JP2000255116A - 印刷処理装置および印刷処理方法 - Google Patents

印刷処理装置および印刷処理方法

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JP2000255116A
JP2000255116A JP11061145A JP6114599A JP2000255116A JP 2000255116 A JP2000255116 A JP 2000255116A JP 11061145 A JP11061145 A JP 11061145A JP 6114599 A JP6114599 A JP 6114599A JP 2000255116 A JP2000255116 A JP 2000255116A
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data
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expansion
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JP11061145A
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English (en)
Inventor
Koki Uetoko
弘毅 上床
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウエアによって展開処理を行い印刷を
行なう構成において、展開処理の効率的実行が可能な印
刷処理装置を提供する。 【解決手段】 構成変更により複数の展開処理を並列に
実行可能な展開処理部を有する印刷処理装置において、
描画要素と展開処理部のハードウェア構成IDを対応づ
けたテーブルを作成し、ハードウェア構成ID毎の処理
データ量から展開処理時間を推定し、処理時間の大きい
ものから順に複数のハードウェア構成IDを選択して並
列に処理する構成としたことにより、実行される並列展
開処理の処理時間の差が減少し、処理時間の削減が達成
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷処理装置およ
び印刷処理方法に関する。さらに詳細には、所定の描画
命令で記述された描画データを入力し、入力描画データ
を中間データに変換し、さらにハードウェアによって展
開処理を実行して印刷出力を行なう構成において、展開
処理を効率的に実行することの可能な印刷処理装置およ
び印刷処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】小型、高速のデジタル印刷に適した電子
写真方式のページプリンタの開発に伴い、従来の文字情
報中心の印刷から脱皮した、画像、図形、文字などを同
様に取り扱い、図形、文字等の拡大、回転、変形などが
自由に制御できる記述言語を用いる印刷処理装置が一般
に普及してきた。このような記述言語の代表的な例とし
て、PostScript(Adobe System
s社商標)、Interpress(Xerox社商
標)、Acrobat(Adobe Systems社
商標)、GDI(Graphics Device I
nterface、Microsoft社商標)等が知
られている。
【0003】記述言語で作成されている印刷データは、
ページ内の任意位置の画像、図形、文字を表現する描画
命令及びデータを任意の順で配置した命令及びデータ列
で構成されており、本発明に係わるページプリンタで印
字するためには、印字前に印刷データをラスタ化しなけ
ればならない。ラスタ化というのは、ページ又はページ
の一部を横切る一連の個々のドットまたは画素へ展開し
てラスタ走査線を形成し、そのページの下へ引き続く走
査線を次々に発生する過程である。
【0004】従来のページプリンタは、印字前にページ
全体の印刷データをラスタ化し、ページバッファメモリ
に記憶していた。しかしながら、ページ全体に対するラ
スタデータを記憶するためには、大量のメモリを必要と
する。特に、最新の電子写真方式のカラーページプリン
タでは、C(Cyan),M(Magenta),Y
(Yellow),BK(Black)の4色のトナー
に対応するラスタデータを必要とするとともに、白黒ペ
ージプリンタ以上に画質が要求されるため、1画素当た
り複数のビット情報を持つのが一般的であり、さらに大
量のメモリを必要とする。
【0005】この大量のメモリの必要性に対し、コスト
低減の観点からメモリ要求を低減させる技術として、最
近バンドメモリ技術が登場してきた。バンドメモリ技術
は、ページプリンタの印字前に1ページ分の印刷データ
を全てラスタ化するのではなく、記述言語で作成されて
いる印刷データを、印刷データをラスタ化するよりも速
くラスタ化可能な比較的簡単な中間データに変換し、1
ページを隣接する複数の領域(バンド)に分割し、各バ
ンドに対応する中間データを記憶した後、ラスタ展開処
理部に順次転送し、バンドに対応するバッファメモリに
展開する技術である。
【0006】バンドメモリ技術では、中間データを記憶
するためのメモリは新たに必要であるが、ラスタデータ
のための大容量を必要とするバッファメモリを低減する
ことが可能となる。しかし、一般的なバンドメモリ技術
では、あるバンドのラスタデータの印字が終了までに、
次のバンドに対する中間データからラスタデータへの展
開を終了させる必要がある。印刷データに複雑な図形描
画命令や扱うデータ量の大きい画像描画命令が含まれて
いる場合、あるいは1ページ内の特定のバンドに複雑な
図形描画命令や画像描画命令が含まれている場合等、中
間データからラスタデータへの展開が間に合わない状況
が発生する可能性がある。
【0007】そこで中間データからラスタデータへの展
開処理を高速化するために専用ハードウェアを利用する
ことが考えられた。上に述べたように、ページ内に描画
される対象としては、画像、図形、文字があり、これら
はそれぞれのオブジェクトの型に応じて特殊な処理を必
要とする。例えば、画像の場合、解像度変換、アフィン
変換、これらの処理に伴う補間、色処理等である。ま
た、図形の場合には、座標変換、ベクタ/ラスタ変換、
塗りつぶし処理等が必要である。また、文字の場合に
は、アウトライン座標の変換、ヒント処理、ベクタ/ラ
スタ変換、塗りつぶし処理等が必要である。そこで、こ
れらすべての処理に対応する専用ハードウェアを1つづ
つ用意することが必要となる。しかしこの場合、メモリ
量を削減出来たとしても、追加する専用ハードウェア量
が多くなってシステム全体が高価になるという問題があ
った。また中間データをビットマップにする目的のH/
Wは、中間データをビットマップにする時だけにしか使
用できず、処理に応じた専用ハードウェアを並列的に用
意して置くことはその使用率を考えると大変無駄である
という問題があった。
【0008】従来このような問題を解決する試みとし
て、全ての展開処理機能について並列にハードウエアを
設けるのでは無く、ハードウェアのプログラマビリティ
あるいは構造を再構成することにより機能を可変し、少
ないハードウエアで多くの機能を高速に実現しようとす
る試みが行われている。そのような考え方を持った本発
明に関する従来技術として、特開平10−278361
がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】特開平10−2783
61は、入力された印刷データを出力装置に出力するた
めの展開処理を再構成ハードウェアを使って行うことに
より、必要なハードウェア量を減らすと共に、処理対象
の印刷データに応じて最適なハードウェア構成を採用す
ることでスループットの向上を図っている。例えば、印
刷データに含まれる描画要素の重なりを判定して、判定
情報と前記印刷データの内容とを基に、印刷データの描
画要素を並び換えることによって、再構成ハードウェア
手段を並列動作させることと、再構成ハードウェア手段
の構成の変更回数を少なくすることで、再構成ハードウ
ェア手段による展開処理を高速化することが可能になる
としている。しかし、再構成ハードウェアが全てのハー
ドウェア資源を書き替える機能しか有していない場合、
本例では並列動作している展開手段の処理時間にばらつ
きがあると、速く展開が終了したモジュールがあって
も、全ての処理が終了するまでは次のモジュールの処理
が開始できず、全体のスループットが低下するという問
題があった。
【0010】本発明は以上のような点を考慮してなされ
たものであり、少なくとも画像、図形、文字を含む印刷
データの内容に応じて、全体の処理時間が短くなるよう
に、展開処理に用いられるハードウェアの再構成を効率
的に行えるようにすることで、同一のハードウェア資源
を用いて高速かつ省資源な印刷処理を可能にすることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために成された印刷処理装置に関するものであ
る。即ち、本発明の印刷処理装置は、少なくとも文字、
図形、画像の描画要素のいずれかを有し、所定の描画命
令で記述された印刷データを入力する入力手段と、入力
手段に入力された印刷データに基づいて、該印刷データ
に含まれる描画要素に対応させて展開処理構成情報を付
加して、展開処理構成情報付加中間データを生成する変
換処理手段と、複数の機能ブロックを有し、複数の構成
に変更可能で、該変更に応じた複数の処理が可能な展開
処理手段であり、描画要素毎の展開処理量を見積り、展
開処理構成情報毎の描画要素の展開処理量の総量を、異
なる展開処理構成情報毎に比較し、該比較結果に応じて
展開処理を実行する複数の機能ブロックの構成を変更し
て、複数の機能ブロックを用いて中間データの展開処理
を実行する展開処理手段と、展開処理手段で展開された
展開処理データを出力する出力手段とを備えたことを特
徴とする。
【0012】さらに、本発明の印刷処理装置において、
展開処理手段は複数の機能ブロックを有するハードウェ
ア手段によって構成され、複数の機能ブロックを有する
ハードウェア手段は並列に2以上の展開処理を実行する
ことの可能な構成を有することを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の印刷処理装置において、
変換手段は、描画要素を示すオブジェクトデータを格納
する入力バッファにおける各オブジェクトデータ格納ア
ドレスと、描画要素の展開処理構成情報を示す識別情報
とを対応させたテーブルを作成する構成を有し、展開処
理手段はテーブルを走査することによって共通の展開処
理構成情報を有する描画要素を選択して、展開処理構成
情報毎の描画要素の展開処理量の総量を求める構成であ
ることを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の印刷処理装置において、
展開処理手段は共通の展開処理構成情報を有する描画要
素を選択して、該選択描画要素のデータサイズを算出
し、該データサイズに基づいて展開処理構成情報毎の描
画要素の展開処理量の総量を求める構成であることを特
徴とする。
【0015】さらに、本発明の印刷処理装置において、
展開処理手段は共通の展開処理構成情報を有する描画要
素を選択して、該選択描画要素のデータサイズを算出
し、展開処理構成情報毎の単位データサイズあたりの処
理時間に上記算出データサイズを乗算した乗算値を求
め、該乗算値に基づいて展開処理構成情報毎の描画要素
の展開処理量の総量を求める構成であることを特徴とす
る。
【0016】さらに、本発明の印刷処理装置において、
展開処理手段は、展開処理構成情報毎の展開処理量の総
量を昇順または降順に並び替え、該並び替えられた順に
展開処理構成情報を選択し、該選択された展開処理情報
に基づいて展開処理を実行する複数の機能ブロックの構
成を変更して展開処理を実行する構成であることを特徴
とする。
【0017】さらに、本発明の印刷処理装置において、
展開処理手段は、展開処理手段において並列に展開処理
可能な複数の展開処理構成情報を選択し、選択された複
数の展開処理構成情報に基づいて複数の異なる展開処理
を並列に実行する構成を構築する構成を有することを特
徴とする。
【0018】さらに、本発明の印刷処理装置において、
展開処理手段は変更可能な複数の展開処理手段の構成に
対応する複数の構成コードを記憶した構成コード記憶部
を有し、描画要素に対応づけられた展開処理構成情報を
示す識別情報に基づいて構成コード記憶部から該識別情
報に対応する構成コードを選択し、該選択された構成コ
ードに従って展開処理手段の再構成を行うことにより、
展開処理構成情報に従った展開処理を実行可能な構成に
変更するものであることを特徴とする。
【0019】さらに、本発明の印刷処理装置において、
展開処理手段は展開処理された展開処理データを該展開
処理データの出力バッファにおける格納アドレスデータ
とともに出力バッファに格納する構成であり、出力バッ
ファにおける格納アドレスデータは、変換手段の生成す
るテーブルに配列されたアドレスデータ順と同様の順番
に従って格納するものであることを特徴とする。
【0020】さらに、本発明の印刷処理方法は、少なく
とも文字、図形、画像の描画要素のいずれかを有し、所
定の描画命令で記述された印刷データを入力する入力ス
テップと、入力された印刷データに基づいて、該印刷デ
ータに含まれる描画要素に対応させて展開処理構成情報
を付加して、展開処理構成情報付加中間データを生成す
る変換処理ステップと、複数の機能ブロックを有し、複
数の構成に変更可能で、該変更に応じた複数の処理が可
能な展開処理手段における展開処理ステップであり、描
画要素毎の展開処理量を見積り、展開処理構成情報毎の
描画要素の展開処理量の総量を、個々の異なる展開処理
構成情報毎に比較し、該比較結果に応じて展開処理を実
行する複数の機能ブロックの構成を変更して、複数の機
能ブロックを用いて中間データの展開処理を実行する展
開処理ステップと、展開処理ステップで展開された展開
処理データを出力する出力ステップとを有することを特
徴とする。
【0021】さらに、本発明の印刷処理方法において、
変換ステップは、描画要素を示すオブジェクトデータを
格納する入力バッファにおける各オブジェクトデータ格
納アドレスと、描画要素の展開処理構成情報を示す識別
情報とを対応させたテーブルを作成するステップを有
し、展開処理ステップはテーブルを走査することによっ
て共通の展開処理構成情報を有する描画要素を選択し
て、展開処理構成情報毎の描画要素の展開処理量の総量
を求めることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の印刷処理装置およ
び印刷処理方法の実施例について、図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0023】
【実施例】図1は本発明による実施例1の構成を表すブ
ロック図である。図1において画像処理装置は、印刷デ
ータ作成部1と、印刷データ入力部2と、変換処理部3
と、展開処理部4と、出力部5とから構成されている。
さらに、展開処理部4は、再構成可能展開処理部40
と、再構成制御部41と、構成データ管理部42とから
構成されている。以下、図1に示す本実施例の各構成要
素の概要および動作について説明する。
【0024】印刷データ作成部1は、パーソナルコンピ
ュータやワークステーション内において、文書作成や編
集等を処理するアプリケーションプログラムで生成され
た文書データから記述言語で記述された印刷データを作
成する機能を備えたものである。本実施例で対象とする
記述言語は、例えばGDI、Acrobatで代表され
るPDF(Portable Document Fo
rmat)、PostScript等のページ記述言語
(Page Description Languag
e)である。
【0025】印刷データ入力部2は、印刷データ作成部
1で生成された印刷データを入力するための通信機能、
あるいは変換処理部3へ出力されるまでの間印刷データ
を一時記憶する機能等を備えたものである。
【0026】変換処理部3は、印刷データ入力部2より
入力された印刷データから展開処理部4における印字デ
ータへの展開処理可能な中間データに変換して展開処理
部4に出力する。中間データを生成する目的は、展開処
理部4での高速な展開処理を可能にすることである。
【0027】また変換処理部3の生成する中間データに
は、展開処理に関する情報として展開処理部4の再構成
可能展開処理部40に書き込まれる構成データに対する
識別子であるハードウェア構成IDが付加される。ハー
ドウェア構成IDは展開処理部4の再構成可能展開処理
部40の展開処理構成を設定するための識別子であり、
その詳細については後段で説明する。
【0028】展開処理部4は、変換処理部3から出力中
間データをバンド単位に読み出し、展開処理を実行して
展開処理部4内のバンドバッファメモリに印字データを
作成する。すなわち変換処理部3から出力される中間デ
ータを受領し、出力部5において出力可能なデータへの
展開を行なう。
【0029】入力データには画像、図形、文字が含ま
れ、これらはそれぞれのオブジェクトの型に応じて特殊
な処理を必要とする。例えば、画像の場合、解像度変
換、アフィン変換、これらの処理に伴う補間、色処理等
である。図形の場合には、座標変換、ベクタ/ラスタ変
換、塗りつぶし処理等である。文字の場合には、アウト
ライン座標の変換、ヒント処理、ベクタ/ラスタ変換、
塗りつぶし処理等が必要である。本発明の展開処理部4
は、ハードウェアのプログラマビリティあるいは構造を
再構成することにより機能を可変し、少ないハードウェ
アで多くの機能を高速に実現させた再構成可能展開処理
部40を有し、再構成可能展開処理部40によって様々
な展開処理を可能としている。再構成可能展開処理部4
0を構成する再構成ハードウェア部については後段で説
明するが、例えばフィールド・プログラマブル・ゲート
・アレイ(FPGA)がある。
【0030】展開処理部4において展開処理されたデー
タは展開処理部4内の2つの出力バッファメモリに交互
に蓄積される。尚、後述するように本実施例で利用され
る出力部5は、カラーページプリンタであり、バッファ
メモリに交互に蓄積される印字データは出力処理7で印
字している記録色の印刷データに対応している。続い
て、バンドバッファメモリに蓄積された出力画像データ
は、出力部5のデータ要求に応じて、出力装置に交互に
出力される。展開処理部4についての詳細は後述する。
【0031】出力部5は、展開処理部4のバンドバッフ
ァメモリから出力される印字データを受け取って、記録
用紙に印字し出力するものである。更に、詳しくは、C
MYBK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)カ
ラーの色毎に露光、現像、転写を繰り返すことによりフ
ルカラー画像を出力できるレーザー走査方式の電子写真
方式を用いたカラーページプリンタである。また出力部
5は、インクジェット方式のカラープリンタでもよい。
この場合には、展開処理部4のバンドバッファメモリか
ら出力部5に出力される印字データは4色分同時であ
る。
【0032】次に上述したように構成された印刷処理装
置における印刷データの流れについて整理する。印刷デ
ータ作成部1で作成された印刷データは、印刷データ入
力部2を介して、変換処理部3に入力される。変換処理
部3では印刷データから切り出されたトークンを解釈し
てバンド単位に分割した中間データが生成され、バンド
単位に1ページ分記憶される。このとき中間データは、
台形集合を基本としたデータに、どのバンドに属してい
るかの情報、画像、文字、図形等の種類、描画の属性、
台形集合に対する外接矩形、データの属性によって決ま
るハードウェア構成IDが付加されたものである。そし
て変換処理部3は、展開処理部4の要求に応じて中間デ
ータを送り出す。
【0033】一方、展開処理部4では、変換処理部3か
ら入力される中間データに付加されたハードウェア構成
IDによって、必要に応じて構成データ管理部42から
構成データを入力し、再構成制御部41の制御により再
構成可能回路の機能を書き換える。また、展開処理部4
では、中間データを受け取って出力部5で最初に記録さ
れる印字データでバンドバッファメモリが満たされるま
で展開処理が行われる。
【0034】出力部5のサイクルアップ、あるいは出力
準備が完了すると、バンドバッファメモリから出力部5
に、出力部5の記録速度に応じて印字データが1ライン
毎に転送され、印字が行われる。1つのバンドバッファ
メモリの印字データが印字されている間に、片側のバン
ドバッファメモリが印字データで満たされるまで展開処
理が実行される。展開処理部4の印字データへの展開及
び出力部5での印字は、1ページ分の印刷データが処理
されるまで、色毎にあるいは4色同時に繰り返される。
さらに、上記印刷データが複数ページで構成される場合
は、全ページの出力が終了するまで繰り返される。
【0035】以上、本発明の印刷処理装置の概要につい
て記述した。次に、この印刷処理装置の展開処理部4の
詳細について説明する。
【0036】図2に、展開処理部4内で実際に展開処理
を実行する構成部である再構成可能展開処理部40のブ
ロック図を示す。変換処理部3で生成されたバンド毎の
中間データは、中間データ転送制御部402により読み
込まれ、メモリ部405の入力バッファA,4050あ
るいは入力バッファB,4051へ書き込まれる。再構
成ハードウェア部400は、入力バッファA4050あ
るいは入力バッファB,4051から中間データを読み
込んで、展開して出力バンドバッファA,4052ある
いは出力バンドバッファB,4053へ描画する。
【0037】印字データ転送制御部403は、描画済の
出力バンドバッファA,4052あるいは出力バンドバ
ッファB,4053から展開された印字データを読み込
み、これを読み込んだワード毎にシリアル変換して、シ
リアル出力クロック信号に同期して出力部5へ出力す
る。
【0038】リフレッシュ制御部401は、入力バッフ
ァA,4050、入力バッファB,4051、出力バン
ドバッファA,4052、出力バンドバッファB,40
53、ワーク領域4054からなるメモリ部405のリ
フレッシュを制御する。アービトレーション部404
は、再構成ハードウェア部400、リフレッシュ制御部
401、中間データ転送制御部402、印字データ転送
制御部403、再構成制御部41、それぞれがメモリ部
405をアクセスする際に、それぞれのブロックに割当
てられたアクセスのプライオリティに応じてアービトレ
ーション制御を行なう。
【0039】入力バッファとバンドバッファの使用方法
について説明する。図3(a)及び図3(b)はそれぞ
れ、入力バッファAと入力バッファBに中間データを入
力中の、各バッファの使用状態を示すものである。図3
(a)においては、バンドiに対応する中間データを入
力バッファAに入力中であり、入力バッファBには既に
バンド(i−1)に対応する中間データが入力済みであ
る。再構成ハードウェア部400は入力バッファBに蓄
えられた中間データを読み出して、これを展開して、バ
ンドバッファBに描画する。バンドバッファAには、バ
ンド(i−2)に対応する中間データを展開描画した結
果の印字データが蓄えられており、印字データ転送制御
部403はこれを出力部5に読み出している。
【0040】図3(b)においては、バンド(i+1)
に対応する中間データを入力バッファBに入力中であ
り、入力バッファAには既にバンドiに対応する中間デ
ータが入力済みである。再構成ハードウェア部400
は、入力バッファAに蓄えられた中間データを読み出し
てこれを展開し、バンドバッファAに描画する。バンド
バッファBには、バンド(i−1)に対応する中間デー
タを展開描画した結果の印字データが蓄えられており、
印字データ転送制御部403はこれを出力部5に読み出
している。
【0041】ワーク領域4054は、展開処理部4が変
換処理部3から入力した中間データを展開するときに、
必要に応じて一時的なワーク領域として用いる。
【0042】図4に変換処理部3が展開処理部4の入力
バッファに格納する中間データ格納構成を示す。中間デ
ータは、1つの描画オブジェクトデータが格納される入
力バッファ上の場所を示す先頭アドレス(ADRn)
と、その描画オブジェクトを処理するハードウェア構成
を示すハードウェアID(HDIDn)とを一組のデー
タとして、各バンド毎に1つのテーブルを形成する。テ
ーブルの最後はNULLでターミネートされ、そのバン
ド内にはそれ以上描画オブジェクトは存在しないことを
示す。
【0043】このテーブルデータは、バンド内の各描画
オブジェクトの出現順にソートされている。つまり、テ
ーブルデータの最初の組に対応する描画オブジェクト
が、バンド内で最下位に描画され、最後の組(NULL
の前の組)に対応する描画オブジェクトがバンド内で最
上位に描画される。描画オブジェクト同士で重なりが発
生する場合は、先に出現する描画オブジェクトは後に出
現する描画オブジェクトに重なり部分が上書きされる。
テーブルデータの先頭アドレスが指し示す描画オブジェ
クトデータは、最初のデータから最後のデータまでワー
ド単位で入力バッファの連続した領域に格納されてい
る。
【0044】図4の左側に示す入力バッファは展開処理
部4に構成されたメモリ部405内の入力バッファであ
る。入力バッファにはバンド毎に中間データが格納され
る。各バンド毎のデータは図4の中央に示されるような
データ配列を持つ。ADR0、ADR1、ADR
2...は、それぞれの描画オブジェクトデータが格納
されている入力バッファ上の位置を示す先頭アドレスで
ある。図4に矢印で示すようにADR0、ADR1、A
DR2...は、それぞれの対応するオブジェクトデー
タOD0、OD1、OD2...のバッファにおけるデ
ータ格納先頭アドレスを示している。ここでOD0、O
D1、OD2...は、それぞれヘッダ情報を含む画像
データ及びリストデータである描画オブジェクトデータ
である。
【0045】個々のオブジェクトデータの先頭アドレス
ADR0、ADR1、ADR2...の各々に対応して
付加されているHDID1、HDID2、HDID
3...は、それぞれの描画オブジェクトに対して実行
すべき展開処理を実行可能な再構成可能展開処理部40
のハードウェア構成と1対1に対応するハードウェア構
成IDに変換したハードウェアIDである。例えばAD
R0で指定されるオブジェクトデータOD0の展開処理
は、再構成可能展開処理部40のハードウェア構成をハ
ードウェア構成ID:HDID1によって指定されるハ
ードウェア構成に編成して実行することが示されてい
る。以下同様にADR1で指定されるオブジェクトデー
タOD1の展開処理は、ハードウェア構成ID:HDI
D0によって指定されるハードウェア構成、ADR2で
指定されるオブジェクトデータOD2の展開処理はハー
ドウェア構成ID:HDID1によって指定されるハー
ドウェア構成で実行すればよいことが分かる
【0046】再構成可能展開処理部40が、中間データ
を展開する手順を図5に示す。再構成制御部41は、入
力バッファから図4に示すテーブルデータを入力して、
図5に示すフローチャートに従って再構成ハードウェア
部400を制御する。
【0047】まずS1において、入力バッファに格納さ
れている各バンド毎に1つ存在するテーブルから1組の
テーブルデータ、すなわち図4に示すアドレス[AD
R]とハードウエアID[HDID]の組を読み込む。
【0048】S2において、読み込まれたテーブルデー
タがNULLであるかチェックし、NULLであればS
5へ、NULLでなければS3へ処理を移す。テーブル
データの読み込みはテーブルの先頭データから順次行わ
れ、読み込まれたテーブルデータがNULLである場合
は、すべてのテーブルデータの読み込みが終了したこと
を意味する。読み込まれたテーブルデータがNULLで
ない場合は処理オブジェクトを指定するデータが読み込
まれたことを意味する。
【0049】読み込まれたテーブルデータがNULLで
ない場合は、S3において、読み込んだテーブルデータ
に含まれる先頭アドレスの値と前回読み込んだテーブル
データの先頭アドレス値との差分値を求める。前回読み
込んだテーブルデータの先頭アドレス値は専用のレジス
タに格納されており、差分値算出後はこのレジスタに今
回読み込んだテーブルデータに含まれる先頭アドレス値
を格納して、次回の差分値計算に備える。
【0050】S3、S4での処理について説明する。こ
の処理は、読み込んだテーブルデータに含まれる先頭ア
ドレスの値と前回読み込んだテーブルデータの先頭アド
レス値との差分値を求める処理であり、処理すべきオブ
ジェクトデータのデータサイズを求めるものである。大
きなデータであれば、先頭アドレスの差分値は大とな
り、小さなデータであれば差分値は小さくなる。これら
から展開処理部での処理負荷、処理時間の予測が可能と
なる。
【0051】S4では、読み込んだテーブルデータに含
まれるハードウェア構成IDに対応する描画オブジェク
トデータサイズレジスタにS3で算出した差分値とレジ
スタに格納されている値とを加算して描画オブジェクト
データサイズレジスタに書き戻す。そしてS1に移る。
【0052】S5において、ハードウェア構成ID毎の
描画オブジェクトデータサイズレジスタの値の大小関係
を比較器によって比較し、昇順あるいは降順に並べ替え
る。
【0053】図6に4種類のハードウェア構成IDに対
する描画オブジェクトデータサイズをサイズの大きい順
に並べ替えるソート回路の例を示す。図6中のスイッチ
回路は、ハードウェア構成IDと描画オブジェクトデー
タサイズの組を2組入力して比較器より出力される値に
より、出力順序を切り替える。比較においては、ハード
ウェア構成IDと描画オブジェクトデータサイズの組の
うち、描画オブジェクトデータサイズの値のみを入力
し、その大小比較の結果を出力する。
【0054】例えば図中の左側の2つのデータ(HDI
D0,DSREG0)と(HDID1,DSREG1)
との比較では、比較器ではDSREG0とDSREG1
との値のみを比較し、その結果(この例ではDSREG
1>DSREG0)に応じてスイッチ回路は値の大きい
方の組(HDID1,DSREG1)を左側に、小さい
方の組(HDID0,DSREG0)を右側に出力す
る。以下同様にして、最終的に描画オブジェクトデータ
サイズに応じた順序に並べ替えられる。これらの結果、
図6の最下段に示すようにデータは、左から(HDID
3,DSREG3)、(HDID1,DSREG1)、
(HDID0,DSREG0)、(HDID2,DSR
EG2)の順に並べ替えられ、データサイズの順に配列
される。
【0055】図5に戻ってフローの説明を続ける。S6
において、ソートされたハードウェア構成IDに対応す
る再構成ハードウェア部400の構成を決定する構成デ
ータを、構成データサイズの合計が再構成ハードウェア
部400の回路規模を超えない範囲で順に選択し、構成
データ管理部42から選択された単体の構成データある
いは複数の構成データの組を読み出して再構成ハードウ
ェア部400に書き込む。構成データの出力方法につい
ては後述する。
【0056】再構成ハードウェア部400は構成データ
に基づいて、様々な展開処理を実行する構成に書き換え
られる。1つの展開処理のみを実行する構成、2つ以上
の展開処理を並列に実行する構成等、様々な構成が可能
である。なお、本実施例では2つの展開処理を並列処理
する構成について説明する。
【0057】S6における再構成ハードウェア部60の
再構成が終了したら、S7においてテーブルデータ中の
データが格納されている先頭アドレス情報を再構成ハー
ドウェア部60に転送し、対応する描画オブジェクトデ
ータを読み出しながら展開処理を行う。S7の展開処理
の詳細は図7を用いて後段で説明する。
【0058】S7の展開処理が終了すると、S8におい
て、現在処理しているバンド内のテーブルデータに含ま
れる全ハードウェア構成IDに対する再構成が終了した
かどうかをチェックする。ソートされたハードウェア構
成IDに対して全て再構成が完了していなかったら、S
9に移る。全て再構成が完了していたら、テーブル内全
てのデータの展開処理が終了したことを意味するので、
テーブルデータのデータ処理を終了する。
【0059】S8において、現在処理しているバンド内
のテーブルデータに含まれる全ハードウェア構成IDに
対する再構成が終了していないと判断されると、S9に
おいて、構成データサイズの合計が再構成ハードウェア
部400の回路規模を超えない範囲で、次の単体あるい
は複数の構成データを再構成ハードウェア部400に書
き込んでS7に移る。S7では、次のHDIDに基づい
て再構成された展開処理部4の再構成ハードウェア部4
00において展開処理が実行される。このようにテーブ
ルに含まれるHDIDの種類に応じて、すべてのHDI
Dに基づく展開処理構成による展開処理が再構成ハード
ウェア部400において実行される。
【0060】なお、再構成可能展開処理部400は、例
えば2つの異なる展開処理を並列実行可能であるとすれ
ば、S9では2つのハードウェア構成IDに基づいて再
構成される。
【0061】次に、図7を用いて、図5のS7の処理、
すなわち展開処理手順を詳細に説明する。展開処理は、
図1で示す展開処理部4で行なわれる。
【0062】まずS71において、入力バッファに格納
されている各バンド毎に1つ存在するテーブルから1組
のテーブルデータ(1組の[ADRn,HDIDn]の
データ)を読み込む。
【0063】S72において、読み込んだテーブルデー
タがNULLであるかどうかのチェックを行う。NUL
LであればS7の処理を終了してS8へ、NULLでな
ければS73に処理を移す。テーブルデータは先頭から
順番に読み込まれるので、読み込まれたデータがNUL
Lである場合はテーブルデータ中の末尾データに達した
ことを意味する。
【0064】S73において、読み込んだテーブルデー
タ中のハードウェア構成IDが、現在、再構成ハードウ
ェア部60に書き込まれた構成データを示すハードウェ
ア構成IDと同じであるかどうかをチェックする。同じ
であればS74に処理を移し、同じでなければS71に
処理を移して、次のテーブルデータ読み込む。つまり図
8に示すように、1回のテーブル走査で、テーブルに登
録されているハードウェア構成IDが同じデータをまと
めて選択して、展開処理部において、これらをまとめて
処理するように制御する。
【0065】この構成により、展開処理部の再構成ハー
ドウェア部400の構成書き換え処理が削減されること
になり、処理速度の向上が図れる。
【0066】S74において、テーブルデータ中のデー
タが格納されている先頭アドレス情報を再構成ハードウ
ェア部60に転送し、展開処理開始信号を送る。展開処
理が終了して再構成ハードウェア部60での処理終了信
号を受け取ると、S61に移って入力バッファから次の
テーブルデータを読み込む。
【0067】以上のように、図5及び図7に示すフロー
に従った制御を再構成制御部41が行うことで、入力バ
ッファ中の中間データを展開処理する時間が削減でき
る。これは、構成データをハードウェア構成IDに対応
する描画オブジェクトのデータサイズ順に再構成するこ
とにより、複数の並列的な回路構成で展開処理を行う場
合、処理時間はデータサイズに比例するので各回路によ
る処理時間のばらつきを小さくでき、全体の処理の効率
化が図れるためである。この効果について図9を用いて
詳細に説明する。
【0068】図9は、ハードウェア構成IDの出現順に
再構成して展開処理するときの処理時間と、ハードウェ
ア構成IDをデータサイズに応じてソートした順に再構
成して展開処理するときの処理時間との概念図を示した
図である。この例では、ハードウェア構成IDの出現順
は(ID3,ID4,ID0,ID2,ID1,ID
5)であり、各ハードウェア構成IDに対応する描画オ
ブジェクトデータのサイズは大きい順に(ID2,ID
3,ID5,ID0,ID1,ID4)であるとする。
また、ここでは各ハードウェア構成IDに対応する回路
は互いに並列に動作可能であり、再構成ハードウェアに
対して同時に2種類の回路を構成できるものとする。
【0069】従来の処理装置の例が図9の上段である。
従来の処理装置は、ハードウェア構成IDの出現順に展
開処理部のハードウェアを再構成しているので、2つの
並列処理可能な回路構成で展開処理を行うときに、その
時々のデータサイズに応じて処理時間にばらつきが生
じ、並列処理の効果が発揮されにくくなる。すなわち、
図9の上段に示すように、例えば一方のHDID3の展
開処理構成での処理とHDID4での展開処理構成での
2つの展開処理が実行される場合、HDID4の展開処
理構成での展開処理が終了した後も、さらにHDID3
の展開処理が実行されているため、展開処理部の再構成
ハードウェアの書き換えを行なうことができず、HDI
D3の展開処理構成での展開処理の終了を待って、その
後に書き換えを行なうことになる。この図9の例では、
HDID4の展開処理終了後、HDID3の展開処理終
了を待機して、その後にHDID0とHDID2の2つ
の展開処理構成が再構成ハードウェア部に構築され、新
たな並列展開処理が開始される。このように2つの展開
処理において処理終了時間に大きな差がある場合、一方
が他方の処理終了を待機しなければならず、処理時間の
遅延を発生させる要因となる。
【0070】一方、図9の下段に示す本発明の例では、
ハードウェア構成IDをデータサイズに応じてソートし
た順に回路を再構成しているので、その時々のデータサ
イズに応じて処理時間の近いものから並列処理を行う構
成となっている。すなわち、ここではデータサイズの大
きいものから順に2つづつ選択して、2つの並列動作可
能な展開処理構成において展開処理を行なう。
【0071】従って、図9の上段に示す従来システムに
比較して、本発明の構成では2つの展開処理構成での展
開処理時間に大きな差が発生することがない。すなわち
一方の展開処理の終了後、他方の展開処理の終了を待つ
待機時間が、図9上段に示す従来例ように大きなのもの
とはならない。従って、展開処理部での並列処理の効果
を活かし、全体のスループット向上を図ることができ
る。
【0072】なお、各描画オブジェクトデータは先述し
たように入力バッファに連続して格納されているため
に、各描画オブジェクトに対する先頭アドレスの差分値
が描画オブジェクトデータサイズに比例する。従って、
同じハードウェア構成IDを持つオブジェクトデータの
先頭アドレスの差分値の総計を求め、これをソートする
ことで、各ハードウェア構成IDに対応するすべての描
画オブジェクトデータサイズの総計に応じたソート処理
が行われることになる。
【0073】すなわち、図4または図8に示すような態
様で各描画オブジェクトデータは入力バッファに連続し
て格納されている。各描画オブジェクトのデータサイズ
は、図5で説明したステップS3において先頭アドレス
差分値に基づいて算出される。さらに図5のステップS
4で同じHDIDを持つ描画オブジェクトのデータサイ
ズが順次加算される。
【0074】この処理の結果、例えば図4または図8で
示すテーブルに含まれるすべてのハードウェア構成ID
各々についての、オブジェクトデータサイズ総計が求め
られる。これらの総計データサイズの値の大きいものか
らハードウェア構成ID(HDID)を並べてこのHD
IDに従って展開処理部のハードウェア構成を決定す
る。
【0075】2つの展開処理の並列処理が可能な展開処
理部において展開処理を行なう場合について示したのが
図9である。図9の下段で示す例では、ハードウェア構
成ID(HDID)をデータサイズの大きいものから並
べた順番は、HDID2>HDID3>HDID5>H
DID0>HDID1>HDID4であり、これらの順
番に従って2つのハードウェア構成IDを上位から順に
選択して、再構成可能展開処理部40の構成を設定して
展開処理を実行する。
【0076】なお、ハードウェア構成ID(HDID)
をデータサイズの大きいものから並べた順番において、
後続の順番のHDIDに対応するデータサイズが先行す
るHDIDに対応するデータサイズの1/2より小さい
場合等は、先行するHDIDに対応するオブジェクトデ
ータの展開処理を2つ並列して実行するようにしてもよ
い。すなわち、図9において最もデータサイズの大きい
HDID2の対応データが次のデータサイズを持つHD
ID3のデータサイズの2倍以上でっある場合は、展開
処理部において、HDID2を処理する構成を2系列構
成し、この処理を優先して処理するようにして、そのH
DID2での並列処理が終了した後、HDID3とHD
ID5を組み合わせて並列処理を行なうようにしてもよ
い。
【0077】この処理を行なう場合は、図5の処理フロ
ーにおけるステップS6のソート処理において、大きな
データサイズ順にならべた連続する2つのHDIDのデ
ータサイズ比較を行ない、先行するものが後続するもの
の2倍以上であるか否かについて判定し、2倍以上であ
ればそのHDIDの対応するオブジェクトデータを分割
して処理するように構成すればよい。
【0078】さらに、図6で示したような順に総計デー
タサイズの大きいものからハードウェア構成ID(HD
ID)を並べた順番が決定された場合について説明す
る。図6ではHDID3>HDID1>HDID0>H
DID2であるので、例えば図1で示す展開処理部4
が、2つの展開処理を並列実行可能な再構成可能展開処
理部40を持つ場合、HDID3とHDID1の2つを
まず最初に再構成ハードウェア部400で並列に実行す
る展開処理のハードウェア構成IDとして選択する。こ
の選択された2つのハードウェア構成IDによって決定
されるハードウェア構成に基づいて再構成ハードウェア
部400を再構成して、HDID3とHDID1の2つ
の展開処理構成での展開処理を実行する。
【0079】この場合のオブジェクトデータの選択は、
図8に示すように入力バッファに生成されたテーブルか
ら同じHDIDを持つテーブルデータを順次選択して、
それぞれの選択されたテーブルデータ中の先頭アドレス
(ADRn)に基づいて指定のオブジェクトデータ(O
Dn)を取り出すことによって行われ、取り出されたオ
ブジェクトデータを展開処理部に順次転送して展開処理
を実行する。
【0080】図8ではHDID1のオブジェクトを順次
選択する例を示してある。上述の例では一方でHDID
3、他方でHDID1で決定される展開処理構成での展
開処理が実行されるので、テーブルからはHDID3の
データについても順次選択されることになる。HDID
3とHDID1に基づく展開処理が終了すると次にデー
タサイズの大きい2つの組、この場合(図6の例)は、
HDID0と、HDID2に基づいて再構成可能展開処
理部40を再構成され、図8で示すテーブルからHDI
D0と、HDID2を持つアドレスデータ(ADRn)
をそれぞれ選択して、選択されたアドレスデータに基づ
いてオブジェクトデータが展開処理部に順次入力されて
展開処理が実行される。
【0081】なお、上述の例では再構成可能展開処理部
40を2つの展開処理を並列実行可能な構成として説明
したが、2つ以上例えば3つの展開処理が可能な構成で
あれば、3つのハードウェア構成ID(HDID)を総
計データサイズの大きいものから順に選択してあつの展
開処理の並列処理を実行させてもよい。
【0082】なお、上述の例では単純に処理対象となる
オブジェクトデータのデータサイズに基づいて展開処理
時間を推測する例を示したが、さらに展開処理内容を考
慮して展開処理時間を推定することも可能である。
【0083】たとえば、ハードウェア構成ID(HDI
Dn)ごとに決定される展開処理の単位データサイズ当
たりの処理時間を予め求めておき、これをT(HDID
n)とする。オブジェクトデータのデータサイズをSi
ze(ODn)とすると、オブジェクトデータ(OD
n)の展開処理手段での処理時間T(ODn)は、 T(ODn)=T(HDIDn)×Size(ODn) によって求められる。
【0084】テーブルに含まれるハードウェア構成ID
(HDIDn)ごとの展開処理時間は、テーブルに含ま
れる同一のハードウェア構成ID(HDIDn)を持つ
オブジェクトデータについて、そのデータサイズと上記
の単位データサイズ当たりの処理時間T(HDIDn)
を乗算したものを累積加算すればよい。
【0085】このような処理をする場合のフローは、図
5に示すフローのステップS3において、上記式:(O
Dn)=T(HDIDn)×Size(ODn)を計算
する処理に置き換えたものとなる。
【0086】次に、展開処理の終了したデータの出力バ
ッファへの出力処理について説明する。再構成制御部4
1は、描画オブジェクトの描画順序を保持するため、図
10に示すように、描画順序に従って登録されている入
力バッファのテーブルと同じ登録順で、出力バッファに
もテーブルを作成する。図10の左に示すのが入力バッ
ファ中のデータ構成であり、右側に示すのが、再構成可
能展開処理部41での展開処理が終了した後に処理デー
タを格納する出力バッファである。
【0087】出力バッファに登録されるテーブルデータ
は、再構成ハードウェア部60による展開処理後の出力
画像データが格納されている先頭アドレス値(ADR
n)である。出力画像データ(ODnの出力)は、再構
成ハードウェア部60で展開処理された順序で格納され
ている。つまり、図8に示したように、入力バッファの
テーブルをスキップして走査した順序で格納されてい
る。印字データ転送制御部403は、出力バッファにあ
るテーブルのテーブルデータを順にNULLまで走査し
ながら、印字データを出力部5に転送する。上記のよう
にすることで、変換処理部3で解釈された順序、つまり
オブジェクトの描画順序を保持することが可能となる。
【0088】図11に、図1で示す展開処理部4内に構
成された構成データ管理部42の構成を示す。変換テー
ブル110は、ハードウェア構成IDを入力して、構成
コード記憶領域111のアドレス計算部112で計算し
た先頭アドレスCFADRとデータサイズCFSIZE
を出力するテーブルである。構成コード記憶領域111
は、実際のハードウェア構成IDに対する構成データが
記憶される領域で、各エントリーは可変長である。11
3は制御部で読み出し制御部114と追加・更新部11
5から成る。読み出し制御部114は、再構成制御部5
1から読み出し信号とハードウェア構成IDを入力し
て、変換テーブル110にハードウェア構成IDを出力
することにより構成データの構成コード記憶領域111
上の先頭アドレスとデータサイズを入力する。
【0089】次に、読み出し制御部114は、入力した
先頭アドレスCFADRを構成コード記憶領域111に
出力して、データサイズ分のハードウェア構成IDに対
応する構成データを構成コード記憶領域111から読み
出して、再構成制御部51に出力する。追加・更新部1
15は、図示されていないホスト計算機などを経由して
送られる構成データを追加・更新するための制御部で、
変換テーブル110のエントリと構成コード記憶領域1
11の構成データを、追加したり、削除したり、更新し
たりする。
【0090】構成コード記憶領域111には、単体の機
能を処理するさまざまな回路構成に対応した構成デー
タ、同一の機能が複数個ある並列的な回路構成に対応し
た構成データ、異なる機能が複数個ある並列的な回路構
成に対応した構成データ、異なる機能が複数個あるパイ
プライン的な回路構成に対応した構成データを備えてい
る。
【0091】これらの各構成データは実行すべき展開処
理を指定するハードウェアIDに基づいて決定されるも
のであり、本発明の実施例として説明してきた大きなデ
ータサイズのものから2つのハードウェア構成IDを選
択して2つの異なる展開処理を並列に実行する場合は、
選択された2つハードウェア構成IDに基づいて構成デ
ータが決定されて、構成データに基づいて再構成可能展
開処理部40の展開処理構成が制御される。この場合
は、選択された2つハードウェア構成IDに基づく展開
処理が並列に実行可能な構成に制御される。
【0092】次に、再構成ハードウェア部400の具体
的な構成と処理内容について例をあげて説明する。再構
成ハードウェア部400は、構成データ管理部42が管
理記憶する構成データを再構成制御部41の制御により
書き込むことにより、機能を変えることができる処理ブ
ロックである。典型的には、再構成ハードウェア部40
0は、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ
(FPGA)により構成できる。FPGAとしては、例
えばXILINX社のFPGAあるいは同等の構成要素
によって構成される。
【0093】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0094】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の印刷処理
装置および印刷処理方法によれば、展開処理手段におけ
る展開処理を、構成を変更することにより複数の処理を
可能とした展開処理部によって実行する構成とするとと
もに、共通の展開処理構成によって処理可能なオブジェ
クトデータのデータ量から求められる処理量を算出し
て、これを順次並列に処理するように構成したので、展
開処理手段の書き換え処理を必要最低回数に削減するこ
とが可能となるとともに、並列処理における一方の待機
時間が削減されるので、処理時間の大幅な削減が可能に
なる。
【0095】さらに、本発明の印刷処理装置および印刷
処理方法によれば、入力描画データに含まれる描画要素
に対して、各描画要素の格納アドレスに対応させて、個
々に実施すべき展開処理構成を展開処理構成IDとして
付加してテーブルに記憶する構成とし、展開処理構成I
Dを索引とする格納アドレスの抽出が可能となるととも
に、共通の展開処理構成で展開処理すべき描画要素のオ
ブジェクトデータを順次入力バッファから取り出すこと
が可能となり、迅速な展開処理手段へのオブジェクトデ
ータ入力が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の印刷処理装置の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】 本発明の印刷処理装置における再構成可能展
開処理部を示すブロック図である。
【図3】 本発明の印刷処理装置における入力バッファ
と出力バッファの使用方法について説明する図である。
【図4】 本発明の印刷処理装置における変換処理部で
作成されるテーブルを説明する図である。
【図5】 本発明の印刷処理装置における展開処理部に
おける処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】 展開処理部におけるハードウェア構成IDの
並べ替えを行う回路を示すブロック図である。
【図7】 本発明の印刷処理装置における展開処理部に
おける展開処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】 本発明の印刷処理装置におけるテーブル走査
の例を示す図である。
【図9】 ハードウェア構成IDの並べ替え処理を行っ
た場合と行わない場合の処理時間を比較する図である。
【図10】 本発明の印刷処理装置における出力バッフ
ァ上のテーブルに書き込むデータを説明する図である。
【図11】 本発明の印刷処理装置における構成データ
管理部の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 印刷データ作成部 2 印刷データ入力部 3 変換処理部 4 展開処理部 5 出力部 40 再構成可能展開処理部 41 再構成制御部 42 構成データ管理部 400 再構成ハードウェア部 401 リフレッシュ制御部 402 中間データ転送制御部 403 印字データ転送制御部 404 アービトレーション部 405 メモリ部 110 変換テーブル 111 構成コード記憶領域 112 アドレス計算部 113 制御部 114 読み出し制御部 115 追加・更新部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも文字、図形、画像の描画要素の
    いずれかを有し、所定の描画命令で記述された印刷デー
    タを入力する入力手段と、 前記入力手段に入力された印刷データに基づいて、該印
    刷データに含まれる描画要素に対応させて展開処理構成
    情報を付加して、展開処理構成情報付加中間データを生
    成する変換処理手段と、 複数の機能ブロックを有し、複数の構成に変更可能で、
    該変更に応じた複数の処理が可能な展開処理手段であ
    り、前記描画要素毎の展開処理量を見積り、前記展開処
    理構成情報毎の描画要素の展開処理量の総量を、異なる
    展開処理構成情報毎に比較し、該比較結果に応じて展開
    処理を実行する複数の機能ブロックの構成を変更して、
    前記複数の機能ブロックを用いて前記中間データの展開
    処理を実行する展開処理手段と、 前記展開処理手段で展開された展開処理データを出力す
    る出力手段とを備えたことを特徴とする印刷処理装置。
  2. 【請求項2】前記展開処理手段は複数の機能ブロックを
    有するハードウェア手段によって構成され、前記複数の
    機能ブロックを有するハードウェア手段は並列に2以上
    の展開処理を実行することの可能な構成を有することを
    特徴とする請求項1に記載の印刷処理装置。
  3. 【請求項3】前記変換手段は、前記描画要素を示すオブ
    ジェクトデータを格納する入力バッファにおける各オブ
    ジェクトデータ格納アドレスと、前記描画要素の展開処
    理構成情報を示す識別情報とを対応させたテーブルを作
    成する構成を有し、 前記展開処理手段は前記テーブルを走査することによっ
    て共通の展開処理構成情報を有する描画要素を選択し
    て、展開処理構成情報毎の描画要素の展開処理量の総量
    を求める構成であることを特徴とする請求項1または2
    に記載の印刷処理装置。
  4. 【請求項4】前記展開処理手段は共通の展開処理構成情
    報を有する描画要素を選択して、該選択描画要素のデー
    タサイズを算出し、該データサイズに基づいて展開処理
    構成情報毎の描画要素の展開処理量の総量を求める構成
    であることを特徴とする請求項3に記載の印刷処理装
    置。
  5. 【請求項5】前記展開処理手段は共通の展開処理構成情
    報を有する描画要素を選択して、該選択描画要素のデー
    タサイズを算出し、 展開処理構成情報毎の単位データサイズあたりの処理時
    間に上記算出データサイズを乗算した乗算値を求め、該
    乗算値に基づいて展開処理構成情報毎の描画要素の展開
    処理量の総量を求める構成であることを特徴とする請求
    項3に記載の印刷処理装置。
  6. 【請求項6】前記展開処理手段は、前記展開処理構成情
    報毎の展開処理量の総量を昇順または降順に並び替え、
    該並び替えられた順に展開処理構成情報を選択し、該選
    択された展開処理情報に基づいて展開処理を実行する複
    数の機能ブロックの構成を変更して展開処理を実行する
    構成であることを特徴とする請求項4または5に記載の
    印刷処理装置。
  7. 【請求項7】前記展開処理手段は、前記展開処理手段に
    おいて並列に展開処理可能な複数の展開処理構成情報を
    選択し、選択された複数の展開処理構成情報に基づいて
    複数の異なる展開処理を並列に実行する構成を構築する
    構成を有することを特徴とする請求項6に記載の印刷処
    理装置。
  8. 【請求項8】前記展開処理手段は変更可能な複数の展開
    処理手段の構成に対応する複数の構成コードを記憶した
    構成コード記憶部を有し、前記描画要素に対応づけられ
    た展開処理構成情報を示す識別情報に基づいて前記構成
    コード記憶部から該識別情報に対応する構成コードを選
    択し、該選択された構成コードに従って展開処理手段の
    再構成を行うことにより、前記展開処理構成情報に従っ
    た展開処理を実行可能な構成に変更するものであること
    を特徴とする請求項1乃至7いずれかに記載の印刷処理
    装置。
  9. 【請求項9】前記展開処理手段は展開処理された展開処
    理データを該展開処理データの出力バッファにおける格
    納アドレスデータとともに出力バッファに格納する構成
    であり、前記出力バッファにおける格納アドレスデータ
    は、前記変換手段の生成するテーブルに配列されたアド
    レスデータ順と同様の順番に従って格納するものである
    ことを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の印刷
    処理装置。
  10. 【請求項10】少なくとも文字、図形、画像の描画要素
    のいずれかを有し、所定の描画命令で記述された印刷デ
    ータを入力する入力ステップと、 前記入力された印刷データに基づいて、該印刷データに
    含まれる描画要素に対応させて展開処理構成情報を付加
    して、展開処理構成情報付加中間データを生成する変換
    処理ステップと、 複数の機能ブロックを有し、複数の構成に変更可能で、
    該変更に応じた複数の処理が可能な展開処理手段におけ
    る展開処理ステップであり、前記描画要素毎の展開処理
    量を見積り、前記展開処理構成情報毎の描画要素の展開
    処理量の総量を、個々の異なる展開処理構成情報毎に比
    較し、該比較結果に応じて展開処理を実行する複数の機
    能ブロックの構成を変更して、前記複数の機能ブロック
    を用いて前記中間データの展開処理を実行する展開処理
    ステップと、 前記展開処理ステップで展開された展開処理データを出
    力する出力ステップとを有することを特徴とする印刷処
    理方法。
  11. 【請求項11】前記変換ステップは、前記描画要素を示
    すオブジェクトデータを格納する入力バッファにおける
    各オブジェクトデータ格納アドレスと、前記描画要素の
    展開処理構成情報を示す識別情報とを対応させたテーブ
    ルを作成するステップを有し、 前記展開処理ステップは前記テーブルを走査することに
    よって共通の展開処理構成情報を有する描画要素を選択
    して、展開処理構成情報毎の描画要素の展開処理量の総
    量を求めることを特徴とする請求項10に記載の印刷処
    理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196468A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置及び制御プログラム
US7428066B2 (en) 2001-04-09 2008-09-23 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and method for verifying a printer controller
JP2016016573A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置および画像形成装置

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