0033】これにより、ドア閉時に前述したようにア
ーム31が3方枠体12の下側に移動してきた場合、内
側化粧バー17の隣に縦列状態で、しかも同一高さ位置
に収まる。これにより、内側化粧バー17とアーム31
があたかも1本の化粧バーのように見える。とくに、内
側化粧バー17とアーム31の外側の塗装や模様を同じ
すると、その度合いは増すことになる。したがって、ア
ーム蝶番が目立ってしまってドア装置全体の美観を損ね
てしまうという状態を殆ど確実に防止することができ
る。
【0034】さらに開口部OPを一部を画成する床面位
置には、ガイドレール16が例えば図1、8に示す如く
埋設設置してある。このレール16は静音性を確保する
ため、例えばゴム性の部材で形成された出入り方向断面
が略コ字状のレールである。このレール16は、1輪の
ガイドローラ42をその長手方向(幅方向)に案内する
機能を有する。
【0035】ガイドローラ42は、ローラ42aと、こ
のローラ42aを水平面で回動自在に軸支する上向きの
軸42bとを備える。軸42bはドアパネル11の下端
面の、前記6輪走行体31aに対向する位置、すなわち
幅方向においてノブ側から1/3または略1/3の距離
位置の下端面に垂設されている。ローラ42aはガイド
レール16内に収容され、その内側両側面を摺動するよ
うになっている。このため、ドアパネル11の幅方向の
移動に伴ってガイドローラ42はガイドレール16の内
側面に沿ってスライドできる。
【0036】さらに、外部化粧戸当り13は角柱状に形
成され、3方枠体12の一方の側端にて3方枠体12に
取り付けられている。この戸当り13はその露出面を化
粧面に形成することができる。この外部化粧戸当り13
の開口部側側面には、図5に示す如く、ドアパネル11
の表面が当接するので、この戸当り13を取り付けるこ
とにより、ドアパネル11の一方の側端部の開口部に対
する仕切り性を著しく向上させることができる。この外
部化粧戸当り13のドアパネル11に接触する面には、
ゴム、樹脂などから形成した緩衝部材50を取り付ける
ことが望ましい。この実施形態では、緩衝部材50とし
て透明樹脂製の小形円板体を複数個、上下方向に設置し
ている。これにより、戸当り13とドアパネル11との
密着性が良くなるとともに、ドア開時の静音性も確保で
き、またドアパネル11の摩耗なども防止される。
【0037】さらに、開口部OPを画成する3方枠体1
2のノブ側の側端部には、細長い角柱状の内部化粧戸当
り14が図1〜3に示す如く取り付けられている。この
内部化粧戸当り14は、ドアパネル11よりも開口部内
側(部屋側)に位置し、かつ、ドアパネル11が開口部
OPに平行に正対するよう、その取付け位置が設定され
ている。このため、前述した外部化粧戸当り13との共
働により、ドア閉時のドアパネル11が所定閉位置に確
実に位置決めされるとともに、そのドアパネルの開口部
に対する仕切り性も向上する。なお、この内部化粧戸当
り14の露出面には化粧を施すことができる。また、こ
の戸当り14とドアパネル11の接触位置にはゴムなど
の緩衝部材を取り付けることもでき、両者の密着性、ド
ア閉時の静音性、機械的損傷や摩耗の防止などに有利に
なる。
【0038】上述のように構成されたドア装置の開閉動
作を図9に基づいて説明する。
【0039】ドアパネル11は、その一方の側端部上下
のアーム蝶番30A、30Bにより回動可能に支持され
るとともに、上端の吊りレール15には6輪スライドロ
ーラ41を介して、かつ、下端のガイドレール16には
ガイドローラ42を介して幅方向にスライド可能に支持
されている。
【0040】いま、図9(a)に示すように、ドアパネ
ル11がドア閉の状態にあり、この状態で例えば開口部
内外からノブ23a(23b)を僅かな力で引く(押
す)とする。このドアを引く(押す)力に付勢されて、
ドアパネル11は開口部幅方向にスライドしながら、か
つ、外部化粧戸当り13側に円弧状の軌跡を描きながら
スイングしていく(同図(b),(c)参照)。そし
て、同図(d)に示す如く、ドアパネル11のスライド
位置が外部化粧戸当り13に当接し、かつ、パネル幅方
向が出入り方向に一致したときにドア全開の状態とな
る。
【0041】また、ドアを閉めるときもやはり、ノブ2
3a(23b)を内部化粧戸当り14側に引く(押す)
だけでよい。これにより、同図(d)〜(a)の順にド
アパネル11がスライド/スイング動作してドアが閉ま
る。
【0042】このようにドア開閉を行うときに、ドアパ
ネル11の荷重を支持または係止している4点(上下そ
れぞれのアーム蝶番の軸位置、並びに、6輪スライドロ
ーラおよびガイドローラの軸位置)は全て、パネル幅方
向の1/3または略1/3に設定されている。このた
め、利用者は必要最小限の力でスムーズ、かつ軽快にド
アをスライド・スイングさせて開閉できる。また、ドア
パネル11の荷重の主要部を第1のアーム蝶番および6
輪スライドローラで支持するとともに、第2のアーム蝶
番およびガイドローラによりドアパネルのスライド・ス
イング動作を案内しているので、蝶番だけでドアパネル
の荷重を支持する構造のものとは異なり、スライド・ス
イング動作の間にドアパネルがふらついたり、ドア閉時
に風圧などでドアパネルが揺れたりすることがなく、ド
ア開閉動作およびドア閉時の状態が非常に安定したもの
となる。
【0043】なお、上記1/3または略1/3の支持位
置は必ずしもこれに限定される必要は無く、開閉時の力
の伝わり具合が適宜なものであれば、この値からずらし
てもよい。
【0044】このドア開放の状態では図9(d)で分か
るように、ドアパネル11の取っ手側1/3の部分が開
口部OPから外側に出るだけで、残りの2/3の部分は
内側に沿って置かれる。つまり、ドア開時に開口部OP
を無駄に塞ぐのは、ドアパネル11の1枚分の厚さのス
ペースだけであり、開口部OPの無駄なドア厚さ占有面
積を最小限に止めている。このため、従来の折り畳みド
アのように複数枚分のドアパネルが折り重なって開口部
を占有し、出入に必要な開口面積が著しく減少してしま
うということもない。
【0045】このようにスライド動作とスイング動作を
併用してドア開閉を行わせるから、ドアパネル11の開
閉動作時に占有するデッドスペースが開口部OPの周囲
及び壁面側にコンパクトにまとまり、そのデットスペー
スを従来のスイング式ドアに比べて実質的に減少させる
ことができる。また、壁面内部や構造物の内部にドア開
時のドアパネル収納用のスペースを設ける必要も無い。
さらに、スイング式ドアのように開けたドアパネルが対
向者や物に当たってしまうという事態も回避し易くな
る。
【0046】さらに、この実施形態のドア装置は実質的
に、スイング動作用のアーム蝶番と、スライド動作用の
ローラおよびガイド(吊り)レールとを備えるだけの簡
素な構成で済む。このため、病院やオフィスビルなどの
業務用建物は勿論のこと、とくに省スペース化が求めら
れている一般住宅用の家屋でも容易に実施できる。
【0047】さらに本実施形態のドア装置を付設場合、
従来のように開口部に臨む壁伝いにレールや側面板を取
り付ける必要が無い分、付設対象である建物に対する工
事の量、手間が従来のスライド・スイング式ドア装置に
比べて少なく、既存の建物に追加付設することが非常に
容易である。
【0048】この種のスイング・スライド方式のドア装
置を付設する場所は最初から小スペースであることが多
く、また、その壁側の構造が複雑(例えば、かかるドア
装置を付ける位置が柱の位置で、柱の後は柱の面よりも
下がった壁になっている構造など)であることが多い。
しかし、開口部に臨むかかる壁の構造がいかようになっ
ていようとも、その構造には無関係に付設することがで
きる。3方枠体またはそれに代わる枠体さえ確保できれ
ば、容易に付設できるのである。このため、従来のスイ
ング・スライド方式のドア装置に比べても、付設工事が
簡単で、かつ、そのコストも低く押さえることができ
る、という優れた利点がある。
【0049】さらに、上側の第1のアーム蝶番30Aは
ドア閉時においては殆ど、内側化粧バー17と一体にな
って見えること、さらに、下側の第2のアーム蝶番30
Bはドアの全閉時および全開時にはドアパネル11の下
側に隠れてしまう。これによって、ドア開閉の支持機構
が殆ど目立たない存在となるので、ドア装置全体の美観
を損ねることも良好に解消され、周囲構造体との美観
上、体裁上の調和も良好に保たれる。
【0050】なお、本発明の棒状体および化粧体は前述
した実施例のものに限定されることなく、種々の変形例
を採用することができる。例えば、アーム31の吊りレ
ール15とは反対側の外表面の形状を、例えば図10
(a)に示すように波打つ形状にしてもよいし、例えば
同図(b)に示すように凹凸を付してもよく、内側化粧
バー17の外表面もこれらに合わせた形状および表面状
態に形成して両者があたかも一体であるかのように見せ
る構造としてもよい。
【0051】また、アーム31はドアパネルを支持する
ための強度を有していればよいから、その断面形状も長
方形や正方形に限定されることなく、菱形、丸形など種
々の断面形状に形成してもよく、内側化粧バー17の断
面形状もこれに合わせればよい。
【0052】またなお、アーム蝶番のアームには、その
ドアパネル11側に位置する面に磁石片M1(図5参
照)を埋め込み、これに対向するドアパネル面の所定位
置にも別の磁石片M2(図5参照)を埋め込むことがで
きる。これにより、ドアパネル11を閉じたときに、磁
石片同士が引き寄せ合うから、ドア閉完了時に適度な吸
引力が補助的に作用する。このため、ドア閉動作が容易
になり、また風圧によってドアパネル11が不安定にな
るということもない。
【0053】またなお、アーム蝶番は、ドアパネルの支
持を安定させるためにも上述した実施形態のように上下
2か所(または3か所以上)に取り付けることが望まし
いが、ドアの使用目的、ドアのサイズ/形状、設置場所
などに応じて簡易なドア装置として使用する場合には、
かかるアーム蝶番を1か所としてドアパネルを3点で支
持することもできる。
【0054】さらに、前記各実施形態のドア装置におい
て、下側のガイドローラはドアパネルの荷重を支持する
ものではなく、ドアパネルの幅方向のスライドをスムー
ズ且つ安定化させるものである。そこで、ドアパネルの
形状が比較的小形であるなどの場合に、下側のガイドロ
ーラを外してアーム蝶番2個および上側のスライドロー
ラだけの3点支持構造とし、床面にはガイドレールを設
けない構造も可能である。これにより、構造のより簡単
化されたドア装置を提供できる。
【0055】さらに、上述したスライド・スイング式ド
ア装置は手動開閉を前提として説明したきたが、手動ス
イッチまたは人の出入りを検知する光学センサ、磁気セ
ンサ、重さセンサなどと、電動モータ、油圧アクチュエ
ータ、空気圧アクチュエータなどの駆動装置とを組み合
わせて追加装備し、その駆動装置により、アーム蝶番の
アーム部分を移動させるか、または、ドアパネル自体を
移動させることで、電動式のスライド・スイング式ドア
装置を提供することができる。
【0056】さらに、本発明は前述した実施形態のもの
に限定されることなく、請求項記載の発明の要旨を逸脱
しない範囲で適宜に変形可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかるス
ライド・スイング式ドア装置は、アーム蝶番を用いると
ともに、ドア閉時にはそのアーム蝶番の棒状体と化粧体
とがあたかも一体であるかのように見せる構造を要旨と
して構成することから、ドア開閉時に占有するスペース
がコンパクトであり、ドアを収納するスペースを建物の
構造体内に確保する必要も無く、ドア開放時の出入り用
の通過面積を極力大きく確保することができ、安定した
スムーズな開閉動作になり、また開口部に臨む壁の構造
などとは無関係に且つ簡単に取り付けできる一方で、パ
ネル体をスイング移動させる機構が外観上、目立ってし
まうことに因る美観の必要以上の低下の問題を回避で
き、全体の体裁を程よく保ったドア装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施形態に係るスライド・スイ
ング式ドア装置の構成を示す概略斜視図。
【図2】同ドア装置を出入り方向の正面外側からみた外
観図。
【図3】同ドア装置を出入り方向の正面内側からみた外
観図。
【図4】第1のアーム蝶番の斜視図。
【図5】第1のアーム蝶番のスイング動作を説明する説
明図。
【図6】第2のアーム蝶番の構造とスイング動作を説明
する説明図。
【図7】図2中のVII−VII線に沿った概略断面図。
【図8】図2中のVIII −VIII 線に沿った概略断面
図。
【図9】ドア開閉動作を説明する図。
【図10】本発明の変形例を示す説明図。
【符号の説明】
11 ドアパネル(パネル体) 12 3方枠体(周囲体) 15 吊りレール(上端側レール) 16 ガイドレール(下端側レール) 17 内側化粧バー(化粧体) 30A,30B 第1,第2のアーム蝶番 31 アーム(棒状体) 32 第1の取り付け部 32c 回動軸(回動軸部) 33 第2の取り付け部 33c 回動軸(回動軸部) 35 アーム(板体) 35a 長い長片部(第1の長片部) 35b 短い長片部(第2の長片部) 41 6輪スライドローラ(多輪ガイドローラ) 42 ガイドローラ F 床(周囲体) OP 開口部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物、部屋などの出入り用の開口部を開
    閉するためのパネル体と、このパネル体の上端面の所定
    位置と前記開口部の幅方向の一方の側端側の周囲体との
    間に取り付つけられ且つ当該パネル体を回動可能に支持
    するアーム蝶番と、前記開口部と前記パネル体との間に
    取り付けられ且つそのパネル体を当該開口部の幅方向に
    スライド可能に支持する支持体とを備えたスライド・ス
    イング式ドア装置において、 前記アーム蝶番は、前記パネル体の幅方向の1/3また
    は略1/3の長さを有する棒状体と、この棒状体の長手
    方向の一方の端部に回動可能に形成され且つ前記開口部
    の周囲体に取り付けられる第1の取り付け部と、前記棒
    状体の長手方向のもう一方の端部から当該長手方向に直
    交する方向に前記パネル体の厚さ方向の中心位置と前記
    第1の取り付け部の取り付け位置との距離差に対応した
    長さだけ延出され且つ前記パネル体の上端面に回動可能
    に取り付けられる第2の取り付け部とを備える一方、 前記開口部の上端部に、前記パネル体による開口部の閉
    時のときの前記棒状体に位置を合わせ且つその棒状体と
    少なくとも同一または略同一の端面形状を有する化粧体
    を前記閉時の前記棒状体と縦列になるように設置した、
    ことを特徴とするスライド・スイングドア装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、 前記パネル体の下面の所定位置と前記開口部の幅方向の
    一方の側端側の周囲体との間に取り付つけられ且つ当該
    パネル体を回動可能に係止する別のアーム蝶番を備え、
    この別のアーム蝶番を、前記パネル体の幅方向の1/3
    または略1/3の長さを有する第1の長片部と当該長片
    部から直角に延出された第2の長片部とを一体に形成し
    た薄板状で且つ略L字状の板体と、前記第1の長片部の
    端部に形成され且つ前記パネル体の下面に回動自在に取
    り付けられる第1の回動軸部と、前記第2の長片部の端
    部に形成され且つ前記周囲体に回動自在に取り付けられ
    る第2の回動軸部とを備えたスライド・スイングドア装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の発明におい
    て、 前記支持体は、前記パネル体の上端の所定位置に取り付
    けた回動自在軸を有する多輪ガイドローラと、この多輪
    ガイドローラを前記開口部幅方向にスライド可能に支持
    し且つ前記開口部の上端部に取り付けた上端側レール
    と、前記パネル体の下端の所定位置に軸支されたガイド
    ローラと、このガイドローラを前記開口部幅方向にスラ
    イド可能に案内し且つ前記開口部の下端部に取り付けた
    下端側レールとを備えるスライド・スイング式ドア装
    置。
JP28722197A 1997-10-20 1997-10-20 スライド・スイング式ドア装置 Pending JPH11125058A (ja)

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JP (1) JPH11125058A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200091180A (ko) * 2019-01-22 2020-07-30 주식회사 스마트파워 수배전반

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