JPH11118681A - ガス発生量簡易試験方法 - Google Patents

ガス発生量簡易試験方法

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JPH11118681A
JPH11118681A JP9280445A JP28044597A JPH11118681A JP H11118681 A JPH11118681 A JP H11118681A JP 9280445 A JP9280445 A JP 9280445A JP 28044597 A JP28044597 A JP 28044597A JP H11118681 A JPH11118681 A JP H11118681A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建材や塗料等からの特定ガスの放散量を、非
破壊的にかつ簡便に測定する。 【解決手段】 検査材料10の表面に気密状態で密接さ
れる所定面積の開口部12aを形成したカバー12を設
け、このカバー12内に、検知ガス量に応じて発色程度
が変化するガス検知手段14を着脱自在に取付け、この
ガス検知手段14を取り付けたカバー12で検査材料1
0の表面を覆って、この検査材料10から放散されるガ
スをカバー12内に封入し、上記ガス検知手段14に現
れる発色程度と経過時間との関係によって検査対象ガス
の発生量を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物等に用いられ
る建材等から発生される有害ガスの発生量を、非破壊的
にかつ簡便に検査できるようにしたガス発生量簡易試験
方法を提供することを目的とする。
【0002】
【従来の技術】近年、新建材やコンクリート等の建材か
ら発生する各種ガスが問題となっており、例えば、新建
材から放散されるホルムアルデヒド等の人体に有害な揮
発性有機化合物で室内空気が汚染されたり、建物のコン
クリートから発生するアンモニアガスで博物館や美術館
の展示物が劣化されたりしてまう。また、半導体工場の
クリーンルームでは、床や壁の塗料から発生されるアン
モニアガスや有機ガスの影響によりクリーン度が低下さ
れてしまう。このため、これら問題を解決するためにガ
ス放散現象の解明や実態調査を行う上で、あるいは対策
を検討する上で、各種建材類からのガス放散量を調査す
る必要がある。
【0003】従来、JIS A 5908「パーティク
ルボード」では、パーティクルボードの品質規格項目の
1つとしてホルムアルデヒド放散量による3種類の区分
を設けて、放散量の試験方法が示されている。同試験法
は、図4(a)に示すように検査材料1を短冊状(5cm
×15cm)に切り出して、その10枚前後を一定間隔を
保ってホルダー2に配置し、これを同図(b)に示すよ
うに水を入れた皿3とともにガラスデシケータ4中に密
閉し、これを一定温度で24時間放置した後に水に溶け
込んだホルムアルデヒド濃度を化学分析して評価すると
いう方法である。これはデシケータ法と称され、農林水
産省告示題16号のJIS「普通合板」においてもほぼ
同様の試験法が規定されている。
【0004】また、別の試験方法としてチャンバー法が
あり、これは図5に示すように換気を可能としたチャン
バー5内に検査材料1aを設置し、一定風量の清浄空気
で換気しつつチャンバー5内空気を捕集して化学分析
し、もって有害ガスの放散量に換算するものである。即
ち、上記チャンバー5は吸気口5aおよび排気口5bが
形成され、排気口5bに接続した流量制御器6およびポ
ンプ7を介してチャンバー5内の空気を排気することに
より、吸気口5aから一定量の清浄空気が導入されるよ
うになっている。そして、排気口5b近傍に設けたガス
採取口8からガス混合空気を取り出し、このガス混合空
気を分析するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のガス放散量の試験方法にあっては、次の〜に
示すような制約があり、利便性に欠けるという課題があ
った。
【0006】検査材料1,1aをその都度所定寸法に
切断する必要があり、この切断加工に手間がかかる。 検査材料1,1aを切断することにより小口からもガ
スが放散され、特にデシケータ法のように検査材料1,
1aを小さく切断して多数用いる場合には、切断した小
口からのガス放散の影響が大きくなり、実際の使用状況
と条件が異なって正確な検出ができない。 デシケータ法およびチャンバー法のいずれにしてもガ
ス濃度を検査するために化学分析を行う必要があり、専
門知識や専用の分析装置が必要となって経費が嵩む。 チャンバー法では、換気量を一定に制御してはじめて
ガス放散量の換算を行うことができるため、送風ポンプ
や流量計および流量制御装置等が必要となって装置が著
しく大掛かりになる。 特に大きな問題として、試験しようとする材料を建物
等に施工した後は、その場での非破壊試験ができないた
め、実際の設置状況での正確なガス放散量を検出するこ
とができない。
【0007】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て成されたもので、建材や塗料等からの特定ガスの放散
量を、非破壊的にかつ簡便に測定できるようにしたガス
発生量簡易試験方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1に示す本発明のガス発生量簡易試験方法
は、検査材料の表面に気密状態で密接される開口部を形
成したカバーを用い、このカバー内に、検知ガス量に応
じて発色程度が変化するガス検知手段を着脱自在に取付
け、このガス検知手段を取り付けたカバーで検査材料の
表面を覆って、この検査材料から放散されるガスをカバ
ー内に封入し、上記ガス検知手段に現れる発色程度と経
過時間との関係によって検査対象ガスの発生量を検出す
る。
【0009】また、請求項2に示す本発明のガス発生量
簡易試験方法は、上記カバーをそれ自体からのガス発生
が無い材料で形成した透明カバーとする。
【0010】かかる本発明のガス発生量簡易試験方法の
作用を各請求項毎に以下述べると、請求項1のガス発生
量簡易試験方法は、ガス検知手段を取り付けたカバーの
開口部で検査材料の一定面積を覆うことにより、該開口
部は密閉されて検査材料から放散されるガスがこのカバ
ー内に封入される。そして、この密閉状態で時間経過に
伴ってカバー内のガス濃度が上昇し、カバー内に取り付
けられたガス検知手段の発色程度が進行する。このと
き、検査材料からのガス放散速度が大きい程、短時間で
ガス検知手段の発色が促進される。従って、時間経過に
伴うガス検知手段の発色程度とガス放散量との関係を予
め確認して換算式を求めておけば、所定時間でのガス検
知手段の発色程度から検査材料のガス放散速度、延いて
は検査対象ガスの放散量を検出することができる。
【0011】従って、基本的にガス検知手段とカバーと
を用いるのみでガス発生量の検査を行うことができるの
で、検査装置を著しく簡略化できるとともに、ガス検知
手段を取り付けたカバーで検査材料の表面を覆い、所定
時間後にガス検知手段の発色程度を確認するという簡単
な作業でガス放散量を検出できるため、化学分析等の専
門知識を要することなく簡単にガス発生量を検出するこ
とができる。また、カバーで検査材料の表面を覆うこと
によりガス発生量を検出できるため、検査材料の切り取
りを全く必要とせず、完全な非破壊試験を行うことがで
きるとともに、実際の設置状況でのガス発生量を検出で
きるため、現実の環境条件下での正確なガス放散量を検
出することができる。
【0012】また、請求項2のガス発生量簡易試験方法
は、上記カバーを、それ自体からのガス発生が無い材料
で形成した透明カバーとしたので、カバー内に取り付け
たガス検知手段の発色程度を外から確認することができ
る。このため、ガス検知手段の発色程度を、カバーを開
けることなく確認できるため、単位時間毎にガス検知手
段の発色程度を確認しつつ検査を長時間に亘って継続し
て行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1から図3は本発明の
ガス発生量簡易試験方法の一実施形態を示し、図1はガ
ス発生量の試験状態を示す斜視図、図2は本試験方法に
用いられるガス検知手段を示す縦断面図および横断面
図、図3は本試験方法によるガス検知手段の発色程度と
経過時間との関係を示す特性図である。
【0014】即ち、本実施形態のガス発生量簡易試験方
法は、図1に示すように検査材料10の表面に気密状態
で密接される所定面積の開口部12aを形成したカバー
12を用い、このカバー12内に、検知ガス量に応じて
発色程度が変化するガス検知手段14を着脱自在に取付
け、このガス検知手段14を取り付けたカバー12で検
査材料10の表面を覆って、この検査材料10から放散
されるガスをカバー内に封入し、上記ガス検知手段14
に現れる発色程度と経過時間との関係によって検査対象
ガスの発生量を検出する。
【0015】上記カバー12は、プラスチックやガラス
等のそれ自体からガス発生が無い透明材料によって形成
される半球状の透明カバーとしてあり、このカバー12
の円形状の開口部12aは単位面積あたりのガス発生量
を換算し易いように、予め一定の開口面積となるように
その半径が決定されている。また、上記開口部12aの
周縁部には軟質ゴムを用いたガスケット16が連続して
取り付けられ、カバー12を検査材料10の表面に押し
当てた際に密着して、開口部12a周縁部の気密性を高
めてカバー12内の密封度を高めるようになっている。
【0016】上記カバー12の内側頂部には上記ガス検
知手段14を着脱自在に取り付けるためのクリップ18
が設けられ、このクリップ18によってガス検知手段1
4の取付けおよび取り外しが簡単に行われる。また、カ
バー12の内側には温度指示計20が取り付けられ、こ
の温度指示計20によってカバー12内の温度が確認さ
れるようになっている。
【0017】上記ガス検知手段14の例としては、例え
ば一般に市販されるガステック社製のパッシブ・ドジチ
ューブ(商品名)がある。このパッシブ・ドジチューブ
は図2(a)に示すように両端部が閉止されたガラス管
22内に、拡散誘導体24と、特定のガスと反応して発
色する検知剤26とが平行して同図(b)に示すように
収納されたもので、上記ガラス管22の一端部には凹設
されたカッティングマーク22aが形成されている。そ
して、上記パッシブ・ドジチューブの使用時には、カッ
ティングマーク22aから折って開口することにより、
ガラス管22内に自然拡散によってガスが侵入し、これ
が検知剤26と反応してこの検知剤26の一端から次第
に発色長さが増加するようになっている。また、ガラス
管22の外周面には目盛りが付けてあり、一定時間暴露
後の検知剤26の発色長さを読みとることによりガス濃
度に換算できるようになっている。上記パッシブ・ドジ
チューブは、検知剤26の成分によって多種のガス検
知、例えばホルムアルデヒドやアンモニア等の検知が可
能となっている。
【0018】そして、本実施形態のガス発生量簡易試験
方法によってガス発生を試験する際には、まずカバー1
2内のクリップ18にパッシブ・ドジチューブをカッテ
ィングマーク22aから折って取り付けた後、直ちにこ
のカバー12で検査しようとする検査材料10の検査部
位表面を覆って、カバー12内を周囲の空気から遮断し
た状態を保つ。すると、検査材料10からガスが放散さ
れる場合は、このガスがカバー12内に封入されて時間
経過とともにその濃度が上昇する。このとき、上記パッ
シブ・ドジチューブはカバー12内のガス混合空気がガ
ラス管22内に侵入し、そのガスが検知剤26と反応し
て発色程度が進行する。このときの発色程度は、検査材
料10からのガス放散速度が速いほど短時間で発色が進
むので、時間経過に伴うこの発色程度とガス放散量との
関係を予め確認して換算式を求めておけば、所定時間で
のパッシブ・ドジチューブの発色程度から検査材料10
のガス放散速度を検知することができる。このことか
ら、検査材料10の単位面積に対する単位時間当たりの
ガス放散量を求めることができる。
【0019】検査材料10となる建材等からのガス放散
速度は温度依存性が高く、また、上記パッシブ・ドジチ
ューブの反応速度(ガスの拡散侵入速度)も温度によっ
て変化する性質があるため、カバー12内に取り付けた
温度指示計20によって試験中の温度を測定し、評価の
補助データとする。
【0020】従って、上記カバー12で検査材料10を
覆った後、任意の時間(30分〜数時間)経過毎に透明
のカバー12を通してパッシブ・ドジチューブの変色長
さを目盛りで読み取るとともにカバー12内の温度を温
度指示計20で読み取り、これらを記録して所定時間で
の検査材料10のガス放散量を評価する。
【0021】図3は本実施形態のガス発生量簡易試験方
法によって求めたホルムアルデヒドの発生量の特性図の
一例を示し、横軸に測定開始後の経過時間を示し、縦軸
にパッシブ・ドジチューブの読み取り値を示してある。
同図中、特性Aは検査材料10としてホルムアルデヒド
放散量404μl/m2 /hrの合板を用いた場合、特
性Bはホルムアルデヒド放散量133μl/m2 /hr
の合板を用いた場合、特性Cはホルムアルデヒド放散量
20μl/m2 /hrの合板を用いた場合で、これらの
結果から本実施形態の試験方法が適正に利用できること
が理解される。
【0022】従って、本実施形態のガス発生量簡易試験
方法では、基本的にカバー12とガス検知手段14とを
用いるのみでガス発生量の検査を行うことができるの
で、検査装置を著しく簡略化できるとともに、ガス検知
手段14を取り付けたカバー12で検査材料10の表面
を覆い、所定時間後にガス検知手段14の発色程度を確
認するという簡単な作業でガス放散量を検出できるた
め、化学分析等の専門知識を要することなく簡単にガス
発生量を検出することができる。また、カバー12で検
査材料10の表面を覆うことによりガス発生量を検出で
きるため、検査材料10の切り取りを全く必要とせず、
完全な非破壊試験を行うことができるとともに、実際の
設置状況でのガス発生量を検出できるため、構築完了後
における建物等の現実の環境条件下での建材の正確なガ
ス放散量を検出することができる。勿論、既存建物の建
材のみならず、構築以前に材料を切断して検査しても良
いことはいうまでもない。
【0023】また、本実施形態では上記カバー12を、
プラスチックやガラス等のそれ自体からガス発生が無い
材料で形成した透明カバーとしたので、カバー12内に
取り付けたガス検知手段14の発色程度を外から確認す
ることができる。このため、ガス検知手段14の発色程
度を、カバー12を開けることなく確認できるため、単
位時間毎にガス検知手段14の発色程度を確認しつつ検
査を長時間に亘って継続して行うことができるため、検
査の作業性を向上することができる。
【0024】ここで、上記カバー12は半球状に限るこ
となく、開口部12aの面積とともに任意の形状として
形成することができ、特にカバー12の内容積が小さ
く、かつ、開口部12aの面積が大きい程、より短時間
でカバー12内のガス濃度が上昇するので検出感度を高
めることができる。また、ガス検知手段14は上記パッ
シブ・ドジチューブに限ることなく、カバー12内に収
納できるものであれば種々のものを採用することができ
る。
【0025】更に、本実施形態の試験方法ではホルムア
ルデヒドの検出結果を例示したが、これに限ることなく
アンモニアを検出するためのガス検知手段14を用いる
ことにより、コンクリートを試験材料10としてガス発
生量を検出することもでき、また更には、他のガスの検
査を行うこともできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
示すガス発生量簡易試験方法にあっては、次のから
に示す優れた効果を奏する。 基本的にカバーとガス検知手段とによる極めて簡単な
器具で検査材料からのガス発生量を評価できるので、多
数の試験を手軽に行うことができる。 検査材料を切断する必要がないので、材料の使用前の
試験のみならず、材料が建物等に施工された状態で、室
内仕上げ面からの有害ガスの放出量をその場で非破壊的
に検出することができる。 ガス分析のためにガスの捕集や複雑な化学分析装置が
不要となるため、化学的な専門知識がなくても試験を行
うことができる。 ガスや捕集液などの試料を分析機関に持ち込んで分析
結果を待つ必要が無く、その場で数時間で結果が得られ
るので、建材などの製造過程における製品管理や材料の
使用現場における受け入れ検査などに簡便に活用するこ
とができる。 カバーの開口部によって一定面積を覆って試験するた
め、建物内の有害ガスの濃度が高いような場合に、現地
で発生源と目される部位に複数設置して、それぞれから
得られたデータを相対的に比較することができ、ガス発
生源とその室内環境への影響程度を容易に究明するこが
できる。 試験に必要な消耗品はガス検知手段のみであるため、
器具の全体構成を含めても著しく経済的でなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の簡易試験方法を用いて行うガス発生量
の試験状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の試験方法に用いられるガス検知手段の
一実施形態を示すもので、(a)は縦断面図、(b)は
横断面図である。
【図3】本発明の本試験方法に用いたガス検知手段の発
色程度と経過時間との関係の一例を示す特性図である。
【図4】従来のデシケータ法を用いた検査方法を説明す
るもので、(a)は検査材料の斜視図、(b)はデシケ
ータの概略図である。
【図5】従来のチャンバー法を用いた検査方法を示す概
略構成図である。
【符号の説明】
10 検査材料 12 カバー 12a 開口部 14 ガス検知手段 20 温度表示計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査材料の表面に気密状態で密接される
    開口部を形成したカバーを用い、このカバー内に、検知
    ガス量に応じて発色程度が変化するガス検知手段を着脱
    自在に取付け、このガス検知手段を取り付けたカバーで
    検査材料の表面を覆って、この検査材料から放散される
    ガスをカバー内に封入し、上記ガス検知手段に現れる発
    色程度と経過時間との関係によって検査対象ガスの発生
    量を検出することを特徴とするガス発生量簡易試験方
    法。
  2. 【請求項2】 上記カバーは、それ自体からのガス発生
    が無い材料で形成した透明カバーであることを特徴とす
    る請求項1に記載のガス発生量簡易試験方法。
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