JPH11123488A - 異形断面帯板材の製造方法および圧延ロール - Google Patents

異形断面帯板材の製造方法および圧延ロール

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JPH11123488A
JPH11123488A JP28097097A JP28097097A JPH11123488A JP H11123488 A JPH11123488 A JP H11123488A JP 28097097 A JP28097097 A JP 28097097A JP 28097097 A JP28097097 A JP 28097097A JP H11123488 A JPH11123488 A JP H11123488A
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strip
rolling
work roll
deformed
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Yasuhiko Matsuno
康彦 松野
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Nisshin Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ベアリングリテーナ等として使用される異形断
面帯板材をロール成形にり効率よく製造する。 【解決手段】異形ワークロール(10)およびこれに対向配
置されたフラットワークロール(20)に異形バックアップ
ロール(30)およびフラットバックアップロール(40)をそ
れぞれ配置し、バックアップロール(30)および(40)によ
り、圧延荷重を加えて被圧延材(1) のロール成形を行
う。異形バックアップロール(30)は、異形ワークロール
(10)に当接する大径部(32)と、円周突起(11,11, …) に
接触しない減径部(31)とからなる胴部を有する。バック
アップロール(30)(40)を介して押圧力が加えられるの
で、圧延荷重の板幅方向の分布のムラが緩和され、製品
帯板材の形状精度の向上,高圧延荷重の負荷,圧延パス
スケジュールの合理的な設定,製品帯板材の広幅サイズ
化による製造能率の向上等が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厚肉部と薄肉部と
が板幅方向に交互する異形断面形状を有する帯板材のロ
ール成形による製造方法および圧延ロールの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、薄肉部(51)と厚
肉部(52)とが板幅方向に交互し、薄肉部(51)の
溝条と厚肉部(52)の突条とが長手方向に平行に延在
した異形断面を有する帯板材(50)は、ベアリングリ
テーナ,リードフレーム等の材料として広く使用されて
いる。図示の2列の溝条を有する異形断面帯板材(5
0)は、例えばニードルベアリングの複列リテーナ材と
して供給され、またイの部分とロの部分の2条に裁断す
れば、それぞれを単列リテーナ材として供給することが
できる。異形断面帯板材の製造は、素材帯板材の切削加
工により、あるいは金型とロールの組み合わせた塑性加
工等により行われてきたが、これらの方法は生産性が低
く、製造コストも高くつく。近時、これに代わる成形法
として異形ワークロールによる圧延成形法が提案され、
実用されつつある。
【0003】ロール圧延成形法は、図2に示すように、
ロール胴部に複数列の円周突起(11,11,…)を軸
方向に所定間隔をおいて形設した凹凸プロフィールの異
形ワークロール(10)と、平坦周面(21)を有する
フラットワークロール(20)とを対向配置し、ロール
間に素材帯板材(1)を通して塑性加工するものであ
る。素材帯板材(1)は、異形ワークロールの円周突起
(11,11,…)に押圧されて薄肉化すると共に、塑
性流動により円周突起の両側の空間(2つの円周突起が
なす溝条空間および外側の空間)に素材が充填される。
円周突起(11,11,…)で圧下された部分は、製品
帯板材(50)の薄肉部(51)となり、各円周突起
(11)(11)の両側の空間部に厚肉部(52)が形
成される。この圧延成形法による異形断面帯板材の成形
法については種々の提案がなされている(特開平4-8460
3 号公報, 特開平6-328153号公報, 特開平7-24546 号公
報, 特開平7-80529 号公報, 特開平8-155576号公報
等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記異形断面帯板材の
ロール圧延成形法には次のような問題がある。 異形断面帯板材(50)の断面形状を、製品仕様を満
たすように成形するには、被圧延材(素材帯板材)
(1)に対する圧延荷重を、ロール軸方向(被圧延材の
板幅方向)の全体に亘つて均一に作用させることが必要
である。しかし、圧延荷重は、図2のように、ワークロ
ール(10)(20)の両端軸部(14)(22)を押
圧力の作用点として負荷されるので、ワークロール(1
0)(20)のたわみ変形(ベンディング)を生じ、ロ
ール軸方向(板幅方向)の圧延荷重の分布が不均一とな
る。このため、製品帯板材(50)の板幅方向の各位置
の板厚(Ta,Tb,Tc) や厚肉部(52)の側壁傾斜角(θ
1,θ2 )(図4参照)のバラツキを生じる。
【0005】図6のように、薄肉部(51)と厚肉部
(52)の凹凸列数を増加した広幅サイズの製品帯板材
(50)を圧延成形することができれば、1回の圧延チ
ャンスにおける生産量を大幅に高めることができる。し
かし、凹凸列数を多くした広幅サイズの製品帯板材を製
造するには、被圧延材の板幅に相応する軸長の長いワー
クロール(10)(20)を必要とし、そのためロール
軸部から胴部中央までの距離(モーメントの腕の長さ
L)が長くなり、かつ板幅の増加と共に圧延成形に要す
る圧延荷重も大きくなる。このため、ワークロール(1
0)(20)のたわみ変形も大きくなり、製品帯板材の
形状精度が低下する。
【0006】圧延荷重を高め、1圧延パス当たりの圧
下率を大きくすることができれば、初期圧延パス(被圧
延材の加工硬化のない状態)での圧下率を大きくし、そ
の効果として、製品帯板材の形状精度を高めることが可
能となり、また所定板厚に減厚するに必要な圧延パス回
数も減少し、パススケジュールの合理的な設計が可能と
なる。しかし、圧延荷重を高めると、前記のようにワー
クロール(10)(20)のたわみ変形量が大きくなる
ので、そのようなパススケジュールの設計は困難であ
る。更に、ワークロールのたわみ変形により、帯板材の
両端域に過大な荷重が負荷することに起因して、製品帯
板材(50)の薄肉部の座屈変形(溝底面の波うち状変
形)を生じ易く、また図6に示すように製品帯板材(5
0)の両端エッジ部に亀裂(c)が発生し、極端な場合
は、耳割れ(溝条に沿った破断)(d)を生じることに
もなる。本発明は、異形断面帯板材のロール圧延成形に
関する上記問題を解決することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の異形断面帯板材
の製造方法は、ロール胴部の左右両端域を除いて複数列
の円周突起が形成された異形ワークロールと、これに対
向するフラットワークロールとの間に素材帯板材を通板
させて、薄肉部と厚肉部とが板幅方向に交互した異形断
面の帯板材をロール成形する方法において、異形ワーク
ロールの左右両端域の胴部周面に当接する胴部を有する
異形バックアップロールと、フラットワークロールの胴
部周面に当接するフラットバックアップロールとにより
圧延荷重を負荷して帯板材をロール成形することを特徴
としている。上記ロール成形に使用される本発明の圧延
ロールは、異形ワークロール側に、該異形ワークロール
の円周突起に非接触の減径部と、その左右両端域の周面
に当接する大径部とを備えた異形バックアップロールが
配設され、異形ワークロールに対向配置されたフラット
ワークロール側には、フラット周面に当接するフラット
バックアップロールが配設され、バックアップロールに
より圧延荷重を負荷するようにした構成を有している。
【0008】本発明は、帯板材をロール成形する圧延荷
重をワークロールに当接するバックアップロールにより
負荷するので、ワークロールのたわみ変形(軸方向のベ
ンディング)が抑制緩和され、圧延荷重の板幅方向(ロ
ール軸方向)の分布が均一化される。このため、製品帯
板材(異形断面帯板材)(50)の形状精度が高めら
れ、また高圧延荷重を適用することにより、圧延パスス
ケジュールの合理的な設計が可能となる。広幅サイズの
素材帯板材を使用し、凹凸条数の多い広幅の製品帯板材
を製造することもでき、ロール圧延成形の生産性の飛躍
的な向上を可能にする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1において、(30)は、異形
ワークロール(10)に配置された異形バックアップロ
ール,(40)は、フラットワークロール(20)に配
置されたフラットバックアップロールである。異形バッ
クアップロール(30)は、中央域の減径部(31)と
両端の大径部(32)とからなる異形状を有している。
大径部(32)(32)は、異形ワークロール(10)
の左右両端域(13)(13)に当接して押圧力を該ワ
ークロール(10)に加える。減径部(31)は、異形
ワークロール(10)の円周突起(11,11,…)に
対し非接触ないし軽接触である。一般にバックアップロ
ールは、ワークロール(高剛性硬質材料からなる)に比
し軟質であるので、減径部(31)を設けて異形ワーク
ロール(10)の円周突起(11,11,…)の接触に
よる摩耗損傷を防止しているのである。フラットワーク
ロール(20)に当接するワークロール(40)にはそ
のような問題はないので、フラット周面(41)とし
て、フラットワークロール(20)の軸方向の全体に一
様に当接させている。
【0010】このようにワークロール(10)(20)
の胴部にバックアップロール(20)(40)を当接し
て圧延荷重を加える構造であるので、バックアップロー
ルを有しない前記図2の圧延ロールに比べ、モーメント
の腕の長さが短く、ワークロール(10)(20)のた
わみ変形が減少し、圧延荷重の板幅方向の分布が均一化
される。これにより、製品帯板材の座屈変形が抑制防止
され、また幅方向の各部位の板厚,厚肉部側面の傾斜角
等の精度が高められ、帯板材の左右両端域に生じ易い亀
裂(c)や耳割れ(d)などの欠陥も抑制防止される。
【0011】バックアップロール(30)(40)の押
圧作用で高い圧延荷重を加えることができるので、素材
帯板材を所定板厚に減厚するに必要な圧延パス回数を少
なくし、また加工硬化の少ない初期の圧延パスに高い圧
下率を設定することができる等、合理的なパススケジュ
ールの採択が可能となる。加工硬化の少ない初期のパス
圧延を高圧下率とすることは、製品帯板材の厚肉部(被
圧延材のメタルフローにより形成される)(52)の肉
厚や側面傾斜角の精度をより高めることを可能にする。
【0012】異形ワークロール(10)およびフラット
ワークロール(20)の各ロール形状は、前記図2に示
したそれと同様のものでもむろん差し支えないが、バッ
クアップロール(30)(40)を有する本発明では、
高い圧延荷重を負荷することができ、ワークロール(1
0)(20)として軸長の長いロール適用し、板幅の広
い素材帯板材(1)から、広幅の製品帯板材(50)を
製造することができる。図1に示した圧延ロールの異形
ワークロール(10)は、4列の円周突起(11,1
1,…)を備え、これに対応して軸長の長いフラットワ
ークロール(20)が配置されている。この圧延ロール
を使用する場合は、製品帯板材(50)として、4列の
薄肉部(溝条)(51)と5列の厚肉部(突条)(5
2)を有する異形帯板材が製造される。
【0013】異形ワークロール(10)の円周突起(1
1,11,…)の列数は、図示の例に限定されない。例
えば、後記実施例のように、6列の円周突起を備えた異
形ワークロールを使用する場合は、図5に示すように、
6列の薄肉部(溝条)(51)と7列の厚肉部(突条)
(52)からなる製品帯板材(50)が得られる。これ
を、例えばニードルベアリングの単列リテーナ材として
使用する場合は6条採り、複列リテーナ材では3条採り
となり、図2の圧延ロールによる製品帯板材(図3)に
比し、3倍量のリテーナ材を1回の圧延チャンスで得る
ことになる。
【0014】なお、異形バックアップロール(30)の
減径部(31)は、前記のように異形ワークロール(1
0)の円周突起(11,11,…)が接触することによ
る該バックアップロール(30)の摩耗損傷を防止する
ための空間であり、減径部(31)の径方向の間隙(円
周突起11の頂面と減径部31の周面との隙間幅)
(α)は例えば0.1〜0.3mm程度である。軸方向の
隙間幅(β)は、例えば5〜10mmとやや大き目に設定
しておけば、円周突起(11,11,…)の列数等が異
なる異形ワークロールを使用する場合にも、円周突起の
高さがほぼ同じであれば、1つの異形バックアップロー
ル(30)で対処することができる。
【0015】本発明による異形断面帯板材のロール圧延
成形は、リバース圧延方式により行われ、またはタンデ
ム圧延方式により行うこともできる。異形断面帯板材の
圧延成形では、異形ワークロールの円周突起(11,1
1,…)で圧下される部分(製品帯板材の薄肉部51と
なる)に圧延方向伸びを生じる一方、薄肉部からのメタ
ルフローで形成される厚肉部(52)での圧延方向伸び
は殆どなく、このため製品帯板材にねじれなどの形状不
良を生じ易い。この対策として、被圧延材に張力(フロ
ントテンションおよびバックテンション)を付加して圧
延成形するのが有効である。張力の作用により、薄肉部
の圧縮応力が低減解消されると共に、厚肉部に圧延方向
伸びに近似した伸びを生じさせることができるからであ
る。張力の大きさは、素材の抗張力,および圧延成形過
程の凹凸断面形状等により適宜設定される。
【0016】
【実施例】図1のワークロール(10)(20)とバッ
クアップロール(30)(40)からなる4段圧延ロー
ルによるリバース圧延を行い、図5の断面形状を有する
異形帯板材〔板幅W 168 mm〕(50)を製造する。比較
例として、図2に示したワークロール(10)(20)
からなる2段圧延ロールによるリバース圧延を行い、図
4の断面形状を有する異形帯板材〔板幅W56mm〕(5
0)を製造する。
【0017】(1)帯板材種およびサイズ 材種: SAE 1010 サイズ: 板厚 3.5mm,板幅 230mm
【0018】(2)圧延ロール (A)4段圧延ロール ワークロール径: 220mm ,円周突起の列数: 6 バックアップロール径: 650mm,大径部間距離: 220mm (B)2段圧延ロール ワークロール径: 400mm ,円周突起の列数: 2
【0019】 (3)圧延条件 (A)4段ロール圧延 圧延荷重: 1800〜2200KN 圧延速度: 70m/min 張力付加: フロントテンション 98N/mm2 バックテンション 78N/mm2 圧延パス回数: 5回 圧下率: 初回パスを50%とし、順次低減し最終パスを5 %に設定。
【0020】 (B)2段ロール圧延 圧延荷重: 980〜1080KN 圧延速度: 70m/min 張力付加: フロントテンション 98N/mm2 バックテンション 78N/mm2 圧延パス回数: 5回 圧下率: 初回パスを 30 %とし、順次低減し最終パスを 3%に設定。
【0021】(4)製品帯板材の形状測定 表1に、発明例(4段ロール圧延)および比較例(2段
ロール圧延)の異形帯板材の測定結果を示す。発明例お
よび比較例における板厚Ta,Tb,Tc, 傾斜角θ1,θ2 の測
定位置は、それぞれ図5および図4に示すとおりであ
る。発明例の異形帯板材は、比較例のそれに比し約3倍
の板幅の広幅製品でありながら、比較例の異形帯板材と
同等の板厚精度を有し、しかも厚肉部の側面の傾斜角θ
1,θ2 は、比較例におけるそれを超える高い精度を有し
ている。なお、発明例および比較例の異形帯板材のそれ
ぞれを、例えばニードルベアリングの単列リテーナまた
は複列リテーナとして供給する場合、発明例の異形帯板
材からは、比較例のものに比し、3倍量のリテーナ製品
を得ることができる。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、被圧延材の板幅方向の
圧延荷重の分布のかたよりが軽減緩和されることによ
り、製品異形帯板材の板幅方向の板厚,凹凸部の傾斜角
等の形状精度が向上し、異形帯板材の両端域の亀裂等の
欠陥も抑制防止されることにより製造歩留りも高められ
る。また、高い圧延荷重を適用して、圧延パス回数を少
なくし合理的なパススケジュールを設計が可能となる。
更に、凹凸列数の多い広幅サイズの異形断面帯板材を製
造することが可能となり、1回の圧延チャンスによる異
形帯板材の圧延成形量を大幅に増量することができ、生
産性は飛躍的に高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異形断面帯板材製造用圧延ロールの実
施例を示す正面図である。
【図2】従来の異形断面帯板材製造用圧延ロールの実施
例を示す正面図である。
【図3】異形断面帯板材を示す図である。
【図4】異形断面帯板材の断面形状の説明図である。
【図5】異形断面帯板材の断面形状の説明図である。
【図6】異形断面帯板材の形状および割れ欠陥を示す図
である。
【符号の説明】
10: 異形ワークロール 11: 円周突起 20: フラットワークロール 30: 異形バックアップロール 31: 減径部 32: 大径部 40: フラットバックアップロール 50: 異形断面帯板材(製品帯板材) 51: 薄肉部(溝条) 52: 厚肉部(突条) Ta, Tb, Tc: 板厚 θ1,θ2 : 厚肉部側面の傾斜角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B21H 8/02 B21H 8/02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール胴部の左右両端域を除いて複数列
    の円周突起が形成された異形ワークロールと、これに対
    向するフラットワークロールとの間に素材帯板材を通板
    させて、薄肉部と厚肉部とが板幅方向に交互した異形断
    面の帯板材をロール成形する異形断面帯板材の製造方法
    において、異形ワークロールの左右両端域の胴部周面に
    当接する胴部を有する異形バックアップロールと、フラ
    ットワークロールの胴部周面に当接するフラットバック
    アップロールとにより圧延荷重を負荷して帯板材をロー
    ル成形することを特徴とする異形断面帯板材の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 ロール胴部の左右両端域を除いて複数列
    の円周突起が形成された異形ワークロールと、これに対
    向配置されたフラットワークロールとにより、薄肉部と
    厚肉部とが板幅方向に交互した異形断面形状を有する帯
    板材をロール成形する圧延ロールにおいて、異形ワーク
    ロールには、円周突起に非接触の減径部と、その左右両
    端域の周面に当接する大径部とを備えた異形バックアッ
    プロールが配設され、フラットワークロールには、フラ
    ット周面に当接するフラットバックアップロールが配設
    され、バックアップロールにより圧延荷重を負荷するよ
    うにしたことを特徴とする異形断面帯板材製造用圧延ロ
    ール。
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