JPH11120058A - ファイル管理装置、コンピュータシステム、ファイル管理方法および記録媒体 - Google Patents

ファイル管理装置、コンピュータシステム、ファイル管理方法および記録媒体

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JPH11120058A
JPH11120058A JP9281801A JP28180197A JPH11120058A JP H11120058 A JPH11120058 A JP H11120058A JP 9281801 A JP9281801 A JP 9281801A JP 28180197 A JP28180197 A JP 28180197A JP H11120058 A JPH11120058 A JP H11120058A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 復旧後のコンピュータシステムの運用を円滑
に行うことができるファイル管理装置を提供する。 【解決手段】 コンテンツファイルとコンテンツファイ
ルのパス情報とを個別に記憶し、これらのバックアップ
も個別に行われるコンピュータシステムにおいて、バッ
クアップされた情報がコンピュータシステムに読み込ま
れた後にファイル管理装置100が、パス情報が示すコ
ンテンツファイルのリストであるデータベースリストフ
ァイル131と実在するコンテンツファイルのリストで
あるコンテンツファイルリストファイル132とを生成
する。その後、両リストファイル131、132の不整
合を示すチェック結果ファイル133を生成する。これ
により、復旧後のコンピュータシステムにおけるコンテ
ンツファイルとパス情報との不整合を自動的に検出する
ことができ、円滑な運用が実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データをコンテ
ンツファイルとして記憶するとともにコンテンツファイ
ルの所在を示すパスを別途記憶しているコンピュータシ
ステムのためのファイル管理装置、当該ファイル管理装
置を有するコンピュータシステム、ファイル管理方法、
および当該ファイル管理方法を実現する記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数のユーザがアクセスを行い、かつ画
像ファイル等の容量の大きなデータのファイルを多数取
り扱うコンピュータシステムでは、データの取り扱いが
煩雑となる。そこで、別途設けられたデータベースシス
テムにデータの管理をさせる手法がしばしば用いられて
いる。このようなコンピュータシステムでは、データの
実体を格納するファイル(以下、「コンテンツファイ
ル」という。)を所定箇所に記憶しておくとともに、こ
のコンテンツファイルの所在位置を示すパスの情報(以
下、「パス情報」という。)を別途データベースに記憶
しておくという手法が用いられている。すなわち、コン
ピュータシステムのオペレーティングシステムが一元的
にコンテンツファイルの取り扱いを管理するのではな
く、別途設けられたデータベースシステムがパス情報を
参照しながらコンテンツファイルの登録、削除、更新等
を行うようになっている。
【0003】このようにコンテンツファイルとは別にパ
ス情報を記憶しているコンピュータシステムでは、コン
ピュータシステムの故障に備えてコンテンツファイルの
予備の情報(以下、「バックアップ情報」という。)を
取得する際にはデータベース内のパス情報についても別
途バックアップ情報を取得することが必要となる。ま
た、コンピュータシステムに異常が発生した際の復旧作
業ではコンテンツファイルのバックアップ情報とパス情
報のバックアップ情報とがそれぞれ個別にコンピュータ
システムに読み込ませるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、コンテンツ
ファイルとデータベースのパス情報とを個別にバックア
ップする場合には両バックアップ作業に時間差が生じる
ので、バックアップ作業中にコンテンツファイルの登
録、削除、更新等が行われてしまうとコンテンツファイ
ルのバックアップ情報とパス情報のバックアップ情報と
が整合しなくなってしまう。
【0005】この不整合はコンテンツファイルのバック
アップ作業とデータベースのパス情報のバックアップ作
業とをほぼ同時に行っても完全に防止することはできな
い。コンテンツファイルのバックアップ作業はオペレー
ティングシステムが行うが、データベースのパス情報の
バックアップ作業はデータベースのシステムが行うため
に両バックアップ作業は独立して行われるようになって
いるからである。
【0006】したがって、コンピュータシステムの故障
後の復旧作業において、このように整合性を有しない2
つのバックアップ情報をコンピュータシステムに読み込
ませた場合には、その後の運用中にコンテンツファイル
とデータベース内のパス情報との不整合から問題が頻繁
に生じることとなる。例えば、コンテンツファイルとし
て存在しているにもかかわらずデータベース内にパス情
報が記憶されていないためにユーザがコンテンツファイ
ルにアクセスできなかったり、ユーザーがアクセスしよ
うとしたコンテンツファイルが実際には存在しないとい
う問題が生じてしまう。
【0007】このような問題を防止する一つの方法とし
て、バックアップ作業中はコンピュータシステムの運用
を停止するという方法がある。しかし、コンピュータシ
ステムの稼働率のアップを図るために終日運用が広く一
般的になっている今日において運用の停止は好ましいこ
とではなく、上記不整合の問題は避けることができない
課題となっている。
【0008】一方、コンテンツファイルとパス情報との
不整合は上述のようにコンピュータシステムの故障後の
復旧作業後に頻繁に生じるものであるが、通常運用下に
おいても生じうる問題である。
【0009】例えば、ユーザがあるコンテンツファイル
を登録しようとした場合に、データベースには登録すべ
きコンテンツファイルのパス情報が登録されたにもかか
わらずコンテンツファイルを記憶すべき領域に物理的あ
るいは論理的障害が生じていたためにコンテンツファイ
ルが登録されないといった場合である。また逆にコンテ
ンツファイルは登録されたが、パス情報が登録されなか
ったという場合である。これらの場合においてもユーザ
が目的とするコンテンツファイルにアクセスできないと
気付いた際に初めてコンテンツファイルとパス情報との
不整合が判明することとなる。
【0010】そこで、この発明は上記課題に鑑みてなさ
れたものであり、コンテンツファイルとパス情報との整
合性を効率的に管理し、コンピュータシステムの円滑な
運用を図ることができるファイル管理装置、ファイル管
理方法等を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コン
ピュータシステムが取り扱うコンテンツファイルを管理
するファイル管理装置であって、前記コンピュータシス
テムにおいてコンテンツファイルがファイル記憶手段に
記憶されているとともにコンテンツファイルのパス情報
が別途パス記憶手段に記憶されており、前記ファイル記
憶手段内のコンテンツファイルのリストである第1ファ
イルリストを生成する手段と、前記パス記憶手段内のパ
ス情報が指し示すコンテンツファイルのリストである第
2ファイルリストを生成する手段と、前記第1ファイル
リストと前記第2ファイルリストとを比較して比較結果
を生成する比較手段とを備える。
【0012】請求項2の発明は、請求項1記載のファイ
ル管理装置であって、前記比較手段が、前記第1ファイ
ルリストが示すコンテンツファイルの集合と前記第2フ
ァイルリストが示すコンテンツファイルの集合との排他
的論理和を求める手段を有する。
【0013】請求項3の発明は、請求項1または2記載
のファイル管理装置であって、前記比較結果を表示する
手段をさらに備える。
【0014】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかに記載のファイル管理装置であって、前記比較結
果に基づいて前記ファイル記憶手段に記憶されているコ
ンテンツファイルと前記パス記憶手段に記憶されている
パス情報との整合性を保守するための入力を受け付ける
手段と、前記入力に従って前記コンテンツファイルと前
記パス情報との整合性の保守処理を行う手段とをさらに
備える。
【0015】請求項5の発明は、請求項4記載のファイ
ル管理装置であって、前記コンテンツファイルと前記パ
ス情報との整合性の保守内容の選択肢を表示する手段を
さらに備える。
【0016】請求項6の発明は、請求項1ないし3のい
ずれかに記載のファイル管理装置であって、前記ファイ
ル記憶手段に記憶されているコンテンツファイルである
が前記パス記憶手段に記憶されているパス情報が指し示
さないコンテンツファイルを自動的に削除し、前記パス
記憶手段に記憶されているパス情報であるが前記ファイ
ル記憶手段に記憶されていないコンテンツファイルを指
し示すパス情報を自動的に削除する手段をさらに備え
る。
【0017】請求項7の発明は、請求項1ないし6のい
ずれかに記載のファイル管理装置を前記コンピュータシ
ステムの一部とするコンピュータシステムであって、前
記ファイル記憶手段と第1記録媒体との間でコンテンツ
ファイルを転送する手段と、前記パス記憶手段と第2記
録媒体との間でパス情報を転送する手段とを備える。
【0018】請求項8の発明は、コンテンツファイルが
ファイル記憶手段に記憶されているとともにコンテンツ
ファイルのパス情報が別途パス記憶手段に記憶されてい
るコンピュータシステムに用いられるファイル管理方法
であって、第1リスト生成手段が前記ファイル記憶手段
内のコンテンツファイルのリストである第1ファイルリ
ストを生成する工程と、第2リスト生成手段が前記パス
記憶手段内のパス情報が指し示すコンテンツファイルの
リストである第2ファイルリストを生成する工程と、比
較手段が前記第1ファイルリストと前記第2ファイルリ
ストとを比較して比較結果を生成する比較工程とを有す
る。
【0019】請求項9の発明は、請求項8記載のファイ
ル管理方法であって、前記比較工程が、前記第1ファイ
ルリストが示すコンテンツファイルの集合と前記第2フ
ァイルリストが示すコンテンツファイルの集合との排他
的論理和を求める工程を有する。
【0020】請求項10の発明は、請求項8または9記
載のファイル管理方法であって、前記比較結果に基づい
て前記ファイル記憶手段に記憶されているコンテンツフ
ァイルと前記パス記憶手段に記憶されているパス情報と
の整合性の保守内容を入力する工程と、整合性保守手段
が前記入力に従って前記コンテンツファイルと前記パス
情報との整合性の保守処理を行う工程とをさらに有す
る。
【0021】請求項11の発明は、請求項8ないし10
のいずれかに記載のファイル管理方法であって、前記第
1ファイルリストを生成する工程および前記第2ファイ
ルリストを生成する工程の前に、予め第1記録媒体にバ
ックアップされている前記コンテンツファイルを前記コ
ンピュータシステムに読み込む工程と、予め第2記録媒
体にバックアップされている前記パス情報を前記コンピ
ュータシステムに読み込む工程とをさらに有する。
【0022】請求項12の発明は、コンピュータ読み取
り可能な記録媒体であって、コンテンツファイルがファ
イル記憶手段に記憶されているとともにコンテンツファ
イルのパス情報が別途パス記憶手段に記憶されているコ
ンピュータシステムにおいて、請求項8ないし11のい
ずれかに記載のファイル管理方法をコンピュータに実行
させるプログラムが記録される。
【0023】
【発明の実施の形態】
<1. 第1の実施の形態>図1はこの発明に係る第1
の実施の形態であるファイル管理装置100の配置の様
子を示す図である。このファイル管理装置100はコン
ピュータシステム200に対して用いられるものであ
り、ファイル管理装置100はコンピュータシステム2
00のLAN201に接続されるようにして配置され
る。また、コンピュータシステム200はデータベース
サーバ300とファイルサーバ400とがLAN201
に接続されるようにして構成されている。
【0024】ファイル管理装置100の構成について説
明する前に、まずコンピュータシステム200のデータ
ベースサーバ300とファイルサーバ400との関係お
よび各サーバの構成について説明する。
【0025】データベースサーバ300およびファイル
サーバ400はそれぞれLAN201に接続された情報
処理装置すなわちコンピュータである。なお、ファイル
管理装置100も1つのコンピュータであり、このこと
からデータベースサーバ300、ファイルサーバ400
およびファイル管理装置100を全て含めて1つの広義
のコンピュータシステムCSと捉えることもできる。以
下の説明ではコンピュータシステム200をファイル管
理装置100に対応する狭義のコンピュータシステムと
して説明する。
【0026】ファイルサーバ400にはユーザがアクセ
スするコンテンツファイルが記憶されている。コンテン
ツファイルとしては、例えば画像データ、構造解析用数
値データ、テキストデータ等を格納しておくファイルが
該当する。
【0027】データベースサーバ300はユーザがコン
テンツファイルを取り扱う際にその処理を行うコンピュ
ータであり、コンテンツファイルの登録、削除、更新等
の動作を行う。また、このような動作をするためにコン
テンツファイルの所在を示すパスの情報であるパス情報
を記憶しており、ユーザの指示に基づいてデータベース
サーバ300がファイルサーバ400に記憶されている
コンテンツファイルにアクセスする際にはデータベース
サーバ300のデータベースシステムがこのパス情報を
参照するようになっている。
【0028】図2はデータベースサーバ300の構成を
示す図である。データベースサーバ300はバスライン
309にCPU311、ROM312、RAM313、
およびその他の機器が接続された構成となっている。
【0029】入出力用の機器としては、表示出力用のC
RT321、LAN201と通信するための通信部32
2、およびキーボード等の入力部323が適宜インター
フェイス(I/F)を介してバスライン309に接続さ
れている。
【0030】また、記憶装置としての固定ディスク33
0もインターフェイスを介してバスライン309に接続
されており、固定ディスク330内にはデータベースサ
ーバ300をデータベースとして機能させるためのデー
タベースシステムファイル331やデータベースとして
機能する際に必要となるデータベース用ファイル332
が記憶されている。また、データベースサーバ300が
コンテンツファイルにアクセスする際に必要となるパス
情報はデータベース用ファイル332内のファイルパス
管理テーブル332aに格納されている。
【0031】バスライン309にはさらにデータベース
保守用処理部341および外部補助記録部342がイン
ターフェイスを介して接続されており、これらはデータ
ベース用ファイル332の予備であるバックアップ情報
を取得したり、既に取得されたバックアップ情報をデー
タベースサーバ300に取り込む動作を行う。
【0032】外部補助記録部342は磁気テープ等の読
み書き自在な記録媒体343に情報を書き込んだり、逆
に記録媒体343から情報を読み出したりするものであ
り、データベース保守用処理部341はこの外部補助記
録部342の動作を制御する役割を担っている。
【0033】図3はファイルサーバ400の構成を示す
図であり、データベースサーバ300と同様にCPU4
11、ROM412、RAM413、CRT421、通
信部422、入力部423がバスライン409に適宜イ
ンターフェイスを介して接続された構成となっている。
また、これらはデータベースサーバ300と同様の機能
を有している。
【0034】バスライン409には固定ディスク430
が記憶装置の一つとしてインターフェイスを介して接続
されており、この固定ディスク430にはユーザが取り
扱うデータを格納しているコンテンツファイル431が
複数記憶されている。
【0035】また、バスライン409にはインターフェ
イスを介してコンテンツファイル保守用処理部441お
よび外部補助記録部442が接続されており、コンテン
ツファイル保守用処理部441が外部補助記録部442
を制御してコンテンツファイル431のバックアップ情
報を記録媒体443に書き込んだり、記録媒体443か
らバックアップ情報を読み出して固定ディスク430に
記憶させたりするようになっている。
【0036】以上、コンピュータシステム200につい
て説明してきたが、次にこのコンピュータシステム20
0に利用されるファイル管理装置100の構成について
説明する。
【0037】ファイル管理装置100はコンピュータシ
ステム200のコンテンツファイル431とファイルパ
ス管理テーブル332a内のパス情報との整合性の管理
に利用されるものであり、コンテンツファイル431お
よびファイルパス管理テーブル332aのバックアップ
情報の取得作業、コンピュータシステム200に故障等
が生じた後のバックアップ情報の読み取り作業、並びに
読み取り後のコンテンツファイル431とパス情報との
整合性の検査等の動作を行うようになっている。
【0038】図4はファイル管理装置100の構成を示
す図である。ファイル管理装置100も既述のように1
つのコンピュータであり、各種演算処理を実行するCP
U111、基本動作プログラム等を記憶しておくROM
112、作業記憶領域となるRAM113、表示出力を
行うCRT121、LAN201を介してデータベース
サーバ300やファイルサーバ400と通信を行う通信
部122、キーボード等の入力部123が適宜インター
フェイスを介してバスライン109に接続されている。
【0039】また、バスライン109にはコンテンツフ
ァイル431とファイルパス管理テーブル332a内の
パス情報との整合性とを管理するための作業領域となる
固定ディスク130がインターフェイスを介して接続さ
れており、さらに実際に整合性の管理動作を行う保守指
示部141、整合性チェック部142および整合性処理
部143がインターフェイスを介して接続されている。
【0040】なお、図4では保守指示部141、整合性
チェック部142および整合性処理部143がハードウ
ェアとして構成されている場合を示しているが、これら
はソフトウェアとして構成されていてもよい。この場合
にはバスライン109に接続された読取部151を介し
て、コンテンツファイル431とパス情報との整合性管
理のためのプログラム、すなわち保守指示部141、整
合性チェック部142および整合性処理部143と同様
の処理をファイル管理装置100に行わせるプログラム
が記録媒体152からRAM113等に読み取られるこ
ととなる。
【0041】次に、このファイル管理装置100の動作
について説明する。なお、以下の例ではファイルサーバ
400の固定ディスク430内に図5に示すような階層
構造にてコンテンツファイル431が記憶されているも
のとする。すなわち、ディレクトリ"Server1"内のディ
レクトリ"Content"内のディレクトリ"01"または"02"に
コンテンツファイル"File1"ないし"File20"等が記憶さ
れているものとする。また、この場合のファイルパス管
理テーブル332aの内容の例を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】表1に示すように、ファイルパス管理テー
ブル332aにはファイルIDに関係付けられたファイ
ル名ごとにサーバ名およびファイルパスが記憶されてい
る。また、サーバ名はここではファイルサーバ400に
付された名称を指しており、ファイルパスは図5におけ
るサーバ名のディレクトリ"Server1"より下位のディレ
クトリを並べることにより表現されるようになってい
る。
【0044】図6はファイル管理装置100によるコン
ピュータシステム200のバックアップ作業を示す流れ
図であり、この作業によりデータベースサーバ300の
データベース用ファイル332およびファイルサーバ4
00のコンテンツファイル431のバックアップ情報が
それぞれ記録媒体343、443に記録される(ステッ
プS10)。
【0045】バックアップ作業ではまず、ファイル管理
装置100の保守指示部141がコンピュータシステム
200に対してバックアップ作業を行うよう要求を出す
(ステップS11)。
【0046】このバックアップ要求に対してデータベー
スサーバ300側ではデータベース保守用処理部341
が固定ディスク330内のデータベース用ファイル33
2のバックアップ情報を取得し(ステップS12)、こ
のバックアップ情報を外部補助記録部342にてデータ
ベース用ファイルのバックアップ用記録媒体343に記
録する(ステップS13)。
【0047】ファイルサーバ400側においてもコンテ
ンツファイル保守用処理部441が固定ディスク430
内のコンテンツファイル431のバックアップ情報を取
得し(ステップS14)、このバックアップ情報を外部
補助記録部442にてコンテンツファイル431のバッ
クアップ用記録媒体443に記録する(ステップS1
5)。
【0048】以上のようにバックアップ作業ではデータ
ベース用ファイル332とコンテンツファイル431と
のバックアップ情報がそれぞれ個別に記録媒体343お
よび記録媒体443に記録される。
【0049】なお、保守指示部141からのコンピュー
タシステム200へのバックアップ要求の指示はコンピ
ュータシステム200の管理者による指示入力により行
われるようになっていてもよく、保守指示部141が一
定期間毎に自動的に行うようになっていてもよい。
【0050】また、上記説明では保守指示部141から
のバックアップ要求に対してデータベース保守用処理部
341およびコンテンツファイル保守用処理部441が
バックアップ作業を行うように説明したが、データベー
ス保守用処理部341およびコンテンツファイル保守用
処理部441の動作はそれぞれデータベースシステム、
オペレーティングシステムが制御するようになっていて
もよく、さらに、データベース保守用処理部341やコ
ンテンツファイル保守用処理部441を設けずにデータ
ベースシステムやオペレーティングシステムがソフトウ
ェア的にバックアップ作業の制御を行うようになってい
てもよい。
【0051】次に、コンピュータシステム200が故障
等した後の復旧作業について説明する。
【0052】図7ないし図9はコンピュータシステム2
00の復旧作業を示す流れ図である(ステップS20、
S30)。復旧作業ではまず、管理者の指示入力により
保守指示部141がコンピュータシステム200に復旧
要求を出す(ステップS21)。
【0053】この復旧要求に対してデータベースサーバ
300側ではデータベース保守用処理部341の制御に
より外部補助記録部342にてデータベース用ファイル
のバックアップ用記録媒体343からデータベース用フ
ァイルのバックアップ情報が読み取られる(ステップS
22)。
【0054】その後、データベース保守用処理部341
は読み取られたバックアップ情報に基づいて固定ディス
ク330にデータベース用ファイル332を復元する
(ステップS23)。
【0055】ファイルサーバ400側においても保守指
示部141からの復旧要求に基づいてコンテンツファイ
ル保守用処理部441の制御により外部補助記録部44
2にてコンテンツファイルのバックアップ用記録媒体4
43からコンテンツファイルのバックアップ情報が読み
取られ(ステップS24)、コンテンツファイル保守用
処理部441は読み取られたバックアップ情報に基づい
て固定ディスク430にコンテンツファイル431を復
元する(ステップS25)。
【0056】コンピュータシステム200内のファイル
の復旧作業では、さらにファイル管理装置100がコン
テンツファイル431とファイルパス管理テーブル33
2a内のパス情報との整合性(以下、「ファイルの整合
性」という。)の検査およびファイルの整合性を保つた
めの作業が行われる(ステップS30)。図8および図
9はファイルの整合性の保守作業を示す流れ図である。
【0057】ファイルの整合性の保守作業ではまず、整
合性チェック部142がデータベースサーバ300のデ
ータベース用ファイル332内のファイルパス管理テー
ブル332aを参照して固定ディスク130内にデータ
ベースリストファイル131を作成する(ステップS3
1)。
【0058】データベースリストファイル131はファ
イルパス管理テーブル332aにパス情報が登録されて
いるコンテンツファイル名のリストであり、ここではそ
の一例として表2に示すようにファイルID、ファイル
名、サーバ名およびファイルパスが記入されているもの
とする。すなわち、"File1"ないし"File20"のうち、"Fi
le16"から"File19"までが存在しないファイルのリスト
がデータベースリストファイル131の内容となってい
るものとする。
【0059】
【表2】
【0060】次に、整合性チェック部142がファイル
サーバ400から実在するコンテンツファイル431の
リストを取得して固定ディスク130内にコンテンツフ
ァイルリストファイル132を作成する(ステップS3
2)。
【0061】ここでは、バックアップ情報から復元され
たコンテンツファイル431が図10に示す階層構造に
てファイルサーバ400に記憶されているものとする
と、作成されるコンテンツファイルリストファイル13
2は表3に示すようになる。すなわち、"File1"ないし"
File20"のうち、"File7","File8","File11"および"Fi
le12"が存在しないファイルのリストがコンテンツファ
イルリストファイル132の内容となっているものとす
る。なお、上記ステップS31とステップS32とはい
ずれが先でももちろんよい。
【0062】
【表3】
【0063】次に、データベースリストファイル131
とコンテンツファイルリストファイル132とを比較し
て整合性チェック部142がチェック結果ファイル13
3を作成し、CRT121にこのチェック結果ファイル
133の内容を表示する(ステップS33)。ファイル
管理装置100の以上の動作によりバックアップ情報の
読み込み後のチェック結果ファイル133の作成が自動
的に行われることとなる。表4は表2に示すデータベー
スリストファイル131と表3に示すコンテンツファイ
ルリストファイル132とから作成されたチェック結果
ファイル133の内容の例を示す。
【0064】
【表4】
【0065】表4に示すようにチェック結果ファイル1
33にはデータベースリストファイル131またはコン
テンツファイルリストファイル132のいずれか一方に
のみ記入されているファイル名に関する情報が抽出され
て記入される。すなわち、データベースリストファイル
131に記入されているファイル名の集合をDDとして
コンテンツファイルリストファイルに記入されているフ
ァイル名の集合をFDとすると、チェック結果ファイル
133に記入されるファイル名の集合CDは数1にて示
す排他的論理和を求める式にて求められることとなる。
【0066】
【数1】
【0067】ここで、表4中のチェック属性はデータベ
ースリストファイル131のみに記入されているファイ
ル名であるかコンテンツファイルリストファイル132
のみに記入されているファイル名であるかを区別する属
性を示しており、データベースリストファイル131に
は記入されているがコンテンツファイルリストファイル
132には記入されていないファイル名に関しては
「1」が付与され、データベースリストファイル131
には記入されていないがコンテンツファイルリストファ
イル132には記入されているファイル名に関しては
「0」が付与される。
【0068】チェック結果ファイル133に抽出された
ファイル名のコンテンツファイルに関してはデータベー
スサーバ300におけるパス情報の登録内容とファイル
サーバ400に実在するコンテンツファイル431との
間において整合性が保たれていないため、次に整合性を
保守するための復旧作業が必要となる。
【0069】整合性の復旧作業ではまず、整合性チェッ
ク部142がチェック結果ファイル133の内容に基づ
いて整合性復旧処理の選択肢をCRT121に表示する
(図9:ステップS34)。例えば、コンテンツファイ
ル431としては実際には記憶されていないがファイル
パス管理テーブル332aにはパス情報が記憶されてい
るものについては、ファイルパス管理テーブル332a
からのパス情報の削除または未登録コンテンツファイル
の登録を促す指示が表示される。また、コンテンツファ
イル431は記憶されているがファイルパス管理テーブ
ル332aにはパス情報が記憶されていない場合にはコ
ンテンツファイル431の削除またはファイルパス管理
テーブル332aへのパス情報の登録を促す指示が表示
される。
【0070】整合性チェック部142からの指示内容が
表示されると、コンピュータシステム200の管理者や
ユーザは復旧処理の内容をキーボード等の入力部123
から選択指定し(ステップS35)、この選択内容に従
って整合性処理部143がコンテンツファイル431の
登録・削除、パス情報の登録・削除といった整合性復旧
処理を行う(ステップS36)。
【0071】以上の作業によりデータベースサーバ30
0に登録されているパス情報が示すファイルサーバ40
0のパスには必ずコンテンツファイル431が登録され
ており、ファイルサーバ400に登録されているコンテ
ンツファイル431のパスは必ずデータベースサーバ3
00にパス情報として登録されているというファイルの
整合性の保守が実現される。
【0072】以上をまとめると、コンピュータシステム
200内のファイルの復元後において、ファイル管理装
置100が自動的にチェック結果ファイル133を作成
し、管理者やユーザが表示される選択肢に従った指示入
力をするのみでファイルの整合性が保守されることとな
る。その結果、バックアップ時に通常運用の停止等とい
ったファイルの整合性への配慮が不要となり、またファ
イルの整合性を保守作業も容易に行うことができるので
管理者の負担が大幅に低減される。これにより、コンピ
ュータシステム200(広い意味では、コンピュータシ
ステムCS)の運用を円滑に行うことができる。
【0073】なお、上記実施の形態ではファイルの整合
性の検査後に管理者やユーザに整合性保守処理の選択肢
を表示するものとして説明したが、不整合なパス情報や
コンテンツファイルは整合性処理部143が自動的に削
除するようにしてもよい。例えば、表4に示したチェッ
ク結果ファイル133においてチェック結果属性が
「1」のコンテンツファイル名についてはコンテンツフ
ァイル431の実体が存在しないため登録されているパ
ス情報を自動的に削除するようにし、チェック属性が
「0」のコンテンツファイル名についてはコンテンツフ
ァイル431が存在するがパス情報が存在しないため登
録されているコンテンツファイル431を自動的に削除
するようにしてもよい。これにより、ファイルの整合性
が完全に自動的に保守されることとなる。なお、この場
合削除されたパス情報やコンテンツファイルをユーザに
知らせるようにしてもよい。
【0074】<2. 第2の実施の形態>第1の実施の
形態におけるファイル管理装置100は、コンピュータ
システム200の故障後の復旧作業時にファイルの整合
性を保守するために利用するものである。ところで、こ
のファイル管理装置100はコンピュータシステム20
0の故障後の復旧作業時に限られず、コンピュータシス
テム200(広い意味では、コンピュータシステムC
S)の通常運用下におけるファイルの整合性の検査およ
び保守のために利用することもできる。
【0075】図11および図12は、コンピュータシス
テム200の通常運用下においてファイル管理装置10
0が行うファイルの整合性の検査および保守動作を示す
流れ図である。なお、これらの動作は図8および図9に
示した動作と実質的に同様である。また、コンピュータ
システム200の構成やファイル管理装置100の構成
も第1の実施の形態と同様であり、以下の説明ではこれ
らの構成については第1の実施の形態と同符号を用いて
説明する。但し、図11および図12に示す動作ではデ
ータベースサーバ300のデータベース保守用処理部3
41および外部補助記録部342、並びに、ファイルサ
ーバ400のコンテンツファイル保守用処理部441お
よび外部補助記録部442は利用されない。
【0076】通常運用下におけるファイルの整合性の検
査および保守(ステップS130)では、まずファイル
管理装置100の整合性チェック部142がデータベー
ス用ファイル332内のファイルパス管理テーブル33
2aに記憶されているパス情報が示すコンテンツファイ
ル名のリストを取得して固定ディスク130にデータベ
ースリストファイル131を作成する(ステップS13
1)。
【0077】また、整合性チェック部142はファイル
サーバ400に実際に記憶されているコンテンツファイ
ル431のリストを取得して固定ディスク130にコン
テンツファイルリストファイル132を作成する(ステ
ップS132)。なお、上記ステップS131とステッ
プS132とはいずれが先でももちろんよい。
【0078】さらに、整合性チェック部142はデータ
ベースリストファイル131とコンテンツファイルリス
トファイル132とを比較してチェック結果ファイル1
33を固定ディスク130に作成し、CRT121に表
示する(ステップS133)。このチェック結果ファイ
ル133の作成方法は第1の実施の形態と同様、両リス
トファイル内のコンテンツファイル名の排他的論理和を
求めることにより行われる。
【0079】以上の整合性チェック部142の動作によ
り、ファイルの整合性の不具合が自動的にチェック結果
ファイル133に記入されることとなり、ファイルの整
合性の検査が完了する。
【0080】次に、チェック結果ファイル133にファ
イルの不整合が示されている場合には、整合性チェック
部142はチェック結果ファイル133に基づいて整合
性保守処理の選択肢を表示する(ステップS134)。
選択肢の内容は第1の実施の形態と同様である。
【0081】そして、管理者またはユーザが整合性保守
処理の内容を選択肢から選択指定することにより(ステ
ップS135)、整合性処理部143がファイルの整合
性の保守処理を行う(ステップS136)。
【0082】以上の動作により、コンピュータシステム
200(広い意味では、コンピュータシステムCS)の
通常運用下におけるファイルの整合性の自動点検が実現
されるととものファイルの整合性の保守作業を容易に行
うことが可能となる。その結果、コンピュータシステム
200に何らかの問題が発生したとしてもこれを考慮す
ることなくコンピュータシステム200の運用を円滑に
行うことができる。
【0083】なお、ファイル管理装置100によるファ
イルの整合性の検査動作の開始はコンピュータシステム
200の管理者が定期的に指示するようにしてもよく、
また、ファイル管理装置100自身が定期的に自動的に
開始するようになっていてもよい。
【0084】<3. 変形例>以上、このの発明に係る
ファイル管理装置100について説明してきたが、この
発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な
変形が可能である。
【0085】例えば、上記実施の形態ではファイル管理
装置100が自動的にファイルの整合性を検査した後に
コンピュータシステム200の管理者やユーザに保守処
理の選択肢を表示するようにしているが、単にチェック
結果ファイル133の内容を管理者やユーザに表示する
のみであってもよい。
【0086】また、上記実施の形態ではチェック結果フ
ァイル133の作成に際してパス情報が示すコンテンツ
ファイル名の集合と実在するコンテンツファイルの集合
との排他的論理和を求めているが、チェック結果ファイ
ル133の作成方法はパス情報とコンテンツファイルと
の対応関係によって様々な変形が可能である。
【0087】例えば、パス情報とコンテンツファイルと
が1対1に対応しているのではなく、1つのコンテンツ
ファイルに対して2以上のパス情報が対応している場
合、すなわちファイルサーバ400内の実際のパスのパ
ス情報と仮想的なパス情報とがデータベースサーバ30
0に登録されており、いずれのパス情報を参照してもコ
ンテンツファイル431にアクセスできるようにされて
いる場合には、実際のパス情報とコンテンツファイル4
31との整合性を検査するとともに仮想的なパス情報と
実際のパス情報との整合性も検査するようにしてもよ
い。
【0088】このようにこの発明は、コンテンツファイ
ルとパス情報とを個別に記憶している様々なコンピュー
タシステムにおいて利用することができ、コンピュータ
システムの円滑な運用を実現するものである。
【0089】さらに、上記実施の形態ではコンピュータ
システム200を構成するLAN201にファイル管理
装置100が接続されるようにして設けられているが、
ファイル管理装置100は必ずしも別途設けられている
必要はなく、例えばデータベースサーバ300内にハー
ドウェア的に若しくはソフトウェア的に設けられていて
もよい。
【0090】
【発明の効果】請求項1ないし12記載の発明では、コ
ンピュータシステムに記憶されているコンテンツファイ
ルとパス情報との整合性を自動的に検査することができ
る。これにより、コンピュータシステムの円滑な運用を
実現することができる。
【0091】また、請求項4および10記載の発明で
は、コンテンツファイルとパス情報との整合性の検査結
果である比較結果を参照しながらコンテンツファイルと
パス情報との整合性を保守するための入力をすることが
できるので、コンテンツファイルとパス情報との整合性
の保守を容易に行うことができる。
【0092】また、請求項6記載の発明では、コンテン
ツファイルとパス情報との整合性が自動的に保守される
ので、コンピュータシステムの運用をさらに円滑に行う
ことができる。
【0093】また、請求項7および11記載の発明で
は、第1記録媒体にバックアップされているコンテンツ
ファイルと第2記録媒体にバックアップされいてるパス
情報とをコンピュータシステムに読み込んだ後にコンテ
ンツファイルとパス情報との整合性を自動的に検査する
ことができるので、バックアップ時に通常運用の停止等
といったコンテンツファイルとパス情報との整合性への
配慮が不要となる。その結果、コンピュータシステムの
円滑な運用を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るファイル管理装置の配置を示す
図である。
【図2】この発明に係るファイル管理装置が利用される
コンピュータシステムのデータベースサーバの構成を示
す図である。
【図3】この発明に係るファイル管理装置が利用される
コンピュータシステムのファイルサーバの構成を示す図
である。
【図4】この発明に係るファイル管理装置の構成を示す
図である。
【図5】ファイルサーバ内のコンテンツファイルの階層
構造の例を示す図である。
【図6】ファイル管理装置によるコンピュータシステム
のバックアップ処理を示す流れ図である。
【図7】ファイル管理装置によるコンピュータシステム
の復旧処理を示す流れ図である。
【図8】ファイル管理装置によるコンピュータシステム
の復旧処理を示す流れ図である。
【図9】ファイル管理装置によるコンピュータシステム
の復旧処理を示す流れ図である。
【図10】バックアップ情報が読み取られた後のファイ
ルサーバ内のファイルの階層構造の一例を示す図であ
る。
【図11】ファイル管理装置によるコンピュータシステ
ムのファイルの整合性の検査および保守処理を示す流れ
図である。
【図12】ファイル管理装置によるコンピュータシステ
ムのファイルの整合性の検査および保守処理を示す流れ
図である。
【符号の説明】
100 ファイル管理装置 121 CRT 123 入力部 131 データベースリストファイル 132 コンテンツファイルリストファイル 133 チェック結果ファイル 141 保守指示部 142 整合性チェック部 143 整合性処理部 152 記録媒体 200 コンピュータシステム 330 固定ディスク 332a ファイルパス管理テーブル 341 データベース保守用処理部 342 外部補助記録部 343 記録媒体 430 固定ディスク 431 コンテンツファイル 441 コンテンツファイル保守用処理部 442 外部補助記録部 443 記録媒体 CS (広義の)コンピュータシステム S23,S25,S31〜S36 ステップ S131〜S136 ステップ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータシステムが取り扱うコンテ
    ンツファイルを管理するファイル管理装置であって、 前記コンピュータシステムにおいてコンテンツファイル
    がファイル記憶手段に記憶されているとともにコンテン
    ツファイルのパス情報が別途パス記憶手段に記憶されて
    おり、 前記ファイル記憶手段内のコンテンツファイルのリスト
    である第1ファイルリストを生成する手段と、 前記パス記憶手段内のパス情報が指し示すコンテンツフ
    ァイルのリストである第2ファイルリストを生成する手
    段と、 前記第1ファイルリストと前記第2ファイルリストとを
    比較して比較結果を生成する比較手段と、を備えること
    を特徴とするファイル管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファイル管理装置であっ
    て、 前記比較手段が、 前記第1ファイルリストが示すコンテンツファイルの集
    合と前記第2ファイルリストが示すコンテンツファイル
    の集合との排他的論理和を求める手段、を有することを
    特徴とするファイル管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のファイル管理装
    置であって、 前記比較結果を表示する手段、をさらに備えることを特
    徴とするファイル管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のフ
    ァイル管理装置であって、 前記比較結果に基づいて前記ファイル記憶手段に記憶さ
    れているコンテンツファイルと前記パス記憶手段に記憶
    されているパス情報との整合性を保守するための入力を
    受け付ける手段と、 前記入力に従って前記コンテンツファイルと前記パス情
    報との整合性の保守処理を行う手段と、をさらに備える
    ことを特徴とするファイル管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のファイル管理装置であっ
    て、 前記コンテンツファイルと前記パス情報との整合性の保
    守内容の選択肢を表示する手段、をさらに備えることを
    特徴とするファイル管理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれかに記載のフ
    ァイル管理装置であって、 前記ファイル記憶手段に記憶されているコンテンツファ
    イルであるが前記パス記憶手段に記憶されているパス情
    報が指し示さないコンテンツファイルを自動的に削除
    し、前記パス記憶手段に記憶されているパス情報である
    が前記ファイル記憶手段に記憶されていないコンテンツ
    ファイルを指し示すパス情報を自動的に削除する手段、
    をさらに備えることを特徴とするファイル管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載のフ
    ァイル管理装置を前記コンピュータシステムの一部とす
    るコンピュータシステムであって、 前記ファイル記憶手段と第1記録媒体との間でコンテン
    ツファイルを転送する手段と、 前記パス記憶手段と第2記録媒体との間でパス情報を転
    送する手段と、を備えることを特徴とするコンピュータ
    システム。
  8. 【請求項8】 コンテンツファイルがファイル記憶手段
    に記憶されているとともにコンテンツファイルのパス情
    報が別途パス記憶手段に記憶されているコンピュータシ
    ステムに用いられるファイル管理方法であって、 第1リスト生成手段が前記ファイル記憶手段内のコンテ
    ンツファイルのリストである第1ファイルリストを生成
    する工程と、 第2リスト生成手段が前記パス記憶手段内のパス情報が
    指し示すコンテンツファイルのリストである第2ファイ
    ルリストを生成する工程と、 比較手段が前記第1ファイルリストと前記第2ファイル
    リストとを比較して比較結果を生成する比較工程と、を
    有することを特徴とするファイル管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のファイル管理方法であっ
    て、 前記比較工程が、 前記第1ファイルリストが示すコンテンツファイルの集
    合と前記第2ファイルリストが示すコンテンツファイル
    の集合との排他的論理和を求める工程、を有することを
    特徴とするファイル管理方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載のファイル管理
    方法であって、 前記比較結果に基づいて前記ファイル記憶手段に記憶さ
    れているコンテンツファイルと前記パス記憶手段に記憶
    されているパス情報との整合性の保守内容を入力する工
    程と、 整合性保守手段が前記入力に従って前記コンテンツファ
    イルと前記パス情報との整合性の保守処理を行う工程
    と、をさらに有することを特徴とするファイル管理方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項8ないし10のいずれかに記載
    のファイル管理方法であって、 前記第1ファイルリストを生成する工程および前記第2
    ファイルリストを生成する工程の前に、 予め第1記録媒体にバックアップされている前記コンテ
    ンツファイルを前記コンピュータシステムに読み込む工
    程と、 予め第2記録媒体にバックアップされている前記パス情
    報を前記コンピュータシステムに読み込む工程と、をさ
    らに有することを特徴とするファイル管理方法。
  12. 【請求項12】 コンテンツファイルがファイル記憶手
    段に記憶されているとともにコンテンツファイルのパス
    情報が別途パス記憶手段に記憶されているコンピュータ
    システムにおいて、 請求項8ないし11のいずれかに記載のファイル管理方
    法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013218757A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Alpine Electronics Inc 楽曲再生装置

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JP2013218757A (ja) * 2012-04-05 2013-10-24 Alpine Electronics Inc 楽曲再生装置

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