JPH11121772A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH11121772A
JPH11121772A JP9275855A JP27585597A JPH11121772A JP H11121772 A JPH11121772 A JP H11121772A JP 9275855 A JP9275855 A JP 9275855A JP 27585597 A JP27585597 A JP 27585597A JP H11121772 A JPH11121772 A JP H11121772A
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JP
Japan
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type
semiconductor
etching
dry etching
contact hole
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JP9275855A
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English (en)
Inventor
Kenji Arinaga
健児 有永
Tetsuya Miyatake
哲也 宮武
Koji Fujiwara
康治 藤原
Hajime Sudo
元 須藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体装置の製造方法に関し、エッチングに
よる導電型反転領域を発生させることなく、微細なコン
タクトホールを形成する。 【解決手段】 物理的ダメージにより一方の導電型のみ
が他方の導電型に反転する半導体1に反対導電型領域2
を形成したのち、半導体1及び反対導電型領域2に対す
るコンタクトホール6,9の内、導電型反転を起こさな
い導電型の領域に対するコンタクトホール6のみをドラ
イ・エッチングによって形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関するものであり、特に、赤外線検出器(IRFP
A:InfraRed Focal Plane Ar
ray)に用いるHgCdTeフォトダイオードアレイ
に対するコンタクトホールの形成工程に特徴のある半導
体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、10μm帯近傍の赤外線を検知す
る赤外線検知装置としては、Cd組成比が0.2近傍、
例えば、Cd組成比が0.22のHgCdTe層に形成
したpn接合ダイオードをフォトダイオードとしたもの
を用い、このフォトダイオードを一次元アレイ状或いは
二次元アレイ状に配置すると共に、読出回路との電気的
なコンタクトをとるために、赤外線フォトダイオードア
レイ基板及びSi信号処理回路基板を、双方に形成した
In等の金属のバンプで貼り合わせる構造が採用されて
いる。
【0003】ここで、図5(a)を参照して従来のHg
CdTeフォトダイオードの製造工程を説明する。 図5(a)参照 まず、閉管チッピング法を用いて、Teリッチの融液中
でCdZnTe基板(図示せず)上にHg空孔濃度が1
17cm-3程度のノン・ドープのp型HgCdTe層3
1を液相エピタキシャル成長させたのち、Hg蒸気中に
おける200〜400℃の温度での熱処理により、Hg
空孔をHg原子で埋めることによって、p型HgCdT
e層31の正孔濃度を1016cm-3オーダーに制御す
る。
【0004】次いで、表面平坦化、及び、厚みの均一化
のために、アルミナ研磨を行なって、p型HgCdTe
層31の厚さを15〜25μmに制御したのち、Bイオ
ンを選択的にイオン注入してn+ 型領域32を形成して
フォトダイオードとする。
【0005】次いで、全面にZnS膜33を設けたの
ち、全面にネガ型レジストを塗布し、コンタクトホール
形成部が開口部となるように露光・現像することによっ
てネガ型レジストマスク34を形成し、次いで、ネガ型
レジストマスク24をマスクとして、硫酸+水(硫酸:
水=1:1)からなるエッチング液35を用いてZnS
膜33を選択的にエッチングして、n+ 型領域32に対
するコンタクトホール36及びp型HgCdTe層31
に対するコンタクトホール37を形成する。
【0006】次いで、図示しないものの、ネガ型レジス
トマスク34を除去したのち、n側電極となるIn電
極、及び、p側電極となるAu電極を形成し、次いで、
リフトオフ法によってInバンプを形成していた。
【0007】次に、図5(b)を参照して従来のHgC
dTeフォトダイオードの別の製造工程を説明する。 図5(b)参照 まず、図5(a)と全く同様に、n+ 型領域32を形成
してフォトダイオードとしたのち、全面にZnS膜33
を設け、次いで、全面にポジ型レジストを塗布し、コン
タクトホール形成部が開口部となるように露光・現像す
ることによってポジ型レジストマスク38を形成する。
【0008】次いで、ポジ型レジストマスク38をマス
クとして、水素+アルゴンからなる混合ガスを用いたプ
ラズマ39によるドライ・エッチングを施すことによっ
て、ZnS膜33を選択的にエッチングして、n+ 型領
域32に対するコンタクトホール40及びp型HgCd
Te層31に対するコンタクトホール41を形成する。
【0009】次いで、図示しないものの、ポジ型レジス
トマスク38を除去したのち、n側電極となるIn電
極、及び、p側電極となるAu電極を形成し、次いで、
リフトオフ法によってInバンプを形成していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ウェット・エ
ッチングを用いてコンタクトホールを形成する場合に
は、ZnS膜33等の表面保護膜のみを選択的にエッチ
ングするエッチング液の開発が必要になり、また、ウェ
ット・エッチングは等方性エッチングであるため、サイ
ドエッチングによりコンタクトホール36,37の径が
拡がるので微細化に限界があるという問題があり、高集
積度で高解像度のIRFPAを形成することは困難であ
った。
【0011】一方、ドライ・エッチングを用いてコンタ
クトホールを形成する場合には、p型HgCdTe層3
1との選択比を大きく取れるドライ・エッチング条件の
開発が必要であり、また、Hg系II−VI族化合物半
導体は物理的ダメージを受けやすいので、ドライ・エッ
チング工程におけるダメージが問題となる。
【0012】再び、図5(b)参照 従来のドライ・エッチング工程の場合には、p型HgC
dTe層31とZnS膜33との選択比が低く、p型H
gCdTe層31及びn+ 型領域32の露出部に凹部が
形成される上、p型HgCdTe層31の露出部がダメ
ージによりn型に反転してn型反転領域42が形成され
るので、良好なp側電極を形成することができないとい
う問題があり、信頼性の高いIRFPAを形成すること
は困難であった。
【0013】ここで、図6を参照して、ドライ・エッチ
ング工程におけるダメージの発生の事情を説明する。 図6(a)参照 図6(a)はp型HgCdTe層51にドライ・エッチ
ングを施すことによって、幅22μmのエッチング溝5
2形成し、レジストマスクを除去した後のp型HgCd
Te層51の表面のレーザ反射像を模写したものであ
る。
【0014】図6(b)参照 図6(b)は、図6(a)に示したp型HgCdTe基
板51を、LBIC(Laser Beam Indu
ced Current)法によりダメージ測定した結
果を、その測定された電流量を明度としてそのコントラ
ストを描いたプロット図を模式的に示したものであり、
ダメージ領域53,54においてダメージに起因する電
流が測定されているので、ドライ・エッチングに伴って
エッチング溝52から10μm程度離れた領域までがn
型反転領域となっている。なお、図においては、ダメー
ジ領域53とダメージ領域54では、電流の向きが逆で
あることを示している。
【0015】したがって、本発明は、エッチングによる
導電型反転領域を発生させることなく、微細なコンタク
トホールを形成することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理的構
成の説明図であり、この図1を参照して本発明における
課題を解決するための手段を説明する。 図1(a)及び(b)参照 (1)本発明は、物理的ダメージにより一方の導電型の
みが他方の導電型に反転する半導体1を用いた半導体装
置の製造方法において、半導体1に反対導電型領域2を
形成したのち、半導体1及び反対導電型領域2に対する
コンタクトホール6,9の内、導電型反転を起こさない
導電型の領域に対するコンタクトホール6のみをドライ
・エッチングによって形成することを特徴とする。
【0017】この様に、物理的ダメージにより一方の導
電型のみが他方の導電型に反転する半導体1を用いる場
合には、導電型反転を起こさない導電型の領域に対する
コンタクトホール6のみをドライ・エッチングによって
形成することによって、微細化が可能になり、且つ、ド
ライ・エッチングに伴うダメージによる導電型反転領域
の発生の問題が生ずることがないので、信頼性のある半
導体装置を構成することができる。
【0018】なお、この場合の半導体1とは、バルク半
導体、或いは、成長基板上に成長させたエピタキシャル
層等を含む広い概念の半導体である。また、物理的ダメ
ージにより一方の導電型のみが他方の導電型に反転する
半導体1とは、p型がn型に、或いは、n型がp型に反
転する半導体である。
【0019】(2)また、本発明は、上記(1)におい
て、半導体1はp型半導体であり、反対導電型領域2で
あるn型領域に対するコンタクトホール6のみをドライ
・エッチングによって形成することを特徴とする。
【0020】この様に、物理的ダメージにより一方の導
電型のみが他方の導電型に反転する半導体1としては、
p型HgCdTe、p型HgTe、p型HgZnTe、
p型HgCdZnTe等のp型半導体が典型的なもので
あり、この様な半導体1を用いた半導体装置において、
反対導電型領域2であるn型領域に対するコンタクトホ
ール6をドライ・エッチングで形成することによって集
積度の向上が可能になり、また、p型半導体基板側のコ
ンタクトホール9は微細化にあまり影響を与えないの
で、エッチング液8を用いたウェット・エッチングで形
成することによってダメージによる導電型反転を防止す
ることができる。
【0021】(3)また、本発明は、上記(2)におい
て、半導体1が、p型HgCdTeであることを特徴と
する。
【0022】この様に、導電型が物理的ダメージにより
反転する半導体1としては、p型HgCdTeが最も実
用化されているのものであり、p型HgCdTeによっ
て高集積度で高解像度のIRFPAを構成することがで
きる。
【0023】(4)また、本発明は、上記(1)乃至
(3)のいずれかにおいて、反対導電型領域2を、一次
元フォトダイオードアレイ或いは二次元フォトダイオー
ドアレイを構成するように複数個配列して形成したこと
を特徴とする。
【0024】本発明は、単体のフォトダイオードも権利
範囲とするものであるが、反対導電型領域2、即ち、フ
ォトダイオードを一次元アレイ状或いは二次元アレイ状
に配置することによってIRFPAを構成することがで
きる。
【0025】(5)また、本発明は、上記(1)乃至
(4)のいずれかにおいて、ドライ・エッチングが、水
素、窒素、及び、アルゴンの内の2つ以上を含む混合ガ
スを用いたプラズマドライ・エッチングであることを特
徴とする。
【0026】この様に、保護膜3を選択的にエッチング
するドライ・エッチング工程としては、水素、窒素、及
び、アルゴンの内の2つ以上を含む混合ガスを用いたプ
ラズマドライ・エッチングが好適であり、水素或いは窒
素が多い場合には反応性エッチング的になり、アルゴン
が多い場合にはスパッタエッチング的になる。なお、窒
素を含ませた場合には、平坦なエッチングが可能にな
り、堆積物、即ち、エッチング残渣が残らなくなる。
【0027】(6)また、本発明は、上記(1)乃至
(4)のいずれかにおいて、ドライ・エッチングが、不
活性ガスを用いたスパッタドライ・エッチングであるこ
とを特徴とする。
【0028】この様に、ドライ・エッチング工程として
は、不活性ガス、例えば、アルゴン、ヘリウム、ネオ
ン、キセノン等の希ガスを用いたスパッタドライ・エッ
チングでも良い。
【0029】
【発明の実施の形態】ここで、本発明の実施の形態の製
造工程を図2及び図3を参照して説明する。なお、説明
を簡単にするために、2個のフォトダイオードの形成工
程として説明する。 図2(a)参照 まず、従来と同様に、閉管チッピング法を用いて、Te
リッチの融液中でCdZnTe基板(図示せず)上にH
g空孔濃度が1017cm-3程度のノン・ドープのp型H
gCdTe層11(Cd比0.22)を液相エピタキシ
ャル成長させたのち、Hg蒸気中における200〜40
0℃の温度での熱処理により、Hg空孔をHg原子で埋
めることによって、p型HgCdTe層11の正孔濃度
を1016cm-3オーダーに制御する。
【0030】次いで、表面平坦化、及び、厚みの均一化
のために、アルミナ研磨を行なって、p型HgCdTe
層11の厚さを15〜25μmに制御したのち、20μ
m□で間隔が10μmとなる開口部13を有するレジス
トマスク12をマスクとしてBイオン14を130〜1
80keV、例えば、150keVの加速エネルギー
で、1.0×1013〜1.0×1015cm-2、例えば、
1.0×1014cm-2だけ選択的にイオン注入すること
によってフォトダイオードとなるn+ 型領域15を形成
する。
【0031】図2(b)参照 次いで、レジストマスク12を除去したのち、加熱蒸着
法を用いて全面に厚さ100〜2000nm、例えば、
300nmのZnS膜16を設けたのち、ポジ型レジス
トを塗布し、n+ 型領域15に対するコンタクトホール
を形成する部分に5μm□の開口部18が形成されるよ
うに露光・現像することによってレジストマスク17を
形成する。
【0032】図2(c)参照 次いで、レジストマスク17をマスクとして、水素を1
sccm及びアルゴンを6sccm流し、真空度を0.
13Pa(1×103 Torr)程度として室温におい
て、基板ホルダに40MHzの高周波電力を100W程
度印加し、水素及びアルゴンをプラズマ化し、このプラ
ズマ19を用いたドライ・エッチングによってZnS膜
16をエッチングしてn+ 型領域15に対するコンタク
トホール20を形成する。
【0033】なお、この場合のプラズマドライ・エッチ
ング条件におけるZnS膜16のエッチングレートと1
5nm/分であるので、20分間エッチングを行うこと
によってコンタクトホール20が形成される。この場
合、プラズマ19によりダメージは発生するが、n+
領域15は元々Bイオンの注入によるダメージにより形
成したn型領域であるので問題は生じない。
【0034】図3(d)参照 次いで、レジストマスク17を除去したのち、ネガ型レ
ジストを塗布し、p型HgCdTe層11に対するコン
タクトホールを形成する部分に15μm□の開口部22
が形成されるように露光・現像することによってレジス
トマスク21を形成する。
【0035】図3(e)参照 次いで、レジストマスク21をマスクとして、硫酸:水
=1:1からなるエッチング液23を用いてZnS膜1
6を選択的にエッチングすることによって、p型HgC
dTe層11に対するコンタクトホール24を形成す
る。なお、この場合、多少サイドエッチングが生じてコ
ンタクトホール24の径が拡がるが、微細化にあまり影
響を与えることはない。
【0036】図3(f)参照 次いで、レジストマスク21を除去したのち、コンタク
トホール20にn側電極25となるIn電極を形成する
と共に、コンタクトホール24にp側電極26となるA
u電極を形成し、次いで、図示しないもの、リフトオフ
法によってInバンプを形成することにより、赤外線フ
ォトダイオードアレイの基本構成が完成する。
【0037】図4(a)及び(b)参照 図4(a)は本発明の実施の形態により得られたフォト
ダイオードの電流−電圧の逆方向特性及び微分抵抗を示
すもので、図4(b)に示す全てのコンタクトホールを
ウェット・エッチングで形成した従来のフォトダイオー
ドの電流−電圧の逆方向特性及び微分抵抗と全く同じ特
性を示している。
【0038】このことから、n+ 型領域15に対するコ
ンタクトホール20の形成のためのドライ・エッチング
工程におけるエッチングダメージにより素子特性が劣化
することがないことが分かる。
【0039】したがって、フォトダイオードアレイを構
成するn+ 型領域15に対してはドライ・エッチングを
用いることによって集積度を向上することができ、且
つ、集積度に影響を与えない基板側のコンタクトホール
を形成する場合には、ダメージが発生しないウェット・
エッチングを用いることによって信頼性を高めることが
できる。
【0040】なお、上記の実施の形態の説明において
は、ZnS膜16のプラズマドライ・エッチング工程に
おいて、水素+アルゴンからなるガスを用いているが、
窒素+アルゴンからなるガス、水素+窒素からなるガ
ス、或いは、水素+窒素+アルゴンからなるガスを用い
ても良好なエッチングを行うことができ、窒素を含有す
るガスを用いた場合には、平坦なエッチングが可能にな
り、且つ、エッチング残渣が発生することがない。
【0041】また、ドライ・エッチング工程は、プラズ
マドライ・エッチング工程に限られるものではなく、ア
ルゴン、ヘリウム、ネオン、キセノン等の不活性ガスを
用いたスパッタドライ・エッチング工程であっても良
い。
【0042】また、上記の実施の形態の説明において
は、ZnS膜16のウェット・エッチング工程におい
て、硫酸+水からなるエッチャントを用いているが、硫
酸+酢酸、或いは、硫酸+過塩素酸を用いても良く、硫
酸+酢酸を用いた場合には、エッチング速度が小さいの
で、エッチングの制御性が高まる。
【0043】また、上記の実施の形態においては、フォ
トダイオードアレイを形成するための半導体はHg0.78
Cd0.22Teを用いて説明しているが、Hg0.78Cd
0.22Teに限られるものではなく、他の組成比のHgC
dTeでも良く、さらには、HgTe、HgZnTe、
或いは、HgCdZnTe等の物理的ダメージにより導
電型が反転する半導体を用いても良いものである。
【0044】また、フォトダイオードアレイではなくデ
ィスクリート素子でも良く、例えば、HgCdTeのC
d比を0.60程度にすることによってAPD(アバラ
ンシェ・フォトダイオード)を形成しても良いものであ
る。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、コンタクトホールを形
成する際に、物理的ダメージにより導電型反転を起こさ
ない導電型領域に対するコンタクトホールのみをドライ
・エッチングで形成しているので、エッチングダメージ
により信頼性を損なうことなく集積度を向上させること
ができ、信頼性の高い赤外線フォトダイオードアレイを
再現性良く形成することができ、高集積度で高解像度の
赤外線センサの実用化に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の途中までの製造工程の説
明図である。
【図3】本発明の実施の形態の図2以降の製造工程の説
明図である。
【図4】本発明の実施の形態により得られたフォトダイ
オードの特性の説明図である。
【図5】従来の赤外線フォトダイオードアレイの製造工
程の説明図である。
【図6】従来のドライ・エッチング工程におけるダメー
ジの説明図である。
【符号の説明】
1 半導体 2 反対導電型領域 3 保護膜 4 レジストマスク 5 プラズマ 6 コンタクトホール 7 レジストマスク 8 エッチング液 9 コンタクトホール 11 p型HgCdTe層 12 レジストマスク 13 開口部 14 Bイオン 15 n+ 型領域 16 ZnS膜 17 レジストマスク 18 開口部 19 プラズマ 20 コンタクトホール 21 レジストマスク 22 開口部 23 エッチング液 24 コンタクトホール 25 n側電極 26 p側電極 31 p型HgCdTe層 32 n+ 型領域 33 ZnS膜 34 ネガ型レジストマスク 35 エッチング液 36 コンタクトホール 37 コンタクトホール 38 ポジ型レジストマスク 39 プラズマ 40 コンタクトホール 41 コンタクトホール 42 n型反転領域 51 p型HgCdTe層 52 エッチング溝 53 ダメージ領域 54 ダメージ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 康治 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 須藤 元 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物理的ダメージにより一方の導電型のみ
    が他方の導電型に反転する半導体を用いた半導体装置の
    製造方法において、前記半導体に反対導電型領域を形成
    したのち、前記半導体及び反対導電型領域に対するコン
    タクトホールの内、導電型反転を起こさない導電型の領
    域に対するコンタクトホールのみをドライ・エッチング
    によって形成することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 上記半導体がp型半導体であり、上記反
    対導電型領域に対するコンタクトホールのみをドライ・
    エッチングによって形成することを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記半導体が、p型HgCdTeである
    ことを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 上記反対導電型領域を、一次元フォトダ
    イオードアレイ或いは二次元フォトダイオードアレイを
    構成するように複数個配列して形成したことを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか1項に記載の半導体装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 上記ドライ・エッチングが、水素、窒
    素、及び、アルゴンの内の2つ以上を含む混合ガスを用
    いたプラズマドライ・エッチングであることを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 上記ドライ・エッチングが、不活性ガス
    を用いたスパッタドライ・エッチングであることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装
    置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008546177A (ja) * 2005-05-16 2008-12-18 Ii−Vi インコーポレイテッド 高性能のCdxZn1−xTe(0≦x≦1)のX線及びγ線の放射線検出器およびその製造方法
JP2013510445A (ja) * 2009-11-09 2013-03-21 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 半導体の異方性エッチングプロセス

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JP2008546177A (ja) * 2005-05-16 2008-12-18 Ii−Vi インコーポレイテッド 高性能のCdxZn1−xTe(0≦x≦1)のX線及びγ線の放射線検出器およびその製造方法
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