JPH11117666A - シールド掘進機 - Google Patents

シールド掘進機

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Publication number
JPH11117666A
JPH11117666A JP28099297A JP28099297A JPH11117666A JP H11117666 A JPH11117666 A JP H11117666A JP 28099297 A JP28099297 A JP 28099297A JP 28099297 A JP28099297 A JP 28099297A JP H11117666 A JPH11117666 A JP H11117666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segments
shield
segment
face
jacks
Prior art date
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Pending
Application number
JP28099297A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Matsufuji
広行 松藤
Kiyoshi Tanaka
潔 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Penta Ocean Construction Co Ltd
Original Assignee
Penta Ocean Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Penta Ocean Construction Co Ltd filed Critical Penta Ocean Construction Co Ltd
Priority to JP28099297A priority Critical patent/JPH11117666A/ja
Publication of JPH11117666A publication Critical patent/JPH11117666A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 端面に凸部又は凹部が設けられたセグメント
を好適に組み立てる。 【解決手段】 スキンプレート11の内周側に、複数の
シールドジャッキ13、13…を、それぞれ、シリンダ
ーの基端側(前端側)を球軸受3a等を介して回動自在
に支持して設け、各シールドジャッキ13のラムの先端
側(後端側)に、セグメント1の前端面の凸部に係合す
る凹部を有する拘束具15を、ピン継手3b等を介して
回動自在に装着する。複数の方向調整用アクチュエータ
ー17、17…を、各シールドジャッキ3の向きを個別
に調整して各セグメント11への押圧方向を調整するよ
うに設ける。セグメント1、1…の組立時には、各シー
ルドジャッキ13による押圧方向をトンネルの軸方向に
対して稍外向にして、セグメント1、1…が前方(切羽
側)に向かって開いた状態(ラッパ状)にして、キーセ
グメントの挿入を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールドトンネル
のセグメントの端面に凸部又は凹部が設けられている場
合に使用され、セグメントの前端面を押圧する方向を調
整し得るようにシールドジャッキが備えられたシールド
掘進機に関する。
【0002】
【従来の技術】シールドトンネルのセグメントの組立
は、シールド掘進機のスキンプレートの内周側におい
て、エレクターにより複数のセグメントを円環状に配置
し、シールドジャッキによりセグメントの前端面を押圧
してセグメント間の止水材を圧縮し、セグメント間をボ
ルトを介して締結するようにして行われる。また、中・
大口径のシールドトンネルの場合には、セグメントの自
重によって形状が崩れないように、スキンプレートの内
周側に真円保持装置が設けられる場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】シールドトンネルの各
セグメントの間には止水材が装着されており、セグメン
トの組立においてキーセグメントを挿入する際には、端
面の止水材が接触して摩擦が大きくなるため、作業は必
ずしも容易ではなく、更に、中・大口径のシールドトン
ネルの場合には、真円保持装置のために作業空間が狭く
なり、作業が効率的でない等の問題があった。
【0004】また、シールドジャッキによりセグメント
の端面を押圧してセグメント間の止水材を圧縮する際に
は、セグメントの姿勢が変化する場合があり、この場
合、幾つかのシールドジャッキを停止してセグメントの
姿勢を修正する操作が必要になり、このような操作には
高度の熟練を要する等の問題があった。
【0005】本発明は、このような従来の問題に鑑み、
端面に凸部又は凹部が設けられたセグメントを好適に組
み立てることができるシールド掘進機の提供を目的とし
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の如き従来の問題を
解決し、所期の目的を達成するための本発明の特徴は、
スキンプレートの内周側に、後方で組み立てられる複数
のセグメントの前端面を後方へ押圧するように、複数の
シールドジャッキが備えられたシールド掘進機におい
て、前記各シールドジャッキは、前端側を回動自在に支
持され、後端側に前記セグメントの前端面の凸部又は凹
部に係合する凹部又は凸部を有する拘束具が回動自在に
装着され、複数の方向調整用アクチュエーターが、前記
各シールドジャッキの向きを個別に調整して前記各セグ
メントへの押圧方向を調整するように設けられたことに
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
ついて説明する。図1、2に示すように、シールド掘進
機のスキンプレート11の内周側には、油圧ジャッキか
らなる複数のシールドジャッキ13、13…が、同心円
上に配置して備えられている。
【0008】各シールドジャッキ13は、シリンダーの
基端側(前端側)を球軸受13a等を介して回動自在に
支持されており、それぞれ、油圧ジャッキ等からなる方
向調整用アクチュエーター17により向きを調整するこ
とができ、ラムの突出方向をトンネルの軸方向に対して
平行にしたり、ラムの先端側(後端側)を内周寄または
外周寄にする形でトンネルの軸方向に対して稍斜めにす
ることができるようになっている。
【0009】そして、各シールドジャッキ13のラムの
先端側には、セグメント1に対応した略円弧形の平板状
の拘束具15が、ピン継手13b等を介して回動自在に
装着されており、拘束具15の後面には、セグメント1
の前端面の凸部に係合する凹部が設けられている。
【0010】なお、拘束具15の凹部の表面にテフロン
加工等を施して、セグメント1の前端面を保護するよう
にしてもよい。また、拘束具15の凹部とセグメント1
の前端面の凸部とを対応する形状にすることによって、
シールド掘進機の掘進時に、セグメントの端面に集中荷
重が掛かることを防止することができる。
【0011】このように構成されるシールド掘進機のシ
ールドジャッキ13、13…の後方では、図3、4に示
すように、スキンプレート11の内周側でセグメント
1、1…が組み立てられ、シールドジャッキ13、13
…によりセグメント1、1…が後方へ押圧される。
【0012】この際、シールドジャッキ13、13…の
先端側の拘束具15、15…の凹部がセグメント11、
11…の前端面の凸部に係合すると共に、方向調整用ア
クチュエーター17、17…を介してシールドジャッキ
13、13…の向きが個別に調整されることによって、
シールドジャッキ13、13…によるセグメント11、
11…の押圧方向をトンネルの軸方向に対して平行、稍
外向、稍内向等に調整することができる。
【0013】例えば、図3に示すように、シールドジャ
ッキ13、13…の向きを調整して、押圧方向をトンネ
ルの軸方向に対して稍外向にすることによって、セグメ
ント11、11…を組み立てる際に、セグメント11、
11…が前方(切羽側)に向かって開いた状態(ラッパ
状)にして、キーセグメントの挿入を容易にすることが
できる。そして、図4に示すように、シールドジャッキ
13、13の向きを調整して、押圧方向をトンネルの軸
方向に対して平行にすることによって、セグメント1、
1間の止水材を好適に圧縮することができる。
【0014】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るシールド掘
進機は、各シールドジャッキの前端側を回動自在に支持
し、各シールドジャッキの後端側に、セグメントの前端
面の凸部又は凹部に係合する凹部又は凸部を有する拘束
具を回動自在に装着し、複数の方向調整用アクチュエー
ターを、各シールドジャッキの向きを個別に調整して各
セグメントへの押圧方向を調整するように、設けたこと
によって、セグメントの組立時には、各シールドジャッ
キによる押圧方向をトンネルの軸方向に対して稍外向に
してセグメントが前方に向かって開いた状態にし、キー
セグメントの挿入を容易にすることができる。また、セ
グメントの姿勢の変化を防止することができ、真円保持
装置等が不要になり、曲線施工時のセグメント間の目開
や競りを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態であって、シールド掘進
機のシールドジャッキの支持構造を示す縦断面図であ
る。
【図2】 図1のシールド掘進機のシールドジャッキの
配置構造を示す背面図である。
【図3】 図1のシールド掘進機のシールドジャッキに
よるセグメントの押圧状態の一例を示す縦断面図であ
る。
【図4】 図1のシールド掘進機のシールドジャッキに
よるセグメントの押圧状態の別の例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 セグメント 11 スキンプレート 13 シールドジャッキ 13a 球軸受 13b ピン継手 15 拘束具 17 方向調整用アクチュエーター

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スキンプレートの内周側に、後方で組み
    立てられる複数のセグメントの前端面を後方へ押圧する
    ように、複数のシールドジャッキが備えられたシールド
    掘進機において、 前記各シールドジャッキは、前端側を回動自在に支持さ
    れ、後端側に前記セグメントの前端面の凸部又は凹部に
    係合する凹部又は凸部を有する拘束具が回動自在に装着
    され、複数の方向調整用アクチュエーターが、前記各シ
    ールドジャッキの向きを個別に調整して前記各セグメン
    トへの押圧方向を調整するように設けられたことを特徴
    とするシールド掘進機。
JP28099297A 1997-10-15 1997-10-15 シールド掘進機 Pending JPH11117666A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28099297A JPH11117666A (ja) 1997-10-15 1997-10-15 シールド掘進機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28099297A JPH11117666A (ja) 1997-10-15 1997-10-15 シールド掘進機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11117666A true JPH11117666A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17632759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28099297A Pending JPH11117666A (ja) 1997-10-15 1997-10-15 シールド掘進機

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JP (1) JPH11117666A (ja)

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