JPH11122849A - コンデンサモータ - Google Patents
コンデンサモータInfo
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- JPH11122849A JPH11122849A JP25844497A JP25844497A JPH11122849A JP H11122849 A JPH11122849 A JP H11122849A JP 25844497 A JP25844497 A JP 25844497A JP 25844497 A JP25844497 A JP 25844497A JP H11122849 A JPH11122849 A JP H11122849A
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- H02K1/12—Stationary parts of the magnetic circuit
- H02K1/16—Stator cores with slots for windings
- H02K1/165—Shape, form or location of the slots
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- H—ELECTRICITY
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Abstract
なステータコアを有したコンデンサモータを提供する。 【解決手段】 ステータコア10の4つの隅角部に大ス
ロット16を設け、その他の位置には小スロット16を
設けて、コアバック12の幅を全周にわたり略等しくし
たものである。
Description
に、コンデンサモータに関するものである。
線を有し、補助巻線に直列にコンデンサを接続して使用
する単相誘導電動機である。
コア110が角型のものでは、スロット116を図5に
示すような等配したものが知られている。なお、図5に
おいて、主巻線120は実線で示し、補助巻線122は
点線で示す。また、〜の丸数字は、スロットの位置
を示すスロット番号を意味する。
示すような等配スロット116の構成を有する角型ステ
ータコア110においては、ステータコア110の4つ
の隅角部の磁路が有効に使われなく、不経済であるとい
う問題があった。
と、外周部の辺の寸法L5が大きくなるという問題があ
った。
設計の適正化を図ることができ、経済的なステータコア
を有したコンデンサモータを提供するものである。
デンサモータは、巻数比が略1対1の主巻線と補助巻線
を有し、丸角型の外周形状をなすステータコアを有し、
前記ステータコアのスロット数が24個である4極のコ
ンデンサモータにおいて、前記ステータコアの4隅角部
に位置するスロットを、他の箇所に位置するスロットよ
り大きく形成して、前記ステータコアのコアバックの幅
を全周にわたり略均一化したものである。
のものにおいて、前記ステータコアの4隅角部以外に位
置するスロットの底部を、前記ステータコアの外周面と
略平行に形成したものである。
のものにおいて、前記ステータコアの4隅角部に位置す
るスロットへ、それぞれ異相の2個の巻線を収納し、前
記ステータコアの4隅角部以外に位置するスロットへ、
1個の巻線を収納したものである。
のものにおいて、前記主巻線と前記補助巻線の空間位相
角を120°に構成したものである。
ータコアのコアバックの幅を全周に渡り略均一化するこ
とにより、磁気抵抗を均一化し、磁気抵抗とコア材料の
縮減を行うことができる。また、ステータコアの隅角部
に位置するスロット(以下、大スロットという)を大き
くすることにより、磁気抵抗を増加させることなく、巻
線の収納スペースを拡大することができる。
テータコアの隅角部以外に位置するスロット(以下、小
スロットという)の底部をステータコアの外周面と略平
行に形成することにより、コアバックの幅を全周にわた
り略完全に均一化することができるため、磁気抵抗を均
一化でき、磁気抵抗とコア材料の縮減を図ることができ
る。
スロットにのみ異相の2個の巻線を収納し、小スロット
には1個の巻線のみを収納することで、コイルエンドの
空間的な収納配置を容易にし、結果としてステータコア
を小さくすることができる。そのため、巻線抵抗と巻線
材料の縮減を図ることができる。主巻線と補助巻線のス
テータコアに対する空間配置を対称位置に配置し均等化
することによって、正逆両方の回転時の特性を略均一化
することができる。このような巻線配置を行うことによ
り、主巻線と補助巻線の空間位相角を120°に形成す
ることができる。そして、結果的に起動トルクの向上に
つながる。
巻線と補助巻線の空間位相角を120°に構成すること
により起動トルクの向上を図ることができる。
1及び図2に基づいて説明する。
デンサモータに関し、図1は、このコンデンサモータに
使用されるステータコア10の平面図である。なお、こ
のコンデンサモータに使用されるロータ(回転子)につ
いては図示しないが、従来と同様にかご型回転子を使用
する。
について説明する。
略矩形のコアバック12とコアバック12の内周面より
突出した24個のティース14によって、24個のスロ
ットが形成されている。ティース14は、略T状の形状
を成している。
造について詳しく説明する。
丸角型を成し、すなわち、平面形状が正方形を成すとと
もに、4つの外側の角部が、斜めに切欠かれており、八
角形の形状を成している。そして、この4つの角部に
は、積層されるステータコア10の積層板を固定するた
めのボルトの孔18が開口している。そして、コアバッ
ク12の幅Mは、図1に示すようにステータコア10の
全周に渡って略均一となっている。この均一となる理由
は次の2つによる。
隅角部に位置する大スロット16の大きさが、他の箇所
に位置する小スロット16の大きさよりも大きく形成さ
れているからである。例えば、図1における大スロット
16,,,は、小スロット16,,,
よりも大きく形成されている。なお、〜の丸数字
は、スロットの位置を示すスロット番号を意味する。
コアバック12の外周と略平行に形成されているからで
ある。
0と補助巻線22を取り付ける場合について説明する。
を収納し、小スロット16には1個の巻線のみを収納す
る。図1において、主巻線20は実線で示し、補助巻線
22は点線で示す。
ト16に主巻線20を収納し、大スロット16と小
スロット16に主巻線20を収納する。また、小スロ
ット16と大スロット16とに補助巻線22を収納
し、小スロット16と大スロット16との間に補助
巻線22を収納する。〜のスロット番号が付されて
いない他のスロットも同様に主巻線20と補助巻線22
を収納する。
略1:1に設定しておく。
によって形成されているコンデンサモータは、極数が4
となり、下記のような効果がある。
成しているため、ステータコア10の材料取りの歩留を
向上させることができる。
しく形成しているため、磁気抵抗を均一化し、磁気抵抗
とステータコア材料の縮減を図ることができる。
る大スロット16を他の位置にある小スロットより大き
く形成しているため、磁気抵抗を増加させることなく、
主巻線20や補助巻線22の収納スペースを拡大するこ
とができる。
を収納し、小スロット16には1つの巻線のみを収納す
ることで、コイルエンドの空間的な収納配置を容易に
し、結果として、ステータコア全体の大きさを小さくす
ることができる。そのため、巻線抵抗と巻線材料の縮減
を図ることができる。
10に対する空間配置を均等化、すなわち、対称に配置
することで、正逆両方の回転時の特性を均一化すること
ができる。特に、主巻線20と補助巻線22の巻線比を
略1:1としているため、正逆両方の回転に対し、同じ
特性を得ることができる。
主巻線20と補助巻線の空間位相角を120°とするこ
とができ、起動トルクの向上を図ることができる。
のステータコアにおいては図5に示すようにL5である
が、本実施例の場合にはL1となる。そして、L1/L
5は略85%となっている。また、ステータコアの材料
の量を従来のものより73%縮減でき、巻線の量を80
%に縮減することができる。
に孔18を4つ設けたが、これを設けない場合には、大
スロット16の大きさをさらに大きくすることができる
ため、ステータコア10を小さくでき、コイルエンドの
主長さを短くすることができる。
したコンデンサモータと、従来のコンデンサモータの特
性を比較したグラフである。
m)を示し、左側の縦軸がトルク(N・m)を示し、右
側の縦軸がコンデンサモータに対する損失(W)を示し
ている。そして、実線が本実施例のコンデンサモータで
あり、点線が従来のコンデンサモータである。
明する。
と、本実施例のコンデンサモータの場合には、略8N・
mであり、従来のコンデンサモータは7N・mである。
これは、本実施例のコンデンサモータであると、起動時
から従来のコンデンサモータよりも大きいトルクを得ら
れることを意味している。
モータでは約700Wの損失があるとすれば、従来のコ
ンデンサモータでは約840Wの損失がある。すなわ
ち、トルクを考慮すると、本実施例のコンデンサモータ
の場合では、従来より損失が少なくなる。
しては、家庭用洗濯機のモータが好適である。通常、洗
濯機は、起動時には大きなトルクを必要とするととも
に、正逆回転の起動停止を煩雑に繰返し、その正回転及
び逆回転においても同じトルクを必要とするため、本実
施例のコンデンサモータのように非対称巻線化にするこ
とにより、省エネルギーを図ることができる。
ア10の平面図である。
例のステータコア10の異なる点は、コアバック12と
連結されたティース14とに分割して構成されており、
のこれを一体にすることによりステータコア10が完成
される。
及び補助巻線22は、コアバック12にティース14を
取り付ける前に、ティース14の間に形成されたスロッ
ト16に、外側から収納することが、第1の実施例と異
なる点でもある。
実施例のステータコア10と同一形状になるため、第1
の実施例と同様の効果を得ることができる。
ンデンサモータのステータコアにおいて、非対称巻線用
として大スロットと小スロットを形成することにより、
磁気抵抗を均一化して磁気抵抗、ステータコアの材料及
び鋼線材料のの縮減が図れ、磁気抵抗を増加させること
なく、巻線収納スペースの拡大を図ることができる。
けるステータコアの平面図である。
フである。
図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】巻数比が略1対1の主巻線と補助巻線を有
し、 丸角型の外周形状をなすステータコアを有し、 前記ステータコアのスロット数が24個である4極のコ
ンデンサモータにおいて、 前記ステータコアの4隅角部に位置するスロットを、他
の箇所に位置するスロットより大きく形成して、前記ス
テータコアのコアバックの幅を全周にわたり略均一化し
たことを特徴とするコンデンサモータ。 - 【請求項2】前記ステータコアの4隅角部以外に位置す
るスロットの底部を、前記ステータコアの外周面と略平
行に形成したことを特徴とする請求項1記載のコンデン
サモータ。 - 【請求項3】前記ステータコアの4隅角部に位置するス
ロットへ、それぞれ異相の2個の巻線を収納し、 前記ステータコアの4隅角部以外に位置するスロット
へ、1個の巻線を収納したことを特徴とする請求項1記
載のコンデンサモータ。 - 【請求項4】前記主巻線と前記補助巻線の空間位相角を
120°に構成したことを特徴とする請求項1記載のコ
ンデンサモータ。
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