JPH11123701A - 鋸 - Google Patents

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JPH11123701A
JPH11123701A JP29284997A JP29284997A JPH11123701A JP H11123701 A JPH11123701 A JP H11123701A JP 29284997 A JP29284997 A JP 29284997A JP 29284997 A JP29284997 A JP 29284997A JP H11123701 A JPH11123701 A JP H11123701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade body
lubricating liquid
case
handle
liquid supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29284997A
Other languages
English (en)
Inventor
Juji Takigawa
重次 滝川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ars Corp
Original Assignee
Ars Corp
Ars Edge Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ars Corp, Ars Edge Co Ltd filed Critical Ars Corp
Priority to JP29284997A priority Critical patent/JPH11123701A/ja
Publication of JPH11123701A publication Critical patent/JPH11123701A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】刃体を往復動させる際の刃体に加わる摩擦力を
低減させて、物体の切断効率を著しく向上させる。 【解決手段】刃体10の端部に柄20が取り付けられて
おり、柄20の柄本体21には、潤滑液供給具40が設
けられている。潤滑液供給具40は、潤滑液が供給され
る可撓性および弾力性を有する潤滑液供給チューブ43
を有しており、潤滑液供給チューブ43がケース41内
を挿通している。ケース41内を挿通する潤滑液供給チ
ューブ43には、潤滑液が流れないように操作レバー4
2が圧接されており、潤滑液供給チューブ43との圧接
が解除されるように操作レバー42を操作されることに
よって、潤滑液供給チューブ43内を流れる潤滑液が刃
体10に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木材等の各種物体
を切断するために使用される鋸に関する。
【0002】
【従来の技術】木材等の各種物体の切断に使用される鋸
は、通常、一方の側縁部に鋸歯を有する刃体と、刃体の
端部に取り付けられた柄とを有しており、柄を把持して
刃体を往復動させることによって、物体が切断される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】鋸によって物体を切断
する場合には、鋸歯の往復動によって物体が切断され
て、物体の切断された部分に、刃体が順次進入するよう
になっている。このように、物体における切断された部
分に、刃体が順次進入すると、物体の切断面に対して刃
体が接触することにより、刃体に大きな摩擦力が作用
し、刃体の往復動が阻害されるおそれがある。特に、切
断面からヤニが滲み出てくるような木材を切断する場合
には、切断面から滲み出たヤニが刃体に付着することに
よって、刃体に大きな摩擦抵抗が作用し、刃体を往復動
させるために大きな力が必要になり、木材を切断するこ
とが容易でないという問題がある。また、土中の根を切
断する場合にも、根の周囲の土によって、刃体に大きな
摩擦抵抗が加わるために、その根の切断作業が容易でな
いという問題がある。
【0004】本発明は、このような問題を解決するもの
であり、その目的は、木材等の各種物体を、効率よく短
時間で切断することがでる鋸を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の鋸は、潤滑液が
供給される可撓性および弾力性を有する潤滑液供給チュ
ーブと、潤滑液が流れないようにこの潤滑液供給チュー
ブに圧接されており、潤滑液供給チューブとの圧接が解
除されるように操作される操作レバーとを有する潤滑液
供給具が、刃体の端部に取り付けられた柄に設けられて
おり、操作レバーの操作によって、潤滑液供給チューブ
内を流れる潤滑液が刃体に供給されるようになっている
ことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の鋸の実施の形態の一例を
示す側面図である。この鋸は、例えば、折り畳み式にな
っており、一方の側縁部に鋸歯11が設けられた刃体1
0と、この刃体10の一方の端部(基端部)に回動可能
に取り付けられた柄20とを有している。
【0008】柄20は、適当な幅方向寸法を有する長板
状に構成された柄本体21を有している。柄本体21
は、刃体10とほぼ同様の長さを有しており、柄本体2
1の内部には、刃体10を収容し得るスリット状の収容
溝(図示せず)が、長手方向に沿って設けられている。
この収容溝は、柄本体21の下面に、その全長にわたっ
て開口している。収容溝は、刃体10側の端面およびそ
の端面に連続する上面にもそれぞれ開口した状態になっ
ている。
【0009】刃体10における刃先とは反対側に位置す
る基端部は、柄本体21の一方の端部内における収容溝
内に挿入されており、柄本体21のその端部を幅方向に
挿通する支持軸22によって回動可能に支持されてい
る。刃体10は、鋸歯11が柄本体21に接近するよう
に、支持軸22を中心として回動させることによって、
鋸歯11が全体にわたって柄本体21の収容溝内に収容
される。このとき、刃体10は、峰13側の側縁部が柄
本体21内に収容されずに、柄本体21の外部に位置し
ている。刃体10が反対方向に回動されると、刃体10
は、柄本体21と一直線状に沿った状態になる。
【0010】刃体10における基端部には、刃体10が
柄本体21に沿って一直線状に配置された際に、柄本体
21の上面における収容溝の開口から上方に突出する係
止突起14が設けられている。
【0011】柄本体21の上面には、刃体10の基端部
に設けられた係止突起14が突出する開口に隣接して、
刃体10の固定具30が取り付けられている。この固定
具30は、実公平2−42402号公報に開示されてい
るように、柄本体21の上面から突出した係止突起14
に係止する係止リング32が、柄本体21の上面に回動
可能に取り付けられた操作片31によって、柄本体21
の長手方向に沿って移動するようになっている。係止リ
ング32は、操作片31を刃体10側に牽引するように
付勢されており、係止リング32を刃体10の係止突起
14に係止した状態で、操作片31を係止リング32の
付勢力に抗して回動させると、操作片31は、係止リン
グ32の付勢力によっても回動しない状態に固定され
る。
【0012】柄本体21の上面には、固定具30に近接
して、潤滑液供給具40が設けられている。図2は、潤
滑液供給具40の斜視図、図3は、その潤滑液供給具4
0の縦断面図である。この潤滑液固定具40は、中空直
方体状のケース41と、このケース41内に配置された
操作レバー42とを有している。ケース41は、各端面
がそれぞれ開口した状態になっており、一方の開口端面
が、固定具30に対向するように柄本体21の上面に長
手方向に沿って配置されている。
【0013】ケース41の上面41aには、固定具30
側の端部を除いて開口部41bが形成されている。この
開口部41bは、固定具30の遠方側の端面に開口して
いる。ケース41の底面41cは、開口部41bに対向
した端部が上下方向に厚く構成されており、その底面4
1cにおける厚くなった部分を、可撓性および弾力性を
有する潤滑液供給チューブ43が、柄本体21の長手方
向に沿って挿通している。潤滑液供給チューブ43は、
ケース41における薄くなった底面41c部分上を通っ
て、ケース41の外部に延出されており、固定具30の
操作片31および係止リング32の下方を挿通して、さ
らに、刃体10の係止突起14を越えて、刃体10の基
端部上に配置されている。ケース41の底面41cを挿
通してケース41の外部に引き出された潤滑液供給チュ
ーブ43の他方の端部は、潤滑液供給タンク(図示せ
ず)に接続されており、その潤滑液供給タンクから潤滑
液供給チューブ43内に潤滑液が供給されるようになっ
ている。
【0014】ケース41内に配置された操作レバー42
は、ケース41に沿って延びており、図3に示すよう
に、その長手方向のほぼ中央部が、ケース41の幅方向
に沿ってケース41内に架設された支持ピン44にて回
動可能に支持されている。操作レバー42における固定
具30側の端部は、ケース41内に位置しており、ケー
ス41の上面41aとの間に配置された圧縮バネ45に
よって下方に付勢されている。そして、圧縮バネ45に
よって付勢された操作レバー42の端部が、潤滑液供給
チューブ43に圧接されて、潤滑液供給チューブ43内
を潤滑液が流れない偏平状態に押圧している。
【0015】図2に示すように、操作レバー42の他方
の端部は、ケース41の上面41aに設けられた開口部
41bを通って、固定具30の遠方側に延出している。
そして、ケース41の上面に設けられた開口部41bか
ら延出した操作レバー42の端部は、ケース41の幅方
向に広がった操作部42aになっている。
【0016】このような構成の鋸は、各種物体を切断す
る際には、柄本体21に収容された刃体10の鋸歯11
が、柄本体21の収容溝から引き出されて、刃体10が
柄本体20に対して直線状に沿った状態とされる。そし
て、刃体10の基端部に設けられた係止突起14に固定
具30の係止リング32が係止されて、操作片41が柄
本体21側に回動される。これにより、刃体10は、柄
本体21に対して回動しない状態で固定される。
【0017】このような状態で、物体を切断するべく、
柄20を把持して往復運動させる。このとき、潤滑液供
給具40における操作レバー42の操作部42aを下方
に押圧して、操作レバー42を回動させると、ケース4
1内に位置する操作レバー42の端部が上方に移動し
て、潤滑液供給チューブ43との圧接状態が解除され
る。これにより、潤滑液供給タンクから供給される潤滑
液が、潤滑液供給チューブ43を通って、刃体10の上
方に位置する端部から吐出される。そして、刃体10の
側面および鋸歯11に潤滑液が供給されて、刃体10の
側面および鋸歯11と切断される物体との間に浸入し、
物体が円滑に切断される。その結果、効率よく物体を切
断することができ、物体の切断に要する時間を著しく短
縮させることができる。
【0018】刃体10に供給される潤滑液としては、切
断される物体に応じて、適宜選定され、通常の機械に使
用される潤滑油を使用することにより、潤滑効果が得ら
れるのみならず、防錆効果も得られる。また、潤滑液と
しては、水等も使用できる。特に、松のように切断面に
ヤニが滲み出てくるような場合には、潤滑液として水を
刃体10に供給すればよい。このように、刃体10に水
を供給すると、切断面から滲み出るヤニは、水によって
流され、円滑に切断することができる。また、土中の根
を切断するような場合にも、潤滑液として水を刃体10
に供給すればよい。これにより、刃体10の周囲の土が
水によって柔らかくなり、土中の根を、効率よく、短時
間で切断することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明の鋸は、このように、柄に設けら
れた潤滑液供給具によって、刃体に潤滑液が供給される
ようになっているために、刃体は、切断される物体との
間の摩擦抵抗が小さくなり、物体を効率よく切断するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鋸の実施の形態の一例を示す側面図で
ある。
【図2】その鋸に設けられた潤滑液供給具の斜視図であ
る。
【図3】その潤滑液供給具の縦断面図である。
【符号の説明】
10 刃体 11 鋸歯 13 峰 14 係止突起 20 柄 21 柄本体 22 回動ピン 30 固定具 31 操作片 32 係止リング 40 潤滑液供給具 41 ケース 42 操作レバー 43 潤滑液供給チューブ 44 支持ピン 45 圧縮バネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潤滑液が供給される可撓性および弾力性
    を有する潤滑液供給チューブと、 潤滑液が流れないようにこの潤滑液供給チューブに圧接
    されており、潤滑液供給チューブとの圧接が解除される
    ように操作される操作レバーとを有する潤滑液供給具
    が、刃体の端部に取り付けられた柄に設けられており、
    操作レバーの操作によって、潤滑液供給チューブ内を流
    れる潤滑液が刃体に供給されるようになっていることを
    特徴とする鋸。
JP29284997A 1997-10-24 1997-10-24 Pending JPH11123701A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29284997A JPH11123701A (ja) 1997-10-24 1997-10-24

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JP29284997A JPH11123701A (ja) 1997-10-24 1997-10-24

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JPH11123701A true JPH11123701A (ja) 1999-05-11

Family

ID=17787171

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JP29284997A Pending JPH11123701A (ja) 1997-10-24 1997-10-24

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JP (1) JPH11123701A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014188632A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Hitachi Koki Co Ltd チェーンソー
CN109421106A (zh) * 2017-08-23 2019-03-05 徐广鑫 一种农用手锯

Cited By (3)

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