JPH11124099A - 加速度センサを備えた乗物、特にヘリコプターの伝動組立体を監視する方法 - Google Patents

加速度センサを備えた乗物、特にヘリコプターの伝動組立体を監視する方法

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JPH11124099A
JPH11124099A JP10190269A JP19026998A JPH11124099A JP H11124099 A JPH11124099 A JP H11124099A JP 10190269 A JP10190269 A JP 10190269A JP 19026998 A JP19026998 A JP 19026998A JP H11124099 A JPH11124099 A JP H11124099A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加速度センサを備えた乗物、特にヘリコプタ
の動力伝達装置を監視する方法を開示すること。 【解決手段】 本方法は、加速度センサから信号s
(t)を取り出す段階と、事前に濾波され、サンプリン
グされた信号のヒルベルト変換H[T’lm(i)]を計
算する段階と、濾波され、サンプリングされた信号T’
lm(i)を実数部として有し、濾波され、サンプリング
された信号T’lm(i)の上記ヒルベルト変換H[T’
lm(i)]を虚数部として有する複素信号Clm(i)を
定義する段階と、複素信号Clm(i)の位相と基準位相
P(i)+P0 との差によって与えられる位相信号FC
(i)を計算する段階と、位相信号FC(i)の分散V
を計算する段階と、分散Vを少なくとも一つの所定閾値
TH1と比較する段階と、分散Vが閾値TH1を越える
場合には、警報信号を発生する段階とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加速度センサを備え
た乗物、特にヘリコプターの伝動組立体を監視する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】よく知られている通り、ヘリコプターの
伝動部材は、その如何なる欠陥、又は初期不全状態をも
直ちに検出して、飛行中の事故を防ぐよう、常に監視さ
れなければならない。この目的のため、伝動組立体は加
速度センサを備え、このセンサからの信号を処理して、
伝動組立体の欠陥が何であるかを決定している。しか
し、欠陥検出センサからの信号処理に当たって、現在使
用されている方法は、大きな災害事故に至る十分前に欠
陥を確定するのには、十分な感度を持ち合わせていな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、事故に繋がるかもしれない如何なる欠陥、又は不全
状態に関して、信頼の置ける事前検出を確保する監視方
法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、加速度
センサを備えた乗物、特にヘリコプターの伝動組立体を
監視する方法が提供され、この方法は、 a)加速度センサから信号を取り出す段階と、 b)この信号のヒルベルト変換を計算する段階と、 c)実数部として上記信号を、虚数部として上記信号の
ヒルベルト変換を有する複素信号を定義する段階と、 d)この複素信号の位相と、基準位相との差を計算し
て、位相信号を得る段階と、 e)この位相信号の変動性を計算して変動性信号を得る
段階と、 f)この変動性信号を少なくとも第1の所定閾値と比較
する段階とを含むことを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明による幾つかの具体
例について、添付図面を参照して本発明を説明するが、
本発明はこの具体例によって何らの限定を受けるもので
はない。図1及び図2は、本発明に適切なヘリコプター
100の構成部材の概略を示す図である。
【0006】詳細には、このヘリコプター100は、第
1エンジン101、第2エンジン102、及び第3エン
ジン103を含んでいる。この第1エンジン101は、
第1、第2、及び第3の各レデューサ(径違い歯車手
段)105〜107を含む第1動力伝達ライン104に
よって、主歯車装置109の入力歯車108に接続され
る。また、第2エンジン102は、第4、第5、及び第
6の各レデューサ112〜114を含む第2動力伝達ラ
イン111によって、入力歯車108に接続される。更
に、第3エンジン103は、第7、第8、及び第9の各
レデューサ117〜119を含む第3動力伝達ライン1
16によって、入力歯車108に接続される。入力歯車
108は、主歯車装置109の一部を構成すると共に、
6個の遊星歯車123と、中心(sun)歯車124を
含む遊星レデューサ122によって、ヘリコプター10
0のロータ121に接続される。また、入力歯車108
は第1動力伝達ライン104に接続された第4動力伝達
ライン125によって、参照番号126によって概略図
示したアクセサリボックスに接続する共に、尾部ロータ
134に接続する第5動力伝達ライン130に接続す
る。この第5ラインは動力取り出し歯車131、中間継
ぎ手135〜137、中間ギアボックス139、尾部ギ
アボックス140を含んでいる。
【0007】図2は、以下の表Iに示す15個の加速度
センサ1〜15、及び減速段近くに設けた2個の方位セ
ンサ16、17を示している。
【表1】
【0008】また、ヘリコプター100は、各センサか
らの信号をサンプリングし、ディジタル信号に変換する
インタフェース装置151を介して、各センサ1〜17
に接続されるデータ処理装置150を含み、このデータ
処理装置150はデータメモリ152、事象メモリ15
3、及び演算処理装置154に接続される。以下に述べ
る監視方法は、加速度センサ1〜7、12、及び13か
らの信号を分析することによって、飛行中に起こる問
題、特に、機械的問題、トルク伝達問題、クラックを含
む構造上の問題、及び信号の位相変調問題等の検出に必
要な手段を講ずる。これら全ての場合(問題)におい
て、分析される信号の少なくとも一つは、以下に述べる
監視方法によって検出可能なピーク値を含んでいる。
【0009】この監視方法は、当該センサによって監視
されるレデューサに接続されているシャフトに関する方
位センサ(即ち、加速度センサ1〜7に対する方位セン
サ16、及び加速度センサ12、13に対する方位セン
サ17)から供給される信号s1(t)を用いて、それ
ぞれの場合において考えられる加速度センサ1〜7又は
12、13の何れかによって供給される信号s(t)を
処理するのに必要な手段を講じる。信号s(t)は、
(当該センサに関連するシャフトの回転周波数に関係す
る)振動性の信号であって、ランダムなノイズ、並びに
近傍に在るその他の回転部材に関連するノイズの影響を
受ける。
【0010】更に明確には、図3に関して、この監視方
法は、変数F(図5に関して後述する)を第1の所定
値、例えば0に設定する初期段階(ブロック20)を含
んでいる。次いで、信号s(t)及び信号s1(t)を
取得したら(ブロック21)、方位センサ信号s1
(t)の周波数と、記憶されている係数KTとの乗算に
よってサンプリング周波数FSを計算する。この係数K
Tは二つの素整数間の比に等しく、特に方位センサシャ
フトと、当該センサが監視するシャフトとの間の動力伝
達比と相関を持っている。従って、得られたサンプリン
グ周波数FSは、方位センサ周波数と相関を持ち、被監
視シャフトの各回転に対する信号s(t)の正確にNJ
個の点(NJは2の「べき」である)を供給する周波数
である。
【0011】次いで、ランダムなノイズ及び非同期性の
周期性成分を除去し、”i”によって示されるサンプル
数によって定義される濾波済信号Tlm(i)を得るた
め、信号s(t)をインタフェース装置151を介して
周波数FSに於いてサンプリング処理し、濾波処理を施
す(ブロック22)。信号s(t)は、図4に図示の一
連の処理段階を用いてサンプリング及び濾波処理するの
が好ましい。この点ついては詳しく後述する。
【0012】信号Tlm(i)は、濾波後平均信号T’lm
(i)を得るため、歯車噛み合わせ周波数(gear meshin
g frequency)に中心を置く帯域通過フィルタを用いて更
に濾波される(ブロック24)。次いで、信号T’
lm(i)のヒルベルト変換H[T’lm(i)]を計算し
(ブロック25)、次式によって信号T’lm(i)に関
する複素信号Clm(i)を計算する(ブロック26)。
【数2】
【0013】こうして、信号Clm(i)の初期位相P0
が決定され、記憶され(ブロック27)、次式によって
瞬時位相P(i)が決定され、記憶される(ブロック2
8)。
【数3】 ここで、Zは歯車の歯数である。
【0014】次に、複素信号Clm(i)の位相FC
(i)が次式によって計算される(ブロック29)。
【数4】 ここで、arg[Clm(i)]は、arctg{T’lm
(i)/H[T’lm(i)}として定義される複素数C
lm(i)の偏角であり、P(i)及びP0 は前に計算し
た位相値である。
【0015】次に、信号FC(i)の分散Vを計算し
(ブロック30)、その結果の値Vを中央処理装置15
0が二つの閾値TH1、TH2(TH1<TH2)と比
較し、必要に応じて警報信号を発生する(ブロック3
1)。この警報発生手続きについては、後で図5を参照
して詳しく述べる。次いで、ブロック31からブロック
21に戻り、信号s(t)の次の部分の監視を継続す
る。
【0016】ブロック22のサンプリング及び濾波処理
は、以下で、図4を参照して説明する方法を用いて実行
するのが都合良い。先ず初めに、回転カウンタlを1に
設定する(ブロック41)。次に、当該センサ、それぞ
れのシャフト、及び各l番目の回転に関する同期振動の
時系列を表すNJの点、即ちサンプルTl (i)を得る
ため、信号s(t)を前に定義した周波数FSでサンプ
リングする(ブロック42)。
【0017】次に、カウンタの値lが所定値K1より小
さい又は等しいかを決定される(ブロック43)。そし
て、もしカウンタの値lがK1より小さい又は等しい場
合(被監視シャフトの回転に対応するK1より少ない繰
り返し動作、即ちブロック43のYES出力)は、次式
によりl番目回転時に取ったサンプルの和Δd を計算し
て、信号の有効性を決定する(ブロック47)。
【数5】
【0018】更に、次式によって、制限値Δl が計算さ
れる(ブロック48)。
【数6】 ここで、FSVはボトム−スケール値、K2は1以下の
所定定数である。次いで、計算された和Δd が制限値Δ
l より小さいかを判定するためにチェックが行われる
(ブロック49)。否定応答の場合(ブロック49のN
O出力)は、信号が存在していると考え、カウンタlの
値を増加させ(ブロック50)、次の回転に関するさら
に別のNJ個の点を得るため、ブロック50からブロッ
ク42に立ち返る。これとは反対(ブロック49のYE
S出力)の場合は、信号は存在しないと考え、警報信号
を発生させ(ブロック51)、代替えセンサ(例えば、
センサ4及び5に対するセンサ6)が有るか、否かをチ
ェックする(ブロック52)。肯定応答の場合(ブロッ
ク52のYES出力)は、ブロック52は図3のブロッ
ク21に戻り、代替えセンサについて上記手続きを繰り
返す。代替えセンサがない場合、又は代替えセンサによ
っても収束性が得られない場合(ブロック52のNO出
力)は、手続きが中断される。
【0019】逆に、カウンタlがK1より大きい場合
(被監視シャフトの回転に対応するK1より多い繰り返
し動作、即ちブロック43のNO出力)は、ブロック4
3からブロック55に進んで、ブロック22で計算した
濾波済信号を定義する平均隣接同期時系列Tlm(i)を
次式に従って計算する。
【数7】 即ち、考えられるl回転に関する各サンプルTl (i)
の平均値が計算される。
【0020】次いで、平均化過程の収束性は、収束値Δ
を計算することによって判定される。この収束値Δは、
次式にしたがって、各サンプルの現在の平均値と、その
前の回転(距離4)に関して計算した平均値との差の絶
対値を、全サンプルに関して加算して総和を求め、この
総和を、考えられる前の回転(距離4)に関する平均サ
ンプルの総和で割ることによって得られる(ブロック5
6)。
【数8】 ここで、Tlm(i)はl番目の繰り返しのi番目のサン
プルを示し、Tlm-4(i)はl−4番目の繰り返しのi
番目のサンプルを表す。
【0021】次に、上記計算によって得られた収束値Δ
が、所定の最小許容収束値ΔC より小さい又は等しいか
を判定するためにチェックする(ブロック57)。肯定
応答の場合は、収束過程が中断され、ブロック57から
メインプログラム(図3のブロック23)に戻る。逆の
場合は、平均化過程が、既に所定の最大回数L回行われ
たかを判定するためのチェックがなされる(ブロック5
9)。繰り返し(回転)カウンタlのカウントがLより
少なければ(NO出力)、カウンタが増加(ブロック5
0)され、上記の動作が繰り返される。これとは逆(Y
ES出力)の場合には、ブロック51〜52に関して述
べたように、警報信号を発生し、可能であれば代替えセ
ンサによる手続きの繰り返しが行われる。
【0022】図3のブロック31に於ける閾値比較及び
警報発生段階は、好都合には、図5を参照して以下に述
べるように行われる。先ず初めに、分散Vを第1閾値T
H1と比較する(ブロック60)。もし、V<TH1な
らば(YES出力)、ブロック60は図3のブロック2
1に進み、サンプルの次のグループに関して監視を継続
する。逆に、分散Vが閾値TH1を越えるようであれば
(ブロック60のNO出力)、この事象は事象メモリ1
53に記憶され(ブロック62)、分散Vは第2閾値T
H2と比較される(ブロック64)。もし、V<TH2
であれば(ブロック64のYES出力)、変数F(閾値
TH2を既に越えたか否かを記憶するために、図3のブ
ロック20に於いて初期化される)は第1所定値、図の
例では0に設定(又は確認)され(ブロック66)、ブ
ロック66から図3のブロック21に戻って、サンプル
の次のグループに関して引き続き監視する。逆の場合
(ブロック64のNO出力)は、事象は事象メモリ15
3に記憶され(ブロック68)、変数Fの値が決定され
る(ブロック70)。特に、変数Fが第1所定値であれ
ば(ブロック70のYES出力)、変数Fが第2所定
値、例えば1に設定され(ブロック72)、ブロック7
2から図3のブロック21に戻り、サンプルの次のグル
ープに関して引き続き監視する。逆に、変数Fが第2所
定値にある、即ち既に閾値TH2を越えている場合(ブ
ロック70のNO出力)、パイロット警報信号が発生さ
れ(ブロック74)、変数Fは再度、第1所定値に設定
され(ブロック76)、次いでブロック76から図3の
ブロック21に戻り、次のサンプルに関する監視を継続
する。
【0023】以上述べてきた方法の利点は次の通りであ
る。特に、装備した種々のセンサを同時制御することに
よって、ヘリコプターの異なる構造部分を瞬間、瞬間に
監視することが可能となり、動力伝達装置の回転部分の
摩耗に起因する機械的問題を初期の段階で検出すること
ができるようにする。また、上記方法は、構造レベル
で、急激な事故のもととなる、厳しいストレスを受ける
ヘリコプター部品に発生するクラックを検出することも
できるようにする。
【0024】最後に、信号処理レベルで、本発明はセン
サ信号の変調段階で起こる如何なる問題をも検出するこ
とができるようにする。しかしながら、本願において、
添付図を参照して説明してきた方法に対して、本発明の
範囲から逸脱することなく変更がなされ得ることは明ら
かである。特に、信号の濾波及び平均化の手続き、及び
警報発生の手続きは、上記説明のものと違った手続きを
取ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘリコプターの動力伝達装置の概略を示すヘリ
コプターの平面図である。
【図2】ヘリコプターの動力伝達装置及び種々の動力伝
達部材のセンサを示す簡略図である。
【図3】本発明による方法の各段階を示す流れ図であ
る。
【図4】本発明による方法の各段階を示す流れ図であ
る。
【図5】本発明による方法の各段階を示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
1…加速度センサ 2…加速度センサ 3…加速度センサ 4…加速度センサ 5…加速度センサ 6…加速度センサ 7…加速度センサ 8…加速度センサ 9…加速度センサ 10…加速度センサ 11…加速度センサ 12…加速度センサ 13…加速度センサ 14…加速度センサ 15…加速度センサ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)加速度センサから信号(s(t))
    を取り出す段階と、 b)前記信号のヒルベルト変換(H[T’lm(i)])
    を計算する段階と、 c)実数部として前記信号、及び虚数部として前記信号
    の前記ヒルベルト変換を有する複素信号(Clm(i))
    を定義する段階と、 d)前記複素信号の位相と基準位相との差を計算して、
    位相信号(FC(i))を得る段階と、 e)前記位相信号の変動性を計算して変動性信号(V)
    を得る段階と、 f)前記変動性信号(V)を少なくとも第1の所定閾値
    (TH1、TH2)と比較する段階とを含むことを特徴
    とする、加速度センサを備えた乗物、特にヘリコプター
    の伝動組立体を監視する方法。
  2. 【請求項2】 前記変動性信号は前記位相信号の分散で
    あることを特徴とする、請求項1に記載の加速度センサ
    を備えた乗物、特にヘリコプターの伝動組立体を監視す
    る方法。
  3. 【請求項3】 前記段階a)からf)を何回かの繰り返
    しの間反復することを特徴とする、請求項1又は2に記
    載の加速度センサを備えた乗物、特にヘリコプターの伝
    動組立体を監視する方法。
  4. 【請求項4】 前記ヒルベルト変換を計算する前記段階
    は、前記信号のサンプリング及び濾波処理の段階の後で
    実施することを特徴とする、上記請求項の何れか一項に
    記載の加速度センサを備えた乗物、特にヘリコプターの
    伝動組立体を監視する方法。
  5. 【請求項5】 前記サンプリング及び濾波処理の段階
    は、 前記加速器センサと関連を持つシャフトの各回転に関す
    る幾つかの同期サンプルTl (i)を取得する段階と、 次式によって、平均時系列Tlm(i)を計算する段階と
    からなることを特徴とする、請求項4に記載の加速度セ
    ンサを備えた乗物、特にヘリコプターの伝動組立体を監
    視する方法。 【数1】 ここで、Tl (i)は前記同期サンプル、lは前記シャ
    フトの回転数をカウントするカウンタである。
  6. 【請求項6】 前記サンプリング及び濾波処理の段階
    は、所定の周波数に中心を置く帯域通過フィルタによっ
    て、前記平均時系列(Tlm(i))を濾波し、濾波済平
    均信号(T’lm(i))を得る段階を更に含むことを特
    徴とする、請求項5に記載の加速度センサを備えた乗
    物、特にヘリコプターの伝動組立体を監視する方法。
  7. 【請求項7】 前記平均時系列を計算する段階は、有意
    な信号値の存在を判定する段階に次いで実施されること
    を特徴とする、請求項5又は6に記載の加速度センサを
    備えた乗物、特にヘリコプターの伝動組立体を監視する
    方法。
  8. 【請求項8】 前記平均時系列を計算する段階に次い
    で、前記平均時系列の収束性を判定する段階が実施され
    ることを特徴とする、請求項5から請求項7の何れか一
    項に記載の加速度センサを備えた乗物、特にヘリコプタ
    ーの伝動組立体を監視する方法。
  9. 【請求項9】 前記変動性信号を比較する段階は、前記
    変動性信号を第2閾値と比較する段階をさらに含むこと
    を特徴とする、上記請求項の何れか一項に記載の加速度
    センサを備えた乗物、特にヘリコプターの伝動組立体を
    監視する方法。
JP19026998A 1997-07-04 1998-07-06 加速度センサを備えた乗物、特にヘリコプターの伝動組立体を監視する方法 Expired - Fee Related JP4071363B2 (ja)

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