JPH11115502A - 自動車のドアの鍵孔止具と、その鍵孔止具を用いた窓ガラスカバ− - Google Patents

自動車のドアの鍵孔止具と、その鍵孔止具を用いた窓ガラスカバ−

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JPH11115502A
JPH11115502A JP9303592A JP30359297A JPH11115502A JP H11115502 A JPH11115502 A JP H11115502A JP 9303592 A JP9303592 A JP 9303592A JP 30359297 A JP30359297 A JP 30359297A JP H11115502 A JPH11115502 A JP H11115502A
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JP
Japan
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door
glass cover
window glass
corners
automobile
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JP9303592A
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English (en)
Inventor
Shigeo Tsukui
茂男 筑井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の前窓ガラスの表面に雪、霜等が付着
するのを防止するため、極めて簡単に装着できる窓ガラ
スカバ−の取付け手段を提供する。 【解決手段】 四隅を自動車の車体の構造の一部に固定
するタイプの窓ガラスを覆うガラスカバ−1の上部の両
隅1aに直接又は紐5を介してドア鍵孔2に差し込める
鍵孔止具3を備え、そのガラスカバ−1の下両隅1bに
直接又は紐6を介してドアミラ−7に掛け止めできる掛
止手段8を備えて成る窓ガラスカバ−である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の主として
フロント窓ガラスの表面に雪、霜等が付着するのを防止
するためのガラスカバ−を車体の構造の一部に固定する
ための止め具と、その止め具を用いたガラスカバ−装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】野外に駐車をしている自動車では、冬場
は窓ガラスの表面に雪、霜が付着すると、朝の低温下で
はガラス板表面から氷結してこびり付いた雪、霜を容易
には落とすことができなくなる。自動車後部の窓ガラス
については、熱線が埋め込まれているものが多くあり、
その熱線の加熱によって数分で雪や霜を溶かすことがで
きる。しかし、フロントガラスには視界が悪くなるため
安全上から熱線の埋込みができず、時間をかけてカ−エ
アコンの送風口からガラスに熱風を当てて徐々に氷結し
てこびり付いた雪、霜を溶解させて除去している。
【0003】それでも、厳冬期では送風されるエア−が
エンジンにより暖まるまでに約10分程度の時間を要
し、ガラスに付着している雪、霜を完全に除去するには
さらに数分の時間を要する。通勤おいては朝時は数分で
も極めて貴重な時間であるが、一刻も早く出発したいの
に10数分も雪、霜のために自動車をスタ−トできない
ことは大変いらいらすることである。
【0004】窓ガラスを含む自動車全体に被せる保護シ
−トを被せれば窓ガラスに雪、霜が付着するのを完全に
防止することはできる。しかし、この保護シ−トは自動
車全体に被せるので大変に大きく、このため自動車に掛
けたり外したりすることが容易ではなく、また不使用時
にしまい込んだおく時に、たとえ丁寧に折畳んだとして
も大変嵩ばる難点があった。
【0005】このために、窓ガラスサイズの防水シ−ト
の両側を、ドアとドア枠又はドアガラスとドア枠との間
に挟み付けて固定することが行なわれている。この方法
の場合には、防水シ−トが風に煽られ、挟み付けた隙間
からシ−トが引き出されたり、また引き出されないよう
にドア枠やガラスに金属やプラスチックの止め具でシ−
トを止めたとしても、ドア枠やガラスが汚れたり、強風
になるとその止め具でドア枠やガラスの一部に傷が付い
たりする欠点がある。
【0006】また、車体の下辺縁周囲にクリップ等で止
めようとすると、その止めた部分に傷が付いたり付着し
ている土でクリップが汚れる。そして、折畳んでしまう
時に汚が移ってカバ−も汚れ、その汚れたカバ−を使う
と今度は窓ガラスが汚れる難点がある。さらにまた、ワ
イパ−のゴムとガラスの間に挟んでカバ−を固定しよう
としても風に煽られて捲れ上がってしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の実情
に鑑みてなされたもので、自動車の主としてフロント窓
ガラスの表面に雪、霜等が付着するのを防止するための
ガラスカバ−を確実に固定でき、しかも外から着脱し易
い止め具と、その止め具を用いたコンパクトな窓ガラス
カバ−を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、四隅を自動車の車体の構造の一部に固定
するタイプの窓ガラスを覆うガラスカバ−1の隅の二箇
所を止めるのに用い、自動車のドア鍵孔2に適合するよ
うに先端側3aをキ−形状に形成してドア鍵孔2に差し
込めるようにするとともに後端側3bに紐止め部4を備
えて成るドアの鍵孔止具3である。
【0009】また、四隅を自動車の車体の構造の一部に
固定するタイプの窓ガラスを覆うガラスカバ−1の上部
の両隅1aに直接又は紐5を介してドア鍵孔2に差し込
めるドアの鍵孔止具3を備え、その窓ガラスカバ−1の
下両隅1bに直接又は紐6を介してドアミラ−7に掛け
止めできる掛止手段8を備えて成る上記構成の鍵孔止具
3を用いた窓ガラスカバ−である。
【0010】さらに、上記構成において、前記ガラスカ
バ−1の下辺縁1cにワイパ−9に掛け止めできる掛止
手段10を備えて成るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下説明す
ると、窓ガラスカバ−の鍵孔止具3は、図3に示すよう
に、四隅を自動車の車体の構造の一部に固定するタイプ
の窓ガラスを覆うガラスカバ−1の隅の二箇所を止める
のに用い、図2に示すように、自動車のドア鍵孔2に適
合するように先端側3aをキ−形状に形成してドア鍵孔
2に差し込めるようにするとともに後端側3bに紐止め
部4を備える。この鍵孔止具3はドア鍵孔2には開けら
れないが差し込める形状とするように適合させるもので
ある。自動車のドアキ−を使用することは可能ではある
が、ドアを他人に開けられる虞があるので防犯上好まし
くない。したがって、他人の車のドアキ−ならば使用し
ても支障はない。その紐止め部4は、紐が通せる孔を設
けて、その紐通し孔へは、紐5を通してまた、直接又は
フックなどを介してガラスカバ−1の隅に繋ぎ止められ
るようにする。また紐止め部4自体をフック形状に形成
したり、螺旋環に形成して紐5の輪を直接的に掛けやす
くすることもできる。
【0012】この鍵孔止具3の先端側3aの形状は、図
1に示すように、ドアのロックを目的とするものではな
いのでキ−凹凸山は不要であるが自動車のドア鍵孔2に
充分差込める長さとすることが好ましい。この部分が短
いと鍵孔2から抜け落ち易くなる。
【0013】また、図4に示すように、四隅を自動車の
車体の構造の一部に固定するタイプの窓ガラスを覆うガ
ラスカバ−1の上部の両隅1aに直接又は紐5を介して
ドア鍵孔2に差し込めるドアの鍵孔止具3を備え、その
ガラスカバ−1の下両隅1bに直接又は紐6を介してド
アミラ−7に掛け止めできる掛止手段8を備える。前記
ガラスカバ−1は厚手・薄手のビニ−ルシ−ト、薄い発
泡樹脂板、樹脂フィルム等の使用が可能である。アルミ
の金属で反射コ−ティングしたものを用いると、夏場の
日光を効率的に反射して自動車内部の気温上昇を防ぐこ
ともできる。
【0014】さらに、図4に示すように、前記ガラスカ
バ−1の下辺縁1cにワイパ−9の基部に掛け止めでき
る掛止手段10を備える。前記掛止手段8,10として
は輪ゴム12、紐の輪、クリップなどが使用ができる。
前記紐5,6には雨に濡れても切れないビニ−ル紐を用
いたり、またゴム紐13を用いると窓ガラスカバ−1が
引っ張られ状態で、窓ガラスを覆うことができる。この
図4に示すように、フロント窓ガラス部分のさらに外側
の両側に三角形のカバ−を設けると、両側の前ドアの窓
ガラスを覆うことができる。こうすると、前ドアへの雪
や霜の付着を防止できるのでドアミラ−も直接よく見え
るようになる。
【0015】また、図5に示すように、窓ガラスカバ−
1の縮みを防止するために、前記窓ガラスカバ−1の左
右の側辺縁1dにプラスチック等の屈曲防止弾性芯11
を入れるとカバ−が縮んで上辺が下がる防げる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のようで、窓ガラスカバ−
の鍵孔止具3は、鍵孔2に差込めるので、簡単に窓ガラ
スカバ−1を止めたり外したりすることができる。ドア
の鍵孔止具3で上部の二隅を、掛止手段8,10でドア
ミラ−7とワイパ−9の基部に、それぞれ確実に固定さ
れるので、窓ガラスカバ−1が風に捲られることもな
く、そして人が外さない限り固定された窓ガラスカバ−
1は脱落することはない。
【0017】窓ガラスカバ−1は、自動車の前窓ガラス
の表面に雪、霜等が付着するのを防止することができ、
その使用にあたって手を汚すことなく大変で簡単に装着
できる。また折畳んだり、巻いたり(図6に示す)して
コンパクトに収納できる。本発明によって朝の自動車通
勤で、窓ガラスカバ−1を自動車から外して素速く雪、
霜を払って待つことなくそのまますぐにスタ−トできる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドアの鍵孔止具の側面図。
【図2】ドアの鍵孔止具の使用状態を示す斜視図。
【図3】窓ガラスカバ−の使用状態を示す斜視図。
【図4】窓ガラスカバ−の平面図。
【図5】別の形態を示す窓ガラスカバ−の平面図。
【図6】窓ガラスカバ−を巻いた状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 窓ガラスカバ− 1a 窓ガラスカバ−の上部の両隅 1b 窓ガラスカバ−の下両隅 1c 窓ガラスカバ−の下辺縁 1d 窓ガラスカバ−の側辺縁 2 自動車のドア鍵孔 3 ドアの鍵孔止具 3a 鍵孔止具の先端側 3b 鍵孔止具の後端側 4 紐止め部 5 紐 6 紐 7 ドアミラ− 8 掛止手段 9 ワイパ− 10 掛止手段 11 屈曲防止弾性芯 12 輪ゴム 13 ゴム紐

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四隅を自動車の車体の構造の一部に固定
    するタイプの窓ガラスを覆うガラスカバ−(1)の隅の
    二箇所を止めるのに用い、自動車のドア鍵孔(2)に適
    合するように先端側(3a)をキ−形状に形成してドア
    鍵孔(2)に差し込めるようにするとともに後端側(3
    b)に紐止め部(4)を備えて成るドアの鍵孔止具
    (3)。
  2. 【請求項2】 四隅を自動車の車体の構造の一部に固定
    するタイプの窓ガラスを覆うガラスカバ−(1)の上部
    の両隅(1a)に直接又は紐(5)を介してドア鍵孔
    (2)に差し込めるドアの鍵孔止具(3)を備え、その
    ガラスカバ−(1)の下両隅(1b)に直接又は紐
    (6)を介してドアミラ−(7)に掛け止めできる掛止
    手段(8)を備えて成る請求項1記載の鍵孔止具(3)
    を用いた窓ガラスカバ−。
  3. 【請求項3】 ガラスカバ−(1)の下辺縁(1c)に
    ワイパ−(9)に掛け止めできる掛止手段(10)を備
    えて成る請求項2記載の窓ガラスカバ−。
JP9303592A 1997-10-16 1997-10-16 自動車のドアの鍵孔止具と、その鍵孔止具を用いた窓ガラスカバ− Pending JPH11115502A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015126503A1 (en) * 2014-02-20 2015-08-27 Delk Resources, Inc. Vehicle windshield protection device
US9862259B2 (en) 2014-02-20 2018-01-09 Delk, Inc. Vehicle windshield protection device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015126503A1 (en) * 2014-02-20 2015-08-27 Delk Resources, Inc. Vehicle windshield protection device
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