JPH11119481A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11119481A
JPH11119481A JP9296304A JP29630497A JPH11119481A JP H11119481 A JPH11119481 A JP H11119481A JP 9296304 A JP9296304 A JP 9296304A JP 29630497 A JP29630497 A JP 29630497A JP H11119481 A JPH11119481 A JP H11119481A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の濃度制御を、必要なときに必
要な条件のみ制御することにより、無駄な制御時間や、
消耗品のロスを防ぎ、かつ所望の濃度特性を常に安定し
て得られるような画像形成装置を提供する。 【解決手段】 濃度制御手段による濃度調整を開始する
前に、一次帯電器14、レーザスキャンユニット5(露
光手段)及び黒色現像器8,カラー現像器9(現像手
段)の画像形成条件を所定の条件に定めたうえで基準ト
ナー像を形成し、該基準トナー像の画像濃度を濃度セン
サ13(濃度検出手段)により検出し、その検出情報に
応じて前記濃度制御手段による濃度調整を行なうか否か
を判断する濃度制御前判断手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式によ
る画像形成装置に関し、形成される画像の画像濃度の制
御を行なう技術に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の画像形成装置においては、装置自
身が自動的に画像形成の濃度調整を行なう濃度制御機構
を具備しているものがあり、安定した出力特性を得られ
る様工夫がなされている。
【0003】濃度制御は、例えば画像形成時の高圧条件
としての現像バイアスDC成分や一次帯電バイアスを調
整したり、画像信号変換装置内の信号変換テーブルを調
整したりする方式により行っている。
【0004】尚、具体的には様々な濃度制御方式が行わ
れているが、ここではその中の一方式について説明す
る。
【0005】まず、出力画像の最も高濃度の領域(0〜
FFhの256階調の再現できる画像形成装置であれ
ば、そのFFh時の濃度。以下Dmaxと呼ぶ)が一定
の濃度になるように現像バイアスDC成分を制御(以下
Dmax制御と呼ぶ)する。
【0006】現像バイアスDC成分を変化させながら画
像形成を行い、その濃度を測定することによってDma
xが所望の濃度になるような現像バイアスDC成分を決
定する。
【0007】この場合における濃度測定方法は、赤外線
を照射しその反射光量を測定することにより行ってい
る。また、その濃度測定場所は、一般的には感光体上、
あるいは中間転写体上である。
【0008】次に、低濃度領域の濃度(以下Dlowと
呼ぶ)が適正になるように一次帯電バイアスと現像バイ
アスDC成分を制御(以下Dlow制御と呼ぶ)する。
【0009】具体的には、Dlowを出力できる所定の
画像信号により画像形成を行い、その濃度が所望の値に
なるように、一次帯電電位と現像バイアスDC成分を変
化させる。その時に、Dmax制御で得られたDmax
値を変えないように一次帯電電圧と現像バイアスDC成
分をコントロールする。
【0010】Dmax制御と、Dlow制御を行うこと
により画像形成装置の出力特性の上下を抑えることが出
来た。
【0011】次に、中間調を所望の濃度に制御するため
の制御(以下Dhalf制御と呼ぶ)を行う。 Dha
lf制御は、中間調領域(具体的には20〜E0hあた
り)の画像形成をDmax,Dlow制御により決定さ
れた高圧条件により行い、その濃度を測定し、所望の出
力特性が得られるように、画像信号変換装置内の画像信
号変換テーブルを書き換える。
【0012】従って、3種類の制御のそれぞれの目的
は、 Dmax制御 :Dmaxを一定にする Dlow制御 :Dlowを安定にすることで、カブリ
等の異常画像の発生を防止するよう適正なVback量
(一次帯電電位−現像バイアスDC成分)を確保する Dhalf制御:所望の出力特性を得られるようにする
ことである。
【0013】このように、Dmax,Dlow,Dha
lfの3つの制御を行うことにより安定した出力画像を
得ることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
Dmax,Dlow,Dhalfの3種類の濃度制御を
常に行うには非常に時間を要する。Dmax制御により
現像バイアスDC成分を振り(調整のために異なる値に
よる複数の画像を形成する)、Dlow制御により現像
バイアス価DC成分と一次帯電バイアスを振り、Dha
lf制御により画像形成信号を振り画像形成をする必要
があるため、長時間を要してしまう。
【0015】特に、複数種類の画像処理を行う画像形成
装置の場合、その処理数分のDhalf制御を行う必要
があるので更に時間を要することになる。
【0016】現在は、この時間のかかる濃度制御を、あ
る所定の条件で動作させている。例えば電源投入時や所
定枚数画像出力後、所定時間経過後の条件で起動させて
いるのが一般的である。
【0017】しかしながらこのような起動条件による
と、濃度制御を行う必要の無いとき(装置の画像形成濃
度が標準値に入っている場合等)にも濃度制御を行って
しまうことになり、時間的なロスや消耗品への悪影響等
を与えることになる。
【0018】また逆に、本当に濃度制御の必要な状態に
なったときに制御を行わないという事も起こりうる。
【0019】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、必要な
ときに必要な条件のみ制御するような濃度制御を行うこ
とにより無駄な制御時間や、消耗品のロスを防ぎ、かつ
所望の濃度特性を常に安定して得られるような画像形成
装置を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、像担持体と、この像担持体を帯電
させる帯電手段と、前記像担持体を露光して静電潜像を
形成する露光手段と、形成された静電潜像をトナーによ
り現像する現像手段と、形成されるトナー像の画像濃度
を調整するために、前記いずれかの手段の画像形成条件
を変更した複数の評価トナー像を形成し、該複数の評価
トナー像の画像濃度を濃度検出手段により検出し、その
検出情報に応じて前記いずれかの手段の画像形成条件の
調整を行なう濃度制御手段と、を備える画像形成装置に
おいて、前記濃度制御手段による濃度調整を開始する前
に、前記帯電手段と露光手段及び現像手段の画像形成条
件を所定の条件に定めたうえで基準トナー像を形成し、
該基準トナー像の画像濃度を前記濃度検出手段により検
出し、その検出情報に応じて前記濃度制御手段による濃
度調整を行なうか否かを判断する濃度制御前判断手段を
備えることを特徴とする。
【0021】また、前記基準トナー像は、像担持体の非
画像形成領域もしくは連続して形成される2つの通常ト
ナー像の間の領域に形成されることも好適である。
【0022】また、前記濃度制御前判断手段により形成
される基準トナー像は、少なくとも高濃度画像と低濃度
画像の基準となる2種類の基準トナー像であることを特
徴とすることも好適である。
【0023】また、前記濃度制御手段による濃度制御
は、高濃度制御用と低濃度制御用の少なくとも2種類あ
り、前記濃度制御前判断手段による高濃度画像と低濃度
画像の基準となる2種類の基準トナー像の画像濃度の検
出情報に対応させて動作させることを特徴とすることも
好適である。
【0024】また、前記濃度制御前判断手段は、高濃度
画像と低濃度画像の基準となる2種類の基準トナー像の
画像濃度の検出情報により、濃度制御を行なうか否かを
判断し、さらに高濃度制御を行なうか、低濃度制御を行
なうか、あるいは両方の制御を行なうかを判断すること
を特徴とすることも好適である。
【0025】また、前記濃度制御前判断手段は、その判
断結果に基づき、前記濃度制御手段による濃度制御の実
施タイミングを変更することを特徴とすることも良い。
【0026】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図2に本発明を適用した第1の実施の
形態におけるデジタル電子写真方式の画像形成装置F1
の画像形成部の主要構成部の断面構成を示す。
【0027】1は像担持体としての感光ドラムであり、
円筒形の感光体表面1aの周囲に、帯電手段としての一
次帯電器14、感光体表面1aの残存トナーを回収する
ことにより感光ドラム1をクリーニングするクリーニン
グローラ7を備えたクリーニング装置6、感光体表面1
aをレーザ露光することによりに静電潜像を形成する露
光手段としてのレーザスキャナユニット5、感光体表面
1aの静電潜像を現像する現像手段としての黒色現像器
8、イエロー,マゼンタ,シアン色の現像を行なうカラ
ー現像器9、現像された感光体表面1a上のトナー像を
転写する像担持体としての中間転写ドラム2を配置して
いる。
【0028】また、中間転写ドラム2の周囲には、感光
ドラム1の他に中間転写ドラム2のクリーニングを行な
う中間転写ドラムクリーニングローラ4、感光ドラム1
から転写されたトナー像の画像濃度を測定するための濃
度検出手段としての濃度センサ13、転写帯電器15、
被転写材であるシート材Pを搬送すると共に中間転写ド
ラム2とのニップ部でトナー像を転写させるための転写
・搬送ベルト装置3が配置されている。
【0029】尚、図示されるように、濃度センサ13の
検出値はA/D変換されて濃度制御手段であるCPU1
6(その他の制御も行なう)に入力されている。
【0030】また、一次帯電器14の一次帯電バイアス
制御、現像器8,9の現像バイアス制御、転写帯電器1
5の帯電電圧制御等の各種制御はCPUからの制御信号
に基づき(D/A変換)、制御されている。
【0031】この画像形成装置F1においては、画像濃
度に基づき1画素当り多値の出力が可能としており、デ
ジタル画像信号をD/A変換しレーザードライバ(不図
示)を通ってレーザスキャナユニット5内の半導体レー
ザを発光させる。本実施の形態では、1画素当り256
値である。
【0032】そのレーザ光は、一次帯電器14によって
均一にある電位に帯電された像担持体上に照射され静電
潜像を形成する。レーザ光によって感光ドラム1上に描
かれた静電潜像は現像装置8,9によってトナーを現像
されて顕画化される。
【0033】その像を一旦中間転写ドラム2上に転写
し、転写帯電器15によって転写し、シート材Pの搬送
経路の下流側に配置された定着装置(不図示)によって
シート材P上にトナーを定着させ、排紙部から出力画像
として排出される。
【0034】また本画像形成装置には、中間転写体2上
での画像濃度を測定するための濃度センサ13を具備し
ている。この濃度センサ13により画像濃度を測定し、
濃度制御を行う。しかし、濃度センサ13の位置は中間
転写体2上に限定されるものではなく、像担持体である
感光ドラム1上や、トナー像を転写するシート材に対向
させて設けることも可能である。
【0035】この濃度センサ13における、画像濃度と
濃度センサ13出力の関係を図3に示す。図3(a)は
イエローの画像濃度に対するセンサ出力の関係、図3
(b)は黒の画像濃度に対するセンサ出力の関係であ
る。
【0036】この濃度センサ13の出力から濃度を算出
し、その信号によって制御を行っている。
【0037】電子写真方式の画像形成装置では、装置の
経年変化(感光体ドラムの特性変化等)や設置環境条件
(温度や湿度等)現像特性や感光特性等の変動により、
何も制御せずに濃度を安定させることは困難である。
【0038】そこで、本実施の形態は濃度制御を行うこ
とにより安定した出力特性を得ることの出来る画像形成
装置を提供するものである。以下に濃度制御の具体的な
方法について述べる。
【0039】図4に、Dmax,Dlow両制御を行う
場合の濃度制御のフローチャートを示す。Dmax,D
low制御自体は、従来技術の項で説明したものと同様
の方法により行なうことが可能である。
【0040】濃度制御を開始すると(シーケンスS1、
以後S1,S2・・・と略記)、はじめにDmax制御
を行う(S2)。
【0041】まず、感光ドラム1上を所定の一次帯電電
位(ここでは−550V)に帯電する(S3)。
【0042】次に所定の画像信号値(本実施の形態では
A0H)のパルス幅変調方式でレーザにて画像露光し複
数の評価トナー像となる静電潜像(基準画像)を形成す
る(S4)。
【0043】基準画像は、各色8個のパッチから成り立
っている。一つのパッチサイズは、約20mm角前後
で、そのパッチを副走査方向に各色8個ずつ形成する。
そして、各パッチを現像バイアスを−100Vから−4
50Vまでを50Vきざみで8段階に振って現像し複数
の評価トナー像として顕画化する(S5)。但し現像バ
イアス値は、これらの値に限定されるものではない。そ
して、その複数の評価トナー像を中間転写体2に転写す
る。
【0044】次に、その中間転写体2上の複数の評価ト
ナー像を濃度センサ13で読み取り、あらかじめ設定さ
れた目標のDmax濃度を得られる現像バイアスを算出
する(S6)。
【0045】本実施の形態は、フルカラー画像形成装置
であるので、Yellow,Magenta,Cya
n,Blackの4色それぞれこの濃度制御を行う。し
たがって、各色で異なる現像バイアスが算出されること
も十分に有り得る。
【0046】Dmax制御が完了したら、次はDlow
制御を行う(S7)。
【0047】Dlow制御では、まず感光ドラム1上に
所定の画像信号値(本実施の形態においては20H)の
パルス幅変調方式にて複数の評価トナー像となる基準画
像を上記のDmax制御時と同様に形成する。但し、そ
の時の一次帯電電位は本実施の形態では430Vから7
10Vまで40Vきざみで、現像バイアスはDmax制
御で求められた値が4パッチ目になるように6Vきざみ
で、それぞれを同時に振りながら8画像を形成する(S
8、S9、S10)。
【0048】感光ドラム1上の複数の評価トナー像を中
間転写ドラム上に転写し、その画像を濃度センサ13で
読み取る。その読取値から、あらかじめ設定された目標
のDlow濃度を得られるように一次帯電電位、現像バ
イアス値を算出する。この時、一次帯電電位と現像バイ
アスはDmax制御であわせたDmaxを変化させずに
Dlowをコントロールするような値に設定している
(S11、S12)。
【0049】次に画像形成時における濃度制御動作につ
いて説明する。本実施の形態では、画像形成信号が入力
されると、ある条件、具体的には所定枚数出力毎や、環
境変動後の画像形成時などで、濃度制御前判断を行う。
【0050】その濃度制御前判断のフローチャートを図
1に示す。
【0051】画像形成動作が開始され、濃度制御前判断
の実行命令が出されたら(S21)、まず基準トナー像
を形成する。具体的には、画像信号20HとA0Hで、
一次帯電電位、現像バイアスは前回の濃度制御で求めら
れた値(初期値は一次帯電電位−550V、現像バイア
ス−250V)にて画像形成する(S22)。
【0052】基準トナー像は、各色2パッチずつ計8パ
ッチが形成される。そしてその基準トナー像を濃度セン
サ13で読み取り(S23)、実際の画像形成を行う前
に濃度制御を行うか行わないかを決定する。
【0053】画像信号20Hのパッチの濃度が所定の濃
度(本実施の形態においては0.2)に対して±0.0
5以上離れていた場合にはDlow制御を行う(S24
→S26→S30)。
【0054】また、画像信号A0Hのパッチの濃度が所
定の濃度(本実施の形態においては1.1)に対して±
0.10以上離れていた場合にはDmax制御を行う
(S24→S26→S29あるいはS24→S25→S
28)。また、Dmax制御を行う場合には必ず、Dl
ow制御を行う。
【0055】画像信号20Hのパッチの濃度が所定の濃
度(本実施の形態においては0.2)に対して±0.0
5以上離れておらず、画像信号A0Hのパッチの濃度が
所定の濃度(本実施の形態においては1.1)に対して
±0.10以上離れていない場合には濃度制御を実施し
ない(S24→S25→S27)。
【0056】この濃度制御前判断は、画像出力毎に行う
と、画像出力時間がかかり、トナー消費量やその外にも
悪影響を及ぼす事が懸念されるので、所定条件時にのみ
行うこととする。
【0057】具体的には、主電源投入時、現像器や感光
ドラム交換時、所定枚数出力毎、環境変動時、等の濃度
変動が起こると想定される場合に行う。これらの条件を
満たす場合に、濃度制御前判断を行い、濃度制御の必要
性がある場合にのみ濃度制御を行う。
【0058】本実施の形態により、安定した画像出力濃
度を必要最小限の濃度制御で行うことが出来る。それに
より、平均画像出力時間の短縮、消耗品の消費量低減、
等を達成する事が可能となる。
【0059】(実施の形態2)第2の実施の形態におけ
る画像形成装置の本体構成は、第1実施の形態と同様で
あり、その説明を省略する。
【0060】図5は第2の実施の形態における濃度制御
のフローチャートである。本実施の形態においては、濃
度制御前判断で、濃度制御実施タイミングを画像形成前
にするか、画像形成後にするかを決定する。
【0061】具体的には、濃度制御前判断では、基準ト
ナー像の読取までのシーケンスS41,S42,S43
までは実施の形態1のシーケンスS21,S22,S2
3に対応し、同様である。
【0062】その基準トナー像(パッチ)の読み取り結
果が、画像信号20Hのパッチ濃度が所定濃度(本実施
の形態では0.2)に対して、±0.15以上(S44
→S49)、あるいは画像信号A0Hのパッチ濃度が所
定濃度(本実施の形態では1.1)に対して±0.2以
上というどちらかの条件を満たした場合には、濃度制御
を画像形成前に行う(S44→S45→S46→S50
あるいはS44→S45→S47→S52)。
【0063】そして、画像信号20Hのパッチ濃度が所
定濃度(本実施の形態では0.2)に対して、±0.0
5以上0.15未満のとき(S44→S45→S46→
S51)、あるいは、画像信号A0Hのパッチ濃度が所
定濃度(本実施の形態では1.1)に対して±0.1以
上0.2未満のときで上記画像形成前に濃度制御を行う
条件でない場合には(S44→S45→S47→S48
→S53)、濃度制御を画像形成後に行う。
【0064】画像信号20Hのパッチ濃度が所定濃度
(本実施の形態では0.2)に対して、±0.05以下
のとき、かつ、画像信号A0Hのパッチ濃度が所定濃度
(本実施の形態では1.1)に対して±0.1以下のと
きには濃度制御を行わない(S44→S45→S47→
S48→S54)。
【0065】このような制御を行なう事により、濃度の
ズレが所定の許容範囲内においては、濃度制御よりファ
ーストプリント時間を優先することが可能となり、ファ
ーストプリント時間の遅延を最小限に抑える事が可能と
なる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を適用する
ことにより、濃度制御機能を有する画像形成装置におい
て、濃度制御動作を行う前に基準トナー像の読取結果に
応じて、濃度制御動作を行うかどうか判断し制御するの
で、不必要な時に濃度制御を行ってしまったり、必要な
ときに濃度制御が入らないといったことを防ぐと共に、
所望の濃度特性を常に安定して得られることができる。
従って、消耗品の無駄遣いや、プロダクティビティの低
下も防ぐことができる。
【0067】また、本発明によれば濃度制御実行時にお
いても必要な濃度制御のみを行うことで、濃度制御にか
かる時間を最小限に押さえることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1の実施の形態における濃度制御前
判断のフローチャート。
【図2】図2は、画像形成装置の概略構成を説明する断
面構成説明図。
【図3】図3は、第1の実施の形態における画像濃度と
濃度センサの出力の関係を表すグラフ図。
【図4】図4は、第1の実施の形態における濃度制御の
フローチャート。
【図5】図5は、第2の実施の形態における濃度制御前
判断のフローチャート。
【符号の説明】 1 感光ドラム(像担持体) 1a 感光体表面 2 中間転写ドラム(像担持体) 3 転写・搬送ベルト装置 4 中間転写ドラムクリーニングローラ 5 レーザスキャンユニット 6 クリーニング装置 7 クリーニングローラ 8 黒色現像器 9 カラー現像器 13 濃度センサ(濃度検出手段) 14 一次帯電器 15 転写帯電器 16 CPU

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、この像担持体を帯電させる
    帯電手段と、前記像担持体を露光して静電潜像を形成す
    る露光手段と、形成された静電潜像をトナーにより現像
    する現像手段と、 形成されるトナー像の画像濃度を調整するために、前記
    いずれかの手段の画像形成条件を変更した複数の評価ト
    ナー像を形成し、該複数の評価トナー像の画像濃度を濃
    度検出手段により検出し、その検出情報に応じて前記い
    ずれかの手段の画像形成条件の調整を行なう濃度制御手
    段と、 を備える画像形成装置において、 前記濃度制御手段による濃度調整を開始する前に、前記
    帯電手段と露光手段及び現像手段の画像形成条件を所定
    の条件に定めたうえで基準トナー像を形成し、該基準ト
    ナー像の画像濃度を前記濃度検出手段により検出し、そ
    の検出情報に応じて前記濃度制御手段による濃度調整を
    行なうか否かを判断する濃度制御前判断手段を備えるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記基準トナー像は、像担持体の非画像
    形成領域もしくは連続して形成される2つの通常トナー
    像の間の領域に形成されることを特徴とする請求項1に
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記濃度制御前判断手段により形成され
    る基準トナー像は、少なくとも高濃度画像と低濃度画像
    の基準となる2種類の基準トナー像であることを特徴と
    する請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記濃度制御手段による濃度制御は、高
    濃度制御用と低濃度制御用の少なくとも2種類あり、前
    記濃度制御前判断手段による高濃度画像と低濃度画像の
    基準となる2種類の基準トナー像の画像濃度の検出情報
    に対応させて動作させることを特徴とする請求項3に記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記濃度制御前判断手段は、高濃度画像
    と低濃度画像の基準となる2種類の基準トナー像の画像
    濃度の検出情報により、濃度制御を行なうか否かを判断
    し、さらに高濃度制御を行なうか、低濃度制御を行なう
    か、あるいは両方の制御を行なうかを判断することを特
    徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記濃度制御前判断手段は、その判断結
    果に基づき、前記濃度制御手段による濃度制御の実施タ
    イミングを変更することを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか一項に記載の画像形成装置。
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Cited By (14)

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