JPH1112071A - 有機肥料の製造方法及び製造設備 - Google Patents

有機肥料の製造方法及び製造設備

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JPH1112071A
JPH1112071A JP16259497A JP16259497A JPH1112071A JP H1112071 A JPH1112071 A JP H1112071A JP 16259497 A JP16259497 A JP 16259497A JP 16259497 A JP16259497 A JP 16259497A JP H1112071 A JPH1112071 A JP H1112071A
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JP
Japan
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fertilizer
fermentation
immature
organic
organic fertilizer
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JP16259497A
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English (en)
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Masatoshi Yoshitomi
正資 吉富
Tsuneo Nishio
恒雄 西尾
Rei Watanabe
玲 渡辺
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/40Bio-organic fraction processing; Production of fertilisers from the organic fraction of waste or refuse

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 有機物含有廃棄物の処理作業における省力化
を図ることができる有機肥料の製造方法、及び、有機肥
料の製造設備を提供する。 【解決手段】 水分を含有した有機物含有廃棄物を加圧
状態で混練する加圧混練部M2と、その加圧混練部M2
で加圧混練された加圧混練物を発酵させて有機肥料を生
成する発酵部M3とを備えた有機肥料の製造設備におい
て、加圧混練部M2で加圧混練された加圧混練物である
未熟肥料の一部、又は、発酵部M3において発酵中であ
り、生成された有機肥料よりも水分含有率が大きい状態
で且つ昇温状態の未熟肥料の一部を取り出して、加圧物
混練部M2に供給される有機物含有廃棄物に混合するこ
とにより還元する未熟肥料還元手段Rが設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水分を含有した有
機物含有廃棄物を加圧状態で混練する加圧混練工程と、
その加圧混練工程で生成された加圧混練物を発酵させて
有機肥料を生成する発酵工程とを備えた有機肥料の製造
方法、並びに、水分を含有した有機物含有廃棄物を加圧
状態で混練する加圧混練部と、その加圧混練部で加圧混
練された加圧混練物を発酵させて有機肥料を生成する発
酵部とを備えた有機肥料の製造設備に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる有機肥料の製造方法及び製造設備
は、水分を含有した有機物含有廃棄物を発酵させて有機
肥料を生成する、有機物含有廃棄物の処理作業において
用いるものであり、有機物含有廃棄物の発酵を促進させ
て、短時間で有機肥料を生成するために、有機物含有廃
棄物を加圧混練する前に、有機物含有廃棄物の水分含有
率を調節する必要がある。そこで、従来では、有機物含
有廃棄物から液分を分離して、有機物含有廃棄物の水分
含有率を調節したり、有機物含有廃棄物に、セルロース
を含有した副資材を混合して水分含有率を調節してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、有機物
含有廃棄物から液分を分離して、有機物含有廃棄物の水
分含有率を調節する場合は、有機物含有廃棄物から多量
の液分を分離する必要があるため、分離した多量の液状
廃棄物を処理する必要があった。又、有機物含有廃棄物
に副資材を混合して水分含有率を調節する場合は、副資
材が多量に必要となるため、副資材を準備する作業が煩
雑になっていた。従って、従来では、有機物含有廃棄物
の処理作業において省力化の面で改善の余地があった。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、有機物含有廃棄物の処理作業に
おける省力化を図ることができる有機肥料の製造方法、
及び、有機肥料の製造設備を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、加圧混練工程で生成された加圧混練物であ
る未熟肥料の一部、又は、発酵工程において発酵中であ
り、生成された有機肥料よりも水分含有率が大きい状態
で且つ昇温状態の未熟肥料の一部を取り出して、加圧混
練工程よりも手前で、有機物含有廃棄物に混合する。加
圧混練工程で生成された加圧混練物である未熟肥料は、
圧縮及び摩擦によって、水分含有率が低下するととも
に、温度が上昇しているので、発酵を促進させるための
微生物が活性化して増殖している。又、発酵工程におい
て発酵中の未熟肥料は、加圧混練物よりも、更に、水分
含有率が低下するとともに、微生物が増殖している。従
って、加圧混練工程よりも手前で、有機物含有廃棄物
に、それよりも水分含有率が小さい未熟肥料を混合する
ので、有機物含有廃棄物から液分を分離して、有機物含
有廃棄物の水分含有率を調節する場合は、分離する液分
の量を低減することができ、有機物含有廃棄物に副資材
を混合して水分含有率を調節する場合は、混合する副資
材の量を低減することができる。しかも、未熟肥料は、
昇温状態であるとともに、発酵を促進させるための微生
物が増殖しているので、その未熟肥料を有機物含有廃棄
物に混合することにより、未熟肥料が保有している熱量
及び微生物により、発酵を一層促進させることができ
る。
【0006】尚、未熟肥料は、発酵工程における発酵中
のものの方が、加圧混練工程直後のものよりも、水分含
有率が低く、微生物が増殖しているので、発酵工程にお
ける発酵中のものを混合する方が、分離する液分の量の
低減、混合する副資材の量の低減及び発酵の促進におい
て、効果が大きい。
【0007】その結果、有機物含有廃棄物の処理作業に
おける省力化を図ることができ、しかも、有機肥料が生
成されるまでに要する時間を短縮することができる有機
肥料の製造方法を提供することができるようになった。
【0008】請求項2に記載の特徴構成によれば、混合
工程において、有機物含有廃棄物と副資材と還元する未
熟肥料とが、発酵に適した水分含有率となる混合比で混
合される。従って、加圧混練工程や、発酵工程における
有機物含有廃棄物の発酵を一層促進させることができる
ので、有機肥料の生成に要する時間を一層短縮すること
ができる。しかも、未熟肥料は、水分含有率が生成され
た有機肥料よりも大きく、且つ、セルロースが分解され
ずに残っていて、流動性が良い。従って、未熟肥料を有
機物含有廃棄物に混合しても、その混合物は流動性がよ
いので、加圧混練工程において処理物が詰まるといった
不具合を抑制することができる。
【0009】ちなみに、発酵工程において生成された有
機肥料の一部を、加圧混練工程よりも手前で有機物含有
廃棄物に混合する場合が想定されるが、生成された有機
肥料は、水分含有率が小さく、しかも、セルロースが分
解されていて流動性が悪いので、この場合は、加圧混練
工程において処理物が詰まり易いという欠点がある。
【0010】請求項3に記載の特徴構成によれば、加圧
混練部で加圧混練された加圧混練物である未熟肥料の一
部、又は、発酵部において発酵中であり、生成された有
機肥料よりも水分含有率が大きい状態で且つ昇温状態の
未熟肥料の一部が、未熟肥料還元手段によって取り出さ
れて、加圧物混練部に供給される有機物含有廃棄物に混
合される。加圧混練部で生成された加圧混練物である未
熟肥料は、圧縮及び摩擦によって、水分含有率が低下す
るとともに、温度が上昇しているので、発酵を促進させ
るための微生物が活性化して増殖している。又、発酵部
において発酵中の未熟肥料は、加圧混練物よりも、更
に、水分含有率が低下するとともに、微生物が増殖して
いる。従って、加圧物混練部に供給される有機物含有廃
棄物に、それよりも水分含有率が小さい未熟肥料を混合
するので、有機物含有廃棄物から液分を分離して、有機
物含有廃棄物の水分含有率を調節する場合は、分離する
液分の量を低減することができ、有機物含有廃棄物に副
資材を混合して水分含有率を調節する場合は、混合する
副資材の量を低減することができる。しかも、未熟肥料
は、昇温状態であるとともに、発酵を促進させるための
微生物が増殖しているので、その未熟肥料を有機物含有
廃棄物に混合することにより、未熟肥料が保有している
熱量及び微生物により、発酵を一層促進させることがで
きる。
【0011】尚、未熟肥料は、発酵部における発酵中の
ものの方が、加圧混練部から排出された直後のものより
も、水分含有率が低く、微生物が増殖しているので、発
酵部における発酵中のものを混合する方が、分離する液
分の量の低減、混合する副資材の量の低減及び発酵の促
進において、効果が大きい。
【0012】その結果、有機物含有廃棄物の処理作業に
おける省力化を図ることができ、しかも、有機肥料が生
成されるまでに要する時間を短縮することができる有機
肥料の製造設備を提供することができるようになった。
【0013】請求項4に記載の特徴構成によれば、廃棄
物供給手段、副資材供給手段及び未熟肥料還元手段夫々
によって、有機物含有廃棄物、副資材及び未熟肥料夫々
が、それらが混合された混合物の水分含有率が発酵に適
した値となるような供給量比で混合部に供給される。従
って、加圧混練部や発酵部における有機物含有廃棄物の
発酵を一層促進させることができるので、有機肥料の生
成に要する時間を一層短縮することができる。しかも、
未熟肥料は、水分含有率が生成された有機肥料よりも大
きく、且つ、セルロースが分解されずに残っていて、流
動性が良い。従って、未熟肥料を有機物含有廃棄物に混
合しても、その混合物は流動性がよいので、加圧混練部
において処理物が詰まるといった不具合を抑制すること
ができる。
【0014】ちなみに、発酵部において生成された有機
肥料の一部を、混合部に供給する場合が想定されるが、
生成された有機肥料は、水分含有率が小さく、しかも、
セルロースが分解されていて流動性が悪いので、この場
合は、加圧混練部において処理物が詰まり易いという欠
点がある。
【0015】請求項5に記載の特徴構成によれば、発酵
部は、単に、加圧混練部から供給される加圧混練物を順
次堆積して発酵処理するように構成されているので、発
酵部の構成が簡素であり、設備の価格を低減することが
できる。堆積中の発酵処理物は、排出位置に近いものほ
ど、発酵が進んでいて水分含有率が小さい。そこで、堆
積中の発酵処理物において、未熟肥料の取り出し位置を
排出位置の手前の所定の位置に設定することにより、未
熟肥料還元手段によって、簡単に、水分含有率が所望の
値の未熟肥料を取り出すことができる。
【0016】請求項6に記載の特徴構成によれば、発酵
処理物は、発酵処理室内において、攪拌手段によって攪
拌されるとともに、給気手段によって空気が供給され、
しかも、発酵処理室内の温度は、発酵に伴って発生する
熱によって上昇するので、発酵処理物の発酵が一層促進
し、有機肥料の生成に要する時間を一層短縮することが
できる。発酵処理室内の発酵処理物は、移送手段によっ
て供給口側から排出口側へ移送されるので、発酵処理室
内の発酵処理物は、排出口に近いものほど、発酵が進ん
でいて水分含有率が小さい。そこで、発酵処理室内の発
酵処理物において、未熟肥料の取り出し位置を排出口の
手前の所定の位置に設定することにより、未熟肥料還元
手段によって、簡単に、水分含有率が所望の値の未熟肥
料を取り出すことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕以下、図1ないし図5に基づいて、本
発明の第1の実施の形態を、牛の糞尿の処理を対象とし
た有機肥料の製造設備に適用した場合について説明す
る。先ず、有機肥料の製造設備の全体の概略構成を説明
すると、図1に示すように、有機肥料の製造設備には、
糞尿を加圧状態で混練する加圧混練部M2と、その加圧
混練部M2で加圧混練された加圧混練物を発酵させて有
機肥料を生成する発酵部M3と、発酵部M3において発
酵中であり、生成された有機肥料よりも水分含有率が大
きい状態で且つ昇温状態の未熟肥料の一部を取り出し
て、加圧物混練部M2に供給される糞尿に混合すること
により還元する未熟肥料還元手段Rとを設けてある。
【0018】更に、供給される糞尿と、セルロースを含
有した副資材とを混合する混合部M1と、その混合部M
1に糞尿を供給する廃棄物供給手段S1と、混合部M1
に副資材を供給する副資材供給手段S2と、混合部M1
にて混合された混合物を加圧混練部M2に供給する混合
物供給手段S3と、加圧物混練部M2にて加圧混練され
た加圧混練物を発酵部M3に供給する加圧混練物供給手
段S4と、発酵部M3にて生成された有機肥料を排出す
る肥料排出手段S5とを設けてある。更に、廃棄物供給
手段S1は、牛舎Hの糞尿溜部Hcの糞尿を取得保持し
て、混合部M1に対する供給位置まで搬送し、その供給
位置にて保持している糞尿を供給するように構成してあ
る。そして、未熟肥料還元手段Rを、取り出した未熟肥
料を混合部M1に供給するように構成し、廃棄物供給手
段S1、副資材供給手段S2及び未熟肥料還元手段R夫
々は、有機物含有廃棄物、副資材及び未熟肥料夫々を、
それらが混合された混合物の水分含有率が発酵に適した
値となるような供給量比で混合部M1に供給するように
構成してある。
【0019】尚、セルロースを含有した副資材の例とし
ては、藁、草、籾殻、おが屑等がある。
【0020】つまり、牛舎Hの糞尿溜部Hcの糞尿及び
副資材の供給から始まり、それら糞尿と副資材の混合、
加圧混練及び発酵処理を経て有機肥料を生成し、生成し
た有機肥料の排出に至るまでの、一連の糞尿の処理作業
が自動的に行われるようになっている。
【0021】次に、廃棄物供給手段S1について説明を
加える。図2ないし図4に示すように、廃棄物供給手段
S1は、糞尿搬送コンベア1にて構成してあり、この糞
尿搬送コンベア1は、牛舎Hの糞尿溜部Hc、及び、混
合部M1に対する供給位置(後述するホッパ5の上方に
相当する)を巡る所定の周回経路に沿って周回するよう
に敷設した無端周回チェーン1aと、その無端周回チェ
ーン1aに設定間隔をあけて片持ち状に付設されて、糞
尿を係止保持する多数の係止搬送体1bと、無端周回チ
ェーン1aを周回駆動する電動モータ1cとを備えて構
成してある。更に、糞尿搬送コンベア1において、糞尿
を混合部M1に対する供給位置にまで揚上搬送する揚上
搬送部1Aは、受け板1dを傾斜姿勢で設けて、無端周
回チェーン1aは、受け板1d上を移動するとともに、
受け板1dの上端では、係止搬送体1bが受け板1dの
先端よりも突出する状態で旋回するように、受け板1d
上に敷設してある。
【0022】糞尿溜部Hcは、牛舎Hの床に排泄された
糞尿が流れ込むように溝状に形成し、その溝状糞尿溜部
Hcと受け板1dの下端部分とは、地面等に形成した溝
状搬送路Cにて連結してあり、無端周回チェーン1a
は、溝状糞尿溜部Hc内、溝状搬送路C内、及び、受け
板1d上を移動するように敷設してある。そして、溝状
糞尿溜部Hc内の糞尿を係止搬送体1bに係止保持させ
た状態で、溝状糞尿溜部Hc内、溝状搬送路C内及び受
け板1d上を経て、ホッパ5の上方まで搬送し、そこ
で、落下させて、混合部M1に供給するように構成して
ある。
【0023】次に、副資材供給手段S2について説明を
加える。図1,図3及び図4に示すように、副資材供給
手段S2は、副資材タンク2内の底部に設けられて、副
資材タンク2内の副資材をタンク外に排出するスクリュ
3と、そのスクリュ3にて排出される副資材を受けて、
ホッパ5の上方まで揚上搬送して、ホッパ5に落下供給
する副資材用揚上搬送コンベア4とから構成してある。
【0024】次に、混合部M1について説明を加える。
図3及び図4に示すように、混合部M1は、糞尿搬送コ
ンベア1から供給される糞尿、及び、副資材用揚上搬送
コンベア4から供給される副資材を貯留するホッパ5
と、そのホッパ5内の糞尿及び副資材を混合する一対の
羽根体6と、その羽根体6にて混合された混合物をホッ
パ5外に排出する混合物排出用スクリュ7とを備えて構
成してある。ホッパ5の底部に排出口5eを形成してあ
り、混合物排出用スクリュ7は、その終端部を排出口5
eの上方に位置させた状態で、ホッパ5の底部に配置し
てある。混合物排出用スクリュ7の終端部には、混合物
を排出口5eから排出させるために、螺旋状羽根7aに
代えて、板状羽根7bを付設してある。
【0025】次に、混合物供給手段S3について説明を
加える。図1,図3及び図4に示すように、混合物供給
手段S3は、混合物用ベルトコンベア8にて構成してあ
り、その混合物用ベルトコンベア8は、ホッパ5の排出
口5eから落下排出される混合物を受けて、後述する加
圧混練部M2の受入れホッパ15の上方まで搬送し、そ
こで混合物を受入れホッパ15に落下供給するように設
けてある。
【0026】次に、加圧混練部M2について説明を加え
る。図5に示すように、両端部を閉塞した円筒体9を、
その軸芯を横向きにして設け、その一端側の周壁部の上
部に、混合物用ベルトコンベア8から落下供給される混
合物を受け入れる供給口9iを形成し、他端側の周壁部
の下部に、加圧混練物を排出する排出口9eを形成して
ある。供給口9iには、受入れホッパ15を設けてあ
る。
【0027】回転軸体10を、円筒体9と同芯状で且つ
その全長にわたる状態で、円筒体9に回転自在に支持し
て設けてある。回転軸体10における供給口9i側の部
分には、回転に伴って混合物を排出口9e側に搬送すべ
く、螺旋状羽根11を付設してある。又、回転軸体10
における排出口9e側の部分には、回転軸体10の軸芯
方向に間隔を隔てて、複数の回転歯12を付設してあ
る。更に、複数の固定歯13を、回転軸体10の軸芯方
向に沿って回転歯12とは異なる位相で、円筒体9に、
その内方に突出する状態で設けてある。尚、固定歯13
は、円筒体9への突出量が調節自在に設けてある。図6
中の14は、回転軸体10を回転駆動する混練用電動モ
ータである。
【0028】回転軸体10が回転駆動されると、供給口
9iから供給された混合物は、螺旋状羽根11によって
円筒体9内を排出口9e側に搬送されるとともに、固定
歯13によって受け止められて、その搬送に対して抵抗
が与えられる。そして、混合物は、螺旋状羽根11によ
る搬送力及び固定歯13による抵抗付与によって、加圧
され、そのような加圧状態で、回転歯12及び固定歯1
3によって、混練されるとともに切断され、そのように
加圧混練された加圧混練物は、排出口9eから排出され
る。従って、加圧混練物は、圧縮熱及び摩擦熱によって
温度が上昇し、発酵が進む。尚、固定歯13の突出量の
調節によって、混合物を加圧する圧力を調整する。
【0029】次に、加圧混練物供給手段S4について説
明を加える。図1に示すように、加圧混練物供給手段S
4は、加圧混練物用ベルトコンベア16にて構成してあ
り、その加圧混練物用ベルトコンベア16は、加圧混練
部M2の排出口9eからから落下排出される加圧混練物
を受けて、後述する発酵部M3としての堆肥舎17内ま
で搬送して、堆肥舎17内に落下供給するように設けて
ある。
【0030】次に、発酵部M3について説明を加える。
図1に示すように、発酵部M3は、ビニールハウス等、
太陽熱が舎内に供給されるように構成した堆肥舎17に
て構成してある。堆肥舎17内では、加圧混練物用ベル
トコンベア16から供給される加圧混練物を、新しいも
のほど上層になるように堆積して、発酵処理するように
してある。堆積中の発酵処理物は、太陽熱によって発酵
が促進される。従って、堆積中の発酵処理物は、下層の
ものほど発酵が進んでいる。そして、最下層の最も発酵
が進んで有機肥料となったものから順次、肥料排出手段
S5にて取り出すようになっている。
【0031】次に、肥料排出手段S5について説明を加
える。図1に示すように、肥料排出手段S5は、堆積中
の発酵処理物における最下層の有機肥料となったものを
舎外に排出するように設けたスクリュ18と、そのスク
リュ18にて排出される有機肥料を受けて搬送する肥料
排出用ベルトコンベア19とから構成してある。
【0032】次に、未熟肥料還元手段Rについて説明を
加える。図1に示すように、未熟肥料還元手段Rは、堆
肥舎17内に堆積されている発酵処理物中に、所定の高
さに位置させて設けた未熟肥料取り出しスクリュ30
と、その未熟肥料取り出しスクリュ30から排出される
未熟肥料を受けて、ホッパ5の上方まで搬送して、ホッ
パ5に落下供給する未熟肥料用ベルトコンベア31とか
ら構成してある。
【0033】堆積中の発酵処理物は、下層のものほど発
酵が進んで、水分含有率が小さくなっているので、所望
の水分含有率の未熟肥料が取り出せるように、未熟肥料
取り出しスクリュ30の設置位置を設定してある。
【0034】ところで、牛の糞尿の場合、糞尿の水分含
有率は85〜90%程度であり、籾殻、おが屑等の副資
材の水分含有率は13〜17%程度である。還元する未
熟肥料は、その水分含有率は、例えば55%程度であれ
ば、流動性、微生物の増殖状態において好ましい。そし
て、それら糞尿、副資材及び未熟肥料とを、それらの混
合後の水分含有率が例えば60〜70%、望ましくは6
5%程度になるような供給量比で供給する。
【0035】尚、未熟肥料を混合部M1に還元するまで
の間の未熟肥料の温度低下を抑制するために、図示は省
略するが、肥料還元手段Rによる未熟肥料の搬送経路が
極力短くなるように、混合部M1と堆肥舎17とを極力
近接させて配置してある。
【0036】〔第2実施形態〕以下、図6及び図7に基
づいて、本発明の第2の実施の形態を説明する。本第2
実施形態においては、加圧混練物供給手段S4、発酵部
M3、肥料排出手段S5及び未熟肥料還元手段Rの構成
が上記の第1実施形態と異なり、その他は第1実施形態
と同様に構成してある。加圧混練物供給手段S4は、加
圧混練物用バケットコンベア19にて構成してあり、そ
の加圧混練物用バケットコンベア19は、加圧混練部M
2の排出口9eからから落下排出される加圧混練物を受
けて揚上搬送し、後述する発酵部M3としての密閉型発
酵装置M3の供給口20iに落下供給するように設けて
ある。
【0037】次に、密閉型発酵装置M3について説明を
加える。加圧混練物供給用の供給口20iを上面部に備
え、生成した有機肥料の排出用の排出口20eを周面部
の下部に備えた円筒形状の発酵処理室20の内部に、発
酵処理物落下用のスリット21aが形成された仕切り板
21の複数を上下方向に間隔を隔てて設けてある。管状
の回転軸体22を、円筒形状の発酵処理室20内にそれ
と同芯状に回転自在に設け、中空状で且つ空気噴出用の
噴気孔23aが複数形成された攪拌アーム23の複数
を、夫々が各仕切り板21上で回転するように、回転軸
体22に接続してある。回転軸体22と攪拌アーム23
との接続に当たっては、夫々の中空部分が連通するよう
に接続してある。
【0038】回転軸体22の上端開口から空気を供給す
るブロア24、及び、回転軸体22を回転駆動する回転
駆動部25を設けてある。更に、発酵処理室20内の気
体を、それが保有している熱量を回収して排出するとと
もに、その回収熱を発酵処理室20内の気体に付与する
ように構成した熱回収型の排気装置26を設けてある。
その排気装置26によって、発酵処理室20内の温度
が、発酵に適した温度に維持されるようになっている。
【0039】密閉型発酵装置M3の作用を説明する。
尚、図7中において、発酵処理室20内部での発酵処理
物の移動を実線の矢印で示し、気体の流れを破線の矢印
で示す。加圧混練物用バケットコンベア19によって供
給口20iから供給された加圧混練物は、先ず、最上段
の仕切り板21上に堆積して、発酵処理が開始される。
そして、最上段の仕切り板21上に堆積している発酵処
理物は、そこで攪拌アーム23によって攪拌されなが
ら、噴気孔23aから空気が供給されて、発酵が進み、
所定時間が経過すると、スリット21aを通じて下方の
仕切り板21上に落下して、そこで、同様に所定時間保
持されて発酵が進む、というように、各仕切り板21上
で所定時間保持されながら、順次、下方の仕切り板21
に移動し、下方の仕切り板21に移動するほど発酵が進
み、最下段の仕切り板21のスリット21aから、有機
肥料となって落下する。
【0040】従って、回転駆動部25、回転軸体22及
び攪拌アーム23により、攪拌手段Kを構成し、回転駆
動部25、回転軸体22、攪拌アーム23及びスリット
21aにより、移送手段Iを構成し、ブロア24により
給気手段を構成してある。
【0041】肥料排出手段S5は、肥料排出用ベルトコ
ンベア27にて構成してあり、その肥料排出用ベルトコ
ンベア27は、最下段の仕切り板21のスリット21a
から落下する有機肥料を受けて、発酵処理室20外に搬
送するように設けてある。
【0042】未熟肥料還元手段Rは、発酵処理室20内
の所定の高さの位置に設けた未熟肥料取り出し用スクリ
ュ32と、その未熟肥料取り出しスクリュ32から排出
される未熟肥料を受けて、ホッパ5の上方まで搬送し
て、ホッパ5に落下供給する未熟肥料用ベルトコンベア
33とから構成してある。
【0043】尚、未熟肥料を混合部M1に還元するまで
の間の未熟肥料の温度低下を抑制するために、図示は省
略するが、肥料還元手段Rによる未熟肥料の搬送経路が
極力短くなるように、混合部M1と密閉型発酵装置M3
とを極力近接させて配置してある。
【0044】複数の仕切り板21のうち、下方のものの
上に堆積している発酵処理物ほど、発酵が進み水分含有
率が低くなっているので、所望の水分含有率の未熟肥料
を取り出せるように、未熟肥料取り出しスクリュ32の
設置位置を設定してあり、本第2実施形態においては、
その設置高さを、例えば、上から2段目の仕切り板21
の上方に設定して、水分含有率が55%程度で、流動性
を有する状態の発酵処理物を取り出すようにしてある。
【0045】〔第3実施形態〕以下、図8に基づいて、
本発明の第3の実施の形態を説明する。本第3実施形態
においては、副資材供給手段S2、混合部M1及び混合
物供給手段S3の構成が上記の第2実施形態と異なり、
その他は第2実施形態と同様に構成してある。副資材供
給手段S2は、副資材用スクリューコンベア28のみに
て構成してあり、その副資材用スクリューコンベア28
は、副資材タンク2内の副資材をタンク外に排出して、
糞尿搬送コンベア1における揚上搬送部1Aの下方部分
に落下供給するように設けてある。
【0046】糞尿搬送コンベア1から供給される家畜糞
尿、及び、副資材用スクリューコンベア28から供給さ
れる副資材を受入れホッパ29hにて受け入れて搬送し
て、加圧混練部M2の受入れホッパ15内に落下供給す
るように、混合物用スクリューコンベア29を設けてあ
り、その混合物用スクリューコンベア29を、混合部M
1及び混合物供給手段S3として機能させるように構成
してある。
【0047】従って、有機肥料の製造設備の構成の簡略
化を図ることができるので、設備価格の低減を図ること
ができる。
【0048】未熟肥料用ベルトコンベア33は、搬送し
てきた未熟肥料を混合物用スクリューコンベア29の受
入れホッパ29hに落下供給するように設けてある。
【0049】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明す
る。 (イ) 上記の各実施形態においては、糞尿の水分含有
率を発酵に適した値に調節するための方法として、糞尿
に副資材を混合する方法を例示したが、これに代えて、
糞尿から液分を分離する方法を適用してもよい。この場
合、上記の各実施形態において、副資材タンク2、副資
材供給手段S2及び混合部M1を省略して、それらに代
えて、廃棄物供給手段S1から供給される糞尿から液分
を分離して水分含有率を調節する固液分離装置を設け
る。そして、固液分離装置にて水分含有率調節後の糞尿
と、未熟肥料還元手段Rにて取り出した未熟肥料とを混
合して、加圧混練部M2に供給する。この場合、混合後
の水分含有率が発酵に適した値になるように、固液分離
装置での液分の分離量、及び、未熟肥料の取り出し量を
調節するが、混合させる未熟肥料の量に対応して、糞尿
からの分離する液分の量を少なくすることができる。
【0050】あるいは、廃棄物供給手段S1から供給さ
れる糞尿を、液分を分離せずにそのままの状態で、未熟
肥料還元手段Rにて取り出した未熟肥料と混合して、加
圧混練部M2に供給してもよい。この場合、未熟肥料の
取り出し量が多くなって、有機肥料の生成能力が低下す
るが、糞尿の水分含有率を発酵に適した値に調節するた
めの装置、例えば、糞尿に副資材を混合する場合の副資
材タンク2、副資材供給手段S2及び混合部M1、ある
いは、糞尿から液分を分離する場合の固液分離装置等を
設ける必要がないので、設備価格を低減することができ
る。
【0051】(ロ) 上記の各実施形態においては、還
元する未熟肥料として、発酵部M3にて発酵中の発酵処
理物の一部を取り出す場合について例示したが、これに
代えて、加圧混練部M2から排出される加圧混練物の一
部を取り出してもよい。
【0052】(ハ) 還元する未熟肥料は、セルロース
が分解されずに残っていて、流動性を有する状態で、そ
の水分含有率を適宜設定することができる。
【0053】(ニ) 未熟肥料還元手段Rの具体構成
は、上記の各実施形態において例示したものに限定され
るものではなく、種々変更可能である。例えば、スクリ
ューコンベアのみで構成したり、バケットコンベアのみ
で構成することができるが、いずれの場合も、未熟肥料
の温度低下を抑制するために、搬送経路を極力短くする
のが望ましい。
【0054】(ホ) 廃棄物供給手段S1の具体構成と
しては、上記の各実施形態において例示した糞尿搬送コ
ンベア1以外に、種々のものが適用可能である。例え
ば、糞尿溜部を、糞尿を堆積状態で溜めるように構成し
て、廃棄物供給手段S1として、バケットエレベータ
を、糞尿溜部の糞尿を取得保持して揚上搬送するように
設けてもよい。あるいは、スクリューコンベアを、糞尿
溜部の糞尿を取得保持して搬送するように設けてもよ
い。
【0055】(ヘ) 副資材供給手段S2、混合物供給
手段S3、加圧混練物供給手段S4、及び、肥料排出手
段S5夫々の具体構成は、上記の各実施形態において例
示したものに限定されるものではなく、各種の搬送装置
を適用することができる。
【0056】(ト) 上記の第2実施形態において、各
仕切り板21に、スリット21aを開閉自在なようにシ
ャッタを設け、そのシャッタを適宜開閉することによ
り、発酵処理物を下方の仕切り板21上に移動させるよ
うに構成してもよい。この場合、各仕切り板21上での
発酵の進み具合を精度良く制御することができるので、
一層均質な有機肥料を生成することができる。
【0057】(チ) 上記の第3実施形態において、加
圧混練物供給手段S4、発酵部M3、肥料排出手段S5
及び未熟肥料還元手段Rを、第1実施形態と同様に構成
してもよい。
【0058】(リ) 本発明において、処理の対象とす
ることができる水分を含有した有機物含有廃棄物の具体
例としては、上記の各実施形態において例示した牛の糞
尿に限定されるものではなく、例えば、豚、羊、鶏等の
家畜の糞尿や、生ごみ、下水汚泥を処理の対象とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態にかかる有機肥料製造設備の全体
構成を示すブロック図
【図2】第1実施形態にかかる有機肥料製造設備の糞尿
搬送コンベアを示す平面図
【図3】第1実施形態にかかる有機肥料製造設備の糞尿
搬送コンベア及び混合部を示す縦断面図
【図4】第1実施形態にかかる有機肥料製造設備の糞尿
搬送コンベア及び混合部を示す平面図
【図5】第1実施形態にかかる有機肥料製造設備の加圧
混練部を示す平面図
【図6】第2実施形態にかかる有機肥料製造設備の全体
構成を示すブロック図
【図7】第2実施形態にかかる有機肥料製造設備の発酵
部を示す縦断面図
【図8】第3実施形態にかかる有機肥料製造設備の全体
構成を示すブロック図
【符号の説明】
20 発酵処理室 20e 排出口 20i 供給口 24 給気手段 K 攪拌手段 I 移送手段 M1 混合部 M2 加圧混練部 M3 発酵部 R 未熟肥料還元手段 S1 廃棄物供給手段 S2 副資材供給手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水分を含有した有機物含有廃棄物を加圧
    状態で混練する加圧混練工程と、 その加圧混練工程で生成された加圧混練物を発酵させて
    有機肥料を生成する発酵工程とを備えた有機肥料の製造
    方法であって、 前記加圧混練工程で生成された加圧混練物である未熟肥
    料の一部、又は、前記発酵工程において発酵中であり、
    生成された有機肥料よりも水分含有率が大きい状態で且
    つ昇温状態の未熟肥料の一部を取り出して、前記加圧混
    練工程よりも手前で、前記有機物含有廃棄物に混合する
    ことにより還元する有機肥料の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記有機物含有廃棄物にセルロースを含
    有した副資材を混合する混合工程が備えられ、 取り出した未熟肥料を、前記混合工程に還元し、 前記混合工程においては、前記有機物含有廃棄物と前記
    副資材と還元する未熟肥料とを、発酵に適した水分含有
    率となる混合比で混合する請求項1記載の有機肥料の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 水分を含有した有機物含有廃棄物を加圧
    状態で混練する加圧混練部と、 その加圧混練部で加圧混練された加圧混練物を発酵させ
    て有機肥料を生成する発酵部とを備えた有機肥料の製造
    設備であって、 前記加圧混練部で加圧混練された加圧混練物である未熟
    肥料の一部、又は、前記発酵部において発酵中であり、
    生成された有機肥料よりも水分含有率が大きい状態で且
    つ昇温状態の未熟肥料の一部を取り出して、前記加圧物
    混練部に供給される前記有機物含有廃棄物に混合するこ
    とにより還元する未熟肥料還元手段が設けられている有
    機肥料の製造設備。
  4. 【請求項4】 廃棄物供給手段から供給される前記有機
    物含有廃棄物と、副資材供給手段から供給されるセルロ
    ースを含有した副資材とを混合する混合部が設けられ、 その混合部で混合された混合物が前記加圧混練部に供給
    されるように構成され、 前記未熟肥料還元手段が、取り出した未熟肥料を前記混
    合部に供給するように構成され、 前記廃棄物供給手段、前記副資材供給手段及び前記未熟
    肥料還元手段夫々が、有機物含有廃棄物、副資材及び未
    熟肥料夫々を、それらが混合された混合物の水分含有率
    が発酵に適した値となるような供給量比で前記混合部に
    供給するように構成されている請求項3記載の有機肥料
    の製造設備。
  5. 【請求項5】 前記発酵部は、前記加圧混練部から供給
    される加圧混練物を順次堆積して発酵処理するととも
    に、堆積中の発酵処理物のうち古いものから順次排出す
    るように構成され、 前記未熟肥料還元手段は、堆積中の発酵処理物のうち、
    排出位置の手前の所定の設定位置に位置するものを取り
    出すように構成されている請求項3又は4記載の有機肥
    料の製造設備。
  6. 【請求項6】 前記発酵部は、前記加圧混練物の供給口
    及び生成された有機肥料の排出口が設けられて、前記加
    圧混練物を貯留して発酵処理する発酵処理室と、その発
    酵処理室内の発酵処理物を攪拌する攪拌手段と、前記発
    酵処理室内の発酵処理物を前記供給口側から前記排出口
    側へ移送させる移送手段と、前記発酵処理室内の発酵処
    理物に空気を供給する給気手段とを備えて構成され、 前記未熟肥料還元手段は、前記発酵処理室内の発酵処理
    物のうち、前記排出口の手前の所定の設定位置に位置す
    るものを取り出すように構成されている請求項3又は4
    記載の有機肥料の製造設備。
JP16259497A 1997-06-19 1997-06-19 有機肥料の製造方法及び製造設備 Pending JPH1112071A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105030129A (zh) * 2015-07-30 2015-11-11 北京仁创科技集团有限公司 一种粪尿混合式免冲洗厕所

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105030129A (zh) * 2015-07-30 2015-11-11 北京仁创科技集团有限公司 一种粪尿混合式免冲洗厕所

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