JPH1111669A - 容器整列装置 - Google Patents

容器整列装置

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Publication number
JPH1111669A
JPH1111669A JP9166205A JP16620597A JPH1111669A JP H1111669 A JPH1111669 A JP H1111669A JP 9166205 A JP9166205 A JP 9166205A JP 16620597 A JP16620597 A JP 16620597A JP H1111669 A JPH1111669 A JP H1111669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
wiper
containers
state
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP9166205A
Other languages
English (en)
Inventor
Shusaku Yamazaki
秀作 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP9166205A priority Critical patent/JPH1111669A/ja
Publication of JPH1111669A publication Critical patent/JPH1111669A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種形状の容器を簡単な装置で連続的に整列
させる。 【解決手段】 本発明に係る容器整列装置5は、重心G
が偏った容器1を浮かべる液槽6と、この液槽6の液面
8と平行に上記液面8に対し相対移動し、上記容器1の
上方の傾斜面12を押動するワイパ9とを備えたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、目薬容器等を一方
向に向けて整列させるための整列装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、空容器に各種液体等を充填する
自動生産システムにおいては、充填前に空容器を一定方
向に整列させる必要がある。このため、従来では、画像
処理装置とロボットとを組み合わせた整列装置が用いら
れている。これは、コンベヤ上に任意に並べられた容器
の向きを画像処理装置で個々に特定し、後工程のロボッ
トで容器を一つずつ吸着し、一定方向に向けて回転し払
い出すというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置だと
非常に高級化してしまいコスト高となる問題がある。ま
た市場には意匠の差別化のため種々の形状の容器が混在
しており、多種形状の容器を一の装置で処理しようとす
ると、容器形状毎にティーチングする必要があり手間が
かかる。また一定の処理量をこなすためには複数の装置
が必要となる問題も生じる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る容器整列装
置は、重心が偏った容器を浮かべる液槽と、この液槽の
液面と平行に上記液面に対し相対移動し、上記容器の上
方の傾斜面を押動するワイパとを備えたものである。
【0005】本装置は目薬容器等の重心が偏った容器を
対象とする。この容器を液面に浮かべると、反重心側が
液面から浮上するようになる。そこで上記ワイパにより
浮かび上がった部分を押してやるようにすると容器が一
定方向に整列されるようになる。こうして簡単な装置で
多種形状の容器を連続処理することが可能となる。
【0006】ここで上記ワイパが、上記液面と垂直な軸
回りに旋回移動するのが好ましい。また上記液面の変位
を検出するセンサと、このセンサの検出信号に基づき上
記ワイパを昇降移動させる昇降手段とをさらに備えるの
が好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0008】図2は本装置の整列対象となる容器を示し
ている。特にここでの容器1は目薬容器である。容器1
は中空のプラスチック製で(a) 図乃至(c) 図に示すよう
に様々な形状のものがある。容器1は左右対象で前後方
向に所定の厚みを有し、上方のネック部2とその下部の
ボディ部3とから一体に構成されている。特に上部側に
重量が集中しており、容器1の重心は上方のネック部2
側に偏っている。ネック部2は薬液の通過口4を区画す
るが、この通過口4は口径が比較的小さい。よって後述
するように容器1を液中に浸しても、表面張力の関係で
容器1中には液が浸入しない。一般にボディ部3は薬液
の貯留部をなし、ネック部2にはキャップが螺合された
り、ワンタッチ式で取り付けられたりする。
【0009】図1及び図3は本発明に係る容器整列装置
の平面図及び側面図である。図示するように容器整列装
置5は容器1を浮かべるための液槽即ち水槽6を有す
る。水槽6は平面的に見て所定長さを有する円弧状に形
成され、水7を所定レベルで貯留している。図1の左上
側が容器1の搬入端A、右下側が容器1の搬出端Bとな
っている。水槽6(液槽)の水面8(液面)のやや上方
にはワイパ9が設けられ、ワイパ9は後述するように容
器1を押動して整列させる。ワイパ9は水槽6の長手方
向(搬送方向)に沿って所定間隔で複数設けられ、水槽
6の水面8と一定の距離を保ちながら、水槽6を横断す
るようにその幅方向(径方向)に延出される。ワイパ9
の断面は円形であるがこれは矩形でも他の形状でも構わ
ない。
【0010】ワイパ9は図示しない旋回装置に連結さ
れ、水槽6の長手方向(周方向)に沿って比較的低速で
全数同時に旋回移動できるようになっている。ここで水
面8は水平とされ、ワイパ9は水面8と垂直な鉛直軸回
りに水面8と平行に旋回移動する。またワイパ9は昇降
装置10(昇降手段)にも連結されて昇降移動できるよ
うになっている。この昇降移動は、水面8の変位を検出
する液面変位センサ11の検出信号に基づき行われる。
即ち、液面変位センサ11は水面8の上方に設置されて
水面8の変位を非接触で検出する。そしてこの検出信号
に基づき、図示しない制御装置が昇降装置10のアクチ
ュエータを動作させてワイパ9を昇降移動させる。これ
によって液面レベルが変化した場合でも、ワイパ9と水
面8との距離を常に一定に保持することができる。な
お、液面変位センサは接触式であったり、フロート式で
あってもよい。
【0011】本装置による整列方法は以下のようにな
る。先ず水槽6の搬入端Aに容器1を払い出すと、前述
したように容器1内への水の浸入がないことから、容器
1は任意の方向に向いて浮かび上がるようになる。この
とき図3左側の如く容器1は重心G側が沈み、反重心G
側が水面8から浮かび上がるようになる。なおCは浮心
である。容器1の向きは図1に示すようにこの段階では
まだ特定されておらず、径方向内側の容器1(1a)は
既に整列状態p(図3参照)となっているが、径方向外
側の容器1(1b)は180 °反転しており、局所安定状
態r(図3参照)にある。
【0012】この状態でワイパ9を旋回移動させると、
径方向内側の容器1(1a)に対しては、ワイパ9は容
器1の前面又は後面、即ち、水面8から浮かび上がった
上方の傾斜面12を押動してそのまま搬出端Bまで搬送
するようになる。つまり浮力によって容器1の反重心G
側が沈まないため、傾斜面12のくさび効果により容器
1は押されることとなる。
【0013】一方、径方向外側の容器1(1b)に対し
ては、ワイパ9はその旋回動作により容器1に回転力を
与え、容器1を搬送に伴って回転し、90°回転した状態
である未整列状態qを経てから整列状態rとする。そし
て整列状態rとした後には、先と同じく傾斜面12を押
して搬出端Bまで搬送する。なおこの後は図示しない払
出し装置により容器1を順次払い出せばよい。
【0014】このように、本装置は簡単な構造で容器1
を同一方向へ整列させられ、掃き揃えることが可能であ
るため、コスト高を免れることができる。また容器1の
形状に拘らず処理が可能で容器1の多様化に対応でき
る。さらに容器1を順次水槽6に浮かべてやればそれら
容器1を順次搬送、整列でき、一の装置による複数の容
器1の連続処理が可能となる。
【0015】ここで、水槽6を直線状に形成しワイパ9
を直線的に動かすこともできる。しかしこれだと、容器
1が局所安定状態rから45°以内の向きにあるときは整
列不可と考えられる。そこで上述のようにワイパ9を旋
回させれば、容器1の反重心G側を振って回転させら
れ、あらゆる向きの容器1を整列させられるようにな
る。なお、整列状態rまで回転させるにはある程度の搬
送距離が必要であり、この搬送距離を最適に定めること
で極めて成功率の高い整列装置とすることができる。
【0016】また、本装置は、水槽6内で水7を流し、
容器1を移動させてワイパ9を定位置に保持するように
してもよい。この場合はワイパ9下に容器1をくぐらせ
る必要があるため、ワイパ9は断続的に昇降させる必要
がある。このように水面8とワイパ9とが相対移動する
ものであればよい。
【0017】また、水槽6を若干斜めにして水7を高所
から低所へと流すようにし、水面8を斜めにすることも
できる。この場合もワイパ9を水面8と垂直な軸回りに
旋回させてやればよい。
【0018】さらに、重心Gが大きく偏ったりして傾斜
面12が一部沈むような場合は、ワイパ9を水中で相対
移動させるようにしても構わない。
【0019】また、容器1を浮かべる液体についても水
以外のものが考えられる。ここで液槽内の液体は衛生上
の理由から定期的に入れ替えたり、循環させるのがよ
い。
【0020】他にも、本発明の実施の形態は他の様々な
ものが可能である。例えば容器としては目薬容器以外の
ものが考えられる。
【0021】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0022】(1) 簡単な構造で容器の整列が可能で
あり、コスト高を防止できる。
【0023】(2) 容器の形状に拘らず処理が可能
で、容器の多様化に対応できる。
【0024】(3) 一の装置による複数の容器の連続
処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る容器整列装置を示す平面図であ
る。
【図2】容器を示す正面図である。
【図3】本発明に係る容器整列装置を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 容器 5 容器整列装置 6 水槽 8 水面 9 ワイパ 10 昇降装置 11 液面変位センサ 12 傾斜面 G 重心

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重心が偏った容器を浮かべる液槽と、該
    液槽の液面と平行に上記液面に対し相対移動し、上記容
    器の上方の傾斜面を押動するワイパとを備えたことを特
    徴とする容器整列装置。
  2. 【請求項2】 上記ワイパが、上記液面と垂直な軸回り
    に旋回移動する請求項1記載の容器整列装置。
  3. 【請求項3】 上記液面の変位を検出するセンサと、該
    センサの検出信号に基づき上記ワイパを昇降移動させる
    昇降手段とをさらに備えた請求項1又は2記載の容器整
    列装置。
JP9166205A 1997-06-23 1997-06-23 容器整列装置 Pending JPH1111669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9166205A JPH1111669A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 容器整列装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9166205A JPH1111669A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 容器整列装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1111669A true JPH1111669A (ja) 1999-01-19

Family

ID=15827049

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JP9166205A Pending JPH1111669A (ja) 1997-06-23 1997-06-23 容器整列装置

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