JPH11119930A - 印刷処理装置および方法 - Google Patents

印刷処理装置および方法

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JPH11119930A
JPH11119930A JP9278446A JP27844697A JPH11119930A JP H11119930 A JPH11119930 A JP H11119930A JP 9278446 A JP9278446 A JP 9278446A JP 27844697 A JP27844697 A JP 27844697A JP H11119930 A JPH11119930 A JP H11119930A
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JP
Japan
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data
intermediate data
unit
band
processing
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JP9278446A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Kawada
哲郎 河田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 描画要素の重なりが多い場合でも、中間デー
タからラスタデータへの展開が予め定められた時間以内
に終了するようにする。 【解決手段】 ドキュメント作成部1で作成された印刷
データは、スプール部2、字句解釈部3を介して中間デ
ータ生成部4に供給され、バンド単位に分割した中間デ
ータが生成される。中間データはページバッファ部6に
送られ、バンド単位に1ページ分記憶される。描画時間
予測部5は、描画処理が1バンドに割当てられる処理時
間以内に終了かどうかを予測する。描画処理が1バンド
に割当てられる処理時間以内に終了しないと予測された
場合には、単層化処理部9が中間データの重なりを除去
する単層化処理を行なってページバッファ部6にバンド
毎に単層化中間データを格納する。展開描画部8はペー
ジバッファ部6からバンド毎に中間データあるいは単層
化中間データを入力して、これを展開し、出力部10へ
印字データを送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ページ単位で印刷
処理が可能な印刷処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】 小型、高速のデジタル印刷に適した電
子写真方式のページプリンタの開発に伴い、従来の文字
情報中心の印刷から脱皮した、画像、図形、文字などを
同様に取り扱い、図形、文字等の拡大、回転、変形など
が自由に制御できる記述言語を用いる印刷処理装置が一
般に普及してきた。このような記述言語の代表的な例と
して、PostScript(Adobe Syste
ms社の商標)、Interpress(Xerox社
の商標)、Acrobat(Adobe System
s社の商標)、GDI(Graphics Devic
e Interface、Microsoftの社商
標)等が知られている。
【0003】記述言語で作成されている印刷データは、
ページ内の任意の位置の画像、図形、文字を表現する描
画命令及びデータを任意の順で配置した命令及びデータ
列で構成されており、本発明に係わるページプリンタで
印字するためには、印字前に印刷データをラスタ化しな
ければならない。ラスタ化は、ページ又はページの一部
を横切る一連の個々のドットまたは画素へ展開してラス
タ走査線を形成し、そのページの下へ引き続く走査線を
次々に発生する過程である。従来のページプリンタは、
印字前にページ全体の印刷データをラスタ化し、ページ
バッファメモリに記憶していた。しかしながら、ページ
全体に対するラスタデータを記憶するためには、大量の
メモリを必要とする。特に、最新の電子写真方式のカラ
ーページプリンタでは、C(Cyan),M(Mage
nta),Y(Yellow),BK(Black)の
4色のトナーに対応するラスタデータを必要とするとと
もに、白黒ページプリンタ以上に画質が要求されるた
め、1画素当たり複数のビット情報を持つのが一般的で
あり、さらに大量のメモリを必要とする。
【0004】この大量のメモリの必要性に対し、コスト
低減の観点からメモリ要求を低減させる技術として、最
近、バンドメモリ技術が登場してきた。バンドメモリ技
術は、ページプリンタの印字前に1ページ分の印刷デー
タを全てラスタ化するのではなく、記述言語で作成され
ている印刷データを、印刷データをラスタ化するよりも
速くラスタ化可能な比較的簡単な中間データに変換し、
1ページを隣接する複数の領域(バンド)に分割し、各
バンドに対応する中間データを記憶した後、ラスタ展開
処理部に順次転送し、バンドに対応するバッファメモリ
に展開する技術である。バンドメモリ技術では、中間デ
ータを記憶するためのメモリは新たに必要であるが、ラ
スタデータのための大容量を必要とするバッファメモリ
を低減することが可能となる。しかし、一般的なバンド
メモリ技術では、あるバンドのラスタデータの印字が終
了するまでに、次のバンドに対する中間データからラス
タデータへの展開を終了させる必要がある。印刷データ
に複雑な図形描画命令や扱うデータ量の大きい画像描画
命令が含まれている場合、あるいは1ページ内の特定の
バンドに複雑な図形描画命令や画像描画命令が含まれて
いる場合等、中間データからラスタデータへの展開が間
に合わない状況が発生する可能性がある。このように、
中間データからラスタデータへの展開が予め定められた
時間以内に終了しないことが起こりうる典型的な例とし
て、中間データがグラデーション(色が序々に変化する
様なグラフィックスパターン)を表す図形を含む場合が
挙げられる。このとき、単一の異なる濃度の色調を持つ
複数の図形が少しづつ位置をずらしながら、描画され
る。これらの複数の図形は、重なりを持っているので、
ページあるいはバンド全体としての描画処理が多くな
り、予め定められた時間以内に処理が終わらないという
事態が発生する。
【0005】一方、上で説明した中間データを用いたレ
ンダリング技術とは全く異なる技術として、ラスタデー
タの圧縮技術を挙げることができる。この技術において
は、一度ラスタ化したビットマップデータを圧縮してペ
ージあるいはバンド単位で格納しておき、プリンタを起
動してから圧縮済のデータを伸張すると同時にプリンタ
へ伸張したデータを転送する。この方法では、圧縮率を
ある一定値以下に保証することにより、伸張処理がペー
ジあるいはバンドに対して予め定められた時間以内に終
わらないという事態を避けることができる。本技術の問
題点は、一旦描画してから圧縮する処理量の大きさであ
る。この処理量は上で説明した中間データを用いたレン
ダリング技術の場合の中間データへの変換処理と比較し
て非常に長い時間を要するものである。というのは、一
旦最終的なビットマップデータを描画するときに、大量
のデータを生成する必要があり、また、それを入力とし
て圧縮を行なう作業も時間を要するからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
点を考慮してなされたものであり、中間データを用いた
レンダリングにおいて、中間データからラスタデータへ
の展開が予め定められた時間以内に終了しないという問
題を解決することを目的とする。また、一度ラスタ化し
たビットマップデータを圧縮してページあるいはバンド
単位で格納しておく方法で、中間データへの変換処理と
比較して大きな時間を要するという問題を解決すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために成された印刷処理技術に関するものであ
る。即ち、本発明の印刷処理装置は、少なくとも文字、
図形、画像の描画要素のいずれかを有し、所定の描画命
令で記述された印刷データを入力する入力手段と、前記
印刷データに含まれる描画要素をバンド領域毎に分割し
て中間的なデータフォーマットの中間データに変換する
中間データ生成手段と、前記中間データ生成手段により
生成された中間データを前記文字、図形、画像の描画要
素のビットマップデータに展開するのに要する時間を予
測する描画時間予測手段と、前記中間データ生成手段に
より生成された中間データをバンド領域毎に格納する格
納手段と、前記描画時間予測手段により予め定められた
時間以内に展開することができないと判断されたバンド
領域についてのみ前記前記中間データ生成部によって生
成された中間データを修正して前記中間データの重なり
を除去したのち前記格納手段に書き戻す単層化手段と、
前記格納手段が保持する前記中間データ生成手段によっ
て生成された中間データあるいは前記単層化手段によっ
て重なりを除去された中間データをビットマップデータ
に展開する描画手段と、前記描画手段で展開されたビッ
トマップデータを出力する出力手段とを備えている。
【0008】この構成においては、重なっている描画要
素の領域のうち最終的に隠れてしまう部分については描
画処理を行わずにすみ、重なっている描画要素の多いバ
ンドの描画処理時間を小さく抑えることができる。した
がって、たとえグラデーションなどの重なりのために描
画に多くの時間がかかるドキュメントをプリントする場
合においても、描画時間を保証することができる。ま
た、すべてのバンドについて描画した後に結果を圧縮し
て、それを展開するという方式と比較して、格段にプリ
ント処理時間を短くできる。
【0009】なお、本発明は、方法として実現すること
もできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。
【0011】図1は本発明による実施例の構成を表すブ
ロック図である。図1において印刷処理装置は、ドキュ
メント作成部1と、スプール部2と、字句解釈部3と、
中間データ生成部4と、描画時間予測部5と、ページバ
ッファ部6と、シーケンス制御部7と、展開描画部8
と、単層化処理処理部9と、出力部10とから構成され
ている。
【0012】ドキュメント作成部1は、パーソナルコン
ピュータやワークステーション内において、文書作成や
編集等を処理するアプリケーションプログラムで生成さ
れた文書データから記述言語で記述された印刷データを
作成する機能を備えたものである。本実施例で対象とす
る記述言語は、例えばGDI、Acrobatで代表さ
れるPDF(Portable Document F
ormat)、PostScript等のページ記述言
語(Page Description Langua
ge)である。
【0013】スプール部2は、ドキュメント作成部1で
生成された印刷データを入力するための通信機能、ある
いは変換処理部3へ出力されるまでの間印刷データを一
時記憶する機能等を備えたものである。
【0014】字句解析部3は、スプール部2より入力さ
れた印刷データを定められた記述言語のシンタックスに
従ってトークンとして切り出し、そのトークンを中間デ
ータ生成部4に出力するものである。
【0015】中間データ生成部4は、字句解析部3から
出力されるトークンを受け取って解釈し、描画命令を実
行し、各描画命令に対する台形を基本単位としたデータ
を生成し、ページバッファ部6へ送る。中間データを生
成する目的は、展開描画部8での高速な展開処理を可能
にし、また、展開描画部8における描画処理時間を予測
可能にするために行なう。そのため、中間データは描画
時間が予測可能な程度に簡単化されている。
【0016】描画時間予測部5においては、描画時間が
予測可能な程度に簡単化された中間データを入力して描
画時間の予測を行なう。
【0017】ページバッファ部6は、中間データ生成部
4から入力される中間データをバンド毎に1ページ分記
憶し、展開描画部8の要求に応じて1バンド分づつ中間
データを送出する。また、ページバッファ部6は、単層
化処理部9から入力される単層化中間データをバンド毎
に1ページ分記憶し、展開描画部8の要求に応じて1バ
ンド分づつ中間データを送出する。
【0018】シーケンス制御部7は、描画時間予測部5
の予測結果をもとに、ページバッファ部6、展開描画部
8、単層化処理部9、出力部10の処理フローを制御す
る。
【0019】展開描画部8は、場合に応じて以下の2つ
のフォーマットの中間データの描画処理およびを行
なう。
【0020】展開描画部8は、バンドバッファ部6に
蓄えられる中間データをバンド単位で読み出し、展開描
画部8内のバンドバッファメモリに印字データを作成す
る。この処理は展開処理部8内の2つのバンドバッファ
メモリに交互に蓄積される。尚、後述するように本実施
例で利用される出力部10は、カラーページプリンタで
あり、バッファメモリに交互に蓄積される印字データは
出力部10で印字している記録色の印刷データに対応し
ている。続いて、バンドバッファメモリに蓄積された印
字データは、出力部10の印字データ要求に応じて、出
力部10に出力される。
【0021】展開描画部8は、ページバッファ部6に
蓄えられる単層化中間データをバンド単位で読み出し、
展開描画部8内のバンドバッファメモリに印字データを
作成する。続いて、バンドバッファメモリに蓄積された
印字データは、出力部10の印字データ要求に応じて、
出力部10に出力される。
【0022】単層化処理部9は、シーケンス制御部7か
ら入力されるバンド番号を入力してページバッファ6か
ら対応するバンドの中間データを入力しこれを単層化処
理してページバッファ部6の対応するバンドのバッファ
に再び書き戻す。
【0023】出力部10は、展開描画部8のバンドバッ
ファメモリから出力される印字データを受け取って、記
録用紙に印字し出力するものである。更に、詳しくは、
CMYBK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)
カラーの色毎に露光、現像、転写を繰り返すことにより
フルカラー画像を出力できるレーザー走査方式の電子写
真方式を用いたカラーページプリンタである。また出力
部10は、インクジェット方式のカラープリンタでもよ
い。この場合には、展開描画部8のバンドバッファメモ
リから出力部10に出力される印字データは4色分同時
である。
【0024】次に上述したように構成された印刷処理装
置における印刷データの流れについて整理する。ドキュ
メント作成部1で作成された印刷データは、スプール部
2を介して、字句解析部3に入力される。字句解析部3
において印刷データから切り出されたトークンは、中間
データ生成部4に入力される。中間データ生成部4では
そのトークンを解釈してバンド単位に分割した中間デー
タが生成される。中間データ生成部4で生成された中間
データはページバッファ部6に送られ、バンド単位に1
ページ分記憶される。このとき中間データは、描画オブ
ジェクトデータ毎に、どのバンドに属しているかのバン
ドID、画像、文字、図形等の種類、描画の属性、オブ
ジェクトの外接矩形が付加されている。ページバッファ
部6は、展開描画部8の要求に応じて中間データを送り
出す。描画時間予測部5において、描画処理が1バンド
に割当てられる処理時間以内に終了すると予測された場
合には、シーケンス制御部7は出力部10を起動して、
展開処理部8から出力される印字データをプリントす
る。描画時間予測部5において、描画処理が1バンドに
割当てられる処理時間以内に終了しないと予測された場
合には、シーケンス制御部7は単層化処理部9を起動し
て、処理時間が間に合わないバンドの中間データを単層
化処理するように制御する。単層化処理部9は中間デー
タの重なりを除去する単層化処理を行なってページバッ
ファ部6にバンド毎に単層化中間データを格納する。ペ
ージバッファ部6が1ページ分の単層化中間データある
いは単層化処理していない中間データを用意した後に、
シーケンス制御部7は展開描画部8と出力部10を起動
する。展開描画部8はページバッファ部6からバンド毎
に中間データあるいは単層化中間データを入力して、こ
れを展開し、出力部10へ印字データを送出する。
【0025】以上、本発明の印刷処理装置の概要につい
て記述した。次に、この印刷処理装置の主要部の詳細に
ついて説明する。
【0026】初めに、中間データ生成部4について詳細
を説明する。
【0027】中間データ生成部41は、図2に示すよう
に、命令実行部41と、文字処理部42と、図形処理部
43と、画像処理部44と、データ量計算部A45と、
データ量計算部46Bとから構成される。
【0028】命令実行部41は、字句解釈部41から送
られてきた命令を実行し、実行された命令が表す描画要
素の種類に応じて、命令実行の結果得られるデータを文
字処理部42、図形処理部43、画像処理部44へ出力
する。文字処理部42では、入力されたコード情報をも
とに内部のフォント記憶部からフォントデータを読み出
しこれをベクター形式の台形データに変換して出力す
る。図形処理部44では、入力された図形データを処理
してベクター形式の台形データに変換して出力する。画
像処理部44では、命令実行部41により生成された画
像ヘッダと画像データを入力し各種の画像処理を行な
う。入力された画像データは、JPEG(Joint
Photographic Expert Grou
p)などの標準的な画像圧縮フォーマットで圧縮されて
いる場合には画像処理に先だってそれを伸張する。ま
た、画像データは非圧縮形式で入力される場合もある。
次に画像処理部44は、アフィン変換、解像度変換など
の画像処理を行ない出力される。出力される画像は圧縮
されている場合と圧縮されていない場合がある。データ
量計算部A45は、文字処理部42及び図形処理部43
から入力されるベクター形式の台形データを入力してバ
ンド毎に台形データの個数と台形データに含まれるワー
ドの数(K)を計算し、バンド毎に累計する。ワードは
展開描画ユニットが描画を行なう際に一度に取り扱う画
素の集合としてのビット列である。ここでワード数
(K)を、図3に模式的に示す。図3において3つの矩
形あるいは台形領域はすべて6画素の高さを持つとす
る。左端の矩形においては、横幅が1ワード内に含まれ
るので、K=6である。中央の矩形領域は横幅が2ワー
ドにまたがっているので、K=12である。右端の台形
は横幅が5ワードにまたがっており、K=25である。
バンド毎の台形の個数及びワード数の累計は、描画時間
予測部5へ出力される。また、文字処理部42及び図形
処理部43から入力される台形データは、そのまま展開
描画部8へ出力される。データ量計算部B46は画像処
理部44から画像データを入力してバンド毎に画像の面
積と画像のマスクに含まれるワード数を計算する。画像
マスクのワード数は、データ量計算部A45で計算され
る台形に含まれるワード数の計算と同様である。データ
計算部B46に入力される画像データはそのまま展開描
画部8へ出力される。データ計算部B46で計算された
画像データの面積と画像マスクに含まれるワード数は、
バンド毎に描画時間予測部5へ出力される。
【0029】中間データ生成部4が生成する中間データ
のデータ形式を図4に示す。図4において、中間データ
は、ページヘッダ部とN個のバンドデータからなる。ペ
ージヘッダ部は、プリントジョブID(Job I
D)、ページ番号(Page Num)からなる。各バ
ンドのデータ部は、バンド番号(Band Num)、
と複数のオブジェクトデータの組、及びバンド終了デー
タ(End of Band)からなる。1つのオブジ
ェクトデータの組はオブジェクトID(Object
ID)、オブジェクト情報(Object Inf
o)、データ(Data)からなる。オブジェクト情報
は、オブジェクトの種類、文字及び図形の場合には色情
報やフォーマット情報、画像の場合には展開描画部8で
行なわれる画像処理の種類とそのパラメータまた圧縮フ
ォーマットの情報、などが格納されている。フォーマッ
トには、画像データのためのJPEG圧縮、 LZW圧
縮(Lempel−Ziv & Welch)、図形デ
ータのためのランレングス圧縮、ベクター圧縮、文字デ
ータのための、ランレングス圧縮、ベクター圧縮、文字
コード、文字キャッシュコード等がある。
【0030】次に、描画時間予測部5について説明す
る。図5に描画時間予測部5の構成を示す。図5におい
て、51はデータ量記憶部、52は時間T記憶部、53
は処理時間計算部である。データ量記憶部51は、中間
データ生成部4から入力されるバンド毎の台形と画像の
データ量を記憶する。時間T記憶部52は、1バンドに
割当てられる固定的な時間Tを記憶するレジスタであ
る。時間T記憶部52への時間Tの書き込みは図示され
ないCPUにより行なわれるか、あるいはROMとして
固定的な値が焼かれていても良い。処理時間計算部53
は、図6に示すフローチャートに従って、データ量記憶
部51からの入力によって処理時間を計算し、シーケン
ス制御部7への出力を行なう。フローチャートはS1か
らS8の8つの処理ステップからなる。まず、S1にお
いて、Band Numberを1とする。次に、現在
処理中のバンドに含まれる台形と画像のデータ量を入力
する。文字及び図形の場合にはバンド毎の台形データの
個数(J)と台形データに含まれるワードの数(K)を
累計した値である。画像データの場合にはバンド毎の画
像の面積(L)と画像のマスクに含まれるワード数
(M)を累計した値である。S3では、入力したデータ
量をバンド処理時間予測関数Pによってバンドの処理時
間を計算する。例えばPは次式のような関数である。
【0031】
【数1】 P1=a×J+b×K (1) P2=c×L+d×M (2) ここで、a,b,c,dは予め定められた係数である。
ここでP1は概算値でP2は詳細値である。P1は概算
値であるので、係数a,bは予測の保証をするという意
味で若干大きめの値を用意する。S4では、S3で計算
された概算の処理時間P1が時間Tよりも小さいかどう
かを判断し、小さい場合にはS7へ飛ぶ。そうでなけれ
ば、S5へ進む。ここでS7へ飛ぶ場合にはS3の詳細
な処理時間の計算も必要でないし、入力される台形デー
タに含まれるワードの数(K)や画像のマスクに含まれ
るワード数(M)の累計値も必要ない。S5ではS3で
計算された詳細な処理時間P2が時間Tよりも小さいか
どうかを判断し、小さい場合にはS7へ飛ぶ。そうでな
ければ、S6へ進む。S6では、シーケンス制御部に現
在のBand Numberを出力する。S7では、現
在のBand Numberが最大であるかどうかを調
べ、最大であれば終わり、そうでなければS8へ進む。
S8では、Band Numberを+1してS2へ進
む。
【0032】ページバッファ部6は、バンド毎に展開描
画部8への入力データを格納する1ページ分のバッファ
である。中間データ生成部4からは、バンド毎の中間デ
ータを入力するが、以下で説明するように、場合によっ
てはページバッファ部6からの中間データを単層化処理
処理部9で単層化処理処理した結果である単層化中間デ
ータを格納する。
【0033】シーケンス制御部7は、プリントするペー
ジ毎に、図7のフローチャートに従って、展開描画部
8、単層化処理部9、出力部10での処理を制御する。
図7のフローチャートは、S11からS14までの4つ
のステップからなる。S11において、シーケンス制御
部7は、描画時間予測部5から、中間データの展開描画
部8での描画処理が時間Tに間に合わないBand N
umberをすべて入力する。S12において、描画処
理が時間Tに間に合わないBand Numberが少
なくとも1つあるか調べ、あればS13に進む。なけれ
ば、S14へ飛ぶ。S13において、出力部10の起動
に先だって、単層化処理部9を起動して中間データを単
層化処理し、この単層化中間データをページバッファ部
6に書き込む。このとき単層化処理部9は、シーケンス
制御部7から入力されるBandNumberを入力し
て、その番号に対応するバンドの中間データをページバ
ッファ部6から入力し、入力された中間データを単層化
処理して、その結果を現在処理しているバンド番号に対
応するページバッファ部6内部のバンドの入力バッファ
に書き戻す。S14において、シーケンス制御部7は展
開描画部8及び出力部10を起動して、バンド順に展開
あるいは描画を行ないながら出力部10でプリント処理
を行なう。ここで、バンド毎に展開描画部8が入力する
データは、中間データであるか単層化処理部9において
単層化処理されたデータであるかの区別があり、これは
入力されるデータのヘッダ部にどちらかの区別が分かる
ようなコード情報が書き込まれている。このコード情報
に従って、展開描画部8は、対応する処理を行ない、直
接プリントできるデータ形式である、ビットマップデー
タを生成する。
【0034】図8に展開描画部8の内部構成を示す機能
ブロック図を示す。図8において、80は入力部、81
は入力バンドバッファA、82は入力バンドバッファ
B、83は制御部、84は描画部、85は出力バンドバ
ッファA、86は出力バンドバッファB、87はシルア
ル信号出力部である。入力部80は、制御部83の制御
によってページバッファ部6内に格納されるバンド毎の
入力データを入力し、入力バンドバッファA81あるい
は入力バンドバッファB82のいずれかに入力されたデ
ータを格納する。入力バンドバッファA81及び入力バ
ンドバッファB82の使用は、一方が入力データを入力
している場合には、他方に格納済のデータを描画部84
に出力しており、またその逆である。描画部84は、中
間データ生成部4で生成される中間データを入力して、
出力部10で直接プリントできるデータ形式に展開処理
を行なう。描画部84は、入力バンドバッファ81ある
いは入力バンドバッファ82から中間データを入力し
て、出力バンドバッファA85あるいは出力バンドバッ
ファB86へ描画結果を格納する。出力バンドバッファ
A85及び出力バンドバッファB86の使用は、一方が
描画部84の結果を入力している場合には、他方は格納
済のデータを出力部10に出力しており、またその逆で
ある。制御部83はシーケンス制御部7からバンド番号
と制御信号を入力して、80から82及び85から87
で示される他のブロックを制御する。シルアル信号出力
部87は、出力バンドバッファ85あるいは出力バンド
バッファ86から描画済のビットマップデータを入力し
て、シリアル信号に変換し、出力部10から入力される
出力クロックに同期して、CMYKそれぞれの色のドッ
トデータを出力する。
【0035】描画部84は、文字及び図形に対する中間
データである台形を描画する。台形描画は、図9に示さ
れるような4点からなるデータ形式の台形領域を描画す
る。図10に、描画部84の機能ブロック図を示す。中
間データ入力部8400は、入力バンドバッファA81
あるいは入力バンドバッファB82から1つ1つの台形
をなすデータを読み込んで、座標計算部A8401およ
び座標計算部B8402に台形データを出力する。座標
計算部A8401は、台形の左側のエッジ(図9のエッ
ジP01)の座標計算を担当し、エッジ上の座標値をP
0からP1に向かって順に出力する。座標計算部B840
2は、台形の右側のエッジ(図9のエッジP23)の座
標計算を担当し、エッジ上の座標値をP2からP3に向か
って順に出力する。エッジ描画部8403は、座標計算
部A8401及び座標計算部B8402から入力される
座標値により、台形のx軸に平行な直線を描画する。
【0036】図11に、座標計算部の機能ブロック図を
示す。入力された台形データからDDAパラメータ計算
部8404によって4点の台形データ(P0,P1
2,P3)のDDA(デジタル・デファレンシャル・ア
ナライザ)のパラメータが計算される。すなわち、傾き
や残差の初期値などのDDAのパラメータが計算され、
DDA処理部8405に出力される。DDA処理部84
05は、入力されたパラメータに基づいてDDA処理を
行い、最後に求めた点に対する移動方向と移動量を出力
する。座標更新部8406は、入力された移動方向と移
動量から現在保持している座標値を更新して出力する。
座標の初期値は、中間データ入力部8400によって設
定される。
【0037】図12は、エッジ描画部8403のブロッ
ク図である。エッジ描画部8403は、座標値A/B及
び色情報を入力して台形の内部領域を塗りつぶす。アド
レス計算部8407は、座標値A/Bを入力して、描画
するエッジ成分のアドレスを計算する。マスク演算部8
408は、座標値A/Bの値を入力して、描画するワー
ド中の有効なビットを表すマスクを出力する。データ演
算部8409は、固定的な色を表す色データを入力し、
この値をワード分に展開してスクリーン処理回路に出力
し、スクリーン処理した結果をRmodW部8410に
出力する。RmodW部8410は、入力されたアドレ
ス、マスク、データを用いて以下の処理をすることによ
り描画を行なう。まず、アドレスにより、バンドバッフ
ァをリードする。これにより読み込まれたデータをSo
urce、マスクデータをMask、描画データをDa
taとすると、(Mask*Data+Mask#*S
ource)の値を演算して同一アドレスに書き戻す。
ただし、*は論理積、+は論理和、#は論理否定をそれ
ぞれ表す。この処理は、描画するエッジが含まれるワー
ド毎に繰り返し行われる。また、データ演算部8409
では、描画データに対してスクリーン処理が行なわれ、
ガンマ補正とハーフトーン処理が行なわれる。スクリー
ンパターンは入力されるデータが文字/図形/画像の場
合にそれぞれ最適化したスクリーンパターンが切り替え
て用いられる。
【0038】次に単層化処理部9について説明する。図
13は単層化処理部9の内部構成を示すものである。図
13において、900は単層化制御部、901は入力バ
ッファ部、902は重なり判定部、903は分割処理
部、904は出力バッファ部である。単層化制御部90
0は、シーケンス制御部7からのBand Numbe
rを入力して、入力されたバンド数分の単層化を、入力
バッファ部901、重なり判定部902、分割処理部9
03、出力バッファ部904を繰り返し用いて、単層化
処理を行なうように制御する。入力バッファ部は、単層
化処理制御部900から、単層化処理するBand N
umberを入力して、ページバッファ部6から対応す
る中間データを入力する。重なり判定部902は入力バ
ッファ部903から中間データである台形を入力して、
これらの間の重なりがあるかどうかを判定する。バンド
当たりの重なり判定部での処理のオーダーはO(n2
である。重なり判定は、台形の外接矩形を用いて行なっ
ても良いし台形をなす4辺の正確な位置及び傾きを用い
て行なっても良い。重なり判定部902で他の中間デー
タと重なりがないと判断された台形データは何も処理し
ないでそのまま出力バッファ部904へ出力され格納さ
れる。重なりがあると判定された2つの台形データは分
割処理部903へ出力されて重なりのない台形に分割さ
れる。分割処理部903の入出力を図14に示す。台形
905及び906はお互いに重なりを持つ台形を示す領
域である。この2つの台形領域905及び906は分割
処理部903で、907、908、909、910、9
11からなる5つの台形に分割される。ここでは分割の
詳細なアルゴリズムは割愛するが、分割される台形の数
ができるだけ小さくなるように行なう。分割された台形
は再度入力バッファ部901に書き戻され、他の台形と
重なりがなくなるまで分割処理を繰り返される。入力バ
ッファ部901に台形データがなくなると、処理は終了
する。出力バッファ部904は重なりのない分割された
台形データの集合を1バンド分入力して、ページバッフ
ァ部6の対応するバンドバッファに書き戻される。画像
の場合には、台形で表される画像マスクデータについて
図13の単層化処理が行なわれる。
【0039】図15は単層化処理部9を実現する別の方
法である。912は単層化制御部、913は入力バッフ
ァ部、914は描画部、915は描画バッファ部、91
6は中間データ再生成部、917は出力バッファ部であ
る。単層化制御部912は、シーケンス制御部7からの
Band Numberを入力して、入力されたバンド
数分の単層化を、入力バッファ部913、描画部91
4、描画バッファ部915、中間データ再生成部91
6、出力バッファ部917を繰り返し用いて、単層化処
理を行なうように制御する。入力バッファ部は、単層化
処理制御部912から、単層化処理するBand Nu
mberを入力して、ページバッファ部6から対応する
中間データを入力する。描画部914は入力バッファ部
913から中間データを入力して、描画バッファ部91
5に描画を行なう。描画部914の内部構成と処理のた
めの動作は、先に説明した図8における描画部84のそ
れらと同様である。描画バッファ部915は、描画部9
14によって描画されたビットマップデータを格納する
ためのものである。中間データ再構成分916は、描画
バッファ分915から描画されたビットマップデータを
読み出して、ランレングス圧縮などの方法を用いること
により、描画バッファ部915のビットマップデータを
再び中間データ生成部4が出力する中間データフォーマ
ット(図4に説明される)に合うデータを再生成して出
力バッファ部917に格納する。尚、ランレングス圧縮
などの手法により抽出される1つのエッジ成分は、高さ
1の台形と見なすことができるので、中間データ生成部
4が出力する中間データフォーマットに合うデータを生
成することが可能となる。出力バッファ部917は、描
画部914、描画バッファ部915、中間データ再生成
部916により単層化された重なりのない中間データを
格納し、ページバッファ部6の対応するバンドバッファ
に書き戻される。
【0040】図13及び図15で説明した単層化処理部
9の処理は、必ずしもバンドすべてのデータについて行
なう必要はなくそのバンドの描画部8での描画処理が予
め定められた時間以内に終了することが保証されれば、
途中でやめても良い。すなわち、1つのバンドの中間デ
ータに対して部分的に単層化処理を行なうように変更し
ても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、中間デ
ータを用いたレンダリングにおいて、中間データからラ
スタデータへの展開が予め定められた時間以内に終了し
ないバンドバッファに対してのみプリントエンジンの起
動に先だって、単層化処理を行なうことにより、たとえ
グラデーションなどの重なりのために描画に多くの時間
がかかるドキュメントをプリントする場合においても、
描画時間を保証することができるというメリットがあ
る。また、すべてのバンドについて描画した後に結果を
圧縮して、それを展開するという方式と比較して、格段
にプリント処理時間を短くできるというメリットがあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による実施例の構成を表すブロック図
である。
【図2】 中間データ生成部の内部ブロック図である。
【図3】 ワード数(K)を模式的に示す図である。
【図4】 中間データ生成部が生成する中間データのデ
ータ形式を示す図である。
【図5】 描画時間予測部の構成を示す図である。
【図6】 処理時間計算部の処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図7】 シーケンス制御部が展開描画部、圧縮部、出
力部での処理を制御するフローチャートである。
【図8】 展開描画部の内部構成を示す機能ブロック図
である。
【図9】 描画部が処理する、文字及び図形に対する中
間データである台形を示す図である。
【図10】 描画部の機能ブロック図である。
【図11】 座標計算部の機能ブロック図である。
【図12】 エッジ描画部のブロック図である。
【図13】 単層化処理部の内部構成を示すブロック図
である。
【図14】 分割処理部の入出力を示す図である。
【図15】 単層化処理部を実現する別の方法を示す図
である。
【符号の説明】
1 ドキュメント作成部 2 スプール部 3 字句解釈部 4 中間データ生成部 5 描画時間予測部 6 ページバッファ部 7 シーケンス制御部 8 展開描画部 9 単層化処理部 10 出力部 41 命令実行部 42 文字処理部 43 図形処理部 44 画像処理部 45 データ量計算部A 46 データ量計算部B 51 データ量記憶部 52 時間T記憶部 53 処理時間計算部 80 入力部 81 入力バンドバッファA 82 入力バンドバッファB 83 制御部 84 描画部 85 出力バンドバッファA 86 出力バンドバッファB 87 シリアル信号出力部87 900 単層化制御部 901 入力バッファ部 902 重なり判定部 903 分割処理部 904 出力バッファ部 905から911 台形 912 単層化処理部 913 入力バッファ部 914 描画部 915 描画バッファ 916 中間データ再生成部 917 出力バッファ部 8400 中間データ入力部 8401 座標計算部A 8402 座標計算部B 8403 エッジ描画部 8404 DDAパラメータ計算部 8405 DDA処理部 8406 座標更新部 8407 アドレス計算部 8408 マスク演算部 8409 データ演算部 8410 RmodW処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも文字、図形、画像の描画要素
    のいずれかを有し、所定の描画命令で記述された印刷デ
    ータを入力する入力手段と、 前記印刷データに含まれる描画要素をバンド領域毎に分
    割して中間的なデータフォーマットの中間データに変換
    する中間データ生成手段と、 前記中間データ生成手段により生成された中間データを
    前記文字、図形、画像の描画要素のビットマップデータ
    に展開するのに要する時間を予測する描画時間予測手段
    と、 前記中間データ生成手段により生成された中間データを
    バンド領域毎に格納する格納手段と、 前記描画時間予測手段により予め定められた時間以内に
    展開することができないと判断されたバンド領域につい
    て前記格納手段によって保持される中間データを修正し
    て前記中間データの重なりを除去したのち前記格納手段
    に書き戻す単層化手段と、 前記格納手段が保持する前記中間データ生成手段によっ
    て生成された中間データあるいは前記単層化手段によっ
    て重なりを除去された中間データをビットマップデータ
    に展開する描画手段と、 前記描画手段で展開されたビットマップデータを出力す
    る出力手段とを備えた印刷処理装置。
  2. 【請求項2】 前記単層化手段における修正処理は前記
    中間データ生成手段が生成するデータの描画領域を表す
    図形データの分割により行なうことを特徴とする請求項
    1に記載の印刷処理装置。
  3. 【請求項3】 前記単層化手段における修正処理は前記
    中間データ生成手段が生成するデータをビットマップデ
    ータに展開して再び前記中間的なフォーマットに戻すこ
    とを特徴とする請求項1に記載の印刷処理装置。
  4. 【請求項4】 前記単層化手段における重なりの除去を
    1つのバンド領域に含まれる前記中間データ生成手段が
    生成するデータの一部についてのみ部分的に行なうこと
    を特徴とする請求項1、2または3に記載の印刷処理装
    置。
  5. 【請求項5】 少なくとも文字、図形、画像の描画要素
    のいずれかを有し、所定の描画命令で記述された印刷デ
    ータを入力する入力ステップと、 前記印刷データに含まれる描画要素をバンド領域毎に分
    割して中間的なデータフォーマットの中間データに変換
    する中間データ生成ステップと、 前記中間データ生成ステップにより生成された中間デー
    タを前記文字、図形、画像の描画要素のビットマップデ
    ータに展開するのに要する時間を予測する描画時間予測
    ステップと、 前記中間データ生成ステップにより生成された中間デー
    タをバンド領域毎に格納する格納ステップと、 前記描画時間予測ステップにより予め定められた時間以
    内に展開することができないと判断されたバンド領域に
    ついて前記格納ステップによって格納された中間データ
    を修正して前記中間データの重なりを除去したのち修正
    済み中間データとして書き戻す単層化ステップと、 前記中間データ生成ステップによって生成され格納され
    ている中間データあるいは前記単層化ステップによって
    重なりを除去されたのち書き戻された修正済み中間デー
    タをビットマップデータに展開する描画ステップと、 前記描画ステップで展開されたビットマップデータを出
    力する出力ステップとを備えた印刷処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1302441C (zh) * 2002-07-23 2007-02-28 株式会社理光 图像处理方法及其装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1302441C (zh) * 2002-07-23 2007-02-28 株式会社理光 图像处理方法及其装置
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