JPH11122022A - 誘電体アンテナ - Google Patents

誘電体アンテナ

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JPH11122022A
JPH11122022A JP28079097A JP28079097A JPH11122022A JP H11122022 A JPH11122022 A JP H11122022A JP 28079097 A JP28079097 A JP 28079097A JP 28079097 A JP28079097 A JP 28079097A JP H11122022 A JPH11122022 A JP H11122022A
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JP
Japan
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dielectric
antenna
dielectric layer
electromagnetic wave
converter
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Application number
JP28079097A
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English (en)
Inventor
Morihiko Ikegaya
守彦 池ヶ谷
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナのパターンに自由度があり、低消費
電力で電磁波の送受信特性を向上させる誘電体アンテナ
を提供する。 【解決手段】 誘電体アンテナ1は、所定の誘電率ε1
を有する誘電体チップ51と、所定の誘電率ε2を有す
る誘電体層52と、インピーダンス整合用の変換器31
とから成る。誘電体チップ51上に誘電体層52を積層
し、エッチングなどによって加工することによって、誘
電体チップ51上に所定のパターンを有する誘電体層5
2を形成する。誘電体層52は、変換器31に接続さ
れ、変換器31の励振点32からの電磁波を伝送する伝
送路21と、伝送路21からの電磁波を拡散する拡散部
22と、拡散部22からの電磁波を、空間の焦点4に収
束するように放射するフレネルゾーン23とで構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘電体アンテナに
関し、特に、移動通信体、無線通信機器などの移動用端
末に適用される、誘電体で形成されたアンテナに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、通信機能を有する移動用端末など
には、その小型化と軽量化を図るために、平面アンテナ
と高集積回路とを整合をとりながら接続して一体化した
集積アンテナが利用されている。
【0003】この集積アンテナは、例えば、誘電体基板
上に、アンテナ部となる金属導体板を接着して形成され
るマイクロストリップアンテナ、またはこのマイクロス
トリップアンテナを複数個配列して形成されるマイクロ
ストリップアレイなどで構成され、高集積回路と一体化
して作成される。
【0004】金属導体板は、通常、方形、円形、楕円形
のような典型的な一定の形状を有している。また、集積
アンテナへの給電は、主に、同軸プロープもしくはマイ
クロストリップ線路によって行われる。
【0005】この様な、従来の集積アンテナによれば、
入射した電磁波がアンテナ部となる金属導体板を伝搬し
てそこから空間中(空気中)に放射される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の集積アンテナによれば、アンテナ部の配列パ
ターンは、接続される高集積回路の配列により決定され
てしまい、また、金属導体板であるアンテナ部自体から
の電磁波の伝送損失が大きいため、電磁波の送受信特性
の効率が良くならないという問題があった。
【0007】また、集積アンテナの送受信特性を補うた
めに、高集積回路の性能を向上させると、高集積回路が
大きくなり、集積アンテナを利用する移動用端末の小型
化と軽量化が困難になるという問題があった。
【0008】また、高集積回路の高性能化によって回路
の機密化が進み、回路と接続されるアンテナとの間に干
渉が発生するという問題があった。
【0009】更に、アンテナ部が、誘電体基板上に形成
された金属導体板であるため、アンテナ部の配列パター
ンに自由度がなく、アンテナの指向性を任意に操作する
ことが困難であるという問題があった。
【0010】従って、本発明の目的は、アンテナ部のパ
ターンに自由度があり、低消費電力で電磁波の送受信特
性を向上させる誘電体アンテナを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上に述べた
目的を実現するため、第1の誘電率を有する誘電体基板
と、第1の誘電率より大なる第2の誘電率を有し、所定
のアンテナのパターンで誘電体基板上に積層された誘電
体層より構成されることを特徴とする誘電体アンテナを
提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の誘電体アンテナを詳
細に説明する。
【0013】図1は、本発明の誘電体アンテナの実施の
一形態を示す。図1の(a)は、本発明の誘電体アンテ
ナの上面、(b)は、側面、(c)は、AA’断面、
(d)は、BB’断面、(e)は、CC’断面を示す。
【0014】本発明の誘電体アンテナ1は、所定の誘電
率ε1を有する誘電体チップ(誘電体基板)51と、所
定の誘電率ε2を有する誘電体層52と、インピーダン
ス整合用の変換器31とから成る。
【0015】図1に示すように、誘電体アンテナ1は、
誘電体チップ51上に誘電体を積層し、エッチングなど
によって所定のアンテナのパターンに加工することによ
って、誘電体チップ51上にアンテナ部となる誘電体層
52を形成して作成される。
【0016】誘電体層52は、変換器31に接続され、
変換器31の励振点32から電磁波を励振されて伝送す
る伝送路21と、伝送路21からの電磁波を拡散する拡
散部22と、拡散部22からの電磁波を、空間(空気
中)の所定の点(焦点4)に収束するように放射するフ
レネルゾーン23とで構成されている。図1の(c)
は、伝送路21の断面形状を表し、(d)は、拡散部2
2の断面形状を表し、(e)は、フレネルゾーン23の
断面形状を表している。拡散部22の断面は、伝送路2
1から伝送されてきた電磁波を拡散するために、伝送路
21の断面よりも大きくなっている。フレネルゾーン2
3は、複数の凹凸から成り、各凸部の間隔およびその断
面は、励振点32と焦点4を結ぶ中心軸に近づくほど大
きくなるように形成されている。
【0017】ここで、誘電体チップ51の誘電率ε1
と、誘電体層52の誘電率ε2と、誘電体アンテナ1の
周りの空間(空気)の誘電率ε0のそれぞれの誘電率
は、式(1)の関係にあり、誘電体層52の誘電率ε2
が最も大きい。
【数1】 ε0<ε1<ε2−−−(1)
【0018】上記の変換器31の励振点32から電磁波
を入射すると、誘電体層52の誘電率ε2が最も大きい
ので、電磁波は、この誘電体層52に閉じこめられるよ
うにして誘電体層52の内部を伝送する。励振点32か
ら入射された電磁波は、誘電体層52の伝送路21を通
って、拡散部22に伝送される。断面の小さい伝送路2
1から断面の大きい拡散部22へ入射された電磁波は、
拡散部22で拡散される。拡散部22で拡散された電磁
波は、フレネルゾーン23へ到達し、空間へ放射され
る。
【0019】フレネルゾーン23の複数の凸部は、各凸
部の間隔およびその断面が、中心軸に近づくほど大きく
なるように形成されているため、レンズ効果が生じ、フ
レネルゾーン23から空間へ放射した電磁波は、一度焦
点4へ向かって集中し、さらに焦点4から空間へ放射さ
れる。
【0020】図2は、焦点4から放射される電磁波の出
力の指向性を示す。図2から解るように、焦点4から放
射される電磁波は、その位相分布の等位相面を広く保ち
ながら空間を伝播する。
【0021】即ち、本発明の誘電体アンテナ1は、誘電
率の異なる誘電体チップ51および誘電体層52を使用
し、誘電体層52の形状を任意な構造とすることで、電
気的に単数または複数のレンズおよび干渉フィルタなど
を基板上またはチップ上に配置したのと等価なものとな
り、電磁波伝送および放射などの機能を有するアンテナ
となる。
【0022】この誘電体アンテナ1の励振点32より電
磁波を入射すると、電磁波は、伝送に伴って誘電率の分
布に沿って分割、相互干渉を起こし、最終的にその構造
に特有の分布を有する電磁波を放出する。このような特
性により、誘電体アンテナに、電磁波の励振周波数に対
応したフレネルゾーン構造やアレイ構造、および誘電体
の誘電率を持たすことによって、所望の電磁波分布を発
生させ、放射させることができる。また、電磁波の入射
端である励振点32から放射端となるフレネルゾーン2
3への方向は、構造的に開放状態となるため、入射され
る電磁波の反射損失が最小限に抑えられ、電磁波伝送特
性が向上する。
【0023】また、複数の誘電体の誘電率差を所定値に
設定することによって、電磁波を伝送路となる誘電体へ
効率よく閉じこめて伝送することができるので、電磁波
の伝送される誘電体の形状によって、放射される電磁波
の分布の遠方放射界を、所定の角度に絞ることができ、
誘電体アンテナの指向性利得を向上させることができ
る。
【0024】更に、複数の誘電体の誘電率差を所定値に
設定することによって、電磁波を変換器31から効率よ
く所望する伝送路に励振あるいは入射することができ、
変換器31への給電電力を低く抑えることができる。
【0025】図3は、本発明の他の実施の形態による誘
電体アンテナを示す。図3の(a)は、本発明の誘電体
アンテナの上面、(b)は、側面、(c)は、AA’断
面を示す。
【0026】図3において、誘電体アンテナ10は、所
定の誘電率ε1を有する誘電体チップ51と、所定の誘
電率ε2を有する誘電体層52と、インピーダンス整合
用の変換器31とから成る。
【0027】図3に示すように、誘電体アンテナ10
は、誘電体チップ51上に誘電体層52を積層し、エッ
チングなどによって加工することによって、誘電体チッ
プ51上に複数の円筒形状を有する誘電体層52を形成
して作成される。
【0028】誘電体チップ51は、変換器31に接続さ
れ、変換器31の励振点32からの電磁波を伝送する。
誘電体層52の複数の円筒形状は、そのままフレネルゾ
ーン23を構成し、各円筒の間隔およびその断面は、内
側の方が大きくなるように形成されている。
【0029】上記の変換器31の励振点32から電磁波
を入射すると、電磁波は、誘電体チップ51の内部を伝
送し、誘電体層52のフレネルゾーン23に沿って空間
へ放射される。
【0030】誘電体層52のフレネルゾーン23を構成
する複数の円筒部は、各円筒部の間隔およびその断面
が、内側の方が大きくなるように形成されているため、
レンズ効果が生じ、フレネルゾーン23から空間へ放射
した電磁波は、一度焦点4へ向かって集中し、さらに焦
点4から空間へ放射される。
【0031】ここで、誘電体チップ51の誘電率ε1
と、誘電体層52の誘電率ε2とを電磁波の励振周波数
に応じて任意に決定することによって、焦点4の位置を
任意に変化させることができ、また、放射される電磁波
の分布の遠方放射界を、所定の角度に絞ることができる
ので、誘電体アンテナの指向性利得を向上させることが
できる。
【0032】図4は、本発明の他の実施の形態による誘
電体アンテナを示す。図4の(a)は、本発明の誘電体
アンテナの上面、(b)は、側面、(c)は、AA’断
面、(d)は、BB’断面、(e)は、CC’断面を示
す。
【0033】図4において、誘電体アンテナ20は、所
定の誘電率ε1を有する誘電体チップ51と、所定の誘
電率ε2を有する誘電体層52と、インピーダンス整合
用の変換器31とから成る。
【0034】図4に示すように、誘電体アンテナ20
は、誘電体チップ51上に誘電体層52を積層し、エッ
チングなどによって加工することによって、誘電体チッ
プ51上に、それぞれ分離して配置される、1つの伝送
路21と2つの分岐路24から成る誘電体層52を形成
して作成される。
【0035】誘電体層52は、変換器31に接続され、
変換器31の励振点32から入射された電磁波を伝送す
る伝送路21と、伝送路21からの電磁波を分配して放
射する2つの分岐路24とで構成されている。図4の
(c)は、伝送路21の断面形状を表し、(d)は、伝
送路21と分岐路24の配置および断面形状を表し、
(e)は、分岐路24の断面形状を表している。2つの
分岐路24の断面は、等しくなっており、また、伝送路
21からそれぞれの分岐路24までの間隔も等しなるよ
うに、配置されている。
【0036】ここで、誘電体チップ51の誘電率ε1
と、誘電体層52の誘電率ε2と、誘電体アンテナ1の
周りの空間(空気)の誘電率ε0のそれぞれの誘電率
は、上記の式(1)の関係にあり、誘電体層52の誘電
率ε2が最も大きい。
【0037】図4において、変換器31の励振点32か
ら電磁波を入射すると、誘電体層52の誘電率ε2が最
も大きいので、電磁波は、この誘電体層52に閉じこめ
られるようにして誘電体層52の内部を伝送する。励振
点32から入射された電磁波は、誘電体層52の伝送路
21を通って、2つの分岐路24へ分配して伝送され
る。2つの分岐路24に分配された電磁波は、それぞれ
の分岐路24の終端部から空間へ放射される。
【0038】2つの分岐路24の断面と伝送路21から
の距離が等しいので、2つの分岐路24から空間へ放射
された電磁波は等しい出力分布を有し、それぞれ空間で
相互干渉を起こし整合され、広角な指向性利得を得るこ
とができる。
【0039】図5は、図4の誘電体アンテナによって、
空間で相互干渉を起こし整合された電磁波の出力の指向
性を示す。図5から解るように、誘電体アンテナ20か
ら分配されて放射され、空間で相互干渉を起こし整合さ
れた電磁波は、広角な指向性で空間を伝播する。
【0040】上述した誘電体アンテナに使用される誘電
体の材料は、各材料が各々異なる特有の誘電率を持つ。
これら誘電率の異なる誘電体材料の組み合わせによっ
て、各材料の電気特性、加工精度、コスト、取扱性など
を考慮して、誘電体アンテナの誘電率分布を任意に設定
し、所望するアンテナ特性を持つ誘電体アンテナを得る
ことができる。
【0041】表1は、本発明の誘電体アンテナに使用す
ることができる誘電体材料(誘電体セラミックス)の一
例を示す。
【表1】
【0042】また、本発明の誘電体アンテナのうち、変
換器31を除いたアンテナ回路部分の大きさは、給電点
や誘電率分布などを考慮して、電気的な整合から決定さ
れる。即ち、アンテナ回路部以外で高周波回路などによ
る強制的な整合操作を適用しない場合には、アンテナ回
路部分の各部の長さや間隔などは、電磁波の周波数から
決定される波長の倍数によって定められる。
【0043】図6は、本発明の誘電体アンテナを高集積
回路基板に装着した集積アンテナを示す。集積アンテナ
50は、集積回路のパターン6Aを有した高集積回路基
板6上に、上述したような本発明の誘電体アンテナ30
を配置して構成される。誘電体アンテナ30の変換器3
1に設けられた給電点7と、高集積回路基板6上の給電
用電極8とをワイヤ12で接続して、誘電体アンテナ3
0に電力を供給する。
【0044】本発明の誘電体アンテナ30は、高集積回
路基板6に比べて大幅に小さく作成することができるの
で、集積アンテナ50のサイズは、高集積回路基板6の
サイズとほぼ等しくなり、厚さにおいても数ミリメート
ル(mm)程度にできる。
【0045】図7は、本発明の誘電体アンテナを高集積
回路基板に装着した集積アンテナの他の形態を示す。集
積アンテナ60は、集積回路のパターン11Aを有した
高集積回路基板11上に、上述したような本発明の誘電
体アンテナ40を配置して構成される。誘電体アンテナ
40の変換器31に設けられた給電点7と、高集積回路
基板11上の給電ライン9とを接続して、誘電体アンテ
ナ40に電力を供給する。
【0046】図8は、図7の集積アンテナ60を内装し
たワイヤレスIDカード61を示す。ワイヤレスIDカ
ード61は、集積アンテナ60を集積アンテナ60の形
状に応じた所定の形状を有する外枠62で覆うことによ
って作成される。外枠62は、誘電体アンテナ40から
の電磁波を遮断しないようにプラスチック材などで作成
してもよく、また、誘電体アンテナ40の電磁波の放射
部を露出させるように孔(図示せず)を設けるようにし
てもよい。
【0047】この様なワイヤレスIDカード61は、そ
れ自体のサイズが薄く小型なので、例えば、鉄道やスキ
ー場のリフト乗り場などの改札の通過や課金の認識など
を、無線によって自動的に行うシステムなどで使用する
ことができる。
【0048】以上、本発明の種々の形態例を示したが、
それぞれの誘電体アンテナの誘電体層52は、1つの層
ではなく複数の層の積層でもよい。
【0049】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明の誘電体アンテ
ナによれば、電磁波の伝送部分を誘電体としたので、ア
ンテナのパターンに自由度があり、低消費電力で電磁波
の送受信特性を向上させることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による誘電体アンテナの実施の一形態を
示す概略図。
【図2】図1の誘電体アンテナの指向性特性を示す図。
【図3】本発明による誘電体アンテナの実施の一形態を
示す概略図。
【図4】本発明による誘電体アンテナの実施の一形態を
示す概略図。
【図5】図4の誘電体アンテナの指向性特性を示す図。
【図6】本発明による誘電体アンテナを用いた集積アン
テナ実施の一形態を示す概略図。
【図7】本発明による誘電体アンテナを用いた集積アン
テナ実施の一形態を示す概略図。
【図8】図7の集積アンテナを用いたワイヤレスIDカ
ードを示す概略図。
【符号の説明】
1,誘電体アンテナ 4,焦点 6,高集積回路基板 7,給電点 8,給電用電極 9,給電ライン 10,誘電体アンテナ 11,高集積回路基板 20,誘電体アンテナ 21,伝送路 22,拡散部 23,フレネルゾーン 24,分岐路 30,誘電体アンテナ 31,変換器 32,励振点 40,誘電体アンテナ 50,集積アンテナ 51,誘電体チップ 52,誘電体層 60,集積アンテナ 61,ワイヤレスIDカード 62,外枠

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の誘電率を有する誘電体基板と、前
    記第1の誘電率より大なる第2の誘電率を有し、所定の
    アンテナのパターンで前記誘電体基板上に積層された誘
    電体層より構成されることを特徴とする誘電体アンテ
    ナ。
  2. 【請求項2】 前記誘電体層は、エッチングによって前
    記所定のアンテナのパターンに加工されることを特徴と
    する請求項1記載の誘電体アンテナ。
  3. 【請求項3】 前記誘電体層は、電磁波を伝送する伝送
    路、伝送路からの電磁波を拡散する拡散部、および電磁
    波を所定の位置に集中させるフレネルゾーン部から成る
    ことを特徴とする請求項1記載の誘電体アンテナ。
  4. 【請求項4】 前記誘電体層は、電磁波を伝送する伝送
    路、伝送路からの電磁波を分配して放射する分岐路から
    成ることを特徴とする請求項1記載の誘電体アンテナ。
  5. 【請求項5】 前記誘電体層は、電磁波を所定の位置に
    集中させる、円筒形のフレネルゾーン部から成ることを
    特徴とする請求項1記載の誘電体アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記誘電体層は、その水平方向に電磁波
    の放射を行う構成であることを特徴とする請求項1記載
    の誘電体アンテナ。
  7. 【請求項7】 前記誘電体層は、その垂直方向に電磁波
    の放射を行う構成であることを特徴とする請求項1記載
    の誘電体アンテナ。
  8. 【請求項8】 前記誘電体層は、電磁波を励振あるいは
    入射する変換器に結合している構成であることを特徴と
    する請求項1記載の誘電体アンテナ。
  9. 【請求項9】 前記変換器は、前記誘電体層とほぼ水平
    に前記誘電体層の入射端に設置されることを特徴とする
    請求項11記載の誘電体アンテナ。
  10. 【請求項10】 前記変換器は、前記誘電体層に対して
    前記誘電体基板の反対面に設置されることを特徴とする
    請求項11記載の誘電体アンテナ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002076414A (ja) * 2000-08-28 2002-03-15 Abel Systems Inc 太陽電池
US6930647B2 (en) 2001-05-17 2005-08-16 Hitachi Kokusai Electric Inc. Semicircular radial antenna
US7301504B2 (en) 2004-07-14 2007-11-27 Ems Technologies, Inc. Mechanical scanning feed assembly for a spherical lens antenna
US8068059B2 (en) 2006-02-28 2011-11-29 Fujitsu Limited Antenna device, electronic device and antenna cover

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