JPH11123726A - 成形用金型における液体噴射装置 - Google Patents

成形用金型における液体噴射装置

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JPH11123726A
JPH11123726A JP29012397A JP29012397A JPH11123726A JP H11123726 A JPH11123726 A JP H11123726A JP 29012397 A JP29012397 A JP 29012397A JP 29012397 A JP29012397 A JP 29012397A JP H11123726 A JPH11123726 A JP H11123726A
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liquid
liquid ejecting
mold
nozzle
ejecting apparatus
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JP29012397A
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Yukuo Yamaguchi
裕久雄 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】効率よく型内に離型剤を塗布することができる
成形用型における液体噴射装置を提供する。 【解決手段】合成樹脂、合成ゴム等を成形加工するため
の成形用金型において、金型の開閉に連動して移動し、
形状形成部である金型のキャビティ部1a、コア部2a
等に向けて液体を噴霧する液体噴射ノズル21c,22
cと、液体噴射ノズル21c,22cヘ液体を供給する
ための液体供給室24と、液体噴射ノズル21c,22
cから液体を噴射させるために液体供給室24内の充填
液体に圧縮力を加える圧縮装置26とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は合成樹脂、合成ゴム
等を成形する射出成形法、トランスファー成形法、圧縮
成形法等に使用される成形用金型における液体噴射装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂、合成ゴム等を成形加工する場
合には射出成形法、トランスファー成形法、圧縮成形
法、押出し成形法、中空成形法、真空成形法、圧空成形
法、圧延成形法等、さまざまな成形法が採用されてい
る。
【0003】成形法の原理としては、溶かす、流す、固
めるの3つの基本動作の変化から成っていて、合理的で
生産性も高<、高品質な生産が可能である。
【0004】射出成形法やトランスファー成形において
は、成形サイクルの最終工程で成形品を金型から強制的
に突き出す離型が行われている。すなわち、成形品は、
金型開放時に、エジェクタピンによって突き出されて可
動側型板のコア部から取り出される。
【0005】このような成形法においては、離型性の悪
い合成樹脂材料や合成ゴム材料が成形される場合、成形
品が金型に密着して金型から分離しにくくなるため、突
き出しの際に成形品に傷を付けたり、成形品を白化させ
たり、成形品に亀裂が入ったり、最悪の場合は成形品が
壊れてしまう場合がある。
【0006】従来においては、成形品の離型性を向上さ
せるため、金型と成形材料が接する金型表面に離型剤を
塗布し、金型表面の離型抵抗を小さくする膜を作り、成
形材料が金型に固着することを防止する方法が採られて
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常、
金型表面に塗布された離型剤の塗膜は成形品に転写され
て行くため、連続成形すると金型上の離型塗膜は消耗し
て行き、離型効果が徐々に悪くなって行くことになる。
【0008】そこで、離型性の悪い材料で成形する場
合、離型剤を毎ショット、または数ショット毎に塗布す
ることが標準工程となっている。離型剤を塗布する方法
としては、型開きの際に、型板間にスプレーガンを挿入
してキヤビティ部とコア部へ離型剤を吹き付ける方法
と、刷毛、ウエス等を使用してキャビティ部とコア部に
離型剤を塗布する方法がある。
【0009】しかし、上記したような方式では型開きす
る度に、スプレーガン、刷毛、ウエス等を型内に挿入し
て離型剤を塗布するために、成形サイクルが長くなり生
産性が悪化するという問題がある。
【0010】また、作業者は成形機の前方よりスプレー
ガン、刷毛、ウエス等を型内に挿入して離型剤を塗布す
るため、作業者の視界から外れる部分では、離型剤の塗
布量が確認しにくく、離型剤が偏って塗布され、成形品
の離型性が悪化するという問題がある。
【0011】また、上記のように手作業で離型剤を補給
する方式では離型剤の供給を定量的に管理することが困
難なために、成形の安定性確保や離型剤の消費量の管理
が非常に難しくなるという問題がある。
【0012】したがって、本発明は上述した課題に鑑み
てなされたものであり、その目的は、効率よく型内に離
型剤を塗布することができる成形用型における液体噴射
装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わる成形用型におけ
る液体噴射装置は、合成樹脂、合成ゴム等を成形加工す
るための成形用金型において、金型の開閉に連動して移
動し、形状形成部である金型のキャビティ部、コア部等
に向けて液体を噴霧する液体噴射ノズルと、該液体噴射
ノズルヘ液体を供給するための液体供給室と、前記液体
噴射ノズルから液体を噴射させるために前記液体供給室
内の充填液体に圧縮力を加える圧縮装置と、を具備する
ことを特徴としている。
【0014】また、この発明に係わる成形用型における
液体噴射装置において、前記圧縮装置はエジェクタプレ
ートの移動によって作動するようにしたことを特徴とし
ている。
【0015】また、この発明に係わる成形用型における
液体噴射装置において、前記圧縮装置はピストンとシリ
ンダとを備え、前記ピストンが前進して前記液体供給室
内の充填液体を圧縮した時に、前記液体が前記液体噴射
ノズルから噴射され、その位置から前記ピストンが後退
した時に前記液体供給室内に液体が補給されるように構
成されていることを特徴としている。
【0016】また、この発明に係わる成形用型における
液体噴射装置において、前記圧縮装置は、金型の型締め
動作に連動して前記ピストンが後退するように構成され
ていることを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わる成形用型における
液体噴射装置において、前記液体噴射ノズルから噴射さ
れる液体の吐出量を調整できるように構成したことを特
徴としている。
【0018】また、この発明に係わる成形用型における
液体噴射装置において、前記液体噴射ノズルの開口部面
積を可変できるように構成したことを特徴としている。
【0019】また、この発明に係わる成形用型における
液体噴射装置において、固定側型板のキャビティ部に向
けて液体を墳射させるための液体噴射ノズルと可動側型
板のコア部に向けて液体を噴射させるための液体噴射ノ
ズルとが同一の液体噴射ロッドに設けれていることを特
徴としている。
【0020】また、本発明に係わる成形用型における液
体噴射装置は、合成樹脂、合成ゴム等を成形加工するた
めの成形用金型において、形状形成部である金型のキャ
ビティ部、コア部等に向けて液体を噴霧するための液体
噴射ノズルと、金型の開閉に連動して移動し、先端部に
前記液体噴射ノズルを有する液体噴射ロッドと、前記液
体噴射ノズルヘ液体を供給するための液体供給室と、前
記液体噴射ノズルから液体を噴射させるために前記液体
供給室内の充填液体に圧縮力を加える圧縮装置と、を具
備することを特徴としている。
【0021】また、この発明に係わる成形用型における
液体噴射装置において、型締め時には前記液体噴射ノズ
ルの開口部は閉塞され、型開き時には前記液体噴射ノズ
ルの開口部が開放されるように前記液体噴射ロッドを作
動させることを特徴としている。
【0022】また、この発明に係わる成形用型における
液体噴射装置において、前記圧縮装置はエジェクタプレ
ートの移動によって作動するようにしたことを特徴とし
ている。
【0023】また、この発明に係わる成形用型における
液体噴射装置において、前記圧縮装置はピストンとシリ
ンダとを備え、前記ピストンが前進して前記液体供給室
内の充填液体を圧縮した時に、前記液体が前記液体噴射
ノズルから噴射され、その位置から前記ピストンが後退
した時に前記液体供給室内に液体が補給されるように構
成されていることを特徴としている。
【0024】また、この発明に係わる成形用型における
液体噴射装置において、前記圧縮装置は、金型の型締め
動作に連動して前記ピストンが後退するように構成され
ていることを特徴としている。
【0025】また、この発明に係わる成形用型における
液体噴射装置において、前記液体噴射ノズルから噴射さ
れる液体の吐出量を調整できるように構成したことを特
徴としている。
【0026】また、この発明に係わる成形用型における
液体噴射装置において、前記液体噴射ノズルの開口部面
積を可変できるように構成したことを特徴としている。
【0027】また、この発明に係わる成形用型における
液体噴射装置において、固定側型板のキャビティ部に向
けて液体を墳射させるための液体噴射ノズルと可動側型
板のコア部に向けて液体を噴射させるための液体噴射ノ
ズルとが同一の液体噴射ロッドに設けれていることを特
徴としている。
【0028】本発明によれば、形状形成部である金型の
キャビティ部とコア部に向けて液体を噴霧するための液
体噴射ノズルと、該液体噴射ノズルヘ液体を供給するた
めに液体を貯えておく液体供給室と、前記液体噴射ノズ
ルから液体を噴射させるために前記液体供給室内に圧縮
力を加える圧縮装置と、を備える液体噴射装置を成形用
金型に設けることによって、離型剤がキャビティ部およ
ぴコア部へ向けて均一に噴射塗布されるので、離型不良
が無<、効率の良い成形が可能となる。
【0029】また、前記液体噴射ノズルが金型の開閉に
連動して作動するとともに、型締め時には前記液体噴射
ノズルの開口部は閉塞され、型開き時には前記液体噴射
ノズルの開口部が開放されるような構成とすることによ
って、成形1サイクル内の所定の段階に離型剤塗布工程
を導入することができる。さらに、離型剤塗布工程時に
は一定量の離型剤がキャビティ部とコア部に噴射される
ので、離型性の悪い材料を成形する場合であっても安定
的な成形が可能となり、離型剤の無駄な消費を抑えるこ
とができる。
【0030】また、前記圧縮装置がエジェクタプレート
の移動に連動して作動するような構成にすることによっ
て、前記液体噴射ノズルから液体を噴射させるための専
用のアクチュエータや液体噴射用の制御等を設ける必要
がないために、液体噴射装置が安価にできる。また一方
で、エジェクタプレートの作動を利用した勢いのある離
型剤噴霧ができるので、効率の良い離型剤の噴射が可能
となる。
【0031】また、離型剤の噴射はエジェクタロッドの
突出し動作に連動させ、前記液体供給室内への離型剤補
給は型締め動作に連動させるような構成にすることによ
って、前記液体供給室内への離型剤供給手段としてのポ
ンプ等のアクチュエ一夕を設けなくても離型剤の供給が
できるので、安価な液体噴射装置にすることができる。
【0032】また、前記液体噴射ノズルから噴射される
離型剤の吐出量が調整できるような構成とすることによ
って、成形材料や成形品形状に応じて離型剤の吐出量を
最適に設定することが可能となり、成形性、信頼性、経
済性の優れた成形が実現できるようになる。
【0033】また、ノズルの開口部面積を可変式にする
ことによって、離型剤の噴射する勢いを制御することが
可能となり、離型剤を広範囲に飛ばすことができるよう
になり、液体を効率良く金型へ噴射することが可能とな
る。
【0034】また、キャビティ部に向けて液体を噴射さ
せるための液体噴射ノズルとコア部に向けて液体を噴射
させるための液体噴射ノズルとが同一の液体噴射ロッド
に設けれるような構成とすることにより、液体噴射ロッ
ドの本数を必要最小限に抑えることができ、液体噴射装
置を安価にすることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0036】(第1の実施形態)図1乃至図3は本発明
の第1の実施形態に係る液体噴射装置が搭載された射出
成形用金型のダイセットの断面図で、図1は型締め状態
を示す図、図2は型開放状態を示す図、図3はエジェク
タロッド作動時の状態を示す図である。
【0037】以下に本発明の第1の実施形態について図
1乃至図3に基づいて射出成形法を取り上げて説明す
る。
【0038】同図において、1は固定側型板、2は可動
側型板、3は受板、4はスぺ−サブロック、5は上エジ
ェクタプレート、6は下エジェクタプレート、7は可動
側取付板、8,9はストッパピン、10はエジェクタピ
ン、11はエジェクタロッド、12は成形品で、これら
が一般的な射出成形のダイセットの構成である。
【0039】21,22は円筒形状の液体噴射ロッド
で、液体噴射ロッド21の外周部21aと可動側型板2
の穴の内周部2bとは摺動可能であり、また、液体噴射
ロッド22の外周部22aと可動側型板2の穴の内周部
2cとは摺動可能になっている。そして、液体噴射ロッ
ド21,22は圧縮コイルバネ23の弾性回復力によっ
て図中右方向に付勢されている。
【0040】型締め時に、固定側型板1と可動側型板2
とが密着すると、液体噴射ロッド21,22の先端部2
1b、22bが固定側型板1により押し込まれるため、
液体噴射ロッド21,22は可動側型板2内に完全に収
容される(図1参照)。
【0041】液体噴射ロッド21,22には各々ノズル
21c、22cが設けられ、離型時に液体噴射ロッド2
1,22が可動側型板2より突出すると(図2参照)、
一方のノズル21cからは可動側型板2のコア部2aに
向けて離型剤(液体)が噴射され、もう一方のノズル2
2cからは固定側型板1のキャビティ部1aに向けて離
型剤が噴射されるようにノズル21c、22cの向きが
各々設定されている。
【0042】24は離型剤を貯蔵しておくための液体供
給室、25は液体供給室へ離型剤を供給するためのニッ
プルで、ニップル25は液体供給室24の一端の金型側
面に取り付けられている。また、ニップル25の上流に
は不図示の逆止弁が設けられ液体供給室24内に貯えら
れた離型剤が逆流しないようになっている。
【0043】26は液体供給室24内の離型剤を圧縮し
てノズル21c,22cから離型剤を噴射するためのベ
ローズで、エジェクタロッド11の突き出しによって、
上エジェクタプレート5が図中右方向に移動されると、
ベローズ26の端面26aが上エジェクタプレート5に
押し込まれて圧縮され、液体供給室24内の離型剤がノ
ズル21c,22cよりキャビティ1aとコア2aに向
けて噴射される(図3参照)。
【0044】次に第1の実施形態の動作について説明す
る。
【0045】図1の型締め時には、固定側型板1と可動
側型板2とが完全に密着状態にあり、液体噴射ロッド2
1,22は可動側型板2内に収納されている。
【0046】ここでは、外部ポンプ(不図示)の駆動制
御によって、離型剤がニップル25を経て液体供給室2
4内へ補給される。この時、ノズル21c,22cは可
動側型板2によって閉塞されているので、液体供給室2
4内に所定容量の離型剤が満たされると、以後離型剤の
補給は絶たれることになる。
【0047】成形工程が終了して、図2のように型開き
になり、固定側型板1と可動側型板2とが分離されて、
液体噴射ロッド21,22を規制する力が取り除かれる
と、液体噴射ロッド21,22は圧縮バネ23の付勢力
によって図中右方向へ移動するため、ノズル21c、2
2cは開放される。
【0048】この時、液体供給室24の内部は負圧とな
るので、離型剤がノズル21c、22cから垂れ流れる
ことは無い。
【0049】また、液体供給室24が負圧になった時に
離型剤がニップル25より流入することのないように逆
止弁が離型剤を遮断するようになっている。
【0050】次に、成形品の離型工程に入り、エジェク
タロッド11が突き出され、エジェクタプレート5,6
が移動されると(図3参照)、上エジェクタプレート5
によってベローズ26は圧縮されるため、液体供給室2
4内の離型剤はノズル21c,22cからキャビティ1
aとコア2aに向けて噴霧される。
【0051】但し、この時、液体供給室24内の離型剤
は、不図示の逆止弁によって逆流が阻止されている。
【0052】成形品の突き出しが終わり、エジェクタロ
ッド11が引き込まれると、エジェクタプレート5,6
は不図示のリターンバネによって図中左方向に移動退避
する。
【0053】そして、エジェクタプレート5、6が退避
すると、ベローズ26の端面26aに作用する押圧は取
り除かれ、ベローズ26は自己の反発回復力によって伸
びようとする。
【0054】このベローズ26の反発作用により、液体
供給室24内部は負圧状態となるために、離型剤がノズ
ル21c,22cから垂れ流れることはない。
【0055】次工程で再び型締めが始まると、液体噴射
ロッド21,22は固定側型板1の押し込みによって可
動側型板2内に退避する。
【0056】その後、型締め中に、外部ポンプ(不図
示)からニップル25を経た離型剤が、所定の流入圧力
によって液体供給室24内に所定量まで充填補給され
る。
【0057】以上のように本実施形態では、離型剤噴射
手段としての液体噴射ノズルがダイセット内に配設され
ているため、離型剤がキャビティ部およびコア部へ向け
て均一に噴射塗布されるので、離型不良が無く、効率の
良い成形が可能となる。
【0058】特に作業者の視界から外れるような位置と
なる金型の奥側や隅部に離型剤が噴射されるように、ノ
ズルの位置が設定されていれば、効果的な離型剤の塗布
が実現でき、生産性が非常に向上する。
【0059】また、圧縮装置がエジェクタプレートの移
動に連動して作動するので、液体噴射手段として、専用
のアクチュエータや液体噴射用の制御手段等を設ける必
要がないために、液体噴射装置が安価にできる。
【0060】さらに、エジェクタプレートの作動に合わ
せて離型剤を勢いよく噴霧することができるので効率良
い金型への離型剤の噴射が可能となる。
【0061】なお、上記の場合、離型剤がノズルより噴
射されてキャビティ部とコア部へ塗布されるような構成
としたが、本発明では、ノズルより噴射される液体は離
型剤に限定されるものではな<、油、水、薬品、塗料、
接着剤等を噴射するようにしても良い。
【0062】また、ノズルの開口部面積を可変式にすれ
ば、離型剤の噴射する勢いを制御することが可能とな
り、離型剤を広範囲に飛ばすことができるようになる。
【0063】また、ベローズ26の反発回復時の復帰位
置をストッパーで制御するような構成にすれば、離型剤
の吐出量が管理できるようになり、離型剤を効率的に消
費させることができる。
【0064】さらに、ノズル部先端にポーラス体等の微
細穴の開いたのもを設けることにより、離型剤が霧状に
噴霧できるようになる。
【0065】(第2の実施形態)図4は本発明の第2の
実施形態に係る液体噴射装置が搭載された射出成形用金
型のダイセットの断面図を示す図で、第1の実施形態と
同一の部分には同一の番号を付して説明する。
【0066】第1の実施形態では、コア2aに向けて離
型剤を噴射するノズル21cとキャビティ1aに向けて
離型剤を噴射するノズル22cとが各々別の液体噴射ロ
ッドに分離して配設されていたが、本実施形態では、同
一の液体噴射ロッド21にコア向けノズル21cとキャ
ビティ向けノズル21dとを設けることによって、液体
噴射装置を可動側型板内に効率良く配置できるようにし
たものである。
【0067】同図に示すように、液体噴射ロッド21に
はコア向けノズル21cとキャビティ向けノズル21d
の両方が同一の液体噴射ロッドの先端に配設されてい
る。
【0068】したがって、本実施形態では、コア形状や
キャビティ形状が複雑な凹凸を持つような金型の場合
に、効率の良い離型剤塗布が可能となる。
【0069】また、液体噴射ロッドの数量が必要最小限
に設定できるので、金型を小さ<製作することが可能と
なり、金型が安価に製作できる。
【0070】(第3の実施形態)図5乃至図8は本発明
の第3の実施形態に係る液体噴射装置が搭載された射出
成形用金型のダイセットの断面図を示す図で、図5は型
締め状態を示す図、図6は型開放状態を示す図、図7は
エジェクタロッド作動時の状態を示す図、図8は型締め
の途中段階を示す図で、第1実施形態と同一の部分には
同一の番号が付してある。
【0071】本実施形態では、圧縮装置がピストンとシ
リンダとの組み合わせによって構成されており、ピスト
ンはエジェクタロッドの突出し動作と型締め動作に連動
して往復動するようになっている。
【0072】そして、エジェクタロッドの突出し時は、
液体供給室内の離型剤を噴射し、型締め動作時は、液体
供給室内に離型剤を補給するようにするものである。
【0073】以下に本発明の第3の実施形態について図
5乃至図8に基づいて説明する。
【0074】31は受板3に配設されるシリンダ、32
はシリンダ31の内周を摺動するピストン、33はピス
トン32を作動するピストンロッド、34はピストンロ
ッド33の一端33aに固定される作動アーム、35は
作動アーム34を移動させる制御リンク、36は制御リ
ンク35を固定側型板1の側面に固定するためのガイド
ピン、37は可動側型板2の側面に取り付けられたガイ
ドピンで、制御リンク35の長孔35aがガイドピン3
7を摺動することによって、制御リンク35の直進性が
維持される。
【0075】また、作動アーム34は制御リンク35の
長孔35b内に収容され、型締め時に、作動アーム34
は制御リンク35の孔端部35cによって図中左方向に
移動されるようになっている。
【0076】次に第3の実施形態の動作について説明す
る。
【0077】図5の型締め時には、固定側型板1と可動
側型板2とが完全に密着状態にあり、液体噴射ロッド2
1は可動側型板2内に収納され、ノズル21c,22c
は可動側型板2によって閉塞されている。
【0078】成形工程が終了して、図6のように型開き
になり、固定側型板1と可動型型板2とが分離されて、
液体噴射ロッド21,22を規制する力が取り除かれる
と、液体噴射ロッド21,22は圧縮バネ23の付勢力
によって図中右方向へ移動するため、ノズル21c,2
2cは開放される。
【0079】この時、液体供給室24が負圧になるた
め、離型剤がニップル25より流入する。
【0080】離型剤が流入すると、液体供給室24内の
圧力は上昇して行くが、離型剤がノズル21c,22c
から流出しないように逆止弁の流入抵抗圧力は設定され
ており、離型剤の流入量が規制されている。
【0081】また、型開き時、制御リンク35の一端は
固定側型板1に取り付けられているので、制御リンク3
5はガイドピン37に沿って直進摺動する。但し、作動
アーム34は制御リンク35の長孔35b内に収まって
いるため、停止状態が維持される。
【0082】成形品の離型工程に入り、エジェクタロッ
ド11が突き出され、エジェクタプレート5,6が移動
されると(図7参照)、ピストンロッド33は上エジェ
クタプレート5により図中右方向に押し込まれ、液体供
給室内の離型剤を圧縮する。このため、液体供給室24
内の離型剤はノズル21c,22cからキャビティ1a
とコア2aに向けて噴霧される。
【0083】なお、この時、作動アーム34は制御リン
ク35の長孔35bの範囲内を移動することになる。
【0084】また、液体供給室24内の離型剤は、不図
示の逆止弁によって逆流が阻止されている。
【0085】次に、成形品の突き出しが終わり、エジェ
クタロッド11が引き込まれると、エジェクタプレート
5,6は不図示のリターンバネによって図中左方向に移
動退避する。
【0086】次工程で再び型締めが始まると(図8参
照)、液体噴射ロッド21は固定側型板1の押し込みに
よって可動側型板2内に退避する。
【0087】この時、作動アーム34は制御リンク35
の長孔端部35cによって図中左方向に押し戻され、ピ
ストン32がこれに追従するため、液体供給室24内は
負圧状態となり、液体供給室24には離型剤が補給され
ることになる。
【0088】なお、ピストン32の作動によって液体供
給室24内に離型剤を補給する際、ノズル21c,22
cから外気をできるだけ取り込まないようにするため、
ノズル21c,22cは液体噴射ロッド21,22のフ
ランジ部21d,22dに近い位置に配設されている。
【0089】以上のように本実施形態では型締め動作に
連動させてピストンを動かすことにより、離型剤が液体
供給室内に補給されるので、離型剤の供給手段としてポ
ンプ等の専用のアクチュエータを設けなくても良く、安
価な液体噴射装置にすることができる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、形状形成部である
金型のキャビティ部とコア部に向けて液体を噴霧するた
めの液体噴射ノズルと、該液体噴射ノズルヘ液体を供給
するために液体を貯えておく液体供給室と、前記液体噴
射ノズルから液体を噴射させるために前記液体供給室内
に圧縮力を加える圧縮装置と、を備える液体噴射装置を
成形用金型に設けることによって、離型剤がキャビティ
部およびコア部へ向けて均一に噴射塗布されるので、離
型不良が無く、効率の良い成形が可能となる。
【0091】また、前記液体噴射ノズルが金型の開閉に
連動して作動するとともに、型締め時には前記液体噴射
ノズルの開口部は閉塞され、型開き時には前記液体噴射
ノズルの開口部が開放されるような構成とすることによ
って、成形1サイクル内の所定の段階に離型剤塗布工程
を導入することができる。さらに、離型剤塗布工程時に
は一定量の離型剤がキャビティ部とコア部に噴射される
ので、離型性の悪い材料を成形する場合であっても安定
的な成形が可能となり、離型剤の無駄な消費を抑えるこ
とができる。
【0092】また、前記圧縮装置がエジェクタプレート
の移動に連動して作動するような構成にすることによっ
て、前記液体噴射ノズルから液体を噴射させるための専
用のアクチュエータや液体噴射用の制御手段等を設ける
必要がないために、液体噴射装置が安価にできる。また
一方で、エジェクタプレートの作動を利用した勢いのあ
る離型剤噴霧ができるので、効率の良い離型剤の噴射が
可能となる。
【0093】また、離型剤の噴射はエジェクタロッドの
突出し動作に連動させ、前記液体供給室内への離型剤補
給は型締め動作に連動させるような構成にすることによ
って、前記液体供給室内への離型剤供給手段としてのポ
ンプ等のアクチュエータを設けなくても離型剤の供給が
できるので、安価な液体噴射装置にすることができる。
【0094】また、前記液体噴射ノズルから噴射される
離型剤の吐出量が調整できるような構成とすることによ
って、成形材料や成形品形状に応じて離型剤の吐出量を
最適に設定することが可能となり、成形性、信頼性、経
済性の優れた成形が実現できるようになる。
【0095】また、ノズルの開口部面積を可変式にする
ことによって、離型剤の噴射する勢いを制御することが
可能となり、離型剤を広範囲に飛ばすことができるよう
になり、液体を効率良く金型へ噴射することが可能とな
る。
【0096】また、キャビティ部に向けて液体を噴射さ
せるための液体噴射ノズルとコア部に向けて液体を噴射
させるための液体噴射ノズルとが同一の液体噴射ロッド
に設けられるような構成とすることにより、液体噴射ロ
ッドの本数を必要最小限に抑えることができ、液体噴射
装置を安価にすることができる。
【0097】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る液体噴射装置が
搭載された射出成形用金型のダイセットの断面図で、型
締め状態を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る液体噴射装置が
搭載された射出成形用金型のダイセットの断面図で、型
開放状態を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る液体噴射装置が
搭載された射出成形用金型のダイセットの断面図で、エ
ジェクタロッド作動時の状態を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る液体噴射装置が
搭載された射出成形用金型のダイセットの断面図であ
る。
【図5】本発明の第3の実施形態に係る液体噴射装置が
搭載された射出成形用金型のダイセットの断面図で、型
締め状態を示す図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る液体噴射装置が
搭載された射出成形用金型のダイセットの断面図で、型
開放状態を示す図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係る液体噴射装置が
搭載された射出成形用金型のダイセットの断面図で、エ
ジェクタロッド作動時の状態を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係る液体噴射装置が
搭載された射出成形用金型のダイセットの断面図で、型
締めの途中段階を示す図である。
【符号の説明】
2 可動側型板 3 受板 5 上エジェクタプレート 11 エジェクタロッド 21,22 液体噴射ロッド 21c,22c ノズル 26 ベローズ 31 シリンダ 32 ピストン 33 ピストンロッド 34 作動アーム 35 制御レバー

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂、合成ゴム等を成形加工するた
    めの成形用金型において、 金型の開閉に連動して移動し、形状形成部である金型の
    キャビティ部、コア部等に向けて液体を噴霧する液体噴
    射ノズルと、 該液体噴射ノズルヘ液体を供給するための液体供給室
    と、 前記液体噴射ノズルから液体を噴射させるために前記液
    体供給室内の充填液体に圧縮力を加える圧縮装置と、 を具備することを特徴とする成形機用金型における液体
    噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮装置はエジェクタプレートの移
    動によって作動するようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の成形用金型における液体噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記圧縮装置はピストンとシリンダとを
    備え、前記ピストンが前進して前記液体供給室内の充填
    液体を圧縮した時に、前記液体が前記液体噴射ノズルか
    ら噴射され、その位置から前記ピストンが後退した時に
    前記液体供給室内に液体が補給されるように構成されて
    いることを特徴とする請求項1及び2のいずれか1項に
    記載の成形用金型における液体噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記圧縮装置は、金型の型締め動作に連
    動して前記ピストンが後退するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の成形用金型における液
    体噴射装置。
  5. 【請求項5】 前記液体噴射ノズルから噴射される液体
    の吐出量を調整できるように構成したことを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の成形用金型にお
    ける液体噴射装置。
  6. 【請求項6】 前記液体噴射ノズルの開口部面積を可変
    できるように構成したことを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか1項に記載の成形用金型における液体噴射装
    置。
  7. 【請求項7】 固定側型板のキャビティ部に向けて液体
    を墳射させるための液体噴射ノズルと可動側型板のコア
    部に向けて液体を噴射させるための液体噴射ノズルとが
    同一の液体噴射ロッドに設けれていることを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載の成形用金型にお
    ける液体噴射装置。
  8. 【請求項8】 合成樹脂、合成ゴム等を成形加工するた
    めの成形用金型において、 形状形成部である金型のキャビティ部、コア部等に向け
    て液体を噴霧するための液体噴射ノズルと、 金型の開閉に連動して移動し、先端部に前記液体噴射ノ
    ズルを有する液体噴射ロッドと、 前記液体噴射ノズルヘ液体を供給するための液体供給室
    と、 前記液体噴射ノズルから液体を噴射させるために前記液
    体供給室内の充填液体に圧縮力を加える圧縮装置と、 を具備することを特徴とする成形用金型における液体噴
    射装置。
  9. 【請求項9】 型締め時には前記液体噴射ノズルの開口
    部は閉塞され、型開き時には前記液体噴射ノズルの開口
    部が開放されるように前記液体噴射ロッドを作動させる
    ことを特徴とする請求項8に記載の成形用金型における
    液体噴射装置。
  10. 【請求項10】 前記圧縮装置はエジェクタプレートの
    移動によって作動するようにしたことを特徴とする請求
    項8及び9のいずれか1項に記載の成形用金型における
    液体噴射装置。
  11. 【請求項11】 前記圧縮装置はピストンとシリンダと
    を備え、前記ピストンが前進して前記液体供給室内の充
    填液体を圧縮した時に、前記液体が前記液体噴射ノズル
    から噴射され、その位置から前記ピストンが後退した時
    に前記液体供給室内に液体が補給されるように構成され
    ていることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1
    項に記載の成形用金型における液体噴射装置。
  12. 【請求項12】 前記圧縮装置は、金型の型締め動作に
    連動して前記ピストンが後退するように構成されている
    ことを特徴とする請求項11に記載の成形用金型におけ
    る液体噴射装置。
  13. 【請求項13】 前記液体噴射ノズルから噴射される液
    体の吐出量を調整できるように構成したことを特徴とす
    る請求項8乃至12のいずれか1項に記載の成形用金型
    における液体噴射装置。
  14. 【請求項14】 前記液体噴射ノズルの開口部面積を可
    変できるように構成したことを特徴とする請求項8乃至
    13のいずれか1項に記載の成形用金型における液体噴
    射装置。
  15. 【請求項15】 固定側型板のキャビティ部に向けて液
    体を墳射させるための液体噴射ノズルと可動側型板のコ
    ア部に向けて液体を噴射させるための液体噴射ノズルと
    が同一の液体噴射ロッドに設けれていることを特徴とす
    る請求項8乃至14のいずれか1項に記載の成形用金型
    における液体噴射装置。
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