JPH11123691A - ケーブル支持案内装置 - Google Patents

ケーブル支持案内装置

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JPH11123691A
JPH11123691A JP28971497A JP28971497A JPH11123691A JP H11123691 A JPH11123691 A JP H11123691A JP 28971497 A JP28971497 A JP 28971497A JP 28971497 A JP28971497 A JP 28971497A JP H11123691 A JPH11123691 A JP H11123691A
Authority
JP
Japan
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cable
cables
arm
link
partition plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP28971497A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Yatame
聖一 矢田目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
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Publication of JPH11123691A publication Critical patent/JPH11123691A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルベアが大形化することなくケーブル
をスムーズに屈曲変形することを可能とする。 【解決手段】 ケーブルベア11はリンク13を回動可
能な状態で複数連結してなる。ケーブルベア11には複
数のケーブル12が収納されており、それらのケーブル
12は仕切板17により隔離されている。ここで、ケー
ブルベアにおける仕切板17の装着可能位置は格子状で
あるものの、千鳥状となるように装着されている。これ
により、ケーブル12間に余裕を生じるので、ケーブル
ベア11の屈曲に伴ってケーブル12が屈曲するにして
も、ケーブル12はスムーズに屈曲することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動端部が垂直方
向に移動するように配置されたケーブルベア内に複数本
のケーブルを並列状に収納するケーブル支持案内装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば搬送ロボットにおいては、垂直方
向に長尺状の本体をレール上に移動可能に設けると共
に、その本体にアーム部を垂直方向に移動可能に設け、
制御装置による指令に応じてアーム部を垂直方向及び水
平方向に駆動することによりワークに対して作業を行う
ものが供されている。この場合、アーム部を駆動するた
めの複数のケーブルを本体内に収納するようにしてい
る。
【0003】ところが、アーム部を駆動するためのケー
ブルを単に束ねた状態で本体内に収納したのでは、アー
ム部の垂直方向の移動に伴ってケーブルに無理な力が加
わって損傷してしまうことがある。
【0004】そこで、ケーブルベア内に複数本のケーブ
ルを並列状態に収納すると共に、そのケーブルベアの中
間部を屈曲した状態で一端(固定端)を本体内の壁面に
固定すると共に、他端(移動端)をアーム部に接続する
ようにしている。このケーブルベアは多数のリンクを回
動自在に連結させてなり、アーム部の垂直方向の移動に
追従して屈曲するようになっているので、その屈曲に伴
ってケーブルベアに収納されたケーブルの屈曲もスムー
ズに行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ケーブルを
ケーブルベアに並列状に単に収納しただけでは、アーム
部の垂直方向の移動に伴って、ケーブルベア内でケーブ
ル同士が重なり合い、ケーブルベアとこすれて断線が発
生してしまうことがあることから、各ケーブル同士が重
ならないようにケーブルベアを構成するリンク毎に仕切
板を取付けるようにしている。この仕切板はリンクの横
方向への任意の位置への装着が可能であるので、ケーブ
ルの太さにかかわらずケーブルを隔離することができ
る。この場合、ケーブルベアのリンク毎にケーブル間と
なる位置の全てに仕切板を装着した場合には、仕切板の
装着位置は格子状となる。
【0006】しかしながら、ケーブルベアにおいて仕切
板の装着可能位置の全てに仕切板を格子状に装着した場
合には、ケーブルが仕切板により強く挟持された状態と
なるので、ケーブルベアの移動体の移動に伴うケーブル
ベアの屈曲に伴ってケーブルが屈曲したときはケーブル
の屈曲変形がスムーズに行われなくなり、ケーブルに無
理な力が加わってパーティクルが発生したり破損してし
まう。
【0007】このような場合、ケーブルベアの横寸法を
拡大することによりケーブルの動きに余裕を持たせるこ
とができるものの、それでは、ケーブルベアが大形化し
てしまうという欠点がある。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、移動端部が垂直方向に移動するように
配置されたケーブルベア内に複数本のケーブルを仕切板
により隔離した状態で並列状に収納する構成において、
ケーブルベアが大形化することなくケーブルをスムーズ
に屈曲変形することが可能となるケーブル支持案内装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、ケーブルベアの移動端部が垂直方向に移動すると、
ケーブルベアに収納されている複数のケーブルが屈曲変
形する。ここで、仕切板は格子状の装着可能位置に千鳥
状に装着されているので、装着可能位置の全てに仕切板
を配置する構成に比較してケーブル間に余裕を生じ、ケ
ーブルベアを大形化することなくケーブルの屈曲変形が
スムーズとなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を搬送ロボッに適用
した一実施例を図面を参照して説明する。図2は搬送ロ
ボットの外観(一部断面)を示し、図3は搬送ロボット
の側面(一部断面)を示している。これらの図2及び図
3において、搬送ロボット1は、垂直方向に長尺状をな
す本体2がレール3上を移動可能に設けられていると共
に、その本体2にアーム部4を設けて構成されている。
【0011】即ち、本体2の上部にはモータ室5が配置
されており、そのモータ室5に収納された図示しないモ
ータによりアーム部4が垂直方向に移動可能に設けられ
ている。
【0012】アーム部4は、上下動アーム6に旋回アー
ム7がモータ8により水平方向に回動可能に設けられて
いると共に、旋回アーム7の先端にハンド9がモータ1
0により水平方向に回動可能に設けられて構成されてい
る。そして、ハンド9は、図示しないモータによりチャ
ッキング動作を行うようになっている。
【0013】ここで、本体2内にはケーブルベア11が
垂直方向に配設されており、そのケーブルベア11内に
アーム部4に対する制御用及び動力用のケーブル12
(図1参照)が収納されている。この場合、ケーブルベ
ア11の固定端部11aは本体2内に固定され、移動端
部11bはアーム部4に固定されており、その固定状態
ではケーブルベア11の中間部位はU字状に屈曲してい
る。
【0014】次に、前記ケーブルベア11の構造につい
て図1を参照して説明する。図1において、ケーブルベ
ア11はポリアミド製のリンク13を多数連結して構成
されている。このリンク13は図4に示すように一対の
側板14を底板15で連結した形状に形成されている。
この側板14は前半部14a(図示左側半部)と後半部
14b(図示右側半部)とを段付き状をなすように一体
成型してなり、前半部14aの外面間の寸法が後半部1
4bの内面間の寸法に一致している。また、前半部14
aの外面の所定位置には円柱状の突部14cが形成さ
れ、また、後半部14bの所定位置には孔部14dが形
成されている。
【0015】ここで、リンク13における側板14の前
半部14aは他のリンク13における側板14の後半部
14bに挿入されており、その挿入状態で側板14の外
面に形成された突部14cが他のリンク13における側
板14に形成された孔部14dに嵌合することにより複
数のリンク13同士が回動可能に連結されている。
【0016】また、図5に示すようにリンク13の上端
にはアーム16がワンタッチで装着されている。つま
り、リンク13の一方の側板14の上端には支持部14
e(図4参照)が形成されており、その支持部14eに
アーム16の基端部16aが脱着可能に装着されてい
る。また、リンク13の他方の側板14の上端には係止
部14f(図4参照)が形成されており、その係止部1
4fにアーム16の先端部16bが係止している。この
場合、アーム16の先端部が他方の側板14に係止され
た状態では、アーム16の基端部は一方の側板14に対
して抜止めされている。
【0017】一方、リンク13には仕切板17が装着さ
れている。即ち、リンク13には底板15に沿って係止
部15aが一体成型されており、その係止部15aに仕
切板17が装着可能となっている。この仕切板17は、
図6に示すように図示下端に爪部17aが形成されてい
ると共に、図示上端に爪部17bが形成されてなる。こ
の場合、仕切板17の一端に形成された爪部17aがリ
ンク13の係止部15aを保持することにより仕切板1
7をリンク13に装着することができる。
【0018】ここで、仕切板17はリンク13の係止部
15aに保持された状態で横方向の任意の位置にスライ
ド可能となっている。従って、ケーブルベア11に収納
されるケーブル12の直径にかかわらずケーブル12を
仕切板17により隔離することができる(図7参照)。
【0019】また、アーム16には係止部16cが一体
成型されており、アーム16の先端部16bがリンク1
3の側板14の係止部14fに装着された状態では、仕
切板17の他端に形成された爪部17bがアーム部16
の係止部16cに保持されることにより仕切板17がリ
ンク13に強固に装着される。
【0020】さて、上述したように仕切板17はリンク
13毎におけるケーブル12間の全てに装着可能である
ものの、それではケーブルベア11の屈曲に伴うケーブ
ル12の動きに余裕がなくなってしまうことから、本実
施例では千鳥状となるように規定している。具体的に
は、図1に示すようにケーブル12が5本の場合は、ケ
ーブルベア11のリンク13毎における仕切板17の装
着可能数は4個であるものの、本実施例では1個おきの
2個に規定している。また、隣接するリンク13に装着
された仕切板17がケーブル12に沿った方向で隣接し
ないように規定している。
【0021】要するに、ケーブルベア11にはケーブル
12間に対応して仕切板17の装着可能位置は格子状に
設定されているものの、本実施例では仕切板17は千鳥
状に装着されているのである(図8参照)。
【0022】尚、上述したようにして構成されるケーブ
ルベア11の一端のリンク13(図3で示す固定端部1
1a)には固定端金具18が取付けられており、その固
定端金具18によりケーブルベア11の一端が本体2内
に固定されている。また、ケーブルベア11の他端(図
3で示す移動端部11b)には移動端金具19が取付け
られており、その移動端金具19によりケーブルベア1
1の他端がアーム部4に取付けられている。
【0023】そして、上記構成のケーブルベア11内に
は制御用及び動力用の複数のケーブル12が収納されて
おり、それらのケーブル12は仕切板17により互いに
隔離されている。また、ケーブル12の一端は外部に導
出されて制御装置と接続され、他端は各モータと接続さ
れている。
【0024】さて、搬送ロボット1により作業台の所定
位置にセットされているワーク(何れも図示せず)を搬
送するときは、搬送ロボット1をレール3に沿って所定
位置まで移動してから、アーム部4をワークに対応した
位置まで駆動した状態でハンド9によりワークをチャッ
キングする。
【0025】ところで、アーム部4を垂直方向に移動す
ると、そのアーム部4の移動に伴ってケーブルベア11
の移動端部11bが移動するので、ケーブルベア11ひ
いてはケーブル12の屈曲部が移動する。
【0026】ここで、ケーブルベア11のリンク13毎
においては仕切板17は1個おきのケーブル12間に装
着されているので、仕切板17を全てのケーブル12間
に装着する構成に比較して、ケーブル12間に余裕を生
じる。この結果、ケーブルベア11の屈曲に伴うケーブ
ル12の屈曲がスムーズに行われ、ケーブルベア11の
幅寸法を拡大することなくケーブル12に無理な力が加
わることを防止することができる。
【0027】また、隣接するリンク13毎においてはケ
ーブル12に沿った方向に仕切板17が隣接していない
ので、仕切板17をケーブル12方向に沿って全てのリ
ンク13に装着する構成に比較して、上述したようにケ
ーブル12間に余裕を持たせながら、ケーブル12同士
が重なり合うことを効果的に防止できる。さらに、仕切
板17の枚数を削減することができるので、コストの低
減も図ることができる。
【0028】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。ロボッ
ト装置としては、XYテーブル或いはピックアンドプレ
ースであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるケーブルベアの一部
を示す概略図
【図2】搬送ロボットを破断して示す斜視図
【図3】搬送ロボットを破断して示す側面図
【図4】リンクを示す斜視図
【図5】ケーブルベアの端部を示す斜視図
【図6】仕切板の斜視図
【図7】ケーブルの収納状態で示すリンクの縦断正面図
【図8】ケーブルベアにおける仕切板の装着位置を示す
平面図
【符号の説明】
1は搬送ロボット、2は本体、4はアーム部、11はケ
ーブルベア、13はリンク、16はアーム、17は仕切
板である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動端部が垂直方向に移動するように配
    置されたケーブルベア内に複数本のケーブルを並列状に
    収納するケーブル支持案内装置において、 前記ケーブルベアへの装着状態で前記ケーブルを並列方
    向に隔離する仕切板を備え、 前記仕切板は、前記ケーブル間に位置する格子状の装着
    可能位置に千鳥状に装着されていることを特徴とするケ
    ーブル支持案内装置。
JP28971497A 1997-10-22 1997-10-22 ケーブル支持案内装置 Pending JPH11123691A (ja)

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JP28971497A JPH11123691A (ja) 1997-10-22 1997-10-22 ケーブル支持案内装置

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ID=17746808

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JP (1) JPH11123691A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004050780A (ja) * 2002-07-24 2004-02-19 Sumitomo Heavy Ind Ltd 金型反転式成形機
JP2011238873A (ja) * 2010-05-13 2011-11-24 Disco Abrasive Syst Ltd 可動装置
CN110228053A (zh) * 2019-07-02 2019-09-13 北京史河科技有限公司 机器人
JP2021071027A (ja) * 2019-11-01 2021-05-06 株式会社奥村組 エレクタ装置およびこれを用いたシールド掘削機
WO2022049789A1 (ja) * 2020-09-03 2022-03-10 川崎重工業株式会社 基板搬送ロボット

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Effective date: 20060704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060824

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061010