JPH11121219A - 生分解性マグネットシート - Google Patents

生分解性マグネットシート

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JPH11121219A
JPH11121219A JP9296259A JP29625997A JPH11121219A JP H11121219 A JPH11121219 A JP H11121219A JP 9296259 A JP9296259 A JP 9296259A JP 29625997 A JP29625997 A JP 29625997A JP H11121219 A JPH11121219 A JP H11121219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic
polyester
biodegradable
active decomposing
active
Prior art date
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Pending
Application number
JP9296259A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Suzuki
正明 鈴木
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MAGUEKKUSU KK
Original Assignee
MAGUEKKUSU KK
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Publication date
Application filed by MAGUEKKUSU KK filed Critical MAGUEKKUSU KK
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Publication of JPH11121219A publication Critical patent/JPH11121219A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F1/00Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
    • H01F1/01Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
    • H01F1/03Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
    • H01F1/032Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
    • H01F1/04Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys
    • H01F1/06Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys in the form of particles, e.g. powder
    • H01F1/08Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys in the form of particles, e.g. powder pressed, sintered, or bound together
    • H01F1/083Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys in the form of particles, e.g. powder pressed, sintered, or bound together in a bonding agent

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常使用にあっては長期間に亘って問題なく
使用でき、かつ土中に廃棄された場合に微生物により生
分解され生態系に影響を与えることなく地球環境を守る
ことのできる生分解性マグネットシートを提供する。 【解決手段】 土中の微生物により分解されかつ熱可塑
性を有する生分解性プラスチックに磁性粉を混入し、こ
れを加熱し軟化させる。この軟化した混合物をカレンダ
ー加工機若しくは押出し成形機及び射出成形機に投入し
て、板状、シート状、フィルム状に成形し、着磁装置を
用いて着磁して生分解性マグネットシート1となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄された場合に
生分解されて生態系を維持し得るマグネットシートに関
し、特に通常使用にあっては長期間に亘って問題なく使
用でき、かつ不用となり土中に廃棄された場合に微生物
により生分解されて地球環境を守ることができる生分解
性マグネットシートに関する。
【0002】
【従来の技術】マグネットシートは、表裏面の一方面あ
るいは双方面に強力な磁気吸着力を有すことができると
ともに、薄く可撓性に富み、また所望形状に容易に加工
することができるという加工性に優れ、さらに接着剤や
鋲、釘等の接着具と異なり貼付けた対象物を傷つけたり
跡を残すことがないという優れた特性を有している。そ
のため、自動車用の初心者マーク、広告媒体を始めとす
る各種表示体、あるいは工業製品・部品等に多用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように優れた特性
を有するマグネットシートではあるが、他のプラスチッ
ク製品と同様に酸化したり微生物による分解を受けにく
く、したがって土中に廃棄されても腐敗、分解すること
なく蓄積されることから、生態系に大きな影響を与える
ことは必至であり、現段階における抜本的な解決策が待
たれている。
【0004】そこで本発明は、通常使用にあっては長期
間に亘って前述したマグネットシート効果を発揮できる
とともに、不用となった時には土中に廃棄すれば微生物
により完全に生分解され、生態系に影響を与えることな
く地球環境を守ることのできる好適な生分解性マグネッ
トシートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明の生分解性マグネットシートは、土中の微生
物により分解されかつ熱可塑性を有する生分解性プラス
チックに磁性粉を混入しこれを加熱軟化してカレンダー
加工若しくは押出し成形及び射出成形によりシート状に
成形して着磁したことを特徴とするものである。
【0006】また、生分解性プラスチックは、ポリヒド
ロキシアルカノエートやそのコーポリマーからなる微生
物産生型生分解性プラスチック、ポリウレタンに低分子
化したセルロースやアミロースを加えて形成される酢酸
セルロース、ニトロセルロース等の天然高分子型生分解
性プラスチック、脂肪族ポリエステル、芳香族ポリエス
テルやポリアミドとのコーポリマー、ポリエステルオレ
フィン、ポリエステルエーテル等の合成高分子型生分解
性プラスチック、若しくはこれらを複合して形成された
アミロース−ポリエステル共重合体等の天然−合成高分
子複合型生分解性プラスチックのいずれかからなるもの
であってもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の生分解性マグネ
ットシート1を示している。土中の微生物により分解さ
れかつ熱可塑性を有する生分解性プラスチックに磁性粉
を混入し、これを加熱軟化してカレンダー加工若しくは
押出し成形及び射出成形によりシート状に成形し、最後
に着磁して形成したものである。
【0008】生分解性プラスチックは、大きく分けて生
分解性プラスチックと生物崩壊性プラスチックとからな
り、このうち生分解性プラスチックは、生物自身が生産
するポリヒドロキシアルカノエートやそのコーポリマー
からなる微生物産生型生分解性プラスチック、ポリウ
レタンに低分子化したセルロースやアミロースを加えて
形成される酢酸セルロース、ニトロセルロース等の天
然高分子型生分解性プラスチック、脂肪族ポリエステ
ル、芳香族ポリエステルやポリアミドとのコーポリマ
ー、ポリエステルオレフィン、ポリエステルエーテル等
の合成高分子型生分解性プラスチック、そして上述し
たからを複合して形成された例えばアミロース−ポ
リエステル共重合体等の天然−合成高分子複合型生分
解性プラスチックに分類されている。また、生物崩壊性
プラスチックとしては、でん粉とポリエチレンをブレ
ンドしたもの、脂肪族ポリエステルと汎用プラスチッ
クをブレンドしたものがある。
【0009】本発明にあっては、上述した各種生分解性
プラスチックのうち、可撓性を有するとともに、熱可塑
性を有して成形性に優れ、かつ後述する磁性粉との結合
性に優れるものを適宜選択して使用する。
【0010】磁性粉としては、強磁性体であるバリウム
フェライトやストロンチウムフェライト等のフェライト
化合物、又はサマリウム、ネオジウム、セリウム等の希
土類元素を含む合金の粉末が適宜用いられる。
【0011】そして、上述した磁性粉とマグネットシー
トの結合剤である生分解性プラスチックを適宜な比率で
混合し、これを成形に適する温度に加熱し軟化させる。
この軟化した混合物を、カレンダー加工機、射出成形機
若しくは押出し成形機、特にTダイに投入することで長
尺な板状やシート状やフィルム状で均一な厚さのマグネ
ットシートが連続的に成形される。
【0012】この板状やシート状やフィルム状に成形さ
れたマグネットシートを着磁装置に通して、N極とS極
とを交互に一定間隔で着磁することにより、本発明の生
分解性マグネットシートが完成する。
【0013】このようにして形成された生分解性マグネ
ットシートは、従来のマグネットシートと同様に家庭用
品や事務用品等に加工され、通常使用にあっては長期間
に亘って問題なく使用できる。そして、不用となり土中
に廃棄された場合には、マグネットシートの結合剤であ
る生分解性プラスチックが微生物により生分解されてマ
グネットシートがばらばらになり、そして残った磁性粉
が酸化・イオン化して土壌のミネラル分となるものであ
る。
【0014】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明の生分解性マグ
ネットシートによれば、土中の微生物により分解されか
つ熱可塑性を有する生分解性プラスチックに磁性粉を混
入しこれを加熱軟化してカレンダー加工若しくは押出し
成形及び射出成形によりシート状に成形して着磁したこ
とで、通常のマグネットシートとして優れた諸効果を発
揮しながら長期間に亘って使用でき、かつ不用となり土
中に廃棄された場合にはマグネットシートの結合剤であ
る生分解性プラスチックは微生物により生分解されて土
壌の栄養分となるとともに、残った磁性粉は酸化・イオ
ン化して土壌のミネラル分となることにより生態系に影
響を与えることなく地球環境を守ることができるもので
ある。
【0015】前述したように磁気吸着性、可撓性、加工
性に優れた諸効果を発揮し、各種表示物、工業製品、部
品として今後増々その用途が拡大されかつその使用量が
増すことが余儀なくされるこの種マグネットシートであ
るが、不用時には廃棄しても有害物質として残存するこ
となくむしろ好適な土壌成分に変化することのできる本
発明のマグネットシートにあっては、地球環境保護の観
点からも極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生分解性マグネットシートを示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 生分解性マグネットシート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土中の微生物により分解されかつ熱可塑
    性を有する生分解性プラスチックに磁性粉を混入しこれ
    を加熱軟化してカレンダー加工若しくは押出し成形及び
    射出成形によりシート状に成形して着磁したことを特徴
    とする生分解性マグネットシート。
  2. 【請求項2】 生分解性プラスチックは、ポリヒドロキ
    シアルカノエートやそのコーポリマーからなる微生物産
    生型生分解性プラスチック、ポリウレタンに低分子化し
    たセルロースやアミロースを加えて形成される酢酸セル
    ロース、ニトロセルロース等の天然高分子型生分解性プ
    ラスチック、脂肪族ポリエステル、芳香族ポリエステル
    やポリアミドとのコーポリマー、ポリエステルオレフィ
    ン、ポリエステルエーテル等の合成高分子型生分解性プ
    ラスチック、若しくはこれらを複合して形成されたアミ
    ロース−ポリエステル共重合体等の天然−合成高分子複
    合型生分解性プラスチックのいずれかからなることを特
    徴とする請求項1記載の生分解性マグネットシート。
JP9296259A 1997-10-14 1997-10-14 生分解性マグネットシート Pending JPH11121219A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000348958A (ja) * 1999-06-03 2000-12-15 Masaaki Suzuki 樹脂結合型磁石の製造方法
US7128798B2 (en) 2000-11-26 2006-10-31 Magaetnotes, Ltd. Magnetic substrates, composition and method for making the same
US7338573B2 (en) 2000-11-26 2008-03-04 Magnetnotes, Ltd. Magnetic substrates with high magnetic loading
US9028951B2 (en) 2013-09-10 2015-05-12 Magnetnotes, Ltd. Magnetic receptive printable media

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US7128798B2 (en) 2000-11-26 2006-10-31 Magaetnotes, Ltd. Magnetic substrates, composition and method for making the same
US7338573B2 (en) 2000-11-26 2008-03-04 Magnetnotes, Ltd. Magnetic substrates with high magnetic loading
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