JPH11122780A - 管体の接続シール構造 - Google Patents

管体の接続シール構造

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JPH11122780A
JPH11122780A JP9276041A JP27604197A JPH11122780A JP H11122780 A JPH11122780 A JP H11122780A JP 9276041 A JP9276041 A JP 9276041A JP 27604197 A JP27604197 A JP 27604197A JP H11122780 A JPH11122780 A JP H11122780A
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JP
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cylinder
connection
connection seal
tubular body
pipe
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JP9276041A
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Yuji Ogura
裕二 小椋
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Kasei Kogyo Co Ltd
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Kasei Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁板の開口部の所定位置に対し、所要数の接
続具をモルタル等の充填材によって容易に固着するとと
もに、充填材の充填量を軽減する。 【解決手段】 壁板2に形成された開口部3に対し、そ
の開口部3に充填材7によって固着される所要数の接続
具10を介してこれら接続具10と同数の管体5を接続
シールするための管体5の接続シール構造であって、接
続具10は、管体5の端部が差し込まれて接続される接
続孔21を中心部に有する内筒体20と、その内筒体2
0の外周に設けられる外筒体30と、を備える。外筒体
30は、その外周面に平坦な面が形成されるとともに、
第1・第2の両半割体31、41によって半分割されて
構成され、内筒体20と外筒体30との間には位置ずれ
防止手段が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に通信ケーブ
ル(光ファイバケーブル、電線ケーブル等)や送電ケー
ブルが挿通される管路を有する金属製管体(KP管と呼
ばれている)、コンクリート製管体、陶器製管体等の地
下埋設用管体を接続するための管体の接続シール構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の管体の接続シール構造には、例
えば、図8と図9に示す構造のものが知られている。こ
れにおいては、マンホール、ハンドホール101等の壁
板102に貫設された角窓状の開口部103に対し、所
要数(図では4つ)の円筒状の接続具110が互いに所
定の間隔を隔てた状態で充填材としてのモルタル107
によって固着される。前記各接続具110の接続孔12
2には、地震や地盤沈下等を考慮してスポンジゴム製の
円筒状パッキン151が嵌め込まれ、そのパッキン15
1を弾性的に圧縮しながら管体105の端部が差し込ま
れることで、管体105が接続され、その管体105の
管路に通信ケーブル等のケーブル106が挿通されるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8と図9
に示す従来の管体の接続シール構造において、接続具1
10は円筒状に形成され、その接続具110の外形が円
形をなすため、壁板102の開口部103の内周壁面か
ら接続具110の外周面までの最短の間隔寸法を視認し
たり測定することが困難である。このため、壁板102
の開口部103の所定位置に対し所要数の接続具110
をモルタル材107によって固着する作業に多くの手間
を必要としていた。さらに、接続具110は横断面円形
で単体の筒体によって構成されるため、壁板102の開
口部103と接続具110との間に充填されるモルタル
材107等の充填材の充填量も多くなり、その分だけ充
填材の充填に多くの手間を必要とする等の問題点があっ
た。
【0004】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、壁板の開口部の所定位置に対し、所要数の接続具を
モルタル等の充填材によって容易に固着することができ
るとともに、充填材の充填量を軽減することができる管
体の接続シール構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る管体の接続シール構造は、壁
板に形成された開口部に対し、その開口部に充填材によ
って固着される所要数の接続具を介してこれら接続具と
同数の管体を接続シールするための管体の接続シール構
造であって、前記接続具は、前記管体の端部が差し込ま
れて接続される接続孔を中心部に有する内筒体と、その
内筒体の外周に設けられる外筒体と、を備え、前記外筒
体は、その外周面に平坦な面が形成されるとともに、第
1・第2の両半割体によって半分割されて構成され、前
記内筒体と外筒体との間には位置ずれ防止部が形成され
ていることを特徴とする。
【0006】したがって、接続具の外筒体の外周面に平
坦な面が形成されることで、壁板の開口部の内周壁面か
ら接続具の外筒体の平坦な面までの間隔寸法を視認した
り測定することが容易になされる。また、内筒体の外周
面が外筒体によって保護される。さらに、壁板の開口部
と接続具との間に充填されるモルタル材等の充填材の充
填量においても、外筒体によって軽減され、その分だけ
充填材の充填作業が容易となる。前記外筒体は第1・第
2の両半割体によって半分割されて構成されるため、内
筒体の外周側方から分割状態にある第1・第2の両半割
体が容易に組み付けられる。そして、前記第1・第2の
両半割体の半割面が相互に合わせられることで外筒体が
構成される。前記したように内筒体の外周面に外筒体が
組み付けられた状態において、内筒体の外周面と外筒体
の内周面の間の位置ずれ防止手段によって内筒体と外筒
体との位置ずれが防止される。
【0007】また、請求項2の発明に係る管体の接続シ
ール構造は、請求項1に記載の管体の接続シール構造に
おいて、外筒体は、第1・第2の両半割体によって横断
面形状が略四角形に形成されていることを特徴とする。
したがって、壁板の開口部の内周壁面から接続具の外筒
体の一側外側面までの間隔寸法を視認したり測定するこ
とが容易になされる。
【0008】請求項3の発明に係る管体の接続シール構
造は、請求項1又は2に記載の管体の接続シール構造に
おいて、内筒体は、合成樹脂のブロー成形によって成形
されていることを特徴とする。したがって、内筒体をブ
ロー成形によって容易にかつ安価に製作することができ
る。
【0009】請求項4の発明に係る管体の接続シール構
造は、請求項1又は2に記載の管体の接続シール構造に
おいて、外筒体の第1・第2の両半割体は、発泡樹脂の
モールド成形によってそれぞれ成形されていることを特
徴とする。したがって、外筒体を構成する第1・第2の
両半割体が発泡スチロール等の発泡樹脂のモールド成形
によってそれぞれ成形されることで、コスト低減や軽量
化が図られる。
【0010】請求項5の発明に係る管体の接続シール構
造は、請求項1又は2に記載の管体の接続シール構造に
おいて、内筒体は外筒体の端面より所定長さだけ長く形
成され、その内筒体の先端部外周面には接続シール筒の
第1端末部が締め付けられ、前記内筒体の接続孔に差し
込まれた管体の外周面には前記接続シール筒の第2端末
部が締め付けられて、前記内筒体と前記管体とが前記接
続シール筒によって接続シールされる構成にしてあるこ
とを特徴とする。したがって、内筒体の先端部外周と管
体の外周面との間には接続シール筒が組み付けられるこ
とで、内筒体と管体とがシール不良なくシールされる。
【0011】請求項6の発明に係る管体の接続シール構
造は、請求項5に記載の管体の接続シール構造におい
て、接続シール筒は、その第1端末部と第2端末部との
間に伸縮自在な蛇腹胴部を備えていることを特徴とす
る。したがって、接続具の内筒体と管体とが地震等によ
って管方向に相対的に移動した場合においても、接続シ
ール筒は、その蛇腹胴部の伸縮よって前記相対的な移動
に対応することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1〜図
7にしたがって説明する。図4と図5において、コンク
リート製のハンドホール1の壁板2には、角窓状の開口
部3が形成され、その開口部3には、所要数、この実施
の形態では4つの接続具10が所定の間隔を隔ててモル
タル材7等の充填材によって固着されている。そして、
前記開口部3には前記各接続具10によってその接続具
10と同数の地下埋設用管体5が接続シールされる。な
お、管体5は、金属製管体、コンクリート製管体、陶器
製管体等よりなり、その中心部には通信ケーブル(光フ
ァイバケーブル、電線ケーブル等)や送電ケーブル等の
ケーブル6が挿通される管路が形成されている。
【0013】図1〜図3に示すように、前記接続具10
は、内筒体20と外筒体30とを備えている。図3に示
すように、前記内筒体20は、中心部に接続孔21が貫
設された断面円筒状に形成され、その接続孔21の先端
側開口部から管体5の端部が所定長さだけ移動可能に差
し込まれて接続される。また、内筒体20の基端部(ハ
ンドホール1の壁板2側)において、接続孔21の基端
開口部には管体5の外径よりも適宜に小径に絞られた絞
り部と、その絞り部から開口端に向けて孔径が拡開さ
れ、これによって、内筒体20の基端部外周にはフラン
ジ部が形成されている。
【0014】この実施の形態において、内筒体20は、
合成樹脂のブロー成形によって断面円筒状に一体成形さ
れるとともに、外筒体30よりも所定長さだけ長く形成
されている。ブロー成形によって薄肉状に形成される内
筒体20の強度を所望とする強度に保持するために、内
筒体20の外周面には、その基端部寄りから中央部にわ
たる部分、すなわち、外筒体30が組み付けられる部分
において断面波形状の第1凹凸面22が形成されてい
る。さらに、内筒体20の先端部は外筒体30の端面よ
り所定長さだけ突出し、その突出している内筒体20の
部分の強度をより一層高めるために、第1凹凸面22と
略同じピッチでかつ第1凹凸面22よりも大きく波打つ
断面波形状の第2凹凸面23が形成されている。さらに
また、第2凹凸面23の先端側には、後述する接続シー
ル筒50に対する接続端部24が形成されている。
【0015】前記内筒体20の外周面には、その基端部
寄りから中央部にわたる部分において、外筒体30が組
み付けられいる。図2に示すように、前記外筒体30
は、その横断面外形が略四角形に形成され、その四周の
各面がそれぞれ平坦面に形成されている。この実施の形
態において、前記外筒体30は、その外形の対角線上に
おいて半分割された第1半割体31と第2半割体41に
よって構成されている。第1・第2の両半割体31、4
1は、発泡スチロール等の発泡樹脂のモールド成形によ
ってそれぞれ成形され、これによって、コスト低減や軽
量化が図られている。
【0016】前記第1・第2の両半割体31、41に
は、外筒体30の外周側方からその外筒体30の外周面
に嵌込まれる半割孔32、42が形成されている。前記
第1・第2の両半割体31、41の半割孔32、42に
一端側には、内筒体20の第1・第2の両凹凸面22、
23の境界部に係合する係合部36、46が形成されて
いる。さらに、第1・第2の両半割体31、41の半割
孔32、42に他端側には、内筒体20の基端部寄りに
形成された絞り部25の外周面に接して係合する係合部
33、43が形成されている。そして、第1・第2の両
半割体31、41の各係合部33、43及び36、46
によって内筒体20と外筒体30との相対的な位置ずれ
を防止する位置ずれ防止手段が構成されている。
【0017】前記第1・第2の両半割体31、41の半
割面34、44には、所要数の嵌合凹部35と嵌合凸部
45とがそれぞれ形成され、これら嵌合凹部35と嵌合
凸部45との嵌込みによる結合力によって、第1・第2
の両半割体31、41の半割面34、44が隙間なく接
合保持されて外筒体30が構成されるようになってい
る。なお、前記第1・第2の両半割体31、41の半割
面34、44は、必要に応じて接着剤によって接着して
もよい。また、この実施の形態において、第1・第2の
両半割体31、41は、同一のモールド成形型によって
成形されているため、モールド成形型の制作費が低減さ
れる。
【0018】図1と図3に示すように、前記内筒体20
の先端部外周の接続端部24と管体5の外周面との間に
は接続シール筒50が組み付けられ、その接続シール筒
50によって内筒体20と管体5とが相対的に移動可能
に接続シールされている。前記接続シール筒50は、軟
質合成樹脂、ゴム等の弾性体より形成され、伸縮自在な
蛇腹状に形成された蛇腹胴部51と、その蛇腹胴部51
の両端部にそれぞれ形成された第1・第2の両端末部5
2、53とを一体に備えている。そして、接続シール筒
50の第1端末部52は、締付バンド55によって内筒
体20の接続端部24に締め付けられ、接続シール筒5
0の第2端末部53が締付バンド56によって管体5の
外周面に締め付けられている。
【0019】前記したように構成される接続具10にお
いて、図4に示すように、壁板2の角窓状の開口部3に
対し、所要数の接続具10が充填材としてのモルタル7
によって固着される。この実施の形態では、壁板2の角
窓状の開口部3の内周壁面に対し、4つの接続具10が
その各外筒体30における一側外側面が略平行状に対向
して所定の隙間を隔てて保持される。さらに、隣接する
各外筒体30の対向面の間においても所定の隙間を隔て
て保持される。そして、この状態において、これら各隙
間に充填材としてのモルタル7が充填されて固化される
ことで、前記壁板2に対し各接続具10が固着される。
前記接続具10の外筒体30は、断面外形が略四角形を
なすため、壁板2の開口部3の内周壁面から接続具10
の一側外側面までの間隔寸法を視認したり測定すること
が容易になされる。
【0020】したがって、壁板2の開口部3の所定位置
に対し、複数個の接続具10をモルタル7によって固着
する作業を手早く正確に行うことができる。さらに、壁
板2の開口部3と接続具10との間に充填されるモルタ
ル材7等の充填材の充填量においても、外筒体30によ
って軽減され、その分だけ充填材の充填作業が容易とな
る。前記接続具10の内筒体20は、その外周面が外筒
体30によって保護されるため、内筒体20の肉厚を薄
くすることが可能となり、内筒体20をブロー成形によ
って容易にかつ安価に製作することができる。
【0021】前記外筒体30は、半分割された第1半割
体31と第2半割体41によって構成され、これら第1
・第2の両半割体31、41は、発泡スチロール等の発
泡樹脂のモールド成形によってそれぞれ成形され、これ
によって、コスト低減や軽量化が図られている。さら
に、第1・第2の両半割体31、41は、内筒体20の
外周側方から容易に組み付けられる。そして、前記第1
・第2の両半割体31、41の半割面31、41が相互
に合わせられ、これら半割面34、44の嵌合凹部35
と嵌合凸部45との嵌込みによる結合力によって、第1
・第2の両半割体31、41の半割面34、44が隙間
なく接合保持されて外筒体30が構成される。前記内筒
体20の外周面に対し、第1・第2の両半割体31、4
1よりなる外筒体30が組み付けられた状態において、
第1・第2の両半割体31、41の係合部33、43及
び36、46からなる位置ずれ防止手段によって内筒体
20と外筒体30との相対的な位置ずれが防止される。
【0022】前記内筒体20は、外筒体30の端面より
も所定長さだけ長く形成され、その内筒体20の先端部
外周の接続端部24と管体5の外周面との間には接続シ
ール筒50が組み付けられる。そして、接続シール筒5
0によって内筒体20と管体5とがシール不良なく確実
に接続シールされる。前記接続シール筒50は、軟質合
成樹脂、ゴム等の弾性体より形成され、その第1・第2
の両端末部52、53の間に伸縮自在な蛇腹胴部51が
形成されている。このため、ハンドホール1の壁板2に
組み付けられた接続具10の内筒体20と管体5とが地
震等によって管方向に相対的に移動した場合において
も、接続シール筒50は、その蛇腹胴部51の伸縮よっ
て前記相対的な移動に対応することができ、内筒体20
と管体5とを常に良好なシール状態に保持することがで
きる。
【0023】また、図6と図7に示すように、複数の接
続具10の隣接する各外筒体30の対向面を当接した
り、あるいは、その当接面を接着剤によって接着し、こ
れら各接続具10を一体状に結合することで、壁板2の
開口部3に対し、複数の接続具10をモルタル7等の充
填材によって固着する作業がより一層容易となる。ま
た、充填材には、モルタル7の他、液状ポリブタジエン
ゴム、液状シリコンゴム、液状ウレタンゴム、液状ポリ
サルファイトゴム等の流動性及び接着性を有する弾性材
料がある。このような弾性材料よりなる充填材を用いる
ことで耐震性をより一層高めることができる。
【0024】なお、前記実施の形態において、接続具1
0の外筒体30は、その断面外形が略四角形に形成され
た場合を例示したが、これに限定するものではない。ま
た、前記実施の形態においては、壁板2の開口部3に対
し、4つの接続具10が充填材によって固着される場合
を例示したが、接続具10の数は、限定しない。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に記載の発
明によれば、壁板の開口部の内周壁面から接続具の外筒
体の外側の平坦な面までの間隔寸法を視認したり測定す
ることを容易に行うことができ、壁板の開口部の所定位
置に対し、所要数の接続具を充填材によって固着する作
業を手早く正確に行うことができる。さらに、壁板の開
口部と接続具との間に充填される充填材の充填量におい
ても、外筒体によって軽減され、その分だけ充填材の充
填作業が容易となる。また、内筒体の外周側方から外筒
体を容易に組み付けることができるとともに、内筒体と
外筒体との相対的な位置ずれによる不具合も防止するこ
とができる。
【0026】また、請求項2に記載の発明によれば、壁
板の開口部の内周壁面から複数の接続具の各一側外側面
までの間隔寸法をそれぞれ視認したり測定することを容
易に行うことができ、壁板の開口部の所定位置に対し、
複数の接続具を充填材によって固着する作業を手早く正
確に行うことができる。請求項3に記載の発明によれ
ば、内筒体を容易にかつ安価に製作することができる。
請求項4に記載の発明によれば、外筒体を構成する第1
・第2の両半割体を軽量にかつ安価に製作することがで
きる。請求項5に記載の発明によれば、内筒体と管体と
をシール不良なくシールすることができる。請求項6に
記載の発明によれば、接続具の内筒体と管体とが地震等
によって管方向に相対的に移動した場合においても、内
筒体と管体とを常に良好なシール状態に保持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の管体の接続シール構造
に用いる接続具を示す斜視図である。
【図2】同じく接続具を示す正面図である。
【図3】同じくハンドホールの壁板の開口部に対し接続
具によって管体を接続した状態を図2のIII−III
線に基づいて示す断面図である。
【図4】同じくハンドホールの壁板の開口部に複数の接
続具によって管体をそれぞれ接続した状態を示正面す図
である。
【図5】同じく図4のV−V線に基づく側断面図であ
る。
【図6】同じくハンドホールの壁板の開口部に複数の接
続具を相互に接着して管体をそれぞれ接続した状態を示
す正面図である。
【図7】同じく図6のVII−VII線に基づく側断面
図である。
【図8】従来の管体の接続シール構造を示す正面図であ
る。
【図9】同じく図8のIX−IX線に基づく断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ハンドホール 2 壁板 3 開口部 7 モルタル(充填材) 10 接続具 20 内筒体 21 接続孔 28 位置ずれ防止手段 30 外筒体 31 第1半割体 34 半割面 41 第2半割体 44 半割面 50 接続シール筒 51 蛇腹胴部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁板に形成された開口部に対し、その開
    口部に充填材によって固着される所要数の接続具を介し
    てこれら接続具と同数の管体を接続シールするための管
    体の接続シール構造であって、 前記接続具は、前記管体の端部が差し込まれて接続され
    る接続孔を中心部に有する内筒体と、その内筒体の外周
    に設けられる外筒体と、を備え、 前記外筒体は、その外周面に平坦な面が形成されるとと
    もに、第1・第2の両半割体によって半分割されて構成
    され、 前記内筒体と外筒体との間には位置ずれ防止手段が設け
    られていることを特徴とする管体の接続シール構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の管体の接続シール構造
    において、外筒体は、第1・第2の両半割体によって横
    断面形状が略四角形に形成されていることを特徴とする
    管体の接続シール構造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の管体の接続シー
    ル構造において、内筒体は、合成樹脂のブロー成形によ
    って成形されていることを特徴とする管体の接続シール
    構造。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の管体の接続シー
    ル構造において、外筒体の第1・第2の両半割体は、発
    泡樹脂のモールド成形によってそれぞれ成形されている
    ことを特徴とする管体の接続シール構造。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載の管体の接続シー
    ル構造において、内筒体は外筒体の端面より所定長さだ
    け長く形成され、その内筒体の先端部外周面には接続シ
    ール筒の第1端末部が締め付けられ、前記内筒体の接続
    孔に差し込まれた管体の外周面には前記接続シール筒の
    第2端末部が締め付けられて、前記内筒体と前記管体と
    が前記接続シール筒によって接続シールされる構成にし
    てあることを特徴とする管体の接続シール構造。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の管体の接続シール構造
    において、接続シール筒は、その第1端末部と第2端末
    部との間に伸縮自在な蛇腹胴部を備えていることを特徴
    とする管体の接続シール構造。
JP9276041A 1997-10-08 1997-10-08 管体の接続シール構造 Pending JPH11122780A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012069315A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Panasonic Corp 車両用レバースイッチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012069315A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Panasonic Corp 車両用レバースイッチ

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